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【ap job更新】 東京とドバイを拠点とし、国内外で様々な建築を手掛ける「waiwai」が、建築設計とインテリアデザインのスタッフ(既卒・経験者)を募集中
【ap job更新】 東京とドバイを拠点とし、国内外で様々な建築を手掛ける「waiwai」が、建築設計とインテリアデザインのスタッフ(既卒・経験者)を募集中
【ap job更新】 東京とドバイを拠点とし、国内外で様々な建築を手掛ける「waiwai」が、建築設計とインテリアデザインのスタッフ(既卒・経験者)を募集中HANACREEK NISEKO PROJECT, lot 27 (北海道)

東京とドバイを拠点とし、国内外で様々な建築を手掛ける「waiwai」の、建築設計とインテリアデザインのスタッフ(既卒・経験者)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

waiwaiは、山雄和真とWael Al Awarの2人のパートナーが率いる、東京とドバイを拠点とする建築設計事務所です。
東京とドバイを拠点としながら、日本国内をはじめ、中東・アジア・アフリカの様々な国や地域において幅広い設計・デザイン業務を手がけています。

ベネチア・ビエンナーレ国際建築展で金獅子賞を受賞したUAEを中心とした新素材および空間モデル開発、北海道ニセコでの継続的なまちづくりなど、建築を軸とした国内外の各地域における真にサステナブルな文化の創造と継承を目指し、建築家のひとりよがりではなくプロジェクトに関わる全ての人にとっての作品となる建築づくりを目指しています。
ひとつひとつのプロジェクトが真に求めているものを様々な角度から分析し、「そこにしかない物語」を構築することによって、関係者全員の意思共有を図るとともに、その都度全く異なったデザインを行うことを信条としています。

現在進行中のプロジェクトに、数万㎡規模の美術館・アートギャラリーやホテル、大規模住宅地開発、数千㎡規模のホテル・ヴィラ/別荘・商業施設・福祉施設等々、多種多様なプロジェクトが動いています。クライアントや協働する関係者も国内外多様な人々と日々関わっており、チームメンバー全員が前線に立ちますので、組織設計では手に入れることのできない経験が得られるはずです。

現在、会社規模の一層の発展を目指した組織改編を行っています。中東地域を中心とする海外プロジェクトにおいても日本チームとドバイチーム双方で携わり、すべてのチームメンバーが、国内外双方のプロジェクトに関わる機会があります。

本年度よりランドスケープとインテリアデザインの部門を設立し、建築を軸にした、建築プロジェクト全般を手掛ける総合デザインファームとしての展開を目指しています。
今年度は特に組織力強化のため、プロジェクトチームを引っ張っていってくれる建築実務経験者を主とするメンバーを募集します。私たちwaiwaiでしか得ることのできない経験を元に、他にないチームを共に作り上げていく仲間を募集します。

大きな視点で様々なプロジェクトに共に挑戦してくれる方の応募をお待ちしています。

室宏アトリエによる、大分市の「上野丘の改修」。南北に“景色と風が抜ける”住戸を改修した設計者の自邸。特徴を活かした計画を求め、中央に配置した“角度を45°振った箱”で全体を緩やかに分ける構成を考案。自身の手で解体して“空間を掌握”してから設計
室宏アトリエによる、大分市の「上野丘の改修」。南北に“景色と風が抜ける”住戸を改修した設計者の自邸。特徴を活かした計画を求め、中央に配置した“角度を45°振った箱”で全体を緩やかに分ける構成を考案。自身の手で解体して“空間を掌握”してから設計仕事場、北の開口部側を見る。 photo©原大地ケンチク設計室
室宏アトリエによる、大分市の「上野丘の改修」。南北に“景色と風が抜ける”住戸を改修した設計者の自邸。特徴を活かした計画を求め、中央に配置した“角度を45°振った箱”で全体を緩やかに分ける構成を考案。自身の手で解体して“空間を掌握”してから設計リビングからダイニングを見る。 photo©Yasu Kojima
室宏アトリエによる、大分市の「上野丘の改修」。南北に“景色と風が抜ける”住戸を改修した設計者の自邸。特徴を活かした計画を求め、中央に配置した“角度を45°振った箱”で全体を緩やかに分ける構成を考案。自身の手で解体して“空間を掌握”してから設計リビング、南の開口部側を見る。 photo©Yasu Kojima

室宏アトリエが設計した、大分市の「上野丘の改修」です。
南北に“景色と風が抜ける”住戸を改修した設計者の自邸です。建築家は、特徴を活かした計画を求め、中央に配置した“角度を45°振った箱”で全体を緩やかに分ける構成を考案しました。また、自身の手で解体して“空間を掌握”してから設計しました。

大分県大分市に建つ築37年の分譲マンション一室の改修計画である。

夫婦と猫3匹が快適に暮らすため設計者の自邸として計画された。北側傾斜の敷地を造成して建てられた5階建て壁式鉄筋コンクリート構造のマンションは、北側に大分市中心市街地、南側に上野丘の森を望む立地である。

建築家によるテキストより

はじめに4階の一室の解体を自身で行う際に、南北に景色が抜けて心地良い風も抜けていくことに気が付き、この風を活かすことを計画の主軸とした。

計画においては設計者の仕事場を設ける必要があった。そのため、角度を45°振った箱を中央に配置し、仕事場と居住空間を緩やかに分けている。斜めの箱は風を受け流しながら、視線を遮る機能を持たせている。この箱をきっかけに高さを抑えた箱の家具を複数配置し、猫たちの運動を促す立体的で回遊性のある構成とした。

建築家によるテキストより

さらに無断熱のRC造ゆえに温熱環境の改善を試みている。外部に面する壁・天井には断熱材を設け、既存サッシには内窓を設置した。熱を通しやすい防火鋼製建具の玄関ドアは風除室として閉じることで、熱が仕事場へ伝わらないようにした。

また、解体だけではなくシナランバーの家具、壁・天井・木部の塗装、一輪挿しの花器など設計者自らが手を動かしながらつくっている。リノベーションにおいて対象の室内は、新築の敷地と同義であり、解体を自ら行うことは敷地を読み取ることに似ている。机上の設計だけではなく、手を動かすことで空間の掌握ができたと感じている。

建築家によるテキストより
ラッパーの環ROYと建築家の藤原徹平と中山英之が審査する、日本ペイント主催の国際学生コンペ「AYDA2025」が開催。テーマは「空間と詩、その間」。最優秀賞には国際アワードセレモニーへの招待と賞金30万円が贈呈
ラッパーの環ROYと建築家の藤原徹平と中山英之が審査する、日本ペイント主催の国際学生コンペ「AYDA2025」が開催。テーマは「空間と詩、その間」。最優秀賞には国際アワードセレモニーへの招待と賞金30万円が贈呈

ラッパーの環ROYと建築家の藤原徹平と中山英之が審査する、日本ペイント主催の国際学生コンペ「AYDA2025」が開催されます。テーマは「空間と詩、その間」最優秀賞には国際アワードセレモニーへの招待と賞金30万円が贈呈されます。登録締切は2026年1月8日(木)提出期限は2026年1月15日(木)です。【ap・ad】

テーマ:空間と詩、その間

詩は、言語の獲得とともに長い時間をかけて育まれてきた、私たちとこの世界の生を謳いあげる創造的な手段です。そして詩は、正確な情報伝達とはまた違った象限で、言語による表現世界の輪郭を今も押し広げています。

情景や空間の印象を形容するとき、「詩的」という表現がつい口をつくこともよくあるでしょう。けれども、「では詩的な空間とはいったいどんなレシピでできているのか」と問われたら、少し考え込んでしまうかもしれません。

意味伝達のためだけではない、配置や感触に比重を置く言葉の連なり。仮に詩をそんなふうに定義するなら、この「言葉」を色や形、素材や具体的なモノ、あるいはそれらを取り巻く環境に置き換えてみて、これを空間の生成原理として考えてみることができるのではないか。たとえばそんな問いかけに、あなたならどんなふうに応えますか?

ヒントは、やはり詩の中にあります。意味に縛られず、文章とは異なる方向へ開かれた言葉の連なり。前の言葉が後の言葉と響き合い、あるいは反発し合い、言葉と書いたそれさえ、時に意味から離れて音になる。優れた詩的表現が、知っていたはずの日常に新しい輪郭を与えるように、あなたなりの方法で、空間と詩、その間を描き出してください。

 
課題

テーマに沿った提案をするための具体的な都市、場所、あるいは環境を選び、建築空間化してください。スケールや目的に制限はありません。表現方法は自由です。

賞金

●インターナショナルアワード 最優秀賞(1名)
賞金 10,000 USドル
ハーバード大学での6週間のサマースクールへの招待
(旅費滞在費を含む)

●日本地区最優秀賞(1名)
賞金 30万円
インターナショナルアワードセレモニーへの招待
(旅費滞在費含む)
日本地区審査員とのインターンシップツアーへの招待

●日本地区インテリア部門優秀賞(2名)
賞金 各5万円
日本地区審査員とのインターンシップツアーへの招待

●日本地区建築・ランドスケープ部門優秀賞(2名)
賞金 各5万円
日本地区審査員とのインターンシップツアーへの招待

以下に、募集概要等を掲載します。

AMO / OMAによる展覧会「DIAGRAMS」。ヴェネツィアのプラダ財団で開催。ダイアグラムを“グラフィック装置および思考体系”として捉え、“知識の構造”や“我々の世界の理解”への貢献について考察。12世紀から現代までの300点以上の資料を展示
AMO / OMAによる展覧会「DIAGRAMS」。ヴェネツィアのプラダ財団で開催。ダイアグラムを“グラフィック装置および思考体系”として捉え、“知識の構造”や“我々の世界の理解”への貢献について考察。12世紀から現代までの300点以上の資料を展示Exhibition view of “Diagrams: A Project by AMO/OMA” Fondazione Prada, Venice photo: Marco Cappelletti, courtesy: Fondazione Prada
AMO / OMAによる展覧会「DIAGRAMS」。ヴェネツィアのプラダ財団で開催。ダイアグラムを“グラフィック装置および思考体系”として捉え、“知識の構造”や“我々の世界の理解”への貢献について考察。12世紀から現代までの300点以上の資料を展示Exhibition view of “Diagrams: A Project by AMO/OMA” Fondazione Prada, Venice photo: Marco Cappelletti, courtesy: Fondazione Prada
AMO / OMAによる展覧会「DIAGRAMS」。ヴェネツィアのプラダ財団で開催。ダイアグラムを“グラフィック装置および思考体系”として捉え、“知識の構造”や“我々の世界の理解”への貢献について考察。12世紀から現代までの300点以上の資料を展示Exhibition view of “Diagrams: A Project by AMO/OMA” Fondazione Prada, Venice photo: Marco Cappelletti, courtesy: Fondazione Prada
AMO / OMAによる展覧会「DIAGRAMS」。ヴェネツィアのプラダ財団で開催。ダイアグラムを“グラフィック装置および思考体系”として捉え、“知識の構造”や“我々の世界の理解”への貢献について考察。12世紀から現代までの300点以上の資料を展示Exhibition view of “Diagrams: A Project by AMO/OMA” Fondazione Prada, Venice photo: Marco Cappelletti, courtesy: Fondazione Prada

AMO / OMAによる展覧会「DIAGRAMS: A PROJECT BY AMO/OMA」です
ヴェネツィアのプラダ財団で開催されています。ダイアグラムを“グラフィック装置および思考体系”として捉え、“知識の構造”や“我々の世界の理解”への貢献について考察します。また、12世紀から現代までの300点以上の資料を展示しています。会期は2025年11月24日まで。展覧会の公式ページはこちら。また、展覧会の書籍も出版されています。(amazon)


こちらはリリーステキストの翻訳です(文責:アーキテクチャーフォト)

DIAGRAMS: A PROJECT BY AMO/OMA

DIAGRAMS: A PROJECT BY AMO/OMA、2025年5月7日、ヴェネツィア - プラダ財団は、レム・コールハースが設立したスタジオ AMO/OMA によって構想された展覧会プロジェクト「Diagrams」を、2025年5月10日から11月24日まで、ヴェネツィアにある会場カ・コルネール・デッラ・レジーナにて開催します。

「Diagrams」は、意味を構築し、理解し、あるいは操作するための強力な手段として、また周囲の世界を分析し、理解し、変容させるための広範な手段として、データの視覚的コミュニケーションを探究します。それは、人間の知性、科学的および文化的現象、そして知識の創造と伝達との関係についての対話と思索的な考察を促すことを目的としています。

この展覧会は、18世紀に建てられたパラッツォ・カ・コルネール・デッラ・レジーナの1階および2階にわたって展示されており、12世紀から現代に至るまでの、さまざまな地理的および文化的背景に関連する貴重な文書、印刷物、デジタル画像、映像など300点以上の資料を集めています。これらの資料は、現代世界が抱える緊急課題を反映するだけでなく、実質的にダイアグラムが持つ横断的かつ通時的な性質を示す主題的な原則に基づいて展示されています。

本プロジェクトは、プラダ財団がレム・コールハースおよびOMAのアソシエイト・アーキテクトであるジュリオ・マルゲリ(Giulio Margheri)と緊密に連携して行った広範なリサーチの恩恵を受けています。マックス・プランク美術史研究所ビブリオテカ・ヘルツィアーナのマックス・プランク研究グループリーダーであるシーツケ・フランセン(Sietske Fransen)の専門知識が重要な役割を果たしました。

レム・コールハースが述べているように、「私の見解では、ダイアグラムはほぼ常に存在してきた道具です。たとえば、私たちのリサーチの初期段階で、紀元前4万年にまでさかのぼる南アフリカの三次元ダイアグラムや、アマッサリク島で作られたグリーンランドの海岸線を木彫りで表した地図を発見しました。これは、ダイアグラムが、その時代に存在するあらゆるメディアに適応する、不朽のコミュニケーションの形態であることを示しています。メディアの種類にかかわらず、ダイアグラムは、教示的(説明的)あるいは示唆的(説得的)な目的に用いられます。つまり、ダイアグラムはあらゆる新しいメディアにおいて自ずと存在するだけでなく、実質的に人間の生活のほぼすべての領域に適用可能であるということです。ファッション、宗教、あるいは社会的不平等の歴史も、ダイアグラムとして解釈することができます。私はダイアグラムのこの学際的な側面を非常に魅力的に感じています。それが持つ不変の特性――つまり言語(言葉)からの独立性によって、ダイアグラムは最も効果的な表現形態のひとつとなっているのです」

ダイアグラムは概ね、情報を可視化し、それについて考察し、伝達し、記録するための手段として捉えることができます。その結果として、それは中立的かつ客観的な表現として現れるのです。「ダイアグラムは事実そのものではなく、事実の可能性である」というジル・ドゥルーズ(Gilles Deleuze)の主張に基づき、本展はダイアグラムを、意味を生成する主体として捉え、人間の思考や生活に積極的に形を与え、影響を及ぼす存在として探究します。そしてそれは、誤解を生む媒体や、プロパガンダや政治的闘争の手段となる可能性も秘めているのです。

AMO/OMAが「now urgencies(今この瞬間の緊急課題)」という原則に基づいて設計した展示構成は、「建設環境」「健康」「不平等」「移民」「環境」「資源」「戦争」「真実」「価値」という9つの主要テーマに沿って構成されています。これらのテーマは、2階中央の部屋において、互いに平行に配置された一連の展示ケースによって表現されています。いわゆる「now urgencies(今この瞬間の緊急課題)」のそれぞれは、同じ階にある横の部屋でさらに掘り下げられており、特定のサブテーマや著名な作家の作品を探究するための異なる展示形式が用いられています。この複雑で多様な探究は、AMO/OMAによって制作されたセットによって1階で導入されており、それはダイアグラムによって構成された、展覧会全体のダイアグラムとして定義されることができます。このメタ・ダイアグラムは、リサーチおよび展示の手法を、その透明性と正確性のすべてにおいて明らかにしています。

「Diagrams」の出発点は、19世紀後半から20世紀初頭にかけてアフリカ系アメリカ人コミュニティに関する研究とインフォグラフィックスで知られる、アフリカ系アメリカ人社会学者W.E.B.デュボイス(W.E.B. Du Bois, 1868–1963)の仕事にあります。彼が1900年のパリ万国博覧会における「The Exhibit of American Negroes(アメリカ黒人展)」のために制作した図表は、グラフィック表現の伝達力、さらには社会的調査やアクティビズムにおけるその可能性を探るための最初の参照点となっています。これらの作品は、やがて起こるマス・コミュニケーションの台頭のための基盤における重要な転換点を示しています。このケーススタディは、インフォグラフィックスが社会的正義、人種差別、民族的および宗教的少数派の表象、そしてアイデンティティに関する問題をどのように扱い、伝え、そしてしばしば省いてきたかを浮き彫りにしています。

本展はまた、インフォグラフィックスの伝達力および観客がそれを正確に解釈する能力という観点における限界についても深く掘り下げています。この枠組みの中で、近代看護の創始者であるイギリス人フローレンス・ナイチンゲール(Florence Nightingale, 1820–1910)の事例は、医療分野における明確な視覚的コミュニケーションが、医療環境の改善を目的とした重要な立法の進展につながったことを浮き彫りにしています。このケーススタディは、世界各地の古代文化に由来する、この科学的領域に関連した膨大な文書や写本群を探究するための入口として機能しています。これは、インフォグラフィックスの利用が最近の現象でも、特定の西洋文化に限ったものでもなく、今なお人々の生活に具体的で意味のある影響を与え続けていることを示しています。このセクションはまた、科学の進歩と身体のケアの交差点に関する、より広範な議論の端緒ともなっています。特に現在では、高齢化の影響、人間の存在の時間的限界、そして身体的健康やウェルネスに対する文化的関心が、世論やメディアの議論の中心となっているのです。

もう一つの重要なテーマ的な流れは「戦争」に焦点を当てています。フランスの土木技師シャルル=ジョゼフ・ミニャール(Charles Joseph Minard, 1781–1871)によって制作された、ナポレオンのロシア遠征を描いたダイアグラムは、データのグラフィカルな表現における画期的な成果と広く見なされています。本展は、ミニャールの視覚的革新を、スコットランドの政治経済学者ウィリアム・プレイフェア(William Playfair, 1759–1823)の業績や、20世紀の体制によるプロパガンダ・グラフィック、そして現代のスタジオによる調査的な制作活動と結びつける対話を展開しています。

「インフォグラフィックスの黄金時代」とも呼ばれる19世紀は、社会政治的知識を伝える上でのデータの使用と誤用について考察する出発点となっています。19世紀初頭には、新たな印刷技術の登場が、教育の急速な普及と時を同じくして起こりました。この歴史的背景の中で、アメリカの先駆的なフェミニスト教育者エマ・ウィラード(Emma Willard, 1787–1870)は、革新的かつ創造的な「時間の地図」を特徴とする歴史と地理の教科書を出版し、データや情報を理解しやすい視覚的形式へと変換する手助けをしました。本展はまた、ダイアグラムが、ソーシャルメディアやオンラインプラットフォームによって促進されたビッグデータの圧倒的な力と断片化したコミュニケーション環境によって、その物語を歪める曖昧な道具として同時に機能し得ることを示しています。

18世紀から19世紀にかけて、インフォグラフィックの制作において、自然科学や生態学への関心が高まりを見せました。ドイツの博物学者で探検家のアレクサンダー・フォン・フンボルト(Alexander von Humboldt, 1769–1859)は、重要な人物でした。フンボルトの図像やダイアグラムは、データの視覚化および生態学的知識の伝達に関する議論の基盤を成しています。この議論は、今日の深刻な気候問題を踏まえると、さらに大きな重要性を帯びています。

インフォグラフィックスの最も初期の例は、天文学的、地理的、あるいは宗教的知識と結びついており、文化的・知的エリートの間で限定的に流通することを意図して制作されていました。これはヨーロッパに限らず、アラブ、アジア、メソアメリカの文化にも当てはまり、この事実は、いくつかの古代文明に共通する文化的な地平についての省察を促します。このような理由から、ダイアグラムは、意味の生成における明確な主体として、また時には合意形成の手段として現れます。そしてそれはしばしば、宗教的・政治的・哲学的伝統に根ざしています。

古代と現代の継続的な相互作用は本展の物語を形作っており、それはダイアグラムの形式と内容を交差させるような思索を促します。インフォグラフィックによるコミュニケーションは、歴史的アヴァンギャルドの影響を受けながら、20世紀に形式的な進化を遂げました。モダニズムが視覚的コミュニケーションにもたらした重要な貢献は、古代および近代以前のインフォグラフィックスにおける形式的・美的・芸術的特性の回顧的な再評価を可能にしています。

本展の中心には、AMO/OMAのデザイン実践も位置づけられており、同スタジオは1970年代以降、建築のツールとしてダイアグラム的な形式を取り入れてきました。クールハースが説明するように、「複雑なアイデアというのは、知的な、あるいは時には芸術的な喜びのようなものであり、それは私たちの取り組みの原動力となっていました。そのような文脈において、ダイアグラムは非常に役立つものでした。私たちはそれらを調査しデザインすることによって、空間を形成しようと、あるいは別の建築を定義しようとしていました。その形を導き出すには、膨大な議論と明確な言語化が必要だったのです。もし私が数多くのダイアグラムを発見していなければ、私たちはその段階に到達することはできなかったでしょう。当時においてダイアグラムの役割は決定的でした。なぜなら、私たちが成し遂げたいことが実現可能であることを示すためには、物理的な「証拠の重み」が必要だったからです。今日の私はもはや、物事が可能であることを証明する必要のない、別の立場にいるのかもしれません。そしてそれは確かに、ダイアグラムの本質や役割を変えるものとなっています。しかし、私は今でもダイアグラムが自分のレパートリーの重要な一部であると言えるでしょう」

本展にはまた、Atmos Labや Transsolarといった国際的なプラットフォームによって展開されてきた重要かつ近年の環境デザインおよび都市計画の実践に加え、テオ・ドイティンガー(Theo Deutinger)やSITU Researchなどによる調査的な実践や研究者の貢献も含まれています。

「Diagrams」には、プラダ財団から刊行され、イルマ・ブーム(Irma Boom)がデザインを手がけた図版入りの書籍が付随します。この書籍には、プラダ財団の会長兼ディレクターであるミウッチャ・プラダ(Miuccia Prada)による序文、レム・コールハースとカティア・イノゼムツェワ(Katya Inozemtseva)の対談、そして著名な国際的学者やデザイナーであるアルベルト・カイロ(Alberto Cairo)、ケイト・クロフォード(Kate Crawford)、テオ・ドイティンガー(Theo Deutinger)、シーツケ・フランセン(Sietske Fransen)、スコット・ラインハード(Scott Reinhard)、フィリップ・レカセヴィッツ(Philippe Rekacewicz)、サンドラ・レンドゲン(Sandra Rendgen)、マルキット・ショシャン(Malkit Shoshan)、杉浦康平(Kohei Sugiura)による9本のエッセイが収録されています。

【ap job更新】 歴史的な木造建造物の復元に取り組む「公益財団法人 文化財建造物保存技術協会」が、設計・工事監理に携わる職員(経験者・既卒)を募集中
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【ap job更新】 歴史的な木造建造物の復元に取り組む「公益財団法人 文化財建造物保存技術協会」が、設計・工事監理に携わる職員(経験者・既卒)を募集中特別史跡平城宮跡第一次大極殿院大極門(2022年竣工)提供「国営飛鳥歴史公園事務所」

歴史的な木造建造物の復元に取り組む「公益財団法人 文化財建造物保存技術協会」の、設計・工事監理に携わる職員(経験者・既卒)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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【史跡整備設計課専門職員募集要項】
史跡等で復元する歴史的建造物に関する設計、工事監理等に携わっていただく職員を募集中

【仕事内容】
史跡等に新築復元する歴史的な木造建造物の設計、工事監理に携わっていただく方を募集しています。

史跡等に新築復元する歴史的な木造建造物の設計、工事監理が主な業務です。
当協会は昭和46年(1971年)6月に設立して以来、国宝、重要文化財、その他の文化財建造物の保存修理における設計監理業務に数多く携わってきました。

史跡整備設計課は、その中にあって比較的新しい部署ですが、史跡等に復元する歴史的建造物の設計・工事監理を行っています。文化財建造物の保存修理で養った技術を、新たに復元する木造建造物に活かし後世に伝えていく仕事であるとも言えます。設計にあたっては、別途行われる発掘調査の結果を参考とするほか、古写真や文献史料、現存する類例建物などの調査も行います。これらの情報をもとに、往時の姿を再現するべく検討を重ねていきます。

古建築巡りが好きな方、城郭探訪をされる方など、歴史や古建築に興味がある方の応募を歓迎します。
設計実務経験は必須ですが、伝統木造建築の経験がなくても構いません。協調性があり、自ら勉強するなど向上心をもって実見に当たっていただける方を求めています。また、将来的には当課において指導的な役割を担っていただくことも期待しています。

BIGによる、アメリカ・ロサンゼルスの「ロバート・デイ・サイエンス・センター」。大学キャンパス内での計画。アイデアの交換を促進する刺激的な場を目指し、各階のヴォリュームを45°回転させて積層する建築を考案。中心に作られた吹抜空間を多様な属性の人々たちの交流の場として機能させる
BIGによる、アメリカ・ロサンゼルスの「ロバート・デイ・サイエンス・センター」。大学キャンパス内での計画。アイデアの交換を促進する刺激的な場を目指し、各階のヴォリュームを45°回転させて積層する建築を考案。中心に作られた吹抜空間を多様な属性の人々たちの交流の場として機能させる photo©Laurian Ghinitoiu
BIGによる、アメリカ・ロサンゼルスの「ロバート・デイ・サイエンス・センター」。大学キャンパス内での計画。アイデアの交換を促進する刺激的な場を目指し、各階のヴォリュームを45°回転させて積層する建築を考案。中心に作られた吹抜空間を多様な属性の人々たちの交流の場として機能させる photo©Laurian Ghinitoiu
BIGによる、アメリカ・ロサンゼルスの「ロバート・デイ・サイエンス・センター」。大学キャンパス内での計画。アイデアの交換を促進する刺激的な場を目指し、各階のヴォリュームを45°回転させて積層する建築を考案。中心に作られた吹抜空間を多様な属性の人々たちの交流の場として機能させる photo©Laurian Ghinitoiu
BIGによる、アメリカ・ロサンゼルスの「ロバート・デイ・サイエンス・センター」。大学キャンパス内での計画。アイデアの交換を促進する刺激的な場を目指し、各階のヴォリュームを45°回転させて積層する建築を考案。中心に作られた吹抜空間を多様な属性の人々たちの交流の場として機能させる photo©Laurian Ghinitoiu

BIGによる、アメリカ・ロサンゼルスの「ロバート・デイ・サイエンス・センター」です。
大学キャンパス内での計画です。建築家は、アイデアの交換を促進する刺激的な場を目指し、各階のヴォリュームを45°回転させて積層する建築を考案しました。そして、中心に作られた吹抜空間を多様な属性の人々たちの交流の場として機能させることも意図しました。


こちらはリリーステキストの翻訳です(文責:アーキテクチャーフォト)

ロバート・デイ・サイエンス・センター、クレアモント・マッケナ・カレッジにおける計算遺伝学・脳科学・気候研究を推進

クレアモント・マッケナ・カレッジの新しいロバート・デイ・サイエンス・センターは、学際的な統合と交流を最大化します。13万5,000平方フィート(約12,500平方メートル)の建物は各階が異なる方向を向いており、研究室、教室、そして周囲のキャンパスとの間で人とアイデアの流れを生み出しています。

2020年に依頼されたロバート・デイ・サイエンス・センターは、1,400人の学生コミュニティに貢献しています。このセンターは、BIGにとってロサンゼルスで初めて完成した建築プロジェクトであり、BIGがデザインしたCMCのロバーツ・キャンパス向けマスタープランの中で、最初に完成した建物でもあります。このマスタープランは、現在建設中の中央モールと隣接するスポーツ施設を拡張する一連の建物によって、より一体化されたキャンパスの実現を構想しています。このサイエンス・センターの協力者には、構造設計者としてのサイフル・ブーケ(Saiful Bouquet)、ゼネラル・コントラクターとしてのKPRSコンストラクション(KPRS Construction)、そして施工管理者としてのIDSリアル・エステート・グループ(IDS Real Estate Group)が含まれています。

「この美しい建築は、人類、私たちの脳、そして地球の健全性にとって極めて重要なこの時期において、高等教育に対する革新的なビジョンを拡張し、高めています。私たちはもはや、科学の内部や、科学・社会科学・人文学の間で分断された学問分野に頼って、現代の課題や機会に対応することはできません。ロバート・デイ・サイエンス・センターとクラヴィス統合科学学科は、学際的専門知識、課題解決型学習、応用倫理、そしてAI時代における高度な人間の知性を伴って、施設と教育プログラムを融合させています。ビャルケの回転するスタックは、交差点で学ぶ機会を生み出しています。木材は私たちの社会的な温かさを育み、ガラスは障壁を切り開きます。美しい仕上げと壮観なパブリックアートは、私たちの人間性にインスピレーションを与えます。これはクレアモント・マッケナ・カレッジのために彫り上げられた宝石であり、時代を超えて輝く逸品です」――ハイラム・E・チョドシュ(Hiram E. Chodosh)、クレアモント・マッケナ・カレッジ学長

バルディ山を望むロバート・デイ・サイエンス・センターは、ナインス・ストリートとクラレモント・ブールバードの角にあるキャンパス東端に位置し、新たな校舎の玄関口を形成するとともに、他の学術部門との強固な連携を戦略的に促進しています。高さ15フィート(約4.6メートル)の印象的な浮遊キャノピーが学生、教授、職員、そして来訪者を迎え入れ、彼らを自然光が差し込む多層構造のアトリウムへと誘い込みます。そこは生命と活気に満ちた空間です。

「ロバート・デイ・サイエンス・センターは、コンピューターサイエンス、データサイエンス、そして生命科学をひとつの統合された環境に結集させています。クレアモント・マッケナのためのマスタープランにおける最初に完成した建物として、それは北側のモールをジグザグに伸びる一連のモールへと拡張し、キャンパス全体の動線を分配するものとなっています。私たちはこのサイエンス・センターを、一連の並列する建物ヴォリュームが隣り合って並んでいるものとして構想しました。その間には公共空間が設けられており、建物はすべてモールと同じ方向に回転させられています。それぞれの建物ヴォリュームは、合理的で柔軟性があり、コンピューターラボやウェットラボとして使用可能であるにもかかわらず、その間にある開放的なアトリウムは、全階から学生や教職員、同僚、教授たちの姿が見える、ピラネージ風の社交空間となっています。たとえあなたが大半の時間をウェットラボやコンピューターラボ、あるいは教室で過ごしていたとしても、あなたと他の学生との間でひらめきが生まれる機会は数多くあり、従来の知識の縦割り構造を超えたアイデアの交換を刺激します。その意味で、ロバート・デイ・サイエンス・センターは、あらゆる種類の知識と、あらゆるタイプの学生や教員が集う、複雑で立体的な学習環境のるつぼとなっています」――ビャルケ・インゲルス(Bjarke Ingels)、BIG創設者兼クリエイティブ・ディレクター

この建物の構造は、2つのヴォリュームを積み重ねた形で設計されており、それぞれのペアは下の階から45度回転しています。回転されたブロックの隙間が建物中央に高さ全体にわたるアトリウムを形成しており、そこからはすべての階から教室や研究スペースを直接見渡すことができます。アトリウム内の開放的な空間は協働を促し、このセンターの建築的かつ教育的アプローチを体現しています。ファサードには、木目のような質感を生み出す型枠仕上げのガラス繊維強化コンクリート(GFRC)パネルが用いられており、現代の研究施設に求められる耐久性と耐火性を兼ね備えています。屋上の1万1,000平方フィート(約1,020平方メートル)のソーラーパネルは、年間約342メガワット時の発電量を提供します。

建物内部では、各階が下の階をまたぐように構成されており、ダグラスファー材で覆われた三角形の鉄骨トラスによって支えられています。トラスの質感、リズム、そして幾何学的な形状は外観にも引き継がれており、内と外の間に途切れのない一体感を生み出しています。アトリウムには、社交やくつろぎのために設計された大階段があり、最初の2フロアとカフェをつなぎ、建物の中心ににぎやかな交流の拠点を生み出しています。

ダミアン・オルテガ(Damien Ortega)による作品『マグネティック・フィールド』は、地球の磁気圏を精巧に表現した彫刻で、空中30フィート(約9.1メートル)に吊るされ、18個の金属リングと1,476個の鮮やかなガラス球から成り、軌道上を浮遊しています。1階には、大型セミナースペースであるマクエルウィー・フォーラム(McElwee Forum)やイメージングスイートがあり、上階には教室、研究スペース、ドライ・ラボとウェット・ラボ、量子ライブラリー、そしてメイカースペースが配置されています。教室は建物の外周に配置されており、美しい景色を望むことができる一方で、アトリウムや下層の交流スペースとは分離されています。

建物全体にわたり、温かみのある木材の外装とコンクリートの床が、学校の象徴的な色である赤と金で彩られています。BIGが設計した内装は、将来の科学的イノベーションに対応できるように構想されており、可変式の教室やモジュール式の座席といった要素が取り入れられています。

各「バー」の角に位置する8つの屋外屋上テラスからは、北に広がる山々、西のキャンパス、東のスポーツ施設を一望できる360度の眺望が楽しめます。これらの多目的スペースは、在来植物で植栽されており、屋外教室、学習スペース、あるいはミーティングの場として使用できるよう設計されています。ロバート・デイ・サイエンス・センターはLEEDゴールド認証の取得を目指しています。

「チェスボード上にうまく配置されたクイーンのように、ロバート・デイ・サイエンス・ビルはキャンパスに新たな動きをもたらします。北側のモールを延長し、斜めのモールを始動させ、東側のスポーツキャンパスへのアクセスを開いています。ロサンゼルスオフィスの成長と歩調を合わせながら、この建物は私たちにとって共有の節目となり、キャンパスにおける建築的な礎であり、カリフォルニアの建築家としての私たちの進化を示す証となっています」――レオン・ロスト(Leon Rost)、BIGパートナー

昼が夜へと移り変わる中でも、ロバート・デイ・サイエンス・センターは、科学的なアイデア、研究、そしてイノベーションが融合する場の灯台としての役割を果たし続けています。サンガブリエル山脈を背景にライトアップされて佇むこのセンターは、CMCの東側の玄関口としての役割を果たすだけでなく、周囲のキャンパスを活気に満ちた、発見に満ちた刺激的な場へと変貌させています。

青木淳と中村竜治が共同で外装デザインを行う「JINS新宿店」が、2026年夏にオープン。内装は中村竜治が単独で手掛ける
青木淳と中村竜治が共同で外装デザインを行う「JINS新宿店」が、2026年夏にオープン。内装は中村竜治が単独で手掛ける image courtesy of JINS

青木淳中村竜治が共同で外装デザインを行う「JINS新宿店」が、2026年夏にオープンします。内装は中村竜治が単独で手掛けます。
場所はこちら(Google Map)。
また、2026年春には、藤本壮介による「JINS銀座店」がオープンする事も発表されています。

株式会社ジンズ(以下JINS)は、アイウエアブランド誕生25周年を迎える2026年初夏、東京・新宿三丁目交差点に、世界最大となる店舗面積約1,000㎡の旗艦店「JINS新宿店」をオープンいたします。新宿エリアは、世界中から人々が訪れる国際的なショッピングエリアとして知られています。その中心地に誕生する「JINS新宿店」は、ブランドのすべてを体験できる特別な場です。地上1階から3階までの計3フロア、約1,000㎡の広さに、JINS最大の商品ラインナップと最先端のアイウエアサービスを揃えます。

コンセプトは「ぜんぶ、ここにある」。視力測定から商品選び、即日加工、免税対応まで、国内外のすべてのお客様が「ここだけで完結できるワンストップ体験」を提供します。旅行者にとっても、安心して立ち寄れる日本のアイウエア文化の発信拠点となります。店舗設計では、建築家の青木淳氏と中村竜治氏が外装を共同で担当し、中村氏が内装を手がけます。両氏による洗練された空間デザインを通してブランドの世界観を表現します。

※海外含むJINS全店の中で店舗面積が最も広い

リリーステキストより

以下の画像は拡大して閲覧が可能です。

【ap job更新】 アトリエと組織を経て開設、“質の高いデザイン”と“働きやすさ”の両立も目指す「中倉康介建築設計事務所」が、設計スタッフ(経験者・既卒)を募集中
【ap job更新】 アトリエと組織を経て開設、“質の高いデザイン”と“働きやすさ”の両立も目指す「中倉康介建築設計事務所」が、設計スタッフ(経験者・既卒)を募集中
【ap job更新】 アトリエと組織を経て開設、“質の高いデザイン”と“働きやすさ”の両立も目指す「中倉康介建築設計事務所」が、設計スタッフ(経験者・既卒)を募集中炙り丸太のコロネード ©Koji Fujii / TOREAL

アトリエと組織を経て開設、“質の高いデザイン”と“働きやすさ”の両立も目指す「中倉康介建築設計事務所」の、設計スタッフ(経験者・既卒)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

株式会社中倉康介建築設計事務所では、業務拡大に伴い設計スタッフ(正社員)を1-2名程度募集しています。

現在弊社では、ホテル、富裕層住宅、別荘、飲食店舗、古民家リノベーション等の物件が進行しています。
建築からインテリアまで、幅広い分野でデザイン力を発揮して頂ける方のご応募をお待ちしております。勤務時間の調整やリモートワークについても柔軟に対応しておりますので、お気軽にご相談下さい。

【株式会社中倉康介建築設計事務所について】
代表の中倉康介は、東京大学大学院の「隈研吾研究室」で意匠設計を学び、東京駅前の丸の内エリアのビルなどを多く手掛ける「株式会社三菱地所設計」、著名人の住宅や別荘などの実績が豊富な「株式会社NAP建築設計事務所」を経て、2020年に「株式会社中倉康介建築設計事務所」を設立しました。

「Style with Crafts」というコンセプトを掲げ、「人の豊かな感性を刺激する洗練された空間を創造し、永く愛される建築の価値を提供する」ことを大切にしている事務所です。そのために、自然素材の持つ美しさを巧みに引き出すためのクラフトマンシップを尊重し、伝統的な職人技と最新の技術を融合した設計を行っています。

【事務所での働き方について】
組織事務所とアトリエ系事務所の両方に勤務した経験を活かし、質の高いデザイン提案と、長く働きやすい環境づくりを両立することを心掛けています。具体的には、下記のような方針を定めています。
・プロジェクトの初期段階からお客様と設計スケジュールを明確に共有し、適正な報酬に基づいて設計業務を行うようにしています。
・検討段階では模型よりもCGパースを重視して打合せを行い、マテリアルの色味や細部の納まりについて、手戻りの少ない設計の進め方を実践しています。
・建築士資格の取得や子育てなど、各スタッフの事情に合わせて、勤務時間の調整やリモートワークを積極的に取り入れています。

建築家・末光弘和とBIOTA・伊藤光平によるトークイベント「緑と微生物が育む次世代の都市・建築空間」が開催。“地球環境への貢献を目指す”建築家と“ヒトと生態系が持続可能に発展する都市づくりを追求する”研究事業者が語る。主催と会場は新宿区のリビングデザインセンターOZONE
建築家・末光弘和とBIOTA・伊藤光平によるトークイベント「緑と微生物が育む次世代の都市・建築空間」が開催。“地球環境への貢献を目指す”建築家と“ヒトと生態系が持続可能に発展する都市づくりを追求する”研究事業者が語る。主催と会場は新宿区のリビングデザインセンターOZONE左:末光弘和(建築家・SUEP.主宰・九州大学准教授)撮影:Masatomo MORIYAMA、右:伊藤光平(株式会社 BIOTA 代表取締役) photo courtesy of リビングデザインセンターOZONE

建築家・末光弘和とBIOTA代表・伊藤光平によるトークイベント「緑と微生物が育む次世代の都市・建築空間」が開催されます。
“地球環境への貢献を目指す”建築家“ヒトと生態系が持続可能に発展する都市づくりを追求する”研究事業者が語ります。主催と会場は、東京都新宿区のリビングデザインセンターOZONEです(※会場は、5Fセミナールーム)。
開催日時は、2025年10月18日(土)16:00~18:00申込先はこちら(※要事前申込)。【ap・ad】

リビングデザインセンターOZONE(所在地:東京都新宿区)では、「グリーンインフラ」と「微生物多様性」の視点から、建築における真のウェルビーイングについて考察するセミナーを10月18日(土)に開催します。

自然環境の機能をさまざまな社会課題の解決に活用する「グリーンインフラ」の考え方は、サステナブルな建築設計にも浸透しつつあります。また、都市や生活空間に生息する微生物の多様性を高めることで、持続可能な都市づくりを実現しようという動きも生まれています。今回のセミナーでは、植物と微生物が次世代の都市・建築空間にもたらす可能性を探ります。

「ミドリノオカテラス(2020年竣工)」など、自然と共存する建築デザインを介し、地球環境への貢献を目指す建築家ユニット「SUEP.」の末光弘和氏。そして、微生物との共生によって、ヒトと生態系が持続可能に発展する都市づくりを追求する株式会社BIOTAの伊藤光平氏を迎え、植物と微生物を活かす次世代の都市・建築空間にとって「真のウェルビーイング」とは何か、そこに至る手法について、両者の考えや取り組みからひも解いていきます。

リリーステキストより

以下に、講師のプロフィールなどを掲載します。

KUMA & ELSAによる、埼玉の「House by the temple」。“別世界”と言える巨大な境内と向い合う敷地。“ミラーリング・ワールド”を主題とし、“囲われた世界とその中の建築”と捉えた寺の構成を踏襲。利他性も倣い隣家への寄与を考えて母家の平面を“1/4円”とする
KUMA & ELSAによる、埼玉の「House by the temple」。“別世界”と言える巨大な境内と向い合う敷地。“ミラーリング・ワールド”を主題とし、“囲われた世界とその中の建築”と捉えた寺の構成を踏襲。利他性も倣い隣家への寄与を考えて母家の平面を“1/4円”とする外観、北西側の道路より見る。 photo©隈翔平
KUMA & ELSAによる、埼玉の「House by the temple」。“別世界”と言える巨大な境内と向い合う敷地。“ミラーリング・ワールド”を主題とし、“囲われた世界とその中の建築”と捉えた寺の構成を踏襲。利他性も倣い隣家への寄与を考えて母家の平面を“1/4円”とする1階、左:2階への階段、中央手前:リビング、右奥:ダイニングとキッチン photo©隈翔平
KUMA & ELSAによる、埼玉の「House by the temple」。“別世界”と言える巨大な境内と向い合う敷地。“ミラーリング・ワールド”を主題とし、“囲われた世界とその中の建築”と捉えた寺の構成を踏襲。利他性も倣い隣家への寄与を考えて母家の平面を“1/4円”とする1階、リビングから開口部越しに離れを見る。 photo©隈翔平
KUMA & ELSAによる、埼玉の「House by the temple」。“別世界”と言える巨大な境内と向い合う敷地。“ミラーリング・ワールド”を主題とし、“囲われた世界とその中の建築”と捉えた寺の構成を踏襲。利他性も倣い隣家への寄与を考えて母家の平面を“1/4円”とする2階、主寝室 photo©隈翔平

KUMA & ELSAが設計した、埼玉の「House by the temple」です。
“別世界”と言える巨大な境内と向い合う敷地での計画です。建築家は、“ミラーリング・ワールド”を主題とし、“囲われた世界とその中の建築”と捉えた寺の構成の踏襲しました。また、利他性も倣い隣家への寄与を考えて母家の平面を“1/4円”としました。

住宅地数区画分ほどの規模をした、巨大な寺の境内の輪郭は背の高い塀で囲まれ、その上からいくつもの大木が顔を出している。
通りには人の背丈よりも高い灯籠が立ち並び、木々の茂みの向こうには密やかに佇むお堂の屋根が見える。敷地を含んだ住宅地は、そんな別世界の境目に平然と接していた。その際で起こる人の生活とは、建築とは、どのようなものであるのか。

建築家によるテキストより

寺の門前に建つ家。そのキーワードは、ミラーリング・ワールドと定めた。
別世界と向かい合う、暮らしのためのもうひとつの世界。前面道路を境に寺の世界を鏡に映すように、囲われた世界とその中の建築という同じ構成を敷地内に展開した。また、そうして生まれたふたつの世界の間に、やり取りを与えたかった。
寺の森という都市の空白を敷地内へと連続させ、さらにそれをこの家だけで受け止めず隣地までへも引き込んでいくように、敷地奥に1/4円平面の2階建ての母屋を置いた。

建築家によるテキストより

境内の森が、そこに接する全てのものにとって恩恵であるように、この敷地内の余白も、通りや隣家といった周辺要素に対して利他的でありたかった。円弧状に折れ曲がる庭側の外壁面は、敷地奥から斜めに射す南からの日光をいなし、庭へ落ちる自身の影を小さく抑える。
対照的に、通りには平屋の離れを添えた。寺の門前の窪みに空間的なひと呼吸を与え、それぞれの世界から別の世界を眺める際の視覚に、具体性を与える道標と見なした。立体トラス構造のスティールフェンスで軽やかに包まれた世界の内側はミントグリーン色に染まり、境内に生い茂る木々の景色が、共有された背景として上方に奥深く広がる。

耐力壁を担う玄関のホワイトボックス、梁を1本1本支える円弧状に配された丸柱群、鉛直荷重を支えるT字型の柱と梁のユニット。
地上階では、異なる構造的役割と成り立ちで区別された3つの物体に、一見偶発的に平面をそのまま構成させた。それぞれに建築全体の構造体よりも一段小さな構えを与え、フェンスやキッチンをも仲間とした異なる形態と言語をもった群が、室内外に立ち現れることを期待した。

建築家によるテキストより
2025年8月にアーキテクチャーフォトで注目を集めた記事トップ40
2025年8月にアーキテクチャーフォトで注目を集めた記事トップ40

アーキテクチャーフォトで、2025年8月に注目を集めた記事をランキング形式でご紹介します。(※広告とチケットプレゼント企画の記事は除きます)


  1. 妹島和世が、NHKの朝のテレビ番組”あさイチ”のプレミアムトークに出演。放送日は2025年9月5日
  2. 永山祐子のデザイン監修による集合住宅が、東京・下北沢に建設へ。街並みとの調和を意図し、ヴォリュームを縦に二分割。低層部は“浮遊感”のあるガラスボックスとして商業スペースを配置。24時間楽器演奏が可能な防音賃貸マンションとして計画
  3. 妹島和世による、岡山・犬島のパヴィリオン「HANA」。“犬島 くらしの植物園”での計画。園のランドスケープとの呼応も意図し、“みんなで集まれる”花のような形態の建築を考案。“少し鈍い鏡面仕上げ”で周囲の木々や夕日などの変化する風景を映し出す
  4. 塩崎太伸による論考「y/g──近接した可能世界群としての建築、あるいはフィクショナリティと世界の複数性について」。湯浅良介が設計してGottinghamが撮影した住宅“LIGHTS”を訪問して執筆
  5. スノヘッタによる、中国の「上海グランドオペラハウス」の建設が進行中。大規模な催しに加えて日常の来訪も想定した施設。“開いていく扇子”を想起させる屋根形状を特徴とし、“24時間365日”解放された屋上広場を備えた建築を考案。2026年後半から2027年初頭の開館を予定
  6. studioSHUWARIによる、富山市の「風景をつくる家」。連峰を望む土手沿いの敷地。地域に存在する多様な風景との繋がりを求め、斜面を越えた先にある景色を取り込む建築を志向。上階にリビング等を配置して大開口も設ける計画を考案
  7. 篠崎弘之建築設計事務所による、栃木・那須町の「Nasu Forest & Art Museum」。インド細密画を展示する施設等。広がる森と繊細な作品の“スケール”を体験する場として、遠景と近景が交互に現れるように機能を点在させる計画を考案。美術館は入れ子状の構成で“森と展示室の境界の横断”も意図
  8. 隈研吾建築都市設計事務所によるインスタレーション「Domino 3.0」。ヴェネチアビエンナーレ国際建築展の出展作。全体テーマの“AI”に対し、人が自然の中で暮らす為の“最強の助手”としてAIを扱う作品を志向。倒木を素材に3DスキャンとAIを活用して構造的整合性をとり実現
  9. フォスター+パートナーズによる、マンチェスター・ユナイテッドのトレーニング施設。トップチーム用の既存施設を最新化する計画。全ての要素が“選手の健康と心身の充実”に最適化され、シームレスで直感的な“旅”のように移動できる建築を考案。ガラスファサードとキャノピーで到着時の体験も刷新
  10. 宇野享+良知康晴 / CAnによる、愛知・名古屋市の「KUBO-BLDG」。既存ビルを耐震補強も含め改修。街の活気にも寄与する“新しい耐震改修”を求め、アイコンとなり開口も確保できる“非対称オーバル形状の耐震要素”を用いた計画を考案。設備配管は集約と現しで保守や更新にも配慮
  11. 芦沢啓治建築設計事務所のデザインした「ブルーボトルコーヒー 心斎橋カフェ」が2025年9月にオープン。大阪城や通天閣に見られる幾何学的なモチーフに加えて、“黄金の茶室”や大阪らしい華やかさを参照して設計
  12. 髙濱史子小松智彦建築設計が、JINS初のモンゴルの店舗をデザイン。“そこはかとなく日本を感じる空間”を求め、居心地の良いスケール感と素材を大切にする設計を志向。同事務所は過去にJINSの本社ビルの設計も手掛ける
  13. フォスター+パートナーズによる、大阪・関西万博の「サウジアラビアパビリオン」。国の魅力を伝える場として、町や都市を探訪する体験を想起させる存在を志向。迷路の様な曲がりくねる路地を探索する空間構成を考案。ローカルアーキテクトとして梓設計も参画
  14. 大阪・関西万博の、若手建築家が設計を手掛ける全20施設のパース画像とコンセプト(前編)。前編では、休憩所・ギャラリー・展示施設・ポップアップステージの10施設を紹介
  15. 沼俊之+上野宏岳 / dot studioによる、富山市の「花水木ノ庭」。設計者の自邸・両親の住戸・賃貸2戸と店舗に加えてシェアスペースも内包する建築。“商業と住居が混在”する前面道路との繋がりを求め、“広場路”と名付けた“通りを引込む”為の空間を設ける構成を考案
  16. テレインアーキテクツとZu architectsによる、東京の「板橋の家」。周囲に“隙間”が点在する敷地。前後の道路を繋ぐ“通り土間”を持ち、大らかな開口部と内外の距離を調整する厚みのある緩衝空間を備えた建築を考案。様々な“小さな積層”で人や環境との関係を豊かなものに変える
  17. 内藤廣による、渋谷ストリーム ホールでの展覧会。タイトルは“建築家・内藤廣 赤鬼と青鬼の場外乱闘 in 渋谷”。2023年開催の島根での展示の“渋谷版”として企画。学生時代の作品や様々な代表作に加えて渋谷駅周辺の再開発プロジェクトも紹介
  18. 黒崎敏 / APOLLOによる、京都・宇治市の住宅「ELEMENT」。住宅街の二方向で接道するL型の土地。敷地形状とも呼応する諸室の配置等で、生活シーンを緩やかに繋ぎながら“独自のストーリー”を紡ぐ建築を志向。リビングに面して設けた特徴の異なる3つの中庭も暮らしを彩る
  19. 小嶋伸也+小嶋綾香 / 小大建築設計事務所による、宮城・仙台市の宿泊施設「界 秋保」。既存建物を改修して新たな温泉宿にする計画。周辺に存在する“美しい水脈と風景”に呼応するように、色彩や光に加えて“当地の民芸品”も取り込む空間を志向。一部の客室では地域の伝説も色として取り入れる
  20. 阿曽芙実建築設計事務所による、兵庫・淡路市の「dots n / 地域交流施設」。同設計者が手掛けた農園付き住居群に続いて計画。“ここにしかない風景”というテーマを引継ぎ、住居の“寄棟+換気塔”のモチーフも踏襲した建築を考案。地域の人だけでなく来訪者も交流できる場所としても機能
  21. ザハ・ハディド・アーキテクツによる、中国・香港の「GO PARK サイシャ」。山と海に囲まれたスポーツと商業の複合施設。地域の“伝統的な山間の村々”からも着想を得て、地形に埋め込まれた“複数の量塊が相互に繋がる”構成を考案。傾斜路で各階層を接続してアクセシビリティも高める
  22. KUMA & ELSAによる、大阪・関西万博の「One Water(トイレ6)」。トイレを“水のパビリオン”として捉え計画。“水にまつわる現象の可視化”を目指し、木材・川砂利・自然塗料などの“水にまつわる素材”で組立てる建築を考案。雨水を水庭に収集して排水や屋根の散水にも再利用
  23. リナ・ゴットメによる、大阪・関西万博の「バーレーンパビリオン」。“海をつなぐ”をテーマに計画。同国と海の繋がりを伝える施設として、“伝統的な船の製造技術”の参照に加えて“日本の木組の技術”も融合させる建築を考案。持続可能性を考慮して殆どの材料を再利用可能とする
  24. トラフ建築設計事務所の会場構成による「そのとき、どうする?展 –防災のこれからを見渡す–」。自然災害への向合い方を多角的に紹介する展示。“継続的な備え”への意識を育む為、巨大なモノリスで“問い”を示しつつ空間をテーマごとに分割する計画を考案。一つの正解の提示ではなく“問いかける”場を作る
  25. 静岡・伊東市の新図書館設計プロポで、高野洋平+森田祥子 / MARU。architectureが特定事業者に選定。提案書も公開
  26. 黒川智之建築設計事務所による、東京・新宿区の「KEITOKU BLDG」。都心の大通りに建つテナントオフィスビル。街と密接に繋がる存在を目指し、奥行2mでガラス張りの“ファサード空間”を各階に配置する構成を考案。建築全体が“立面を通じて都市と関係を持つ構え”をつくり出す
  27. 野路建築設計事務所による、福井・勝山市の「平泉寺の家」。棚田の広がる山裾の農村地域での計画。自然に寄り添い暮らす為の住まいとして、景観・庭・LDK・子供部屋が繋がる構成を考案。“普遍的な切妻屋根”を架けた“素直さを特徴とする住宅”を造り上げる
  28. Horibe Associatesによる、大阪・高槻市の店舗「Cafe N+」。歴史ある神社と新しい劇場の間に位置するカフェ。両者を繋ぐ“街のにぎわいの場”として、既存風景と調和しつつも“主体的”な建築を志向。素材の組合せや形態の操作で新旧の建築との関係を構築する
  29. 鎌倉市の新庁舎等基本設計プロポーザルで、日建設計が最優秀者に選定。コンセプトは「ひとつながりの未来の庁舎『鎌倉ONE』」。提案のイメージも公開
  30. 酒井健太郎 / SAKe.による、東京・墨田区の住戸改修「House in Ryougoku」。“一般的な都市型住戸”をリノベした設計者自邸。“広がり”を知覚できる場を求め、光や風等の外の様子を感受できる“気配の通り道”のある空間を志向。リビング等を雁行配置して両端の開口を斜めに結ぶ構成を考案
  31. 岡田一樹 / R.E.A.D. & Architectsによる、長野・軽井沢町の「Villa M」。“森そのもの”が残る敷地。沢山のゲストを迎える別荘として、施主と来客のプライバシーを確保できる“鍵ノ字状”に曲がる平面構成を考案。建築を環境に溶け込ませる為に既存木の樹皮の色を参照した外壁とする
  32. 塩崎太伸研究室(東京科学大学)の有志運営の研究会による、建築展「GHOSTSCALE」が開催。新宿のWHITEHOUSEが会場。ネット上の不気味な無人空間“リミナルスペース”の観点から建築空間を捉え直す内容。GROUP井上岳、玉山拓郎、原田裕規、星野太が参加するトークイベントも実施
  33. ナノメートルアーキテクチャーによる、大阪・関西万博の「時木の積層(サテライトスタジオ東)」。放送スタジオが3つ入る建築。“社会課題”の可視化も意図し、人の都合で不要となった木々“困った木”を集めて“積み柱”とする建築を考案。短い会期を逆手に取って外壁には“稲わら”も用いる
  34. 高橋勝建築設計事務所による、京都市の「今熊野の家」。住宅地の端の自然を眼前とする敷地。地域の厳しい法規制に対し、比較的自由になる“建築高さ”に可能性を見出す設計を志向。高い天井と多数の開口部に加え余白も用意して室内に“優しい自然の風景”を生み出す
  35. 佐々木倫子 / TENHACHIによる、東京・吉祥寺の店舗「トトト」。路面店が並ぶ通りの豆乳店。“商店街の一角の広場の様な風景”を目指し、ハイテーブルとカフェカウンターを“街向かって開く”構成を考案。施主の製品への想いを空間に重ねて“自然の質感”を感じる素材を採用
  36. ザハ・ハディド・アーキテクツによる、スペイン・マラガの高層集合住宅。湾岸エリアを再生させる開発の一環として計画。都市の住宅需要の高まりに応える建築として、地上21階のタワーを考案。153戸の住戸ユニットに加えて80戸の公的支援付き住戸も内包
  37. ネリ&フーによる、香港の店舗「Piaget Flagship Boutique」。時計と宝飾品のブランドの旗艦店。施主の技術の表現に加えて“場所自体への応答”も意図し、貿易や工業などの“地域の歴史や特質”を参照する設計を志向。濃い青の特注タイルをブロンズで縁取った外観の建築を考案
  38. Rebbon Architectsによる、群馬・嬬恋村の「軽井沢七生子邸」。三世代が使ってきた別荘が対象。家族の歩みに寄添う“緩やかな変化での継承”を求め、まず既存に“離れ”を増築する“段階的な更新”計画を考案。適度な距離感と自由を保てる“入れ子”状の建築を追加する
  39. 小滝健司+高藤万葉 / TOAStによる、東京・港区の「窓辺の小さな美容室」。面積は小さいが大きな窓面のある区間。水平に連続する額縁に“フレームレスの鏡”を配置し、“虚像と実像”が境界なく切替わる“風景”を創出。入隅を曲面とした設計は必要座席数の確保や動線の効率化にも寄与
  40. 庄司光宏と牧野恭久による、中国の店舗「Shanghai Kitcho」。老舗の寿司店の計画。両者の文化を“高次元で融合するデザイン”を求め、中国の“装飾性”と日本の“優雅さ”を併せ持つ“扇形の彫刻的な天井”を備えた空間を考案。陰影で場に象徴的なリズムと緊張感も与える

【ap job更新】 住宅から商業空間まで、幅広くリノベーションを手掛ける「株式会社QUMA」が、設計パートナー(業務委託 / 法人も可)を募集中
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【ap job更新】 住宅から商業空間まで、幅広くリノベーションを手掛ける「株式会社QUMA」が、設計パートナー(業務委託 / 法人も可)を募集中住宅

住宅から商業空間まで、幅広くリノベーションを手掛ける「株式会社QUMA」の、設計パートナー(業務委託 / 法人も可)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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「暮らしのスタンダードをつくる」設計の協業パートナーを募集します。

QUMAは、住宅・商業空間・Co-Living(共住空間)のリノベーションを手がける設計・開発会社です。
社名には、日本人が心地よいと感じる「九間(ここのま)」と「空間(くうま)」から、“より良い未来をデザインしたい”という想いを込めています。

【募集背景】
創業から10年。住宅から始まった挑戦は商業施設や新しい住まい方へ拡がっています。さらなる成長に向け、私たちと共に「空間の価値」を社会に届ける設計パートナーを募集します。
あなたの専門性を活かし、一緒に新しい暮らしのスタンダードを創りませんか?

【私たちの事業】
私たちは、主に3つの事業を開発運営しております。

・住宅リノベーション:
理想の暮らしをヒアリングし、専属設計士に縛られず最適な専門家と共に実現。

・商業空間リノベーション:
コワーキングやホステルなど、新しい活用方法を企画からデザインまで提案。

・空間開発・運営(Co-Living):
「THE DAY」ブランドを運営し、一人暮らしの“負”を解消する新しい住まい方を提供。

【QUMAの特徴と設計パートナーとしての魅力】
私たちは「専属設計士を置かない」体制をとっています。
プロジェクトごとに最適な設設計パートナーさんと連携することで、画一的ではなくお客様にフィットしたデザインを実現するためです。

・多様な案件に携われる
住宅から商業空間、ホテルリノベまで幅広く経験できポートフォリオが豊かになります。

・お客様と直接向き合える
ヒアリングから伴走するため、「誰のために設計しているか」が常に明確です。

・自由度の高い提案が可能
社内標準や固定化された仕様に縛られず、自分の専門性を最大限発揮できます。

AMP / PAM・park street studio・アオイランドスケープデザインによる、さいたま市の休憩施設「氷川神社 ゆうすいてらす」。“水・光・風の流れの回復”に向けて、ランドスケープ的介入の一部として建築を定位。“聖と俗のあわい”の場も意図し、全方位からの“流れ”を迎え入れる分棟型の構成を考案
AMP / PAM・park street studio・アオイランドスケープデザインによる、さいたま市の休憩施設「氷川神社 ゆうすいてらす」。“水・光・風の流れの回復”に向けて、ランドスケープ的介入の一部として建築を定位。“聖と俗のあわい”の場も意図し、全方位からの“流れ”を迎え入れる分棟型の構成を考案外観、東側の参道より参拝者休憩所を見る。(建築家による解説:氷川参道からの眺め。奥へ進むと社務所がある) photo©長谷川健太
AMP / PAM・park street studio・アオイランドスケープデザインによる、さいたま市の休憩施設「氷川神社 ゆうすいてらす」。“水・光・風の流れの回復”に向けて、ランドスケープ的介入の一部として建築を定位。“聖と俗のあわい”の場も意図し、全方位からの“流れ”を迎え入れる分棟型の構成を考案外観、「水景」側より参拝者休憩所と広場を見る。 photo©長谷川健太
AMP / PAM・park street studio・アオイランドスケープデザインによる、さいたま市の休憩施設「氷川神社 ゆうすいてらす」。“水・光・風の流れの回復”に向けて、ランドスケープ的介入の一部として建築を定位。“聖と俗のあわい”の場も意図し、全方位からの“流れ”を迎え入れる分棟型の構成を考案外観、左:女子トイレ、手前:広場、右側:男子トイレとみんなのトイレ photo©長谷川健太
AMP / PAM・park street studio・アオイランドスケープデザインによる、さいたま市の休憩施設「氷川神社 ゆうすいてらす」。“水・光・風の流れの回復”に向けて、ランドスケープ的介入の一部として建築を定位。“聖と俗のあわい”の場も意図し、全方位からの“流れ”を迎え入れる分棟型の構成を考案参拝者休憩所、休憩所から開口部越しに「けやきテラス」を見る。(建築家による解説:奥にケヤキテラス) photo©長谷川健太

AMP / PAMpark street studioアオイランドスケープデザインが設計した、さいたま市の休憩施設「氷川神社 ゆうすいてらす」です。
建築家たちは、“水・光・風の流れの回復”に向けて、ランドスケープ的介入の一部として建築を定位しました。そして、“聖と俗のあわい”の場も意図し、全方位からの“流れ”を迎え入れる分棟型の構成を考案しました。施設の場所はこちら(Google Map)。

悠久の歴史をもつ武蔵一宮氷川神社は、日本一の長さを誇るケヤキ並木の参道など、都市の中で豊かな自然環境を保持しながら地域の日常を支えている。「氷川神社ゆうすいてらす」は、神社入口脇に作られた休憩施設であり、休憩所・トイレ・授乳室等からなる。
創業50年を迎えた地元メンテナンス会社の奉納事業として企画され、大宮に拠点を構えまちづくりに関わる若い建築家へ、と設計を託された。

建築家によるテキストより

氷川神社は湧水の存在がその起源にあり、水との関わりが深い。
一方で計画地はアスファルトで覆われ、雨水は地中へ浸透せず本来の循環から遠ざけられている。土壌は水や空気の流れが悪化して樹勢にも深刻な影響を及ぼしており、多くの大樹が倒木の危険性から伐採されている現状に神社も頭を悩ませている。

本来的な水・光・風の流れの回復へ向けた“庭づくり”的な実践のなかに、その流れに寄り添う人間の居場所をそっと挟みこむ。
もとは駐車場の一角に建築を置く計画であったが、庭と建築の関係を反転させ、土地へのランドスケープ的な介入の一部として建築を位置付けた。

建築家によるテキストより

敷地は境内の一歩外側で、参道から社務所へ通じる通路兼駐車場である。南側には住宅地があり、さまざまな環境に取り囲まれている。「聖と俗のあわい」の場となることを目指して、両者を緩やかに繋ぐことをどのように建築言語に翻訳するかがテーマとなった。

参道にのみ顔を向けたような既存の構えに対して、表と裏と区別せず全方位からの流れを迎え入れる構えが相応しいと考え、建築は3棟に分けて配置し、参道 / 社務所 / 住宅地への動線と構えをつくった。

住宅地側の2棟は、参道の軸線から角度を振って雁行する配置とし、休憩所や授乳室、トイレが納まる。神社側には東屋を参道の軸に沿って置く。両者は対峙して配置され、その間やまわりが広場 / テラス / 庭といった空間になる。

角度を振った特徴的な配置は、敷地内の樹木に対する配慮から生まれた。参道側の両脇に聳えるケヤキとクスノキの大樹、そして住宅地側との間にある既存樹に対して、その根の張りから距離を取りつつも関係を結べる距離に近づき、休憩所の空間が大樹を美しくフレーミングする関係の角度を検討した。

建築家によるテキストより
【ap job更新】 藤本壮介建築設計事務所が、設計スタッフ(2026年新卒・既卒・経験者)と 3Dモデリングオペレーターを募集中
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【ap job更新】 藤本壮介建築設計事務所が、設計スタッフ(2026年新卒・既卒・経験者)と 3Dモデリングオペレーターを募集中L’Arbre blanc ©Iwan Baan

藤本壮介建築設計事務所の、設計スタッフ(2026年新卒・既卒・経験者)と 3Dモデリングオペレーター 募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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藤本壮介建築設計事務所では、設計スタッフ(設計監理経験者、既卒・第二新卒・新卒)、3Dモデリングオペレーターを募集しております。現在、国内で多くの実施プロジェクトが進行しています。住宅から公共施設まで多種多様なプロジェクトがあり、これまでの経験が発揮できるプロジェクトを担当していただきます。

最も注目を集めたトピックス[期間:2025/9/22-9/28]
最も注目を集めたトピックス[期間:2025/9/22-9/28]

アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2025/9/22-9/28)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページの「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。


  1. 加藤渓一 / スタジオピースによる、東京・八王子市の店舗「TOKYO FARM VILLAGE」。地域循環にも取り組む牧場に計画された店。施主の理念への応答も意図し、自然や動物が持つ“操作できない”要素を取り込む設計を志向。地域住民を巻き込んだ“土壁”や地域産の端材を使った“野地板”を建築に導入
  2. SDレビュー2025の入選作品の展覧会レポート(前編)。“実施を前提とした設計中ないしは施工中のもの”という条件での建築コンペで、若手建築家の登竜門としても知られる
  3. アーティストユニット・原倫太郎+原游の展覧会が、渋谷の“原広司+アトリエ・ファイ建築研究所”を会場に開催
  4. ヘルツォーク&ド・ムーロンによる、アメリカ・フィラデルフィアの美術館「カルダー・ガーデンズ」。20世紀を代表する彫刻家の為の美術館。高速道路沿いの“都市の空白地”に造られる建築として、人々の目的地であると共に“新たなタイプの芸術と過ごす空間”を志向。“内部に建物を含んだ庭”としての施設を考案
  5. ジャン・ヌーヴェル / Ateliers Jean Nouvelが手掛ける、鹿児島・屋久島のヴィラ「NOT A HOTEL YAKUSHIMA」のパースが公開
  6. SDレビュー2025の入選作品の展覧会レポート(後編)。“実施を前提とした設計中ないしは施工中のもの”という条件での建築コンペで、若手建築家の登竜門としても知られる
  7. 阿曽芙実建築設計事務所による、岐阜・多治見市の住宅「Kaleido scape」。余裕のある“T型の敷地”に計画。物価上昇に対応する為にシンプルな構成を意識し、家型で筒状のヴォリュームを交差させた“様々な外部と関わりをもつ”建築を考案。“万華鏡”の様に室内に光が入り込み空間を彩る
  8. 妹島和世+西沢立衛 / SANAAによる、台湾の「Taichung Green Museumbrary」がプレオープン。妹島と西沢も現地を訪問。地元の新聞社が報道したもの
  9. 竹山聖 / 設計組織アモルフによる、京都・長岡京市の「パネフリ工業本社ビル」。“様々な形式の建築物が混在する風景”の中での計画。遠方の山々への“眺望”の獲得を求め、執務空間を持ち上げて“別世界”とする建築を考案。地域の未来も見据えて“離れて立ちながら街と結ばれる”広場を内包
  10. 永山祐子による展覧会「確かにありそうなもの」。新宿のAWASE galleryを会場に開催。スケールや領域を横断する作品群を、模型・素材・映像などで紹介。万博建築からジュエリーまで展示
  11. アアルト大学ウッドプログラムによる、フィンランド・クフモ市の「KIDE」。憩いの場にもなる屋外イベント用の木造パヴィリオン。“雪のフラクタル構造”から着想を得て、8本のトラスを編み込む様に構成したヴォリュームを特徴とする建築を考案。設計から施工まで学生が主となり完成させる
  12. 川島範久による建築展「自然とつながる建築をめざして」。大阪・日本橋の安藤忠雄設計の建築を会場に開催。地球環境危機の時代に求められる“サステナブルでデライトフルな建築”を、模型・素材・ドローイングを通じて提示
  13. SANAAによる、台湾の「Taichung Green Museumbrary」が2025年12月にオープン。旧軍用空港跡地の公園内に計画された美術館と図書館を統合した施設。軽やかで開かれた存在を目指し、アルミとガラスの二重構造のファサードで地上レベルに全方向からアクセス可能な公共広場を備えた建築を考案
  14. フォスター+パートナーズによる、大阪・関西万博の「サウジアラビアパビリオン」。国の魅力を伝える場として、町や都市を探訪する体験を想起させる存在を志向。迷路の様な曲がりくねる路地を探索する空間構成を考案。ローカルアーキテクトとして梓設計も参画
  15. 「磯崎新:群島としての建築」展(水戸芸術館)の入場チケットをプレゼント。磯崎の没後国内初となる大規模回顧展。単一の領域にとどまらない活動を、模型・図面・スケッチ・インスタレーション等を通して俯瞰的に紹介。ガイドブックを作成して水戸芸術館も“出品作品”として扱う
  16. BIGによる、オランダ・アムステルダムの集合住宅「Sluishuis」。都市の水辺に計画。湾に面するブロックを持ち上げる操作で、光や眺望も中庭に取り入れる親水空間を構築。屋上は公共的空間として開放され、観光や住民の為の交流の場として機能
  17. 篠原一男が1976年に完成させた「上原通りの住宅」の現在の様子と住み手のインタビューを収録した動画
  18. リナ・ゴットメによる、大阪・関西万博の「バーレーンパビリオン」。“海をつなぐ”をテーマに計画。同国と海の繋がりを伝える施設として、“伝統的な船の製造技術”の参照に加えて“日本の木組の技術”も融合させる建築を考案。持続可能性を考慮して殆どの材料を再利用可能とする
  19. 安藤忠雄による「本福寺水御堂」(1991年)の現在の様子を紹介する動画。兵庫・淡路島にある屋根が水盤となっている建築。2025年9月に公開されたもの
  20. 【ap job更新】 環境に配慮した建築を手掛け、代表が著書も多数執筆している「ビオフォルム環境デザイン室」が、設計スタッフ(既卒・経験者)を募集中

藤本壮介へのインタビュー動画。藤本が手掛けた「太宰府天満宮『仮殿』」について聞く内容。2025年9月に公開されたもの

藤本壮介へのインタビュー動画です。藤本が手掛けた「太宰府天満宮『仮殿』」について聞く内容。2025年9月に公開されたもの。芝浦工業大学での藤本壮介の展覧会に合わせて作成されました。展覧会の会期は、2025年9月26日~10月26日。展示の公式ページはこちら

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