今津康夫 / ninkipen!による、京都・福知山市の社屋「鳥名子」。城下町の風情と雄大な川のある地域。歴史的文脈と自然の気配に“相応しい佇まい”を求め、瓦の大屋根と焼杉の外壁を用いた“誠実な素材の重なり”でつくる建築を考案。自らの街を語る為の“物見塔”も最上部に用意 外観、北東側より見る。 photo©河田弘樹
今津康夫 / ninkipen!による、京都・福知山市の社屋「鳥名子」。城下町の風情と雄大な川のある地域。歴史的文脈と自然の気配に“相応しい佇まい”を求め、瓦の大屋根と焼杉の外壁を用いた“誠実な素材の重なり”でつくる建築を考案。自らの街を語る為の“物見塔”も最上部に用意 外観、東側の道路より見る。 photo©河田弘樹
今津康夫 / ninkipen!による、京都・福知山市の社屋「鳥名子」。城下町の風情と雄大な川のある地域。歴史的文脈と自然の気配に“相応しい佇まい”を求め、瓦の大屋根と焼杉の外壁を用いた“誠実な素材の重なり”でつくる建築を考案。自らの街を語る為の“物見塔”も最上部に用意 2階、オフィス、キッチン側を見る。 photo©河田弘樹
今津康夫 / ninkipen!による、京都・福知山市の社屋「鳥名子」。城下町の風情と雄大な川のある地域。歴史的文脈と自然の気配に“相応しい佇まい”を求め、瓦の大屋根と焼杉の外壁を用いた“誠実な素材の重なり”でつくる建築を考案。自らの街を語る為の“物見塔”も最上部に用意 2階、西側のテラス photo©河田弘樹
今津康夫 / ninkipen! が設計した、京都・福知山市の社屋「鳥名子」です。
城下町の風情と雄大な川のある地域での計画。建築家は、歴史的文脈と自然の気配に“相応しい佇まい”を求め、瓦の大屋根と焼杉の外壁を用いた“誠実な素材の重なり”でつくる建築を考案しました。また、自らの街を語る為の“物見塔”も最上部に用意されました。
1976年丹波福知山にて創業以来、独自の食文化を育んできた鳥料理専門店「鳥名子」の新社屋である。
光秀が築いた福知山城の膝下に広がる城下町の風情とすぐ傍らを悠々と流れる由良川。
この場所が持つ歴史的コンテクストと雄大な自然の気配を慎重に手繰り寄せながら、相応しい建築の佇まいを模索した。
景観地区でありながら着実に姿を消しつつある伝統的な街並みに対し、瓦の大屋根を架け外壁は深い陰影をもつ焼杉として、誠実な素材の重なりによって、象徴的なルーフスケープを描いた。
1階はセントラルキッチンと梱包・発送を効率よく配置し、2階のオフィスには東西にルーフバルコニーを穿つことでトンネル状に光と風、山と川の気配が吹き抜け、年に一度の花火大会の日は一夜限りの桟敷となる。
大屋根から越屋根状に持ち上げた物見塔は、城をはじめ四周を山に囲まれた福知山の風景を360度見渡しながら、訪れた人々に自分たちの街を語る特別な場所とした。
地域に開かれた前庭は、イベント時に城と街とを繋ぐハブの役割を担う。