architecture archive

MADによる、中国の「麗水空港」。谷地を大規模造成して建設。周囲の景観から直接的な着想を得て、地形と一体化して山々の中に佇む“白い鳥”の様な建築を考案。交通拠点であると共に日常と繋がる市民的で心理的な転換の場にもなる空間も志向
MADによる、中国の「麗水空港」。谷地を大規模造成して建設。周囲の景観から直接的な着想を得て、地形と一体化して山々の中に佇む“白い鳥”の様な建築を考案。交通拠点であると共に日常と繋がる市民的で心理的な転換の場にもなる空間も志向 photo by CreatAR Images
MADによる、中国の「麗水空港」。谷地を大規模造成して建設。周囲の景観から直接的な着想を得て、地形と一体化して山々の中に佇む“白い鳥”の様な建築を考案。交通拠点であると共に日常と繋がる市民的で心理的な転換の場にもなる空間も志向 photo by Arch Exist
MADによる、中国の「麗水空港」。谷地を大規模造成して建設。周囲の景観から直接的な着想を得て、地形と一体化して山々の中に佇む“白い鳥”の様な建築を考案。交通拠点であると共に日常と繋がる市民的で心理的な転換の場にもなる空間も志向 photo by CreatAR Images
MADによる、中国の「麗水空港」。谷地を大規模造成して建設。周囲の景観から直接的な着想を得て、地形と一体化して山々の中に佇む“白い鳥”の様な建築を考案。交通拠点であると共に日常と繋がる市民的で心理的な転換の場にもなる空間も志向 photo by CreatAR Images

MADが設計した、中国の「麗水空港」です。
谷地を大規模造成して建設されました。建築家は、周囲の景観から直接的な着想を得て、地形と一体化して山々の中に佇む“白い鳥”の様な建築を考案しました。また、交通拠点であると共に日常と繋がる市民的で心理的な転換の場にもなる空間も志向しました。


こちらはリリーステキストです(翻訳:アーキテクチャーフォト / 原文は末尾に掲載)

山岳空港|MADによるセッコウ省の麗水空港が正式にオープン

MADが設計を手がけたセッコウ省の麗水空港が正式に運用を開始し、同地域の中国国内航空ネットワークへの初の直接的な接続となりました。2008年に始動し、17年にわたる計画と建設を経て完成した本プロジェクトは、セッコウ省南西部の山間地域にとって新たな章の始まりを告げるものです。

麗水中心部から南西約15キロメートルの場所に位置する空港は、大規模な造成によって形成された低山帯と丘陵地の谷に位置しています。建設には大規模な土工事が必要とされ、場所によっては切土と盛土の高低差が最大で約100メートルに達しました。その結果、麗水空港は中国東部において、地形条件が最も複雑な空港プロジェクトの一つに数えられています。

空港用地の面積は2,267ヘクタールに及びます。ターミナルビルは約12,000㎡あり、航空機用の駐機スポットを8か所備えています。初期段階では、この空港は年間最大100万人の旅客に対応するほか、4,000トンの貨物取扱能力を備える計画です。

伝統的に純粋な機能インフラとして構想されてきた空港は、日常の都市生活からしばしば切り離されています。麗水空港において、MADは従来とは異なるモデルを提案しています。それは、交通拠点であると同時に、市民的な空間であり、生態的なランドマークであり、さらに旅行の移動の中で旅行者にひとときの落ち着きをもたらす心理的な転換の場としても機能する空港です

建築コンセプトは、周囲の景観から直接着想を得ています。ターミナルは敷地の自然な等高線に沿っており、なだらかに傾斜するその形態は地形と一体化しています。柔らかく連続するヴォリュームと流動的な形態によって、この建物に山々と森の中に静かに佇む白い鳥の姿を与えています。

ターミナルの二重構造の屋根は銀白色のアルミニウムパネルで覆われており、変化する光や天候に呼応する、コンパクトでありながら表情豊かなシルエットを生み出しています。その屋根の輪郭は、霧に包まれた丘や飛翔する鳥のイメージを想起させ、この建築を孤立した物体としてではなく、より広い景観の一部として認識させています。

マ・ヤンソンは次のように説明しています。「明るく開放的な内部空間をつくり出すため、温かみのある色調と自然な質感をもつ素材を用いました。1.5層のレイアウトを採用することで、空港全体をコンパクトに保ちつつ、日常的な快適性を支え、自然との対話を可能にしています」

【ap job更新】 平田晃久建築設計事務所が、設計スタッフ(2026年新卒・既卒・経験者)を募集中
【ap job更新】 平田晃久建築設計事務所が、設計スタッフ(2026年新卒・既卒・経験者)を募集中
【ap job更新】 平田晃久建築設計事務所が、設計スタッフ(2026年新卒・既卒・経験者)を募集中EXPO2025 Ray Garden (Joint design venture with Yasui Architects & Associates) ©Kenya Chiba

平田晃久建築設計事務所の、設計スタッフ(2026年新卒・既卒・経験者)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

平田晃久建築設計事務所では設計スタッフを募集します
Design staff recruitment

私たち人間は、人間である前に生物の一種であり、言葉によらない〈響き〉の中でさまざまな他者と交歓しあう存在です。進化の中で私たちを取り巻いてきた森や野のよう環境は、そんな響きの場であり、建築や都市もまた、さまざまな響きが重なり合う場になっていくのではないでしょうか。
そんな予感の中で、未だ見たことのない響きの建築を実現するために、HAOは日々活動しています。未来の響きの場を、共に考え、投げかけ、つくっていく仲間を募集します。 

平田晃久

Before we are human, we are a species of living beings—creatures that commune with diverse others through forms of reverberation that precede words. Throughout our evolution, the forests and fields around us were such spaces of reverberation. Might architecture and cities also become places where multiple reverberations overlap?
Guided by this intuition, HAO works every day to realize architectures of reverberation never seen before. We seek partners to imagine, propose, and build future spaces of reverberation together. 

Akihisa HIRATA

【ap job更新】 BIM環境下で仕事に取組み、実践と研究を横断して建築の可能性を探求する「小笠原正豊建築設計事務所」が、設計スタッフ(2026年新卒・既卒)を募集中
【ap job更新】 BIM環境下で仕事に取組み、実践と研究を横断して建築の可能性を探求する「小笠原正豊建築設計事務所」が、設計スタッフ(2026年新卒・既卒)を募集中
【ap job更新】 BIM環境下で仕事に取組み、実践と研究を横断して建築の可能性を探求する「小笠原正豊建築設計事務所」が、設計スタッフ(2026年新卒・既卒)を募集中MIHO美学院中等教育学校

BIM環境下で仕事に取組み、実践と研究を横断して建築の可能性を探求する「小笠原正豊建築設計事務所」の、設計スタッフ(2026年新卒・既卒)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

小笠原正豊建築設計事務所では、追加建築設計スタッフ(正社員)募集中です

【事務所紹介】
BIM×実務×研究で建築の可能性を探求する設計事務所です。
代表は一級建築士/NY州登録建築家/大学教員。国際協働と教育・研究の接続を武器に、フラットに議論→試作→検証する文化を大切にしています。設計スタッフには、ソフトウエアの習得や海外プロジェクトへの関与を通じて、成長できる環境を提供しています。

Projects:公共・民間/建築×ランドスケープ/空港/住宅ほか(国内外)
Awards:AIA International Design Award, DFA Design for Asia, Golden Pin Design Award など

【デジタル技術の設計活用例】
・VRによる空間体験の検討
・風解析シミュレーションを用いた自然通風設計
・3Dスキャンによる施工情報の蓄積・活用
・GHによる形態生成スタディ
多様なスケール・領域にわたる設計を行っています。

【現在進行中のプロジェクト】
・国内:東京都案件の都立公園内防災拠点プロジェクト(建築×ランドスケープ)
・国内:国際大会施設プロジェクト
・国内:クリニック移設プロジェクト
・海外:JICA国際空港プロジェクト
・海外:集合住宅プロジェクト
多様なスケール・領域にわたる設計を行っています。

【ap job更新】 時間と多様性をテーマに、建築からプロダクトまで一気通貫で実践する「株式会社OSKA&PARTNERS」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2026年新卒)を募集中
【ap job更新】 時間と多様性をテーマに、建築からプロダクトまで一気通貫で実践する「株式会社OSKA&PARTNERS」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2026年新卒)を募集中
【ap job更新】 時間と多様性をテーマに、建築からプロダクトまで一気通貫で実践する「株式会社OSKA&PARTNERS」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2026年新卒)を募集中トランセンダーホテル横浜|1棟コンバージョン photo©Kenta Hasegawa

時間と多様性をテーマに、建築からプロダクトまで一気通貫で実践する「株式会社OSKA&PARTNERS」の、設計スタッフ(経験者・既卒・2026年新卒)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

【事務所について】
私たちは、時間と多様性をテーマに設計に取り組んでいます。
手がけた空間がその場所で、人の営みと共に良い時間を刻むように、様々な課題をデザインで解決し、時間を経るごとに魅力的になる空間づくりを目指しています。

この度、事業拡大のため設計スタッフを募集いたします。当社は、建築設計、インテリアデザイン、家具・照明のプロダクトデザインまで一気通貫で実践しており、幅広いスケールを横断する実務が経験できます。また、多くのプロジェクトでグラフィックデザイナーやアーティストと協働するため、視野の広い設計者として、プロジェクト全体を統括する力が身につく環境です。

【デザインの領域と実践プロセス】
1棟改修の案件が多く、ファサードからインテリア、グラフィック、アートまで一貫した思想で空間をつくる機会が豊富にあります。
既存の制約を読み解きながら、多岐にわたる専門家と協働して解を見つけ出すプロセスは、新築以上に高度な判断力が求められます。そのため法規をはじめとする建築的な視座と現場での対応力。その両方を繋ぎ、多様な関係者を巻き込みながらプロジェクトを推進できる方を求めています。

建築という大きな枠組みから、手に触れるプロダクトまで。スケールを行き来することに興味がある方であれば、これまでの経験を活かしながら充実した仕事ができる環境です。
明るく、デザインに情熱をもって取り組める方のご応募をお待ちしています。

オンデザインの内装設計による、東京・港区の「LiSH Studio1」。インキュベーション施設の計画。出会いの創出を目指し、人々が常に“移動”と“滞留”をする空間を志向。垂れ壁・腰壁・天井の設えで動線と領域を作り出すと共に公から私へと段階的に連続するエリア構成とする
オンデザインの内装設計による、東京・港区の「LiSH Studio1」。インキュベーション施設の計画。出会いの創出を目指し、人々が常に“移動”と“滞留”をする空間を志向。垂れ壁・腰壁・天井の設えで動線と領域を作り出すと共に公から私へと段階的に連続するエリア構成とする6階、「TERMINAL」、左奥:ラウンジ、中央:キッチン、右奥:「ステージ」 photo©鳥村鋼一
オンデザインの内装設計による、東京・港区の「LiSH Studio1」。インキュベーション施設の計画。出会いの創出を目指し、人々が常に“移動”と“滞留”をする空間を志向。垂れ壁・腰壁・天井の設えで動線と領域を作り出すと共に公から私へと段階的に連続するエリア構成とする7階、「SQUARE」、コワーキングスペース photo©鳥村鋼一
オンデザインの内装設計による、東京・港区の「LiSH Studio1」。インキュベーション施設の計画。出会いの創出を目指し、人々が常に“移動”と“滞留”をする空間を志向。垂れ壁・腰壁・天井の設えで動線と領域を作り出すと共に公から私へと段階的に連続するエリア構成とする7階、「TOWN」、「ポケット」 photo©鳥村鋼一
オンデザインの内装設計による、東京・港区の「LiSH Studio1」。インキュベーション施設の計画。出会いの創出を目指し、人々が常に“移動”と“滞留”をする空間を志向。垂れ壁・腰壁・天井の設えで動線と領域を作り出すと共に公から私へと段階的に連続するエリア構成とする7階、「TOWN」、左:「ポケット」、右奥:ミーティング3 photo©鳥村鋼一

長堀美季+濱本真之+西岡憲弘 / オンデザインが内装設計を手掛けた、東京・港区の「LiSH TAKANAWA GATEWAY Link Scholarsʼ Hub Studio1」です。建築設計は、品川開発プロジェクト(第Ⅰ期) 設計共同企業体が手掛けています。
インキュベーション施設の計画です。建築家は、出会いの創出を目指し、人々が常に“移動”と“滞留”をする空間を志向しました。そして、垂れ壁・腰壁・天井の設えで動線と領域を作り出すと共に公から私へと段階的に連続するエリア構成としました。施設の場所はこちら(Google Map)。

LiSH Studio1は、さまざまな人や情報が行き交うインキュベーション施設である。

6階は人や情報が行き交う「TERMINAL」、7階は人や情報が集まる「SQUARE」や帰属意識を高める「TOWN」としてエリア分けし、「TERMINAL」から「TOWN」へと、公共性からプライベート性へとグラデーションのように連続する構成とした。

人が常に「移動」し「滞留」する方法を検討し、垂れ壁や腰壁、天井の設えによって動線や領域をつくり出し、出会いの生まれる空間をめざした。

建築家によるテキストより

また、素材の選定や配置を細かく切り替えることで、人数や用途に応じた居場所の選択肢を生み出し、誰かにとってのお気に入りや居心地の良さとマッチする多様な居場所をつくり出している。

建築家によるテキストより

「TERMINAL」は、施設のエントランスである。
利用者が新たな人や情報と巡り合えるよう、腰壁や垂れ壁によって空間をつなぎ、方向性を持たない什器によって、視線の向きや人の動線がその都度変化するよう計画している。
金属素材や落ち着いた色味の素材を使用し、その中にアクセントカラーの什器を配置することで、人の賑わいを感じさせる空間とした。

建築家によるテキストより
ドナルド・ジャッドを読み解く「ジャッド|マーファ 展」がワタリウム美術館で開催。入場チケットをプレゼント。空間に対するジャッドの哲学と実践を、初期の絵画作品や60年代から90年代に制作された立体作品を通して紹介。ドローイング・図面・写真なども展示
ドナルド・ジャッドを読み解く「ジャッド|マーファ 展」がワタリウム美術館で開催。入場チケットをプレゼント。空間に対するジャッドの哲学と実践を、初期の絵画作品や60年代から90年代に制作された立体作品を通して紹介。ドローイング・図面・写真なども展示15点の無題の作品、1980–1984年、コンクリート、チナティ財団、テキサス州マーファ Permanent collection, The Chinati Foundation, Marfa, Texas. Photo by Florian Holzherr, courtesy The Chinati Foundation. Donald Judd Art © 2026 Judd Foundation/ARS, NY/JASPAR, Tokyo.

ドナルド・ジャッドを読み解く「ジャッド|マーファ 展」がワタリウム美術館で開催されます。
空間に対するジャッドの哲学と実践を、初期の絵画作品や60年代から90年代に制作された立体作品を通して紹介します。また、ドローイング・図面・写真なども展示されます。
会期は、2026年2月15日~6月7日まで。展覧会の公式ページはこちら。入場チケットプレゼント企画の応募締切は、2026年3月9日(月)13時まで(お申込みにはGoogleアカウントが必要になります)。こちらのフォームからご応募ください。厳正な抽選を行い当選された方にはメールにてご連絡いたします(メール送付を当選発表にかえさせていただきます)。

20世紀を代表するアーティストとして知られるドナルド・ジャッド(1928-1994)は、1970年代にニューヨークを離れ、メキシコにほど近いテキサス州の町マーファに移り住んだ。

そこで彼は町に残る建物を、生活の場、制作の場として作り変え、さらに自身の作品やダン・フレイヴィン、ジョン・チェンバレン、イリヤ・カバコフなどの作家の作品の恒久的な展示スペースを作るためチナティ財団を設立した。こうしてジャッドが追求し続けた一つ一つの空間は、半世紀の時を経た今も、ジャッドが意図したままの姿でマーファにあり続けている。

本展は1950年代に制作された初期の絵画作品、1960~90年代の立体作品に加え、ジャッドがマーファに残した空間について、ドローイング、図面、映像、資料を通して紹介する。これらの作品や資料を通して、展示を「その場限りのパフォーマンスにしてはならない」という、アートと展示がもつ完全性に対するジャッドの強い信念を発見いただきたい。

また、ワタリウム美術館の創設者、和多利志津子が1978年にジャッドを日本に招聘し開催した「ジャッド展」(1978年2月22日~3月22日)のドキュメントのコーナー展示も設けられる。

リリーステキストより

以下に、詳細な情報を掲載します。

【ap job更新】 普遍的な建築を施主と共に創り、街並みを通じて多様化する社会に貢献する「ETHNOS」が、設計スタッフ(2026年新卒・既卒・経験者)を募集中
【ap job更新】 普遍的な建築を施主と共に創り、街並みを通じて多様化する社会に貢献する「ETHNOS」が、設計スタッフ(2026年新卒・既卒・経験者)を募集中
【ap job更新】 普遍的な建築を施主と共に創り、街並みを通じて多様化する社会に貢献する「ETHNOS」が、設計スタッフ(2026年新卒・既卒・経験者)を募集中備前市美術館(2025.6 竣工)

普遍的な建築を施主と共に創り、街並みを通じて多様化する社会に貢献する「ETHNOS」の、設計スタッフ(2026年新卒・既卒・経験者)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

2026年3月新卒のかた、設計業務経験者のかたを募集しています。

「ETHNOS(エスノス)」は2013年に日建設計出身の潔とアーキテクトファイブ出身の建人によって創業しました。

世代を超えた普遍的な建築をクライアントと共に創りあげることで街並みや都市環境を通じ多様化する社会に寄与することを理念としています。高層ビルから個人住宅まで様々な規模・用途の建築に携わらせていただいた経験を元に多角的・柔軟に最善を追求しています。

これまで美術館、オフィス、ホテル、テナントビル、SOHO、共同住宅、個人住宅と多様な分野の設計を進めながら社会に貢献してまいりました。

完成したプロジェクトは重厚で大変な業務に思われるかもしれませんが完全週休二日制のなるべく朝方でメリハリを大切にしています。

全てのプロジェクトについて二人のどちらかが最初から最後まで最前線で立会いますのでよけいな責任負担は感じていただかなくても良い形にしています。もちろん責任感をもって主体的に取り組んでいただければ助かります。

現在デベロッパーによるテナントビルを主軸にバックパッカー向けのホテルや高齢者施設が進行中です。

【ap job更新】 中村拓志&NAP建築設計事務所が、設計スタッフ(新卒・既卒・経験者 / 建築英語優遇)を募集中
【ap job更新】 中村拓志&NAP建築設計事務所が、設計スタッフ(新卒・既卒・経験者 / 建築英語優遇)を募集中
【ap job更新】 中村拓志&NAP建築設計事務所が、設計スタッフ(新卒・既卒・経験者 / 建築英語優遇)を募集中NAP 新オフィス in 目黒

中村拓志&NAP建築設計事務所の、設計スタッフ(新卒・既卒・経験者 / 建築英語優遇)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

【NAP建築設計事務所スタッフ募集のお知らせ】
NAP建築設計事務所では、新しい仲間(経験者・新卒共)を募集しています。
現在、事務所には43名の設計スタッフと4名の広報・事務スタッフが在籍しています。国内外で40以上のプロジェクトが進行中で、主にリゾートホテルや住宅、美術館や街づくり、公共建築など、幅広く活動しています。業務は設計監理にとどまらず、企画、商環境コンサルティング、デザイン監修、インテリア・家具・プロダクトデザインなども含みます。

・次世代型設計スタイル
設計とは、目の前のクライアントや使用者を想い、同時に人間や自然、文化、時間や場所について深く思考することに他なりません。そこに時間とエネルギーを割くために、NAPの方針は以下です。

SlackとChatGpt business版を用いた経験知・集合知のデータベース化によって、誰でもNAPの建築哲学やディテール、リスク管理、細かな設計判断を即時共有できる環境です。その他のAI関連費用も全て会社で負担し、新しい効率化を全力でサポートしています。
働き手や職場環境に負担の多い模型制作を廃止し、3DプリンターやAIによるバリエーション検討、D5やルミオンによるレンダリングやHMDを活用した使用者目線とスケール把握をスタディの基本としています。CG制作も、AIによる大幅な省略化・効率化を実現しています。

・誰でも気軽に相談できる環境
先輩後輩の仲が良く、気軽に相談できる雰囲気があることの他に、ゼネコン・大手組織設計事務所のキャリアを持つ方が常駐する相談ラウンジがあります。

ABW(Activity Based Working)
BARラウンジやリラックススペース、集中スペース、オープンな会議室など、スタッフそれぞれが状況に合わせて働く場所を選択可能です。

NAP BAR
サンドイッチやミルク、コーヒーやハーブティー、アルコール、ノンアルコールドリンク、ナッツやスナック、ドライフルーツなどが自由に手に取れて、スタッフ同士のコミュニケーションが自然と生まれています。

・柔軟で多様な業務経験が可能
組織設計事務所と異なり、企画から現場監理まで、一気貫通してプロジェクトに関わることが可能です。能力に応じた役職アップにより、実力次第で新人でも責任あるポジションを任されるチャンスがあります。独立支援のパートナー制度も用意しています。

【学びと成長の機会】
一級建築士資格取得のための補助制度があります。
メーカーや専門家の方を招いた、社内セミナーを月に一度開催しています。社内発表会や見学会、自社設計のホテル宿泊などユニークな体験を通じて成長をサポートします。

【スタッフの働きやすさを大切に】
・ライフステージに寄り添うサポート
人間らしい豊かで幸福な生活は、暮らしの達人であるべき設計者の基盤です。そのため、残業時間を削減する効率的な働き方を実践し、有休休暇の取得率向上に取り組んでいます。結婚や子育てを支える手当(結婚手当2万円/月、子供手当2万円/子供1人あたり)も充実しており、スタッフの半数以上が受給しています。

・職場を超えた楽しみも充実
オフィスのキッチンにシェフを招いた食事会、フットサルやテニス、マラソン、野球などの有志活動があります。

今津康夫 / ninkipen!による、大阪の店舗「ITTI OSAKA」。レザーブランドの為に計画。色彩豊かな商品が際立つ背景を目指し、様々な素材を“調律”してワントーンの中に“確かなグラデーション”がある空間を構築。敢えてルールを外した古材等はブランド思想の具現化を意図
今津康夫 / ninkipen!による、大阪の店舗「ITTI OSAKA」。レザーブランドの為に計画。色彩豊かな商品が際立つ背景を目指し、様々な素材を“調律”してワントーンの中に“確かなグラデーション”がある空間を構築。敢えてルールを外した古材等はブランド思想の具現化を意図エントランス側から空間全体を見る。 photo©河田弘樹
今津康夫 / ninkipen!による、大阪の店舗「ITTI OSAKA」。レザーブランドの為に計画。色彩豊かな商品が際立つ背景を目指し、様々な素材を“調律”してワントーンの中に“確かなグラデーション”がある空間を構築。敢えてルールを外した古材等はブランド思想の具現化を意図売場 photo©河田弘樹
今津康夫 / ninkipen!による、大阪の店舗「ITTI OSAKA」。レザーブランドの為に計画。色彩豊かな商品が際立つ背景を目指し、様々な素材を“調律”してワントーンの中に“確かなグラデーション”がある空間を構築。敢えてルールを外した古材等はブランド思想の具現化を意図売場、エントランス側を見る。 photo©河田弘樹
今津康夫 / ninkipen!による、大阪の店舗「ITTI OSAKA」。レザーブランドの為に計画。色彩豊かな商品が際立つ背景を目指し、様々な素材を“調律”してワントーンの中に“確かなグラデーション”がある空間を構築。敢えてルールを外した古材等はブランド思想の具現化を意図柱と棚の詳細 photo©河田弘樹

今津康夫 / ninkipen!が設計した、大阪の店舗「ITTI OSAKA」です。
レザーブランドの為に計画されました。建築家は、色彩豊かな商品が際立つ背景を目指し、様々な素材を“調律”してワントーンの中に“確かなグラデーション”がある空間を構築しました。また、敢えてルールを外した古材等はブランド思想の具現化を意図しています。店舗の場所はこちら(Google Map)。

国内外の伝統ある素材を使い、シンプルで革新的なデザインの財布・バッグ・革小物を展開するITTI OSAKAのインテリアデザインである。

建築家によるテキストより

色とりどりの商品が際立つ背景となるように、床・壁・天井・什器をエクリュのワントーンとし、漆喰・モザイクタイル・和紙・石灰石・ファブリックの素材感を慎重に調律することで、1つの色の中にも確かなグラデーションを描いた。

チークの古材と樹齢80年を超える杉の磨き丸太は、敢えてそのルールから外れて、ブランドの持つ「モダンでもクラシカルでもない」コンセプトを具現化している。

建築家によるテキストより

什器の形は、ニッチの中に現れる既存のRC丸柱を手掛かりに大小様々な三角柱と四角柱で構成し、幾何学と自由なフォルムを持つ商品と対比をなした。

白いキャンバスに置かれた沢山の点の中から、お気に入りの一つが見つかることを願っている。

建築家によるテキストより
最も注目を集めたトピックス[期間:2026/2/2-2/8]
最も注目を集めたトピックス[期間:2026/2/2-2/8]

アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2026/2/2-2/8)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページの「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。


  1. 永山祐子の内装設計で「黄金湯 新宿店」が2026年5月にオープン。既存の銭湯絵を残したデザインが特徴。東新宿の築50年の金沢浴場をリニューアルして生まれ変わらせる
  2. スノヘッタの設計で建設が進む、韓国の「釜山オペラハウス」。かつて工業地帯だった湾岸沿いでの計画。活気に満ちた“包摂的な公共空間”への転換を目指し、“柔らかな外装”と“一般に開かれた屋上”を特徴とする建築を考案。都市を迎え入れる“建築的ジェスチャー”も意図
  3. 生沼広之建築設計事務所による、東京の「中野の住宅」。住宅密集地に建つ設計者の自邸。厳しい条件下で“庭に向けた大きな窓”の実現を目指し、開口と前面道路との間に“空中を迂回する線形テラス”を設ける構成を考案。都市との緩衝帯になると共に風景に煌めきも与える
  4. 川本達也建築設計事務所による、愛知・稲沢市の「下河町の家」。“視線がどこまでも抜ける”敷地での計画。床面積を超えた“大きさ”を体感できる空間を求め、内外を横断する“十字壁”で“連続性を助長”する構成を考案。豊かな自然や農地の継続を促す為の建築形式としても構想
  5. 田中裕一+中本剛志 / STUDIO YYによる、岡山・真庭市の「蒜山そばの館」。市営店舗の再建計画。蕎麦の文化や地域の伝統も感受できる場を目指し、周辺家屋を参照した“入母屋”を地場の木材と技術を用いた“CLTパネル”で造る建築を考案。山並と呼応する三次元曲面の庇で人と風景も繋ぐ
  6. ザハ・ハディド・アーキテクツによる、中国・杭州市の、図書館とユースセンター。かつて工業地帯だった湾岸での計画。図書館は、地域の“玉工芸”の歴史に着想を得て“石質タイル”で構成されたファサードを考案。ユースセンターは、水辺の場所性と呼応する幾何学的形態として内部まで連続させる
  7. 岸和郎+K・ASSOCIATES Architectsによる、兵庫・姫路市の「小林電工第二本社」の写真
  8. 【ap編集長の建築探索】vol.006 若林拓哉 / ウミネコアーキ「新横浜食料品センター」
  9. 遠藤克彦建築研究所・waiwai共同企業体が、長野の「上伊那総合技術新校(仮称)」プロポで最適候補者に選定。提案書とプレゼン動画も公開。二次審査には、千葉学建築計画事務所、シムサ・キッタン・アンド・ウエストJV、わたしもそうJVが名を連ねる
  10. 佐河雄介建築事務所による、埼玉の「耕作する家」。畑に面する設計者の自邸。農業の連作障害への対策に“暮らし”との共通性を見出し、居場所を移動しながら生活する“奥行という階層”をもつ建築を考案。計画への幾何学的介入は“根源的な別の在り方”の生成を意図
  11. ファラによる、ポルトガル・ポルトの住宅改修「house of remarks」。線と面で構成されたプロジェクト。既存建物の“別の視点での読み替え”を求め、いったん分解して“異なるシステムでの再構成”を実施。“新たな構造体”は意図的に空間をかく乱して“空間に能動的な参加”する
  12. SNARK Inc.による、群馬の店舗「Think桐生」。駅構内のビアスタンド併設の売店。“地域活性化の新たな拠点”を目指し、エリアを想起させる素材を用いて文化や風景の“アイコン化”を実施。時間帯での利用客の変化に応える為にカウンターとなる可動什器も考案
  13. MVRDVによる、ドバイの高層ビル「Inaura」。世界的に知られる高層都市での計画。ビル群が“注目を競い合う”状況の中で、スペクタクルではない方法で興味を引く新たなアプローチの提示を志向。タワーの中間に“光を放つ卵形の特別な要素”を配する建築を考案
  14. 【ap編集長の建築探索】vol.005 佐久間徹設計事務所「吉祥寺の書庫」
  15. 向山博 / 向山建築設計事務所による、東京の「三鷹台ストリート」。駅前のバスターミナルと通りに面した店舗併設の集合住宅。ランドマークであり2つの用途が“協調しあう”在り方を目指し、外周の構造壁を千鳥状にずらして重ねる外観を考案。街への貢献も意図し滞在空間等を設ける
  16. YOKOMAE et BOUAYADによる「雲の振付、踊る影」。ルーヴル・アブダビの期間限定のパヴィリオン。与えられたテーマ“陰影”に対し、自然の“刻々と変化していく風景”を表現する作品を志向。超軽量のメッシュ屋根と極細柱を用いた“絶えず変容”する建築を考案
  17. 山口誠デザインによる、東京・台東区の、オフィスビル「MONOSPINAL」(竣工前)。ゲーム制作会社の本社。従業員の“集中力”と“リラックス”のバランス確保を目指し、環境要素も向上をさせる“斜壁”を持つ建築を考案。小スケールの素材を集積をさせる仕上げで“あらたな風景”を作る
  18. 【ap Masterpiece】OMAによる、ポルトガル・ポルトの「カーサ・ダ・ムジカ」(2005年)
  19. 鎌倉市の新庁舎等基本設計プロポーザルで、日建設計が最優秀者に選定。コンセプトは「ひとつながりの未来の庁舎『鎌倉ONE』」。提案のイメージも公開
  20. 2025年にアーキテクチャーフォトで注目された作品トップ10(第12回 ap賞 発表)

遠藤克彦建築研究所・waiwai共同企業体が、長野の「上伊那総合技術新校(仮称)」プロポで最適候補者に選定。提案書とプレゼン動画も公開。二次審査には、千葉学建築計画事務所、シムサ・キッタン・アンド・ウエストJV、わたしもそうJVが名を連ねる
遠藤克彦建築研究所・waiwai共同企業体が、長野の「上伊那総合技術新校(仮称)」プロポで最適候補者に選定。提案書とプレゼン動画も公開。二次審査には、千葉学建築計画事務所、シムサ・キッタン・アンド・ウエストJV、わたしもそうJVが名を連ねる image©遠藤克彦建築研究所・waiwai共同企業体

遠藤克彦建築研究所waiwai共同企業体が、長野の「上伊那総合技術新校(仮称)」基本計画策定支援業務委託プロポーザルで最適候補者に選定されました。
提案書とプレゼンテーション動画も公開されています。また、二次審査には、千葉学建築計画事務所(候補者)、シムサ・キッタン・アンド・ウエストJV、わたしもそうJVが名を連ねていました。審査委員長は、赤松佳珠子。審査委員は、寺内美紀子、西沢大良、垣野義典、高橋純、武者忠彦が務めました。

審査委員会からの推薦に基づき、県が以下の者を最適候補者等として特定しました。

以下に、その他の画像と提案書へのリンクも掲載します。

ファラによる、ポルトガル・ポルトの住宅改修「house of remarks」。線と面で構成されたプロジェクト。既存建物の“別の視点での読み替え”を求め、いったん分解して“異なるシステムでの再構成”を実施。“新たな構造体”は意図的に空間をかく乱して“空間に能動的な参加”する
ファラによる、ポルトガル・ポルトの住宅改修「house of remarks」。線と面で構成されたプロジェクト。既存建物の“別の視点での読み替え”を求め、いったん分解して“異なるシステムでの再構成”を実施。“新たな構造体”は意図的に空間をかく乱して“空間に能動的な参加”する外観、裏庭側から見る。 photo by fransisco ascensao
ファラによる、ポルトガル・ポルトの住宅改修「house of remarks」。線と面で構成されたプロジェクト。既存建物の“別の視点での読み替え”を求め、いったん分解して“異なるシステムでの再構成”を実施。“新たな構造体”は意図的に空間をかく乱して“空間に能動的な参加”する1階、廊下 photo by fransisco ascensao
ファラによる、ポルトガル・ポルトの住宅改修「house of remarks」。線と面で構成されたプロジェクト。既存建物の“別の視点での読み替え”を求め、いったん分解して“異なるシステムでの再構成”を実施。“新たな構造体”は意図的に空間をかく乱して“空間に能動的な参加”する1階、道路側の住戸 photo by fransisco ascensao

ファラによる、ポルトガル・ポルトの住宅改修「house of remarks」です。
線と面で構成されたプロジェクトです。建築家は、既存建物の“別の視点での読み替え”を求め、いったん分解して“異なるシステムでの再構成”を実施しました。そして、“新たな構造体”は意図的に空間をかく乱して“空間に能動的に参加”します。


こちらはリリーステキストです(翻訳:アーキテクチャーフォト / 原文は末尾に掲載)

新しい構造体は、既存の建物に対して自らの論理に基づいて入り込んでいきます。細い金属ポールの列が、前から奥へと伸びるI形鋼を支えています。必要な場合には、梁は中断されます。これらの切断は露出され、称えられています。新しい要素は鮮やかな赤と青で塗装されています。それらは、扉や窓、通路を塞いでおり、意図的に空間をかく乱する位置を占めています。その不便さゆえに、この構造体は可視化されます。それは空間の能動的な参加者となっています。

その構造体に加えて、この建物にはいくつかの断片的な介入が必要とされました。内部空間においては、ほとんど解体は行われず、いくつかの戦略的な壁が追加されました。通り側に向けては、建物は反射する帽子を獲得し、背後に向けては、新たな半透明の層が断熱の問題を緩和し、各階に囲われたバルコニーを提供し、ガラス、黄色のフレーム、鏡のストライプ、大理石から成る新しいマスクとなっています。

このプロジェクトは線と面によって構成されており、その双方は体系的でありながら過剰な方法で扱われています。既存の空間は、木製巾木の線、黄色のフレーム、密な金属メッシュによって再構想されています。色彩は解き放たれています。それぞれの部屋は、白、淡い緑、濃い青の塗装による面へと分解されています。エッジが完全には合わない箇所には鏡が用いられています。誤りは、反射する表面の多重化をもたらしています。その結果として生まれた空間は豊かで複雑ですが、住宅内のすべての部屋、断片、あるいは隅々に至るまで、同じ論理に従っています。ここの断片化されたプロジェクトは、既存の建物を別の視点で読み替えることを示すために、いったん分解され、異なるシステムによって再構成されています。

ザハ・ハディド・アーキテクツによる、中国・杭州市の、図書館とユースセンター。かつて工業地帯だった湾岸での計画。図書館は、地域の“玉工芸”の歴史に着想を得て“石質タイル”で構成されたファサードを考案。ユースセンターは、水辺の場所性と呼応する幾何学的形態として内部まで連続させる
ザハ・ハディド・アーキテクツによる、中国・杭州市の、図書館とユースセンター。かつて工業地帯だった湾岸での計画。図書館は、地域の“玉工芸”の歴史に着想を得て“石質タイル”で構成されたファサードを考案。ユースセンターは、水辺の場所性と呼応する幾何学的形態として内部まで連続させるエリア全体を見下ろす。 Render by Atchain
ザハ・ハディド・アーキテクツによる、中国・杭州市の、図書館とユースセンター。かつて工業地帯だった湾岸での計画。図書館は、地域の“玉工芸”の歴史に着想を得て“石質タイル”で構成されたファサードを考案。ユースセンターは、水辺の場所性と呼応する幾何学的形態として内部まで連続させる図書館 Render by Atchain
ザハ・ハディド・アーキテクツによる、中国・杭州市の、図書館とユースセンター。かつて工業地帯だった湾岸での計画。図書館は、地域の“玉工芸”の歴史に着想を得て“石質タイル”で構成されたファサードを考案。ユースセンターは、水辺の場所性と呼応する幾何学的形態として内部まで連続させるユースセンター Render by Proloog

ザハ・ハディド・アーキテクツによる、中国・杭州市の、図書館とユースセンターです。
かつて工業地帯だった湾岸での計画です。図書館は、地域の“玉工芸”の歴史に着想を得て“石質タイル”で構成されたファサードを考案しました。ユースセンターは、水辺の場所性と呼応する幾何学的形態として内部まで連続させています。


こちらはリリーステキストです(翻訳:アーキテクチャーフォト / 原文は末尾に掲載)

ZHAがチエンタン湾文化地区を設計
中国・杭州市

チエンタン湾中央ウォーター・アクシスは、杭州市シャオシャン区に位置するジェートン運河に沿って、新たに造園された公園緑地、テラス、庭園の連なりを創出し、運河流域における旧工業地帯を、都市の中心部を縫うように通る新たな緑の回廊へと再定義します。

これらの水辺景観の中で、文化施設および教育施設が運河沿いに並び、それぞれが、広場、遊歩道、パフォーマンス空間といった、レクリエーション、くつろぎ、集いのための水辺の新たな公共空間と呼応するよう、配置および設計されています。

橋と歩道からなるネットワークが運河の両岸を結び、周辺市街地と、新たな中央ウォーター・アクシスの造園された庭園や公園とを接続します。これらの新たな公共空間に組み込まれたZHA設計の文化施設は、地区の自然地形、眺望および視点に加え、公共の動線や年間を通じて変化する日射条件によって形づくられています。

この新たな運河沿いの文化地区において、ZHAが設計する図書館は、人が入れる内部を備えた建築的な柱を連続的に取り入れています。これらの柱は、構造的な支持体として機能すると同時に、組み合わされた「知の石」として施設のアイデンティティを形づくり、図書館の膨大な蔵書や文書アーカイブに加え、閲覧室やコミュニティ空間を収容します。

この地域における五千年にわたる玉工芸の歴史に着想を得て、図書館のファサードは、この土地の価値ある石である玉の色調に着想した、精緻に加工された石質タイルによって構成されています。ファサードに組み込まれた折り重なるガラス要素が、内部全体に自然光を拡散し、読書、学習、思索に適した柔らかく光に満ちた雰囲気をもたらすと同時に、建物の奥深くまで昼光を導きます。

図書館を補完する、ZHAが設計する新たな国際ユース・センターは、市内の学生や来訪者が集い、交流し、協働するための空間を提供します。このセンターの幾何学的な構成は、その水辺のロケーションによって形づくられています。これらの幾何学的形態は、彫り込まれた内部空間の中に、相互に連結した複数の講堂やスタジオとして続くとともに、セミナー、会議、展示、パフォーマンスのための空間が設けられています。運河を望むテラスは、このセンターのプログラムを屋外へと広げ、市民の集い、イベント、交流のための場を提供します。

【ap job更新】 “代官山T-SITE”や“星野リゾート リゾナーレ”などを手掛ける「クライン ダイサム アーキテクツ」が、設計スタッフ(2026年新卒・既卒・経験者)を募集中
【ap job更新】 “代官山T-SITE”や“星野リゾート リゾナーレ”などを手掛ける「クライン ダイサム アーキテクツ」が、設計スタッフ(2026年新卒・既卒・経験者)を募集中
【ap job更新】 “代官山T-SITE”や“星野リゾート リゾナーレ”などを手掛ける「クライン ダイサム アーキテクツ」が、設計スタッフ(2026年新卒・既卒・経験者)を募集中代官山T-SITE photo©Nacasa&Partners

“代官山T-SITE”や“星野リゾート リゾナーレ”などを手掛ける「クライン ダイサム アーキテクツ」の、設計スタッフ(2026年新卒・既卒・経験者)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

設計 / デザインスタッフ 新卒・未経験者可 

KDaでは、様々な建築・インテリアのプロジェクト(地域と共生するホスピタリティ施設、国内外ブランドのフラッグシップストア、街をつくる住環境づくりなど)が進行中です。

「アイコニックでユニークな建築」と「ヒューマンスケールで心地よい空間」を常に追求しながら記憶に残るプロジェクトづくりに取り組んでいます。

建築・デザインに詳しくセンスに溢れ、個人でもチームでも才能を発揮出来る方。パッションをもって様々なことにチャレンジしようという意欲のある方。設計・監理業務の実務経験は問いません。

次のような人を求めています。
・KDaの建築・デザインに共感でき、楽しんで成長していくことができる人
・建築・デザインからアートやグラフィックなど幅広く興味を持っている人
・様々な国籍・バックグラウンドを持つメンバーとのチームワークを楽しんでできる人
・どんなスケールのプロジェクトにもパッションとユーモアをもって取り組める人

2026年1月にアーキテクチャーフォトで注目を集めた記事トップ40
2026年1月にアーキテクチャーフォトで注目を集めた記事トップ40

アーキテクチャーフォトで、2026年1月に注目を集めた記事をランキング形式でご紹介します。(※広告とプレゼント企画の記事は除きます)


  1. 2025年にアーキテクチャーフォトで注目された作品トップ10(第12回 ap賞 発表)
  2. 山口誠デザインによる、東京・台東区の、オフィスビル「MONOSPINAL」(竣工前)。ゲーム制作会社の本社。従業員の“集中力”と“リラックス”のバランス確保を目指し、環境要素も向上をさせる“斜壁”を持つ建築を考案。小スケールの素材を集積をさせる仕上げで“あらたな風景”を作る
  3. 榊原節子建築研究所による、大阪市の「光廊の家」。三方を囲まれた細長い敷地に建つ二世帯住宅。多様な体験が可能な住まいを求め、白い抽象的な“光廊”と素材感のある具体的な“生活の場”を行き来する構成を考案。光廊は世帯間や家族の距離感を調整する役割も担う
  4. 【ap編集長の建築探索】vol.005 佐久間徹設計事務所「吉祥寺の書庫」
  5. 山田修爾による、神奈川の「鎌倉・板倉・隅切の家」。変形敷地に建つ設計者の自邸。四隅にある三角の土地を創作の起点とし、壁を張り出し“奴凧”の様な平面形状として光と風を内部に効果的に導く建築を考案。更新や移築などの持続可能性を意図し“板倉構法”で作る
  6. nendoによる、長野・御代田町の「土管のゲストハウス」。宿泊機能を備えた芸術作品等を収蔵する保管庫。インフラに用いられる“ボックス・カルバート”の考え方を応用し、土管を井桁状に積み重ねた様な建築を考案。保管物の増加に伴い“土管”の追加も想定
  7. 【ap編集長の建築探索】vol.004 都留理子建築設計スタジオ「中野U」
  8. 沼田祐子 / YNASによる、東京・渋谷区の住戸改修「神宮のスタジオ / 自邸」。共用部の光庭や動線が特徴的な集合住宅での計画。外の空間性の内への導入を求め、光を拡散して全体を緩やかに繋げる“曲面壁”を中心に据える構成を考案。歴史も読み込んだ創造で“住み継ぐ”選択肢の提示も意図
  9. 【ap編集長の建築探索】vol.003 KIAS イシダアーキテクツスタジオ「善福寺公園の住宅」
  10. 田根剛へのインタビュー動画「日本の建築家である田根剛は、未来を形づくるには後ろを振り返ることが大切だと考えている」。ルイジアナ美術館の制作で2026年1月に公開されたもの
  11. 永山祐子の内装設計で「黄金湯 新宿店」が2026年5月にオープン。既存の銭湯絵を残したデザインが特徴。東新宿の築50年の金沢浴場をリニューアルして生まれ変わらせる
  12. 田邉雄之建築設計事務所による、神奈川・鎌倉市の「桟敷の家」。擁壁の上を“江ノ電”が通る谷状の敷地。景観や光の享受に加えて電車との関係も主題とし、上階を“パブリック”と捉えて“桟敷席の様なバルコニー”を持つ建築を考案。屋根形状や外壁の質感は町並みとの調和も意図
  13. 【ap編集長の建築探索】vol.002 富永大毅+藤間弥恵 / TATTA「WOODSTOCK House すぎんち」
  14. 矢野青山建築設計事務所による、愛媛・松山市の「だんだんPARK」。カーディーラーの建替計画。自動車を取巻く“環境の変化”に向き合い、用途の提案まで行って多目的ホール等を内包する“公共的な場”を志向。様々な用途の入る“5つのBOX”がズレながら重なる構成の建築とする
  15. 橋本卓磨 / oocによる、東京・中央区の「o tokyo」。自身のオフィス兼カフェの計画。物が潜在的に持つ“存在としての美しさ”に興味を持ち、石や人工物などの“連続から成る什器”を中心に据える空間を考案。予期しない違和感や非日常が創造の原点となる環境も意図
  16. 高野洋平+森田祥子 / MARU。architectureによる「トンネルをくぐって」。美術館でのグループ展の為に制作。土地を読み解き“相互関係を新たに整える”設計思想を基に、場の“全てを包みこむ背景”を志向。過程を伝える“思考のトンネル”であり“中身を増幅する鈍い鏡”となる作品を考案
  17. 石上純也建築設計事務所による、中国・山東省の「水の美術館」。湖の上の約“1km”の建築。中国の“茫漠とした風景”という前提に対して、環境と建築を近付け“対等な存在”となる設計を志向。湖の端から端まで延びる“新しい陸地”を“水面にそっと触れる”様にしてつくる
  18. 今津康夫 / ninkipen!による、京都市の住宅「北大路Δ」。“街の入口”とも言える“三角形の狭小地”での計画。敷地をなぞった三角形の二隅を切り落とし“五角柱”として立ち上げた、角度によって“異なる表情”を見せる建築を考案。残地に施した植栽でも街に彩りを与える
  19. 桔川卓也 / NASCAによる、さいたま市の「西浦和幼稚園」。住宅に囲まれた敷地に建つ園の建替計画。感性と思い出に長く刻まれる存在を目指し、子どもの絵を参照して“大胆で抽象的なデザイン”を志向。雲をイメージした屋根と周囲の戸建と調和するリズムを備えた建築を考案
  20. 佐河雄介建築事務所による、埼玉の「耕作する家」。畑に面する設計者の自邸。農業の連作障害への対策に“暮らし”との共通性を見出し、居場所を移動しながら生活する“奥行という階層”をもつ建築を考案。計画への幾何学的介入は“根源的な別の在り方”の生成を意図
  21. ゲンスラーと竹中工務店による、愛知の「MARUWA 瀬戸工場」。郊外に建つセラミック素材メーカーの新工場。目指すべき企業像の表現も目指し、企業と世界・敷地と地域・伝統と未来を繋ぐ“架け橋”となる存在を志向。水平方向に伸びるテラスと屋根を特徴とする建築を考案
  22. MVRDVによる、ドバイの高層ビル「Inaura」。世界的に知られる高層都市での計画。ビル群が“注目を競い合う”状況の中で、スペクタクルではない方法で興味を引く新たなアプローチの提示を志向。タワーの中間に“光を放つ卵形の特別な要素”を配する建築を考案
  23. 黒川智之建築設計事務所による、東京・渋谷区の住戸改修「北参道の住宅」。L字型のルーフテラスのある区画。開放性や快適さの享受を求め、既存個室の壁を取り払って“外へ視線が抜ける大らかな空間”を創出。スケールの大きな二つの造作家具を用いて暮らしの場の“緩やかな分節”も行う
  24. スノヘッタと北京建築設計研究院による、中国の「北京美術館」。11万㎡を超える美術館の計画。地域社会を引込む公共空間の役割も考慮し、アトリウムを中心として放射状に諸機能が展開する構成を考案。建築とランドスケープを連続的に捉えてコンセプトを都市の文脈へも展開する
  25. 青木真研究室による、東京・練馬区の「緑の家」。地域の散歩道となっている緑道沿いの敷地。体験への“特徴的なシーンの挿入”を意図し、曲面と平面が混交する“樹木に呼応したような形態”の建築を考案。内部はニッチ空間が立体的に連続した垂直的一室空間とする
  26. GROUPによる、山梨・北杜市の住宅「道具と広い庭」。自然豊かな環境の“広い庭”のある敷地。居場所作りの為に“手入れ”が必要な状況に着目し、人ではなく“道具”を中心とする建築を志向。同形の5部屋が並ぶ構成として其々に用途の異なる道具の収納場所を用意する
  27. リナ・ゴットメによる、大阪・関西万博の「バーレーンパビリオン」。“海をつなぐ”をテーマに計画。同国と海の繋がりを伝える施設として、“伝統的な船の製造技術”の参照に加えて“日本の木組の技術”も融合させる建築を考案。持続可能性を考慮して殆どの材料を再利用可能とする
  28. 2025年にアーキテクチャーフォトで注目された記事トップ100
  29. 安藤忠雄とアントニー・ゴームリーによる、韓国の「グラウンド」。美術館の庭園地下に埋設されたアートスペース。美術館体験の拡張を求め、7体の彫刻を内包した“パンテオンも想起させる”ドーム状の空間を考案。彫刻・建築・自然と鑑賞者をひとつの瞬間の中で結びつける
  30. Atelier Tsuyoshi Tane Architectsによる、東京の住宅「Todoroki House in Valley」
  31. 妹島和世+西沢立衛 / SANAAによる、台湾・台中の「Taichung Green Museumbrary」。広大な公園内の美術館と図書館の複合施設。気軽に関われる“開かれた建築”として、メタルメッシュで覆われた量塊を持上げて地上レベルを開放した建築を考案。二つの用途を組合せて多面的な学びの空間の創出も意図
  32. ランサ・アトリエによる、イギリス・ロンドンのサーペンタイン・パヴィリオン。毎年1組が選ばれ造られる期間限定の建築。国や周辺環境の文脈等を考慮し、果樹壁“サーペンタイン・ウォール”から着想を得たレンガ壁を特徴とする建築を考案。光と風を導入して閉鎖性と開放性の境界の軟化も行う
  33. 宇野友明の講演会が、愛知・江南市で開催。愛知建築士会尾北支部の主催で実施
  34. 五十嵐理人 / IGArchitectsによる、東京の「〇」。オフィスの1層を多用途に使える場とする計画。“使い方が更新され続ける”与件に対し、“空間の余地”自体を“空間の構成”とする設計を志向。スケールレスな“6つのリング”で変化に耐えうる“骨格”を創り出す
  35. MVRDVによる、中国・北京の「Tiffany Facade Beijing」。ジュエリーブランドの旗艦店のファサード。同社の代表的なアクセサリーから着想を得て、“曲線を描く半透明のガラス製フィン”で建物を覆うデザインを考案。耐用年数終了後の部材のリサイクルも考慮して設計
  36. 吉里光晴 / MYATによる、西東京市の「坂上医院改修」。院内処方も行う診療所のリノベ。長くなる滞在時間を快適に過ごせる場を求め、自然光と“梁に擬態させた間接照明”を組合せて“柔らかく包み込む”空間を構築。光の変化を感じ易くする為に全体をグレーの色調で統一
  37. 石上純也建築設計事務所による、山口の「House & Restaurant」。旧知の友人の為の住宅兼店舗。“時間と共にその重みを増していく”空間の要望に、地面に穴を掘りコンクリートを流して土の中の躯体を掘り起こしガラスを嵌める建築を考案。不確定要素を許容し使い方の発見更新を繰り返して作る
  38. ザハ・ハディド・アーキテクツによる、エチオピアの「ビショフトゥ国際空港」。大陸最大規模の空港の計画。将来的に年間1億以上の旅客に対応する施設として、地域の“谷”に着想を得て“一本の中央動線”から各棟に移動する構成の建築を考案。地域住民と旅客の其々が楽しめる屋外空間も備える
  39. 【ap Masterpiece】OMAによる、ポルトガル・ポルトの「カーサ・ダ・ムジカ」(2005年)
  40. 向山博 / 向山建築設計事務所による、東京の「三鷹台ストリート」。駅前のバスターミナルと通りに面した店舗併設の集合住宅。ランドマークであり2つの用途が“協調しあう”在り方を目指し、外周の構造壁を千鳥状にずらして重ねる外観を考案。街への貢献も意図し滞在空間等を設ける

田中裕一+中本剛志 / STUDIO YYによる、岡山・真庭市の「蒜山そばの館」。市営店舗の再建計画。蕎麦の文化や地域の伝統も感受できる場を目指し、周辺家屋を参照した“入母屋”を地場の木材と技術を用いた“CLTパネル”で造る建築を考案。山並と呼応する三次元曲面の庇で人と風景も繋ぐ
田中裕一+中本剛志 / STUDIO YYによる、岡山・真庭市の「蒜山そばの館」。市営店舗の再建計画。蕎麦の文化や地域の伝統も感受できる場を目指し、周辺家屋を参照した“入母屋”を地場の木材と技術を用いた“CLTパネル”で造る建築を考案。山並と呼応する三次元曲面の庇で人と風景も繋ぐ外観、東側より見る。夜景 photo©秋田広樹 エスエス
田中裕一+中本剛志 / STUDIO YYによる、岡山・真庭市の「蒜山そばの館」。市営店舗の再建計画。蕎麦の文化や地域の伝統も感受できる場を目指し、周辺家屋を参照した“入母屋”を地場の木材と技術を用いた“CLTパネル”で造る建築を考案。山並と呼応する三次元曲面の庇で人と風景も繋ぐ外観、東側より見る。夜景 photo©秋田広樹 エスエス
田中裕一+中本剛志 / STUDIO YYによる、岡山・真庭市の「蒜山そばの館」。市営店舗の再建計画。蕎麦の文化や地域の伝統も感受できる場を目指し、周辺家屋を参照した“入母屋”を地場の木材と技術を用いた“CLTパネル”で造る建築を考案。山並と呼応する三次元曲面の庇で人と風景も繋ぐ縁側、待合スペース photo©秋田広樹 エスエス
田中裕一+中本剛志 / STUDIO YYによる、岡山・真庭市の「蒜山そばの館」。市営店舗の再建計画。蕎麦の文化や地域の伝統も感受できる場を目指し、周辺家屋を参照した“入母屋”を地場の木材と技術を用いた“CLTパネル”で造る建築を考案。山並と呼応する三次元曲面の庇で人と風景も繋ぐエントランス側から客席を見る。 photo©秋田広樹 エスエス

田中裕一+中本剛志 / STUDIO YYが設計した、岡山・真庭市の「蒜山そばの館」です。
市営店舗の再建計画です。建築家は、蕎麦の文化や地域の伝統も感受できる場を目指し、周辺家屋を参照した“入母屋”を地場の木材と技術を用いた“CLTパネル”で造る建築を考案しました。また、山並と呼応する三次元曲面の庇で人と風景も繋いでいます。店舗の場所はこちら(Google Map)。

岡山県真庭市の蕎麦畑が広がる蒜山高原の麓に位置する、地域の方々に親しまれていたそばの館が焼失した。そのそばの館の再建計画である。市営の店舗としてどのようにあるべきかを考え、蕎麦を食べるだけでなく、蕎麦文化や地域の伝統にも触れられる場としたいと考えた。

周辺には入母屋造りの伝統家屋や神社が多く見られ、その入母屋の屋根の下で人々が回り踊る大宮踊りが無形文化財に指定されている。焼失した店舗も一部入母屋の屋根が使われていた。

建築家によるテキストより

建物は、蒜山らしいCLTによる現代的な入母屋と雪の落下を防ぐために勾配を緩く抑え、パノラマの風景を切り取る下屋がぐるりと取り付く、蒜山らしさを感じられる構成とした。オープン以降、再建を待ち望んでいた人々でにぎわい、入母屋屋根の下に人々が集い、周囲に広がる蒜山の山々の風景を眺めながら蕎麦を楽しむ、蒜山ならではの姿が見られるようになった。

建築家によるテキストより

外周の庇部分は背後に連なる蒜山三座の山並に呼応するように、緩やかに高さを変える3次元曲面となっており、庇が蒜山の横に延びる山々の風景を切り取り、人と風景をつなぐ場となっている。建物の入口には、蒜山のシンボルでもある蒜山三座をモチーフとした暖簾を、市内の勝山に残る染め物技術を使い製作し、家具には真庭の組子細工を用いるなど、地場の工芸技術も取り入れている

建築家によるテキストより

Subscribe and Follow

公式アカウントをフォローして、
見逃せない建築情報を受け取ろう。

「建築と社会の関係を視覚化する」メディア、アーキテクチャーフォトの公式アカウントです。
様々な切り口による複眼的視点で建築に関する情報を最速でお届けします。

  • 情報募集建築・デザイン・アートの情報を随時募集しています。
  • メールマガジン メールマガジンで最新の情報を配信しています。