衛星画像と3D画像を使用し、誰でも空撮のようなアニメ動画が作成できるツール「Google Earth Studio」が公開されています。こちらに概要がまとまったニュース記事があります。建築プレゼンテーションの場面等でも活用できそうです。
以下は、同サービスのPR動画です。
architecture archive
アイレス・マテウスが増築を計画している、フランス・トゥールーズの「オーギュスタン美術館」の画像が9枚、archdailyに掲載されています。オーギュスタン美術館は元修道院を改修した美術館です。公式サイトはこちら。
「改正建築士法が成立、建築士試験が実務経験なしで受験可能に」という記事が、日経XTECHに掲載されています。
藤本壮介らによる、フランス・モンペリエの、大きく張り出したベルコニーの連なりが特徴的な集合住宅・オフィス・ギャラリーなどの複合施設の、ほぼ完成した外観写真が12枚designboomに掲載されています。共同設計者には、ニコラス・レネ・アーキテクツ(nicolas laisné architectes)、ドリーム、OXO・アーキテクツが名を連ねています。
上階に行くほど、バルコニーの面積が大きくなるデザインが、外観全体の印象に大きく寄与していることが良くわかります。また層が異なるバルコニー同士を結ぶ階段の存在も、内部の構成を想像させる要因となっています。
写真を撮影したビンセント・エシテ のサイトでは、バルコニーからの眺めなどの別カットの写真も掲載されています。
2014年3月の計画案公開当時のCG画像、図面はこちらで閲覧可能です。
アトリエ ピーターズントー アンド パートナーのプロジェクトリーダーを務める杉山幸一郎の連載エッセイの最新回「建築をつくること」が公開されています。
アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2018/12/3-12/9)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページ右下の「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。
1、宮城島崇人建築設計事務所による、北海道の既存建物を改修した、牧夫のための住宅「丘の家/牧場に建つ家 no.1」
2、金沢に2019年夏オープン予定の「谷口吉郎・吉生記念金沢建築館」の外観CG画像
3、伊東豊雄が、スペインのエルミタージュ美術館バルセロナの設計コンペに勝利
4、小澤丈夫+宮城島崇人+菊池規雄による、北海道の、元スーパーマーケットの鉄骨フレームを再利用したコミュニティ施「丘のまち交流館”bi.yell”」
5、今津康夫 / ninkipen!による、奈良の築50年の住宅を改修した、照明ブランドのオフィス兼ショールーム「NEW LIGHT POTTERY」
6、スタジオ・ムンバイが既存集合住宅を改修した、広島・尾道の宿泊施設「LOG」が予約受付を開始中
7、乾・RING・フジワラボ・o+h・吉村設計共同体による、京都市立芸術大学の移転計画の基本設計の概要が公開
8、畝森・teco設計共同体が、岩手の「北上市保健・子育て支援複合施設」設計プロポで特定
9、隈研吾による、神奈川・港北区の「高木学園付属幼稚園」の写真
10、畑友洋による兵庫の住宅「円側の家」の、矢野紀行が撮影・制作した動画
11、隈研吾による、東京・吉祥寺のハモニカ横丁にある奄美大島のアンテナショップ「奄美」の写真
12、山﨑健太郎がデザイン監修した、京都・京田辺市の温泉複合施設「スパ&ホテル水春 松井山手」の写真
13、大野友資 / DOMINO ARCHITECTSによる、六本木ヒルズでのツリーを中心としたクリスマスインスタレーション「MY DEAR CHUNKY」
14、オルジアティの設計で完成してオープンした、バーレーンの、ユネスコ世界遺産登録された真珠採取業の遺構の為のヴィジターセンターの写真
15、noizのミン・キョンソクによる、最新住宅の設計でも使用された技術を解説したテキスト「リアルタイム・ビジュアライゼーション 一回の体験は一千の絵に匹敵する」
17、田根剛の会場デザインによる、青山・スパイラルでの「CITIZEN “We Celebrate Time” 100周年展」の写真
18、トラフが会場構成を手掛けた、世田谷文学館での「筒井康隆展」の写真
19、山田守のNHK・BSでの特集番組「京都タワーをつくった男~建築家・山田守 知られざる闘い~」が放送 [2018/12/10]
noizのミン・キョンソクによる、最新住宅の設計でも使用された技術を解説したテキスト「リアルタイム・ビジュアライゼーション 一回の体験は一千の絵に匹敵する」が、kviz.jpに掲載されています。
実際の住宅設計のプロセスで使用された「建築リアルタイム・ビジュアライゼーション」について解説されていて読みごたえがあります。
伊東豊雄が、スペインのエルミタージュ美術館バルセロナの設計コンペに勝利したとのことです。リンク先の現地のニュースサイトに画像が1枚掲載されています。新しく開設された美術館のサイトでも異なる画像を1枚見ることができます。
ヴァレリオ・オルジアティの設計で完成してオープンした、バーレーンの、ユネスコ世界遺産登録された真珠採取業の遺構の為のヴィジターセンターの写真がSNSに投稿されていましたので公式埋め込み機能で紹介します。施設の概要はこちらに。施設の公式サイトはこちらです。
森美術館の建築の日本展で公開された、実物大の「待庵」の制作風景の動画です。製作は、ものつくり大学が行ったそうで、過去には、コルビュジエの「カップ・マルタンの休暇小屋」を再現したことでも知られています。
佐貫大輔 / Sanuki Daisuke Architectsが設計した、ベトナムの既存ビルを改修したコワーキングペース「Publik Office in SAIGON」の写真が48枚、archdailyに掲載されています。
ザハ・ハディド・アーキテクツとA_Labが、コンペで勝利した、ノルウェー・オスロの二つの新駅の画像が13枚、archdailyに掲載されています。
アルベルト・カラチとTAX(Taller De Arquitectura X)が2016年に完成させた、メキシコの、コルビュジエのドミノシステムのコンセプトを熱帯地方に適応させた住宅「Zicatela」の写真が17枚、archdailyに掲載されています。
Airbnbが、住宅事業「Backyard」の構想を発表しています。こちらに日本語で概要がまとめられた記事があります。
トラフが会場構成を手掛けた、世田谷文学館での「筒井康隆展」の写真が12枚公開されています。会期は2018年12月9日まで。
世田谷文学館開催の「筒井康隆展」会場構成。全てにおいて規格外の全身前衛作家・筒井康隆にとって、初の大規模な個展となる。ショウアップに徹底し、現役作家ならではのライブ感を保ちながら、作品の持つ世界観を立体的にみせる展示空間を求められた。
作品テーマやジャンルが、時間を超え、また多岐に渡って交錯しているため、分類展示ではなく、一本の時間軸にのせて紹介する年表を展示構成の核とした。69枚のラワン合板に刻まれた年表は、展示会場に一筆書きで描かれた線に沿って、高さを変えながら配されていく。構成は、グラフィックを手掛けたTAKAIYMAMA.incと練り上げた。
エンターテインメント性があり、一般に受け入れられやすい作品の一方で、タブー性の高い作品や、予測不能な実験作も多く存在する。その2面性をパネルの表と裏を用い、合板素地に直接印刷されたカラフルな年表と、裏面の黒を基調としたグラフィックで表現した。 年表を読みながら足を進めていくと、所々に設けられた覗き穴や開口によって、パネルに隔てられた空間を視覚的に繋ぎ、9mmの合板が境界線となって、会場内の表と裏の二つの世界をパラレルに体験できる空間となっている。
膨大な情報を、薄いパネルに集約させ、一本の線に沿って繋いでいくことで、筒井康隆の表裏一体の独特な世界観を感じられる展示空間を目指した。