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【ap job更新】 建築を通したまちづくり事業に取り組む「アトリエ・天工人」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒)を募集中
【ap job更新】 建築を通したまちづくり事業に取り組む「アトリエ・天工人」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒)を募集中
【ap job更新】 建築を通したまちづくり事業に取り組む「アトリエ・天工人」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒)を募集中

建築を通したまちづくり事業に取り組む「アトリエ・天工人」の、設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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【株式会社アトリエ・天工人と山下保博】

●会社の事業内容
1991年に建築家・山下保博が創業し、設立30周年を迎えた「アトリエ・天工人」は、狭小住宅や素材・構造・構法を再編集した建築に挑戦し、世界各地の様々な賞を受賞してきました。

その中で各国の多様な取り組みに触れたり、阪神淡路大震災や東日本大震災でのボランティア活動へ積極的に参加するなどの経験を経て、2016年からは建築だけにとどまらず、社会のデザイン=まちづくりにも着手してきました。奄美群島内を拠点とする関連会社「奄美設計集団」や「奄美イノベーション」と深く連携し、空き家を改修した宿泊施設「伝泊」や地域交流のための「まーぐん広場」の運営をサポートし、奄美大島の豊かな自然や稀有な集落文化、人々の暮らしを持続させるために取り組んでいます。

そしてこれらの経験を踏まえ、今後はまちづくりや宿泊施設のプロデュース(土地探しから設計・監理、運営のサポートまで)を一貫して担う新しい設計事務所として生まれ変わり、国内外の集落文化の魅力を再編集・発展させるべくさらなる展開を図ります。

そんな私たちのコンセプトに共感し、建築を通したまちづくり事業に協力してくださる設計スタッフを募集しています。

●代表者の経歴
1960年鹿児島県奄美大島で生まれた建築家・山下保博は、 芝浦工業大学大学院修士課程を修了し、1991年に一級建築士事務所「株式会社アトリエ・天工人(テクト)」を設立しました。

これまで見向きもされない埋もれた素材に着目し、地域活性の材料として再編集したり、革新的な構造・構法に挑む建築等を通して、国内外で様々なアワードを多数受賞した実績を有しています。

稲垣淳哉+佐野哲史+永井拓生+堀英祐 / Eurekaによる、神奈川・横浜市の住宅「あざみ野の土」。ひな壇造成地の土の研究者の実家を建替。無機質なRC擁壁の再編から取り組み、残土を切っ掛けに建材としての土の可能性に着目して床や壁の材料を開発。土素材を介して住居の自然への“土着”を試みる
稲垣淳哉+佐野哲史+永井拓生+堀英祐 / Eurekaによる、神奈川・横浜市の住宅「あざみ野の土」。ひな壇造成地の土の研究者の実家を建替。無機質なRC擁壁の再編から取り組み、残土を切っ掛けに建材としての土の可能性に着目して床や壁の材料を開発。土素材を介して住居の自然への“土着”を試みる photo©Ookura Hideki
稲垣淳哉+佐野哲史+永井拓生+堀英祐 / Eurekaによる、神奈川・横浜市の住宅「あざみ野の土」。ひな壇造成地の土の研究者の実家を建替。無機質なRC擁壁の再編から取り組み、残土を切っ掛けに建材としての土の可能性に着目して床や壁の材料を開発。土素材を介して住居の自然への“土着”を試みる photo©Ookura Hideki
稲垣淳哉+佐野哲史+永井拓生+堀英祐 / Eurekaによる、神奈川・横浜市の住宅「あざみ野の土」。ひな壇造成地の土の研究者の実家を建替。無機質なRC擁壁の再編から取り組み、残土を切っ掛けに建材としての土の可能性に着目して床や壁の材料を開発。土素材を介して住居の自然への“土着”を試みる photo©Ookura Hideki
稲垣淳哉+佐野哲史+永井拓生+堀英祐 / Eurekaによる、神奈川・横浜市の住宅「あざみ野の土」。ひな壇造成地の土の研究者の実家を建替。無機質なRC擁壁の再編から取り組み、残土を切っ掛けに建材としての土の可能性に着目して床や壁の材料を開発。土素材を介して住居の自然への“土着”を試みる photo©Ookura Hideki

稲垣淳哉+佐野哲史+永井拓生+堀英祐 / Eurekaが設計した、神奈川・横浜市の住宅「あざみ野の土」です。
ひな壇造成地の土の研究者の実家を建替ました。建築家は、無機質なRC擁壁の再編から取り組み、残土を切っ掛けに建材としての土の可能性に着目して床や壁の材料を開発しました。そして、土素材を介して住居の自然への“土着”を試みました。

敷地は、昭和40年代半ばにひな壇造成された住宅地にあり、50年を経て更新時期を迎えている。
建主である父母は健康な老年期、30代の子供たちはそれぞれ家族を持ち、同居や近居、海外居住など、実家との関係を変化させ、紡いでいる。新しい実家となるこの住居は、多世代の家族が集散する宿木である。

建築家によるテキストより

しっとりとした土間が広がる下階は、ゲストを迎える静謐な空間である。道路とフラットなレベルを起点に、斜面地形を敷地奥へとぬるっと引き込んでいる。将来的にゲストルームを居室とすれば、下階のみで生活が実現できる。対して上階は、木構造による背の高いリビングが中心にあり、軽やかなスキップフロア、色彩と素材の乾いたコントラスト、多方向の風景と結ぶ窓によって、不揃いなワンルームとなっている。幼い子供たちが遊ぶ、アクティブな暮らしの舞台である。

建築家によるテキストより

一方、この住居は土の建築材料・構法を専門とする研究者の実家でもあり、土の利用には研究に基づく知見が大いに活用された。きっかけは小さな造成により排出される、サイト・スペシフィックな土への着目にあったが、本プロジェクトは、土というノスタルジックな素材を工作的に愛で、自然循環性や調湿性のエコロジーや、弱い技術と工業化材料によって現代に普及を図る試みなど、野心溢れた多角的アプローチにこそ本領がある。

建築家によるテキストより
【ap job更新】 日本全国で、複合施設から内装までを手掛ける「川嶋洋平建築設計事務所」が、設計スタッフ(2023年新卒・既卒・経験者)とアルバイトを募集中
【ap job更新】 日本全国で、複合施設から内装までを手掛ける「川嶋洋平建築設計事務所」が、設計スタッフ(2023年新卒・既卒・経験者)とアルバイトを募集中
【ap job更新】 日本全国で、複合施設から内装までを手掛ける「川嶋洋平建築設計事務所」が、設計スタッフ(2023年新卒・既卒・経験者)とアルバイトを募集中

日本全国で、複合施設から内装までを手掛ける「川嶋洋平建築設計事務所」の、設計スタッフ(2023年新卒・既卒・経験者)とアルバイト募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

弊社では、新規スタッフを2名募集しています。

現在、全国で学生寮、大規模複合施設、リゾートホテル、集合住宅、テナントビル、住宅、別荘などの新築設計およびアパレル内装設計等、多岐にわたる業務が進行中です。様々な分野に積極的に挑んでいる事務所で、一緒に働いてくれる方を求めています。

基本体制は一つのプロジェクトに対しスタッフ一人が担当し、責任をもって最初から最後までプロジェクトを進めてもらいます。また大きなプロジェクトは複数名のスタッフでチームを作り取り組んでいます。

若い事務所ですので代表の川嶋と担当スタッフの対話の中でプロジェクトを進めていくことが多く、建築設計が好きで積極的にデザインや提案をしたい方が活躍できる事務所となっております。

実務経験者はもちろん、新卒の方もぜひご応募ください。
よろしくお願い致します。

後藤周平建築設計事務所による、静岡・浜松市の美容院「onde」。地域性が残る住宅街に計画。“美容院にみえない”空間という要望に、周囲を様々に反射する“鏡らしくない”鏡を考案して屋号とも呼応する揺らぎのある空間を構築。未来を想像し再移転の可能性を考慮した設計も志向
後藤周平建築設計事務所による、静岡・浜松市の美容院「onde」。地域性が残る住宅街に計画。“美容院にみえない”空間という要望に、周囲を様々に反射する“鏡らしくない”鏡を考案して屋号とも呼応する揺らぎのある空間を構築。未来を想像し再移転の可能性を考慮した設計も志向 photo©長谷川健太
後藤周平建築設計事務所による、静岡・浜松市の美容院「onde」。地域性が残る住宅街に計画。“美容院にみえない”空間という要望に、周囲を様々に反射する“鏡らしくない”鏡を考案して屋号とも呼応する揺らぎのある空間を構築。未来を想像し再移転の可能性を考慮した設計も志向 photo©長谷川健太
後藤周平建築設計事務所による、静岡・浜松市の美容院「onde」。地域性が残る住宅街に計画。“美容院にみえない”空間という要望に、周囲を様々に反射する“鏡らしくない”鏡を考案して屋号とも呼応する揺らぎのある空間を構築。未来を想像し再移転の可能性を考慮した設計も志向 photo©長谷川健太

後藤周平建築設計事務所が設計した、静岡・浜松市の美容院「onde」です
地域性が残る住宅街に計画されました。建築家は、“美容院にみえない”空間という要望に、周囲を様々に反射する“鏡らしくない”鏡を考案して屋号とも呼応する揺らぎのある空間を構築しました。また、未来を想像し再移転の可能性を考慮した設計も志向しました。店舗の公式サイトはこちら

浜松市の郊外、佐鳴台にある賃貸テナントを美容院とする計画である。

佐鳴台は、佐鳴湖の周辺に広がる住宅街であり、比較的規模の大きな住宅が建ち並ぶエリア。車社会でショッピングモールが建ち並ぶ浜松の中で、小さな規模の個人店舗や雑貨店等が点在するという、地域性を残した場所である。


建築家によるテキストより

クライアントは、この佐鳴台で9年間、同名の美容院を経営し、スタッフの増員による広さの問題から、同エリアでの移転を希望した。そして、テナント探しから一緒にプロジェクトを進めていくことになった。テナントに関するクライアントの要望は、住宅街に近い土地柄で、徒歩で来るお客さんも多いため、なるべく今の店舗から離れないこと、ある程度の広さがあること、この2点であった。



場所を限定すると、テナントの選択肢はかなり限られることとなり、既存テナントの空間的なポテンシャルを選り好みするのは難しくなる。また今後、さらなる規模の拡大で、再移転もあり得ると考えた時、既存テナントの状況に依りすぎないデザイン、また、再移転の際に、お店の空間的なイメージを引き継げるよう移設可能性を考慮したデザインにしたいと考えた。


建築家によるテキストより

クライアントからの空間に関するほとんど唯一の要望として、「美容院に見えないような美容院にしたい」というものがあった。美容院らしさを示すものとして、まず思いつくのは鏡だろう。必然的に鏡をどう扱うかがこの建築の主要なテーマとなった。

加えて、長らく使い続けられてきた美容院の屋号「onde(波紋)」もコンテクストとして捉えたデザインを目指した。名前から連想する、水面のような静けさと、波紋のような小さな揺らぎを、空間化することによって、店舗の持つイメージと空間の印象の統合を試みた。

建築家によるテキストより
ODS / 鬼木孝一郎による、東京・台東区の「CRAFSTO」。工房も兼ねた革製品を扱う店。環境に配慮するブランド思想の表現を目指して、破棄予定の革端材を再利用した左官仕上げを開発して空間に使用。様々な箇所に“ヴィーガンレザー”を用い世界観を伝える体感も提供
ODS / 鬼木孝一郎による、東京・台東区の「CRAFSTO」。工房も兼ねた革製品を扱う店。環境に配慮するブランド思想の表現を目指して、破棄予定の革端材を再利用した左官仕上げを開発して空間に使用。様々な箇所に“ヴィーガンレザー”を用い世界観を伝える体感も提供 photo©太田拓実
ODS / 鬼木孝一郎による、東京・台東区の「CRAFSTO」。工房も兼ねた革製品を扱う店。環境に配慮するブランド思想の表現を目指して、破棄予定の革端材を再利用した左官仕上げを開発して空間に使用。様々な箇所に“ヴィーガンレザー”を用い世界観を伝える体感も提供 photo©太田拓実
ODS / 鬼木孝一郎による、東京・台東区の「CRAFSTO」。工房も兼ねた革製品を扱う店。環境に配慮するブランド思想の表現を目指して、破棄予定の革端材を再利用した左官仕上げを開発して空間に使用。様々な箇所に“ヴィーガンレザー”を用い世界観を伝える体感も提供 photo©太田拓実

ODS / 鬼木孝一郎が設計した、東京・台東区の店舗「CRAFSTO」です。
工房も兼ねた革製品を扱う店です。建築家は、環境に配慮するブランド思想の表現を目指して、破棄予定の革端材を再利用した左官仕上げを開発して空間に使用しました。また、様々な箇所に“ヴィーガンレザー”を用い世界観を伝える体感の提供も意図しました。店舗の公式サイトはこちら

革製品の製造販売を行うブランド「CRAFSTO」のショップ兼工房のインテリアデザイン。

建築家によるテキストより

古くから革製品の問屋が多く集まる浅草橋駅近くに位置する建物の1、2階の改装計画である。「CRAFSTO」は天然素材由来のヴィーガンレザーを使用する等、環境に配慮した製品を積極的に生み出している。その思いをインテリアデザインとして表現できないかと考えた。

建築家によるテキストより

1階にショップ、2階に工房を設け、もともとあった吹き抜けを介して緩やかな繋がりを感じる計画とした。1階の陳列棚の背面壁のために、破棄予定となっていたレザーの端材を再利用したオリジナルの左官仕上げを開発。5mm角に裁断したレザーと左官材を混ぜたものを壁面に塗りつけ、硬化する前に表面の左官材を拭き取ることでレザーの模様が特徴的に現れた仕上げとした。

建築家によるテキストより
稲垣淳哉+佐野哲史+永井拓生+堀英祐 / Eurekaによる、福井・吉田郡の住宅「Silver water cabin」。過去に豪雪等を経験した地域に計画。災害への“レジリエンス”を主題として、地面と距離をとる高基礎の建築と雪を切り離し地域の植生も考慮した外構を考案。内外で色彩を連続させ繋がりと生活の彩りも作る
稲垣淳哉+佐野哲史+永井拓生+堀英祐 / Eurekaによる、福井・吉田郡の住宅「Silver water cabin」。過去に豪雪等を経験した地域に計画。災害への“レジリエンス”を主題として、地面と距離をとる高基礎の建築と雪を切り離し地域の植生も考慮した外構を考案。内外で色彩を連続させ繋がりと生活の彩りも作る photo©Ookura Hideki
稲垣淳哉+佐野哲史+永井拓生+堀英祐 / Eurekaによる、福井・吉田郡の住宅「Silver water cabin」。過去に豪雪等を経験した地域に計画。災害への“レジリエンス”を主題として、地面と距離をとる高基礎の建築と雪を切り離し地域の植生も考慮した外構を考案。内外で色彩を連続させ繋がりと生活の彩りも作る photo©Ookura Hideki
稲垣淳哉+佐野哲史+永井拓生+堀英祐 / Eurekaによる、福井・吉田郡の住宅「Silver water cabin」。過去に豪雪等を経験した地域に計画。災害への“レジリエンス”を主題として、地面と距離をとる高基礎の建築と雪を切り離し地域の植生も考慮した外構を考案。内外で色彩を連続させ繋がりと生活の彩りも作る photo©Ookura Hideki
稲垣淳哉+佐野哲史+永井拓生+堀英祐 / Eurekaによる、福井・吉田郡の住宅「Silver water cabin」。過去に豪雪等を経験した地域に計画。災害への“レジリエンス”を主題として、地面と距離をとる高基礎の建築と雪を切り離し地域の植生も考慮した外構を考案。内外で色彩を連続させ繋がりと生活の彩りも作る photo©Ookura Hideki

稲垣淳哉+佐野哲史+永井拓生+堀英祐 / Eurekaが設計した、福井・吉田郡の住宅「Silver water cabin」です。
過去に豪雪等を経験した地域に計画されました。建築家は、災害への“レジリエンス”を主題として、地面と距離をとる高基礎の建築と雪を切り離し地域の植生も考慮した外構を考案しました。また、内外で色彩を連続させ繋がりと生活の彩りも作る事も意図されました。

医療従事者である建主の多忙な日常をアシストし、幼い子供たちの成長とともに、家族が過ごすための積雪寒冷地に建つ住居である。設計にあたり、気候変動の渦中にあって、地域の風土に根ざした暮らしのかたちを発見したいと考えた。

建築家によるテキストより

敷地は2004年にも市街地河川氾濫のあった福井平野に位置する。九頭竜川にごく近く、ハザードマップにより水害が懸念された。また、福井県は2018年、記録的豪雪に見舞われており、建主は緊急時の病院出勤に備えて道路除雪状況による敷地選定を行った。建主のパーソナリティから導かれた公衆衛生や気象災害に応じた、建築のレジリエンスがテーマの住宅計画である。

建築家によるテキストより

まず、水や雪から逃れ、やり過ごすために、高基礎で建築をGLから1.2m持ち上げ、その上に木造の軸組みを構えた。周囲のマウンドは雪を建築から離し、地域植生の樹木や食べられる果樹などを植えた起伏のあるランドスケープをつくった。

建築家によるテキストより
【ap job更新】 様々なスケールの公共プロジェクトを手掛ける「橋本尚樹建築設計事務所」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒)を募集中
【ap job更新】 様々なスケールの公共プロジェクトを手掛ける「橋本尚樹建築設計事務所」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒)を募集中
【ap job更新】 様々なスケールの公共プロジェクトを手掛ける「橋本尚樹建築設計事務所」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒)を募集中丹波山村新庁舎(仮称) 2022竣工予定

様々なスケールの公共プロジェクトを手掛ける「橋本尚樹建築設計事務所」の、設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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橋本尚樹建築設計事務所では、実務経験がある設計スタッフおよび新卒設計スタッフを数名募集します。

私たちは様々なスケールの公共プロジェクトを中心に設計を行っています。
設計スタッフは、プロジェクト規模により2-3名程度の少人数のチームをつくり、経験のあるチーフの元、設計を担当します。少人数のチームなので、建築のプロポーザルなどの基本計画から、設計、監理と全ての過程において包括的にプロジェクトに参画することが可能です。現在進行中のものでは、基本計画、基本設計、実施設計(監修)、現場監理、が同時に進んでいます。

【進行中プロジェクト:丹波山村新庁舎(仮称)、2025大阪関西万博シグネチャーパビリオン、久御山町まちづくりセンター(仮称)、女川町認定こども園及び社会教育施設(仮称)、他】

これから設計の重要なフェーズに入る案件、新規案件が動き出すものなどタイミングが重なったため、ここで新しいスタッフを募集します。私たちはまだ発展途上の若い組織です。一緒に組織をつくっていく、盛り上げていこうという意欲のある方を歓迎します。

言い表しようのない不安が蓄積されていくような社会に、建築に何ができるか、私たちは日々つくりながらこたえを探しています。
ともに議論し、手を動かして考える仲間を探しています。
興味のある方は、ぜひ一度話を聞かせてください。

隈研吾が校長を務める「高知県立林業大学校」が、木造建築について学ぶ“参加費無料”のオンライン講座を開催。日本初の高層純木造耐火建築物について、設計と施工の両観点から解説
隈研吾が校長を務める「高知県立林業大学校」が、木造建築について学ぶ“参加費無料”のオンライン講座を開催。日本初の高層純木造耐火建築物について、設計と施工の両観点から解説

隈研吾が校長を務める「高知県立林業大学校」が、木造建築について学ぶ“参加費無料”のオンライン講座を開催します。日本初の高層純木造耐火建築物について、設計と施工の両観点から解説する内容です。開催日時は、2022年10月18日(火)19:00~20:30。要事前申込(締切:10月14日)です。申し込みフォームはこちら。【ap・ad】

オンライン木造建築講座3回目

建築家・隈研吾氏が校長を務める高知県立林業大学校(高知県香美市)は、木造建築について学ぶオンライン講座(主催:高知県立林業大学校、後援:公益社団法人日本建築士会連合会 / 公益社団法人経済同友会/ 木材利用推進全国会議)を開催いたします。

今年度3回目の公開講義です。毎回好評をいただいているオンライン形式での開催となります。
建築実務者だけでなく、建築を学ぶ学生や森林・林業関係者など、木造建築に関心をお持ちのみなさまのご参加をお待ちしております。

中大規模建築物の木造化が確実に広がりつつある中で、これからの木造建築への理解を深める本講座を是非ご活用ください。

リリーステキストより

日本初の高層純木造耐火建築物「PortPlus 大林組横浜研修所」

PortPlus大林組横浜研修所は神奈川県横浜市関内に建つ宿泊室を備えた研修施設で、地下1階・地上11階建て、延べ面積約3,500㎡、構造体(柱・梁・床・屋根)のすべてを木材とした日本初となる純木造耐火建築物です。

建築・構造計画をはじめ、実現するための様々な課題や必要となった各種技術開発、木造ならではの施工上の工夫、さらには木造木質化建築の推進により創出される価値について解説します。

リリーステキストより

詳細な情報は以下に掲載します。

403architecture [dajiba]による、静岡・袋井市の「静岡理工科大学学生ホール」。ホールの改修と外部の東屋の新築。薄暗く閉塞感のある既存に対し、照明や給電等の機能を持つ24本の“柱”を林立させ問題解決し活動を促進する空間を構築。東屋では内部の視線も考慮し、周囲を映しこむ黒天井の円形屋根を考案
403architecture [dajiba]による、静岡・袋井市の「静岡理工科大学学生ホール」。ホールの改修と外部の東屋の新築。薄暗く閉塞感のある既存に対し、照明や給電等の機能を持つ24本の“柱”を林立させ問題解決し活動を促進する空間を構築。東屋では内部の視線も考慮し、周囲を映しこむ黒天井の円形屋根を考案学生ホールの改修(第1期) photo©長谷川健太
403architecture [dajiba]による、静岡・袋井市の「静岡理工科大学学生ホール」。ホールの改修と外部の東屋の新築。薄暗く閉塞感のある既存に対し、照明や給電等の機能を持つ24本の“柱”を林立させ問題解決し活動を促進する空間を構築。東屋では内部の視線も考慮し、周囲を映しこむ黒天井の円形屋根を考案学生ホールの改修(第1期) photo©長谷川健太
403architecture [dajiba]による、静岡・袋井市の「静岡理工科大学学生ホール」。ホールの改修と外部の東屋の新築。薄暗く閉塞感のある既存に対し、照明や給電等の機能を持つ24本の“柱”を林立させ問題解決し活動を促進する空間を構築。東屋では内部の視線も考慮し、周囲を映しこむ黒天井の円形屋根を考案東屋の新築(2期工事)をホールから見る photo©長谷川健太
403architecture [dajiba]による、静岡・袋井市の「静岡理工科大学学生ホール」。ホールの改修と外部の東屋の新築。薄暗く閉塞感のある既存に対し、照明や給電等の機能を持つ24本の“柱”を林立させ問題解決し活動を促進する空間を構築。東屋では内部の視線も考慮し、周囲を映しこむ黒天井の円形屋根を考案東屋の新築(2期工事) photo©長谷川健太

403architecture [dajiba]が設計した、静岡・袋井市の「静岡理工科大学学生ホール」です。
ホールの改修と外部の東屋の新築の計画です。建築家は、薄暗く閉塞感のある既存に対し、照明や給電等の機能を持つ24本の“柱”を林立させ問題解決し活動を促進する空間を構築しました。そして、東屋では内部の視線も考慮し、周囲を映しこむ黒天井の円形屋根を考案しました。施設の公式サイトはこちら

静岡理工科大学学生ホールの計画。プロジェクトは1期と2期で設計時期が分かれており、1期は既存建物の改修、2期は東屋の新築である。

既存の学生ホールは、授業時間外の学習や軽食のためのスペースとして活用されていたが、上階に南東角へ下がっていくすり鉢状の階段教室があるため薄暗く、事後的に整備された床下配線がつくる段差、またそれを原因とした転倒防止のための家具配置などの問題があり、雰囲気としても動線としても閉塞感のある、風通しの悪い環境であった。

建築家によるテキストより

1期ではそうした状況に対し、大学内で組織されたキャンパスマスタープランのためのワーキンググループの提言により、東側のメインストリートから西側の芝生広場への抜けが要望されていた。これを受けた改修の大きな方針は、以下の3点である。①可能な限り天井を躯体現しとして高さを確保し、付属物を取り付けない。②配線は床下を基本とし、段差をつくらない。③明るく開放的で、通り抜けることも滞在することも妨げない。

この実現のため、照明とコンセントへの給電、またテーブルの拠り所としての「柱」を24箇所に立てている。林立させた「柱」は鉄骨と木材のハイブリッドで、十字形断面のスチールは天井高に合わせておよそ4mから6mまでの長さがある。高さ2525mmまでは天竜杉を四方からボルトで緊結することで根巻きとして構造的に補強し、上部に照明を取り付けている。面取り部分が白い五寸柱のような構造物が一定以上の高さで光り輝くことで、明るさの重心を持ち上げながら、空間全体に拡散光が回るように計画している。また「柱」に対して取り付くようなテーブルも合わせてデザインすることで、PC作業のための電源を提供するインフラ的な役割を担っている。

建築家によるテキストより

2期工事は、1期工事によって人が流入しやすい場所となった学生ホールの西側に、さら屋外の滞在スペースをつくるため、屋根を掛けることが求められた。メインストリートのある東側から学生ホールを通過し、さらに西側へと学生の活動領域を展開させていくことが図られている。

西側外部空間には10m角ほどのコンクリートの土間が既にあり、その上に日差しと雨を防ぐ屋根を検討することとなった。学生の活動時間・時期と日射角度の関係、周辺環境や既存建物への応答、簡素な排水方式と動線の確保などを考慮すると、シンプルな形状の片流れの屋根とすることが合理的であった。しかし一方で、学生ホール内部からその天井面が大きく見えることになり、その存在感をどうするのか、という点がスタディの中心となった。学生ホール内部では開放感を高めることに注力したこともあり、その視界を単に阻害するようなものをつくるべきではないと考えたためだ。そこで検討したのが、天井面が黒く反射する、円形の屋根である。

建築家によるテキストより
片田友樹 / micelleによる、群馬の住宅「ARI」。住居と農地が混在する敷地に計画。施工業に携わる施主の技術に注目し、住み手と環境をシンプルに規定する“原初的”な建築を志向。感覚に従って環境を変えられる“可変性”も建具等で導入
片田友樹 / micelleによる、群馬の住宅「ARI」。住居と農地が混在する敷地に計画。施工業に携わる施主の技術に注目し、住み手と環境をシンプルに規定する“原初的”な建築を志向。感覚に従って環境を変えられる“可変性”も建具等で導入 photo©Lemmart
片田友樹 / micelleによる、群馬の住宅「ARI」。住居と農地が混在する敷地に計画。施工業に携わる施主の技術に注目し、住み手と環境をシンプルに規定する“原初的”な建築を志向。感覚に従って環境を変えられる“可変性”も建具等で導入 photo©Lemmart
片田友樹 / micelleによる、群馬の住宅「ARI」。住居と農地が混在する敷地に計画。施工業に携わる施主の技術に注目し、住み手と環境をシンプルに規定する“原初的”な建築を志向。感覚に従って環境を変えられる“可変性”も建具等で導入 photo©Lemmart

片田友樹 / micelleが設計した、群馬の住宅「ARI」です。
住居と農地が混在する敷地に計画されました。建築家は、施工業に携わる施主の技術に注目し、住み手と環境をシンプルに規定する“原初的”な建築を志向しました。そして、感覚に従って環境を変えられる“可変性”も建具等で導入しました。

夫婦と3人の子供たちのための住居。
敷地は比較的温暖だが夏と冬の気候が大きく変わる関東平野の北端にある。スプロールの周縁に位置するため、住居と農地が入り組んだコントラストの強い「日本の郊外」独特の風景が特徴的であった。

建築家によるテキストより

建主は施工業に従事しており、ライフサイクルにおける変化をその都度解決できる方であったこともあり、住まい手と環境との関係をシンプルに規定し、ローテクでありながら室内環境を自らの感覚に従って大きく変化する原初的な環境をつくり、室内は可動可変なものとすることを考えた。

建築家によるテキストより

屋根を透明のFRPに、天井と壁を不透明の開閉式とすることで、雨・日射・風等様々な外的要因のうち、屋根に雨仕舞いと気密を、大きな小屋裏に熱環境や光環境の調整を担わせ、外的環境を遮断ではなく、取り込んで利用できるようにした。

環境調整を担うことになった天井は、梁のグリッドごとに開閉できる扉へと変更し、開閉機構にて4エリアを選択的に開閉できる。採光から解放された壁面は、跳ね上げる不透明な扉へと変更し、雨の激しい時期に深い庇として機能する。同時に、「窓」という要素が無くなったため、プライバシーや開放感を得るために大きな開口部を作る必要がなく、真に自由な平面を得られた。

建築家によるテキストより
妹島和世による特別講義が、テレビ番組「NHKアカデミア」にて放送。予告動画も公開
妹島和世による特別講義が、テレビ番組「NHKアカデミア」にて放送。予告動画も公開建築家の妹島和世。 photo©architecturephoto

妹島和世による特別講義が、テレビ番組「NHKアカデミア」にて放送されます。リンク先では予告動画も公開されています。放送日時は2022年9月27日(火)22時45分から。こちらのNHKのサイトで動画の全編が公開されています。

30年以上のキャリアで、世界の人々に驚きを与え続ける妹島さん。考えてきたのは「多様な人々が、その違いを認め合って一緒にいられる場作り」だという。それぞれの目的で快適に過ごせる場になぞらえて「公園のような建築」を目指したと語る。そんな妹島さんが今強く意識するのは「建物が建つことはゴールではなく始まり」ということ。時間と共に建築と環境がどうあるべきかという視点で、さまざまなプロジェクトを続けている。

田邉雄之建築設計事務所による、神奈川・鎌倉市の店舗「御成カプセル」。観光地の約6畳のカプセルトイの店。道からの視認性向上と内部に広がりを与える為に、両端壁面を鏡貼りとして大きさの異なる“円窓”で遠近感を強調する空間を考案。桧格子や銀箔紙等を用い地域との調和も意図
田邉雄之建築設計事務所による、神奈川・鎌倉市の店舗「御成カプセル」。観光地の約6畳のカプセルトイの店。道からの視認性向上と内部に広がりを与える為に、両端壁面を鏡貼りとして大きさの異なる“円窓”で遠近感を強調する空間を考案。桧格子や銀箔紙等を用い地域との調和も意図 photo©田邉雄之
田邉雄之建築設計事務所による、神奈川・鎌倉市の店舗「御成カプセル」。観光地の約6畳のカプセルトイの店。道からの視認性向上と内部に広がりを与える為に、両端壁面を鏡貼りとして大きさの異なる“円窓”で遠近感を強調する空間を考案。桧格子や銀箔紙等を用い地域との調和も意図 photo©田邉雄之
田邉雄之建築設計事務所による、神奈川・鎌倉市の店舗「御成カプセル」。観光地の約6畳のカプセルトイの店。道からの視認性向上と内部に広がりを与える為に、両端壁面を鏡貼りとして大きさの異なる“円窓”で遠近感を強調する空間を考案。桧格子や銀箔紙等を用い地域との調和も意図 photo©田邉雄之

田邉雄之建築設計事務所が設計した、神奈川・鎌倉市の店舗「御成カプセル」です。
観光地の約6畳のカプセルトイの店です。建築家は、道からの視認性向上と内部に広がりを与える為に、両端壁面を鏡貼りとして大きさの異なる“円窓”で遠近感を強調する空間を考案しました。また、桧格子や銀箔紙等を用い地域との調和も意図しています。店舗の公式サイトはこちら

「御成カプセル」は、鎌倉駅西口から海の方角(南側)へ繋がる御成通り商店街に面するカプセルトイショップ。

建築家によるテキストより

元々は眼鏡専門店で広さは間口3.4mx奥行2.8mの約6畳のコンパクトなスペース。通りに面しては框ドアと腰壁を残したガラス窓が設けられており、通行人からの内部への視認性は大変良い。西口の御成通り商店街は、鶴岡八幡宮へと繋がる東口の小町通り商店街に比べると地元の利用客が多いが、近年は海や長谷の大仏への観光ルートとしても利用されている。

建築家によるテキストより

駅からの道すがら、又はその逆において視認性を高めることと、内部空間をなるべく広く見せることを目的に、間口に対して両サイドの壁の仕上げを鏡貼りとした。3.4mで向かい合うこの鏡貼りによって、65台のカプセルトイマシンは無限に増殖していく。

またこの鏡貼りの表面に設けた45mm角の桧格子は、4種類(45mm、55mm、65mm、75mm)の間隔で配置した。このサイズは流通しているカプセルの主要なサイズであり、中身を取り出して不要になった空きカプセルを楽しみながら挟むことで回収するシステムとしている。

建築家によるテキストより
渕上達矢 / zeal architectsによる、熊本・玉名市の住宅「天水の家」。海と山を望む段々畑に計画。景観を“取込む”のでなく“寄り添う”在り方を目指して、眺望とプライバシーの考慮と共に周辺地形を参照した大小の量塊を組合せる構成を考案。県産材を用い徐々に溶け込む経年変化も意図
渕上達矢 / zeal architectsによる、熊本・玉名市の住宅「天水の家」。海と山を望む段々畑に計画。景観を“取込む”のでなく“寄り添う”在り方を目指して、眺望とプライバシーの考慮と共に周辺地形を参照した大小の量塊を組合せる構成を考案。県産材を用い徐々に溶け込む経年変化も意図 photo©zeal architects
渕上達矢 / zeal architectsによる、熊本・玉名市の住宅「天水の家」。海と山を望む段々畑に計画。景観を“取込む”のでなく“寄り添う”在り方を目指して、眺望とプライバシーの考慮と共に周辺地形を参照した大小の量塊を組合せる構成を考案。県産材を用い徐々に溶け込む経年変化も意図 photo©zeal architects
渕上達矢 / zeal architectsによる、熊本・玉名市の住宅「天水の家」。海と山を望む段々畑に計画。景観を“取込む”のでなく“寄り添う”在り方を目指して、眺望とプライバシーの考慮と共に周辺地形を参照した大小の量塊を組合せる構成を考案。県産材を用い徐々に溶け込む経年変化も意図 photo©zeal architects

渕上達矢 / zeal architectsが設計した、熊本・玉名市の住宅「天水の家」です。
海と山を望む段々畑に計画されました。建築家は、景観を“取込む”のでなく“寄り添う”在り方を目指して、眺望とプライバシーの考慮と共に周辺地形を参照した大小の量塊を組合せる構成を考案しました。また、県産材を用い徐々に溶け込む経年変化も意図しました。

段々畑に建つ、一戸建て住宅の計画。
敷地は、有明海と雲仙岳が一望できるみかん畑の中に位置しており、自然が豊かで何よりも景観に優れていた。
これからも変わらずに続いていくと思われるこの環境の中で、只々住まうことに意識を向けるのは、少しばかり利己的な考え方ではないか。そんな思いから、今回の計画では、周辺環境との調和を軸に設計へと着手した。
一方的に取り込むのではなく、寄り添うことによって、この住宅が美しい景観の一部となっていくことを目指している。

建築家によるテキストより

この住宅は、周囲に広がる段々畑の形状を踏襲、大きさの異なる複数のヴォリュームを組み合わせることで成り立っている。
道路や隣地との関係性に配慮しながらその配置を決めることで、プライバシーを保ちつつ、各居室からの眺望を確保した。そんなヴォリュームの一つには、広々とした面積を持つデッキテラスが含まれている。ある時はアウトドアリビングとして、ある時は展望台として、周辺環境と家族の日常を繋ぐ役割を担っている。

建築家によるテキストより

また、主要な外壁や内部にまで繋がる天井、デッキの仕上げには、経年変化を前提に熊本の県産材である「小国杉」を採用した。時間の経過と共に表情を変える自然素材を用いることで、その佇まいが徐々に場へと馴染み、溶け込んでいくように意識している。

建築家によるテキストより
DAYと岸本姫野建築設計事務所による、京都市の「嵐山の宿」。元保養所を改修した設計者の一部が運営も手掛ける施設。地域を活性化する場を目指して、宿泊客以外にも開かれた飲食店等の用途も計画。既存の痕跡を“発掘”する様に読み解いて空間に“新しい表層”を与える設計を行う
DAYと岸本姫野建築設計事務所による、京都市の「嵐山の宿」。元保養所を改修した設計者の一部が運営も手掛ける施設。地域を活性化する場を目指して、宿泊客以外にも開かれた飲食店等の用途も計画。既存の痕跡を“発掘”する様に読み解いて空間に“新しい表層”を与える設計を行う photo©八木夕菜
DAYと岸本姫野建築設計事務所による、京都市の「嵐山の宿」。元保養所を改修した設計者の一部が運営も手掛ける施設。地域を活性化する場を目指して、宿泊客以外にも開かれた飲食店等の用途も計画。既存の痕跡を“発掘”する様に読み解いて空間に“新しい表層”を与える設計を行う photo©八木夕菜
DAYと岸本姫野建築設計事務所による、京都市の「嵐山の宿」。元保養所を改修した設計者の一部が運営も手掛ける施設。地域を活性化する場を目指して、宿泊客以外にも開かれた飲食店等の用途も計画。既存の痕跡を“発掘”する様に読み解いて空間に“新しい表層”を与える設計を行う photo©八木夕菜

DAY岸本姫野建築設計事務所が設計した、京都市の宿泊施設「嵐山の宿 / 儘・嵐山邸宅MAMA」です。
元保養所を改修した設計者の一部が運営も手掛ける施設です。建築家は、地域を活性化する場を目指して、宿泊客以外にも開かれた飲食店等の用途も計画しました。また、既存の痕跡を“発掘”する様に読み解いて空間に“新しい表層”を与える設計を行っています。施設の公式サイトはこちら

嵐山に建つホテルのリノベーションである。
オーナーからの要望は地域の活性化につながるような場とすることだった。

阪急嵐山駅から徒歩3分程度の場所に位置しており、渡月橋からもほど近く嵐山観光に便利な場所にある建物は、かつて阪急電鉄の保養所として使われていた。この場所を協働設計者であるDAY inc.が運営をする事となり、共に企画と設計を進めることとなった。

建築家によるテキストより

保養所をホテルとして改修するだけでは外から訪れた人向けの施設となり、地域に閉じた場所になってしまうため、宿泊客以外にも地元の方や観光客が交流できる場所として、街に開かれたレストランも新たに計画した。

建築家によるテキストより

竣工図を元に事務所で設計を行った後に解体を行い、解体後、さらに数ヶ月の間現地で設計を行った。現地では、建物の上下の重なりや混構造での異素材の取り合いなど、竣工図からも読み解きづらい内容を現場で痕跡を発掘するように読み解きながら、図面に落とし込み新しい表層を与えていくように進めていった。

建築家によるテキストより
遠藤克彦建築研究所による、大阪市の「大阪中之島美術館」。エリアの“結節点”と言える敷地に計画。人の流れ・公共的利用・浸水リスクを考慮し、周辺と連続し都市に開かれた“地形”の上に明快な幾何学の“建築”が浮かぶ構成を考案。内部の“立体的なパッサージュ”は新しい都市体験を提供
遠藤克彦建築研究所による、大阪市の「大阪中之島美術館」。エリアの“結節点”と言える敷地に計画。人の流れ・公共的利用・浸水リスクを考慮し、周辺と連続し都市に開かれた“地形”の上に明快な幾何学の“建築”が浮かぶ構成を考案。内部の“立体的なパッサージュ”は新しい都市体験を提供 photo©上田宏
遠藤克彦建築研究所による、大阪市の「大阪中之島美術館」。エリアの“結節点”と言える敷地に計画。人の流れ・公共的利用・浸水リスクを考慮し、周辺と連続し都市に開かれた“地形”の上に明快な幾何学の“建築”が浮かぶ構成を考案。内部の“立体的なパッサージュ”は新しい都市体験を提供 photo©上田宏
遠藤克彦建築研究所による、大阪市の「大阪中之島美術館」。エリアの“結節点”と言える敷地に計画。人の流れ・公共的利用・浸水リスクを考慮し、周辺と連続し都市に開かれた“地形”の上に明快な幾何学の“建築”が浮かぶ構成を考案。内部の“立体的なパッサージュ”は新しい都市体験を提供 photo©上田宏
遠藤克彦建築研究所による、大阪市の「大阪中之島美術館」。エリアの“結節点”と言える敷地に計画。人の流れ・公共的利用・浸水リスクを考慮し、周辺と連続し都市に開かれた“地形”の上に明快な幾何学の“建築”が浮かぶ構成を考案。内部の“立体的なパッサージュ”は新しい都市体験を提供 photo©上田宏
遠藤克彦建築研究所による、大阪市の「大阪中之島美術館」。エリアの“結節点”と言える敷地に計画。人の流れ・公共的利用・浸水リスクを考慮し、周辺と連続し都市に開かれた“地形”の上に明快な幾何学の“建築”が浮かぶ構成を考案。内部の“立体的なパッサージュ”は新しい都市体験を提供 photo©上田宏

遠藤克彦建築研究所が設計した、大阪市の「大阪中之島美術館」です。
エリアの“結節点”と言える敷地に計画されました。建築家は、人の流れ・公共的利用・浸水リスクを考慮し、周辺と連続し都市に開かれた“地形”の上に明快な幾何学の“建築”が浮かぶ構成を考案しました。そして、内部の“立体的なパッサージュ”は新しい都市体験を提供が意図されました。施設の公式サイトはこちら

堂島川と土佐堀川というふたつの河川に挟まれた中洲である大阪中之島は、中世より流通・商業に利する場所として栄えた。この敷地も広島藩の蔵屋敷跡地であり、敷地の地面下には堂島川より積荷を載せたまま蔵屋敷内に船を係留できる「船入」という港があったことが知られている。

建築家によるテキストより

計画にあたって周辺を観察すると、敷地は中之島の東西を結ぶ重要な結節点であり、このことから人の流れを繋ぎ、各方向へと導くことが重要と分かった。そのため建物には「正面」をつくらず、全方向からの人の流れを、特定の動線ではなく複数のエントランスで面的に受け入れる計画としている。また中之島地域は河川氾濫等の浸水リスクもあることから、浸水被害を物理的に逃れられる3階以上に美術関係諸室を配置することが重要と考えた。一方、1・2階は都市に開いて、美術館を訪れる人以外も普段から利用できるような公共性を提供するという基本構成を想起した。

建築家によるテキストより

「地形」としてデザインした1・2階の上に、大きくマッスなボリュームの正方形平面を持つ明快な幾何学の「建築」をデザインすることで、都市に浮遊する美術館が形態として表現されることとなった。地形の一部となる2階レベルは周辺の公共施設と歩行者デッキで接続される。また、建物西側にも接続通路の延伸が予定されており、今後の中之島地域の賑わいに寄与することとなろう。

建築家によるテキストより
最も注目を集めたトピックス[期間:2022/9/19-9/25]
最も注目を集めたトピックス[期間:2022/9/19-9/25]

アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2022/9/19-9/25)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページの「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。


  1. 石上純也建築設計事務所による、山口の「House & Restaurant」。旧知の友人の為の住宅兼店舗。“時間と共にその重みを増していく”空間の要望に、地面に穴を掘りコンクリートを流して土の中の躯体を掘り起こしガラスを嵌める建築を考案。不確定要素を許容し使い方の発見更新を繰り返して作る
  2. 平岡翔太による、大阪・堺市の住宅「H邸」。南北で接道する敷地に計画。プライバシーを確保しつつ街と人の関りを生む建築を目指し、居室の配置と断面構成で公と私の距離感を調整。部屋として閉じない共用部は一体感と共に多様な居場所を提供
  3. SDレビュー2022の入選作品の展覧会レポート(後編)。“実施を前提とした設計中ないしは施工中のもの”という条件の建築コンペで、若手建築家の登竜門としても知られる
  4. SDレビュー2022の入選作品の展覧会レポート(前編)。“実施を前提とした設計中ないしは施工中のもの”という条件での建築コンペで、若手建築家の登竜門としても知られる
  5. 片田友樹 / micelleによる、神奈川の住宅「SZK」。谷地形で車が入れない道に接する敷地。搬入等の制限下で“広がりと複雑さ”を求め、無機質な家形の中で1間の軸組等が“リズミカル”に振舞う構成を考案。平面計画では室内外の風圧差も意図して多湿に適した室内を作る
  6. MVRDVによる、オランダの複合ビル「Valley」。オフィス街の居住・労働・商業の為の施設。地域に緑と人間の次元を取り戻す事を目指し、低層部に多様な植栽を配置した公共的空間を配置。専用デジタルツールを開発し採光眺望や割付等の決定等を合理的に進める
  7. 岡田一樹+岡田絢子 / R.E.A.D. & Architectsによる、東京の住戸改修「簾戸の家」。強い日差しが入る南東向き住戸での計画。日射の緩和とモダンな和の意匠という要望に、“簾戸”を現代化した建具を考案して陽光を遮る性能を持つ特殊素材で制作。大幅な間取り変更でなく光と素材の選択で空間をつくる
  8. Atelier Tsuyoshi Tane Architectsによる、イタリアのパヴィリオン「Sound of Marble」。採石で著名な“カッラーラ”の石を用いた建築。素材が持つ“内包力”と“記憶”に焦点をあて、伝統的技法で切り出した円弧状の石を組合せ領域を形成。視覚でなく“音”を通して地球の生命を感じる空間を作る
  9. 白石卓央 / 愛媛建築研究所による、愛媛の「DIG STUDIO」。ダンススタジオと学習室とカフェが入る建築。子供の利用が多い状況に対し、レッスン時間外の受け皿となり待合にも使える諸空間を併設。“学校とも一般的な学習塾とも異なる新たな居場所”をつくる
  10. ネリ&フーによる、中国・上海のオフィス「Nomadland RED PLUS Studio」。古い工場のフロアをファッション企業のオフィスに改修。フレキシブルな労働環境の要望に、“遊牧民”をコンセプトに掲げて可変性を持つ什器類を考案。経年変化する素材の選択で空間自体で流動性も表現
  11. 妹島和世+西沢立衛 / SANAAが、2022年の「高松宮殿下記念世界文化賞(建築部門)」を受賞。公式のインタビュー動画も公開
  12. MoMAに収蔵された事が話題となっている携帯電話の「絵文字」のデザインを手掛けたのは、建築家の青木淳だった
  13. トラフ建築設計事務所による、東京・港区の「NJH SHOWROOM/ACTIVITY/STUDIO」。商品展示・運動・もてなしの為の3つの空間を備えたスポーツ企業の施設。ブランドを体現し様々な使い方を叶える場の要望に、其々の目的に合わせ多様な素材を用いてデザイン。新しい発見と特別な時間を提供する場所を作る
  14. OMAとポテトヘッドによる、シンガポールでの建築展「N*thing is Possible」。地元で飲食等を手掛ける企業が発起して開催。ホスピタリティ分野における持続可能性と廃棄ゼロをテーマに、廃棄物等を用いたランドスケープやリサーチ成果を展示。未来に繋がる方法の紹介や問題提起も行う
  15. デイビッド・ホックニーが、iPadでデザインしたステンドグラスが、イギリスのウェストミンスター寺院に設置
  16. 山田伸彦建築設計事務所による、東京・文京区の住戸改修「大塚の家」。約200㎡の空間での計画。広さに起因する単調さの回避と豊かさの付与を目指し、視覚に加え触覚にも訴える“肌理”に注目して多様な素材を組合せる建築を志向。畳や障子等も採用し“日本的な美”の要素も導入して設計
  17. 齋藤秀行 / Design8°による、熊本市の「清水新地の家」。住宅街に計画。プライバシー配慮と開放性の両立を目指し、低く抑えた軒と軒下テラスが外部の視線を遮ると共に内外を緩やかに繋ぐ構成を考案。人の根源的感覚に応え風土の中の普遍性に寄り添う建築を作る
  18. 長坂常 / スキーマ建築計画による、京都左京区南禅寺草川町の「ブルーボトルコーヒー京都カフェ」
  19. 西島光輔 / インレ・スタジオによる、ベトナムの「The Kaleidoscope」。工場敷地内の労働と居住の為の建築。熱帯気候からの保護と美しい自然の享受を目指し、影を生む地域の帽子に似た“大屋根”と全方位に通風と眺望を叶える開放的平面を考案。気積の大きな執務室と小さな住居な対比的な空間を同居
  20. UID前田圭介・原浩二・山澤達義が審査する中国電力主催の建築アワード「エネルギア住宅作品コンテスト」が、新築住宅部門・リフォーム住宅部門・学生部門の応募作品を募集中。賞金総額は約135万円

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