安藤忠雄の“TIME’S”に焦点を当てる展覧会「時がかたちづくる建築」。同建築に入居する“京都建築センター”で開催。スケッチ・模型・図面に加えて建設中の写真を公開。川勝真一がキュレーションし、大竹央祐・片山達貴・篠田優による本建築の記録作品も展示会場全体の様子 photo©Kaori Yamane
安藤忠雄の“TIME’S”に焦点を当てる展覧会「時がかたちづくる建築」。同建築に入居する“京都建築センター”で開催。スケッチ・模型・図面に加えて建設中の写真を公開。川勝真一がキュレーションし、大竹央祐・片山達貴・篠田優による本建築の記録作品も展示会場全体の様子。手前は1986年に構想された「Times I+II」の模型。 photo©Kaori Yamane
安藤忠雄の“TIME’S”に焦点を当てる展覧会「時がかたちづくる建築」。同建築に入居する“京都建築センター”で開催。スケッチ・模型・図面に加えて建設中の写真を公開。川勝真一がキュレーションし、大竹央祐・片山達貴・篠田優による本建築の記録作品も展示1:1スケールに引き伸ばしたTIME'SⅡの屋根ドローイング photo©Kaori Yamane
安藤忠雄の“TIME’S”に焦点を当てる展覧会「時がかたちづくる建築」。同建築に入居する“京都建築センター”で開催。スケッチ・模型・図面に加えて建設中の写真を公開。川勝真一がキュレーションし、大竹央祐・片山達貴・篠田優による本建築の記録作品も展示「TIME'S Ⅰ」と「TIME'S Ⅱ」の竣工図。 photo©Kaori Yamane
安藤忠雄の“TIME’S”に焦点を当てた建築展「時がかたちづくる建築 -TIME’Sと安藤忠雄-」です。
同建築に入居する“京都建築センター”で開催されています。スケッチ・模型・図面に加えて建設中の写真を公開します。川勝真一がキュレーションし、大竹央祐・片山達貴・篠田優による本建築の記録作品も展示されています。
会期は2026年11月23日まで(火曜定休)。展覧会の公式ページはこちら。会場の場所はこちら(Google Map)。
本展は、京都建築センターのオープニング展覧会として、センターが入居する複合ビルTIME’Sという建築そのものに焦点を当て、建築と時間、歴史や自然との関わりについて考えようと試みるものです。
TIME’Sは、1984年に建築家である安藤忠雄氏によって設計されました。その後、1991年に南側が増築され、現在の姿になりました。三条通と高瀬川が交差する三条小橋の角、古くからの都市の中心に建つ安藤忠雄氏の代表作の一つです。高瀬川の水面すれすれまで低く設計された床面や、安藤建築の中でもめずらしいコンクリートブロックの表情が特徴です。安藤建築の醍醐味は、単純な幾何学的構成を踏まえた抽象性と、コンクリートという物質やその場所の歴史といった具象性のふたつの極の間に、自然が導き入れられることで生まれるダイナミズムにあります。TIME’Sはまさに、こうしたダイナミズムがわかりやすく体現されています。
展示では、TIME’Sという名を与えられた建築から、建築が不変の存在ではなく、構想から建設、竣工後の時間の中で、かたちづくられていく存在であることを紹介します。手描きのスケッチ、構想の途中段階を示す模型、実際の建設のために描かれた図面からは、建築家の思考の流れを垣間見ることができます。また、今回特別に公開される建設中の写真は、建築が多くの人の手によってつくられる存在であることを伝えています。
そのほか、あらたに3組の若手写真家/映像作家に、現在のTIME’Sに流れる時間を表現する作品を制作していただきました。建築の中に流れる時間、自然がつくりだす表情が、独自の視点から記録されています。