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2026.7.20Mon
2026.7.18Sat
BIGによる、デンマークの「Dymak本社」。工業地域と自然景観の間に位置する敷地。騒音対策と景観導入を意図し、南北で高さが変わる中庭を備えた“円形の建物”を考案。園芸用品を扱う企業の社屋として“触感豊かな素材のパレット”を採用
photo by Rasmus Hjortshoj

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architecture|feature
図面あり事務所ビャルケ・インゲルスBIG
BIGによる、デンマークの「Dymak本社」。工業地域と自然景観の間に位置する敷地。騒音対策と景観導入を意図し、南北で高さが変わる中庭を備えた“円形の建物”を考案。園芸用品を扱う企業の社屋として“触感豊かな素材のパレット”を採用 photo by Rasmus Hjortshoj
BIGによる、デンマークの「Dymak本社」。工業地域と自然景観の間に位置する敷地。騒音対策と景観導入を意図し、南北で高さが変わる中庭を備えた“円形の建物”を考案。園芸用品を扱う企業の社屋として“触感豊かな素材のパレット”を採用 photo by Rasmus Hjortshoj
BIGによる、デンマークの「Dymak本社」。工業地域と自然景観の間に位置する敷地。騒音対策と景観導入を意図し、南北で高さが変わる中庭を備えた“円形の建物”を考案。園芸用品を扱う企業の社屋として“触感豊かな素材のパレット”を採用 photo by Rasmus Hjortshoj
BIGによる、デンマークの「Dymak本社」。工業地域と自然景観の間に位置する敷地。騒音対策と景観導入を意図し、南北で高さが変わる中庭を備えた“円形の建物”を考案。園芸用品を扱う企業の社屋として“触感豊かな素材のパレット”を採用 photo by Rasmus Hjortshoj

BIGが設計した、デンマーク・オーデンセの「Dymak本社」です。
工業地域と自然景観の間に位置する敷地での計画です。建築家は、騒音対策と景観導入を意図し、南北で高さが変わる中庭を備えた“円形の建物”を考案しました。また、園芸用品を扱う企業の社屋として“触感豊かな素材のパレット”を採用しています。


こちらはリリーステキストです(翻訳:アーキテクチャーフォト / 原文は末尾に掲載)

BIGが設計した、デンマーク・オーデンセにあるDYMAKの「生きた素材カタログ」の内部をのぞく

工業地域とグリスホルム湖周辺の自然景観の間に位置するオーデンセのDymak新本社は、保護された緑豊かな中庭を囲む円形の建物として構想されています。BIG – ビャルケ・インゲルス・グループが設計したこのDGNBゴールド、ハート、ダイヤモンド認証を取得した本社は、2,800㎡の建物内にオフィススペース、ショールーム、共用施設を備え、会社の日常の中心に自然光や景観、そして人々の交流をもたらしています。

起伏のある屋根の景観と、格子状の木材とガラスによるファサードを特徴とするDymak本社は、デンマーク第3の都市オーデンセの主要な玄関口の一つに位置しており、新たな産業開発と森林や湖の景観が接する場所にあります。職場および素材のショーケースとして構想されたこの建物は、Dymakの触感豊かで自然な素材のポートフォリオの「生きたカタログ」として機能するとともに、共用スペースや緑豊かな中庭、ジムを通じて、より交流が生まれやすく柔軟な日常の利用を支えています。Dymak本社はすでにDGNBゴールド、ハート、ダイヤモンド認証を取得しており、建物全体のエネルギー性能、スタッフのウェルビーイングへの取り組み、そして建築品質が評価されています。なお、ダイヤモンド認証は、卓越したデザインの完成度に対して、独立した審査員団によって別途授与されています。

屋根は北側に向かって持ち上げられ、近くの森林を一望できる眺望を確保するとともに、南側に向かって段状に低くなることで、日射を遮り、室内環境を最適化し、騒音公害を低減しています。この起伏のある形状は、屋根に設けられた約880枚の特注形状の太陽光発電パネルのための最適な面も提供しており、建物内でのエネルギー生産に貢献しています。

「Dymak本社は、低炭素素材の活用における傑作として構想されています。マスティンバー構造、粘土タイル、粘土モルタル、そしてアマモは、建物のエンボディドカーボンを低減するとともに、温かみのある有機的な雰囲気をもたらしています。円形の建物は、中央の中庭を囲むように配置された十分に採光された執務環境を提供しており、近くの高速道路の騒音から隔てられ、保護されています。ソーラールーフは、発電効率を最適化し、日射熱取得を最小限に抑え、隣接する湿地への眺望を最大限に確保できるよう角度が付けられています。その結果としての彫刻的なフォルムは、幾何学におけるメビウスの帯を想起させるとともに、オマージュでもあります。それは見た目がユニークであるだけでなく、その性能もまた独自のものとなっています」― BIG 創設者兼クリエイティブ・ディレクター、ビャルケ・インゲルス

BIGの社内ランドスケープチームが設計した周辺のランドスケープを通って本社へ向かうと、来訪者は、アクセス道路や駐車場、在来植生を一体的に組み込んだ、慎重に植栽計画が施された地形を通って到着します。シェルターを生み出し、近隣のインフラに対する緑の緩衝帯を形成するように形づくられており、湖へ向かって開かれています。雨水は、開放水路と造園された集水池によって管理され、そこで流れを緩やかにされ、景観の目に見える一体的な構成要素として保持されています。

建物に入ると、来訪者は二層吹抜空間へ迎え入れられます。1階にはショールーム、フォトスタジオ、フィットネス施設が含まれており、上階にはオープンプランのワークスペース、会議室、ラウンジエリアが備えられています。

Dymakの素材ポートフォリオに着想を得たこの建物は、木材、粘土、コルク、アマモなどの無加工で触感豊かな素材のパレットに包まれており、一方、再生紙繊維による天井が、その上部により柔らかな層を加えています。

格子のようなファサードは、木材とガラスの相互作用を生み出し、自然光を空間へ取り込んでいます。縦フィンと日除け要素によるリズミカルなシステムは、南側に向かって密度を高め、北側に向かってより開放的になることで、一日を通して光と温度を調整し、快適な執務環境を確保しています。

レンガの床は建物内部から中央の中庭へと延びており、中庭は、気軽な集まりや日常的な交流の場のための在来種を植栽した緑の円形劇場として構想されています。

「メインエントランスから、建物は建物の“緑の心臓部”である円形の中庭へと開かれています。中庭は建物の至る所から見ることができ、従業員と来訪者のための共用の集いの場として機能しています。独立して植えられた樹木、白い花を咲かせる多年草、グラス類、そしてハーブが、季節とともに変化する緑豊かで感覚に訴える環境を生み出しています。内部と外部とのつながりは、温かみのあるアースカラーの高温焼成タイルによって強調されています。それらのタイルは円形のパターンで敷かれ、ランドスケープの幾何学を建物内部へと導いています」― BIG アソシエイト兼シニア・ランドスケープ・アーキテクト、ウラ・ホーンスィルド(Ulla Hornsyld)


以下の写真はクリックで拡大します

BIGによる、デンマークの「Dymak本社」。工業地域と自然景観の間に位置する敷地。騒音対策と景観導入を意図し、南北で高さが変わる中庭を備えた“円形の建物”を考案。園芸用品を扱う企業の社屋として“触感豊かな素材のパレット”を採用 photo by Rasmus Hjortshoj
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BIGによる、デンマークの「Dymak本社」。工業地域と自然景観の間に位置する敷地。騒音対策と景観導入を意図し、南北で高さが変わる中庭を備えた“円形の建物”を考案。園芸用品を扱う企業の社屋として“触感豊かな素材のパレット”を採用 image©BIG
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BIGによる、デンマークの「Dymak本社」。工業地域と自然景観の間に位置する敷地。騒音対策と景観導入を意図し、南北で高さが変わる中庭を備えた“円形の建物”を考案。園芸用品を扱う企業の社屋として“触感豊かな素材のパレット”を採用 image©BIG

以下、建築家によるテキストです。


A PEEK INSIDE DYMAK’S ‘LIVING CATALOGUE OF MATERIALS’ IN ODENSE, DENMARK, DESIGNED BY BIG

Set between an industrial area and the natural landscape surrounding Glisholm Lake, Dymak’s new headquarters in Odense is conceived as a circular building wrapped around a sheltered green courtyard. Designed by BIG – Bjarke Ingels Group, the DGNB Gold, Heart and Diamond-certified headquarters combines office spaces, showrooms, and shared facilities within a 2,800 m2 building that brings daylight, landscape, and social interaction into the center of the company’s daily life.

Defined by an undulating roofscape and a gridded timber-and-glass facade, the Dymak headquarters is located at one of the main entrances to Odense, Denmark’s third-largest city, where new industrial development meets forest and lake landscapes. Conceived as both workplace and material showcase, the building acts as a living catalogue for Dymak’s portfolio of tactile and natural materials, while also supporting a more social and flexible everyday use through shared spaces, a green courtyard, and a gym. The Dymak HQ has already received DGNB Gold, Heart, and Diamond certification, recognizing its overall energy performance, focus on staff well-being, and architectural quality – with the Diamond distinction awarded separately by an independent jury for exceptional design excellence.

The roof is raised towards the north with panoramic views of the nearby forest and cascaded towards the south to provide shade from the sun, optimize the indoor climate and reduce noise pollution. This undulating shape also provides an optimal surface for the roof’s approx. 880 custom-shaped photovoltaic panels, contributing to the building’s on-site energy production.

“The Dymak headquarters is conceived as a tour de force in low-carbon materiality: mass timber construction, clay tiles, clay mortar, and eelgrass lower the embodied carbon of the building while providing a warm and organic atmosphere. The circular building provides a well-lit work environment arranged around the central courtyard, secluded and sheltered from the noise of the nearby highway. The solar roof is angled to optimize power production, minimize solar heat gain, and maximize views of the neighboring wetlands. The resultant sculptural form is reminiscent of a Mobius strip in geometry as well as a tribute: not only does it look unique, it also performs uniquely.” – Bjarke Ingels, Founder & Creative Director, BIG

Approaching the headquarters through the surrounding landscape designed by BIG’s internal landscape team, visitors arrive through a carefully planted terrain that integrates access roads, parking, and native vegetation. Shaped to create shelter and form a green buffer towards the nearby infrastructure, it opens towards the lake. Rainwater is managed through open channels and landscaped basins, where it is slowed and retained as a visible and integrated part of the landscape.

Entering the building, visitors are welcomed into a double-height space. The ground floor houses a showroom, a photo studio, and fitness facilities, while the upper floors contain open-plan workspaces, meeting rooms, and lounge areas.

Inspired by Dymak’s material portfolio, the building is wrapped in a palette of raw and tactile materials, such as wood, clay, cork, and eelgrass, while ceilings in recycled paper fibers add a softer layer overhead.

The grid-like facade creates an interplay of timber and glass that allows daylight to enter the space, while a rhythmic system of vertical fins and shading elements becomes denser toward the south and more open toward the north, regulating light and temperature throughout the day to ensure a comfortable working environment.

The brick floors extend from the interior into the central courtyard, conceived as a green amphitheater with native species for informal gatherings and everyday social life.
“From the main entrance, the building opens onto the circular courtyard – the building’s green heart. The courtyard is visible throughout the building and acts as a shared gathering space for employees and visitors. The different levels are connected by broad seating edges, forming a landscaped atrium with an amphitheater-like character. Freestanding trees, white-flowering perennials, grasses, and herbs create a green, sensory environment that changes with the seasons. The connection between inside and outside is emphasized by hard-fired tiles in warm, earthy tones, laid in circular patterns that carry the landscape’s geometry into the building.” – Ulla Hornsyld, Associate & Senior Landscape Architect, BIG

■建築概要

Name: Dymak HQ
Size: 2,800 m2
Location: Odense, Denmark
Client: Dymak
Collaborators: Cj Group, OBH Gruppen, Henry Jensen, ZERO Engineering
───
PROJECT TEAM
Partner in Charge: Bjarke Ingels, Ole Elkjaer-Larsen
Project Manager: Joos Jerne
Project Leader: Lisbet Fritze Trentemoller
Team: Frederik Skou Jensen, Celia de la Osa Munoz, Emil Westlin, Jakub Kulisa, Laura Watte, Marius Tromholt-Richter, Celina Holck, Christian Rasmussen, Giulia Orlando, Ioannis Mathioudakis, Kamilla Heskje, Narisara Ladawal Schroder, Oliver Steen, Richard Howis, Snorre Nash, Soren Mortensen, Sofia Papadopoulou, Jesper Boye Andersen, Finn Norkjaer, Frederik Lyng, Victor-Antoine Delorme, Lucas Malthe Mikkelsen, Matthew Thomson, Anders Holden Deleuran, Tore Banke, Cosmin Padauru, Harish Karthick Vijay, Karim Daw, Tim Christensen, Andreas Bak, Jonathan Russell, Andrea Hektor, Alexander Gale Heiede, Jesus Fernandez Fraile, Thomas Lejeune, Kannan Selvaraj, Kai-Brith Kalda, Antoine Gisele Maes
BIG Sustainability: Katrine Juul, Will Chuanrui Yu, Sille Foltinger, Pernille Ulgvig Sangvin, Henrik Kania, Jens Max Jensen
BIG Landscape: Giulia Frittoli, Ulla Hornsyld, Anders Fonss, Brian Malig Collado, Alicia De Nobrega, Olivia Ann Egeberg, Sirui Qiu, Ahmed Badral

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    BIGによる、ブータンの「ゲレフ国際空港」。同建築家たちが手掛けるマスタープランの一環として計画。国の文化も体現する存在を目指し、地域の柱から着想を得て“彫刻と彩色”を構造体に施す建築を考案。山並みを想起させる木造フレームは将来の拡張性も考慮
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  • 2026.7.12Sun
    ビャルケ・インゲルスによる講演「マインドフルネス・シティ」の動画。Bloomberg CityLab 2026の一環として2026年4月に行われたもの
  • 2026.4.23Thu
    BIG・WRA・HASTINGS Architectureによる、アメリカ・ナッシュビルの「テネシー舞台芸術センター」。音楽の街の“4つの公演空間”を備えた施設。“波打つ劇場のカーテン”から着想を得て、外部アーチを持ち上げて内部の活動を表出する建築を考案。“あらゆる方向”から人々を迎え入れる構成は都市との繋がりを考慮
  • 2026.3.28Sat
    BIGのビャルケ・インゲルスを特集したテレビ番組の動画。本人へのインタビューや事務所の様子なども収録。2026年3月に公開されたもの
  • 2025.11.14Fri
    BIGによる、ドイツ・ハンブルグの新しい州立歌劇場。都市の水辺沿いに建つ“公共空間”としての施設の計画。多方向からのアクセスを可能とし、同心円状のテラスが重なるランドスケープの様な建築を考案。様々な空間が垣間見える構成でオペラへの新たな視点も提供
  • 2025.11.12Wed
    BIG・ARTS Group・Frontによる、中国の「蘇州現代美術館」。中国庭園の発祥地の湖畔に建つ美術館。地域の庭園の伝統に根ざした存在を求め、屋根付きの回廊“廊”を再解釈する計画を志向。連続する緩やかな屋根の下に複数のパヴィリオンを相互接続する建築を考案
  • 2025.10.30Thu
    BIGなどが設計に参加した、ニューヨークの「ソーラー・ワン環境教育センター」。水害対策として計画された公園群の一角にある施設。子供の為の教室も備えた災害時に電力を供給する避難所として、浸水時を想定した仕様に加えて太陽光パネルや蓄電システムも配備した建築を考案
  • 2025.10.30Thu
    BIGなどが設計に参加した、ニューヨークの「イーストサイド・コースタル・レジリエンシー・プロジェクト」。河岸からの水害対策として計画。都市を水際から切り離さない在り方を目指し、土地のかさ上げや防護システムの設置と同時に様々な用途を備えた公園の連続とする“パーキペラゴ”を考案
  • 2025.10.01Wed
    BIGによる、アメリカ・ロサンゼルスの「ロバート・デイ・サイエンス・センター」。大学キャンパス内での計画。アイデアの交換を促進する刺激的な場を目指し、各階のヴォリュームを45°回転させて積層する建築を考案。中心に作られた吹抜空間を多様な属性の人々たちの交流の場として機能させる
  • 2025.4.03Thu
    BIGによる、新しいハンガリー自然史博物館。何世紀もの歴史がある大森林の中での計画。地域の教育と文化に貢献する施設として、3本の緑化された帯が重なり合う建築を考案。全方位からのアクセスも可能で都市構造と自然景観の両方に溶け込む
  • 2025.3.07Fri
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    最も注目を集めたトピックス[期間:2026/7/13-7/19]

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    最も注目を集めたトピックス
    最も注目を集めたトピックス[期間:2026/7/13-7/19]

    アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2026/7/13-7/19)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページの「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。(弊サイトでは、作品記事についてSNS広告を活用した再発信を行う場合がありますが、その流入はランキングに影響しないよう設定しています)


    1. 石上純也の「徳島文化芸術ホール」をテーマとした展覧会の会場写真。約2,000枚の実施設計が完了している建築の模型やドローイングを中心に展示
    2. 共栄木材が、設計者と地域工務店を対象に「大スパン木造」実現へのサポートを展開中。LVLトラスからネイルプレートトラスまで、様々な方法で“20メートルを超える無柱空間”を造り上げる。構造材から焼杉など外壁材の選定まで、初期計画段階から支援
    3. 関谷涼太 / タソ建築アトリエによる、愛知の「江南の家」。隣地の建設計画が不明な状況で構想された住まい。外部環境に左右されない“光のさま”を求め、平面の半分を吹抜とし上部開口から光を取込んで格子梁で拡散させる空間を考案。手刻み木組みの大工技術でつくり上げる
    4. 【ap編集長の建築探索】vol.024 小滝健司+高藤万葉 / TOASt「Three island Terrace」
    5. OMAによる、オランダ・アムステルダムの集合住宅「ザ・マーティン」。同事務所がマスタープランを担う開発内での計画。“日本のパズル”のように4つの量塊が組み合わさり、バルコニーが透過性のあるファサードを生み出す建築を考案。多様な住戸形式に加えて二つの屋上テラスも備える
    6. 後藤周平建築設計事務所による、東京・大田区の店舗「loose」。木造住宅の和室をセレクトショップへと転用。空間と庭の“街への開放”も意図し、掃出し窓を出入口として道路から庭を通り抜ける50mのアプローチを整備。新旧要素と環境を呼応させて“場所の固有性”も創り出す
    7. 甘粕敦彦による、神奈川・横浜市の「根岸森林公園トイレ」。“最小単位の公共建築”として構想された施設。環境負荷が少なく周囲に溶け込む存在を求め、既存地形も維持できる“円弧状の道”と一体となる建築を考案。緩勾配のアプローチで車いす等での通り抜けも可能にする
    8. 荻逃魚 / N&C一級建築士事務所による、神奈川・川崎の住宅「SAIWAIの家」
    9. 大阪市で「『現し』を考える。展@大阪本町」が、パナソニックEWの企画で開催。電材での意匠表現の可能性を探る展示。東京で開催された同名の展覧会のver.1.0からver.4.0をベースとして再構成
    10. トラフによる、東京・世田谷区の店舗「MM Canele 駒沢大学駅店」。駅構内のカヌレのテイクアウト専門店。雑踏の中で“印象が立ち上がる”存在を求め、白い空間に“樹皮を混ぜたボードを用いたカウンター”を浮遊させる構成を考案。商品・図案・素材の量感の呼応で印象の凝縮も意図
    11. ニジアーキテクツによる、千葉・柏市の「登間の家」。中央に“崖”があり奥に向かい高低差のある敷地。環境に寄り添い享受する設計思想のもと、地形を活かし高い部分の眺望も取込む建築を志向。登窯のようで3つの床レベルのある“多様な居場所”を備えた空間を構築
    12. 石上純也建築設計事務所による、山口の「House & Restaurant」。旧知の友人の為の住宅兼店舗。“時間と共にその重みを増していく”空間の要望に、地面に穴を掘りコンクリートを流して土の中の躯体を掘り起こしガラスを嵌める建築を考案。不確定要素を許容し使い方の発見更新を繰り返して作る
    13. miCo. による、東京・狛江市の「Pet Hotel & Salon One²」。ペットのホテルとサロン。“一軒家”のような宿泊スペースとの要望から着想し、個々の空間の連なりが“集落の風景”となる状況の構築を志向。家々の要素を抽象化し“幅の異なる二種類の線”で表現して配置する
    14. ヨネダ設計舎 / 米田雅樹による、三重・亀山市の住宅「野原の家」
    15. 阿曽芙実による、兵庫・西宮市の「『唯一味』の加工場とショップ」。既存住宅の一部を唐辛子製品の店へと増改築。元テラスの基壇を活用して、板張りの優しい佇まいと対比的な“ピリッとした物体”が浮遊する建築を考案。商品特徴との共通性も備えた“結晶の様な唯一無二の塊”も意図
    16. トラフによる、東京・渋谷区の店舗「TOM WOOD SHIBUYA」。ジュエリーブランドの新旗艦店。製品の世界観の空間化と“開かれた体験の展開”を求め、スケール感のあるガラスショーケースの周りを回遊する構成を考案。ラウンジ領域の用意は回遊と滞在の緩やかな重なりも意図
    17. 山田優+小阿瀬直+大嶋励 / SNARK Inc.による、東京のサウナ施設「渋谷SAUNAS」。都心部の新築三階建ての建築。専門家らと共に立案したコンセプトの具現化の為に、形と寸法や素材において“触覚の心地よさ”を意識した設計を志向。細かな什器までも一貫してデザインし非日常的な世界観を作る
    18. MVRDVとバランスによる、イタリアの、トリノ市立近現代美術館の改修。近代建築を復元しつつ現代的に刷新する計画。間仕切りの撤去等で可変的な展示空間を作ると共に、地下にコレクションを鑑賞できる“オープン収蔵”の空間も構築。地上階を横断可能な公共広場として周辺施設とも繋ぐ
    19. nendoによる、長野・御代田町の「土管のゲストハウス」。宿泊機能を備えた芸術作品等を収蔵する保管庫。インフラに用いられる“ボックス・カルバート”の考え方を応用し、土管を井桁状に積み重ねた様な建築を考案。保管物の増加に伴い“土管”の追加も想定
    20. 小室舞​​​​​​​ / KOMPASによる、東京・千駄ヶ谷の、事務所併用住宅「アイビス千駄ヶ谷」。収益性と生活の両立を目指し、法規制内で建築可能な最大限の床面積を確保、その過程で生みだされる階段状の屋外空間が内部とも連続し、都心部における緑あふれる豊かな生活を実現

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    最も注目を集めたトピックス
    2026.07.20 Mon 07:25
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    2026.7.17Fri
    • 青木淳とリチャード・タトルによる、東京オペラシティ アートギャラリーでの展覧会「ほぼ、空」。建築家と美術家が協働して制作。タトルが提案した三つの要素“柱・バスケット・色の帯”を、青木の“枠組みを外す”計画で館内に配置。光と影が質感を生み出して展示室内に“空気”が現れる
    • 2026年 日本建築学会賞(作品)の受賞者による講演「作品を語る」の動画。周防貴之、髙橋一平、日野雅司・川口有子・仲俊治が登壇。2026年7月に公開されたもの

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