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2026.8.03Mon
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ULTRA STUDIOによる、東京・渋谷区の「上原坂道のマンション」。都心の住宅街での計画。“自由奔放さと凡庸さが同居する風景”の再評価と更新を意図し、見慣れたものから出発して“過剰に拡大解釈と変形”を行う設計を実践。“新たな自然”をつくり出して生活に発見をもたらす
photo©千葉顕弥

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architecture|feature
EOS plusFilamentsOryzaULTRA STUDIOアミージュ企画設計オーノJAPAN上野有里紗向山裕二礎コラム笹田侑志建材(外装・壁)建材(内装・床)建材(内装・壁)建材(内装・天井)建材(外構・床)建材(外構・植栽)図面あり渋谷区集合住宅東京千葉顕弥
ULTRA STUDIOによる、東京・渋谷区の「上原坂道のマンション」。都心の住宅街での計画。“自由奔放さと凡庸さが同居する風景”の再評価と更新を意図し、見慣れたものから出発して“過剰に拡大解釈と変形”を行う設計を実践。“新たな自然”をつくり出して生活に発見をもたらす外観、北側の交差点より見る。 photo©千葉顕弥
ULTRA STUDIOによる、東京・渋谷区の「上原坂道のマンション」。都心の住宅街での計画。“自由奔放さと凡庸さが同居する風景”の再評価と更新を意図し、見慣れたものから出発して“過剰に拡大解釈と変形”を行う設計を実践。“新たな自然”をつくり出して生活に発見をもたらす外観、北西側の道路より見る。 photo©千葉顕弥
ULTRA STUDIOによる、東京・渋谷区の「上原坂道のマンション」。都心の住宅街での計画。“自由奔放さと凡庸さが同居する風景”の再評価と更新を意図し、見慣れたものから出発して“過剰に拡大解釈と変形”を行う設計を実践。“新たな自然”をつくり出して生活に発見をもたらす102号室 photo©千葉顕弥
ULTRA STUDIOによる、東京・渋谷区の「上原坂道のマンション」。都心の住宅街での計画。“自由奔放さと凡庸さが同居する風景”の再評価と更新を意図し、見慣れたものから出発して“過剰に拡大解釈と変形”を行う設計を実践。“新たな自然”をつくり出して生活に発見をもたらす105号室 photo©千葉顕弥
ULTRA STUDIOによる、東京・渋谷区の「上原坂道のマンション」。都心の住宅街での計画。“自由奔放さと凡庸さが同居する風景”の再評価と更新を意図し、見慣れたものから出発して“過剰に拡大解釈と変形”を行う設計を実践。“新たな自然”をつくり出して生活に発見をもたらす301号室 photo©千葉顕弥

向山裕二+笹田侑志+上野有里紗 / ULTRA STUDIOが設計した、東京・渋谷区の「上原坂道のマンション」です。
都心の住宅街での計画です。建築家は、“自由奔放さと凡庸さが同居する風景”の再評価と更新を意図し、見慣れたものから出発して“過剰に拡大解釈と変形”を行う設計を実践しました。そして、“新たな自然”をつくり出して生活に発見をもたらします。

東京の町並みは、各々の敷地に好き勝手な建物が立ち並び、統一性がないと言われている。
それを好む者も嫌う者も、このカオス性を評価の理由として挙げることが多い。

一方で全体としてみると、白、グレー、ベージュや茶色の建物ばかりで、ジェネリックで意思の欠如した、妙に均質な風景にも見える。例えば、理由は不明だがコンクリートにベージュのタイル張りがマンションのスタンダードなファサードだ。

このような風景がいつごろ生まれたのかは不明だが、私たちにとっては既にそこにあった「自然」な存在になっている。
このような自由奔放さと凡庸さの同居する風景を再評価し、更新することができるだろうか?プロジェクトの根底にはこのような問いがある。

建築家によるテキストより

地形や町並みとは異なる建築的な存在として、シリンダーや四角柱がグリッド状に並んでいる。これは、ラーメン構造の要素であると同時に、風景、住戸の中に異物として挿入され、その周囲に変化を与えている。

屋外では風景の連続を分割してファサードにリズムを与え、屋内では外観との連続性を生み出しつつ、シリンダーが動線として機能することで地形によって生み出された段差を越えて移動することを可能にしている。

外観の仕上げは、東京の風景から見出される素材──荒いリシン、コンクリート打ち放し、ブロック塀や門扉に見られる「レリーフ」の抽象的反復、「45二丁」という最も一般的な規格のタイルなど──を用いつつ、それらを加工している。

タイルは反射性の高い釉薬を用いることで銀色に輝き、光を屋内に導くリフレクターとして機能する。タイル仕上げが屋内まで連続することで内外のつながりが強まり、空中庭園と組み合わさることで風景が生活の中に入ってくるような感覚が生まれるだろう。

建築家によるテキストより

町並みと地形、建築と生活が一体となって新たな風景を生み出す。この集合住宅の試みは、場所の文脈を引き継ぎつつ過剰に拡大解釈・変形することで、それを新たな「自然」として風景を更新し、生活に発見をもたらすことだ。

見慣れたものから出発して再解釈、変形、検討を繰り返す中で、それらはほとんど身体的に統合されていった。このような試みを継続することによって、新しい「自然」としての都市の姿を捉えたいと考えている。

建築家によるテキストより

以下の写真はクリックで拡大します

ULTRA STUDIOによる、東京・渋谷区の「上原坂道のマンション」。都心の住宅街での計画。“自由奔放さと凡庸さが同居する風景”の再評価と更新を意図し、見慣れたものから出発して“過剰に拡大解釈と変形”を行う設計を実践。“新たな自然”をつくり出して生活に発見をもたらす外観、北東側の道路より見る。 photo©千葉顕弥
ULTRA STUDIOによる、東京・渋谷区の「上原坂道のマンション」。都心の住宅街での計画。“自由奔放さと凡庸さが同居する風景”の再評価と更新を意図し、見慣れたものから出発して“過剰に拡大解釈と変形”を行う設計を実践。“新たな自然”をつくり出して生活に発見をもたらす外観、北側の交差点より見る。 photo©千葉顕弥
ULTRA STUDIOによる、東京・渋谷区の「上原坂道のマンション」。都心の住宅街での計画。“自由奔放さと凡庸さが同居する風景”の再評価と更新を意図し、見慣れたものから出発して“過剰に拡大解釈と変形”を行う設計を実践。“新たな自然”をつくり出して生活に発見をもたらす外観、北西側の道路より見る。 photo©千葉顕弥
ULTRA STUDIOによる、東京・渋谷区の「上原坂道のマンション」。都心の住宅街での計画。“自由奔放さと凡庸さが同居する風景”の再評価と更新を意図し、見慣れたものから出発して“過剰に拡大解釈と変形”を行う設計を実践。“新たな自然”をつくり出して生活に発見をもたらす外観、北東側の道路より見上げる。 photo©千葉顕弥
ULTRA STUDIOによる、東京・渋谷区の「上原坂道のマンション」。都心の住宅街での計画。“自由奔放さと凡庸さが同居する風景”の再評価と更新を意図し、見慣れたものから出発して“過剰に拡大解釈と変形”を行う設計を実践。“新たな自然”をつくり出して生活に発見をもたらす外観、北東側の道路よりエントランスを見る。 photo©千葉顕弥
ULTRA STUDIOによる、東京・渋谷区の「上原坂道のマンション」。都心の住宅街での計画。“自由奔放さと凡庸さが同居する風景”の再評価と更新を意図し、見慣れたものから出発して“過剰に拡大解釈と変形”を行う設計を実践。“新たな自然”をつくり出して生活に発見をもたらす1階、共用通路 photo©千葉顕弥
ULTRA STUDIOによる、東京・渋谷区の「上原坂道のマンション」。都心の住宅街での計画。“自由奔放さと凡庸さが同居する風景”の再評価と更新を意図し、見慣れたものから出発して“過剰に拡大解釈と変形”を行う設計を実践。“新たな自然”をつくり出して生活に発見をもたらす3階、共用通路から共用階段を見る。 photo©千葉顕弥
ULTRA STUDIOによる、東京・渋谷区の「上原坂道のマンション」。都心の住宅街での計画。“自由奔放さと凡庸さが同居する風景”の再評価と更新を意図し、見慣れたものから出発して“過剰に拡大解釈と変形”を行う設計を実践。“新たな自然”をつくり出して生活に発見をもたらす102号室 photo©千葉顕弥
ULTRA STUDIOによる、東京・渋谷区の「上原坂道のマンション」。都心の住宅街での計画。“自由奔放さと凡庸さが同居する風景”の再評価と更新を意図し、見慣れたものから出発して“過剰に拡大解釈と変形”を行う設計を実践。“新たな自然”をつくり出して生活に発見をもたらす102号室 photo©千葉顕弥
ULTRA STUDIOによる、東京・渋谷区の「上原坂道のマンション」。都心の住宅街での計画。“自由奔放さと凡庸さが同居する風景”の再評価と更新を意図し、見慣れたものから出発して“過剰に拡大解釈と変形”を行う設計を実践。“新たな自然”をつくり出して生活に発見をもたらす102号室 photo©千葉顕弥
ULTRA STUDIOによる、東京・渋谷区の「上原坂道のマンション」。都心の住宅街での計画。“自由奔放さと凡庸さが同居する風景”の再評価と更新を意図し、見慣れたものから出発して“過剰に拡大解釈と変形”を行う設計を実践。“新たな自然”をつくり出して生活に発見をもたらす102号室 photo©千葉顕弥
ULTRA STUDIOによる、東京・渋谷区の「上原坂道のマンション」。都心の住宅街での計画。“自由奔放さと凡庸さが同居する風景”の再評価と更新を意図し、見慣れたものから出発して“過剰に拡大解釈と変形”を行う設計を実践。“新たな自然”をつくり出して生活に発見をもたらす103号室 photo©千葉顕弥
ULTRA STUDIOによる、東京・渋谷区の「上原坂道のマンション」。都心の住宅街での計画。“自由奔放さと凡庸さが同居する風景”の再評価と更新を意図し、見慣れたものから出発して“過剰に拡大解釈と変形”を行う設計を実践。“新たな自然”をつくり出して生活に発見をもたらす104号室 photo©千葉顕弥
ULTRA STUDIOによる、東京・渋谷区の「上原坂道のマンション」。都心の住宅街での計画。“自由奔放さと凡庸さが同居する風景”の再評価と更新を意図し、見慣れたものから出発して“過剰に拡大解釈と変形”を行う設計を実践。“新たな自然”をつくり出して生活に発見をもたらす104号室
ULTRA STUDIOによる、東京・渋谷区の「上原坂道のマンション」。都心の住宅街での計画。“自由奔放さと凡庸さが同居する風景”の再評価と更新を意図し、見慣れたものから出発して“過剰に拡大解釈と変形”を行う設計を実践。“新たな自然”をつくり出して生活に発見をもたらす105号室 photo©千葉顕弥
ULTRA STUDIOによる、東京・渋谷区の「上原坂道のマンション」。都心の住宅街での計画。“自由奔放さと凡庸さが同居する風景”の再評価と更新を意図し、見慣れたものから出発して“過剰に拡大解釈と変形”を行う設計を実践。“新たな自然”をつくり出して生活に発見をもたらす105号室 photo©千葉顕弥
ULTRA STUDIOによる、東京・渋谷区の「上原坂道のマンション」。都心の住宅街での計画。“自由奔放さと凡庸さが同居する風景”の再評価と更新を意図し、見慣れたものから出発して“過剰に拡大解釈と変形”を行う設計を実践。“新たな自然”をつくり出して生活に発見をもたらす201号室 photo©千葉顕弥
ULTRA STUDIOによる、東京・渋谷区の「上原坂道のマンション」。都心の住宅街での計画。“自由奔放さと凡庸さが同居する風景”の再評価と更新を意図し、見慣れたものから出発して“過剰に拡大解釈と変形”を行う設計を実践。“新たな自然”をつくり出して生活に発見をもたらす201号室 photo©千葉顕弥
ULTRA STUDIOによる、東京・渋谷区の「上原坂道のマンション」。都心の住宅街での計画。“自由奔放さと凡庸さが同居する風景”の再評価と更新を意図し、見慣れたものから出発して“過剰に拡大解釈と変形”を行う設計を実践。“新たな自然”をつくり出して生活に発見をもたらす202号室 photo©千葉顕弥
ULTRA STUDIOによる、東京・渋谷区の「上原坂道のマンション」。都心の住宅街での計画。“自由奔放さと凡庸さが同居する風景”の再評価と更新を意図し、見慣れたものから出発して“過剰に拡大解釈と変形”を行う設計を実践。“新たな自然”をつくり出して生活に発見をもたらす202号室 photo©千葉顕弥
ULTRA STUDIOによる、東京・渋谷区の「上原坂道のマンション」。都心の住宅街での計画。“自由奔放さと凡庸さが同居する風景”の再評価と更新を意図し、見慣れたものから出発して“過剰に拡大解釈と変形”を行う設計を実践。“新たな自然”をつくり出して生活に発見をもたらす202号室 photo©千葉顕弥
ULTRA STUDIOによる、東京・渋谷区の「上原坂道のマンション」。都心の住宅街での計画。“自由奔放さと凡庸さが同居する風景”の再評価と更新を意図し、見慣れたものから出発して“過剰に拡大解釈と変形”を行う設計を実践。“新たな自然”をつくり出して生活に発見をもたらす203号室 photo©千葉顕弥
ULTRA STUDIOによる、東京・渋谷区の「上原坂道のマンション」。都心の住宅街での計画。“自由奔放さと凡庸さが同居する風景”の再評価と更新を意図し、見慣れたものから出発して“過剰に拡大解釈と変形”を行う設計を実践。“新たな自然”をつくり出して生活に発見をもたらす301号室 photo©千葉顕弥
ULTRA STUDIOによる、東京・渋谷区の「上原坂道のマンション」。都心の住宅街での計画。“自由奔放さと凡庸さが同居する風景”の再評価と更新を意図し、見慣れたものから出発して“過剰に拡大解釈と変形”を行う設計を実践。“新たな自然”をつくり出して生活に発見をもたらす301号室 photo©千葉顕弥
ULTRA STUDIOによる、東京・渋谷区の「上原坂道のマンション」。都心の住宅街での計画。“自由奔放さと凡庸さが同居する風景”の再評価と更新を意図し、見慣れたものから出発して“過剰に拡大解釈と変形”を行う設計を実践。“新たな自然”をつくり出して生活に発見をもたらす301号室 photo©千葉顕弥
ULTRA STUDIOによる、東京・渋谷区の「上原坂道のマンション」。都心の住宅街での計画。“自由奔放さと凡庸さが同居する風景”の再評価と更新を意図し、見慣れたものから出発して“過剰に拡大解釈と変形”を行う設計を実践。“新たな自然”をつくり出して生活に発見をもたらす301号室 photo©千葉顕弥
ULTRA STUDIOによる、東京・渋谷区の「上原坂道のマンション」。都心の住宅街での計画。“自由奔放さと凡庸さが同居する風景”の再評価と更新を意図し、見慣れたものから出発して“過剰に拡大解釈と変形”を行う設計を実践。“新たな自然”をつくり出して生活に発見をもたらす301号室、階段室 photo©千葉顕弥
ULTRA STUDIOによる、東京・渋谷区の「上原坂道のマンション」。都心の住宅街での計画。“自由奔放さと凡庸さが同居する風景”の再評価と更新を意図し、見慣れたものから出発して“過剰に拡大解釈と変形”を行う設計を実践。“新たな自然”をつくり出して生活に発見をもたらす301号室 photo©千葉顕弥
ULTRA STUDIOによる、東京・渋谷区の「上原坂道のマンション」。都心の住宅街での計画。“自由奔放さと凡庸さが同居する風景”の再評価と更新を意図し、見慣れたものから出発して“過剰に拡大解釈と変形”を行う設計を実践。“新たな自然”をつくり出して生活に発見をもたらす301号室 photo©千葉顕弥
ULTRA STUDIOによる、東京・渋谷区の「上原坂道のマンション」。都心の住宅街での計画。“自由奔放さと凡庸さが同居する風景”の再評価と更新を意図し、見慣れたものから出発して“過剰に拡大解釈と変形”を行う設計を実践。“新たな自然”をつくり出して生活に発見をもたらす301号室 photo©千葉顕弥
ULTRA STUDIOによる、東京・渋谷区の「上原坂道のマンション」。都心の住宅街での計画。“自由奔放さと凡庸さが同居する風景”の再評価と更新を意図し、見慣れたものから出発して“過剰に拡大解釈と変形”を行う設計を実践。“新たな自然”をつくり出して生活に発見をもたらす1階平面図 image©ULTRA STUDIO
ULTRA STUDIOによる、東京・渋谷区の「上原坂道のマンション」。都心の住宅街での計画。“自由奔放さと凡庸さが同居する風景”の再評価と更新を意図し、見慣れたものから出発して“過剰に拡大解釈と変形”を行う設計を実践。“新たな自然”をつくり出して生活に発見をもたらす2階平面図 image©ULTRA STUDIO
ULTRA STUDIOによる、東京・渋谷区の「上原坂道のマンション」。都心の住宅街での計画。“自由奔放さと凡庸さが同居する風景”の再評価と更新を意図し、見慣れたものから出発して“過剰に拡大解釈と変形”を行う設計を実践。“新たな自然”をつくり出して生活に発見をもたらす3階平面図 image©ULTRA STUDIO
ULTRA STUDIOによる、東京・渋谷区の「上原坂道のマンション」。都心の住宅街での計画。“自由奔放さと凡庸さが同居する風景”の再評価と更新を意図し、見慣れたものから出発して“過剰に拡大解釈と変形”を行う設計を実践。“新たな自然”をつくり出して生活に発見をもたらす4階平面図 image©ULTRA STUDIO
ULTRA STUDIOによる、東京・渋谷区の「上原坂道のマンション」。都心の住宅街での計画。“自由奔放さと凡庸さが同居する風景”の再評価と更新を意図し、見慣れたものから出発して“過剰に拡大解釈と変形”を行う設計を実践。“新たな自然”をつくり出して生活に発見をもたらす断面図 image©ULTRA STUDIO
ULTRA STUDIOによる、東京・渋谷区の「上原坂道のマンション」。都心の住宅街での計画。“自由奔放さと凡庸さが同居する風景”の再評価と更新を意図し、見慣れたものから出発して“過剰に拡大解釈と変形”を行う設計を実践。“新たな自然”をつくり出して生活に発見をもたらす102号室展開図 image©ULTRA STUDIO
ULTRA STUDIOによる、東京・渋谷区の「上原坂道のマンション」。都心の住宅街での計画。“自由奔放さと凡庸さが同居する風景”の再評価と更新を意図し、見慣れたものから出発して“過剰に拡大解釈と変形”を行う設計を実践。“新たな自然”をつくり出して生活に発見をもたらす201号室展開図 image©ULTRA STUDIO
ULTRA STUDIOによる、東京・渋谷区の「上原坂道のマンション」。都心の住宅街での計画。“自由奔放さと凡庸さが同居する風景”の再評価と更新を意図し、見慣れたものから出発して“過剰に拡大解釈と変形”を行う設計を実践。“新たな自然”をつくり出して生活に発見をもたらす202号室展開図 image©ULTRA STUDIO
ULTRA STUDIOによる、東京・渋谷区の「上原坂道のマンション」。都心の住宅街での計画。“自由奔放さと凡庸さが同居する風景”の再評価と更新を意図し、見慣れたものから出発して“過剰に拡大解釈と変形”を行う設計を実践。“新たな自然”をつくり出して生活に発見をもたらす302号室展開図 image©ULTRA STUDIO
ULTRA STUDIOによる、東京・渋谷区の「上原坂道のマンション」。都心の住宅街での計画。“自由奔放さと凡庸さが同居する風景”の再評価と更新を意図し、見慣れたものから出発して“過剰に拡大解釈と変形”を行う設計を実践。“新たな自然”をつくり出して生活に発見をもたらす「シャドーボックス」 image©ULTRA STUDIO

以下、建築家によるテキストです。


東京的風景の更新

東京の町並みは、各々の敷地に好き勝手な建物が立ち並び、統一性がないと言われている。
それを好む者も嫌う者も、このカオス性を評価の理由として挙げることが多い。

一方で全体としてみると、白、グレー、ベージュや茶色の建物ばかりで、ジェネリックで意思の欠如した、妙に均質な風景にも見える。例えば、理由は不明だがコンクリートにベージュのタイル張りがマンションのスタンダードなファサードだ。

このような風景がいつごろ生まれたのかは不明だが、私たちにとっては既にそこにあった「自然」な存在になっている。
このような自由奔放さと凡庸さの同居する風景を再評価し、更新することができるだろうか?プロジェクトの根底にはこのような問いがある。

この集合住宅は、東京の中でも高低差が激しい住宅地域に位置している。
住居専用地域であるために高さが制限され、戸建て住宅や低層の集合住宅ばかりが立ち並ぶ。

同時に、基壇で人工的に地面を作って斜面地を平坦にし、その上に建てられたものが多く見られる。高低差によって自然と生まれたそのスタイルは、新たな地形となってこの地域特有の風景を作り出しているようだ。

それぞれの基壇の上から植物が顔をのぞかせる様子は、さながら空中庭園のように見える。一方で、崖のように立ち上がる擁壁は都市から地面を遠ざけ、閉鎖的な状況を作り出してもいる。

そこでこのマンションでは、基壇を部分的に削って建物を地形に追従させ、その閉鎖性を和らげると同時に、基壇+植物という空中庭園の言語を建物全体に延長し、段々に積み重ねることにした。この典型的な住宅地の風景を引き継ぎつつ拡大解釈・変形することが、奇抜さでも凡庸さでもない風景の更新を可能にする。

基壇とともにコンクリートスラブが坂道の地形に従って上下し、住戸内に段差を持った床を生み出す。住人は、人工の地形であるこの段差を手がかりに、そこに腰掛けたり、緩やかな仕切りに利用したり、平坦な床では生まれなかった住み方を考えることができる。

そういった地形や町並みとは異なる建築的な存在として、シリンダーや四角柱がグリッド状に並んでいる。これは、ラーメン構造の要素であると同時に、風景、住戸の中に異物として挿入され、その周囲に変化を与えている。

屋外では風景の連続を分割してファサードにリズムを与え、屋内では外観との連続性を生み出しつつ、シリンダーが動線として機能することで地形によって生み出された段差を越えて移動することを可能にしている。

外観の仕上げは、東京の風景から見出される素材──荒いリシン、コンクリート打ち放し、ブロック塀や門扉に見られる「レリーフ」の抽象的反復、「45二丁」という最も一般的な規格のタイルなど──を用いつつ、それらを加工している。

タイルは反射性の高い釉薬を用いることで銀色に輝き、光を屋内に導くリフレクターとして機能する。タイル仕上げが屋内まで連続することで内外のつながりが強まり、空中庭園と組み合わさることで風景が生活の中に入ってくるような感覚が生まれるだろう。

町並みと地形、建築と生活が一体となって新たな風景を生み出す。この集合住宅の試みは、場所の文脈を引き継ぎつつ過剰に拡大解釈・変形することで、それを新たな「自然」として風景を更新し、生活に発見をもたらすことだ。

見慣れたものから出発して再解釈、変形、検討を繰り返す中で、それらはほとんど身体的に統合されていった。このような試みを継続することによって、新しい「自然」としての都市の姿を捉えたいと考えている。

■建築概要

名称:上原坂道のマンション
所在:東京都渋谷区
用途:共同住宅
設計・監理:ULTRA STUDIO 担当/向山裕二、笹田侑志、上野有里紗、井上大裕、池田章人※元所員
構造:オーノJAPAN 担当/大野博史、小出孟
電気設備:EOS plus 担当/高橋翔、肥田あゆみ
機械設備:アミージュ企画設計 担当/鵜島秋彦
植栽計画:Oryza 担当/藤原駿朗、西岡諒、亀山壮矢
照明計画:Filaments 担当/吉岡政浩、鈴木峻文
施工:礎コラム
設備:北村綜合設備
電気:東武電設
植栽:Oryza
庇:SET UP
玄関照明:斉藤照明
規模:RC造(耐震壁付きラーメン) 地上4階建
延床面積:899.03㎡
竣工:2025年11月
写真:千葉顕弥

建材情報
種別使用箇所商品名(メーカー名)
外装・壁外壁

コンクリートウレタン塗装
ジョリパットロック(アイカ工業)
特注ラスタータイル(TAJIMI CUSTOM TILES)

内装・床住戸 床

ラワンフローリング特注色(アトムカンパニー)
特注フローリング(アイオーシー)

内装・壁住戸 壁

PB t=12.5 AEP
ラワン合板 AEP

内装・天井住戸 天井

ラワンベニヤ貼り無塗装
コンクリート打ち放し+ウレタン塗装

外構・床舗装

コンクリート刷毛引き、砕石

外構・植栽植栽

草木、地被類

※企業様による建材情報についてのご意見や「PR」のご相談はこちらから
※この情報は弊サイトや設計者が建材の性能等を保証するものではありません


Updating the Tokyo Landscape

Tokyo’s streetscape is often criticized—or praised—for its lack of uniformity, as arbitrary buildings crowd each individual plot. This chaotic quality is frequently cited as the city’s defining feature. Yet when viewed as a whole, it reveals a strangely homogeneous, generic landscape devoid of clear intent—an endless expanse of white, gray, beige, and brown structures. For instance, though its origins remain obscure, concrete clad in beige tile has become the standard facade for Tokyo apartment buildings. It is unclear when this scenery first emerged, but for us, it has simply become a “natural” presence, always already there. Can we re-evaluate and update this landscape where wild freedom and banality coexist? This question lies at the heart of our project.

This residential project is situated in a Tokyo neighborhood marked by dramatic shifts in topography. Designated exclusively for residential use, height restrictions shape a setting lined almost entirely with detached houses and low-rise apartments. Here, one frequently encounters buildings constructed atop artificial ground—plinths and retaining walls erected to flatten the sloped terrain. Born naturally from these elevation differences, this style has evolved into a new landscape language unique to the area. Plants peeking over the edges of these plinths recall a series of hanging gardens. At the same time, these retaining walls rise like sheer cliffs, severing the ground level from the street and creating a sense of isolation.

In response, we chose to partially carve into the plinth, allowing the building to follow the natural contours of the site and softening its closed-off presence. Simultaneously, we expanded the architectural language of the “hanging garden” across the entire building, cascading it in terraced layers. By inheriting, amplifying, and subtly distorting the vernacular of this typical residential neighborhood, we aim to update the landscape in a way that is neither ostentatious nor banal. Following the slope, the concrete slabs step up and down alongside the plinth, creating terraced floor plates within the living units. This artificial topography invites residents to sit, form informal spatial boundaries, and discover modes of living unimagined on a flat floor.

Positioned in contrast to this topography and streetscape, a series of cylinders and square pillars are arranged on a grid. Functioning as structural components of the rigid frame, they also act as foreign objects inserted into both the landscape and the units, altering their surroundings. On the exterior, they break the continuity of the building envelope, imparting a distinct rhythm to the facade. On the interior, they create continuity with the exterior, while the cylindrical elements double as circulation cores that enable movement across the stepped levels of the terrain.

The exterior finishes draw upon materials endemic to Tokyo’s everyday urban fabric—rough textured spray coatings, exposed concrete, abstract relief patterns reminiscent of concrete block walls and gates, and standard rectangular tiles—reinterpreted through subtle manipulations. Finished with a highly reflective glaze, the tiles shine in silver, acting as reflectors that draw light into the interiors. Extending this tile finish seamlessly from exterior to interior reinforces the connection between inside and out. Combined with the hanging gardens, it creates a sense that the surrounding landscape is naturally permeating domestic life.

Streetscape, topography, architecture, and daily life integrate to generate a new landscape. The ambition of this residential project is to embrace the site’s existing context while boldly amplifying and transforming it, thereby updating the landscape into a new “nature” that inspires discovery in daily living. Starting from the ordinary, through an iterative process of reinterpretation, transformation, and study, these elements were synthesized almost intuitively at a somatic level. Through such ongoing exploration, we seek to envision the evolving city as a new form of “nature.”

APARTMENT IN UEHARA

Location: Tokyo, Japan
Usage: Apartment Building
Architecture: ULTRA STUDIO (Team: Yuji Mukaiyama, Yushi Sasada, Alyssa Ueno, Daiyu Inoue, Akito Ikeda *former staff)
Structural Engineering: Ohno JAPAN
Electrical Engineering: EOS plus
Mechanical Engineering: Amiju
Landscape Design: Oryza
Lighting Design: Filaments
Construction: Ishizue Column
Structure: Reinforced Concrete, 4 stories
Total Floor Area: 899.03m²
Completion: November 2025
Photography: Kenya Chiba

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長坂常 / スキーマ建築計画による「TAKEO KIKUCHI 渋谷明治通り本店」
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2026.08.03 Mon 07:42
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    資生堂のディレクション、ULTRA STUDIOのデザインによる、東京銀座資生堂ビルのウインドウディスプレイ「HOME TREE」
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    【ap job更新】 古民家を軸に全国で“価値循環の仕組み”を作り、リモートワーク主体の働き方を実践する「株式会社つぎと」が、設計スタッフ(経験者・既卒)を募集中

    ap job 【ap job更新】 古民家を軸に全国で“価値循環の仕組み”を作り、リモートワーク主体の働き方を実践する「株式会社つぎと」が、設計スタッフ(経験者・既卒)を募集中

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    建築求人情報
    【ap job更新】 古民家を軸に全国で“価値循環の仕組み”を作り、リモートワーク主体の働き方を実践する「株式会社つぎと」が、設計スタッフ(経験者・既卒)を募集中
    【ap job更新】 古民家を軸に全国で“価値循環の仕組み”を作り、リモートワーク主体の働き方を実践する「株式会社つぎと」が、設計スタッフ(経験者・既卒)を募集中古民家ホテル改修後外観
    アーキテクチャーフォトジョブボードに新しい情報が追加されました
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    古民家を軸に全国で“価値循環の仕組み”を作り、リモートワーク主体の働き方を実践する「株式会社つぎと」の、設計スタッフ(経験者・既卒)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
    新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください。

    株式会社つぎとは、その土地の暮らしや歴史を象徴する「古民家」を軸に、地域の営みを継いでいく会社です。

    地域に根付く資源や文化を活かし、持続可能なまちの未来をつくる事業を行っています。古民家をはじめとする地域資源を起点に、企画・開発、設計・デザイン、運営など、多様な専門性を掛け合わせながら、人が集い価値が循環する仕組みづくりに挑戦します。
    それぞれの専門領域に誇りと責任を持ち、地域の一員として課題に向き合い、未来へつながるまちづくりを実践する仕事です。

    このたび、つぎとでは古民家の改修設計・監理等を行う設計士を募集します。
    設計の領域に留まらず、他のメンバーとともに自分ごととして地域に関わっていける方のご応募をお待ちしています。

    【つぎとのチーム】
    つぎとは20~40代のメンバーを中心に活動しており、不動産、宿泊、設計、ITなど、多様なバックグラウンドを持つ人が集まっています。
    全国各地にプロジェクトがあるので、各地域ごとに以下のメンバーでチームを組成し、地域のパートナーと一緒に事業を進めていきます。
    ・エリアマネージャー
    ・設計
    ・ホテル運営
    ・経営管理

    【働き方】
    本社は大阪ですが全国各地にプロジェクトがあるため、設計担当は基本的に在宅勤務でPCを使った作業となり、本社への定期的な出社はありません。
    担当物件、プロジェクト単位で各地へ不定期で出張となります。着工した担当物件には定期的に現場監理へ行って頂きます。(出張旅費全額支給)
    また、設計業務以外には社内の定例会議や部門毎の定例会をオンライン、オフラインで実施しておりますので、社員間で日常的に顔を合わせることはありませんが、コミュニケーションの機会は十分あります。現在社内の全体会議は月一度大阪にて対面で実施しています。

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    建築求人情報
    2026.08.03 Mon 14:37
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    高橋勝と佐野春仁による、京都・右京区の「京北森林組合木造倉庫」。森林施業の為の資材倉庫と車庫。自らが生産した木材を用いた“意味ある”存在を求め、山と木にまつわる“意識や技術の継承”を担う建築を志向。地元工務店と建築専門学校大工チームが協業する体制で造り上げる
    photo©山田圭司郎

    SHARE 高橋勝と佐野春仁による、京都・右京区の「京北森林組合木造倉庫」。森林施業の為の資材倉庫と車庫。自らが生産した木材を用いた“意味ある”存在を求め、山と木にまつわる“意識や技術の継承”を担う建築を志向。地元工務店と建築専門学校大工チームが協業する体制で造り上げる

    architecture|feature
    アトリエSUS4京都建築専門学校東工務店建材(外装・壁)建材(外装・屋根)建材(外装・建具)建材(内装・床)建材(内装・壁)建材(内装・天井)建材(内装・その他)高橋勝図面あり京都倉庫山田圭司郎
    高橋勝と佐野春仁による、京都・右京区の「京北森林組合木造倉庫」。森林施業の為の資材倉庫と車庫。自らが生産した木材を用いた“意味ある”存在を求め、山と木にまつわる“意識や技術の継承”を担う建築を志向。地元工務店と建築専門学校大工チームが協業する体制で造り上げる外観、北側より見る。 photo©山田圭司郎
    高橋勝と佐野春仁による、京都・右京区の「京北森林組合木造倉庫」。森林施業の為の資材倉庫と車庫。自らが生産した木材を用いた“意味ある”存在を求め、山と木にまつわる“意識や技術の継承”を担う建築を志向。地元工務店と建築専門学校大工チームが協業する体制で造り上げる外観、敷地内の西側より見る。 photo©山田圭司郎
    高橋勝と佐野春仁による、京都・右京区の「京北森林組合木造倉庫」。森林施業の為の資材倉庫と車庫。自らが生産した木材を用いた“意味ある”存在を求め、山と木にまつわる“意識や技術の継承”を担う建築を志向。地元工務店と建築専門学校大工チームが協業する体制で造り上げる1階、車庫から資材倉庫側を見る。 photo©山田圭司郎
    高橋勝と佐野春仁による、京都・右京区の「京北森林組合木造倉庫」。森林施業の為の資材倉庫と車庫。自らが生産した木材を用いた“意味ある”存在を求め、山と木にまつわる“意識や技術の継承”を担う建築を志向。地元工務店と建築専門学校大工チームが協業する体制で造り上げる1階、車庫から資材倉庫側を見る。 photo©山田圭司郎

    高橋勝建築設計事務所が設計と監理、佐野春仁 / 京都建築専門学校が計画監修した、京都・右京区の「京北森林組合木造倉庫」です。
    森林施業の為の資材倉庫と車庫の計画です。建築家は、施主が自らが生産した木材を用いた“意味ある”存在を求め、山と木にまつわる“意識や技術の継承”を担う建築を志向しました。そして、地元工務店と建築専門学校大工チームが協業する体制で造り上げました。

    京北森林組合の森林施業の為の資材倉庫と車庫の計画である。この計画は、京北地域で生産・製材された木材を媒介とした山の価値の循環促進、また将来京北の木材を使うであろう大工の卵たちへの意識と技術の継承、京北周山地域の修景を目的とした。

    京北は平安京の時代から「御杣御料地」として建築用材を送り出す地域として伝統を引き継ぎながら発展してきた。当初計画は、既存の古い軽量鉄骨とスレート葺きの車庫と同様仕様の建替え予定であったものを、林業のまちの森林組合の施設は自らが生産した木材による意味ある建築とすべきとの考えから、組合内で話し合いを重ね今回の計画を進めた。

    建築家によるテキストより

    倉庫づくりの体制としては、施工は地元の大工棟梁の工務店が請負い、大工工事のサポートとして「大工の卵たち」である京都市内の建築専門学校大工チームが木工研修として担当し、手刻みから建て方、造作工事を行っている。

    建築行為は,ただ単に最高の品質や性能を求めることだけを価値基準にするのではなく,行為自体が将来の地域づくりや山と木にまつわる意識や技術を継承することに価値を見出してもよいのではないだろうか。

    建築家によるテキストより

    設計においてはチームの編成を考慮し、見つけた在庫の多種寸法に対応でき、学生大工でも比較的簡易な加工で行える「挟み梁工法」を採用している。車庫に必要な有効寸法と木材特性を考慮し主なスパンは2850mm×2000mmとした。多雪地域である事、シンプルで施工しやすい架構とするため片流れ屋根としている。この際、通し柱にできる材の最長寸法が7000mmであった事から全体の高さを決定した。

    車庫や資材倉庫の入口がある西側は大きな開口が並ぶため、雨除けの庇を1700mm出している。この庇を支える方杖が間口に印象的に7本並べている。この方杖は強度、対候性も必要な重要部の為、京都ブランド杉の磨き丸太を採用した。さらに高く建ちあがった2階西壁の耐風要素としてトラス構造としている。

    水平構面と耐力壁はΦ=10mmの鋼製ブレースを採用した。駐車スペースの内装制限の対応は近隣の美山地区の土を使った中塗り仕上げに,天井は木毛セメント版で仕上げとしている。
    一見,伝統と現代の工法がブリコラージュされて見えるが,山の価値の循環と技術の継承という観点からは,いずれも共通して現代の法規的経済的環境に対応した切実な建築行為としての合理性を持っている。

    建築家によるテキストより
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    アトリエSUS4京都建築専門学校東工務店建材(外装・壁)建材(外装・屋根)建材(外装・建具)建材(内装・床)建材(内装・壁)建材(内装・天井)建材(内装・その他)高橋勝図面あり京都倉庫山田圭司郎
    2026.08.03 Mon 14:03
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    【ap job更新】 リノベる株式会社が、設計パートナー (業務委託) を募集中

    ap job 【ap job更新】 リノベる株式会社が、設計パートナー (業務委託) を募集中

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    【ap job更新】 リノベる株式会社が、設計パートナー (業務委託) を募集中
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    リノベる株式会社の、設計パートナー (業務委託) 募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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    【設計パートナー募集】

    高い品質水準のリノベーションに携わりたい設計者の方へ。

    当社では、顧客満足を起点とし、デザイン性、工程管理、品質管理、最終的な仕上がりまでを含めたプロジェクト全体の完成度を担える設計パートナーを募集しています。

    ※品質水準とは、顧客満足を起点として、デザイン性、工程管理、品質管理、最終的な仕上がりまでを含めて評価される、プロジェクト全体の完成度を指します。

    当社のリノベーションは、設計・デザインの良し悪しだけでなく、お客様とのコミュニケーション、工程・品質管理、最終的な住まいとしての完成度まで含めて、プロジェクト全体の価値を重視しています。

    その水準を安定して担保できる設計者と、長期的に対等なパートナーとして協業したいと考えています。

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    2026.08.03 Mon 11:08
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    最も注目を集めたトピックス[期間:2026/7/27-8/2]

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    最も注目を集めたトピックス
    最も注目を集めたトピックス[期間:2026/7/27-8/2]

    アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2026/7/27-8/2)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページの「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。(弊サイトでは、作品記事についてSNS広告を活用した再発信を行う場合がありますが、その流入はランキングに影響しないよう設定しています)


    1. 伊東豊雄による「花小金井の家」(1983年) が公開へ。妹島和世の伊東事務所入所2年目の担当作品としても知られる。国際文化会館が公開や展示プログラムの運営を担う
    2. 久米設計による、熊本の「八代市新庁舎」。震災復興の一環として計画。“災害への強さ”と“文脈と呼応”する建築を目指し、床と天井を地域産木材の“CLTトラスユニット”工法で造る建築を考案。城の石垣の再利用なども行い“土地の記憶を継承”も意図
    3. コルビュジエのスケッチを紹介する展覧会「若きル・コルビュジエの旅」。東京藝術大学大学美術館 陳列館で開催。財団所蔵の資料から旅先で描いたスケッチ約100点を選定し、高解像度データを元に原寸大で複製して展示
    4. 【ap編集長の建築探索】vol.026 坂牛卓+中川宏文 / D.A.「纏うオフィス」
    5. 妹島和世の企画監修による、東京の名住宅建築を見学できる「TOKYO HOUSE TOUR」が開催。東孝光の「塔の家」、伊東豊雄の「花小金井の家」「小金井の家」が対象。アートウィーク東京の一環として実施
    6. 伯耆原洋太 / HAMS and, Studioによる、神奈川・箱根町の住宅兼ゲストハウス「二ノ平の縁側」。森の中に建つ平屋を改修。中央に居間がある“求心性の高い”既存の構成に着目し、内外を繋ぐと共に回遊を促す“円環状の縁側”を新設する計画を考案。床を土間に変えた“外部的な内部”も内と外の新たな関係に寄与
    7. 堀越優希による展覧会「質感の建築図」。建築家のドローイングの展示。スケールや領域を横断する“見えない繋がり”を表現する為に独自の図法を考案。主観と客観が混在する建築の経験を複雑さの喪失なしでの描画も試行
    8. 照内創 / SO&CO.による、東京の「高円寺の本社ビル」。駅近くの旗竿地での計画。“構造形式の自由”と“コンクリートの拡張”を追求し、300mm角のRC柱と“多様な接合の集積”を特徴とする建築を考案。街に開かれ将来の変化にも応える“はじまりの場”が現れる
    9. BIGによる、デンマークの「Dymak本社」。工業地域と自然景観の間に位置する敷地。騒音対策と景観導入を意図し、南北で高さが変わる中庭を備えた“円形の建物”を考案。園芸用品を扱う企業の社屋として“触感豊かな素材のパレット”を採用
    10. トラフによる、東京・港区のオフィス「ARO」。海外アウトドアブランドの日本拠点。自然と都市の感覚が重なり合う場を目指し、“富士山への眺望”の活用や“日本の山の風景から抽出した色彩”の使用などで空間を構築。木製の家具類も全体に渡って意識的に配置
    11. 石上純也の「徳島文化芸術ホール」をテーマとした展覧会の会場写真。約2,000枚の実施設計が完了している建築の模型やドローイングを中心に展示
    12. アトリエ・ワンの塚本由晴がディレクターを務める企画展「方丈記に学ぶ –生きるを編み直す小さな建築–」。21_21 DESIGN SIGHTで開催。小さな建築を起点に現代の生活様式を見つめ直す。建築家などが構想した現代の“方丈庵”も公開。入場チケットもプレゼント
    13. フォスター+パートナーズによる、中国・杭州の複合用途開発「EIC」。開発が進む新たなビジネスエリアでの計画。2棟のオフィスタワーと4棟の高層集合住宅に加えて、商業施設などを内包する基壇部で構成された建築。中央の緑化された公共広場で交流の為の“自然な背景”も提供
    14. 石上純也建築設計事務所による、山口の「House & Restaurant」。旧知の友人の為の住宅兼店舗。“時間と共にその重みを増していく”空間の要望に、地面に穴を掘りコンクリートを流して土の中の躯体を掘り起こしガラスを嵌める建築を考案。不確定要素を許容し使い方の発見更新を繰り返して作る
    15. 八木敦之 / アトリエMEMEによる、栃木の「日光の住宅」。周囲に山々が連なる地域での計画。心安らぐ“隠れ場”の様な住まいとの要望に、大小の立方体の量塊を組み合わせた“自然の一部である岩場のような佇まい”の建築を考案。渦巻状の平面構成は“洞窟”も想起させる
    16. ヨネダ設計舎 / 米田雅樹による、三重・亀山市の住宅「野原の家」
    17. 石上純也・藤村龍至・古市憲寿・豊井泰雄・清水裕且が登壇した、徳島文化芸術ホールをテーマとしたセミナーの動画。2026年7月に行われたもの
    18. nendoによる、長野・御代田町の「土管のゲストハウス」。宿泊機能を備えた芸術作品等を収蔵する保管庫。インフラに用いられる“ボックス・カルバート”の考え方を応用し、土管を井桁状に積み重ねた様な建築を考案。保管物の増加に伴い“土管”の追加も想定
    19. 山田優+小阿瀬直+大嶋励 / SNARK Inc.による、東京のサウナ施設「渋谷SAUNAS」。都心部の新築三階建ての建築。専門家らと共に立案したコンセプトの具現化の為に、形と寸法や素材において“触覚の心地よさ”を意識した設計を志向。細かな什器までも一貫してデザインし非日常的な世界観を作る
    20. MVRDVによる、オランダの「ロッテルダム・ロックス!」。没入型アート空間をメインとする社会的企業の為の文化拠点。人間と自然が共生する“未来に捧げるランドマーク”として、緑化された7つの“岩”を積み重ねる建築を考案。内部動線は“洞窟”のような様相を呈する

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    2026.08.03 Mon 07:30
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    2026.7.31Fri
    • 建築家のリナ・ゴッドメを特集した、英国放送協会制作の動画「過去を記憶する建築をいかに設計するか」。大阪・関西万博の“バーレーンパビリオン”の設計者としても知られる。2026年8月に公開されたもの
    2026.8.05Wed
    • トラフによる、大阪市の店舗「BIRKENSTOCK SHINSAIBASHI」。手仕事のものづくりで足の健康を支えるブランドの店。ルーツである“歩くこと”の表現を求め、“地面・素材・奥行のある風景”の空間化を志向。土を混ぜ込んだ“和紙壁面”と力強さを備えた“木製作品”で場を構築

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