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【ap job更新】 杉本貴志が設立した空間デザインの会社「スーパーポテト」が、インテリアデザイナー・アルバイトを募集中
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アーキテクチャーフォトジョブボードに新しい情報が追加されました

杉本貴志が設立した空間デザインの会社「スーパーポテト」の、インテリアデザイナー・アルバイト募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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杉本貴志が設立した空間デザインの会社です。何かのコピーではなくデザインの源泉を一緒に生み出し、多くの人に楽しんでもらう空間を提供したい。

リスクを恐れずチャレンジしたい人、世界中で活動したいスタッフ、を募集します。

スーパーポテトは身近なバーやブティックからスタートしました。当時はセンセーショナルだったがのちにスタンダードとなっていくような変革を作り続けてデザインだけではなくライフスタイルに影響を与えてきました。根本にあるのは自然観です。

その代表に無印良品、HYATT、春秋があります。
現在規模は世界中に発展しホテル、飲食店、商業施設からの様々な依頼を受け、デザインとは何か追求しながら進化を続けデザインワークを展開しています。

スーパーポテトでしか得られない経験があります。

経験者、未経験者問わずインテリアデザイナーを募集します。アルバイトも募集しています。

二俣公一 / ケース・リアルによる、東京・北青山の店舗「ATON AOYAMA」
二俣公一 / ケース・リアルによる、東京・北青山の店舗「ATON AOYAMA」 photo©水崎浩志

二俣公一 / ケース・リアルが設計した、東京・北青山の店舗「ATON AOYAMA」です。

計画地は、都内にある打ち放しのコンクリートが印象的なシンプルでまっさらな空間。天高がありスクエアな形状のその場所は、飾り立てることなくその素性を活かし整えるだけで”ATON”の世界感と共鳴することを私たちは直感的に理解した。それは天然素材・染料などを用いながら生地開発まで行う、シンプルで繊細な服作りを実践する”ATON”に呼応する空間である。既存の床はそのまま磨き上げ、壁、天井も極力もとの状態を活かしている。求められる最低限の機能を一つ一つ丁寧に設えつつ、全体はシメトリーな構成とすることで、その世界感がダイレクトに広がるようなストアを考えた。

noizによる、東京の住宅「HOUSE IN TODOROKI」
noizによる、東京の住宅「HOUSE IN TODOROKI」 photo©高木康広

noizが設計した、東京の住宅「HOUSE IN TODOROKI」です。

東京都内の住宅地に計画された、夫婦と子供2人のための住宅。

このプロジェクトではUnreal engineによるリアルタイムレンダリングを設計段階で取り入れ、素材検討やクライアント打合せに活用した。またコンピューター上の空間を次元を落とした現実空間の写像として見るのではなく、現実に再現すべきものとして見ることで、従来とは異なる設計アプローチを試みている。

テクスチャマッピングされた厚みがないコンピューター上の表現は、角で素材が切り替わるディテール、クリアランスゼロで交わる端部処理によって追及され、結果として物質性が消失した浮遊感のある空間を作り出すことを可能にしている。バーチャルな表現を徹底することで、対比的に何気ない生活の風景や自然の移り変わりが浮かび上がる家にしたいと考えた。

最も注目を集めたトピックス [期間:2019/1/14-1/20]

アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2019/1/14-1/20)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページ右下の「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。


1、フロリアン・ブッシュ建築設計事務所による、北海道・倶知安町の「ニセコのK邸」

2、建築家の六角鬼丈さんが亡くなりました

3、新森雄大+ジェームス・ジャミソンによる、大阪の、集合住宅の一住戸のリノベーション「HOUSE / LABORATORY」

4、山本嘉寛建築設計事務所による、大阪・堺市の「四つ角の家」

5、木村浩一 / フォルム・木村浩一建築研究所による、滋賀・愛荘町の住宅「静寂の家 Tranquil House」

6、長坂常 / スキーマ建築計画による、東京・神宮前の商業施設GYRE内の店舗「ヘイトウキョウ」

7、多田正治アトリエ+ENDO SHOJIRO DESIGNによる、京都・上京区の宿泊施設「ゲストハウス樸宿 西陣(千本上立売のコンプレックス)」

8、安田智紀 / tote Architectsによる、山梨・甲府市の住宅「だいちの家」

9、青木淳に建築を志すキッカケや学生時代のエピソード等を聞いている、YGSAの学生によるインタビュー

10、多田正治アトリエ+ENDO SHOJIRO DESIGNによる、京都・右京区の既存家屋を改修したゲストハウス「オトヤド イクハ」

11、隈研吾建築都市設計事務所による、バルセロナ・カタロニア広場に面するCAMPERの店舗のリニューアル「Camper Paseo de Gracia」

12、OMAの設計で近く完成する台北の「タイペイ・パフォーミング・アーツ・センター」の外観写真

13、北村直也建築設計事務所による、愛知・額田郡の「幸田町の住宅」の見学会が開催

14、武田清明建築設計事務所よる「6つの小さな 離れの家」の計画を、設計者自身が精密な模型で解説している動画

15、桐圭佑 / KIRI ARCHITECTSによる、東京・杉並区の既存住宅の改修「西永福の家」

16、アトリエへの就職をめざす建築学校「デザインファーム建築設計スタジオ」が、生徒を募集中

17、谷尻誠に事務所体制や働き方の考え方等を聞いている、聞き手の浅子佳英の実直な質問も印象的なインタビュー

18、隈研吾による、神奈川の、ファサードにアルミグレーチングを立体配置した「デリス横浜ビル」の写真

19、堀部安嗣が処女作建設中に施工者との確執と和解のエピソードを綴ったテキスト「駆け出しの頃、辺境の地にて」

20、SANAAによる「ロレックス・ラーニングセンター」の、副学長の利用した使い心地も紹介している動画


過去の「最も注目を集めたトピックス」はこちらでどうぞ

【ap job更新】 坂東幸輔と須磨一清が主宰する「A Nomad Sub」が設計スタッフ・プロジェクトマネージャーを募集中
【ap job更新】 坂東幸輔と須磨一清が主宰する「A Nomad Sub」が設計スタッフ・プロジェクトマネージャーを募集中
【ap job更新】 坂東幸輔と須磨一清が主宰する「A Nomad Sub」が設計スタッフ・プロジェクトマネージャーを募集中えんがわオフィス/事務所/徳島県/2013

 
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坂東幸輔と須磨一清が主宰する「A Nomad Sub」の、設計スタッフ・プロジェクトマネージャー募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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A Nomad Subは坂東幸輔と須磨一清が共同主宰する建築設計事務所です。
2人は2010年から徳島県神山町で建築ユニットBUS(元・バスアーキテクツ)のメンバーとして、空き家再生やまちづくりの活動を行ってきました。「ブルーベアオフィス神山」(新建築2012年4月号)、「えんがわオフィス」(新建築2013年7月号)、「KOYA」「WEEK神山」(新建築2015年11月号)などの設計を通して、それらが神山町のサテライトオフィスを生み出すことに繋がり、まちづくりに多大に貢献したことで、BUSは2016年のヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展日本館展示の出展作家の一組に選ばれ、審査員特別表彰を受けました。
それぞれ個人の建築家として国内外の様々な場所で建築設計やまちづくり、建築教育の活動を行ってきましたが、活動範囲を拡大するため、坂東幸輔建築設計事務所とSUMAを合併し2018年1月にA Nomad Subを設立しました。

これまで手がけてきた古民家リノベーションに加え、東京都内の新築住宅から、広島県神石高原町での日本初の全寮制インターナショナル小学校まで、さまざまな分野・規模のプロジェクトが同時に進行しており、若干名スタッフを募集することになりました。

私たちの事務所ではスタッフも日本全国を飛び回りながら仕事をしています。
建築設計だけでなく地域での空き家再生やまちづくりに関わることで様々なことを学べます。

楽しくプロジェクトに関わってもらえる方のご応募をお待ちしております。

青木淳に建築を志すキッカケや学生時代のエピソード等を聞いている、YGSAの学生によるインタビュー

青木淳に建築を志すキッカケや学生時代のエピソード等を聞いている、YGSAの学生によるインタビューが公開されています。

武田清明建築設計事務所よる「6つの小さな 離れの家」の計画を、設計者自身が精密な模型で解説している動画

武田清明建築設計事務所よる長野の「6つの小さな 離れの家」の計画を、設計者自身が精密な模型で解説している動画です。武田は隈研吾建築都市設計事務所に勤務した経験を持ち、同作品で2018年のSDレビュー鹿島賞を受賞しています。

新森雄大+ジェームス・ジャミソンによる、大阪の、集合住宅の一住戸のリノベーション「HOUSE / LABORATORY」
新森雄大+ジェームス・ジャミソンによる、大阪の、集合住宅の一住戸のリノベーション「HOUSE / LABORATORY」 photo©Kiyoshi Takahata

新森雄大+ジェームス・ジャミソン / NIIMORI JAMISON ARCHITECTSによる、大阪の、集合住宅の一住戸のリノベーション「HOUSE / LABORATORY」です。NIIMORI JAMISON ARCHITECTSは、スイスのメンドリジオ建築アカデミー出身の建築家ユニット。

大阪市に建つ、築37年のマンション一室のローコストリノベーション。

非常に厳しい予算から、思い描いた理想像を逆説的に目指す一般的な設計手法ではなく、工務店との密な関係の中で、彼らの抱える在庫や端材をまずヒヤリングし、それらを素材の前提条件として設計を行う、通常とは異なったプロセスで成立させたプロジェクトである。

山本嘉寛建築設計事務所による、大阪・堺市の「四つ角の家」
山本嘉寛建築設計事務所による、大阪・堺市の「四つ角の家」 photo©笹倉洋平 / 笹の倉舎

山本嘉寛建築設計事務所が設計した、大阪・堺市の「四つ角の家」です。

大阪府堺市。ニュータウン開発に取り残されたなだらかな丘の中腹に計画した住宅。8.1m角の正方形平面をもつ1つの大きな家型をつくり、その中に各頂点から派生した4つの小さな家をつくると、小さな家と家のあいだに十字型の隙間が生まれます。各々の小さな家は機能上の要求から全て異なる気積となるため、隙間は交差点ではなく路地裏の四つ角のような曖昧な歪みを伴った空間となります。小さな家と四つ角は穿った開口によりつながり、裏返され、時には開き時には閉じながら住み手の生活が育まれます。外部は焼杉のテクスチャを纏いながら家型のアイコンに還元し、内部は複雑な空間を構成しながらホワイトキューブに還元する。相反する諸条件がバランスを保ちながら共存できる建築は、ニュータウンと旧村落がせめぎ合いながら互いに歳を重ね、ある種の平衡状態に近づきつつあるこの敷地にあるべき住宅の姿でした。

【ap job更新】 株式会社SALHAUSが、2019年度の設計スタッフ(正社員)を募集中
【ap job更新】 株式会社SALHAUSが、2019年度の設計スタッフ(正社員)を募集中
【ap job更新】 株式会社SALHAUSが、2019年度の設計スタッフ(正社員)を募集中大船渡消防署住田町分署

 
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株式会社SALHAUSでは2019年度の設計スタッフ(正社員)を募集します。
当社は小さな戸建住宅・インテリアから大きな公共建築、まちづくりまで、色々な規模のデザインを行う設計事務所です。コンペ・プロポーザルにも積極的に参加して、これからの建築がどういった公共性を獲得できるか、地域や都市といった大きな視点を持ちながらデザインを考えています。
SALHAUSは3人の事務所代表者が、フラットな関係で議論しながら設計を進めていることが特徴です。その議論に能動的に参加してくれる、やる気のある設計スタッフを募集します。

長坂常 / スキーマ建築計画による、東京・神宮前の商業施設GYRE内の店舗「ヘイトウキョウ」
長坂常 / スキーマ建築計画による、東京・神宮前の商業施設GYRE内の店舗「ヘイトウキョウ」 photo©西将隆
長坂常 / スキーマ建築計画による、東京・神宮前の商業施設GYRE内の店舗「ヘイトウキョウ」 photo©西将隆

長坂常 / スキーマ建築計画が設計した、東京・神宮前の商業施設GYRE内の店舗「ヘイトウキョウ」です。お店のウェブサイトはこちら

デンマーク発のインテリアプロダクトブランド「HAY」の期間限定での東京出店となる「HAY TOKYO」の空間デザインを担当した。その展示スペースは少しずつ外部とのコラボレーションを行いながらコンテンツを増やし日々刻々と成長してゆく、永遠に動き続ける店舗空間を想定した新たな提案である。そこでわれわれは人のアクティビティを誘発する「インターフェース」という可動システムを使いながら空間を構成している。インターフェースとは建築とも家具とも言えない、中間くらいのもので、動かせるけど仕組みを知る管理側でしか動かすことのできない什器システムのことを言う。

エントランスのデザインに関しては、地下への誘導を強くするために、今までその存在に気づかれていなかった地下への専用階段を認知させることを目指した。次の改修のフェーズで大幅に改修されることから、壊されるものである前提で、すでにサインであふれかえる表参道において、サインで誘導を計画するのではなく、この街の中でやってはならないと思われているような行為を行うことで目を引き認知させようと考え、既存の階段と階段まわりの壁全面をスプレーで塗装した。

【ap job更新】 株式会社スウィング(大阪)が、設計スタッフ・アルバイト・インターンを募集中
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【ap job更新】 株式会社スウィング(大阪)が、設計スタッフ・アルバイト・インターンを募集中ZEZEOSAKA /シェアハウス

 
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はじめまして大阪の設計事務所 株式会社スウィングです。

わたしたちは、物販・飲食店舗、オフィス、住宅、クリニックや宿泊施設など、建築設計・店舗デザインをジャンルレスに手掛けています。
現在、木造テナント建築やスキーリゾートエリアでのグランピングロッジ、オフィスビル、別荘などの建築設計や飲食店、シェアオフィス、物販店などの店舗デザインをはじめ、様々なプロジェクトが進行しています。

スタッフ数は7名とアトリエ規模ではありますが、社名に代表個人名をいれていないのは、トップダウンで物事を進めていくのではなく、担当スタッフの主体性や熱意、コミュニケーションを大切にしていきたいという想いからです。またOJTを重視し、新卒者でも担当としてすぐに実践を経験できる事務所です。

長時間労働ありきではなく、担当者によって業務に偏りがでないよう作業日報をつけ、週一の全体MTGで業務管理を共有化しているなど、社内コンセンサスを大切にしています。
また、オフィスもフランクな雰囲気で、恒例行事の建築見学旅行もスタッフでプランを決めたりと、自由で風通しのよい社風だと思います。

多田正治アトリエ+ENDO SHOJIRO DESIGNによる、京都・上京区の宿泊施設「ゲストハウス樸宿 西陣(千本上立売のコンプレックス)」
多田正治アトリエ+ENDO SHOJIRO DESIGNによる、京都・上京区の宿泊施設「ゲストハウス樸宿 西陣(千本上立売のコンプレックス)」 photo©松村康平
多田正治アトリエ+ENDO SHOJIRO DESIGNによる、京都・上京区の宿泊施設「ゲストハウス樸宿 西陣(千本上立売のコンプレックス)」 photo©松村康平

多田正治アトリエENDO SHOJIRO DESIGNによる、京都・上京区の宿泊施設「ゲストハウス樸宿 西陣(千本上立売のコンプレックス)」です。

千本通りは京都市を南北に走る通りで、小売店が並ぶ庶民的な下町風情の残る通りである。
その千本通り面した木造2階建ての住宅を、ゲストハウス/カフェ/オーナー住宅というコンプレックス(複合施設)へとリノベーションを行った。

既存建物は幾度も増改築を経て、道路から奥に向かって並ぶ3つの建物がちぐはぐに繋げられていた。そこで、複雑な増改築のあとを解きほぐしたうえで耐震補強を加え、道路側の棟の1階部分を大きく減築し、敷地の奥へと風や光、視線が通じる外部空間(ロジ)をつくった。道路に面した建築の正面には前庭をつくり、多くの緑を配した。前庭からロジ、内庭・奥庭にかけて緑がつながり、旅行客や地元の人々が集う空間となる。ロジにあるカフェを横切り、ゲストハウスの玄関に辿りつく。奥の庭で、かつての建物で祀られていた小祠が出迎える。

知財関連法規に詳しい弁護士・水野祐、再生建築研究所・神本豊秋らが参加する、建築再構企画・佐久間悠の出版記念トーク「建築と法」が開催

知財関連法規に詳しい弁護士・水野祐再生建築研究所・神本豊秋、元国土交通省・佐々木晶二が参加する、建築再構企画・佐久間悠の出版記念トーク「建築と法」が開催されます。場所は青山ブックセンターで、開催日は2019年2月3日。要事前申し込み。

建物を建てるには様々な法規制をクリアしなければなりません。建築基準法や都市計画法、景観条例の他、施設の用途によっては、例えば宿泊施設なら旅館業法、保育園なら児童福祉法など、それらに付随する様々な法律の規制を考慮しなければなりません。時には「法」は自由に建築することの足枷になる場合もあります。

建築に限らず、「法」とは人々の自由を縛るためにあると考えている人は多いと思います。しかし、その一方で「法」を前向きに捉え、自分達でルールを作り、そしてそのルールを超えていこうとする動きをする方達が出てきました。
再構祭の最終審ではそのような方達の代表として、シティライツ法律事務所の水野祐さんと、再生建築研究所の神本豊秋さん、元国土交通省の佐々木晶二さんをゲストにお招きします。

近年、政府も、民泊特区や住宅ローン減税、都市再生特別措置法など、建築業界を後押ししようとする政策を数多く打ち出しています。しかし、戦後、高度経済成長を前提として作られた建築基準法や都市計画法は、新築で建てることが前提とされていました。現在の様に少子高齢化し、床が余る時代が来ることは想定されていなかったのです。
国も数年おきに建築基準法や関連法規を改正し、既存ストック活用が円滑に進むように規制緩和を進めてきていますが、それだけでは次回の統計で1,000万戸を超える事が確実と言われる空き家問題を解決することは、到底難しいでしょう。とはいえ、検査を受けていない建物を、適法である前提で改修して良いとは国も言えない。大きなジレンマを抱えているので
す。
しかしそこにこそ、超えるべきルールがあると我々は考えています。今回の最終審では、建築、特に既存建物の改修の分野で法律の枠組みを超えて行こうとする動きを起点に、これからの建築と都市の在り方についてここから議論を始めていきたいと考えています。

『「本当は鉄道に詳しくない……」プラレールで東京の地下鉄を再現した男たち』(デイリーポータルZ)

『「本当は鉄道に詳しくない……」プラレールで東京の地下鉄を再現した男たち』という記事が、デイリーポータルZに掲載されています。写真も多数掲載されています。

木村浩一 / フォルム・木村浩一建築研究所による、滋賀・愛荘町の住宅「静寂の家 Tranquil House」
木村浩一 / フォルム・木村浩一建築研究所による、滋賀・愛荘町の住宅「静寂の家 Tranquil House」 photo©Norihito Yamauchi

木村浩一 / フォルム・木村浩一建築研究所が設計した、滋賀・愛荘町の住宅「静寂の家 Tranquil House」です。

敷地は、交通量の多い幹線道路沿いにある。周辺には田畑が広がり、クライアントが営むコンクリート工場と伝統的な日本家屋に住む親の住まいが隣接する。やや煩雑な印象を与える環境である為、周囲からの視線を遮りながらも、視覚的な広がりを演出する住まいが求められた。そこで計画したのは、眺望の最も開けた北側に軸線を合わせ、エントランスから最奥部のテラスまで、それぞれが独自の空間性を持ちながら展開する住まいである。

ヴォリュームを組み合わせたシンメトリーなファサードの窪みが、エントランスになっている。中央に配置された量感ある壁は、奥行き感を強めるとともに、アイストップとして外部からの視線を届きにくくする為のものでもある。

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