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木村智彦 / グラムデザインによる、鳥取・境港市の住宅「上道の家2」
木村智彦 / グラムデザインによる、鳥取・境港市の住宅「上道の家2」 photo©gramdesign
木村智彦 / グラムデザインによる、鳥取・境港市の住宅「上道の家2」 photo©gramdesign

木村智彦 / グラムデザイン一級建築士事務所が設計した、鳥取・境港市の住宅「上道の家2」です。

鳥取県境港市、ご主人が生まれ育った場所からもほど近い敷地に建築した、現在は若い夫婦と子供が1人、将来3人の子供を希望する家族のための住宅である。 敷地は東に幅員5メートルの前面道路、南北も幅員2メートルの狭い道路、その狭い道路を挟み2階建てと3階建ての住宅にも囲まれる。 平屋にするにも十分な広さがあったため、中庭を囲むカタチで”コ”の字型に諸室を配置し、”ロ”の字型の屋根を持つ住宅を設計した。 中庭は前面道路から地続きにつながり、外壁のラインにある柱、屋根のかかった軒下空間、そこに落ちる影、中庭に敷設したセメントレンガなど、それらが曖昧に領域を示し、家族の私的な空間を緩やかに確保されるよう計画している。

また、室内の”コ”の字型のプランに対して45度で斜めに床を貼ることと合わせ、中庭に三角形のデッキをつくることで、家族の私的空間である、室内と中庭の一体感を協調されるようにも考えた。 ”ロ”の字型の屋根を大きく掛けることや、木質で柔らかな表情を持つ素材を用いることと同時に、細かな寸法監理を徹底することで、大らかな空間でありながら、凛とした表情を併せ持つ住宅を目指して建築している。

佐野健太建築設計事務所による、埼玉・熊谷市の美容室兼住宅「熊久のいえ」の内覧会が開催
佐野健太建築設計事務所による、埼玉・熊谷市の美容室兼住宅「熊久のいえ」の内覧会が開催 image courtesy of 佐野健太建築設計事務所

 
佐野健太建築設計事務所が設計した、埼玉・熊谷市の美容室兼住宅「熊久のいえ」の内覧会が開催されます。開催日は2019年5月19日(日) 。要事前連絡との事。fbにイベントページがあります。佐野は伊東豊雄建築設計事務所出身で「台中オペラハウス」なども担当した建築家です。

母娘で営む小さな美容室兼住宅の建て替え計画です。
美容室は熊谷の市街地から少し離れた、田園風景の広がる旧街道沿いの熊久地区にあります。荒川の豊かな水源を活用し、開業当初より地下水をくみ上げて日々の生活や美容室の洗髪に使用してきました。訪れるお客も地域の方がほとんどで、おしゃべりを楽しみながらゆっくりと時間をかけて髪を整えていきます。

既存の美容室は開業から長い月日が経ち、老朽化が進む中で建て替えの計画が持ち上がりました。私たちが求められたのは、これまでの営業スタイルを変えないこと、建設中も土地から離れず営業ができること、訪れる人に家のように寛いでもらえることなどでした。お施主さまとの対話を通じ、高齢化する地域でこの美容室が担っている役割と、土地に根ざし変わらずにあり続けることの重要性を知り、これらを大切にしながら設計を進めて参りました。

間取りは美容室部分と住宅部分とが円環状に繋がり、中心にある水回りによって緩やかに仕切られます。出入口は一箇所とし、ゆったりとした玄関は美容室の待合スペースと兼ねています。
美容室の変わらず残すところと小さく仕組みを変えたところ。その両者が混ざり合い、おしゃべりの絶えない賑やかな「いえ」になることを期待しています。

詳細は以下でどうぞ。

【ap job更新】 KIAS イシダアーキテクツスタジオ株式会社が、建築設計アーキテクト、広報・事務スタッフを募集中
【ap job更新】 KIAS イシダアーキテクツスタジオ株式会社が、建築設計アーキテクト、広報・事務スタッフを募集中
【ap job更新】 KIAS イシダアーキテクツスタジオ株式会社が、建築設計アーキテクト、広報・事務スタッフを募集中積葉の家

 
アーキテクチャーフォトジョブボードに新しい情報が追加されました

KIAS イシダアーキテクツスタジオ株式会社の、建築設計アーキテクト、広報・事務スタッフ募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

KIAS イシダアーキテクツスタジオ株式会社はヘルツォーク&ド・ムーロン出身の石田建太朗が率いる建築設計スタジオです。

弊社では業務拡大により建築設計アーキテクト及びデザインチームをサポートしてくれる広報・事務スタッフを募集しております。

現在、アートプロジェクトを含む美術館、野外音楽ステージ、集合住宅、別荘などのデザイン・クオリティの高いプロジェクトが進行中です。

コンセプトの段階からRhino3Dや模型などを使いスタディを進めていきます。

新しいものを創造していく熱意のある方、建築設計から監理まで責任を持って誠実に取り組んでいける方を募集しています。

大西麻貴+百田有希 / o+hによる、広島の「東部地域防災センター(仮称)」設計プロポの最優秀案

大西麻貴+百田有希 / o+hによる、広島の「東部地域防災センター(仮称)」設計プロポの最優秀案が公開されています。次点は乾久美子建築設計事務所との事。選定委員会委員は、山本理顕・村上徹・小野田泰明を含む5名だったようです。

このプロポーザルには全国から66者の参加表明書の提出があり、3月25日(月)に選定委員会による一次審査を終え、5者が選定されました。

 4月26日(金)に二次審査(最終審査)公開ヒアリング・公開審査を実施したところ、地域住民を含む約100名の傍聴者が来場し、提案者と審査委員とが「防災」、「地域コミュニティ」、「シンボル」、「コスト」について議論を行った結果、次のとおりに設計者が選定されました。(via town.kumano.hiroshima.jp

牛島隆敬建築設計事務所による、神奈川・藤沢市の住宅「辻堂東海岸のK邸」
牛島隆敬建築設計事務所による、神奈川・藤沢市の住宅「辻堂東海岸のK邸」 photo©見学友宙

牛島隆敬建築設計事務所による、神奈川・藤沢市の住宅「辻堂東海岸のK邸」です。

大きなボリュームの内部はスキップフロアで空間を繋げることによって、寝室以外は場所が繋がるように構成した。これらフロアを支える筋交と柱は、水平力を伝えるだけではなく、緩やかに空間を区切ることで開放感の中に落ち着きをもたらす。この一見不合理にも見える表現としての構築物は、自分の家のシンボルとして記憶に残ったり、子供たちの遊び場になったりともなったり、様々なコトを喚起する。

プリツカー賞受賞建築家 アレハンドロ・アラヴェナのインタビュー動画「Advice to the Young」 「改正建築士法施行に向けた日本建築学会からの意見」(日本建築学会)

「改正建築士法施行に向けた日本建築学会からの意見」が日本建築学会のサイトで公開されています(PDF)。2次試験のCAD化や、試験開催回数などについても提言されています。

篠崎弘之建築設計事務所による、東京・江東区の「門前仲町の集合住宅」の写真
篠崎弘之建築設計事務所による、東京・江東区の「門前仲町の集合住宅」の写真 photo©remgoto
篠崎弘之建築設計事務所による、東京・江東区の「門前仲町の集合住宅」の写真 photo©remgoto
篠崎弘之建築設計事務所による、東京・江東区の「門前仲町の集合住宅」の写真 photo©remgoto

篠崎弘之建築設計事務所による、東京・江東区の「門前仲町の集合住宅」の写真がnoteに掲載されています

篠崎弘之建築設計事務所が設計した、東京・江東区の「門前仲町の集合住宅」の写真が18枚、noteに掲載されています。

様々な街の風景が、開放的な窓を通して、壁紙のように感じられます。
いつもは見慣れている風景が、この建築に入ると、額縁に入れられた絵画のように特別なものに感じられる瞬間がありました。

【ap job更新】 建築専門の写真事務所「有限会社オープンハウス」が、撮影アシスタントを募集中
【ap job更新】 建築専門の写真事務所「有限会社オープンハウス」が、撮影アシスタントを募集中
【ap job更新】 建築専門の写真事務所「有限会社オープンハウス」が、撮影アシスタントを募集中

 
アーキテクチャーフォトジョブボードに新しい情報が追加されました

建築専門の写真事務所「有限会社オープンハウス」の、撮影アシスタント募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

高級住宅・別荘の撮影、大手ハウスメーカーカタログ撮影、実例、竣工写真など建築専門の写真事務所

【特別寄稿】西澤徹夫による、3つのトム・サックス展のレビュー「Tom Sachs」
【特別寄稿】西澤徹夫による、3つのトム・サックス展のレビュー「Tom Sachs」《Tea House》 2011 ©Tom Sachs / Courtesy of Tomio Koyama Gallery

西澤徹夫が執筆した、3つのトム・サックス展のレビュー「Tom Sachs」を掲載します。
現在、東京オペラシティアートギャラリー(会期:~2019/6/23)小山登美夫ギャラリー(会期:~2019/5/25)KOMAGOME 1-14cas(会期:~2019/5/14)の3か所でアーティストのトム・サックス展が開催されています。


Tom Sachs

text=西澤徹夫

 
ニューヨーク出身のトム・サックスによる日本初個展が、東京オペラシティアートギャラリーの『ティー・セレモニー』、小山登美夫ギャラリーの『Smutshow』、KOMAGOME 1-14casの『Indoctrination Center』の3か所で同時開催されている。NASAをモチーフにした架空の宇宙船打ち上げ計画「Space Program: Mars」のあと、宇宙空間での長期滞在に必要な精神活動としてテーマに選ばれたのが茶道である。「古い伝統の真の発展を目指す」というイサム・ノグチの姿勢に着想を得て2016年にノグチ美術館で開催された「Tom Sachs:Tea Ceremony」を土台として、茶の湯の起源である日本での作家待望の展覧会となる。

H&deMを経て香港・東京に事務所を開設した、KOMPASの小室舞へのインタビュー「建築学科から広がる道」

H&deM(ヘルツォーグ&ド・ムーロン)を経て香港・東京に事務所を開設した、KOMPASの小室舞へのインタビュー「建築学科から広がる道」が京大建築式に掲載されています。

小室舞さんは京都から東京へ、そしてスイス、香港と拠点を変えつつ30代前半で海外に事務所を構えるという誰とも重ならないキャリアを、力強く、迷わず切り開いている様に見えます。複数の岐路があった中でどのように進路を決められてきたのかお話を伺いました。お話の中で見えてきたのは“体育会系”で培われた現実を見据えた決断力という意外な一面でした。

ル・コルビュジエによる「サヴォア邸」の建設中の様子を捉えた動画 最も注目を集めたトピックス [期間:2019/5/6-5/12]
最も注目を集めたトピックス [期間:2019/5/6-5/12]

アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2019/5/6-5/12)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページ右下の「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。


1、北村直也建築設計事務所による、愛知・額田郡の「幸田町の住宅」

2、乾久美子・青木淳・中川エリカ・長谷川豪・福島加津也が審査した「住宅建築賞2019」の結果と、率直な意見が興味深い講評

3、今回のアガ・カーン建築賞の最終候補20作品が発表。日本のテレインアーキテクツの作品もノミネート。

4、ミナペルホネンの株式会社ミナが、藤森照信の建築設計で、岩手の盛岡城跡公園芝生広場整備事業の事業者に選定

5、ツバメアーキテクツ+津賀洋輔建築事務所による「京都の町家ホステル 器」

6、神戸を拠点とする4つの設計事務所が、自身の仕事場を公開するイベント「オープンアトリエ KOBE」を開催

7、五十嵐淳建築設計事務所による、インスタレーション「SAPPORO ART STAGE 2018 出展作品」

8、森田一弥建築設計事務所による、京都・左京区の資料館「“Lattice-Pod” 朝田善之助記念館」

9、石上純也へのインタビュー『建築家・石上純也が再定義する、情報社会における本当の「新しさ」』

10、山田誠一設計「富士南麓の家」の、渡辺隆によるレビュー

11、木村松本が、1924年竣工の京都の「本野精吾邸」を新事務所にすることを公表

12、藤村龍至による、妹島和世設計の「西武鉄道 新型特急車両001系 “Laview”」に乗車した感想

13、村田純 / JAMによる、中国・上海の懐石料理店「懐石 “米”/ MEE Japanese Dining」

14、古谷誠章・江尻憲泰・赤松佳珠子・平田晃久が審査する、SDレビュー2019の募集要項が公開

15、スキーマ・noiz・吉村靖孝研・ドミノ・ノウサクジュンペイ・塚越宮下によるデザインのデジタルデータをダウンロードし誰でも利用できるようにするプロジェクト「ARCH-ABLE」のローンチイベントが開催

16、『住宅建築2019年6月号』に掲載された、大松俊紀による論考「ミケランジェロの空」のプレビュー

17、五十嵐太郎による、地方の現代建築を紹介する連載「反東京としての地方建築を歩く」の1回目「現代建築のまち、黒部」

18、古澤大輔 / リライト_D+日本大学理工学部古澤研究室による、東京の住宅「古澤邸」の動画

19、ズントー事務所プロジェクトリーダーの杉山幸一郎による連載エッセイの最新回「小さな住まい」

20、杉本博司との協同でも知られる榊田倫之のウェブサイトがリニューアル


過去の「最も注目を集めたトピックス」はこちらでどうぞ

神戸を拠点とする4つの設計事務所が、自身の仕事場を公開するイベント「オープンアトリエ KOBE」を開催
神戸を拠点とする4つの設計事務所が、自身の仕事場を公開するイベント「オープンアトリエ KOBE」を開催

 
神戸を拠点とする4つの設計事務所が、自身の仕事場を公開するイベント「オープンアトリエ KOBE」を開催します。開催日は2019年5月25日・26日。

オープンアトリエ KOBE…

港町KOBEには、たくさんの新しいものを受け入れる寛大さとそれらを柔軟に変化させ、そこらしいものに仕立てていく文化があります。

そんなKOBEでものづくりをしている建築家のアトリエをオープンアトリエKOBEとして公開します。

ぜひ、そのものづくりの一端を覗いてみてください。

何か新しいものができる瞬間にあなたもワクワクするかもしれません。

詳細は以下でどうぞ。

スキーマ・noiz・吉村靖孝研・ドミノ・ノウサクジュンペイ・塚越宮下によるデザインのデジタルデータをダウンロードし誰でも利用できるようにするプロジェクト「ARCH-ABLE」のローンチイベントが開催
スキーマ・noiz・吉村靖孝研・ドミノ・ノウサクジュンペイ・塚越宮下によるデザインのデジタルデータをダウンロードし誰でも利用できるようにするプロジェクト「ARCH-ABLE」のローンチイベントが開催

 
スキーマ・noiz・吉村靖孝研・ドミノ・ノウサクジュンペイ・塚越宮下によるデザインのデジタルデータをダウンロードし誰でも利用できるようにするプロジェクト「ARCH-ABLE」のローンチイベントが開催されます

スキーマnoiz吉村靖孝研ドミノノウサクジュンペイ塚越宮下によるデザインのデジタルデータをダウンロードし誰でも利用できるようにするプロジェクト「ARCH-ABLE」のローンチイベントが開催されます。砂山太一がモデレーターを務め各事務所の代表者が登壇するイベントです。開催日は2019年5月31日。場所は、六本木一丁目のTechshop Tokyoです。

建築家の生みだしたデザインのデジタルデータをアーカイブし、CCライセンスの下に公開しようとするプロジェクトARCH-ABLEのデーターベース公開に伴いイベントを開催します。

昨年末リトルトーキョーで開催されたキックオフイベントでは、建築家がデジタルファブリケーションを使ってデザインをし、そのデータを公開することの意義として「ワークフローの刷新」、「ジネラティブデザインの実現」「アドホックな公共性の実現」「ヴァナキュラリティの再考」といった視点が示されました。これらは、既存の設計・生産・消費という分離が再編成されることによって生まれた論点だと言うことができます。そしてその境界が再編された時、建築家が担うべき役割とは何か、また既存の市場を介さずデータを流通させるからこそ提供できる価値とは何かといった課題が浮かびあがりました。

そこで今回は、参加建築家が公開する作品を紹介すると共に、それらを介して設計・生産・消費という分離の再編が加速するこれからの時代、建築家の担う役割とは何か、データという形だからこそ提供できる価値とは何かについて公開討論をおこないます。

( 日 時 )
日時 : 2019年5月31日(金) 18:00~20:00
場所 : Techshop Tokyo MAP

※ 定員 50名 入場無料
参加希望の方は下記サイトよりご登録下さい
https://arch-able.peatix.com/view

( 参 加 者 )
モデレーター :
砂山太一/ sunayama studio

登 壇 者 :
長坂常 / スキーマ建築計画
酒井康介/ノイズ
吉村靖孝 / 早稲田大学 吉村靖孝研究室
大野友資 / ドミノアーキテクツ
能作淳平 / ノウサクジュンペイアーキテクツ
塚越智之+ 宮下淳平 / 塚越宮下設計

古谷誠章・江尻憲泰・赤松佳珠子・平田晃久が審査する、SDレビュー2019の募集要項が公開

古谷誠章江尻憲泰赤松佳珠子平田晃久が審査する、SDレビュー2019の募集要項が公開されています。

SDレビューは、実際に「建てる」という厳しい現実の中で、設計者がひとつの明確なコンセプトを導き出す思考の過程を、ドローイングと模型によって示そうというものです。 実施見込みのないイメージやアイデアではなく、実現作を募集します。

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