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ツバメアーキテクツとUG都市建築による、東京の「新橋のオフィスビル」。住むと働くの間を拓くプロトタイプも模索。“コモンスペース”を散りばめて入居者が建物全体を使用可能とし、執務空間では給湯機能を窓際に配置して交流を促進。外観は近景と遠景の両方で質感とリズムの感受を意図
photo©ナカサアンドパートナーズ

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UG都市建築ジェーエスディー植木組知久設備計画研究所建材(外装・壁)建材(外装・建具)建材(内装・床)建材(内装・壁)建材(内装・天井)建材(外構・床)西川日満里山道拓人千葉元生ツバメアーキテクツナカサ&パートナーズ
ツバメアーキテクツとUG都市建築による、東京の「新橋のオフィスビル」。住むと働くの間を拓くプロトタイプも模索。“コモンスペース”を散りばめて入居者が建物全体を使用可能とし、執務空間では給湯機能を窓際に配置して交流を促進。外観は近景と遠景の両方で質感とリズムの感受を意図外観、南西側より見る。 photo©ナカサアンドパートナーズ
ツバメアーキテクツとUG都市建築による、東京の「新橋のオフィスビル」。住むと働くの間を拓くプロトタイプも模索。“コモンスペース”を散りばめて入居者が建物全体を使用可能とし、執務空間では給湯機能を窓際に配置して交流を促進。外観は近景と遠景の両方で質感とリズムの感受を意図1階、エントランス photo©ナカサアンドパートナーズ
ツバメアーキテクツとUG都市建築による、東京の「新橋のオフィスビル」。住むと働くの間を拓くプロトタイプも模索。“コモンスペース”を散りばめて入居者が建物全体を使用可能とし、執務空間では給湯機能を窓際に配置して交流を促進。外観は近景と遠景の両方で質感とリズムの感受を意図4階、オフィス photo©ナカサアンドパートナーズ
ツバメアーキテクツとUG都市建築による、東京の「新橋のオフィスビル」。住むと働くの間を拓くプロトタイプも模索。“コモンスペース”を散りばめて入居者が建物全体を使用可能とし、執務空間では給湯機能を窓際に配置して交流を促進。外観は近景と遠景の両方で質感とリズムの感受を意図9階、インナーバルコニーから開口部越しにオフィスを見る。 photo©ナカサアンドパートナーズ

ツバメアーキテクツのデザイン監修、UG都市建築の設計監理による、東京・港区の「新橋のオフィスビル」です。
住むと働くの間を拓くプロトタイプも模索した計画です。建築家は、“コモンスペース”を散りばめて入居者が建物全体を使用可能とし、執務空間では給湯機能を窓際に配置して交流を促進しました。また、外観は近景と遠景の両方で質感とリズムの感受を意図しました。

新橋に立つオフィスビルのプロジェクト。
長きに渡り家づくりを行ってきたクライアントと、オフィスビルを考えるにあたってラボ業務とデザイン業務を一貫して行なった。「Office as a Home」のコンセプトのもと、住む場所と働く場所の間を拓くようなプロトタイプとしてのビルのデザインを模索することからプロジェクトが始まった。

コロナ禍以前のように一律に出社するだけではなく在宅ワークという選択肢も定着した今日において、わざわざ一つの場所に集まって働くことの意味を設計として捉え直そうとしている。

建築家によるテキストより

まず、ビル全体の使われ方において、屋上、路面、地下を質の異なるコモンスペースとして位置付けることで、入居者が自身のテナント階だけではなくビル全体を使いこなせるような運用を計画した。

そしてオフィスの要となる執務スペースは、窓周りが最も重要な場所であると考えた。
各階に配された深い奥行きをもつ窓の窓台には空調などが格納され、ブラインドを降ろしても柔らかい光がバウンスして入るように窓の上部には庇状の反射板を設けた。それにより躯体素地の天井が柔らかく照らされる。

また、一般的に執務スペースと分離され暗くなりがちな給湯室の機能を、家におけるダイニングキッチンのような場所として捉え直し、執務スペースの中に配置した。さらに大きな出窓やテーブルセットが置ける大きさのバルコニーに近接させることで、自然光が差し込みつつコミュニケーションの起点となるような場所に転換させ、家のようにリラックスできる空間を目指した。

建築家によるテキストより

ファサードは、古典的なルールを踏襲しつつ新しいデザインが巧みに融合された20世紀におけるミラノのパラッツォや、足元からも遠景からも陰影が美しく均整の取れたシカゴ派の高層ビルなど数多くの実践を参照し、東京の街並みの一部としてのビルのあり方を検討した。

基部は荒々しい表情のRC削り出し、胴部はRC打放しと左官の揺らぎながら重なる2つのフレーム、頂部は金属製のパネルというそれぞれ異なる質感の素材を積み重ねることで全体にメリハリをつけ、さらにインナーバルコニーがアクセントとして現れる。
躯体は地面から空へ細くしていくことで垂直性を強調し、そこに物質ごとの厚みによる複層性が陰影となって現れる。一般的に単調になりがちな高層ビルのファサードに対し、近景で見ても遠景から見ても質感やファサードのリズムが感じられるような構成とした。

建築家によるテキストより

以下の写真はクリックで拡大します

ツバメアーキテクツとUG都市建築による、東京の「新橋のオフィスビル」。住むと働くの間を拓くプロトタイプも模索。“コモンスペース”を散りばめて入居者が建物全体を使用可能とし、執務空間では給湯機能を窓際に配置して交流を促進。外観は近景と遠景の両方で質感とリズムの感受を意図外観、南西側より見る。 photo©ナカサアンドパートナーズ
ツバメアーキテクツとUG都市建築による、東京の「新橋のオフィスビル」。住むと働くの間を拓くプロトタイプも模索。“コモンスペース”を散りばめて入居者が建物全体を使用可能とし、執務空間では給湯機能を窓際に配置して交流を促進。外観は近景と遠景の両方で質感とリズムの感受を意図外観、南側より見る。 photo©ナカサアンドパートナーズ
ツバメアーキテクツとUG都市建築による、東京の「新橋のオフィスビル」。住むと働くの間を拓くプロトタイプも模索。“コモンスペース”を散りばめて入居者が建物全体を使用可能とし、執務空間では給湯機能を窓際に配置して交流を促進。外観は近景と遠景の両方で質感とリズムの感受を意図外観、南側の道路より見る。 photo©ナカサアンドパートナーズ
ツバメアーキテクツとUG都市建築による、東京の「新橋のオフィスビル」。住むと働くの間を拓くプロトタイプも模索。“コモンスペース”を散りばめて入居者が建物全体を使用可能とし、執務空間では給湯機能を窓際に配置して交流を促進。外観は近景と遠景の両方で質感とリズムの感受を意図外観、東側の道路より見る。 photo©ナカサアンドパートナーズ
ツバメアーキテクツとUG都市建築による、東京の「新橋のオフィスビル」。住むと働くの間を拓くプロトタイプも模索。“コモンスペース”を散りばめて入居者が建物全体を使用可能とし、執務空間では給湯機能を窓際に配置して交流を促進。外観は近景と遠景の両方で質感とリズムの感受を意図外観、敷地内の東よりエントランス側を見る。 photo©ナカサアンドパートナーズ
ツバメアーキテクツとUG都市建築による、東京の「新橋のオフィスビル」。住むと働くの間を拓くプロトタイプも模索。“コモンスペース”を散りばめて入居者が建物全体を使用可能とし、執務空間では給湯機能を窓際に配置して交流を促進。外観は近景と遠景の両方で質感とリズムの感受を意図1階、エントランス photo©ナカサアンドパートナーズ
ツバメアーキテクツとUG都市建築による、東京の「新橋のオフィスビル」。住むと働くの間を拓くプロトタイプも模索。“コモンスペース”を散りばめて入居者が建物全体を使用可能とし、執務空間では給湯機能を窓際に配置して交流を促進。外観は近景と遠景の両方で質感とリズムの感受を意図1階、エントランス photo©ナカサアンドパートナーズ
ツバメアーキテクツとUG都市建築による、東京の「新橋のオフィスビル」。住むと働くの間を拓くプロトタイプも模索。“コモンスペース”を散りばめて入居者が建物全体を使用可能とし、執務空間では給湯機能を窓際に配置して交流を促進。外観は近景と遠景の両方で質感とリズムの感受を意図4階、オフィス photo©ナカサアンドパートナーズ
ツバメアーキテクツとUG都市建築による、東京の「新橋のオフィスビル」。住むと働くの間を拓くプロトタイプも模索。“コモンスペース”を散りばめて入居者が建物全体を使用可能とし、執務空間では給湯機能を窓際に配置して交流を促進。外観は近景と遠景の両方で質感とリズムの感受を意図9階、インナーバルコニーから開口部越しにオフィスを見る。 photo©ナカサアンドパートナーズ
ツバメアーキテクツとUG都市建築による、東京の「新橋のオフィスビル」。住むと働くの間を拓くプロトタイプも模索。“コモンスペース”を散りばめて入居者が建物全体を使用可能とし、執務空間では給湯機能を窓際に配置して交流を促進。外観は近景と遠景の両方で質感とリズムの感受を意図窓辺、「ライトシェルフ」の詳細 photo©ナカサアンドパートナーズ
ツバメアーキテクツとUG都市建築による、東京の「新橋のオフィスビル」。住むと働くの間を拓くプロトタイプも模索。“コモンスペース”を散りばめて入居者が建物全体を使用可能とし、執務空間では給湯機能を窓際に配置して交流を促進。外観は近景と遠景の両方で質感とリズムの感受を意図地下1階、コモンスペースから開口部越しに1階への階段を見る。 photo©ナカサアンドパートナーズ
ツバメアーキテクツとUG都市建築による、東京の「新橋のオフィスビル」。住むと働くの間を拓くプロトタイプも模索。“コモンスペース”を散りばめて入居者が建物全体を使用可能とし、執務空間では給湯機能を窓際に配置して交流を促進。外観は近景と遠景の両方で質感とリズムの感受を意図屋上階。夜景 photo©ナカサアンドパートナーズ
ツバメアーキテクツとUG都市建築による、東京の「新橋のオフィスビル」。住むと働くの間を拓くプロトタイプも模索。“コモンスペース”を散りばめて入居者が建物全体を使用可能とし、執務空間では給湯機能を窓際に配置して交流を促進。外観は近景と遠景の両方で質感とリズムの感受を意図外観、東側の道路より見る。夜景 photo©ナカサアンドパートナーズ
ツバメアーキテクツとUG都市建築による、東京の「新橋のオフィスビル」。住むと働くの間を拓くプロトタイプも模索。“コモンスペース”を散りばめて入居者が建物全体を使用可能とし、執務空間では給湯機能を窓際に配置して交流を促進。外観は近景と遠景の両方で質感とリズムの感受を意図外観、南側より見る。夜景 photo©ナカサアンドパートナーズ
ツバメアーキテクツとUG都市建築による、東京の「新橋のオフィスビル」。住むと働くの間を拓くプロトタイプも模索。“コモンスペース”を散りばめて入居者が建物全体を使用可能とし、執務空間では給湯機能を窓際に配置して交流を促進。外観は近景と遠景の両方で質感とリズムの感受を意図1階平面図 image©ツバメアーキテクツ+UG都市建築
ツバメアーキテクツとUG都市建築による、東京の「新橋のオフィスビル」。住むと働くの間を拓くプロトタイプも模索。“コモンスペース”を散りばめて入居者が建物全体を使用可能とし、執務空間では給湯機能を窓際に配置して交流を促進。外観は近景と遠景の両方で質感とリズムの感受を意図4階平面図 image©ツバメアーキテクツ+UG都市建築
ツバメアーキテクツとUG都市建築による、東京の「新橋のオフィスビル」。住むと働くの間を拓くプロトタイプも模索。“コモンスペース”を散りばめて入居者が建物全体を使用可能とし、執務空間では給湯機能を窓際に配置して交流を促進。外観は近景と遠景の両方で質感とリズムの感受を意図9、10階平面図 image©ツバメアーキテクツ+UG都市建築
ツバメアーキテクツとUG都市建築による、東京の「新橋のオフィスビル」。住むと働くの間を拓くプロトタイプも模索。“コモンスペース”を散りばめて入居者が建物全体を使用可能とし、執務空間では給湯機能を窓際に配置して交流を促進。外観は近景と遠景の両方で質感とリズムの感受を意図11、12階平面図 image©ツバメアーキテクツ+UG都市建築
ツバメアーキテクツとUG都市建築による、東京の「新橋のオフィスビル」。住むと働くの間を拓くプロトタイプも模索。“コモンスペース”を散りばめて入居者が建物全体を使用可能とし、執務空間では給湯機能を窓際に配置して交流を促進。外観は近景と遠景の両方で質感とリズムの感受を意図13階平面図 image©ツバメアーキテクツ+UG都市建築
ツバメアーキテクツとUG都市建築による、東京の「新橋のオフィスビル」。住むと働くの間を拓くプロトタイプも模索。“コモンスペース”を散りばめて入居者が建物全体を使用可能とし、執務空間では給湯機能を窓際に配置して交流を促進。外観は近景と遠景の両方で質感とリズムの感受を意図14階平面図 image©ツバメアーキテクツ+UG都市建築
ツバメアーキテクツとUG都市建築による、東京の「新橋のオフィスビル」。住むと働くの間を拓くプロトタイプも模索。“コモンスペース”を散りばめて入居者が建物全体を使用可能とし、執務空間では給湯機能を窓際に配置して交流を促進。外観は近景と遠景の両方で質感とリズムの感受を意図屋上階平面図 image©ツバメアーキテクツ+UG都市建築
ツバメアーキテクツとUG都市建築による、東京の「新橋のオフィスビル」。住むと働くの間を拓くプロトタイプも模索。“コモンスペース”を散りばめて入居者が建物全体を使用可能とし、執務空間では給湯機能を窓際に配置して交流を促進。外観は近景と遠景の両方で質感とリズムの感受を意図地下1階平面図 image©ツバメアーキテクツ+UG都市建築
ツバメアーキテクツとUG都市建築による、東京の「新橋のオフィスビル」。住むと働くの間を拓くプロトタイプも模索。“コモンスペース”を散りばめて入居者が建物全体を使用可能とし、執務空間では給湯機能を窓際に配置して交流を促進。外観は近景と遠景の両方で質感とリズムの感受を意図ドローイング image©ツバメアーキテクツ+UG都市建築
ツバメアーキテクツとUG都市建築による、東京の「新橋のオフィスビル」。住むと働くの間を拓くプロトタイプも模索。“コモンスペース”を散りばめて入居者が建物全体を使用可能とし、執務空間では給湯機能を窓際に配置して交流を促進。外観は近景と遠景の両方で質感とリズムの感受を意図断面ダイアグラム image©ツバメアーキテクツ+UG都市建築

以下、建築家によるテキストです。


1.オフィス街における都市建築としてのプロトタイプ

新橋に立つオフィスビルのプロジェクト。
長きに渡り家づくりを行ってきたクライアントと、オフィスビルを考えるにあたってラボ業務とデザイン業務を一貫して行なった。「Office as a Home」のコンセプトのもと、住む場所と働く場所の間を拓くようなプロトタイプとしてのビルのデザインを模索することからプロジェクトが始まった。

コロナ禍以前のように一律に出社するだけではなく在宅ワークという選択肢も定着した今日において、わざわざ一つの場所に集まって働くことの意味を設計として捉え直そうとしている。
 
まず、ビル全体の使われ方において、屋上、路面、地下を質の異なるコモンスペースとして位置付けることで、入居者が自身のテナント階だけではなくビル全体を使いこなせるような運用を計画した。

そしてオフィスの要となる執務スペースは、窓周りが最も重要な場所であると考えた。
各階に配された深い奥行きをもつ窓の窓台には空調などが格納され、ブラインドを降ろしても柔らかい光がバウンスして入るように窓の上部には庇状の反射板を設けた。それにより躯体素地の天井が柔らかく照らされる。

また、一般的に執務スペースと分離され暗くなりがちな給湯室の機能を、家におけるダイニングキッチンのような場所として捉え直し、執務スペースの中に配置した。さらに大きな出窓やテーブルセットが置ける大きさのバルコニーに近接させることで、自然光が差し込みつつコミュニケーションの起点となるような場所に転換させ、家のようにリラックスできる空間を目指した。
 
ファサードは、古典的なルールを踏襲しつつ新しいデザインが巧みに融合された20世紀におけるミラノのパラッツォや、足元からも遠景からも陰影が美しく均整の取れたシカゴ派の高層ビルなど数多くの実践を参照し、東京の街並みの一部としてのビルのあり方を検討した。

基部は荒々しい表情のRC削り出し、胴部はRC打放しと左官の揺らぎながら重なる2つのフレーム、頂部は金属製のパネルというそれぞれ異なる質感の素材を積み重ねることで全体にメリハリをつけ、さらにインナーバルコニーがアクセントとして現れる。
躯体は地面から空へ細くしていくことで垂直性を強調し、そこに物質ごとの厚みによる複層性が陰影となって現れる。一般的に単調になりがちな高層ビルのファサードに対し、近景で見ても遠景から見ても質感やファサードのリズムが感じられるような構成とした。
 
オフィスにおける「窓際」という言葉は一般的に良い意味で使われてこなかったが、ここでは「窓際」やバルコニーが特等席となる。街中からもオフィスで働く人々の生き生きとした様子が窓辺を通じて感じられるようなオフィス街における都市建築としてのプロトタイプを目指している。
(ツバメアーキテクツ 山道拓人+鈴木志乃舞)


2.都心の比較的小規模なテナントオフィス

敷地は比較的規模も小さく、また前面道路も狭く斜線制限も厳しいという条件下にあった。その厳しい制約の中で、小規模敷地だからこそ実現できた構造計画・設備計画をうまく駆使し、合理的で使いやすいテナントオフィスビルを計画した。

構造計画の特徴はPRC造(プレストレスト鉄筋コンクリート造)を採用している。RCの内部に鋼材を入れて緊張させることにより強度を高める構法である。これにより、まず四周の外壁を固め、真中にPRCの床版をはることにより、約11mの無梁の無柱空間をつくり出した。各階の外周の柱梁型は極力小さくおさえることにより、整形で効率的で無駄のない内部空間を実現している。またこれにより階高も3.15mにおさえることができ、建物を多層化することが可能となった。

天井はコンクリート現しの仕上げとなっている。照明と電気設備が付加的に現われるデザインとした。このコンパクトなワンルーム空間の空調は窓台に置かれた床置き空調機によって供給されている。換気設備はコア側の下り天井内に集約、執務空間は2.8mの天井高を確保できることとなった。まさに小規模オフィスだからこそ可能だった設備計画だと言える。

外観は柱梁の構造グリットのプロポーションを生かしたシンプルなデザインとしてる。
環境性能、働く人の快適性にも配慮して、BELS・CASBEE建築・CASBEEウェルネスオフィス・DBGグリーンビルの認証を取得した。
(株式会社UG都市建築 山下昌彦、樋口修敬、伊藤正洋)

■建築概要

題名:新橋のオフィスビル
所在地:東京都港区新橋
主用途:オフィスビル
設計:株式会社ツバメアーキテクツ デザイン監修/山道拓人、鈴木志乃舞、西川日満里、千葉元生、坂梨桃子
株式会社UG都市建築 設計監理/山下昌彦、樋口修敬、伊藤正洋
構造:株式会社ジェーエスディー 担当/徐光、高野勝吉
設備:有限会社知久設備計画研究所 担当/知久岳、國吉健太、五木田あかり
外構:EN LANDSCAPE DESIGN(植栽)
協力:国代耐火工業所
施工:株式会社植木組
施主:旭化成ホームズ株式会社
構造:プレストレスト鉄筋コンクリート造
階数:地上14階 地下1階
建築面積:175.65㎡
延床面積:2378.48㎡
竣工:2025年5月
写真:ナカサアンドパートナーズ

建材情報
種別使用箇所商品名(メーカー名)
外装・壁外壁

ハイブリッドピーリング(OSHIROX)
RC化粧打放フッ素樹脂塗装
サンドエレガンテ(エスケー化研)

外装・建具開口部

木製サッシ(アルス)

内装・床1階コモンスペース 床

せっ器質タイル貼(国代耐火工業所)

内装・床事務室 床

タイルカーペット(田島ルーフィング)

内装・壁1階コモンスペース 壁

左官塗装骨材洗い出し(ゲーテハウス)

内装・壁事務室 壁

クロス貼(サンゲツ)

内装・天井事務室 天井

RC化粧打放

外構・床外構

せっ器質タイル貼(国代耐火工業所)

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※この情報は弊サイトや設計者が建材の性能等を保証するものではありません

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2026.08.05 Wed 07:21
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    8. BIGによる、デンマークの「Dymak本社」。工業地域と自然景観の間に位置する敷地。騒音対策と景観導入を意図し、南北で高さが変わる中庭を備えた“円形の建物”を考案。園芸用品を扱う企業の社屋として“触感豊かな素材のパレット”を採用
    9. 八木敦之 / アトリエMEMEによる、栃木の「日光の住宅」。周囲に山々が連なる地域での計画。心安らぐ“隠れ場”の様な住まいとの要望に、大小の立方体の量塊を組み合わせた“自然の一部である岩場のような佇まい”の建築を考案。渦巻状の平面構成は“洞窟”も想起させる
    10. 石上純也建築設計事務所による、山口の「House & Restaurant」。旧知の友人の為の住宅兼店舗。“時間と共にその重みを増していく”空間の要望に、地面に穴を掘りコンクリートを流して土の中の躯体を掘り起こしガラスを嵌める建築を考案。不確定要素を許容し使い方の発見更新を繰り返して作る
    11. 阿曽芙実による、兵庫・西宮市の「『唯一味』の加工場とショップ」。既存住宅の一部を唐辛子製品の店へと増改築。元テラスの基壇を活用して、板張りの優しい佇まいと対比的な“ピリッとした物体”が浮遊する建築を考案。商品特徴との共通性も備えた“結晶の様な唯一無二の塊”も意図
    12. ヨネダ設計舎 / 米田雅樹による、三重・亀山市の住宅「野原の家」
    13. 石上純也の「徳島文化芸術ホール」をテーマとした展覧会が、徳島市内の新たな会場で開催へ。実施設計段階まで進んでいた旧計画の内容を公開。石上に加えて藤村龍至と古市憲寿が登壇するオープニングイベントも実施
    14. 佐藤光彦研究室・小野志門・田中麻未也・横井創馬による、東京の「小さな建築的行為」。大学施設の中に建築学科創設100周年の“記念碑”をつくる計画。新たな在り方を模索し、既存吹抜を“風景の輸送”などの4つの主題に基づく改修を行って“空間全体を記念碑と位置付ける”計画を考案
    15. OMAによる、オランダ・アムステルダムの集合住宅「ザ・マーティン」。同事務所がマスタープランを担う開発内での計画。“日本のパズル”のように4つの量塊が組み合わさり、バルコニーが透過性のあるファサードを生み出す建築を考案。多様な住戸形式に加えて二つの屋上テラスも備える
    16. 荻逃魚 / N&C一級建築士事務所による、神奈川・川崎の住宅「SAIWAIの家」
    17. 【ap編集長の建築探索】vol.023 R.E.A.D. & Architects「STEP / SCREEN / COURT」
    18. 山田優+小阿瀬直+大嶋励 / SNARK Inc.による、東京のサウナ施設「渋谷SAUNAS」。都心部の新築三階建ての建築。専門家らと共に立案したコンセプトの具現化の為に、形と寸法や素材において“触覚の心地よさ”を意識した設計を志向。細かな什器までも一貫してデザインし非日常的な世界観を作る
    19. 小室舞​​​​​​​ / KOMPASによる、東京・千駄ヶ谷の、事務所併用住宅「アイビス千駄ヶ谷」。収益性と生活の両立を目指し、法規制内で建築可能な最大限の床面積を確保、その過程で生みだされる階段状の屋外空間が内部とも連続し、都心部における緑あふれる豊かな生活を実現
    20. 葛島隆之建築設計事務所による、三重・員弁郡の住宅「Rural House」
    21. nendoによる、長野・御代田町の「土管のゲストハウス」。宿泊機能を備えた芸術作品等を収蔵する保管庫。インフラに用いられる“ボックス・カルバート”の考え方を応用し、土管を井桁状に積み重ねた様な建築を考案。保管物の増加に伴い“土管”の追加も想定
    22. 山田伸彦建築設計事務所の建築設計、スタジオテラのランドスケープデザインによる、東京・町田市の「町田薬師池公園四季彩の杜西圓ウェルカムゲート」
    23. 【ap編集長の建築探索】vol.024 小滝健司+高藤万葉 / TOASt「Three island Terrace」
    24. MVRDVとバランスによる、イタリアの、トリノ市立近現代美術館の改修。近代建築を復元しつつ現代的に刷新する計画。間仕切りの撤去等で可変的な展示空間を作ると共に、地下にコレクションを鑑賞できる“オープン収蔵”の空間も構築。地上階を横断可能な公共広場として周辺施設とも繋ぐ
    25. 岩元真明+千種成顕 / ICADAによる、さいたま市の「だら挽きの家」。“ウッドショックの真っ只中”に計画された住宅。材料調達から設計を始める必要性を感じ、“行き場を失った‘大径木’”を主要材として造る方法を模索。杉丸太を“だら挽き”して構造体と仕上げにする建築を考案
    26. 後藤周平建築設計事務所による、東京・大田区の店舗「loose」。木造住宅の和室をセレクトショップへと転用。空間と庭の“街への開放”も意図し、掃出し窓を出入口として道路から庭を通り抜ける50mのアプローチを整備。新旧要素と環境を呼応させて“場所の固有性”も創り出す
    27. 森下陽 / AMPによる、静岡・藤枝市の住宅「タカスノコヤ」。住宅街の台形敷地での計画。膨大なレコードの収納を起点に、“拡張性のある大きな壁面”を持つリビングを作り中心に据えて3つのフロアが緩やかに繋がる構成を考案。窓の配置や大きさで個人の居場所の創出も意図
    28. 【ap編集長の建築探索】vol.026 坂牛卓+中川宏文 / D.A.「纏うオフィス」
    29. 伯耆原洋太 / HAMS and, Studioによる、神奈川・箱根町の住宅兼ゲストハウス「二ノ平の縁側」。森の中に建つ平屋を改修。中央に居間がある“求心性の高い”既存の構成に着目し、内外を繋ぐと共に回遊を促す“円環状の縁側”を新設する計画を考案。床を土間に変えた“外部的な内部”も内と外の新たな関係に寄与
    30. 【ap編集長の建築探索】vol.025 青木淳+リチャード・タトル「ほぼ、空」
    31. 平田晃久建築設計事務所による、群馬・前橋市の「まえばしガレリア」。旧広場に建つ商業と居住の為の施設。街を盛り上げる“建築的な提案”との要望に、現地で感じた広場の“リアリティー”から着想して構想を開始。店舗と中庭からなる広場の上に“輪をなす住居群”が浮かぶ建築を造る
    32. 光浦高史 / DABURA.mによる、大分・別府市の宿泊施設「GALLERIA MIDOBARU」。地形を出発点とし地域性と固有性を持つ建築を構想
    33. 神本豊秋+再生建築研究所による、東京・千代田区の「旧岡田ビル再生計画」のレポート。都心の築約50年の事務所ビルを改修。法令抵触部の是正と空間性向上の両立を目指して、環境との緩衝帯となる5層の吹抜に加え様々なアイデアを実践。改修だからこそ生み出せる豊かさを持つ建築
    34. ZHAによる、カザフスタンの国立銀行の新本部。最大800人の職員と各部門を収容する建築。変動する厳しい気候に対応する為、ガラス張りの吹抜に動線・空気の流れ・共用部などを集約する構成を考案。外部の“石灰岩製ルーバー”は地域のステップの露岩から着想
    35. MVRDVによる、オランダの「ロッテルダム・ロックス!」。没入型アート空間をメインとする社会的企業の為の文化拠点。人間と自然が共生する“未来に捧げるランドマーク”として、緑化された7つの“岩”を積み重ねる建築を考案。内部動線は“洞窟”のような様相を呈する
    36. 小笹泉+奥村直子 / IN STUDIOによる、京都市の、集合住宅の一住戸を改修した自邸「北白川のフラット」。京都から想起された“時間の分厚さ”をもつ生活空間を古建具等を混在させることで実現
    37. 堀越優希による展覧会「質感の建築図」。建築家のドローイングの展示。スケールや領域を横断する“見えない繋がり”を表現する為に独自の図法を考案。主観と客観が混在する建築の経験を複雑さの喪失なしでの描画も試行
    38. 妹島和世の企画監修による、東京の名住宅建築を見学できる「TOKYO HOUSE TOUR」が開催。東孝光の「塔の家」、伊東豊雄の「花小金井の家」「小金井の家」が対象。アートウィーク東京の一環として実施
    39. 長坂常 / スキーマ建築計画による、東京・江東区の店舗「ブルーボトルコーヒー 豊洲パークカフェ」。海辺の高層ビルが連なる地域の公園に計画。公園を分断しない建築の在り方を求め、内外が緩やかに繋がり“敷地全体がカフェに感じられる”空間を志向。小屋の集積からなり外周部に中間領域の軒下を配する構成を考案
    40. 新居千秋都市建築設計による、愛知の「小牧市中央図書館」。駅前に位置し商業開発に依存しない活性化の為に計画、地域を象徴する山を参照し建物を段々と後退させ多様な居場所を創出、内部では地上動線と吹抜を繋げ複雑な光景を生み散策の楽しみを提供

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    2026.08.05 Wed 16:23
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    2026.8.03Mon
    • トラフによる、大阪市の店舗「BIRKENSTOCK SHINSAIBASHI」。手仕事のものづくりで足の健康を支えるブランドの店。ルーツである“歩くこと”の表現を求め、“地面・素材・奥行のある風景”の空間化を志向。土を混ぜ込んだ“和紙壁面”と力強さを備えた“木製作品”で場を構築
    2026.8.07Fri
    • MADによる、中国の「深セン・ベイ・カルチャー・スクエア」。高層ビル群と海の間にある敷地。都市に開かれた公共空間も意図し、緑化した屋上公園を備えた周辺と繋がる“開かれたランドスケープ”としての建築を考案。“太古の未来”の発想の下に量塊は“石”になぞらえて設計
    • 中山英之・藤原徹平・田部井美奈が出演するトークセッションが開催。日本ペイントが主催するイベント「COLOR IS LIFE」の一環として実施。トークに加えて事例や空間の展示で、色彩を“装飾”ではなく“設計手法”として捉え直す機会を提供
    • 五十嵐理人 / IGArchitectsによる、東京の飲食店「纏壁居」。テナントビルのワンフロアでの計画。諸機能を表と裏に分断しない“緩やかな関係づけ”を求め、“ひとつの連続した壁”で構成する空間を考案。左官仕上げで連続性を際立たせると同時に光と影の豊かな表情も引き出す

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