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【ap job更新】 国際色豊かな施主と共に“文化的価値”を建築を通じて 具現化する「SAAD Architects」が、設計スタッフ (既卒・経験者)、パートタイム、業務委託を募集中
【ap job更新】 国際色豊かな施主と共に“文化的価値”を建築を通じて 具現化する「SAAD Architects」が、設計スタッフ (既卒・経験者)、パートタイム、業務委託を募集中
【ap job更新】 国際色豊かな施主と共に“文化的価値”を建築を通じて 具現化する「SAAD Architects」が、設計スタッフ (既卒・経験者)、パートタイム、業務委託を募集中Fenix West

国際色豊かな施主と共に“文化的価値”を建築を通じて 具現化する「SAAD Architects」の、設計スタッフ (既卒・経験者)、パートタイム、業務委託募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

国際色豊かなクライアントと革新的な建築プロジェクトを手掛けるSAAD Architectsが設計スタッフ募集中

我々は事業拡大に伴い、実務経験者を募集しています。
様々な興味や好奇心を共有し、事務所に更なる活力を生み出していただける方、ご連絡をお待ちしております。

現在の事務所規模:代表+正社員4名、非常勤スタッフ1名、事務1名

【About】
SAAD Architectsは、日本のみならず国際色豊かなクライアントと革新的な建築プロジェクトを手がける設計事務所です。
私たちは海外で数々の賞を受賞し、高い評価を受けています。

昨今、世界規模で多くの人々が日本に関心を持ち、投資や開発、そして良質な住環境を求め移住するなど社会が大きく変わろうとしています。相互の交流を通じて新たな創造性や価値観の形成が期待されます。

私たちは文化的価値を建築を通じて具現化し、環境にふさわしい形に整えることに情熱を注いでいます。
建築の魅力と環境を融合させ、持続可能性を追求します。

また時と共に変化する「多様性」を建築の創造に活かし、時代に即した新しい建築 を目指します。現在の世界において、文化は必須的要素であり日本は独特な文化を 通じて先進国として多大な影響力を持つ国になるでしょう。

SAAD Architectsは、この文化的な界面において埋もれることなく、建築の力を通じてさらなる創造性と革新を追求し続けます。

【Who lead us】
代表である須藤朋之は自然に囲われた北海道の内浦湾の小さな町と沖縄県宮古島で幼少期を過ごし、高校卒業後アメリカとイギリスに留学。

アメリカではカリフォルニアの建築大学であるSouthern California Institute of Architecture(SCI_Arc)で学士号を習得し、設計事務所のAmphibian Arcで就業。 その後、イギリスではロンドンのArchitectural Association of School(AA(DRL)) で修士号を習得後、帰国。大学ではFrank Gehry, Asymptote, Zaha Hadidの スタジオで建築を学び、大きな影響を受ける。

AAスクールのOBでもあるフロリアン・ブッシュ建築設計事務所で多くの国際コン ペに参加。5年の就業経験を積んだ後、SAAD Architects 設立。 プロダクトから住宅、ホテル、都市開発など、多数のプロジェクトに携わる。

篠元貴之 / rhymedesignと酒井悠行 / PASSWORK DESIGNによる、愛知・春日井市の「BBQ SPOT KASUGAI」。鉄塔等に隣接する敷地のバーべキュウ場。世界観が作り難い郊外での“都市型BBQ”の成立を模索し、周囲からの自立を意図して“図式的な強い形”を用いた配置計画を考案。五角形の様な客席配置は視線の抜けも確保
篠元貴之 / rhymedesignと酒井悠行 / PASSWORK DESIGNによる、愛知・春日井市の「BBQ SPOT KASUGAI」。鉄塔等に隣接する敷地のバーべキュウ場。世界観が作り難い郊外での“都市型BBQ”の成立を模索し、周囲からの自立を意図して“図式的な強い形”を用いた配置計画を考案。五角形の様な客席配置は視線の抜けも確保 photo©古田奈津紀 Catwork
篠元貴之 / rhymedesignと酒井悠行 / PASSWORK DESIGNによる、愛知・春日井市の「BBQ SPOT KASUGAI」。鉄塔等に隣接する敷地のバーべキュウ場。世界観が作り難い郊外での“都市型BBQ”の成立を模索し、周囲からの自立を意図して“図式的な強い形”を用いた配置計画を考案。五角形の様な客席配置は視線の抜けも確保 photo©古田奈津紀 Catwork

篠元貴之 / rhymedesign酒井悠行 / PASSWORK DESIGNが設計した、愛知・春日井市の「BBQ SPOT KASUGAI」です。
鉄塔等に隣接する敷地のバーべキュウ場です。建築家は、世界観が作り難い郊外での“都市型BBQ”の成立を模索し、周囲からの自立を意図して“図式的な強い形”を用いた配置計画を考案しました。そして、五角形の様な客席配置は視線の抜けも確保します。施設の公式サイトはこちら

敷地は4,000㎡程あり、元々車両の解体工事場があった場所である。

高速の春日井ICの出入り口から5分程度の場所に位置する。

建築家によるテキストより



娯楽施設を作る際、いわゆる夢の国のように世界観を作り込む方法がよくある。

一方、BBQ施設などは海や川の近くであったり、森林の中というような風光明媚な環境に置かれることも多い。今回は隣地に高圧電線の鉄塔があり、世界観を作り込むには不向きな環境であることから、工業的な要素があったとしても成立するように全体計画を考えるという、郊外の都市型BBQとしての在り方を模索した。



建築家によるテキストより

配置計画に、図式的な強い形を取り入れることで、周辺要素に左右されない自律的な施設となることを期待した。



主動線として、大きな円を配置し、その中に、A、B、Cそれぞれ5卓ずつテーブルを備えた円を配置している。五角形のように配置をすることで、対角線上の向かい合う先には、相手のテーブルのない構成となっている。

建築家によるテキストより
建築家の木材活用の事例を紹介する、共栄木材の新サイト「Tsukuru Lab」が公開。樹種と加工の組合せから生まれる“木材”だからこその豊かさを紹介。事例として登場する建築家の手嶋保による社内施設(三秋ホール / 三秋アトリエ)は見学も可能
建築家の木材活用の事例を紹介する、共栄木材の新サイト「Tsukuru Lab」が公開。樹種と加工の組合せから生まれる“木材”だからこその豊かさを紹介。事例として登場する建築家の手嶋保による社内施設(三秋ホール / 三秋アトリエ)は見学も可能
建築家の木材活用の事例を紹介する、共栄木材の新サイト「Tsukuru Lab」が公開。樹種と加工の組合せから生まれる“木材”だからこその豊かさを紹介。事例として登場する建築家の手嶋保による社内施設(三秋ホール / 三秋アトリエ)は見学も可能手嶋保による「三秋ホール」。共栄木材のショールーム兼ミーティングスペースとして建てられた。 photo©西川公朗

建築家の様々な木材活用の事例を紹介する、共栄木材の新サイト「Tsukuru Lab」が公開されています。樹種と加工の組合せから生まれる“木材”だからこその豊かさを紹介しています。また、事例として登場する建築家の手嶋保による社内施設(「三秋ホール」と「三秋アトリエ」)は見学も可能とのこと。【ap・ad】

Tsukuru Lab.(ツクル ラボ)は、「ここにしかないもの」をつくり続ける共栄木材が発信する木材活用の事例集です。木材は天然の素材です。時間とともに変化もしますし、樹種によって特徴はさまざま。また、産地は世界中にあり、地域性やグローバルな流通に関する視野も必要です。

私たちは、木材の価値を信じ、木材にしかできない事、木材だからできる事、木材でもできる事を考え、形にします。建築家・ビルダーの優れたアイデアも、技術やコスト、流通を理由に実現されないことも多いのが現実。私たちは「どうすればできるのか」をあらゆる角度から見つめ、考え、一緒につくるお手伝いをします。

地球には元々国境が無いのと同じように、木材のもつ「真善美」という普遍的な価値に国境はありません。一緒に「つくる」事を通して、地域を見つめ直し、世界へと意識を向け、より良い環境やデザインを作っていけたらと願っています

前田建設工業とツバメアーキテクツによる、茨城・取手市の「ICI STUDIO 甚吉邸」と「ICI STUDIO W-ANNEX」。歴史的洋館の移築復原と別館新築。復元では価値の維持と継承を目指し、“伝統”と“最新”の技術を併用し実践。別館では二棟が補完し合う関係を目指し、洋館と対比的な“がらんどう”で“透明性”のある空間を構築
前田建設工業とツバメアーキテクツによる、茨城・取手市の「ICI STUDIO 甚吉邸」と「ICI STUDIO W-ANNEX」。歴史的洋館の移築復原と別館新築。復元では価値の維持と継承を目指し、“伝統”と“最新”の技術を併用し実践。別館では二棟が補完し合う関係を目指し、洋館と対比的な“がらんどう”で“透明性”のある空間を構築左:甚吉邸、右:W-ANNEX photo©中村絵
前田建設工業とツバメアーキテクツによる、茨城・取手市の「ICI STUDIO 甚吉邸」と「ICI STUDIO W-ANNEX」。歴史的洋館の移築復原と別館新築。復元では価値の維持と継承を目指し、“伝統”と“最新”の技術を併用し実践。別館では二棟が補完し合う関係を目指し、洋館と対比的な“がらんどう”で“透明性”のある空間を構築甚吉邸、1階、応接室 photo©傍島利浩
前田建設工業とツバメアーキテクツによる、茨城・取手市の「ICI STUDIO 甚吉邸」と「ICI STUDIO W-ANNEX」。歴史的洋館の移築復原と別館新築。復元では価値の維持と継承を目指し、“伝統”と“最新”の技術を併用し実践。別館では二棟が補完し合う関係を目指し、洋館と対比的な“がらんどう”で“透明性”のある空間を構築W-ANNEX、外観 photo©中村絵
前田建設工業とツバメアーキテクツによる、茨城・取手市の「ICI STUDIO 甚吉邸」と「ICI STUDIO W-ANNEX」。歴史的洋館の移築復原と別館新築。復元では価値の維持と継承を目指し、“伝統”と“最新”の技術を併用し実践。別館では二棟が補完し合う関係を目指し、洋館と対比的な“がらんどう”で“透明性”のある空間を構築W-ANNEX、1階、スタジオ photo©中村絵

前田建設工業ツバメアーキテクツが設計した、茨城・取手市の「ICI STUDIO W-ANNEX」と「ICI STUDIO 甚吉邸」です。「ICI STUDIO W-ANNEX」はツバメアーキテクツと前田建設工業が、「ICI STUDIO 甚吉邸」は前田建設工業が設計を担当しています。
歴史的洋館の移築復原と別館新築の計画です。設計者は、復元では価値の維持と継承を目指し、“伝統”と“最新”の技術を併用し実践しました。また、別館では二棟が補完し合う関係を目指し、洋館と対比的な“がらんどう”で“透明性”のある空間を構築しました。施設の公式サイトはこちら

2016年、日本近代住宅作品の傑作とされる旧渡辺甚吉邸(1934年竣工)は解体の危機にあった。
これを知った建築史研究家の有志が保管委員会を結成し、緊急解体、部材保管に協力できる企業を探す活動を開始。その結果、前田建設工業のICI総合センター内に移築されることとなった。

ツバメアーキテクツによるテキストより

幸いにも移築されることになった甚吉邸、これを博物館のように保存するだけではなく、今日を生きる建築物として活用のあり方を示す必要があった。そのために、別館を隣接させ活用を促進する。ツバメアーキテクツはこの別館の設計に参加することになった。

設計を進めるにあたっては、2棟を連動する活用方法や運営組織のあり方など、前田建設工業のメンバーとワークショップを行い、議論することから始めた。その中で見えてきた建築の姿は、甚吉邸をサポートする施設というよりはむしろ、甚吉邸と補完しあって体を成す、肩を並べて建つ相棒のような建築であった。

ツバメアーキテクツによるテキストより

甚吉邸にないものを兼ね備え、だけれどもどことなく馴染む、対比と調和をはらんだ建築である。小さな室の集合でつくられ、装飾豊かで華やかな甚吉邸に対して、大きながらんどうで、透明性高く無垢なしつらえとし、タフに使える空間を補って活用を促進する。

甚吉邸の背後、雑木林の中に極力木を残すようにして配置し、木々の中に馴染ませつつも存在感のあるヴォリュームで木造トラスを浮かばせる構成とした。木造トラスからは、バトンやスクリーン、カーテンが吊られ、そこでの活動をサポートする。ランドスケープと連続性を生むカーブを描いた鉄筋コンクリートのコアと、鉄骨のポスト柱がこれを支え、内外が連続した開放的な空間を実現している。

ツバメアーキテクツによるテキストより
最も注目を集めたトピックス[期間:2023/7/3-7/9]
最も注目を集めたトピックス[期間:2023/7/3-7/9]

アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2023/7/3-7/9)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページの「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。


  1. 井原正揮+井原佳代 / ihrmkによる、大阪・豊中市の集合住宅「GRID」。収益性と共に100年後も視野に入れて計画。敷地に愛着を持つ施主の“いつか戻りたい”との想いも汲み、RCのフレームに木架構を組み込んだ“変化に柔軟”な建築を考案。外壁にも木材を使用して街並みとの調和も意図
  2. 空間構想による、香川・高松市の「四国村ミウゼアム『おやねさん』」。屋外博物館の入口に建つチケット売場等を備えた施設。場の“潜在的価値”の現前を目指し、周辺の“資源”を繋ぐ様に地形の改変と新築を行い関係性を“空間的に”調停。屋根は表と裏の環境と呼応して“有機的”形状を描く
  3. 高田彩実 / ayami takada architectsによる、静岡市の「house M」。川沿いの余裕ある場に建つ住宅の増築と改修。仕様等の大きな改善と周辺環境も活かす在り方を目指し、拡張した既存の周囲に“緩やかな境界”を作る“半透明な”空間を付与。其々の透明度の違いは建築に多様性も与える
  4. 熊木英雄+眞木励 / オーガニックデザインによる、埼玉・戸田市の「くぼみアパートメント / 街のポケット」。コロナ禍に設計された単身者用集合住宅。“孤立”の回避に貢献する建築を目指し、住人が交流できて街とも繋がる“くぼみ”の様な庭を中心とした構成を考案。住戸部分では衛生面と地域性に応える仕様も追求
  5. studioSHUWARIによる、富山・射水市の、創業支援施設「HIBARI NEST」。テナント空間も備えた民営施設。入居者の“新たな交流”を生む場を目指し、一室空間の中に段差を設けて“一体感”と“心地よい距離感”を両立する構成を考案。天井の構造体は施設の“象徴”でもあり在来工法で実現
  6. 堅田佳一 / KATATA YOSHIHITO DESIGNによる、東京・台東区の店舗「TOJIRO KNIFE GALLERY TOKYO」。包丁の“展示販売”と“修理”を行う店。限られた面積内での用途の成立を目指し、圧迫感を軽減しつつ製品を豊富に陳列できる鉄格子を用いた展示壁を考案。工場で使われる素材の採用と色彩の統一で“雰囲気”も演出
  7. 牧野恭久建築設計事務所による、東京・大田区の飲食店「ぼんぼり」。飲食店が並ぶ賑やかな地域の焼肉店。競合との差別化を目指し、“にじり口”の様な三角形の出入口を持つ“半個室”が並ぶ空間を考案。内装に研削したタイルを用いて“力強さ”と“柔らかさ”に包まれる場を作る
  8. 小原賢一+深川礼子 / ofaによる、愛知・知多市の「江真コンサルティング新社屋」。森林と木材に関わる企業の為に計画。CLT等の工法面と森林認証の制度面への挑戦の要望に対し、在来工法も取り入れて“CLTの特徴”を備えた建築を合理的に実現。材料調達から建設まで関係者が協力し認証も取得
  9. 石上純也建築設計事務所による、山口の「House & Restaurant」。旧知の友人の為の住宅兼店舗。“時間と共にその重みを増していく”空間の要望に、地面に穴を掘りコンクリートを流して土の中の躯体を掘り起こしガラスを嵌める建築を考案。不確定要素を許容し使い方の発見更新を繰り返して作る
  10. 磯崎新の初期代表作で開催される追悼展覧会の“展示物”を募集中(オンラインから応募可能)。磯崎の言葉「architectureとは何か?」への“返答”を公募し、アートプラザ(旧大分県立大分図書館)に展示する試み。同施設の25周年記念として行われ、関連企画として講演会等も企画
  11. 石黒泰司 / アンビエントデザインズによる、愛知・名古屋市の「meaningful」。駅に近い宿泊施設のひと部屋。地域の文化を引用した提案の要望に、都市の色“金”が備える象徴的で現象学的な特性を参照した空間を志向。空間内で際立つと共に人との関係で機能が決まる4枚の面で構成
  12. ODS / 鬼木孝一郎による、神奈川・横浜市の「Ambientec GALLERY」。ポータブルライトを扱う企業のショールーム。全製品が展示でき配置変更もできる空間の要望に、“モジュール化”した部品を用いて“多様に組替可能な”什器を考案。光の干渉も防ぎ製品の魅力を“正確”に見せる
  13. トラフ建築設計事務所による、愛知・名古屋市の宝飾店「Hirotaka タカシマヤ ゲートタワーモール店」。無柱の四角い区画に計画。ブランドの世界観を体験する落ち着いた場を目指し、開けた空間に“高低差のある什器”を配置して意図的に“視界の一部を遮る”構成を考案。什器は対比効果も考慮し様々な素材を用いる
  14. 【ap job更新】 伊藤博之建築設計事務所が、設計スタッフ(2023年新卒・既卒・経験者)を募集中
  15. 水上和哉 / kvalitoによる、大阪・茨木市の「崇徳寺の家 明恵庵」。隠居する住職の為の家。境内の景観整備も意図し、本堂の瓦と同調する焼杉を外壁に採用して“背景”となる佇まいを構築。内部は“変化のある”豊かな場を求め、“内”と“外”の性質を持つ空間を共存させる
  16. 丹羽隆志アーキテクツによる、ベトナム・ハノイの「Uplifting Office」。多くの部屋に別れた事務所の改修。“活発な交流の誘発”の要望に、空間をランドスケープと捉えて床から家具等に変化する“27本のストライプ”で構成。働く人の能動性を引き出し状況に応じた場所の発見を促す
  17. 田﨑敦士 / Atsushi Tasaki Architecture and Designによる、神奈川・藤沢市の美容室「NEON」。メーカー住宅の1階に計画。設計者自身の原風景でもある“工業化”に向き合い、スタッド製什器等の流通建材を“少しずれた”方法で用いる設計を志向。今ある風景に寄添いながらも“以前とは異なる風景”を生み出す
  18. 佐藤可士和 / SAMURAIによる、滋賀の日清食品関西工場の工場見学施設「NISSIN KANSAI FACTORY」
  19. スノヘッタによる、フランス・ドゥエーの、プラネタリウムと天文台「オリオニス」。街の中心から離れた自然にも恵まれた敷地。利用者にひらめきを与える存在を目指し、“星の楕円運動”から着想して連続的な形状と導線を持つ建築を考案。ドームと木素材が印象的な外観はアイコンと調和の両立を意図
  20. 中村篤史 / Kraft Architectsによる、岐阜の「可児の家」。ロードサイドの住宅地に計画。場の必然性を持った“明るく気持ちの良い家”を目指し、南北に伸びる二層の“家族の空間”を“個人の空間”で挟む構成を考案。目的の異なる窓を用意して日々変わる光と風景も取り込む

ベカ&ルモワンヌによる講演「Experiencing Space」の動画。2023年6月にスイス建築博物館で行われたもの

ベカ&ルモワンヌによる講演「Experiencing Space」の動画です。2023年6月29日にスイス建築博物館で行われたものです。

(翻訳)
一連の抜粋フィルムを通して、イラ・ベカとルイーズ・ルモワンヌ(ベカ&ルモワンヌ)は、彼らの進化する映画的研究を紹介します。それは、現代の象徴的な建物内の日常的な親密さを明らかにした最初の作品から、都市空間との関係における私たちの本質的なニーズ、行動、習慣に対する文化的差異を観察する現在進行中の映画シリーズ「Homo Urbanus」にまで渡ります。
建築における主な表現戦略に対する彼らのユニークで批評的な立場について語りながら、映画制作者、独立系プロデューサーとしての作業方法について説明します。

(原文)
Through a series of film excerpts, Ila Beka and Louise Lemoine (Beka & Lemoine) present their evolving cinematographic research, from their first films revealing the daily intimacy within contemporary iconic buildings to their ongoing film series ‘Homo Urbanus’ observing the cultural variations towards our essential needs, behaviors and habits in relation to urban space. Talking about their unique and critical position against the main strategies of representation in architecture they will explain their working methodology as filmmakers and independent producers.

スノヘッタによる、フランス・ドゥエーの、プラネタリウムと天文台「オリオニス」。街の中心から離れた自然にも恵まれた敷地。利用者にひらめきを与える存在を目指し、“星の楕円運動”から着想して連続的な形状と導線を持つ建築を考案。ドームと木素材が印象的な外観はアイコンと調和の両立を意図
スノヘッタによる、フランス・ドゥエーの、プラネタリウムと天文台「オリオニス」。街の中心から離れた自然にも恵まれた敷地。利用者にひらめきを与える存在を目指し、“星の楕円運動”から着想して連続的な形状と導線を持つ建築を考案。ドームと木素材が印象的な外観はアイコンと調和の両立を意図 photo©Jad Sylla
スノヘッタによる、フランス・ドゥエーの、プラネタリウムと天文台「オリオニス」。街の中心から離れた自然にも恵まれた敷地。利用者にひらめきを与える存在を目指し、“星の楕円運動”から着想して連続的な形状と導線を持つ建築を考案。ドームと木素材が印象的な外観はアイコンと調和の両立を意図 photo©Jad Sylla
スノヘッタによる、フランス・ドゥエーの、プラネタリウムと天文台「オリオニス」。街の中心から離れた自然にも恵まれた敷地。利用者にひらめきを与える存在を目指し、“星の楕円運動”から着想して連続的な形状と導線を持つ建築を考案。ドームと木素材が印象的な外観はアイコンと調和の両立を意図 photo©Jad Sylla
スノヘッタによる、フランス・ドゥエーの、プラネタリウムと天文台「オリオニス」。街の中心から離れた自然にも恵まれた敷地。利用者にひらめきを与える存在を目指し、“星の楕円運動”から着想して連続的な形状と導線を持つ建築を考案。ドームと木素材が印象的な外観はアイコンと調和の両立を意図 photo©Jad Sylla

スノヘッタが設計した、フランス・ドゥエーの、プラネタリウムと天文台「オリオニス」です。
街の中心から離れた自然にも恵まれた敷地に計画されました。建築家は、利用者にひらめきを与える存在を目指し、“星の楕円運動”から着想して連続的な形状と導線を持つ建築を考案しました。また、ドームと木素材が印象的な外観はアイコンと調和の両立を意図しています。

こちらはリリーステキストの翻訳

スノヘッタがフランスに新しいプラネタリウムと天文台を完成

オリオニスと名付けられたプラネタリウムと天文台は、フランス北部のドゥーエ市にある新しい文化的な場所で、星の楕円形と連続的な動きに着想を得ています。

隣接するスカルペ川、考古学博物館アルケオス、近隣の集合住宅に挟まれた注目すべき場所に位置するこのプロジェクトは、これらの要素を調和的につないで、訪問者にとって利用しやすくインスピレーションを与える空間を創造することを目的としています。スノヘッタのデザインは、映写室と天文台の2つのドームを包み込む曲線で統一された建物です。

パリのスノヘッタ・スタジオのマネージング・ディレクター、オリバー・ペイジは言います。
「このプラネタリウムは、パリのスノヘッタのスタジオが完全に構想、監理、建設した最初のプロジェクトのひとつです。私たちは、質の高い文化的・教育的建築物を提供するスノヘッタのアプローチをフランスで紹介できることを大変嬉しく思っています」

CET Ingenierie、Impact Conseil et Ingenierie、Cicanord、Studio Dap、Atelier Silva Landscapingとの密接な協力のもと、スノヘッタは2019年後半から建物の建設に取り組み、コンセプトから建設までを見届けました。オリオニスは2023年5月13日に一般公開されました。

楕円 – 時代を超越した流動的なコンセプト
スノヘッタの共同設立者であるシェティル・トレーダル・トールセンは説明します。
「私たちは、ドゥエの住民に特別な出会いの場と新しい目的地を提案したかったんです。私たちのプロジェクトの建築的・都市的コンセプトは、星の楕円運動からインスピレーションを得ています。連続的であること、流動的であること、永続的であることは、私たちがこのプロジェクトで再解釈した考え方です。形の面だけでなく、来館者がプラネタリウムを体験する際にも、あらゆる感覚を駆使しています。」

連続的な動きというコンセプトは、レセプションエリア、展示スペース、円形劇場、建物のドームに至るまで、すべてを定義し、プロジェクトを通してインスピレーションを与えてきました。建物はわずかに傾斜したスロープで結ばれており、建物の一部が半透明のファサードを通して外から見えます。

【ap job更新】 伊藤博之建築設計事務所が、設計スタッフ(2023年新卒・既卒・経験者)を募集中
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伊藤博之建築設計事務所の、設計スタッフ(2023年新卒・既卒・経験者)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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伊藤博之建築設計事務所では、設計スタッフを募集しています。

集合住宅を中心に、オフィス、ホテル、住宅などを、原則国内(たまに国外)で設計しています。

その土地やプロジェクトに関するあらゆる条件をフラットに扱い、一般的にはネガティブな条件からも、積極的に手掛かりを見出して魅力に変えることで、そこにしかない、長く価値を持ち続けられる建築づくりができると考えています 。

私たちの設計は、収益性が求められる集合住宅としては、“とても自由に設計をしているように見える”と言われることが時々あります。しかし、実際には自由度が高いのではなく、法規や条件整理の段階からチームで議論を重ねることで、制約を柔軟に解釈する視点を発見しながら論理的に計画を進めています。

冒頭の考えに共感していただける方なら、我々の設計プロセスはとても学びの多い経験になると信じています。
経験者はもちろん、能力によって新卒1年目でも中心的にプロジェクトを進めてゆくことも可能です。

建築を考えることが好きな方、ものを作ることが好きな方、コミュニケーションが好きな方、それぞれのご応募をお待ちしています。

トラフ建築設計事務所による、愛知・名古屋市の宝飾店「Hirotaka タカシマヤ ゲートタワーモール店」。無柱の四角い区画に計画。ブランドの世界観を体験する落ち着いた場を目指し、開けた空間に“高低差のある什器”を配置して意図的に“視界の一部を遮る”構成を考案。什器は対比効果も考慮し様々な素材を用いる
トラフ建築設計事務所による、愛知・名古屋市の宝飾店「Hirotaka タカシマヤ ゲートタワーモール店」。無柱の四角い区画に計画。ブランドの世界観を体験する落ち着いた場を目指し、開けた空間に“高低差のある什器”を配置して意図的に“視界の一部を遮る”構成を考案。什器は対比効果も考慮し様々な素材を用いる photo©太田拓実
トラフ建築設計事務所による、愛知・名古屋市の宝飾店「Hirotaka タカシマヤ ゲートタワーモール店」。無柱の四角い区画に計画。ブランドの世界観を体験する落ち着いた場を目指し、開けた空間に“高低差のある什器”を配置して意図的に“視界の一部を遮る”構成を考案。什器は対比効果も考慮し様々な素材を用いる photo©太田拓実
トラフ建築設計事務所による、愛知・名古屋市の宝飾店「Hirotaka タカシマヤ ゲートタワーモール店」。無柱の四角い区画に計画。ブランドの世界観を体験する落ち着いた場を目指し、開けた空間に“高低差のある什器”を配置して意図的に“視界の一部を遮る”構成を考案。什器は対比効果も考慮し様々な素材を用いる photo©太田拓実

トラフ建築設計事務所が設計した、愛知・名古屋市の宝飾店「Hirotaka タカシマヤ ゲートタワーモール店」です。
無柱の四角い区画に計画されました。建築家は、ブランドの世界観を体験する落ち着いた場を目指し、開けた空間に“高低差のある什器”を配置して意図的に“視界の一部を遮る”構成を考案しました。また、什器は対比効果も考慮し様々な素材が用いられました。店舗の公式ページはこちら

ジュエリーブランド「Hirotaka(ヒロタカ)」の東海地区初の直営店となるタカシマヤ ゲートタワーモール店の内装計画。
敷地は柱のない四角い区画で、広い間口が多方向からアクセスしやすい印象を与える。

建築家によるテキストより

オープンな敷地に、高低差のある什器を点在させることで意図的に視界の一部を遮り、店内に落ち着いた環境をつくり出している。

建築家によるテキストより

貝殻からインスピレーションを得て作られたコールテン鋼の什器が、様々な方向からの来客をスムーズに誘導する。中央の什器の左右には全面を光沢塗装した白と黒の什器が並び、赤錆をまとったコールテン鋼のテクスチャと対比を成す。門型のファサードを構成するコールテン鋼は、正面右側の袖壁が店内にむけて織り込まれ、空間の間仕切りも担っている。

建築家によるテキストより
小原賢一+深川礼子 / ofaによる、愛知・知多市の「江真コンサルティング新社屋」。森林と木材に関わる企業の為に計画。CLT等の工法面と森林認証の制度面への挑戦の要望に対し、在来工法も取り入れて“CLTの特徴”を備えた建築を合理的に実現。材料調達から建設まで関係者が協力し認証も取得
小原賢一+深川礼子 / ofaによる、愛知・知多市の「江真コンサルティング新社屋」。森林と木材に関わる企業の為に計画。CLT等の工法面と森林認証の制度面への挑戦の要望に対し、在来工法も取り入れて“CLTの特徴”を備えた建築を合理的に実現。材料調達から建設まで関係者が協力し認証も取得外観 photo©鈴木研一
小原賢一+深川礼子 / ofaによる、愛知・知多市の「江真コンサルティング新社屋」。森林と木材に関わる企業の為に計画。CLT等の工法面と森林認証の制度面への挑戦の要望に対し、在来工法も取り入れて“CLTの特徴”を備えた建築を合理的に実現。材料調達から建設まで関係者が協力し認証も取得1階、事務所スペースのCLTの階段を見る。 photo©鈴木研一
小原賢一+深川礼子 / ofaによる、愛知・知多市の「江真コンサルティング新社屋」。森林と木材に関わる企業の為に計画。CLT等の工法面と森林認証の制度面への挑戦の要望に対し、在来工法も取り入れて“CLTの特徴”を備えた建築を合理的に実現。材料調達から建設まで関係者が協力し認証も取得2階、ミーティングスペース photo©鈴木研一

小原賢一+深川礼子 / ofaが設計した、愛知・知多市の「江真コンサルティング新社屋」です。
森林と木材に関わる企業の為に計画されました。建築家は、CLT等の工法面と森林認証の制度面への挑戦の要望に対し、在来工法も取り入れて“CLTの特徴”を備えた建築を合理的に実現しました。また、材料調達から建設まで関係者が協力し認証も取得しています。

CLTパネル工法+在来工法によるコンパクトな木造オフィス(一部倉庫)の新築プロジェクトです。

日独でコンサルティングや輸入、森林や木材に関わる業務も行うクライアントは、新オフィスの計画に際してCLTや木釘の採用、認証など様々なチャレンジを希望されていました。

建築家によるテキストより

来客の多い事務所は、執務環境の向上と共に、来客への木の価値のアピールも目的としてCLT現しとしています。
CLT版の大きさを生かし、基礎から2階屋根まで一体の壁勝ちCLTパネルに在来のオフィス床と倉庫の屋根が取りつく構成です。滞在時間や作業内容等、空間特性の違いを適切に反映してコストコントロールしつつ、必要な大きさや機能を合理的に満たしています。

オフィスでは吹抜けや階段、対角に勾配をとった屋根など空間の連続性と動きを生かして、光と風が通る上下階の一体感ある空間としました。階段に面した壁や天井などで大きなCLTを効果的に見せています。特徴的な階段は、下層部ではCLTを床から積み上げ、中層以上は壁からの片持ちでつくっています。

構造を担う外壁のCLTは、メンテナンスに配慮して金属板で適切に保護することとしました。外壁を覆ってもCLTの積層面が外からできるだけ見えるように、開口部の小口に角度をつけた窓の額縁デザインは、工場加工精度の良いCLTならではの工夫です。
CLT以外にも様々な木を使い分け、色や納まりでそれぞれの特徴を際立たせ、木の素材を最大限に感じられる空間を実現しています。

建築家によるテキストより

本プロジェクトでは、代表的な森林認証制度の一つであるFSC®プロジェクト部分認証を取得しました。
CLTには、FSC認証を持つ森の中で敷地から最も近い静岡天竜産杉を使用しています。森から、加工工場、現場での施工まで一貫して認証基準をクリアすることを通して、調達・加工・建設の適正性を担保しています。
認証取得には、設計事務所・施主・工務店が主体となり、製造メーカー、製材所ともやり取りをしながら、材料供給の過程や設計、施工に至る木の生産管理について、共に情報を共有し、確認し、学びながらプロジェクトを進めることができました。

建築家によるテキストより
丹羽隆志アーキテクツによる、ベトナム・ハノイの「Uplifting Office」。多くの部屋に別れた事務所の改修。“活発な交流の誘発”の要望に、空間をランドスケープと捉えて床から家具等に変化する“27本のストライプ”で構成。働く人の能動性を引き出し状況に応じた場所の発見を促す
丹羽隆志アーキテクツによる、ベトナム・ハノイの「Uplifting Office」。多くの部屋に別れた事務所の改修。“活発な交流の誘発”の要望に、空間をランドスケープと捉えて床から家具等に変化する“27本のストライプ”で構成。働く人の能動性を引き出し状況に応じた場所の発見を促すワーキングテーブルと緑 photo©Trieu Chien
丹羽隆志アーキテクツによる、ベトナム・ハノイの「Uplifting Office」。多くの部屋に別れた事務所の改修。“活発な交流の誘発”の要望に、空間をランドスケープと捉えて床から家具等に変化する“27本のストライプ”で構成。働く人の能動性を引き出し状況に応じた場所の発見を促すコピーエリア photo©Trieu Chien
丹羽隆志アーキテクツによる、ベトナム・ハノイの「Uplifting Office」。多くの部屋に別れた事務所の改修。“活発な交流の誘発”の要望に、空間をランドスケープと捉えて床から家具等に変化する“27本のストライプ”で構成。働く人の能動性を引き出し状況に応じた場所の発見を促すエントランスを見返す。 photo©Trieu Chien

丹羽隆志アーキテクツが設計した、ベトナム・ハノイの「Uplifting Office」です。
多くの部屋に別れた事務所を改修する計画です。建築家は、“活発な交流の誘発”の要望に、空間をランドスケープと捉えて床から家具等に変化する“27本のストライプ”で構成しました。そして、働く人の能動性を引き出し状況に応じた場所の発見を促します。

ベトナム・ハノイにおける、25名のスタッフのためのオフィスのリノベーションプロジェクトである。

建築家によるテキストより

従前のオフィスでは執務空間が多くの小さな部屋に分かれていた為、スタッフ間のコミュニケーションや連携が問題視されていた。
従って新しいオフィスでは、間仕切りのないオープンなフリーアドレスオフィスとして、活発なコミュニケーションを誘発することが求められた。

オンラインでは得られない、ひとつの建築空間に人が集うことで生まれる相乗効果やセレンディピティをもたらすオフィス、そして何よりもスタッフの一人一人が毎朝通う職場に対して心躍るような場所になることを志向した計画である。

建築家によるテキストより

220㎡の限られたインテリアの床面積の中で、自然の中にいるような自由さ、おおらかさを感じられるようにするため、オフィス空間をランドスケープとして捉えることを設計のコンセプトとした。言わば公園の中を歩きながら自分の好みの居場所を見つけるような感覚である。

奥行15mのインテリアに多様な空間のバリエーションを生み出すために、人の行き来する長手方向に直行して短手方向に5種類の異なる仕上げ材のストライプを連続させた。27本のストライプのなかに緑のレイヤーを織り込むことで人々の活動と緑が重なり合う立体的な層状のリズムをつくり出した。

建築家によるテキストより
【ap job更新】 革新的な建築を創り出す“建築系スタートアップ”の「VUILD」が、建築設計部門でのシニアアーキテクト(経験者)を募集中
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革新的な建築を創り出す“建築系スタートアップ”の「VUILD」の、建築設計部門でのシニアアーキテクト(経験者)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

※応募締切を訂正しております。改めてご確認をよろしくお願いいたします

VUILDでは、シニアアーキテクトを募集しています。

VUILD株式会社は、テクノロジーの力で誰もが作り手になれる世界を実現する、建築系スタートアップです。
建築設計部門であるVUILD ARCHITECTSは、クライアントとの創造的なコラボレーションによって、革新的な建築をつくりだしています。

すべてのプロジェクトにおいて、要件定義を行う基本構想段階から参画し、建築設計はもちろんのこと、自社工場における部品製造から施工まで一気通貫して実施します。

【VUILD建築の特徴】
・施主と共に創る共創型の設計を目指している
・構法やシステムという意匠の前提から踏み込んで設計する
・1000平米の工場(生産環境)を保有し、施工/製作チームと共に設計する
・デジタルデザインに長けたエンジニアチームと共に設計する
・設計を進める過程で原寸モックアップを自社で作成する
・模型ではなく全て3Dモデルで作りこみ詳細に検討する

【働き方について】
マイクロマネジメントしない組織です。縦型の組織でもありません。自由な反面、担当業務への主体性と自己管理能力が求められます。
リモートワーク中心のため、Slackでの情報共有などオープンなコミュニケーションやセルフレポーティングを大事にしています。わからないこと、一人で答えの出しにくいことなどあれば、抱え込まずメンバーにシェアすることで素早く解決の糸口やアドバイスが得られ、解決できることが多々あります。

【企業カルチャーについて】
スタートアップらしく、「革新性」、「柔軟性」、「主体性」を奨励するカルチャーです。挑戦に失敗はつきもので、途中経過がどうであれ軌道修正しつつ最後までやり抜くことが最も大事だと考えます。失敗は次の挑戦に生かせるヒントにつながるかもしれません。そのようなプロトタイピングの姿勢を大切にしているため、失敗してもなおチャレンジし続けることを評価します。

空間構想による、香川・高松市の「四国村ミウゼアム『おやねさん』」。屋外博物館の入口に建つチケット売場等を備えた施設。場の“潜在的価値”の現前を目指し、周辺の“資源”を繋ぐ様に地形の改変と新築を行い関係性を“空間的に”調停。屋根は表と裏の環境と呼応して“有機的”形状を描く
空間構想による、香川・高松市の「四国村ミウゼアム『おやねさん』」。屋外博物館の入口に建つチケット売場等を備えた施設。場の“潜在的価値”の現前を目指し、周辺の“資源”を繋ぐ様に地形の改変と新築を行い関係性を“空間的に”調停。屋根は表と裏の環境と呼応して“有機的”形状を描く敷地南側から外部展示スペースを見る。 photo©太田拓実
空間構想による、香川・高松市の「四国村ミウゼアム『おやねさん』」。屋外博物館の入口に建つチケット売場等を備えた施設。場の“潜在的価値”の現前を目指し、周辺の“資源”を繋ぐ様に地形の改変と新築を行い関係性を“空間的に”調停。屋根は表と裏の環境と呼応して“有機的”形状を描く西側外観 photo©太田拓実
空間構想による、香川・高松市の「四国村ミウゼアム『おやねさん』」。屋外博物館の入口に建つチケット売場等を備えた施設。場の“潜在的価値”の現前を目指し、周辺の“資源”を繋ぐ様に地形の改変と新築を行い関係性を“空間的に”調停。屋根は表と裏の環境と呼応して“有機的”形状を描く外部展示スペースから「わら家」を見る。(わら家は、デザイン監修:空間構想、設計:オクタント建築都市研究所) photo©太田拓実
空間構想による、香川・高松市の「四国村ミウゼアム『おやねさん』」。屋外博物館の入口に建つチケット売場等を備えた施設。場の“潜在的価値”の現前を目指し、周辺の“資源”を繋ぐ様に地形の改変と新築を行い関係性を“空間的に”調停。屋根は表と裏の環境と呼応して“有機的”形状を描く「流れ坂」と屋根 photo©太田拓実

空間構想が設計した、香川・高松市の「四国村ミウゼアム『おやねさん』」です。
屋外博物館の入口に建つチケット売場等を備えた施設です。建築家は、場の“潜在的価値”の現前を目指し、周辺の“資源”を繋ぐ様に地形の改変と新築を行い関係性を“空間的に”調停しました。また、屋根は表と裏の環境と呼応して“有機的”形状を描いています。施設の公式ページはこちら

四国の民家を収蔵し後世に伝える、日本有数の屋外ミュージアムである「四国村」の入口と出口をどうデザインするか、というプロジェクトである。民家を目にする機会が少ない現代における四国村の意味とは何か、そもそも建築を建てるべきなのか、建築が必要だとすれば何のためか、という「建築以前」の議論だけで1年以上を費やした。

建築家によるテキストより

最終的には、北側に彫刻家・流政之氏の壮大な作品である「流れ坂」、南側には古い民家を移築した「わら家」、東側には神戸から移築した古い洋館である「異人館」という、この場所に存在する数々の資源を結びつける位置に敷地を定めた。設計を始める前提から議論できたことは、建築の質を決める上で非常に重要な過程であった。

当初は別々のものとして存在していたこれらの「敷地資源」を立体的に接続し、この場所の潜在的な価値を空間として現前させるため、まず地形を改変している。具体的には、高低差のある「わら家」と「流れ坂」の間をできる限り緩やかな勾配とし、新たな地形の中に「おやねさん」を新築すると同時に、南に面していた「わら家」の向きを空間的に反転するよう改修し、既存の資源の関係性を空間的に調停しなおした。

建築家によるテキストより

さらに、南側は人の出入りに応じて軒の高さを変化させ、北側は流れ坂の勾配に対応する軒の高さとしなくてはならない。
棟の高さと、南北それぞれの軒の高さが変化しながら全て異なるため、47組の木の合掌はRCの梁を支点に勾配や寸法が変化し、シンプルな構造形式でありつつも、全体としては生き物のような有機的なシルエットとなった。

建築家によるテキストより
【ap job更新】 環境配慮を念頭に置き、アトリエ事務所と協働する設備設計事務所「ZO設計室」が、電気設備設計者と機械設備設計者を募集中
【ap job更新】 環境配慮を念頭に置き、アトリエ事務所と協働する設備設計事務所「ZO設計室」が、電気設備設計者と機械設備設計者を募集中
【ap job更新】 環境配慮を念頭に置き、アトリエ事務所と協働する設備設計事務所「ZO設計室」が、電気設備設計者と機械設備設計者を募集中「miraton(ミラトン)」外観(児童福祉施設等、集会場、テニスコート管理事務所)

環境配慮を念頭に置き、アトリエ事務所と協働する設備設計事務所「ZO設計室」の、電気設備設計者と機械設備設計者募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

環境配慮を念頭に置く建築設備設計を行なうZO設計室が、ご依頼数の増加に伴い電気・機械設備設計者を募集します

ZO設計室はアトリエ事務所とのプロジェクトを行う、環境配慮を念頭に置く建築設備設計事務所です。

携わったプロジェクトは業界雑誌で取り上げられ、受賞作品も多くあります。

【業務内容】
意匠事務所からのご依頼に合わせて全国各地の案件の電気・機械設備設計、省エネルギーシステムの提案、工事監理を行なっています。官学と連携し、設備設計に関する技術開発や自然エネルギー利用システムの開発研究にも携わっています。

<幅広い建築物に携われる>
日本全国、また海外での公共工事や民間工事のプロジェクト多数あり。美術館や住宅、宿泊施設、学校、病院、神社、工場、事務所など、意匠性の高い様々な案件に携わりスキルアップできます。

<環境保全や省エネに特化>
建築意匠を十分に理解し、省資源・省エネルギー・エコロジーを⼼掛けた設備設計を⾏っており、ZEB・ZEHなど省エネに関する知識を深められます。

<電気・機械設備双方の知識を得られる>
電気設備、機械設備にとらわれず、意欲関心のある方は知識・経験を得ていただくことができる環境です。設計者として成長する選択肢を広く持っていただくことができます。

牧野恭久建築設計事務所による、東京・大田区の飲食店「ぼんぼり」。飲食店が並ぶ賑やかな地域の焼肉店。競合との差別化を目指し、“にじり口”の様な三角形の出入口を持つ“半個室”が並ぶ空間を考案。内装に研削したタイルを用いて“力強さ”と“柔らかさ”に包まれる場を作る
牧野恭久建築設計事務所による、東京・大田区の飲食店「ぼんぼり」。飲食店が並ぶ賑やかな地域の焼肉店。競合との差別化を目指し、“にじり口”の様な三角形の出入口を持つ“半個室”が並ぶ空間を考案。内装に研削したタイルを用いて“力強さ”と“柔らかさ”に包まれる場を作るエントランス photo©鳥村鋼一
牧野恭久建築設計事務所による、東京・大田区の飲食店「ぼんぼり」。飲食店が並ぶ賑やかな地域の焼肉店。競合との差別化を目指し、“にじり口”の様な三角形の出入口を持つ“半個室”が並ぶ空間を考案。内装に研削したタイルを用いて“力強さ”と“柔らかさ”に包まれる場を作るホールからテーブルCとテーブルBの方を見る。 photo©鳥村鋼一
牧野恭久建築設計事務所による、東京・大田区の飲食店「ぼんぼり」。飲食店が並ぶ賑やかな地域の焼肉店。競合との差別化を目指し、“にじり口”の様な三角形の出入口を持つ“半個室”が並ぶ空間を考案。内装に研削したタイルを用いて“力強さ”と“柔らかさ”に包まれる場を作る左:テーブルE、右:テーブルD photo©鳥村鋼一

牧野恭久建築設計事務所が設計した、東京・大田区の飲食店「ぼんぼり」です。
飲食店が並ぶ賑やかな地域の焼肉店の計画です。建築家は、競合との差別化を目指し、“にじり口”の様な三角形の出入口を持つ“半個室”が並ぶ空間を考案しました。そして、内装に研削したタイルを用いて“力強さ”と“柔らかさ”に包まれる場を作る事も意図されました。店舗の公式ページはこちら

大森駅のほどちかく、飲食店が軒を連ねるテナントビルの一画における焼肉店舗の計画である。
多くの飲食店が並ぶ賑やかな雰囲気のこの街にはすでに多くの競合店が営業をしており、この計画では他店との差別化を図るべく全席を半個室とした店舗とすることとした。

建築家によるテキストより

既存の内装を解体するとGLボンド跡や残ったコンクリートの躯体や荒々しいコンクリートブロックが露出した。
限られたスペースを有効に使うためにもこの躯体には手を加えずそのまま活用、新設内装仕上げには既存躯体に負けない素材感のあるタイルを選定した。

タイルには素材そのものである土のような質感を求め、表面の釉薬を削り取るように1枚1枚丁寧に研削加工を施した。
黒色のタイルを選び研削加工をすると、同じタイルでも加工前と同じ黒色と黄色味斑目色に分かれたため、ホールには黒色を、個室には温かみのある黄色斑目色を分けて使用している。

建築家によるテキストより

平面計画はビルファサードデザインによるジグザクを手掛かりとしながら、H2.1mの間仕切りを一筆書きのように蛇行させることで客室を設けた。客室出入口は躙口(にじりぐち)のような不等辺三角形の開口とし、オープンでありながら視線を抑えるよう検討を行った。

建築家によるテキストより
熊木英雄+眞木励 / オーガニックデザインによる、埼玉・戸田市の「くぼみアパートメント / 街のポケット」。コロナ禍に設計された単身者用集合住宅。“孤立”の回避に貢献する建築を目指し、住人が交流できて街とも繋がる“くぼみ”の様な庭を中心とした構成を考案。住戸部分では衛生面と地域性に応える仕様も追求
熊木英雄+眞木励 / オーガニックデザインによる、埼玉・戸田市の「くぼみアパートメント / 街のポケット」。コロナ禍に設計された単身者用集合住宅。“孤立”の回避に貢献する建築を目指し、住人が交流できて街とも繋がる“くぼみ”の様な庭を中心とした構成を考案。住戸部分では衛生面と地域性に応える仕様も追求外観 photo©岡村享則
熊木英雄+眞木励 / オーガニックデザインによる、埼玉・戸田市の「くぼみアパートメント / 街のポケット」。コロナ禍に設計された単身者用集合住宅。“孤立”の回避に貢献する建築を目指し、住人が交流できて街とも繋がる“くぼみ”の様な庭を中心とした構成を考案。住戸部分では衛生面と地域性に応える仕様も追求くぼみパティオ photo©岡村享則
熊木英雄+眞木励 / オーガニックデザインによる、埼玉・戸田市の「くぼみアパートメント / 街のポケット」。コロナ禍に設計された単身者用集合住宅。“孤立”の回避に貢献する建築を目指し、住人が交流できて街とも繋がる“くぼみ”の様な庭を中心とした構成を考案。住戸部分では衛生面と地域性に応える仕様も追求2階、Room7 photo©岡村享則

熊木英雄+眞木励 / オーガニックデザインが設計した、埼玉・戸田市の「くぼみアパートメント / 街のポケット」です。
コロナ禍に設計された単身者用集合住宅です。建築家は、“孤立”の回避に貢献する建築を目指し、住人が交流できて街とも繋がる“くぼみ”の様な庭を中心とした構成を考案しました。また、住戸部分では衛生面と地域性に応える仕様も追求されています。

設計依頼を受けたアパートの計画地は、ベッドタウンの最寄駅から程よい距離の住宅地に位置し、東西南と住宅や集合住宅に囲われ、北側が道路に面した敷地であった。近くには大きな病院や看護学校があるため、そこで働くスタッフや都内の大学に通う学生向けワンルームのニーズがあると考えていた。しかし、すでに近隣にアパートメーカーが建設した数多くのワンルームアパートが点在していた。

建築家によるテキストより

設計で目指したことは「単身者同士が同じ屋根の下でお互いを気遣いながら生活ができる」。また、「住人同士でコミュニケーションが取れ、孤立しないような住戸の関係づくり」とした。

その設計主旨については、コロナ禍に設計をしていたこともあり、孤独死や助けを呼べない無関心な近隣関係などの問題、また昨今のやるせない事件などでは「孤立してしまう」ことで、妄想などの一人歩きなどが起因し事件を起こしてしまうことなど、だれかに相談できていれば、話し相手がいれば回避できている事も、期せずして「孤立してしまう」ことが起因する。このような社会問題を考慮し、街の住環境にも、他人と挨拶ができたり、話すきっかけができる場を持つ計画に至った。

建築家によるテキストより

そこで、オーソドックスではあるが、住人同士が語らえる場として中庭を中央に囲う形を提案した。この中庭が、住人だけでなく街の人とも繋がり合える、「単身の孤立」から「繋がり」へと変換できるような空間となることを目指して模索した。

本計画がコロナ禍の2020年8月から始まったこともあり、単身者の暮らしのあり方や生活習慣、そして「シェアすること」について考えを巡らせ、シェアの仕方にも配慮した。

建築家によるテキストより

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