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2026.4.13Mon
2026.4.11Sat
五十嵐理人 / IGArchitectsによる、沖縄の住宅「重なりの間」。本島の“穏やかな集落”での計画。“気候と生活の間のフレーム”としての在り方も追及し、視覚的な開放とは異なる“開放性”を備えた空間を志向。重なりを生む“壁柱”と暮らしを守る“大屋根”からなる建築を考案
photo©神宮巨樹

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architecture|feature
EQSD一級建築士事務所FUN SHAREIGArchitects建材(外装・壁)建材(外装・屋根)建材(外装・建具)建材(内装・床)建材(内装・壁)建材(内装・天井)建材(内装・キッチン)建材(内装・水廻り)住宅五十嵐理人図面あり沖縄神宮巨樹
五十嵐理人 / IGArchitectsによる、沖縄の住宅「重なりの間」。本島の“穏やかな集落”での計画。“気候と生活の間のフレーム”としての在り方も追及し、視覚的な開放とは異なる“開放性”を備えた空間を志向。重なりを生む“壁柱”と暮らしを守る“大屋根”からなる建築を考案外観、敷地内の東側から見る。 photo©神宮巨樹
五十嵐理人 / IGArchitectsによる、沖縄の住宅「重なりの間」。本島の“穏やかな集落”での計画。“気候と生活の間のフレーム”としての在り方も追及し、視覚的な開放とは異なる“開放性”を備えた空間を志向。重なりを生む“壁柱”と暮らしを守る“大屋根”からなる建築を考案外観、敷地内の東側より見る。 photo©神宮巨樹
五十嵐理人 / IGArchitectsによる、沖縄の住宅「重なりの間」。本島の“穏やかな集落”での計画。“気候と生活の間のフレーム”としての在り方も追及し、視覚的な開放とは異なる“開放性”を備えた空間を志向。重なりを生む“壁柱”と暮らしを守る“大屋根”からなる建築を考案寝室からリビングダイニング越しに倉庫を見る。 photo©神宮巨樹
五十嵐理人 / IGArchitectsによる、沖縄の住宅「重なりの間」。本島の“穏やかな集落”での計画。“気候と生活の間のフレーム”としての在り方も追及し、視覚的な開放とは異なる“開放性”を備えた空間を志向。重なりを生む“壁柱”と暮らしを守る“大屋根”からなる建築を考案倉庫からリビングダイニングとキッチンを見る。 photo©神宮巨樹

五十嵐理人 / IGArchitectsが設計した、沖縄の住宅「重なりの間」です。
本島の“穏やかな集落”での計画です。建築家は、“気候と生活の間のフレーム”としての在り方も追及し、視覚的な開放とは異なる“開放性”を備えた空間を志向しました。そして、重なりを生む“壁柱”と暮らしを守る“大屋根”からなる建築を考案しました。

沖縄本島中部、うるまの穏やかな集落に計画された住宅である。
クライアントは子育てを終え、人生の次のステージに向けて、この土地で、より自分たちらしく生活できる環境を求めていた。

仕事や趣味など住宅に求められる要望は多岐にわたったが、それらを単純に機能や間取りとして整理するのではなく、強い日射、湿潤な空気、季節ごとに向きを変える風といった、この土地固有の環境条件にどのように応答するかを設計の起点とした。
個別の要求を満たす器をつくるのではなく、生活と環境を受け止め、更新し続けるためのフレームをつくることを目指した。

建築家によるテキストより

本計画で志向したのは、単純に外部へ開く「透明性」を獲得することではない。ガラスによって内外を連続させるような視覚的な開放とは異なるかたちで、建築に開放性を与えることを考えた。
その手がかりとしたのが、マグリットの「白紙委任状」に示される、見えていなくても向こう側が知覚される状態である。
画面に林立する木々は風景を遮断しているにもかかわらず、断片の重なりによって、その奥に広がる空間の存在が知覚される。ここでは、切断そのものが空間の連続性を生み出している。

建物は、RCの壁柱が林立する構成と、それらを覆う大きな屋根によって成り立っている。敷地の勾配に呼応して傾けられた大屋根は、直射日光を遮り、雨を受け止め、内部に安定した陰をつくり出す。沖縄の厳しい環境から生活を守るシェルターであると同時に、内外を緩やかにつなぐ雨端のような中間領域を生み出している。

内部空間では、林立する壁柱が空間を分割するのではなく、重ねるための要素として配置されている。壁柱は向こう側を知覚させる媒介として機能し、その重なりによって用途は明確に分節されることなく互いに滲み合う。こうしてワンルームの内部に多層的な空間が生まれ、視線や気配、光や風はその連なりを通して空間の奥へ、さらに建築の外側へと接続されていく。

建築家によるテキストより

重なりの間は、特定のクライアントのための住宅であると同時に、建築を気候と生活のあいだに立ち続けるフレームとして捉え直す試みである。
視覚的な透明性に依らず、空間を切断しながら接続することで獲得された開放性が、沖縄という土地の環境に身を委ねながら成熟していく。そしてクライアントの手を離れたとしても、別の住まい手や役割を受け入れ、この土地に建ち続ける——そんな大らかな建築を目指した。

建築家によるテキストより

以下の写真はクリックで拡大します

五十嵐理人 / IGArchitectsによる、沖縄の住宅「重なりの間」。本島の“穏やかな集落”での計画。“気候と生活の間のフレーム”としての在り方も追及し、視覚的な開放とは異なる“開放性”を備えた空間を志向。重なりを生む“壁柱”と暮らしを守る“大屋根”からなる建築を考案鳥瞰、南東側より見下ろす。 photo©神宮巨樹
五十嵐理人 / IGArchitectsによる、沖縄の住宅「重なりの間」。本島の“穏やかな集落”での計画。“気候と生活の間のフレーム”としての在り方も追及し、視覚的な開放とは異なる“開放性”を備えた空間を志向。重なりを生む“壁柱”と暮らしを守る“大屋根”からなる建築を考案鳥瞰、南側より見る。 photo©神宮巨樹
五十嵐理人 / IGArchitectsによる、沖縄の住宅「重なりの間」。本島の“穏やかな集落”での計画。“気候と生活の間のフレーム”としての在り方も追及し、視覚的な開放とは異なる“開放性”を備えた空間を志向。重なりを生む“壁柱”と暮らしを守る“大屋根”からなる建築を考案鳥瞰、東側より見下ろす。 photo©神宮巨樹
五十嵐理人 / IGArchitectsによる、沖縄の住宅「重なりの間」。本島の“穏やかな集落”での計画。“気候と生活の間のフレーム”としての在り方も追及し、視覚的な開放とは異なる“開放性”を備えた空間を志向。重なりを生む“壁柱”と暮らしを守る“大屋根”からなる建築を考案俯瞰、南東側より見下ろす。 photo©神宮巨樹
五十嵐理人 / IGArchitectsによる、沖縄の住宅「重なりの間」。本島の“穏やかな集落”での計画。“気候と生活の間のフレーム”としての在り方も追及し、視覚的な開放とは異なる“開放性”を備えた空間を志向。重なりを生む“壁柱”と暮らしを守る“大屋根”からなる建築を考案俯瞰、南東側より見下ろす。 photo©神宮巨樹
五十嵐理人 / IGArchitectsによる、沖縄の住宅「重なりの間」。本島の“穏やかな集落”での計画。“気候と生活の間のフレーム”としての在り方も追及し、視覚的な開放とは異なる“開放性”を備えた空間を志向。重なりを生む“壁柱”と暮らしを守る“大屋根”からなる建築を考案外観、敷地内の東側より見る。 photo©神宮巨樹
五十嵐理人 / IGArchitectsによる、沖縄の住宅「重なりの間」。本島の“穏やかな集落”での計画。“気候と生活の間のフレーム”としての在り方も追及し、視覚的な開放とは異なる“開放性”を備えた空間を志向。重なりを生む“壁柱”と暮らしを守る“大屋根”からなる建築を考案外観、敷地内の東側より見る。 photo©神宮巨樹
五十嵐理人 / IGArchitectsによる、沖縄の住宅「重なりの間」。本島の“穏やかな集落”での計画。“気候と生活の間のフレーム”としての在り方も追及し、視覚的な開放とは異なる“開放性”を備えた空間を志向。重なりを生む“壁柱”と暮らしを守る“大屋根”からなる建築を考案外観、敷地内の東側より見る。 photo©神宮巨樹
五十嵐理人 / IGArchitectsによる、沖縄の住宅「重なりの間」。本島の“穏やかな集落”での計画。“気候と生活の間のフレーム”としての在り方も追及し、視覚的な開放とは異なる“開放性”を備えた空間を志向。重なりを生む“壁柱”と暮らしを守る“大屋根”からなる建築を考案外観、南東側より見る。 photo©神宮巨樹
五十嵐理人 / IGArchitectsによる、沖縄の住宅「重なりの間」。本島の“穏やかな集落”での計画。“気候と生活の間のフレーム”としての在り方も追及し、視覚的な開放とは異なる“開放性”を備えた空間を志向。重なりを生む“壁柱”と暮らしを守る“大屋根”からなる建築を考案外観、屋根と壁の詳細 photo©神宮巨樹
五十嵐理人 / IGArchitectsによる、沖縄の住宅「重なりの間」。本島の“穏やかな集落”での計画。“気候と生活の間のフレーム”としての在り方も追及し、視覚的な開放とは異なる“開放性”を備えた空間を志向。重なりを生む“壁柱”と暮らしを守る“大屋根”からなる建築を考案外観、敷地内の東側から見る。 photo©神宮巨樹
五十嵐理人 / IGArchitectsによる、沖縄の住宅「重なりの間」。本島の“穏やかな集落”での計画。“気候と生活の間のフレーム”としての在り方も追及し、視覚的な開放とは異なる“開放性”を備えた空間を志向。重なりを生む“壁柱”と暮らしを守る“大屋根”からなる建築を考案内部から出入口の床仕上げを見る。 photo©神宮巨樹
五十嵐理人 / IGArchitectsによる、沖縄の住宅「重なりの間」。本島の“穏やかな集落”での計画。“気候と生活の間のフレーム”としての在り方も追及し、視覚的な開放とは異なる“開放性”を備えた空間を志向。重なりを生む“壁柱”と暮らしを守る“大屋根”からなる建築を考案リビングダイニングから開口部越しに外部を見る。 photo©神宮巨樹
五十嵐理人 / IGArchitectsによる、沖縄の住宅「重なりの間」。本島の“穏やかな集落”での計画。“気候と生活の間のフレーム”としての在り方も追及し、視覚的な開放とは異なる“開放性”を備えた空間を志向。重なりを生む“壁柱”と暮らしを守る“大屋根”からなる建築を考案左:キッチン、右:リビングダイニング photo©神宮巨樹
五十嵐理人 / IGArchitectsによる、沖縄の住宅「重なりの間」。本島の“穏やかな集落”での計画。“気候と生活の間のフレーム”としての在り方も追及し、視覚的な開放とは異なる“開放性”を備えた空間を志向。重なりを生む“壁柱”と暮らしを守る“大屋根”からなる建築を考案左:キッチン、右:リビングダイニング photo©神宮巨樹
五十嵐理人 / IGArchitectsによる、沖縄の住宅「重なりの間」。本島の“穏やかな集落”での計画。“気候と生活の間のフレーム”としての在り方も追及し、視覚的な開放とは異なる“開放性”を備えた空間を志向。重なりを生む“壁柱”と暮らしを守る“大屋根”からなる建築を考案リビングダイニングから倉庫を見る。 photo©神宮巨樹
五十嵐理人 / IGArchitectsによる、沖縄の住宅「重なりの間」。本島の“穏やかな集落”での計画。“気候と生活の間のフレーム”としての在り方も追及し、視覚的な開放とは異なる“開放性”を備えた空間を志向。重なりを生む“壁柱”と暮らしを守る“大屋根”からなる建築を考案倉庫 photo©神宮巨樹
五十嵐理人 / IGArchitectsによる、沖縄の住宅「重なりの間」。本島の“穏やかな集落”での計画。“気候と生活の間のフレーム”としての在り方も追及し、視覚的な開放とは異なる“開放性”を備えた空間を志向。重なりを生む“壁柱”と暮らしを守る“大屋根”からなる建築を考案倉庫 photo©神宮巨樹
五十嵐理人 / IGArchitectsによる、沖縄の住宅「重なりの間」。本島の“穏やかな集落”での計画。“気候と生活の間のフレーム”としての在り方も追及し、視覚的な開放とは異なる“開放性”を備えた空間を志向。重なりを生む“壁柱”と暮らしを守る“大屋根”からなる建築を考案倉庫から開口部越しに外部を見る。 photo©神宮巨樹
五十嵐理人 / IGArchitectsによる、沖縄の住宅「重なりの間」。本島の“穏やかな集落”での計画。“気候と生活の間のフレーム”としての在り方も追及し、視覚的な開放とは異なる“開放性”を備えた空間を志向。重なりを生む“壁柱”と暮らしを守る“大屋根”からなる建築を考案倉庫からリビングダイニング側を見る。 photo©神宮巨樹
五十嵐理人 / IGArchitectsによる、沖縄の住宅「重なりの間」。本島の“穏やかな集落”での計画。“気候と生活の間のフレーム”としての在り方も追及し、視覚的な開放とは異なる“開放性”を備えた空間を志向。重なりを生む“壁柱”と暮らしを守る“大屋根”からなる建築を考案倉庫からリビングダイニングとキッチンを見る。 photo©神宮巨樹
五十嵐理人 / IGArchitectsによる、沖縄の住宅「重なりの間」。本島の“穏やかな集落”での計画。“気候と生活の間のフレーム”としての在り方も追及し、視覚的な開放とは異なる“開放性”を備えた空間を志向。重なりを生む“壁柱”と暮らしを守る“大屋根”からなる建築を考案倉庫からリビングダイニング越しに寝室を見る。 photo©神宮巨樹
五十嵐理人 / IGArchitectsによる、沖縄の住宅「重なりの間」。本島の“穏やかな集落”での計画。“気候と生活の間のフレーム”としての在り方も追及し、視覚的な開放とは異なる“開放性”を備えた空間を志向。重なりを生む“壁柱”と暮らしを守る“大屋根”からなる建築を考案リビングダイニングから寝室側を見る。 photo©神宮巨樹
五十嵐理人 / IGArchitectsによる、沖縄の住宅「重なりの間」。本島の“穏やかな集落”での計画。“気候と生活の間のフレーム”としての在り方も追及し、視覚的な開放とは異なる“開放性”を備えた空間を志向。重なりを生む“壁柱”と暮らしを守る“大屋根”からなる建築を考案リビングダイニングから寝室側を見る。 photo©神宮巨樹
五十嵐理人 / IGArchitectsによる、沖縄の住宅「重なりの間」。本島の“穏やかな集落”での計画。“気候と生活の間のフレーム”としての在り方も追及し、視覚的な開放とは異なる“開放性”を備えた空間を志向。重なりを生む“壁柱”と暮らしを守る“大屋根”からなる建築を考案左:リビングダイニング、右:寝室 photo©神宮巨樹
五十嵐理人 / IGArchitectsによる、沖縄の住宅「重なりの間」。本島の“穏やかな集落”での計画。“気候と生活の間のフレーム”としての在り方も追及し、視覚的な開放とは異なる“開放性”を備えた空間を志向。重なりを生む“壁柱”と暮らしを守る“大屋根”からなる建築を考案寝室からリビングダイニング越しに倉庫を見る。 photo©神宮巨樹
五十嵐理人 / IGArchitectsによる、沖縄の住宅「重なりの間」。本島の“穏やかな集落”での計画。“気候と生活の間のフレーム”としての在り方も追及し、視覚的な開放とは異なる“開放性”を備えた空間を志向。重なりを生む“壁柱”と暮らしを守る“大屋根”からなる建築を考案寝室前の軒下スペース photo©神宮巨樹
五十嵐理人 / IGArchitectsによる、沖縄の住宅「重なりの間」。本島の“穏やかな集落”での計画。“気候と生活の間のフレーム”としての在り方も追及し、視覚的な開放とは異なる“開放性”を備えた空間を志向。重なりを生む“壁柱”と暮らしを守る“大屋根”からなる建築を考案外観、屋根と壁柱の詳細 photo©神宮巨樹
五十嵐理人 / IGArchitectsによる、沖縄の住宅「重なりの間」。本島の“穏やかな集落”での計画。“気候と生活の間のフレーム”としての在り方も追及し、視覚的な開放とは異なる“開放性”を備えた空間を志向。重なりを生む“壁柱”と暮らしを守る“大屋根”からなる建築を考案外観、北側の道路から見る。夜景 photo©神宮巨樹
五十嵐理人 / IGArchitectsによる、沖縄の住宅「重なりの間」。本島の“穏やかな集落”での計画。“気候と生活の間のフレーム”としての在り方も追及し、視覚的な開放とは異なる“開放性”を備えた空間を志向。重なりを生む“壁柱”と暮らしを守る“大屋根”からなる建築を考案屋根伏図 image©IGArchitects
五十嵐理人 / IGArchitectsによる、沖縄の住宅「重なりの間」。本島の“穏やかな集落”での計画。“気候と生活の間のフレーム”としての在り方も追及し、視覚的な開放とは異なる“開放性”を備えた空間を志向。重なりを生む“壁柱”と暮らしを守る“大屋根”からなる建築を考案平面図 image©IGArchitects
五十嵐理人 / IGArchitectsによる、沖縄の住宅「重なりの間」。本島の“穏やかな集落”での計画。“気候と生活の間のフレーム”としての在り方も追及し、視覚的な開放とは異なる“開放性”を備えた空間を志向。重なりを生む“壁柱”と暮らしを守る“大屋根”からなる建築を考案立面図 image©IGArchitects
五十嵐理人 / IGArchitectsによる、沖縄の住宅「重なりの間」。本島の“穏やかな集落”での計画。“気候と生活の間のフレーム”としての在り方も追及し、視覚的な開放とは異なる“開放性”を備えた空間を志向。重なりを生む“壁柱”と暮らしを守る“大屋根”からなる建築を考案断面図 image©IGArchitects

以下、建築家によるテキストです。


沖縄本島中部、うるまの穏やかな集落に計画された住宅である。
クライアントは子育てを終え、人生の次のステージに向けて、この土地で、より自分たちらしく生活できる環境を求めていた。

仕事や趣味など住宅に求められる要望は多岐にわたったが、それらを単純に機能や間取りとして整理するのではなく、強い日射、湿潤な空気、季節ごとに向きを変える風といった、この土地固有の環境条件にどのように応答するかを設計の起点とした。
個別の要求を満たす器をつくるのではなく、生活と環境を受け止め、更新し続けるためのフレームをつくることを目指した。

本計画で志向したのは、単純に外部へ開く「透明性」を獲得することではない。ガラスによって内外を連続させるような視覚的な開放とは異なるかたちで、建築に開放性を与えることを考えた。
その手がかりとしたのが、マグリットの「白紙委任状」に示される、見えていなくても向こう側が知覚される状態である。
画面に林立する木々は風景を遮断しているにもかかわらず、断片の重なりによって、その奥に広がる空間の存在が知覚される。ここでは、切断そのものが空間の連続性を生み出している。

建物は、RCの壁柱が林立する構成と、それらを覆う大きな屋根によって成り立っている。敷地の勾配に呼応して傾けられた大屋根は、直射日光を遮り、雨を受け止め、内部に安定した陰をつくり出す。沖縄の厳しい環境から生活を守るシェルターであると同時に、内外を緩やかにつなぐ雨端のような中間領域を生み出している。

内部空間では、林立する壁柱が空間を分割するのではなく、重ねるための要素として配置されている。壁柱は向こう側を知覚させる媒介として機能し、その重なりによって用途は明確に分節されることなく互いに滲み合う。こうしてワンルームの内部に多層的な空間が生まれ、視線や気配、光や風はその連なりを通して空間の奥へ、さらに建築の外側へと接続されていく。

用途は固定されることなく、半屋外的な場所から屋外へと連続し、環境の変化に応じて使われ方が更新されていく。

この建築は、環境を一方的に制御する装置ではなく、住まい手が環境と応答するためのフレームである。明確な「竣工」を設定せず、フレームだけを土地に定着させ、その上に生活が重なっていくように計画している。意味や使い方をあらかじめ規定しないことで、空間は常に未完の状態に置かれ、意図しないずれや余白が生活の振る舞いによってその都度読み替えられていく。

そしてそれを許容しながら、住まい手固有の風景が時間をかけて形成されていく。家具や植物、開口の操作といった日常的な行為が、フレームに一時的な意味を与え、空間の解釈は時間とともに変化していく。

重なりの間は、特定のクライアントのための住宅であると同時に、建築を気候と生活のあいだに立ち続けるフレームとして捉え直す試みである。
視覚的な透明性に依らず、空間を切断しながら接続することで獲得された開放性が、沖縄という土地の環境に身を委ねながら成熟していく。そしてクライアントの手を離れたとしても、別の住まい手や役割を受け入れ、この土地に建ち続ける——そんな大らかな建築を目指した。

■建築概要

所在地:沖縄県
用途:戸建ての住宅
設計監理:IGArchitects 担当/五十嵐理人
構造:株式会社EQSD 担当/三崎洋輔
施工:FUN SHARE株式会社 担当/下地恭光
構造規模:RC造 平屋建
敷地面積:310.09㎡
建築面積:87.50㎡
延べ面積:72.83㎡
設計期間:2024年9月~2025年2月
工事期間:2025年3月~2026年1月
竣工年:2026年2月
写真:合同会社神宮巨樹 神宮巨樹

建材情報
種別使用箇所商品名(メーカー名)
外装・屋根屋根

コンクリート打放

外装・壁外壁

コンクリート打放

外装・建具木製建具

製作・アルミサッシ

内装・床主要箇所 床

土間コンクリート金鏝仕上げ

内装・壁主要箇所 壁

コンクリート打放

内装・天井主要箇所 天井

コンクリート打放

内装・キッチンキッチン

製作

内装・水廻りトイレ

(TOTO)

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※この情報は弊サイトや設計者が建材の性能等を保証するものではありません


This house is planned in a quiet settlement in Uruma, in the central part of Okinawa’s main island. Having finished raising their children, the clients sought an environment where they could live more in accordance with themselves as they entered the next stage of their lives.

Although the house was expected to accommodate a wide range of activities—work, hobbies, and daily life—the design did not begin by organizing these demands simply as functions or rooms. Instead, it took as its starting point how the architecture might respond to the environmental conditions specific to this place: intense sunlight, humid air, and winds that shift direction with the seasons. Rather than creating a container that satisfies individual requirements, the aim was to establish a frame that could receive both life and environment, and continue to evolve over time.

The project did not seek to achieve openness merely by creating transparency toward the exterior. Rather than relying on glass to visually merge inside and outside, the intention was to give the architecture a different form of openness. A clue was found in The Blank Signature by René Magritte, which depicts a condition in which the space beyond is perceived even when it is not fully visible. Although the trees standing in the foreground appear to interrupt the landscape, the fragments overlap in such a way that the space extending behind them can still be sensed. Here, it is the very act of interruption that produces spatial continuity.

The building consists of a field of RC wall-columns standing in succession, covered by a large roof above. Responding to the slope of the site, the roof tilts gently along the terrain, shielding the interior from direct sunlight, collecting rain, and creating a stable field of shade beneath it. It acts as a shelter protecting daily life from Okinawa’s severe climate, while also generating an intermediate zone—reminiscent of the traditional amahaji eaves—that softly connects inside and outside.

Within the interior, the wall-columns do not function to divide space but are arranged as elements that overlap it. They operate as mediators that allow the presence of what lies beyond to be sensed. Through their layering, uses are not clearly separated but instead bleed into one another. In this way, a multilayered spatial condition emerges within what is essentially a single room. Through the continuity of space, lines of sight, presences, light, and wind extend deeper into the interior and eventually connect to the exterior of the building.
Uses are therefore not fixed. Semi-outdoor spaces gradually extend toward the outdoors, and the ways in which the spaces are used continue to evolve in response to changing environmental conditions.

This architecture is not conceived as a device that unilaterally controls the environment, but as a frame through which the inhabitants can respond to it. Rather than defining a clear moment of “completion,” the frame alone is anchored to the site, allowing life to accumulate upon it over time. By refraining from prescribing meanings or uses in advance, the space remains in a state of incompletion, where unexpected shifts and margins can be continually reinterpreted through everyday actions.

In this way, the inhabitants’ own landscape slowly takes shape over time. Furniture, plants, and the operation of openings—ordinary acts of daily life—temporarily give meaning to the frame, and the interpretation of the space evolves as time passes.

Overlap no Ma is therefore both a house for a particular client and an attempt to reconsider architecture as a frame that stands between climate and life. Without relying on visual transparency, openness is achieved by cutting and reconnecting space. Entrusting itself to the environment of Okinawa, the architecture is expected to mature over time. Even after it leaves the hands of its current inhabitants, it may accept other residents or roles, continuing to stand on this land—an architecture generous enough to endure beyond a single life.

Overlap no Ma

Project location: Okinawa, Japan
Clients: Private
Architecture Firm: IGArchitects
Lead Architects: IGArchitects Masato Igarashi
Engineering: Structure: Yousuke Misaki EQSD
Construction: Yukimitsu Shimoji ,FUN SHARE Ltd.
Construction System: Concrete
Finishes: Concrete , Glass
Gross Built Area: 72.83㎡
Completion Year: February,2026
Photo credits: Ooki Jingu

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    五十嵐理人 / IGArchitectsによる、東京の「〇」。オフィスの1層を多用途に使える場とする計画。“使い方が更新され続ける”与件に対し、“空間の余地”自体を“空間の構成”とする設計を志向。スケールレスな“6つのリング”で変化に耐えうる“骨格”を創り出す
  • 2025.10.13Mon
    五十嵐理人 / IGArchitectsによる、千葉の「はなれの家」。実家の一角の細長い土地での計画。三世代を繋ぐ“ハブ”として、シンプルな形態とした上で“家族の関係性と周辺環境”に応答して諸室と開口を設ける建築を考案。周囲と馴染みつつ“少しだけ新しい”佇まいも意図
  • 2025.9.03Wed
    五十嵐理人 / IGArchitectsによる、埼玉の「グランドルーム / ハウス」。田園風景の中の開発された住宅地の敷地。開放的な環境と呼応する存在を求め、様々な用途を許容する二層吹抜の大空間“グランドルーム”を核とする住宅を考案。“ジグザグ梁”は“居場所の手掛かり”としても機能
  • 2025.1.21Tue
    小野良輔と五十嵐理人による、鹿児島・奄美大島の「母子の家」。施主と母の二人家族の為の住まい。生活スタイルと呼応する在り方を求め、リビングに加え個室も中心になる“多中心な”建築を志向。大小の空間をずらして配置し“生活の中心と空間の機能の主従関係”を反転させる
  • 2024.12.24Tue
    五十嵐理人 / IGArchitectsによる、沖縄の住宅「ピラミッドハット」。森の様な墓地に隣接する土地。敷地の状況に相応しい存在を求め、環境に対し“凛とした佇まい”で“明るくも厳かな”内部空間を持つ建築を志向。四角錐の量塊の中に天窓から光が降り注ぐ“遺跡の様な”住まいを造る
  • 2024.10.20Sun
    五十嵐理人 / IGArchitectsと五十嵐友子による、東京の住宅「家の躯体」を紹介している動画。設計者の解説も収録(日本語)。海外の建築メディアの制作で2024年10月に公開されたもの
  • 2024.1.26Fri
    五十嵐理人 / IGArchitectsによる、埼玉の住宅「2700」。3m×16mの細長い角地に計画。柱で“コンクリートの箱”を持ち上げる構成とし、外部環境をダイレクトに取込む“多様に変化する”内部空間を創出。上階は対比的な“籠れるような空間”で引立て合う関係性も作る
  • 2024.1.05Fri
    五十嵐理人 / IGArchitectsによる、福島の二世帯住宅「柱群の家」。家々に囲まれ裏に山を背負う敷地。環境に対し閉じつつも開かれた状態を目指し、視線を遮る為の“壁”を立て“高窓”を全周に設けた建築を考案。内部では90角の柱を林立させ“人工と自然の間”の様な空間を作る
  • 2023.12.06Wed
    五十嵐理人 / IGArchitectsによる、埼玉の「市松の家」。住宅街の角地に計画。暮らしの変化に柔軟に応える存在を目指し、諸機能を収めた“大きな壁柱”を対角線上に配置してスラブを片持ちで支える建築を考案。柱と床を行き来して“思い思いの場で生活できる”空間を作る
  • 2023.10.17Tue
    五十嵐理人 / IGArchitectsと五十嵐友子による、東京の住宅「家の躯体」。生活と仕事の境界が曖昧な夫婦の為に計画。大らかで“何処でも仕事ができる”住居を求め、7枚の床がズレながら重なり多様な役割を担う立体的な一室空間の建築を考案。都心に住む現実と小敷地での可能性を形にする
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    最も注目を集めたトピックス[期間:2026/4/6-4/12]

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    architecture|feature
    最も注目を集めたトピックス
    最も注目を集めたトピックス[期間:2026/4/6-4/12]

    アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2026/4/6-4/12)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページの「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。


    1. 藤田時彦 / atelier umiによる、滋賀・高島市の「安曇川の家」。豊かな自然に囲まれた大きな敷地。施主の“森の中に住みたい”という要望を起点とし、“森のような要素”を空間に導入する計画を志向。天井高の変化と“柔らかなアール”の連続で木々の下を歩く様な感覚を生み出す
    2. 槇総合計画事務所による建築展「Vernacular Humanism / 人と社会と建築と」。槇文彦が創設し60周年を迎えた設計事務所の展覧会。同事務所設計の建築を会場に、未発表作品や進行中計画も含む145作品を紹介
    3. 隈研吾建築都市設計事務所・BDP・MICAによる、ロンドンの、ナショナル・ギャラリー新館設計コンペの勝利案。200年以上の歴史ある美術館を拡張する計画。都市の重要な二つの広場の間にある敷地において、両者を結びつける新たな屋外空間を備えた建築を提案
    4. スミルハン・ラディックによる、チリ・パプドの住宅「Pite House」。プリツカー賞受賞建築家の代表作のひとつで2005年に完成。海岸の岩の多い地形に埋め込まれた家。住まいと風景の関係を探求し、建築を“擁壁とテラスの連なり”として構成して周辺環境の“岩”と結びつける
    5. スミルハン・ラディックによる、チリ・サンティアゴの飲食店「Restaurant Mestizo」。プリツカー賞受賞建築家の代表作のひとつで2006年に完成。都市公園の中にある“ランドスケープの延長”として造られた建築。地平線・シェルター・公共的な所作として同時に現れる屋根が内外の境界を溶融する
    6. ドナルド・ジャッドのワタリウム美術館での展覧会「ジャッド|マーファ 展」。初期の絵画や60年代-90年代に制作された立体作品から、建築のドローイング・図面・写真なども展示。会場構成は w/ が手掛ける
    7. 内藤廣建築設計事務所による、東京・世田谷区の「多摩美術大学 上野毛キャンパス新棟」。講義室・ギャラリー・講堂などを内包する施設。“雨露を凌ぐ清朗な覆い”となる大屋根があり、“競い合い、絆を結ぶ”ための交流テラスを備えた建築を考案。講堂は目に止まるように“お椀を伏せた”様な形態とする
    8. 青木真研究室による、東京・練馬区の「緑の家」。地域の散歩道となっている緑道沿いの敷地。体験への“特徴的なシーンの挿入”を意図し、曲面と平面が混交する“樹木に呼応したような形態”の建築を考案。内部はニッチ空間が立体的に連続した垂直的一室空間とする
    9. スミルハン・ラディックによる、チリ・サンティアゴの「NAVE, Performing Arts Center」。プリツカー賞受賞建築家の代表作のひとつで2015年に完成。20世紀初頭の住宅を現代的な演技の為の施設に改修。外殻を保持した内部への量塊の挿入で、新たな用途と家の記憶が共存する“層状の空間”を生み出す
    10. 辻琢磨による連載エッセイ “‘自邸’を動かす” 第2回「外構と玄関周りの改修 / 庭のように家が動くには」
    11. 内野吉貴 / YDS建築研究所による、「熊本の住宅」
    12. 【ap編集長の建築探索】vol.013 太田拓実「オープンスタジオと20周年を振り返る小さな展示」
    13. スミルハン・ラディックによる、チリ・ミジャウエのワイナリー。プリツカー賞受賞建築家の代表作のひとつで2013年に完成。起伏のある地形の敷地において、水平に広がり“谷のスケールに溶け込む”建築を考案。内部では生産・貯蔵・試飲が“連続した空間の流れ”として展開
    14. ファラによる、ポルトガル・ポルトの「stand for circo de ideias」。ブックフェアの為の9㎡のスタンド。24の金属部材を三次元のグリッドとして組み立て、周縁部に配した鏡で“複製され拡張される”空間を考案。部材の色彩は公園のクジャクとも予期せぬ対応関係を結ぶ
    15. kurosawa kawara-tenによる、千葉・木更津市の「Gさんのための家」。施主が手入れを続けてきた敷地での計画。望む建築を共に探る対話のプロセスを試み、“のびやか”だか“草花を守る為に大きな建物は避ける”という思いを発見。1階面積を抑えて2階部分を大きく跳ね出す建築を考案
    16. 建築家の隈研吾とグラフィックデザイナーの佐藤卓が行った対談の動画。2026年2月に行われたもの
    17. フォルム・木村浩一建築研究所による、大阪市の「Room 1101」。最上階の住戸をセカンドハウスに改修。施主の“非日常の空間”という要望に、フロストガラスのスクリーンで“光と影の視覚体験”を創出する空間を考案。静かに自身と向き合い多忙な日常をリセットできる場も意図
    18. 長谷川豪建築設計事務所がインテリアを手掛けた、東京・神保町の「三省堂書店神田神保町本店」の動画。ドローンで撮影したもの
    19. 榊原節子建築研究所による、大阪・泉大津市の住宅「木の傘」。定年を迎える施主がひとりで暮らす住まい。“長い時間を受け止める場”として、全体を“ひとつの傘”として天窓と高窓から“柔らかな光”が入る建築を考案。角度を振る配置で性格の異なる四つの外部空間も生み出す
    20. 干田正浩 / MHAAによる、東京・目黒区の集合住宅「盤桓」。樹木が茂り“心地よい風”が流れる旧家の敷地での計画。木々を残し“風を取込む”建築を求め、内部から考えて“多様な住戸タイプ”を立体的に組合せる構成を考案。緑との補色関係を考慮して朱色のファサードとする

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    最も注目を集めたトピックス
    2026.04.13 Mon 07:05
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    2026.4.10Fri
    • 海外の美術館の建築キュレーターと藤本壮介が登壇した、森美術館での国際シンポジウム「建築キュレーションを建ちあげる」のダイジェスト動画。2025年10月に行われたもの(日本語字幕付)

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