
西下太一建築設計室が設計した、愛媛・伊予市の住宅「稲荷の家」です。
敷地は道路側から見ると南北に奥行があり、両隣は建物が建込んでおり、基本的には閉ざされた行き止まりのような環境であった。一方、敷地内から外を見ると、南面道路を境に広がる市街化調整区域による、大らかな視界と光があった。敷地と道路との若干の高低差も相まって、近景の田畑から遠景の伊予の山並みまでが、地続きに力強く繋がっているような感覚を覚えた。

西下太一建築設計室が設計した、愛媛・伊予市の住宅「稲荷の家」です。
敷地は道路側から見ると南北に奥行があり、両隣は建物が建込んでおり、基本的には閉ざされた行き止まりのような環境であった。一方、敷地内から外を見ると、南面道路を境に広がる市街化調整区域による、大らかな視界と光があった。敷地と道路との若干の高低差も相まって、近景の田畑から遠景の伊予の山並みまでが、地続きに力強く繋がっているような感覚を覚えた。


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SAADの、設計・現場監理の正社員・契約社員・パートタイムスタッフ募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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SAADは東京に拠点を置き、現在海外のクライアントを中心に北海道、新潟、東京などで多岐にわたる計画を行っており、現在様々なスケールのプロジェクトが進行しております。設計に多様性を持ち、様々な環境に対応出来る設計事務所として、今後は海外の案件取得も目指しています。
自らプロジェクトに積極的に関わり、チームとして共に事務所の発展に貢献して頂けるスタッフを探しております。もっているスキルを発揮し、新しい知識や技術習得に貪欲な方、お待ちしております。(在籍スタッフ3名)
事務所環境:
#saad_architects #代々木公園駅徒歩3分 #公園見晴らしあり #観葉植物 #iMac #AdobeCC #Rhinoceros3D #Vray #Keynote #Felix #English

ウエノアトリエ / 堀越ふみ江+長谷川欣則が設計した、広島の住宅「PARA house」です。
広島特有の急斜面に建つ4人家族のための住宅である。
敷地は南北に細長い形状をしており、敷地北側は狭い道路に接していて、南側は10mを超える高さのある崖となっている。
北側の道路に沿って古くからある住宅が密に建てこんでおり、道路は住民の車だけが通る程度で、近所に住む子供たちが道路で遊んでいる日常風景がここには見られる。
一方で、南側は崖を挟んだ先に山々が連なり、北側の高密度な住宅街とは対照的な自然が広がっている。
敷地を初めて訪れた時から強く印象に残った、敷地の北側と南側における「環境の二面性」を住宅の中に取り込むことを考えた。

長坂常 / スキーマ建築計画が設計した、東京・千代田区の「ブルーボトルコーヒー大丸東京カフェスタンド」です。
2012年に同じく大丸東京内に作ったPAPABUBBLEの横に、それよりも小さなBLUE BOTTLE COFFEEを計画した。MDを強化したテイクアウト専用のカフェなので、周辺の売り場全体を一つのフロアと考え、そこにキオスクのような共有施設的なお店をデザインした。その際、空間というよりもプロダクトのような感覚でデザインをした。また、このフロア全体がどちらかというと白っぽいためこのお店ではほぼ白を使わず、クラフト用紙のような温かみのあるベージュ系の素材で全体をまとめた。昔の家具調テレビの裏側にあったハードボードという素材をあえて表で使うことで、どこか懐かしい表情が生まれた。


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長坂常率いる「スキーマ建築計画」の、設計スタッフ募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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事務所規模拡大に伴い、設計スタッフを募集致します。勤務は新卒は来春から、それ以外の方は応相談とさせて頂きます。
当事務所は青山に事務所を構え、美術館、教育施設、ショップ、住宅、工場、ホテルなど家具からインテリアデザインそして建築にいたるまで幅広く、そして地域も国内外共に広がり、設計を通してあらゆる世界に接し、物事を考えることができます。そんな場に興味をもって今まで築かれてきたスキルを生かし、自分の力を試したい方を歓迎します。部署としては建築からインテリアなど空間設計を担当する部署と家具などプロダクトを設計する部署があります。
どちらでもご応募お待ちしております。http://schemata.jp/
田根剛・中川エリカ・髙橋一平・横内敏人の作品が紹介される『TOTO通信 2019年夏号 特集:借景 家のまわりも家の中』のオンライン版が公開されています。サイト全体がリニューアルされていて実際の紙面のデジタルブック版も閲覧できるようになっています。
円通寺の縁側から、庭の垣根越しに比叡山が見える風景のように、昔から借景は、建築の質を上げてきた。それは現代の住宅にとっても同じだろう。周囲の景観を取り込めば、単体の魅力だけでなく、その土地の力を得た建築になるのではないか。しかし、どこにでも借景たりうる豊かな自然があるわけではない。自然があったとしても、それを取り込むには工夫が必要なこともある。
一方で、街中だからといって内に閉じこもらない、開かれた住宅が求められている。せっかく開くのならば、借景を取り込みたい。では、何を借景と見立てるのか。山や海のみならず、空か、地面か、あるいは隣家の壁か。借景の力をあらためて振り返るとともに、その現代的な工夫に注目していく。

森田悠紀+古谷野裕一が設計した、長野・小諸市の住宅「小諸の家」です。
敷地は浅間山の裾野に位置し、南側に千曲川の支流に沿って広がる雑木林を、北側遠景に浅間山を望む事が出来る。雑木林の風景を取り込むことは自然な流れであったが、どのように取り込むかが課題となった。
傾斜地である敷地を歩くと「距離」や「視点の高さ」によって雑木林の印象が変化し様々な表情が感じられ、そのような体験を暮らしの中で感じられる様にしたいと考えた。また、別荘ではなく長い時間を過ごす住宅である為、風景をパノラマビューで一様に切り取るのではなく、各部屋の性質に合わせて様々な大きさ・プロポーションの開口部を設け、部屋ごとに雑木林の異なる表情を感じられることを目指した。

秀田佑美+秀田和則 / 秀田建築設計事務所が設計した、京都・木津川市の住宅「城山台の家」です。
敷地は新興住宅地の規則的に区画割された一画にあたる。正方形に近いグリッド状に整理された規則正しい敷地区画とは相反し、新築の住宅群は類似性はあるものの、形態や色調の規則性、共通性は無く、自然発生する模様のようなランダムな風景にも見える。
このような街の一画における住戸は、周辺に調和することは困難であり、むしろより個として異質な存在を表現することで、そのランダムな風景にマッチングすると考えた。
隈研吾のウェブサイトに、熊本の醤油蔵を改修した工場・ショップ・カフェ「浜田醤油」の写真が9枚掲載されています。
200年の歴史を持つ、醤油蔵の再生。高度な左官のテクニックによって可能となったナマコ壁と呼ばれるディテールの白壁を復元し、さらに鏝絵師仁五さんの手を借りて、新しい立体的なロゴマークを、しっくいを用いて、外壁につけ加えた。
蔵には、従来の醤油製造の機能にキッチンアトリエ、カフェの機能を付加し、蔵全体を熊本の醤油という文化を伝えるミュージアムとして、再生させた。
インテリアでは、屋根裏の丸太を組んだ骨組みを見せ、古い土壁の下地である竹小舞を露出し、時代が積層する様子を、可視化しようと試みた。
藤本壮介建築設計事務所が、青森・十和田市の「(仮称)地域交流センター」設計プロポで最優秀者に選ばれています。提案書は現段階では公開されていません。
令和元年7月20日(土曜日)に開催した、第3回(仮称)地域交流センター設計業務プロポーザル選定委員会において、第2次審査(公開プレゼンテーション、ヒアリング審査)を実施した結果、次のとおり最優秀者及び優秀者(次点者)を選定しました。
審査結果
最優秀者
株式会社 藤本壮介建築設計事務所優秀者(次点者)
有限会社 西沢立衛建築設計事務所
シーザー・ペリ氏が亡くなりました。92歳でした。
ペリ クラーク ペリ アーキテクツ ジャパンがリリースを出しています。
ペリ クラーク ペリ アーキテクツ(アメリカコネチカット州)の創立者の一人でシニアプリンシパルを務めると同時に、ペリ クラーク ペリ アーキテクツ ジャパン(東京都品川区)の共同代表であるシーザー・ペリが、去る2019年7月19日正午(現地時間)に永眠いたしました。
ここに生前のご厚誼に深く感謝するとともに謹んでお知らせ申し上げます。また、誠に勝手ながら、ご弔問ならびにご弔電、ご香典、ご供花、ご供物等は、固くご辞退を申し上げます。日本での葬儀等を行う予定はございませんが、後日「シーザー・ペリを回顧する会(仮称)」を都内で執り行う予定です。日時・場所等の詳細は未定ですが、詳細が決まり次第、改めてお知らせいたします。
長野・茅野市の「永明小学校永明中学校」設計プロポで受託候補者に選ばれた、東畑建築事務所東京事務所の提案書がPDFで公開されています。審査講評のPDFはこちら。
設計者選定委員会において厳正な審査を行った結果、下記のとおり受託候補者及び次点候補者を選定しました。
受託候補者 (株)東畑建築事務所東京事務所
次点候補者 香山壽夫建築研究所審査講評及び受託候補者の技術提案書は下記のとおりです。なお、技術提案書の内容は、設計者の業務に対する姿勢や考え方を判断するための資料ですので、設計者に選定された企業の技術提案書に示される校舎やグランドの配置が設計として確定するものではありません。(via city.chino.lg.jp)

秀田佑美+秀田和則 / 秀田建築設計事務所が設計した、奈良の住宅「田原本の家」です。
この家は都会から農家として農村に移住する夫婦のための住まいである。
田園風景が広がる市街化調整区域の農村で、農家住宅や倉庫がひしめきあう集落に位置し、住宅開発が進む隣町を横目に古い農村風景が今も残っている。敷地の区画は既存農家住宅の一角(使わなくなった蔵と離れを解体)を借地し、調整区域内の貴重な宅地を有効利用する手法を選択した。
東西方向に軸線を持つ配置計画を行い、南側の開けた田畑に長手方向を面することで道路から集落全体を含めたロケーションを意識した。この場所を集落の玄関口と考え、その風景に馴染み、更に新しい世代の始まりを感じさせる住宅を目指した。
H&deM(ヘルツォーグ&ド・ムーロン)のピエール・ド・ムーロンが、2019年7月に開催されたモスクワ・アーバン・フォーラムで行った基調講演の動画です。このイベントは2019年7月4日~7日まで開催されたようで、日本からは日建設計の亀井忠夫が参加したようです。


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建物の法律家として注目される佐久間悠の「建築再構企画」の、学生アルバイト募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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建築再構企画は、「法で建物のポテンシャルを最大化する」ということを理念に、違反建築物等の法的に難易度の高い建築物の、コンサルティング・改修設計に特化した設計事務所です。
代表者の佐久間悠は、学生時代の成績は振るわず、アトリエ事務所に就職したもののクビになり、独立直後はリーマンショックに襲われてほとんど無収入になるなど、輝かしいキャリアを積んできた訳ではありません。
しかし、だからこそ見える世界があると思っていて、人のサポートすることを重視した「建物の法律家」という職能をつくり出し、建築のキャリアを積んだ人間が社会のニーズにどう接続できるかを、現在も試行錯誤しています。まず、現在社会的に大きな問題となっているのが、完了検査を受けていない建物や、竣工後違法に改修された建物が非常に多いことです。弊社ではこれらの建物を是正・改修することで、金融機関の評価を上げることで市場価値を高め、またデザインの自由度を上げることに貢献しています。
また、弊社では新築の設計や、デザインのみの設計業務はお断りしていて、法的に難易度の高い建物の改修を中心に、大きなものは再開発のコンサルティングやビル一棟のリノベーションから、銭湯の用途変更、擁壁の設計等通常の設計事務所では行わないような業務をたくさん行っています。
現在も新規業務のご依頼をたくさん頂いているので、来年度から正社員として働いていけるような、現在求職中の学生アルバイトを募集しています。そのため、採用後はすぐ実務をサポートしていただきたいと思っています。
上記の様な取り組み方から、他の設計事務所にはない弊社の特徴として、デザインを得意としているアトリエ設計事務所や工事業者との協業も多く、意匠設計とは違った角度で建築の世界に関わり、貢献できる仕事だと 自負しています。そして、建築に対する考え方の幅が広がるような仕事をたくさん体験していただけると思います。
皆さんからのご応募をお待ちしております。
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