京都工芸繊維大教授・中川理による論考「社会の変容 磯崎新の問い」が、読売新聞オンラインに掲載されています。
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アーキテクチャーフォトジョブボードに新しい情報が追加されました
9株式会社の、設計スタッフ募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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設計スタッフ募集
建築デザインベンチャー企業。2023年のIPO(株式上場)を目指しています。ストックオプション制度あり。
昨年から、弊社が長く手がけてきたショップ、オフィスやインテリアデザインに加え、増え続ける空き家(特に古民家)・空きビルをインバウンド旅行者向けのホテルや民泊、新しい仲間をつくれるコワーキングスペースやカフェにリノベーションする「9HOTEL & SHERE」を展開。
今回はとくにショップデザインの設計部署での急募となります。
ご応募お待ちしております。
https://www.ninedesign.jp/
乾久美子の新しい作品集『Inui Architects 乾久美子建築設計事務所の仕事』がamazonで予約受付中です。発売は2019年4月26日を予定。
独立してまもなく20年を迎えようとする建築家・乾久美子。本書はその乾の仕事をこれまでにないボリュームで、豊富な写真や図面、建築家の思考をていねいになぞる解説文とともにまとめた作品集です。
デビュー直後、Louis VuittonやDior等の商業建築で鮮烈な印象をもたらした乾は、その後、小規模な個人住宅から京都の町家の転用、都心の公共的な役割をになう建築、さらに東日本大震災で被災した学校建築の再建や九州の地方都市での駅前再開発など、規模も用途も多種多様な設計を手がけてきました。それぞれの場面で困難な現実の条件と向き合いつつ、しかし乾はそのいずれもで、新たな建築の形式を追い求め、その普遍的な強度を獲得しています。多くの撮り下ろしを含む本書の写真は、そうした建築家の思考の結晶である建築が現実の人々に生きられている様をじかに伝えるでしょう。
乾久美子本人の25000字におよぶ論考「小さな風景と建築」に加え、巻末の作品データ・文献データも充実。写真=山岸剛・阿野太一ほか。ブックデザイン=菊地敦己。日英バイリンガル。函入り。
ジャン・ヌーベルの設計で完成した「カタール国立博物館」の写真が15枚、designboomに掲載されています。
アーティストのオラファー・エリアソンが同施設のオープニングの様子を写真や動画でinstagramに投稿していました。
「“線路をまたぐ”高層ビル完成 空間を有効活用 東京 池袋」という記事が、NHKニュースに掲載されています。空撮外観写真も1枚掲載されています。
設計・監理を担当したのは日建設計です。こちらのプレスリリース資料(PDF、16p)に建物の概要や写真、デザインコンセプトも掲載されていて充実しているので興味のある方はどうぞ。
隈研吾のウェブサイトに、ドイツ・ミュンヘン郊外の、瞑想のための小屋「WOOD / PILE」の写真が9枚掲載されています。
ドイツ・ミュンヘンの郊外、ルードウィッヒII世のノイシュバンシュタイン城にも近い森の中に建つ、瞑想のための建築。
Spaの聖地として知られるDas Kranzbachの客が、この小屋の中で瞑想、ヨガを体験することができる。
敷地周辺に自生するモミの木を30㎜幅にスライスし、小枝のように積み重ねることで、森と建築の中間的なスケールを作り出し、人間を森の中へと溶け込ませる空間とした。トップライトから射し込む光はその小さな木の枝で拡散され、木漏れ日のような効果をもたらす。
トラフの会場構成による、田中一光の作品をモチーフとしたイッセイミヤケの4回目のコレクションの展示会の写真が12枚公開されています。
代官山T-SITE GARDEN GALLERYにて開催された、IKKO TANAKA ISSEY MIYAKE No.4の展示会場構成。
グラフィックデザイナー田中一光氏の作品をモチーフとした4回目のコレクションとして、モノトーンでシンボリックなグラフィックが特徴の「Continuous Symbol」というシリーズが発表された。展示什器は、幅900mmの1本の帯を折り曲げたような形状とし、シンプルでユーモラスな曲線のグラフィックが際立つよう、直線的な要素で構成した。また、表裏を白黒に塗り分けることで、「連続する記号」というテーマと、モノトーンの対比を会場全体で表現した。ハンガーラックを高めに設定し、作品を軽やかに、そしてユーモラスに見せている。さらに高い位置に、原画のポスターを掲げ、2Fのキャットウォークに堂々と打ち出されたメインビジュアルと同時に鑑賞することができる。
丸みのあるグラフィック、直線的な帯、モノトーンといった個々の要素がコントラストを成す、メリハリのある空間を目指した。
路面店、ISSEY MIYAKE GINZA / OMOTEでは、グラフィックを半透明のカッティングシートでウィンドウ面いっぱいに展開し、その隙間から原画のポスターやモノトーンの棚什器が顔を覗かせる、遊びのあるディスプレイとした。
トラフのウェブサイトに、滋賀の「開かれた家/大津の住宅」の写真が9枚掲載されています。
SE構法(木造ラーメンのシステム構法)を開発したエヌ・シー・エヌが2014年に主催したMAKE HOUSE展において、同構法のパーツ化というテーマの元、私たちは「開かれた家」というコンセプトを提案した。
部材のパーツ化と、金物のジョイントによる工法の単純化で、構造現しの意匠が容易になり、住み手に建物の構造を理解しやすくし、家をつくるという専門領域を開くことができる。また、シンプルな軸組と工法は将来的な増改築が容易になり、部屋の組み換えや家の境界も自由にでき、多彩な住まい方をもたらす。例えば1階をギャラリーや教室として、街に対して開かれた家をつくることもできる。この「開かれた家」というコンセプトに共感したクライアントのために、4人家族のための住宅を計画した。敷地は、琵琶湖を望むひな壇状に造成された傾斜地で、定期的に行われる料理教室のための大きめなキッチンと、空気がゆるやかにつながる一体的な空間をのぞまれた。
隣家を避けて眺望が確保できるように、敷地の中で大きく角度を振る配置とした。1階は、アイランドキッチンのカウンターを拡大した大きなダイニングテーブルを中心に、広い土間空間と連続するリビング、水回りが取り巻く、おおらかなワンルームの空間になっている。2階は中央の吹き抜けを介してつながっており、格子状の構造グリッドを用いた段差で、スキップフロアのような構成を持つ。寝室、子供部屋、将来的な余白のスペースを、その段差がゆるやかに仕切り、1階と同様にひとつながりの空間となっている。
柱・梁の基本パーツと、小梁などの追加パーツに分け、基本パーツで骨組をつくり、追加パーツを使って床を取り付けている。MAKE HOUSE展で提案した「開かれた家」のとおり、ライフスタイルの変化に対応するオープンなシステムにすることで、家をつくる行為そのものを開かれたものにしつつ、料理教室を通じ、街に対しても開かれた家になる。
将来的な余白を残した無垢の構造体が、住み手をおおらかに受け止める。


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株式会社240デザインスタジオの、設計スタッフ募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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インテリアデザイナー及びアシスタントデザイナー募集
【株式会社240デザインスタジオについて】
デザインクオリティーを求められる設計事務所です。
設計した物の価値が長い時間評価される完成度の高さとその美しさが保たれる信頼の設計を推し進めています。
その評価を受ける設計に携わる仕事へのプライドと美意識をもった仕事をしています。
□仕事の詳細
意匠設計は建築に関してトータルでプロデュース
工期も規模もスケール感のある仕事になります。
ホテル・マンション・レストランなどの商業施設、クリニックなど
建物・アプローチの建築設計、インテリアデザイン
照明、家具やアートなどのFFEなど基本設計から実施設計までチーフデザイナーとアシスタントがチームで仕事を進めます。
スキルアップにしたがって仕事はステップアップしています。
スタッフは男性と女性が半々程度で仕事はスピードと大規模案件が多いためハードですが、社内は穏やかで長く仕事を続けているスタッフが多く、産休経験者もいます。
H&deM(ヘルツォーグ&ド・ムーロン)の設計で建設が進められる香港の美術館「M+」のビジュアルアート部門統括キュレーターが行った講演のレポート「問いを設定する構想、答えを生むプロセス」がnoteに掲載されています。執筆したのは南木隆助です。M+は、倉俣史朗デザインの寿司店をコレクションとして購入したり、アーキグラムのアーカイブを購入したりと開館前から話題となっています。

南木隆助が設計・空間ディレクションした、山形・青柳の店舗「呼び継ぎのリノベーション」です。
2階建ての民家を、カントリーマーケットという企業が運営する、畑付きの飲食店兼野菜ショップにコンバージョンする計画。
建築家のリノベーションで多く見るのは、元の建築の力を活かしたリノベーションだ。
しかし、今回の元の建築は30年ほど前の、空間も退屈で、素材も古びているだけの民家だった。
リノベーションになった経緯も法的に新築が制限され、既存建築を残さないと商業用途にできないという後ろ向きな理由だったからに過ぎない。考えたアプローチは、【呼び継ぎ】という日本に伝わる、欠けた器に、あえて他の器の違う模様のパーツをつなぎ、欠損跡をユニークな個性にする手法だ。具体的には、古い材や空間に、個性の強いパターンや色を合わせることで空間を作ることを目指した。

A.C.E. 波多野一級建築士事務所 / 波多野崇が改修を手掛けた、京都・産寧坂の店舗『「おちゃのこさいさい 産寧坂本店」・平成の大改修』です。お店のウェブサイトはこちら。
■美味い・辛い・楽しい
「おちゃのこさいさい産寧坂本店」は「美味い・辛い・楽しい」をコンセプトにした七味唐辛子屋の本店である。商品は味と品質にこだわりを持って製造しており、その美味しさを地元京都の住人や、より多くの観光客に直感的に伝える為のパッケージデザインや新しいロゴマークについて京都工芸繊維大学・中野デザイン研究室がディレクション、デザインを担当されており、今回はその流れを受けて既存店舗のイメージを一新するような空間への改修を依頼されたものである。■平成の大改修
京都清水寺のふもとにある産寧坂は、石段の道と京町家が一体となって優れた歴史的景観を有する伝統建造物群保存地区にある。清水寺は現在「平成の大修理」の最中であり、数年間その全貌を見ることが出来ないほどの大工事が進行中である。規模は全く比較にならないが、それにちなんで店の歴史に残る事業として今回のプロジェクトを「平成の大改修」と題した。
石上純也の事務所が、今年のサーペンタイン・パヴィリオンに関わるインターンに給与を支払うことに合意したとのことです。dezeenが伝えています。


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街の象徴となる商業施設をハードとソフトの両面から提案する「THINK GREEN PRODUCE」の、企画設計スタッフ募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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一杯のコーヒーから街づくりまで。
つくりたいのは、
これからの街と、
これからの生活と、
これからのカルチャーこれが、私たちのコンセプトであり、ビジョンです。
鎌倉の人気レストランGARDEN HOUSEや渋谷にオープンした新たなカルチャースポットMUSTARD HOTELなど「街の隠し味」となる場の運営から、「街の象徴」となるような商業施設の開発も行うTHINK GREEN PRODUCE。
建築・不動産の事業企画にとどまらず、デザイン、フード、ファッションなど、ライフスタイルをトータルに捉え、ハードとソフト両面から企画提案してきました。
▼急成長の背景▼
人々のライフスタイルが多様化し、マーケティング主導の企画だけでは消費者を捕まえきれなくなっている近年、よりディテールに入り込み、ターゲットのライフスタイルに則したリアリティのある企画が求められるようになっています。 また最近は商業施設も飲食店も開発ラッシュ。 開業の話題性で終わりではなく、その後もいかにして街と繋がり、じっくり根をはるかが重要です。
▼当社の強みを活かして▼
そんな時流において、エリアマネジメントに関わっていたり、イベントスペースの保有や、飲食店、ホテルなど直営店舗のネットワークを活用した提案が出来ることで弊社の強みが活きてくるのです。
街の息遣い、そこにいる人々の雰囲気をダイレクトに吸収でき、その場でカルチャーを作ってるクリエイターたちと繋がることもできるので、街の体温に沿ったリアリティのある企画提案につながる。 そういう肌感覚は当社ならではの特権・強みとも捉えています。
▼更なる可能性・領域を拡大▼
その潮流が勢い増すなか、続々と新規プロジェクトや新規事業のコンサルティング案件が年々増加してきました。中でも建物の企画段階からの相談が多くなってきたため、自社で検討から事業化のサポート、さらにはプロジェクトマネジメントまでできる部隊を組成することに決定。
社内に企画設計部を設置することで、より事業の付加価値アップとスケジュール・コスト管理が向上し利益・成長につながると考えています。
今後は企画設計部自体の組織拡大も視野に入れ、会社の事業全体を底上げする部隊を目指します。

今津康夫 / ninkipen!が設計した、福岡・博多の、布を用い建築家と協働するfabricscapeの為のショーウィンドウ「fabricscape showwindow in fukuoka」です。fabricscapeは大阪を拠点としており、今作品は完全に無人のショーウィンドウで数か月ごとに内容が更新されるとの事。場所はこちら。
布を用いて多くの建築家・デザイナーと協働するfabricscapeの博多ショーウィンドウである。
ショーウィンドウは部屋ではなく窓であり無人であるが、季節ごとにディスプレイは変化し続ける。その変化し続けることを可能とする治具をデザインした。
天井にはワイヤーメッシュによる75×75のグリッド、壁には有孔ケイ酸カルシウム板による25×25のグリッドを用意し、バトンとヒートンをそれぞれ固定する補助線を描き、床には「みぞれ」アイスクリームを型枠とした錘を置き、どこからでも布にテンションをかけれる自由を与えた。
2019年は「brightness of madness」をテーマにディスプレイされる。
個人商店が軒を連ねる路地にあって、ショーウィンドウは静かに、しかし、確かに自らの存在を発信し続ける。
日本各地に「fabricscape showwindow」という窓が増えて行けば面白い。
ドミニク・ペローが計画している、パリオリンピック2024選手村のマスタープランの画像が9枚、designboomに掲載されています。