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【ap job更新】 北海道を拠点に、公共的な建築を手掛けて多くの評価を得る「株式会社アトリエブンク」が、建築および設備の設計スタッフ(経験者)を募集中
【ap job更新】 北海道を拠点に、公共的な建築を手掛けて多くの評価を得る「株式会社アトリエブンク」が、建築および設備の設計スタッフ(経験者)を募集中
【ap job更新】 北海道を拠点に、公共的な建築を手掛けて多くの評価を得る「株式会社アトリエブンク」が、建築および設備の設計スタッフ(経験者)を募集中

北海道を拠点に、公共的な建築を手掛けて多くの評価を得る「株式会社アトリエブンク」の、建築および設備の設計スタッフ(経験者)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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アトリエブンクでは設計スタッフを募集しています。

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アトリエブンクは1970年に札幌で創設以来、北海道を中心に建築設計の活動を続けてきました。
事務所開設当初は住宅やインテリアの仕事が中心でしたが、1980年代以降、徐々に公共的な建築を手がける機会を増やし現在に至ります。

アトリエブンクの主な活動の場である北海道は、大部分が亜寒帯地域に属しており冬季間は雪が多く寒さが厳しいことが何よりも大きな特徴です。
一方、世界の亜寒帯地域の中でも低緯度に位置していることから、比較的自然光に恵まれ四季の変化が感じられる場所でもあります。
このことから、雪や寒さに対する堅牢性と、注意深く外に開く開放性、この相反する二つの性格を併せ持つ建築手法を長年積み重ねてきました。
そして、この考えは現在でも多くのプロジェクトで受け継がれています。

手がけた作品は様々な評価を与えられてきました。
日本建築学会作品選奨4作品、日本建築学会作品選集23作品、公共建築賞優秀賞11作品、JIA環境建築賞などがあり、また地域の賞としては北海道建築賞/ 奨励賞を10作品、北海道赤レンガ建築賞/ 奨励賞を9作品受賞しています。

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2014年から2022年の主な18作品を掲載した作品集『Atelier BNK 2014-2022』が発売中です。
また今夏、弊社では設計、建設中及び近年竣工した作品を中心とした展覧会を開催します。

an architectsとfuturetank architectsによる、群馬の、保養所の改修「草津の板間」。建物の一部に手を入れて人が集まる場所とする計画。二室を一体化して土間と板間とする要望に、“既存間仕切りを90度回転”と見立て新しい空間を設計。改変行為を伝聞し易くする事で記憶の継承を促す
an architectsとfuturetank architectsによる、群馬の、保養所の改修「草津の板間」。建物の一部に手を入れて人が集まる場所とする計画。二室を一体化して土間と板間とする要望に、“既存間仕切りを90度回転”と見立て新しい空間を設計。改変行為を伝聞し易くする事で記憶の継承を促す photo©小川重雄
an architectsとfuturetank architectsによる、群馬の、保養所の改修「草津の板間」。建物の一部に手を入れて人が集まる場所とする計画。二室を一体化して土間と板間とする要望に、“既存間仕切りを90度回転”と見立て新しい空間を設計。改変行為を伝聞し易くする事で記憶の継承を促す photo©小川重雄
an architectsとfuturetank architectsによる、群馬の、保養所の改修「草津の板間」。建物の一部に手を入れて人が集まる場所とする計画。二室を一体化して土間と板間とする要望に、“既存間仕切りを90度回転”と見立て新しい空間を設計。改変行為を伝聞し易くする事で記憶の継承を促す photo©小川重雄

荒木洋+長澤浩二 / an architects鴻野吉宏 / futuretank architectsが設計した、群馬・草津町の、保養所の改修「草津の板間」です。
建物の一部に手を入れて人が集まる場所とする計画です。建築家は、二室を一体化して土間と板間とする要望に、“既存間仕切りを90度回転”と見立て新しい空間を設計しました。改変行為を伝聞し易くする事で記憶の継承を促す事も意図しました。

草津に建つ築40年の保養所の一部を大人数で集まる板間に改装する計画です。

クライアントの要望は、南北方向に間仕切られた8畳間と6畳間の2室からなる一般的な木造住宅の間取りを、土間と板間の一体空間にして大人数で利用したいということでした。

建築家によるテキストより

この要望を実現するために、南北方向の間仕切り壁を90度回転し、開閉可能な雪見障子として配置することを提案しました。

建築家によるテキストより

「間仕切りを90度回転する」という、頭の中で描き易い図式上簡単な操作で改修することを施主と共有することで施主から来訪者へこの空間の変遷を伝えやすいよう配慮しました。そのイメージの共有によって、集まった人々は空間に刻まれた記憶の層の積み重ねについて想いを馳せる時間を持つ機会になるのではないかと考えています。

建築家によるテキストより
佐藤可士和 / SAMURAIによる、東京・港区のオフィス「LIVNEX」。住環境をデザインする企業の事務所。作業の為でなく意思疎通とプレゼンの場と捉え、アイデアの創造や思考の深化と拡大に寄与する空間を志向。明るく眺望の良い“コミュニケーションスペース”を中心に据える
佐藤可士和 / SAMURAIによる、東京・港区のオフィス「LIVNEX」。住環境をデザインする企業の事務所。作業の為でなく意思疎通とプレゼンの場と捉え、アイデアの創造や思考の深化と拡大に寄与する空間を志向。明るく眺望の良い“コミュニケーションスペース”を中心に据える photo©太田拓実
佐藤可士和 / SAMURAIによる、東京・港区のオフィス「LIVNEX」。住環境をデザインする企業の事務所。作業の為でなく意思疎通とプレゼンの場と捉え、アイデアの創造や思考の深化と拡大に寄与する空間を志向。明るく眺望の良い“コミュニケーションスペース”を中心に据える photo©太田拓実
佐藤可士和 / SAMURAIによる、東京・港区のオフィス「LIVNEX」。住環境をデザインする企業の事務所。作業の為でなく意思疎通とプレゼンの場と捉え、アイデアの創造や思考の深化と拡大に寄与する空間を志向。明るく眺望の良い“コミュニケーションスペース”を中心に据える photo©太田拓実

佐藤可士和 / SAMURAIによる、東京・港区のオフィス「LIVNEX」です。
住環境をデザインする企業の事務所です。建築家は、作業の為でなく意思疎通とプレゼンの場と捉え、アイデアの創造や思考の深化と拡大に寄与する空間を志向しました。そして、明るく眺望の良い“コミュニケーションスペース”を中心に据えています。施主企業の公式サイトはこちら

住環境をトータルでデザインするLIVNEXグループの青山オフィスのインテリアデザインを担当。

建築家によるテキストより

従来からリモートワークやフレックスタイム制度など、新しい働き方を支援してきた同グループのオフィスとして、コロナ禍によってさらに多様化したワークスタイルに対応する新しい時代のオフィスの在り方を提示した。

建築家によるテキストより

リモートワークやサテライトオフィスが普及したことにより、オフィスは作業をする場ではなく、コミュニケーションとプレゼンテーションの場であるというコンセプトを設定。ワーカーや打ち合わせで訪れる人々が、斬新なアイディアを創造し、思考をさらに深化、拡張、発展させていくことに寄与できるような空間を目指した。

建築家によるテキストより
石嶋寿和 / 石嶋設計室による、東京・台東区の、認可保育所「立華学苑」。既存施設の建替計画。子どもたちの発達を促す空間を目指し、“育てる庭”や“食べる庭”等の異なる特徴を持つ4段の屋上庭園を考案。打放壁を背景としたカラフルな出窓や和の内装でも園舎の特徴的な顔をつくる
石嶋寿和 / 石嶋設計室による、東京・台東区の、認可保育所「立華学苑」。既存施設の建替計画。子どもたちの発達を促す空間を目指し、“育てる庭”や“食べる庭”等の異なる特徴を持つ4段の屋上庭園を考案。打放壁を背景としたカラフルな出窓や和の内装でも園舎の特徴的な顔をつくる photo©黒住直臣
石嶋寿和 / 石嶋設計室による、東京・台東区の、認可保育所「立華学苑」。既存施設の建替計画。子どもたちの発達を促す空間を目指し、“育てる庭”や“食べる庭”等の異なる特徴を持つ4段の屋上庭園を考案。打放壁を背景としたカラフルな出窓や和の内装でも園舎の特徴的な顔をつくる photo©黒住直臣
石嶋寿和 / 石嶋設計室による、東京・台東区の、認可保育所「立華学苑」。既存施設の建替計画。子どもたちの発達を促す空間を目指し、“育てる庭”や“食べる庭”等の異なる特徴を持つ4段の屋上庭園を考案。打放壁を背景としたカラフルな出窓や和の内装でも園舎の特徴的な顔をつくる photo©黒住直臣

石嶋寿和 / 石嶋設計室が設計した、東京・台東区の、認可保育所「立華学苑(たちばながくえん) 子どもたちの発達を促す4段の屋上園庭」です。
既存施設の建替計画です。建築家は、子どもたちの発達を促す空間を目指し、“育てる庭”や“食べる庭”等の異なる特徴を持つ4段の屋上庭園を考案しました。また、打放壁を背景としたカラフルな出窓や和の内装でも園舎の特徴的な顔をつくる事が意図されました。

この保育園のコンセプトは以下の3つである。

一つ目は、コンクリート打放しと出窓で構成した外観。
無機質なグレーの壁にカラフルな出窓をランダムに加えることで、優しさと賑やかさが強調された外観をつくりだした。さらに、出窓がつくる影は、壁面に変化を与えるとともに、時間や季節の移り変わりを子どもたちに教えてくれる、もうひとりの保育士の役目も担っている。

建築家によるテキストより

二つ目は、「和の趣」をもった内装。
寺院が多数立地する谷中地区に建てられることから、自然と和の趣をもつ内装が導き出された。
玄関は、木の縦格子を四周巡らして木質感溢れる空間とした。さらに壁面を照らす間接照明を仕込むことで、ほっとする優しい雰囲気をつくり出し、園舎の顔として相応しいデザインとした。

建築家によるテキストより

三つ目は、充実した園庭の確保。
隣接して広大な防災公園があるため、走り回る活動はそちらで行うことと考え、3歳以上児が主に使用する屋上園庭は、約1mずつ高さを変えた4段の庭で構成し、子どもたちの発達を促す園庭とした。
1段目の園庭は「食べる庭」。天気の良い日は調理室から給食を持ち出して青空の下でランチができる庭とした。

建築家によるテキストより
パナソニックの業界最薄の、ワイヤレス連動型“住宅用火災警報器”に、新色の「BLACK」が追加。従来の“ホワイト”や“和室色”の製品とは異なるイメージで、様々なデザインの空間に調和。抽選でサンプルボードが当たる企画も実施中
パナソニックの業界最薄の、ワイヤレス連動型“住宅用火災警報器”に、新色の「BLACK」が追加。従来の“ホワイト”や“和室色”の製品とは異なるイメージで、様々なデザインの空間に調和。抽選でサンプルボードが当たる企画も実施中
パナソニックの業界最薄の、ワイヤレス連動型“住宅用火災警報器”に、新色の「BLACK」が追加。従来の“ホワイト”や“和室色”の製品とは異なるイメージで、様々なデザインの空間に調和。抽選でサンプルボードが当たる企画も実施中

パナソニックの業界最薄の、ワイヤレス連動型“住宅用火災警報器”に、新色の「BLACK」が追加されました。
従来の“ホワイト”や“和室色”の製品とは異なるイメージで、様々なデザインの空間に調和することが意図されています。また、パナソニックが展開する「SO-STYLE」のスイッチプレート等と同一色に合わせた設計で、トータルに使われることも想定されています。また、サンプルボードが当たる企画も実施中です。【ap・ad】
※市販の住宅用火災警報器(電池式無線式連動型)日本消防検定協会検定合格品において。2022年1月、パナソニック調べ

クールで頼もしいBLACKの住宅用火災警報器

住警器の最も重要な役割である「火災の早期発見」に加えて、さらにデザイン性にも優れた、おうちのクールなボディガード「BLACKの住宅用火災警報器」。

家族を守るための機能と合わせて、インテリアにこだわりのあるお施主様にぜひご提案ください。

業界最薄の25mm(無線式連動型において最薄)

※市販の住宅用火災警報器(電池式無線式連動型)日本消防検定協会検定合格品において。2022年1月、パナソニック調べ。
照明による影も軽減でき、インテリアにもなじみやすい薄型フラットデザインです。

配線スイッチ「SO-STYLE」と同一色

パナソニックの配線器具「SO-STYLE」シリーズのBLACKに質感や色味を合わせています。

より多くの画像や資料を下記に掲載します。

最も注目を集めたトピックス[期間:2022/8/15-8/21]
最も注目を集めたトピックス[期間:2022/8/15-8/21]

アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2022/8/15-8/21)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページの「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。


  1. 伊原洋光+伊原みどり / hm+architectsによる、愛知の「豊橋の住宅」。緑豊かな公園に面する場に計画。環境を活かした庭と共にある生活の要望に、南側に設けた庭を“への字”型の建築で囲い込んで“濡縁”で内外を繋ぐ構成を考案。空間の連続性や陰影により多様な場面を作る
  2. 吉田桂子 / Archipatchによる、茨城・水戸市の結婚式場「Between the greens」。県庁等がある郊外に計画。緑の中の式場を目指し、建物を分節して庭園の周りに配置する事で回遊性と内外の一体感を構築。其々から延びる深い庇が“変化する自然の美しさ”を室内に導入
  3. 坂口舞+井佐子恵也 / 設計機構ワークスによる、長崎・波佐見町の店舗「花西海」。生花店の建替え計画。働き易く地域に愛される職人技術を活かした建築の要望に、地元産の“茅・土・石”を用いた手仕事が断面方向に重なる空間を考案。伝統の更新と未来への接続も意図
  4. 北野慶 / KKAAと八木貴伸 / YTAAによる、三重・志摩市の「合歓の家」。国立公園指定のエリアに建つ週末住宅。様々な捉え方や周辺環境を許容する建築を求め、普遍的形態と既視感ある材料を意図的に選択した設計を志向。柔軟性と包容力を生み出し自然と街並みの融和を促す
  5. 山下竜二建築設計事務所による、北海道・上ノ国町の住宅「子と子と子と子と」。夫婦と子供4人の為の住まい。其々に個室を作る要望と家族の繋がりの両立を求め、“プレイルーム”を中心とした各部屋の配置と両者を接続する開口を考案。ガラス床等の発想でも“繋がり”を促進
  6. イランイランによる、東京・豊島区の住戸改修「J house」。タワーマンションでのプロジェクト。音楽の様に感情に訴える空間を目指して、建築の各部分を曲の其々の要素と捉えて設計。環境の特徴を活かした平面計画と光や季節の移ろいを感じられる素材選択を行う
  7. 尾崎泰永 / 尾崎建築事務所による、東京・中野区の「Room E」。都市部で典型の細長い住戸の改修。形状を活かす設計を追求し、角度を微細に調整できる“屏風壁”を考案して施主の価値観に沿った様々な居場所を構築。内部に表と裏を作る事で回遊性と奥行も生み出す
  8. 青木淳・平田晃久・隈研吾・SANAA・藤森照信・谷口吉生が、自身が設計した美術館について解説している動画「建築家が自作を語る美術館」
  9. MVRDVによる、中国・南京の「オアシス・タワーズ」。金融街に計画された基壇部の商業と高層部の住居からなる複合施設。地層状のバルコニーは緑化され敷地の中央の緑豊かな環境を強化。建物外周には周辺ビルと呼応するグリッドファサードを採用
  10. 熊谷・石上純也・IAO竹田・アクト環境・ピーエス三菱・野村建設JVによる「徳島文化芸術ホール(仮称)」の基本設計概要が公開。花弁を想起させるテラスの連なりが特徴的な建築。テラスからの新しい鑑賞体験や壁面を活用した映像発信も計画。“ホールの新たなあり方”や街に開き人を引き込む事も追求
  11. 二俣公一 / ケース・リアルによる、愛知の店舗「イソップ名古屋栄店」。二つの開口面のある区画に計画。自然の延長に文化がある事を提示する建築を目指し、空間構成の素材として“土”を選択し壁面等に使用。平面形状の特徴を活かし性質の異なるエリアを並存
  12. 奥田晃輔+堀井達也+吉田裕樹 / OHArchitectureによる、兵庫の住宅改修「西宮の邸宅」。何度も手が入った住宅の改修。家と庭の関係性向上を目指し、既存樹木を据えた“パティオ”と外部的リビングを繋げて建築に中間領域を付与。元の面影を残し質を上げ“新しくて懐かしい”雰囲気を紡ぐ
  13. 若手建築家を対象とした、大阪・関西万博の休憩所等設計コンペの結果が発表
  14. 中村創+中村弘美 / DAN設計室による、長崎の「島原のオフィス」。海と山を望む港の前に計画。景色への眺望と外部からの視線軽減の両立を目指し、道路に対し斜めに振った外壁とランダム配置の開口を考案。斜め壁は建築に陰影も与え時間と共に表情を変化させる
  15. 仙田満の環境デザイン研究所が、新石川県立図書館設計プロポで、設計候補者に選定
  16. 大嶋励+小阿瀬直+山田優 / SNARK Inc.による、愛知の、ショールーム「CREATORE with PLUS 名古屋」。オフィスの構築全般を業務とする企業の施設。現代の多様な働き方に応える展示空間を目指し、異なる特徴を持つエリアが連なり風景となる構成を考案。施主の工場の廃材を利用する等サステイナブルも意識
  17. nendoによる、長野・御代田町の「土管のゲストハウス」。宿泊機能を備えた芸術作品等を収蔵する保管庫。インフラに用いられる“ボックス・カルバート”の考え方を応用し、土管を井桁状に積み重ねた様な建築を考案。保管物の増加に伴い“土管”の追加も想定
  18. MADアーキテクツによる、イタリア・ミラノの複合施設「MoLo」。イノベーション地区に計画され駐車場と店舗等を内包。車を置いて街の革新的交通技術を体験する為の入口となり教育の役割も担う施設。立面の植栽は周囲の緑豊かな景観とも呼応
  19. Schenk HattoriとSUGIBERRYによる、ベルギー・アントワープの「Exhibition Pavilion in deSingel」。展覧会の為に考案された仮設建築。図面等の展示でなく今回の“場所”と“時間”だからこその可能性を求め、施設の中庭に廃材を用いたパヴィリオンを計画。微地形を読み取り“場所に強く根ざした”建築をつくる
  20. 川原達也+エレン・クリスティナ・クラウゼ / KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTSによる、フランスの住宅「Maison L」。築約200年の伝統石造家屋を改修。外壁等を“あるべき”状態へ戻す修復や、内を外に拡張する“ポーチ”の増築を実施。45度振ったグリッドを基礎として計画する事で、既存と新設を“一枚の織物”の様に再構成

安藤忠雄へのインタビュー「安藤忠雄 自作を語りおろす」の動画。建築家を志すエピソードから代表作までを語る内容

安藤忠雄へのインタビュー「安藤忠雄 自作を語りおろす」の動画です。建築家を志すエピソードから代表作までを語る内容となっています。GAORA SPORTSが制作して2021年12月に公開されたものです。

日本を代表する建築家、安藤忠雄が自身の作品についてひたすらしゃべり倒す。
トークドキュメント番組。
着想のもととなった事柄や、設計や工事中の苦労話なども含めて、それぞれの作品の全貌を、自分自身の口で初めて語りおろす。また、これまで歩んできた波乱万丈の建築家人生を通して、建築家とは何者なのか、建築するとはどういうことなのか赤裸々に。

安藤 忠雄
1941年大阪生まれ。独学で建築を学び、1969年安藤忠雄建築研究所設立。代表作に「光の教会」「ピューリッツァー美術館」「地中美術館」など。1979年「住吉の長屋」で日本建築学会賞、1993年日本芸術院賞、1995年プリツカー賞、2003年文化功労者、2005年国際建築家連合(UIA) ゴールドメダル、2010年ジョン・F・ケネディーセンター芸術金賞、後藤新平賞、文化勲章、2013年フランス芸術文化勲章(コマンドゥール)、2015年イタリア共和国功労勲章グランデ・ウフィチャ―レ章、2016年イサム・ノグチ賞など受賞多数。1991年ニューヨーク近代美術館、1993年パリのポンピドー・センターにて個展開催。イェール、コロンビア、ハーバード大学の客員教授歴任。1997年から東京大学教授、現在、名誉教授。

【ap job更新】 意匠性と事業性を同時に実現し、顧客からも高い評価を得る「株式会社キーオペレーション」が、業務拡大のため 設計スタッフ(経験者)を募集中
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【ap job更新】 意匠性と事業性を同時に実現し、顧客からも高い評価を得る「株式会社キーオペレーション」が、業務拡大のため 設計スタッフ(経験者)を募集中Hayama Huts

意匠性と事業性を同時に実現し、顧客からも高い評価を得る「株式会社キーオペレーション」の、業務拡大のため 設計スタッフ(経験者)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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意匠性と事業性を同時に実現し顧客からも高い評価を得る「株式会社キーオペレーション」が、業務拡大のため、設計スタッフ(経験者・正社員)を募集中

代表の小山光は、デビッド・チッパーフィールド・アーキテクツなどのイギリスの建築設計事務所で7年実務経験を積み、イギリスの建築家の資格を取得しました。2003年からITX Japanの店舗開発部長としてZaraの店舗開発に関わり、2005年にキー・オペレーションを設立しました。

海外ブランドのプロジェクトマネジメントをメインに業務を進めてきましたが、ここ数年は設計案件の割合が9割を超え、分譲マンション、賃貸集合住宅、テナントビル、飲食店、映画館、事務所ビル、個人住宅から霊園、駅ビルまで多様なプロジェクトを手掛けています。

商業施設や集合住宅に求められる事業性を丁寧に追求しながら、高い意匠性を実現していることで、顧客からの高い評価を得て、新規物件獲得につながっています。弊社ではBIMソフトのRevitで設計を進めています。今後BIMは急速に導入されていきますので、弊社でRevitを習得することで、入社された皆さんのキャリア形成に役立つのではないかと考えています。また、建築の意匠性と同時に事業性を念頭においた設計業務に取り組むことで、設計者としてだけでなく、将来的に経営者としてのスキルも習得していただければ幸いです。

事務所は学芸大学の商店街に面した駅から徒歩3分のビルにあり、ランチがおいしいお店も近くにたくさんあります。事務所のメンバーは9人(男性6人、女性3人)で規模も小さく、アットホームな雰囲気です。メンバー同士のコミュニケーションを大切にし、自由に提案ができる充実した職場環境を目指しています。

建築の設計に熱意をお持ちの方と一緒にお仕事が出来ればと考えております。

【ap job更新】 建築家や職人ともコラボし、広葉樹を活用した家具や空間を手掛ける「飛騨の森でクマは踊る」が、設計や製作を行う“森のクリエイティブディレクター”(既卒・経験者)を募集中
【ap job更新】 建築家や職人ともコラボし、広葉樹を活用した家具や空間を手掛ける「飛騨の森でクマは踊る」が、設計や製作を行う“森のクリエイティブディレクター”(既卒・経験者)を募集中
【ap job更新】 建築家や職人ともコラボし、広葉樹を活用した家具や空間を手掛ける「飛騨の森でクマは踊る」が、設計や製作を行う“森のクリエイティブディレクター”(既卒・経験者)を募集中働く環境は、飛騨の森林資源流通の中核的場所に開設するヒダクマの新社屋「森の端オフィス」(2022年8月オープン予定)Image:ツバメアーキテクツ、chidori studio

建築家や職人ともコラボし、広葉樹を活用した家具や空間を手掛ける「飛騨の森でクマは踊る」の、設計や製作を行う“森のクリエイティブディレクター”(既卒・経験者)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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ヒダクマでは、国内外の建築家・デザイナーと、飛騨の職人たちとともに、広葉樹を活用したユニークな家具・建築空間の設計・製作ディレクション、プロダクト開発など、多様なプロジェクトを推進できるメンバーを募集しています。

仕事を通じて、森の素材の豊かさ、職人の高度な木工技術や知恵、クリエイターの多彩なアイデアに触れ、コラボレーション力を養うことができます。100年先の未来に向け、広葉樹の森の活用・循環・価値創造に、ユーモアと好奇心を持って協働できる新しい仲間との出会いを楽しみにしています。

【ヒダクマとは】
飛騨の森でクマは踊る(通称ヒダクマ)は、岐阜県飛騨市を拠点に、地域に広がる広葉樹の森の活用・循環・価値創造に取り組む会社です。国内外の建築家・デザイナー、飛騨の職人とともに、ユニークなアイデアで、プロダクトから建築空間まで幅広い設計・製作のプロジェクトを実践しています。また、専門家とのフィールドワークや調査・研究、宿泊可能なデジタルものづくりカフェ「FabCafe Hida」の運営、森の恵みを活かした商品開発や、ツアープログラムを提供しています。

【森を起点にしたクリエイションーー建築家や地域の職人との協働】
「森は木材ではない。」
海の中に刺身が泳いでいないように、森の中に木材は立っていません。直角で平行な木材は美味しい部分ではありますが、木の特徴的な大部分を削ぎ落としてつくられています。もちろん削ぎ落とされた部分も無駄にはなりません。樹皮やおがこは牛舎の寝床になり畑の堆肥となり、端材はチップとなりキノコの菌床や紙の原料となり、森林資源の循環が巡っています。

ただ、美味しい部分である木材(建築・家具用材)は広葉樹流通量のたった5%しかないのが現状です。細く曲がった木は95%側に属しています。「もったいない」とか「かわいそう」という感情的な理由ではなく、95%側の木を活用し価値を向上させることが、地域と森の未来のために必要なクリエイションだと考えています。

クリエイションに欠かせないのは、建築家のユニークなアイデア、最新のテクノロジー、豊富な木の知識と高度な木工技術を持つ飛騨の職人の手仕事をかけ合わせること。ヒダクマは関わる内外の人と森をつなぎながら、森の価値・循環を更新しています。

谷口吉生・久米設計・妹島和世・新素材研究所・荒川修作+マドリン・ギンズによる美術館を紹介するシリーズ「アーティストのための美術館/アーティストによる美術館」の動画

谷口吉生・久米設計・妹島和世・新素材研究所・荒川修作+マドリン・ギンズによる美術館を紹介するシリーズ「アーティストのための美術館/アーティストによる美術館」の動画が公開されています。制作は、国際交流基金です。

一人のアーティストに捧げられた美術館、あるいはアーティスト自身の手によって設立された美術館を合計6館紹介します。


谷口吉生による「土門拳記念館」


久米設計による「草間彌生美術館」


妹島和世による「すみだ北斎美術館」

川原達也+エレン・クリスティナ・クラウゼ / KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTSによる、フランスの住宅「Maison L」。築約200年の伝統石造家屋を改修。外壁等を“あるべき”状態へ戻す修復や、内を外に拡張する“ポーチ”の増築を実施。45度振ったグリッドを基礎として計画する事で、既存と新設を“一枚の織物”の様に再構成
川原達也+エレン・クリスティナ・クラウゼ / KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTSによる、フランスの住宅「Maison L」。築約200年の伝統石造家屋を改修。外壁等を“あるべき”状態へ戻す修復や、内を外に拡張する“ポーチ”の増築を実施。45度振ったグリッドを基礎として計画する事で、既存と新設を“一枚の織物”の様に再構成 photo©KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTS
川原達也+エレン・クリスティナ・クラウゼ / KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTSによる、フランスの住宅「Maison L」。築約200年の伝統石造家屋を改修。外壁等を“あるべき”状態へ戻す修復や、内を外に拡張する“ポーチ”の増築を実施。45度振ったグリッドを基礎として計画する事で、既存と新設を“一枚の織物”の様に再構成 photo©KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTS
川原達也+エレン・クリスティナ・クラウゼ / KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTSによる、フランスの住宅「Maison L」。築約200年の伝統石造家屋を改修。外壁等を“あるべき”状態へ戻す修復や、内を外に拡張する“ポーチ”の増築を実施。45度振ったグリッドを基礎として計画する事で、既存と新設を“一枚の織物”の様に再構成 photo©KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTS

川原達也+エレン・クリスティナ・クラウゼ / KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTSが設計した、フランスの住宅「Maison L」です。
築約200年の伝統石造家屋を改修です。建築家は、外壁等を“あるべき”状態へ戻す修復や、内を外に拡張する“ポーチ”の増築を実施しました。また、45度振ったグリッドを基礎として計画する事で、既存と新設を“一枚の織物”の様に再構成を意図しました。

緩やかな起伏と緑豊かな濃淡が織りなす田園風景、そんなフランス西部に典型的な風景の中にポツンと位置する小さな石造りの村はかつてたくさんの農場で賑わっていました。
農業の機械化が進み、より少ない人手でより多くの作業量がこなせるようになったことで、小さな農場はより大きな農場へと統合されその役目を終えるも、その石灰石の柔らかな佇まいを残したまま、専用家屋やスタジオ、ギャラリーなどに転用されています。われわれが改修した住宅もそうしたもののひとつで、およそ200年前に建てられた伝統的な石造家屋です。

建築家によるテキストより

まずは左官で塗りつぶされてしまった外壁や周壁を創建当時の姿に戻しました。
地場の石灰岩が乱積みされ、その目地を左官で荒く仕上げた姿は、この地方の気候や風土との対話の中で編み出された伝統的なもので、外壁には色彩、質感、触感、そしてそれらが創り出す細かな陰影が取り戻されました。
陰影と触感を通して空を見上げずとも空の様子を知り、質感と色彩が田園風景のなかの垂直に立つ白い点景として村のアイデンティティに寄与しています。「かつてのように戻す」という設計行為を通して、あるべきものがあるべき場所に落ち着くということの安心感と安定感がふたたび出現しました。

建築家によるテキストより

住宅内部では古い木製の階段以外を残して内壁をすべて取り払い、1階はゆったりとした1室空間としました。そこではクライアント自らによって作られた家具がダイニングやリビングを緩く仕切っています。
さらにそこでの暮らしを外側に向かって拡張するようにポーチを新たに増築しました。ポーチを挿入することで、中庭、母屋、裏庭のそれぞれを個別のエレメントの串刺しではなく、一枚の織物として読み直すまなざしをクライアントと共有することができました。

建築家によるテキストより
大嶋励+小阿瀬直+山田優 / SNARK Inc.による、愛知の、ショールーム「CREATORE with PLUS 名古屋」。オフィスの構築全般を業務とする企業の施設。現代の多様な働き方に応える展示空間を目指し、異なる特徴を持つエリアが連なり風景となる構成を考案。施主の工場の廃材を利用する等サステイナブルも意識
大嶋励+小阿瀬直+山田優 / SNARK Inc.による、愛知の、ショールーム「CREATORE with PLUS 名古屋」。オフィスの構築全般を業務とする企業の施設。現代の多様な働き方に応える展示空間を目指し、異なる特徴を持つエリアが連なり風景となる構成を考案。施主の工場の廃材を利用する等サステイナブルも意識 photo©志摩大輔
大嶋励+小阿瀬直+山田優 / SNARK Inc.による、愛知の、ショールーム「CREATORE with PLUS 名古屋」。オフィスの構築全般を業務とする企業の施設。現代の多様な働き方に応える展示空間を目指し、異なる特徴を持つエリアが連なり風景となる構成を考案。施主の工場の廃材を利用する等サステイナブルも意識 photo©志摩大輔
大嶋励+小阿瀬直+山田優 / SNARK Inc.による、愛知の、ショールーム「CREATORE with PLUS 名古屋」。オフィスの構築全般を業務とする企業の施設。現代の多様な働き方に応える展示空間を目指し、異なる特徴を持つエリアが連なり風景となる構成を考案。施主の工場の廃材を利用する等サステイナブルも意識 photo©志摩大輔
大嶋励+小阿瀬直+山田優 / SNARK Inc.による、愛知の、ショールーム「CREATORE with PLUS 名古屋」。オフィスの構築全般を業務とする企業の施設。現代の多様な働き方に応える展示空間を目指し、異なる特徴を持つエリアが連なり風景となる構成を考案。施主の工場の廃材を利用する等サステイナブルも意識 photo©志摩大輔

大嶋励+小阿瀬直+山田優 / SNARK Inc.が設計した、愛知の、ショールーム「CREATORE with PLUS 名古屋」です。
オフィスの構築全般を業務とする企業の施設です。建築家は、現代の多様な働き方に応える展示空間を目指し、異なる特徴を持つエリアが連なり風景となる構成を考案しました。また、施主の工場の廃材を利用する等サステイナブルも意識しました。施設企業の公式サイトはこちら

オフィスづくりをサポートする拠点「CREATORE with PLUS」名古屋ショールームである。

オフィスとリモート、必要に応じて場所を選択できる働き方が模索される中、 “Work in life” のコンセプトのもと、計画地であるオフィスビルを多様な生活の場の連続としてとらえて計画を進めた。

建築家によるテキストより

住空間を意識したスケールや設え、街を意識したスケールや設えにショールーム機能として家具、物、人が集まる。エリアごとにデザインされた大きな開口、通路や窓を抜けて、それらが連なり風景となるような空間構成とした。

建築家によるテキストより

また、循環型社会に向けたプロダクトとして今あるものを適切に使用したデザインを試みた。
クライアントは自社で家具工場をもち、その製作過程からでる廃材をベンチの仕上材として使用、新たにデザインすることによって捨てることになる標準仕様の内装仕上材をアップサイクルし椅子の展示台に昇華するなど、スクラップ&ビルドのスパンが早いオフィス設計に対してサステナブルを意識した設計とした。

建築家によるテキストより
中村創+中村弘美 / DAN設計室による、長崎の「島原のオフィス」。海と山を望む港の前に計画。景色への眺望と外部からの視線軽減の両立を目指し、道路に対し斜めに振った外壁とランダム配置の開口を考案。斜め壁は建築に陰影も与え時間と共に表情を変化させる
中村創+中村弘美 / DAN設計室による、長崎の「島原のオフィス」。海と山を望む港の前に計画。景色への眺望と外部からの視線軽減の両立を目指し、道路に対し斜めに振った外壁とランダム配置の開口を考案。斜め壁は建築に陰影も与え時間と共に表情を変化させる photo©堀越圭晋 / エスエス
中村創+中村弘美 / DAN設計室による、長崎の「島原のオフィス」。海と山を望む港の前に計画。景色への眺望と外部からの視線軽減の両立を目指し、道路に対し斜めに振った外壁とランダム配置の開口を考案。斜め壁は建築に陰影も与え時間と共に表情を変化させる photo©堀越圭晋 / エスエス
中村創+中村弘美 / DAN設計室による、長崎の「島原のオフィス」。海と山を望む港の前に計画。景色への眺望と外部からの視線軽減の両立を目指し、道路に対し斜めに振った外壁とランダム配置の開口を考案。斜め壁は建築に陰影も与え時間と共に表情を変化させる photo©堀越圭晋 / エスエス

中村創+中村弘美 / DAN設計室が設計した、長崎の「島原のオフィス」です。
海と山を望む港の前に計画されました。建築家は、景色への眺望と外部からの視線軽減の両立を目指し、道路に対し斜めに振った外壁とランダム配置の開口を考案しました。また、斜め壁は建築に陰影も与え時間と共に表情を変化させます。

島原港の目前に位置し、島原港に面する海と雲仙岳の眺望を望むことが出来る位置に今回の計画地はあった。

建築家によるテキストより

南側には島原港、西側には雲仙岳を望む事が出来る為、この景色を眺めながら仕事の出来るオフィスを計画したい、同時に、大通りに面する為、道路との見合いを極力なくしたいとの要望があった。

建築家によるテキストより

道路との見合いを軽減すると共に、極力、眺望を確保するため、斜めに外壁を振ることで、周囲からの視線を遮り、かつ最大限の眺望を確保出来るような計画とした。

斜めの外壁の一定のリズムの中に、ランダムな開口を設けることで、単調ではなく変化のあるファサードデザインを生みだすことが出来た。また、斜めの外壁は、時間と共に陰影に変化をもたらし、ランダムな開口から漏れる光と合わせて、時間とともに刻々と表情を変化させていく。

建築家によるテキストより
イランイランによる、東京・豊島区の住戸改修「J house」。タワーマンションでのプロジェクト。音楽の様に感情に訴える空間を目指して、建築の各部分を曲の其々の要素と捉えて設計。環境の特徴を活かした平面計画と光や季節の移ろいを感じられる素材選択を行う
イランイランによる、東京・豊島区の住戸改修「J house」。タワーマンションでのプロジェクト。音楽の様に感情に訴える空間を目指して、建築の各部分を曲の其々の要素と捉えて設計。環境の特徴を活かした平面計画と光や季節の移ろいを感じられる素材選択を行う photo©ナカサ&パートナーズ 大谷宗平
イランイランによる、東京・豊島区の住戸改修「J house」。タワーマンションでのプロジェクト。音楽の様に感情に訴える空間を目指して、建築の各部分を曲の其々の要素と捉えて設計。環境の特徴を活かした平面計画と光や季節の移ろいを感じられる素材選択を行う photo©ナカサ&パートナーズ 大谷宗平
イランイランによる、東京・豊島区の住戸改修「J house」。タワーマンションでのプロジェクト。音楽の様に感情に訴える空間を目指して、建築の各部分を曲の其々の要素と捉えて設計。環境の特徴を活かした平面計画と光や季節の移ろいを感じられる素材選択を行う photo©ナカサ&パートナーズ 大谷宗平

藤川祐二郎+金瑛実+近藤道太郎 / イランイランが設計した、東京・豊島区の住戸改修「J house」です。
タワーマンションでのプロジェクトです。建築家は、音楽の様に感情に訴える空間を目指して、建築の各部分を曲の其々の要素と捉えて設計しました。そして、環境の特徴を活かした平面計画と光や季節の移ろいを感じられる素材選択を行いました。

東京都内のタワーマンションリノベーションの計画である。

建築家によるテキストより

「建築は凍れる音楽であり、音楽は流れる建築である」
これは、ドイツの哲学者フリードリヒ・シュレーゲルの言葉である。

それを私たちなりに解釈し、平面ゾーニングをメロディ、高さ方向をコード進行、素材を歌詞と捉え、音楽のようにより直に人間の感情に訴える空間を目指した。

建築家によるテキストより

平面ゾーニングは日当たりが良く太陽に近いゾーンを中心として、各部屋を放射状に配置し容易に中心であるLDKにアクセスしやすいように計画した。ガラスの間仕切りでつながりや奥行きを、各所のR形状で柔らかさや優しさを表現した。

高さは構造上の制限の中でも、高低差を施して動きを出し、高層階特有の広々とした景観を取り込む工夫をした。素材は床にオークのヘリンボーン材、壁面のグレー色やリズミカルなタイルを用い、光による陰影で時間の経過や季節の移ろいを肌感覚で感じられように試みた。

建築家によるテキストより
【ap job更新】 長坂常率いる「スキーマ建築計画」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒)を募集中
【ap job更新】 長坂常率いる「スキーマ建築計画」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒)を募集中
【ap job更新】 長坂常率いる「スキーマ建築計画」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒)を募集中

長坂常率いる「スキーマ建築計画」の、設計スタッフ(経験者・既卒・2023年新卒)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

こんにちは。スキーマ建築計画代表の長坂常です。

このもどかしい時代に、皆が何か新しいところに向かおうとしている。
後ろを向いていても何も始まらない。

そんな中、我々も色々な問いかけをもらい、空間を介してその答えを返しています。

新しい働き方、新しい遊び方、新しい交流のあり方、新しい表現のあり方、新しいショップのあり方、新しい乗り物のあり方、新しい都市のあり方、新しい解体のあり方、新しい施工方法、新しいお金の集め方、新しい土の使い方など。

そんなさまざま問いに対して、我々は土から家具、建築から都市計画と様々なスケールで新しいあり方を考え、提案しています。その問いは、国内からのみに限らず、海外あらゆる地域から貰っています。

それらの活動は、まあまあしんどいです。ですが、自分すら想像できていないところに誘われていく、そんな感覚は刺激的でやりがいがあります。そして、みんなにもそれを味わってもらいたい。

ぜひ、一緒に取り組みませんか?
我こそは、という人がいましたら、是非手を挙げてください。

スキーマ建築計画では、設計スタッフの通年採用を行なっています。ご興味のある方、下記の募集要項をご参照の上、ご応募ください。

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美術館、ショップ、 レストラン、住宅、工場、ホテル、銭湯など、多種多様なプロジェクトに日々取り組んでいます。それは、日本国内のみならず、東アジアを中心にアメリカやヨーロッパなど、案件をいただく国も条件も様々で、建築、内装といった枠組みの中にとどまらず、まちづくりや人のアクティビティも含めた幅広い規模のプロジェクトを進めています。

多彩なプロジェクト一つ一つを通じ、日々新たな価値に出会い、発見することこそがデザインの根源であり、知識や経験を絶えず更新しつづけることで、スキーマならではのオリジナルなものづくりを実践しています。プロジェクトの大小に関わらず、2つとして同じ案件はないため、常に高いデザイン力と提案力が求められますが、それだけにプロジェクトごとに学びがあり、貴重で大きな経験を積むことができます。

そのようなスキーマの環境を最大限に利用し、これまで培った知識や経験、創造力にもっと磨きながら、スキーマのデザイン・建築を学びたいという方、ぜひ一緒に働きませんか?

Schenk HattoriとSUGIBERRYによる、ベルギー・アントワープの「Exhibition Pavilion in deSingel」。展覧会の為に考案された仮設建築。図面等の展示でなく今回の“場所”と“時間”だからこその可能性を求め、施設の中庭に廃材を用いたパヴィリオンを計画。微地形を読み取り“場所に強く根ざした”建築をつくる
Schenk HattoriとSUGIBERRYによる、ベルギー・アントワープの「Exhibition Pavilion in deSingel」。展覧会の為に考案された仮設建築。図面等の展示でなく今回の“場所”と“時間”だからこその可能性を求め、施設の中庭に廃材を用いたパヴィリオンを計画。微地形を読み取り“場所に強く根ざした”建築をつくる photo©Michiel De Cleene
Schenk HattoriとSUGIBERRYによる、ベルギー・アントワープの「Exhibition Pavilion in deSingel」。展覧会の為に考案された仮設建築。図面等の展示でなく今回の“場所”と“時間”だからこその可能性を求め、施設の中庭に廃材を用いたパヴィリオンを計画。微地形を読み取り“場所に強く根ざした”建築をつくる photo©Michiel De Cleene
Schenk HattoriとSUGIBERRYによる、ベルギー・アントワープの「Exhibition Pavilion in deSingel」。展覧会の為に考案された仮設建築。図面等の展示でなく今回の“場所”と“時間”だからこその可能性を求め、施設の中庭に廃材を用いたパヴィリオンを計画。微地形を読み取り“場所に強く根ざした”建築をつくる photo©Michiel De Cleene

スティーブン・シェンク+服部大祐 / Schenk Hattoriヨハネス・ベリー+高杉真由 / SUGIBERRYによる、ベルギー・アントワープの「Exhibition Pavilion in deSingel」です。
展覧会の為に考案された仮設建築です。建築家は、図面等の展示でなく今回の“場所”と“時間”だからこその可能性を求め、施設の中庭に廃材を用いたパヴィリオンを計画しました。具体的には、微地形を読み取り“場所に強く根ざした”建築をつくる事を試みました。会場となった施設の公式サイトはこちら

アントワープの文化施設deSingelにて行われた展覧会。

文化施設=「場所」、3ヶ月の会期=「時間」でしか作り得ない空間体験とはどういったものかと考え、単に与えられた部屋に模型や図面を展示するのではなく、展示空間そのものであると同時に会期中のレクチャーイベントにも使用可能なパビリオンを建設した。

建築家によるテキストより

敷地となった施設の中庭は、何もない状態では歩いていてもほとんど気付かない程度の僅かな傾斜がついており、中央に向かって徐々に下がっている。実際、既存の施設図面にこの傾斜は表現されておらず、いわば無いものとして無視されていた。

建築家によるテキストより

ここに、地面に半分埋め込む形で、施設の過去イベントで使用された廃材を再利用し、パビリオンを建てる。地面の傾斜が、中庭を横断する細長いパビリオンの水平性によって顕在化され、人々の意識上に立ち現れる。傾斜が顕在化することで、中庭は中心性を、パビリオンは内外の境界を獲得する。

建築家によるテキストより

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