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水谷元+三宅唯弘+野見山優亮 / 三宅唯弘建築設計事務所+atelierHUGEによる、福岡・能古島の「島の家 001」。福岡の離島を敷地とし、設計者と施主の移住生活の経験を通した、既存集落に相応しい現代の住空間の在り方を模索
photo©Blitz STUDIO 石井紀久

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建材(内装・天井)野見山優亮Blitz STUDIO三宅唯弘atelierHUGE西海園芸ModuleX建材(外装・壁)建材(外装・屋根)建材(内装・壁)建材(内装・床)満田衛資石井紀久水谷元福岡住宅
水谷元+三宅唯弘+野見山優亮 / 三宅唯弘建築設計事務所+atelierHUGEによる、福岡・能古島の「島の家 001」。福岡の離島を敷地とし、設計者と施主の移住生活の経験を通した、既存集落に相応しい現代の住空間の在り方を模索 photo©Blitz STUDIO 石井紀久
水谷元+三宅唯弘+野見山優亮 / 三宅唯弘建築設計事務所+atelierHUGEによる、福岡・能古島の「島の家 001」。福岡の離島を敷地とし、設計者と施主の移住生活の経験を通した、既存集落に相応しい現代の住空間の在り方を模索 photo©Blitz STUDIO 石井紀久
水谷元+三宅唯弘+野見山優亮 / 三宅唯弘建築設計事務所+atelierHUGEによる、福岡・能古島の「島の家 001」。福岡の離島を敷地とし、設計者と施主の移住生活の経験を通した、既存集落に相応しい現代の住空間の在り方を模索 photo©Blitz STUDIO 石井紀久

水谷元+三宅唯弘+野見山優亮 / 三宅唯弘建築設計事務所+atelierHUGEが設計した、福岡・能古島の「島の家 001」です。福岡の離島を敷地とし、設計者と施主の移住生活の経験を通した、既存集落に相応しい現代の住空間の在り方が模索されました。

市街地の場合、不特定多数で共同生活を送っているため、匿名性が強く、顕名性が弱い。
既存集落の場合、歴史的に地域内で親族関係が完結するため、顕名性が強く、匿名性が弱い。
コミュニティが強く、お互いに助け合いながら生活をしているが、お互いの生活への干渉が強い側面があり、孤独が保証されにくい。親近感が増せば、まさに「家族のような関係」の居心地の良さを感じる反面、プライバシーの保証が難しくなる。能古島の場合、移住希望者の多くは理想のライフスタイルの実現と子育てのための良好な環境を手にいれることが主であるが、インフラの利便性の問題よりも人間関係に悩まされることがある。

建築家によるテキストより

住宅オーナーは能古島みらいづくり協議会の活動をきっかけに移住した第1号のご夫妻である。能古島での私自身の経験とオーナー夫妻の移住生活4年間の経験を通した、既存集落に相応しい現代の住空間が議論の中心になった。新築の計画が始まった時期は、移住当時は積極的だった住民との交流も落ち着いて強固なコミュニティへの弊害をオーナー夫妻が徐々に感じ始めた時期だったように思う。継続して能古島住民との良好な関係を築くためにも、プライベートな時間と空間を確保したいという思いを実現することが計画のテーマとなった。

建築家によるテキストより

敷地は島の玄関口である渡船場からほど近い集落にある。向かいに住宅のある南側の前面道路と東側にお寺に登る坂道が通り、北側には休耕田と山が位置し、西側には水路を挟んで住宅が位置する。計画当初から、在宅中に最も長く過ごす居間と食堂の居心地と面積の確保、最低限の寝室を希望されていた。方形の屋根に包まれたロフトのある居間と食堂の吹き抜け空間は、家族や地域住民との団欒ためのスペースである。

建築家によるテキストより

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水谷元+三宅唯弘+野見山優亮 / 三宅唯弘建築設計事務所+atelierHUGEによる、福岡・能古島の「島の家 001」。福岡の離島を敷地とし、設計者と施主の移住生活の経験を通した、既存集落に相応しい現代の住空間の在り方を模索 photo©Blitz STUDIO 石井紀久
水谷元+三宅唯弘+野見山優亮 / 三宅唯弘建築設計事務所+atelierHUGEによる、福岡・能古島の「島の家 001」。福岡の離島を敷地とし、設計者と施主の移住生活の経験を通した、既存集落に相応しい現代の住空間の在り方を模索 photo©Blitz STUDIO 石井紀久
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以下、建築家によるテキストです。


『孤独』を保証する建築
市街地の場合、不特定多数で共同生活を送っているため、匿名性が強く、顕名性が弱い。
既存集落の場合、歴史的に地域内で親族関係が完結するため、顕名性が強く、匿名性が弱い。
コミュニティが強く、お互いに助け合いながら生活をしているが、お互いの生活への干渉が強い側面があり、孤独が保証されにくい。親近感が増せば、まさに「家族のような関係」の居心地の良さを感じる反面、プライバシーの保証が難しくなる。能古島の場合、移住希望者の多くは理想のライフスタイルの実現と子育てのための良好な環境を手にいれることが主であるが、インフラの利便性の問題よりも人間関係に悩まされることがある。

島の住宅001
住宅オーナーは能古島みらいづくり協議会の活動をきっかけに移住した第1号のご夫妻である。
能古島での私自身の経験とオーナー夫妻の移住生活4年間の経験を通した、既存集落に相応しい現代の住空間が議論の中心になった。新築の計画が始まった時期は、移住当時は積極的だった住民との交流も落ち着いて強固なコミュニティへの弊害をオーナー夫妻が徐々に感じ始めた時期だったように思う。継続して能古島住民との良好な関係を築くためにも、プライベートな時間と空間を確保したいという思いを実現することが計画のテーマとなった。

敷地は島の玄関口である渡船場からほど近い集落にある。向かいに住宅のある南側の前面道路と東側にお寺に登る坂道が通り、北側には休耕田と山が位置し、西側には水路を挟んで住宅が位置する。計画当初から、在宅中に最も長く過ごす居間と食堂の居心地と面積の確保、最低限の寝室を希望されていた。

方形の屋根に包まれたロフトのある居間と食堂の吹き抜け空間は、家族や地域住民との団欒ためのスペースである。この空間を北側に配置して地域動線となる道路から離隔距離を十分に取ると同時に、玄関を利用せずに直接アプローチできる開口部を設けている。この開口部は西側の庭での休日のアクティビティと食堂との連続した使用が可能なように十分な間口を確保している。玄関・収納・浴室・寝室は、方形屋根の吹き抜け空間を地域動線から守るようにL型の下屋に配置している。

都市という状況・都会的な風景
方形の屋根に包まれた居間空間には、ロフトにある夫が趣味を楽しむための場所、TVや動画を見てくつろぐための場所、お酒や食事を楽しむための場所、ストーブの火を眺めてくつろぐための場所がそれぞれ設定されている。ロフトの下には料理を楽しむためのキッチン、音楽を楽しむためのピアノが配置されている。このようにひとつの空間に思いのまま過ごせる場所が配置されている。

市街地に赴くと、カフェや公園など(場合によって街路空間のちょっとした場所)にも、自分のやりたいことを許容してくれるような場所が意図的・偶発的に配置・存在し、みんな同じ場所にいるのだけど、市民が思いのまま過ごしている風景が「都市」という状況を生み出している。私は、匿名性が強く干渉的でない状況を「都会的」と表現し、そういう「孤独だけど、さみしくない」都会的な風景を好んでいる。

島を拠点に戻してから10年近く経つが、島にもそのような風景があることに気づきはじめた。人間だけが対象ではなく、動植物が活発に生命を営んでいる風景にも同様に捉えるようになったからだ。春を過ぎると鳥の鳴き声、草花の息吹、夏になると夜でも静けさとは無縁に虫が鳴く。もはや自然の中を闊歩する喜びは都市を闊歩する喜びと同等となった。

元来、人が好きなところがあるが、人の話を熱心に聞くとそこには感情があり、思いがあることに気づく。住宅設計の現場においては「家族」という単位で計画を捉えがちだが、今回のような友人宅の場合、夫妻個別に独立した時間を過ごす事も増え、それぞれに住まいに馳せる異なる思いがあることに気づく。「家族は最初の他人」と表現されることがあるが、同じ空間を共有しているのに異なる時間を過ごしているという状況は「都市」であり、「都会的」な風景は住宅の中にもある。小さな集落と自然の中にも「都市」が見えた時、全体が繋がり始める。

能古島は市街地から10分のフェリーという立地条件にあることから、物理的に切り離されているが市街地と連続した生活を送れる地域である。僕の好む「都市」が1日の生活の中で連続して、在宅中の貴重な孤独の時間から、キッチンから二股に別れたアプローチをへて寝室という巣に帰る。諸室の配置と場所の設定や断面の工夫、開口部の開け方や素材の選択など、設計による空間体験を通した「都会的」な風景を田舎の住宅にもつくれたように思う。

能古島みらいづくり協議会について
全国的な人口減少と市街地への人口流出により、空き家や地域の環境維持保全に悩む地域は社会問題になっている。1970年代以降の産業転換やライフスタイルの変化により、核家族化が進み、世帯あたりの家族人数は減っている。そういった社会問題の危機に晒されているのは、能古島も同じである。

5年前から地域住民の呼びかけにより集まった有志で結成された「能古島みらいづくり協議会」は、小・中学校の地元生徒の減少を防ぎ止めることを目的に活動を始めたが、活動を通して「子供を増やすこと」だけが目的ではなく、増える空き家や高齢化による地域の住環境維持を認識し始めている。

能古島は「市街化調整区域」に指定されていることから、農業漁業などの生産環境の維持や市街化整備のコストを抑えることを目的に市街化が抑制された地域である。第1種低層住居専用地域の同等の建ぺい率・容積率、開発可能な用途が限定されており、賃貸業も行えない地域である。空き家の賃貸化に関しては、福岡市により調整区域を対象にした専用住宅の賃貸化制度が整備されており、能古島みらいづくり協議会では空き家地権者への賃貸化交渉と移住希望者の募集を行なっている。

■建築概要

意匠設計:水谷元+三宅唯弘+野見山祐介 / 三宅唯弘建築設計事務所+atelierHUGE
構造設計:満田衛資構造計画研究所
照明計画:Modulex福岡 佐藤政章
外構計画・造園:西海園芸 山口陽介
用途:専用住宅
所在地:福岡県福岡市
主要構造:木造
竣工:2019年
撮影:Blitz STUDIO 石井紀久

建材情報
種別使用箇所商品名(メーカー名)
外装・屋根屋根

ガルバリウム鋼板一文字葺き
ガルバリウム鋼板縦ハゼ葺き

外装・壁外壁

焼き杉板下見張り
ガルバリウム波板鋼板

内装・床床

杉板フローリングの上、アウロワックス塗装

内装・壁壁

ビニールクロス貼り

内装・天井天井

構造用合板表し
ラワン合板
ビニールクロス貼り

※企業様による建材情報についてのご意見や「PR」のご相談はこちらから
※この情報は弊サイトや設計者が建材の性能等を保証するものではありません

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建材(内装・天井)野見山優亮Blitz STUDIO三宅唯弘atelierHUGE西海園芸ModuleX建材(外装・壁)建材(外装・屋根)建材(内装・壁)建材(内装・床)満田衛資石井紀久水谷元福岡住宅
2021.10.11 Mon 16:30
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    井上亮+吉村明 / Inoue Yoshimura studioによる、神奈川・川崎市の住宅「屋根裏リビングの住宅」。法規制によって生まれた軒が低い切妻ヴォリュームの内部を、屋根裏部屋のような“裏側にある余剰空間”と見立て、その空間的楽しさをもつ建築をつくる
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    住宅神奈川渡邊聖爾井上亮吉村明建材(内装・床)建材(内装・壁)建材(内装・建具)建材(外装・屋根)建材(外装・壁)川田知典構造設計坂牧工務店Inoue Yoshimura studio
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    井上亮+吉村明 / Inoue Yoshimura studioによる、神奈川・川崎市の住宅「屋根裏リビングの住宅」。法規制によって生まれた軒が低い切妻ヴォリュームの内部を、屋根裏部屋のような“裏側にある余剰空間”と見立て、その空間的楽しさをもつ建築をつくる photo©渡邊聖爾

    井上亮+吉村明 / Inoue Yoshimura studioが設計した、神奈川・川崎市の住宅「屋根裏リビングの住宅」です。法規制によって生まれた軒が低い切妻ヴォリュームの内部を、屋根裏部屋のような“裏側にある余剰空間”と見立て、その空間的楽しさをもつ建築をつくることが意図されました。

    都心に近い住宅地の夫婦と子供のための住宅である。

    敷地は昔からある分譲地の大きな1つの宅地が半分に分割され、それぞれ30坪程度の住宅が建てられるようになっていた。高低差が多い地域で、東側に傾斜した途中に位置する南西の角地だ。

    建築家によるテキストより

    施主は、家族のコミュニケーションの観点から1階をリビングとして子供部屋や個室を2階へとまとめる構成を要望していた。しかしながら、西側が高い壁のような状態であったことや、東側への眺望が望めそうであったことを考慮し、2階へLDK等のメインの居住空間を配置し1階と階段室の吹抜で繋げる構成を提案した。

    建築家によるテキストより

    建物の外観は少し小さな切妻屋根の形状となっている。
    この形状は、敷地にかかる法規的な建築制限によるところが大きい。一般的な低層の住居地域では、道路からの斜線制限に加えて、北側からも高度斜線という北側の隣地へと日光を遮らないための斜線制限があり必然的に両者からはさまれた建物は切妻屋根の形状となったが、道路からの斜線制限は、建物が設置する地面よりも低いところからスタートするため建物への影響は大きい。軒の高さを低く抑える必要があり、一般的な2階建ての住宅よりも軒を低くして斜線制限をかわす形状とする必要があった。

    軒が低くなると2階のLDKの空間としては窮屈なものとなるが、広々とした居住空間を確保するために、勾配を高さ制限目一杯にとってその急こう配屋根がそのまま室内空間となる構成とした。急こう配屋根が見える2階のリビングは、屋根裏部屋のような三角屋根の空間となった。

    建築家によるテキストより
    • 残り28枚の写真と建築家によるテキスト
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    2021.10.11 Mon 08:10
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    アーキテクチャーフォト株式会社は、建築ウェブメディア「architecturephoto®」や「アーキテクチャーフォトジョブボード」の運営、雑貨等の企画販売等を手掛けるメディア企業です。

    現編集長がインターネット黎明期の2003年に立ち上げた個人サイトがその出発点となっており、ネット上に建築メディアがほぼない状態から活動を初め、18年後の現在は、日本の建築メディアを代表する存在のひとつにまでなりました。

    「建築と社会の関係を視覚化する」を掲げ活動してきましたが、現在では、建築設計者と建築業界へのポジティブなサイクルの構築にも成功しており、活動の幅は広がっています。

    現編集長・代表取締役は、建築家向けのウェブ発信の指南書を執筆したり、建築系経営セミナーへの登壇や、アトリエ系・組織系設計事務所へのウェブサイトコンサルティングも行っており、メディア運営のみならず建築業界でのネット活用の第一人者としても活動しています。

    これまでは、創業者のスキルに頼った運営をしていましたが、昨今の弊メディアへの注目度の高まりや建築家の皆さんとの繋がりが拡大する中で、外部の編集パートナーや編集者、ウェブデザイナー、エンジニアと協業するなど組織化のフェーズに入っており、この度、編集アシスタントを募集することになりました。

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    最も注目を集めたトピックス [期間:2021/10/4-10/10]

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    最も注目を集めたトピックス
    最も注目を集めたトピックス [期間:2021/10/4-10/10]

    アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2021/10/4-10/10)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページの「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。


    1. 丹下健三の、国立近現代建築資料館で行われている建築展「戦前からオリンピック・万博まで 1938-1970」をフォトレポート。卒業生設計から代々木競技場までの図面と模型等を紹介する展覧会を100枚以上の写真で紹介
    2. 小室舞​​​​​​​ / KOMPASによる、東京・千駄ヶ谷の、事務所併用住宅「アイビス千駄ヶ谷」。収益性と生活の両立を目指し、法規制内で建築可能な最大限の床面積を確保、その過程で生みだされる階段状の屋外空間が内部とも連続し、都心部における緑あふれる豊かな生活を実現
    3. ザハ・ハディドの展覧会「ZAHA HADID DESIGN 展」が、東京・港区のKarimoku Commons Tokyoで開催。ザハのデザイン作品に注目し過去のアーカイブから紹介すると共に、建築モデルも紹介される
    4. 緒方洋平+緒方春 / OGATAYOHEIによる、東京・豊島区の住宅「Honest house」。狭小敷地において、各空間を立体的に配置することで視線が抜け、空間を広く知覚させる。構成上求められた構造体のバットレスは日射負荷抑制にも寄与
    5. noizが、解体再開発が発表された前川國男設計の超高層ビルを対象に、保存改修のヴィジョンを自主提案。文化財価値とビジネス価値の両面を満たす、腰巻外壁保存のオルタナティブを示す構想
    6. 軽井沢町庁舎改築周辺整備設計プロポで、山下設計・三浦慎JVが最優秀提案者に。二次審査に選定されていた坂茂・隈研吾・藤本壮介第一設計JVらの提案書含め公開
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    8. 山下設計・三浦慎JVが選定された、軽井沢町庁舎改築周辺整備設計プロポの各者のプレゼン動画が公開。二次審査に選定された坂茂・隈研吾・藤本壮介第一設計JVらの動画も掲載
    9. 東京・小平市の「(仮称)東京サレジオ学園児童園舎改築計画」プロポーザルの実施要項が公開。社会福祉法人東京サレジオ学園の主催で行われるもの
    10. 藤原慎太郎+室喜夫 / 藤原・室 建築設計事務所による、大阪の住宅「堺の家」。騒音や振動の激しい敷地において外部に閉じつつも、光の誘導によって奥行き感と抑揚のある内部空間をつくる
    11. 村山徹+加藤亜矢子 / ムトカ建築事務所による、東京・恵比寿の写真スタジオ「GO-SEES PREMIER」。既存のプランをほとんど変更せず要望通りに整えたうえで、“隅切り”という一手によって空間を動的に変化させる
    12. 高橋勝建築設計事務所による、京都市の、既存倉庫を改修したコワーキング等施設「太秦トキワ荘」。主宰者のテーマに応え、創作者のための空間に求められる設えや交流のきっかけが生まれる仕掛けを、地域産の木材を用いてつくりだす
    13. OMAによる、ドイツ・ベルリンの老舗百貨店の改修「カーデーヴェー・ベルリン」の第一段階。歴史ある建物を4つの象限に分割し“コアヴォイド”を挿入することで、デジタル革命以後の現代に適合した施設に再定義することを意図
    14. 村山徹+加藤亜矢子 / ムトカ建築事務所による、東京・渋谷区の写真スタジオ「GO-SEES AOYAMA」。デザインの余地がほぼない機能重視のプログラムにおいて、既存空間を“すっぴん”と捉え、前景化したオブジェクトにより“メイクアップ”し、空間を彩ることで人々に高揚感を生み出す
    15. デイヴィッド・チッパーフィールド・アーキテクツの設計で完成していた、チューリッヒ美術館の増築棟の一般公開が開始。それに合わせて高クオリティの建築紹介動画が公開
    16. 石上純也のチームが「徳島文化芸術ホール(仮称)」設計プロポで、優先交渉権者に選定。技術提案書や公開プレゼンテーションの動画も公開
    17. 二俣公一 / ケース・リアルによる、東京・神宮前の「Gallery COMMON」。既存開口部の再構成で、ギャラリーの理想的な壁量と安定的な調光環境を備えた空間とした上で、鉄骨梁を利用した可動壁によって様々な展示シーンをつくる
    18. 青柳創+青柳綾夏 / アオヤギデザインによる、東京の、設計者の自邸「善福寺の家」
    19. ハーバード大学大学院デザインスクールでの“日本”研究を基盤に、日本の都市化における物理的・社会的な変容を探る「japan story」のウェブサイトが公開
    20. (仮称)ふくしま農業人材育成センター施設設計プロポで、辺見設計・C+A共同企業体が最優秀者に選定。技術提案書も公開

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    2021.10.11 Mon 06:28
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    • ファラが2017年に完成させた、ポルトガル・ポルトの、アート作品の為の仮設のフォリー「folly for an art piece」。多層的なレパートリーを通じて、新古典主義とポストモダンの両方の、神殿、仮設建築、玩具になることを目指す
    2021.10.12Tue
    • ザハ・ハディドの、東京・港区のKarimoku Commons Tokyoでの展覧会「ZAHA HADID DESIGN」の会場写真とレポート。ザハのプロダクトの仕事を中心に展示し、この展示の為の木製建築モデルや什器、会場構成もザハ事務所が手掛ける
    • OMA / 重松象平による、福岡の複合オフィスビル「天神ビジネスセンター」が完成。OMAの日本初のオフィスビルで、交差する二つの通りに面する建物ヴォリュームの角をピクセル化して削ることで都市活動の融合を明確にし、入口広場に公共の活動を呼び込む

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