ap job 【ap job更新】 最小文化複合施設HAGISOの運営と設計活動の両面で注目される、宮崎晃吉率いる「株式会社HAGI STUDIO」が、プロジェクトマネージャー・設計スタッフ・コミュニティマネージャーを募集中
最小文化複合施設HAGISOの運営と設計活動の両面で注目される、宮崎晃吉率いる「株式会社HAGI STUDIO」の、プロジェクトマネージャー・設計スタッフ・コミュニティマネージャー募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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株式会社HAGI STUDIOは建築家、宮崎晃吉が代表を務める建築設計事務所です。
東京谷中の木造アパート「萩荘」を最小文化複合施設HAGISOとして、自らリスクをとって設計・運営しはじめたことをきっかけに、一級建築士事務所としての場の構築から、エンドユーザーとのコミュニケーションのデザインとしての場の運営まで、一貫したコンセプトで取り組んでいます。社内には設計のスタッフだけでなく、飲食・宿泊の事業に携わるスタッフが一緒に仕事をしています。これらの異なるバックグラウンドをもったメンバーの共通の指標として据えているのが「世界に誇れる日常を生み出す」という言葉です。設計部門の案件の種類として、設計依頼に応える「クライアントワーク」と自社での運営を前提とした「自社事業」とがありますが、どちらにも共通して大事にしていることは、設計対象の敷地だけでなくその周辺の地域に対していかに還元できる要素をつくるかということに対する姿勢です。「クライアント」や「自分たち」だけが良くなれば良いという考えではなく、その周辺地域へ価値を提供してこそ、長期的に考えて「クライアント」や「自分たち」のためになるという考え方です。そのために「まち」に対する調査・分析、ときには具体的に働きかけていくことを通じてプロジェクトの総合的な全体像を描いていきます。
建築設計やデザインという仕事は、ともすれば請負だけの受動的な仕事になりがちですが、私たちは社会に対して自分たちで発案し提案することも重要視しています。実際、谷中エリアを中心として、現在5拠点(2020年内には9拠点となる予定)の飲食店・宿泊施設・文化交流施設を運営しています。設計して引き渡して終わり、ではなく、常にリアルな現場からのフィードバックを得ながら、クライアントワークに関しても自分たちの設計の質をあげつつ、自分たちだからこそできる価値の生態系を築いていこうと考えています。
人口減少社会・都市の成熟化を迎える現代日本において、もう一つ大事にしている視点が「見方を変える」ということです。都市基盤がすでに一通り整った上で、どのようにその価値を更新していくのか、使い続けていくのかということを考えるときに、単なる継続以上の視点の転換・発明が求められます。これは新築かリノベーションかという次元ではなく、所与の環境をどのように読み解き、さらに読み替えていくかということ、それによって誰もがまだ気づいていない潜在的な可能性を見出し、社会に提示していくことを心がけています。