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サージソン・ベイツ・アーキテクツが、2022年1月に行った講演の動画

サージソン・ベイツ・アーキテクツが、2022年1月18日に行った講演の動画です。イギリスのアーキテクチャー・ファンデーションの主催で行われたものです。

(翻訳)
バービカン・センターとアーキテクチャー・ファンデーションの「アーキテクチャー・オン・ステージ」プログラムの一環として、サージソン・ベイツのロンドンとチューリッヒのオフィスで設計された最近のプロジェクトを、プラクティスディレクターのジョナサン・サージソン、スティーブン・ベイツ、マーク・タフが紹介します。

最近のプロジェクトには、アントワープのハーバー・ビルディング、ラベンダー・ヒルの中庭付き住宅計画、シニア住宅プロバイダーのペガサス・ライフのために設計されたハムステッドの邸宅ブロックなどがあります。 現在、noArchitectenとEM2Nとのパートナーシップにより、ブリュッセルの中心部にあるイーザー・シトロエンの自動車工場を、近代・現代美術館とCIVA建築博物館が入る芸術・文化施設「Kanal」に改修しているところです。

(原文)
Practice directors Jonathan Sergison, Stephen Bates and Mark Tuff present recent projects designed from Sergison Bates’ offices in London and Zurich as part of the Barbican Centre and Architecture Foundation’s Architecture on Stage programme.

Recent projects include the Harbour Building in Antwerp, a courtyard housing scheme in Lavender Hill and a mansion block in Hampstead designed for the senior housing provider Pegasus Life. In partnership with noArchitecten and EM2N the practice is currently transforming the Yser Citroën car factory at the heart of Brussels into the ‘Kanal’ arts and cultural venue, to house the Museum of Modern and Contemporary Art and CIVA Architecture Museum.

【ap job更新】 開発企画から竣工後の運営までを行う「株式会社キャンプサイト」が、建築設計実務経験者を募集中
【ap job更新】 開発企画から竣工後の運営までを行う「株式会社キャンプサイト」が、建築設計実務経験者を募集中
【ap job更新】 開発企画から竣工後の運営までを行う「株式会社キャンプサイト」が、建築設計実務経験者を募集中CONCEPT IMAGE(自然とともに、あそび、はたらき、くらす)

開発企画から竣工後の運営までを行う「株式会社キャンプサイト」の、建築設計実務経験者募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

株式会社キャンプサイトは、プロジェクト規模とエリアの拡大にともない、一緒にプロジェクトに取り組む建築設計実務経験者を募集します!

キャンプサイトが扱うプロジェクトは、北は北海道から南は沖縄まで、ホテルやキャンプ場といった宿泊施設を中心にホテル、オフィスからコワーキングスペース、シェアハウス、マンションなどを中心に企画・プロデュースから建築設計やインテリアデザイン、そして運営まで対応。

 
◆キャンプサイトの特徴
1)企画から設計、運営、ブランディングまで一気通貫で提案できるチーム体制
設計事務所は通常、設計者を中心とした組織体制となりますが、キャンプサイトは設計経験者に加え、不動産開発から施設運営まで、多様なバックグラウンドをもったメンバーによって構成されています。そのため、開発企画段階から竣工後の運営まで、長期にわたりプロジェクトに関わるケースが多くあります。

これは、自社でホテル、キャンプ場、コワーキング施設を運営しているため、企画段階から竣工後の運営までを見据えた設計提案が可能となります。例えば、標高1,250mの八ヶ岳山麓に位置するHYTTER LODGE & CABINSは温泉旅館とキャンプ場の再生プロジェクトです。キャンプサイトが事業主体となり、企画、開発、ブランディング、運営を行っています。

田中悠希+榎本亮祐 / YRADによる、大分市の商業施設「TAKENISHI TERRACE」。商店街のビル跡地が敷地で界隈に賑わいを取り戻したいとの依頼に、設計前に意義を理解し場を盛り上げてくれる入居者を探し計画開始、回遊性と様々な居場所をつくり活性化を目指す
田中悠希+榎本亮祐 / YRADによる、大分市の商業施設「TAKENISHI TERRACE」。商店街のビル跡地が敷地で界隈に賑わいを取り戻したいとの依頼に、設計前に意義を理解し場を盛り上げてくれる入居者を探し計画開始、回遊性と様々な居場所をつくり活性化を目指す photo©矢野紀行(矢野紀行写真事務所)
田中悠希+榎本亮祐 / YRADによる、大分市の商業施設「TAKENISHI TERRACE」。商店街のビル跡地が敷地で界隈に賑わいを取り戻したいとの依頼に、設計前に意義を理解し場を盛り上げてくれる入居者を探し計画開始、回遊性と様々な居場所をつくり活性化を目指す photo©矢野紀行(矢野紀行写真事務所)
田中悠希+榎本亮祐 / YRADによる、大分市の商業施設「TAKENISHI TERRACE」。商店街のビル跡地が敷地で界隈に賑わいを取り戻したいとの依頼に、設計前に意義を理解し場を盛り上げてくれる入居者を探し計画開始、回遊性と様々な居場所をつくり活性化を目指す photo©矢野紀行(矢野紀行写真事務所)
田中悠希+榎本亮祐 / YRADによる、大分市の商業施設「TAKENISHI TERRACE」。商店街のビル跡地が敷地で界隈に賑わいを取り戻したいとの依頼に、設計前に意義を理解し場を盛り上げてくれる入居者を探し計画開始、回遊性と様々な居場所をつくり活性化を目指す photo©矢野紀行(矢野紀行写真事務所)

田中悠希+榎本亮祐 / YRADが設計した、大分市の商業施設「TAKENISHI TERRACE」です。商店街のビル跡地が敷地で界隈に賑わいを取り戻したいとの依頼に、設計前に意義を理解し場を盛り上げてくれる入居者を探し計画開始、回遊性と様々な居場所をつくり活性化を目指しました。店舗の公式サイトはこちら

これは、商店街に面する老朽化した貸ビル解体後の、土地利用の更新のあり方に向き合ったプロジェクトです。

建築家によるテキストより

敷地は大分市中心部、地元で最も古い商店街の西端。かつての賑わいは影を潜め、アーケードは通り道と化していました。
この街で不動産賃貸業を営むクライアントから、解体後駐車場にする予定の敷地の一角に、小さなテナントスペースと人々が憩える公園のような居場所を作り、もう一度この界隈に賑わいを取り戻したいと依頼を受けました。

日常の延長線上にあるもの、何気ない日々の生活に彩りを添えてくれる、そのようなテナントのイメージがありました。

建築家によるテキストより

人を惹きつける空間には、作り手側と共通の認識で場を盛り上げていってくれる入居者の存在が必要不可欠だと捉え、先に入居者を決めてプロジェクトを進めるコーポラティブな場の作り方がここでは相応しいと考えました。
また、建築は小さいながらも、複数の店舗と内外に様々な居場所を作ることで、賑わいや多様な体験ができるようにしました。

建築家によるテキストより
柿木佑介+廣岡周平 / PERSIMMON HILLS architectsによる、神奈川・横浜市のオフィス「関内の光窓」。数年で建替え検討するビルを一時的に使う計画、既存連窓に空間の特徴を見出し弧を描く窓台をデザイン、“明るい窓辺=光窓”により“心がふわっとなる解放されたと感じる瞬間”を生み出す
柿木佑介+廣岡周平 / PERSIMMON HILLS architectsによる、神奈川・横浜市のオフィス「関内の光窓」。数年で建替え検討するビルを一時的に使う計画、既存連窓に空間の特徴を見出し弧を描く窓台をデザイン、“明るい窓辺=光窓”により“心がふわっとなる解放されたと感じる瞬間”を生み出す photo©長谷川健太
柿木佑介+廣岡周平 / PERSIMMON HILLS architectsによる、神奈川・横浜市のオフィス「関内の光窓」。数年で建替え検討するビルを一時的に使う計画、既存連窓に空間の特徴を見出し弧を描く窓台をデザイン、“明るい窓辺=光窓”により“心がふわっとなる解放されたと感じる瞬間”を生み出す photo©長谷川健太
柿木佑介+廣岡周平 / PERSIMMON HILLS architectsによる、神奈川・横浜市のオフィス「関内の光窓」。数年で建替え検討するビルを一時的に使う計画、既存連窓に空間の特徴を見出し弧を描く窓台をデザイン、“明るい窓辺=光窓”により“心がふわっとなる解放されたと感じる瞬間”を生み出す photo©長谷川健太

柿木佑介+廣岡周平 / PERSIMMON HILLS architectsが設計した、神奈川・横浜市のオフィス「関内の光窓」です。数年で建替え検討するビルを一時的に使う計画、既存連窓に空間の特徴を見出し弧を描く窓台をデザイン、“明るい窓辺=光窓”により“心がふわっとなる解放されたと感じる瞬間”を生み出すことが試みられました。

「軽い」は英語でLight。光と同じ言葉です。
光、というのは明るさとか光線とか物質的に見ているけれども光というのはそもそも何か心がふわっとなる解放されたと感じる瞬間なのではないか。 この内装の設計はそういった光と出会う場所を考えたプロジェクトです。

建築家によるテキストより

このプロジェクトの中のビルは関内の防火建築帯のビルの1つです。不同沈下がひどく、この数年で建て替えを検討しており、それまでの期間を一時的にオフィスとして使う計画です。RCの柱が壁際にあり、連窓が特徴的で、それを活かすように弧を描く窓台を設けて、明るい窓辺=光窓を生み出しました。

建築家によるテキストより

円弧が部屋をより広く感じさせるのびやかな印象を生み出します。 グレー色で仕上げられた内装の中に窓辺だけ光沢があり、周囲の景色を反射します。 色のついた家具や植栽やペインティングも周囲の景色と同じように反射され、少しくらいインテリアの中でふわっと心を揺らします。

建築家によるテキストより
ファラを共同主宰するフィリップ・マガリャインシュへのインタビュー。長谷川逸子の「柿生の住宅」を通してファラの思想に迫る内容
ファラを共同主宰するフィリップ・マガリャインシュへのインタビュー。長谷川逸子の「柿生の住宅」を通してファラの思想に迫る内容左:フィリップ・マガリャインシュ / 中央:アナ・ルイサ・ソアレス / 右:アーメッド・ベルホジャ photo©paulocatrica4

ファラを共同主宰するフィリップ・マガリャインシュへのインタビューが、whatisahousefor.comに掲載されています。長谷川逸子の「柿生の住宅」を通してファラの思想に迫る内容です。日本語で閲覧可能です。

【ap job更新】 ベネチア・ビエンナーレで金獅子賞を受賞した建築家らが率いる「waiwai」が、海外・国内両方のプロジェクトに関わる、設計スタッフ(新卒・中途)・秘書広報スタッフ・アルバイトを募集中
【ap job更新】 ベネチア・ビエンナーレで金獅子賞を受賞した建築家らが率いる「waiwai」が、海外・国内両方のプロジェクトに関わる、設計スタッフ(新卒・中途)・秘書広報スタッフ・アルバイトを募集中
【ap job更新】 ベネチア・ビエンナーレで金獅子賞を受賞した建築家らが率いる「waiwai」が、海外・国内両方のプロジェクトに関わる、設計スタッフ(新卒・中途)・秘書広報スタッフ・アルバイトを募集中ベネチアビエンナーレ国際建築展 金獅子賞(画像提供:National Pavilion UAE)

ベネチア・ビエンナーレで金獅子賞を受賞した建築家らが率いる「waiwai」の、海外・国内両方のプロジェクトに関わる、設計スタッフ(新卒・中途)・秘書広報スタッフ・アルバイト募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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海外・国内両方のプロジェクトに関わる、設計フルタイムスタッフ(新卒・中途)、秘書・広報スタッフ、アルバイトを募集します。

waiwaiは、山雄和真とWael Al Awarの2人のパートナーが率いる、東京とドバイを拠点とする建築設計事務所です。
東京とドバイを拠点としながら、日本国内をはじめ、中東・アジア・アフリカの様々な国や地域において幅広い設計・デザイン業務を手がけています。

昨年のベネチア・ビエンナーレ国際建築展では、弊社パートナーがキュレーションしたUAE館が、最高賞である金獅子賞を受賞しました。単なる設計事務所の枠を超えて様々な活動を行っており、国際的に高い評価を得ています。

現在進行中のプロジェクトに、数万㎡規模の美術館・アートギャラリーやホテル、大規模住宅地開発、数千㎡規模のホテル・ヴィラ/別荘・商業施設・福祉施設・アウトドア施設等々、多種多様なプロジェクトが動いています。

まだまだ若い事務所ですが、比較的大規模な民間の建築プロジェクトが複数同時に動いていることが特徴です。クライアントや協働する関係者も国内外多様な人々と日々関わっており、チームメンバー全員が前線に立ちますので、組織設計では手に入れることのできない経験が得られることと思います。

デザインの面においては、ひとつひとつのプロジェクトが真に求めているものを様々な角度から分析し、「そこにしかない物語」を構築することによって、関係者全員の意思共有を図るとともに、その都度全く異なったデザインを行うことを信条としています。

昨年度より、会社規模の一層の発展を目指した組織改編を行っています。中東地域を中心とする海外プロジェクトについても、日本チームとドバイチーム双方で共に携わるようにし、すべてのチームメンバーが、国内外双方のプロジェクトに関わる機会を作っていきます。大きな視点で様々なプロジェクトに共に挑戦してくれる方の応募をお待ちしています。

【ap job更新】 東 環境・建築研究所が、設計スタッフ(新卒・既卒)とアルバイトを募集中
【ap job更新】 東 環境・建築研究所が、設計スタッフ(新卒・既卒)とアルバイトを募集中
【ap job更新】 東 環境・建築研究所が、設計スタッフ(新卒・既卒)とアルバイトを募集中亀甲新

東 環境・建築研究所の、設計スタッフ(新卒・既卒)とアルバイト募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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東 環境・建築研究所では設計スタッフを募集しています。

「塔の家」を設計した東孝光が設立し、55年を迎えた事務所です。
最近では「星のや」などリゾート施設や商業施設を中心に、集合住宅や個人住宅など様々な建築を手掛けています。
また、アジアの仕事も増えており、海外プロジェクト経験希望者、色々なタイプの仕事を経験したい方も歓迎致します。

長く一緒に仕事ができるように、給与、体制なども考慮致します。

山村健+ナタリア サンツ・ラヴィーニャ / YSLA Architectsによる、埼玉の住宅「Casa Eri」。若い施主家族の住宅で祖父母の家の傍らに計画、中庭に面するテラスが三世代の集う場として機能、家族が多目的に使い行為を共有する“ゴロゴロ・スペース”は未来の変化にも柔軟に対応
山村健+ナタリア サンツ・ラヴィーニャ / YSLA Architectsによる、埼玉の住宅「Casa Eri」。若い施主家族の住宅で祖父母の家の傍らに計画、中庭に面するテラスが三世代の集う場として機能、家族が多目的に使い行為を共有する“ゴロゴロ・スペース”は未来の変化にも柔軟に対応 photo©小野寺宗貴
山村健+ナタリア サンツ・ラヴィーニャ / YSLA Architectsによる、埼玉の住宅「Casa Eri」。若い施主家族の住宅で祖父母の家の傍らに計画、中庭に面するテラスが三世代の集う場として機能、家族が多目的に使い行為を共有する“ゴロゴロ・スペース”は未来の変化にも柔軟に対応 photo©小野寺宗貴
山村健+ナタリア サンツ・ラヴィーニャ / YSLA Architectsによる、埼玉の住宅「Casa Eri」。若い施主家族の住宅で祖父母の家の傍らに計画、中庭に面するテラスが三世代の集う場として機能、家族が多目的に使い行為を共有する“ゴロゴロ・スペース”は未来の変化にも柔軟に対応 photo©小野寺宗貴

山村健+ナタリア サンツ・ラヴィーニャ / YSLA Architectsによる、埼玉の住宅「Casa Eri」です。若い施主家族の住宅で祖父母の家の傍らに計画、中庭に面するテラスが三世代の集う場として機能、家族が多目的に使い行為を共有する“ゴロゴロ・スペース”は未来の変化にも柔軟に対応します。

首都圏や地方を転々とした若夫婦が祖父母の近くに住むことを決めた。それがこの建築の始まりだった。
二人の子ども達がすくすくと育ち、祖父母と過ごす時間を増やしながら、二人の子どもたちを育てたいという思いから、祖父母の住宅が建つ敷地に新居を建てることにした。

建築家によるテキストより

Casa Eriの特徴の一つは、中庭に面したテラスである。内部と一体的に繋がったテラスは新居の中心的な場所となっている。家族の団欒の場所となり、天気の良いにはこのテラスでご飯を食べ、ここから庭に降りて遊び、寝転がりながら読書もできる。さらに、祖父母にとってもテラスは新たな空間であり、ふらっと立ち寄り孫と遊ぶこともできる。テラスは三世代が集う場所として設計している。

建築家によるテキストより

この家にはリビングという部屋はない。そのかわり「ゴロゴロ・スペース」と呼ぶ空間がある。ここでは、子どもが寝っ転がったり、子どもと寝っ転がったり、大人が昼寝としたり、もしくは年齢に関係なく勉強したり、読書をしたりする空間である。子どもが子ども部屋に閉じこもるのではなく、勉強や遊びや昼寝などの行為を皆で共有したいという願いのもとに生まれた空間である。また子どもたちが大きくなったら腰掛けて使うこともできる。未来への時間への変化に対して様々な使い方に柔軟に対応できるように設計している。

建築家によるテキストより
SAKUMAESHIMA / 朔永吉+前嶋章太郎による、東京・原宿の店舗「TOKYO 23」。ストリート文化を発信し続ける地域にあり、通行人への認知を考慮し巨大LEDディスプレイとバスケコートを設置、ブランドの世界観を伝えファンコミュニティ自然形成の場を目指す
SAKUMAESHIMA / 朔永吉+前嶋章太郎による、東京・原宿の店舗「TOKYO 23」。ストリート文化を発信し続ける地域にあり、通行人への認知を考慮し巨大LEDディスプレイとバスケコートを設置、ブランドの世界観を伝えファンコミュニティ自然形成の場を目指す photo©Masaaki Inoue / BOUILLON
SAKUMAESHIMA / 朔永吉+前嶋章太郎による、東京・原宿の店舗「TOKYO 23」。ストリート文化を発信し続ける地域にあり、通行人への認知を考慮し巨大LEDディスプレイとバスケコートを設置、ブランドの世界観を伝えファンコミュニティ自然形成の場を目指す photo©Masaaki Inoue / BOUILLON
SAKUMAESHIMA / 朔永吉+前嶋章太郎による、東京・原宿の店舗「TOKYO 23」。ストリート文化を発信し続ける地域にあり、通行人への認知を考慮し巨大LEDディスプレイとバスケコートを設置、ブランドの世界観を伝えファンコミュニティ自然形成の場を目指す photo©Masaaki Inoue / BOUILLON

SAKUMAESHIMA / 朔永吉+前嶋章太郎が設計した、東京・原宿の店舗「TOKYO 23」です。ストリート文化を発信し続ける地域にあり、通行人への認知を考慮し巨大LEDディスプレイとバスケットコートを設置、ブランドの世界観を伝えファンコミュニティ自然形成の場が目指されました。店舗の公式サイトはこちら

ストリートカルチャーを長きにわたり発信し続けている原宿、キャットストリートの裏道にオープンしたTOKYO 23のインテリアデザインを手掛けた。

すぐ近くにあった店舗から移転・拡張オープンとなった当店舗では、ジョーダンブランドが日本で一番多く見ることが出来、またスニーカーだけでなく、アパレルにおいてもメンズ、ウィメンズ、キッズのラインナップを見ることの出来るショップとして計画されていた。

建築家によるテキストより

スニーカーをポップカルチャーへ昇華させたと言われているジョーダンを展開するショップに相応しく、ブランドのルーツであるバスケットボールの世界観が体感出来ること、ジョーダンカルチャーのファンによるコミュニティが自然に形成されるような場を目指した。

建築家によるテキストより

築30年の原宿らしいバラエティ豊かなテナントビルの中に位置し、エントランスが少し奥にセットバックしていることから、道を歩く人にも気づいてもらえることもインテリアを考える上で大切な要素だった。そこで、ショップ壁面に巨大なLEDディスプレイを中心に、バスケットコートが広がるインテリア計画を考えた。

建築家によるテキストより
杉山純一+飯泉洋紀 / ssideによる、東京・杉並区の住宅「相交差」。限られた敷地内に“余白”をつくる事を目指し、住宅要素を用途毎に整理し分割した2つの直方体をずらし平面を構成、そこで生まれた吹抜空間が季節の移ろいや家族の気配を感じさせる
杉山純一+飯泉洋紀 / ssideによる、東京・杉並区の住宅「相交差」。限られた敷地内に“余白”をつくる事を目指し、住宅要素を用途毎に整理し分割した2つの直方体をずらし平面を構成、そこで生まれた吹抜空間が季節の移ろいや家族の気配を感じさせる外観 photo©石井雅義
杉山純一+飯泉洋紀 / ssideによる、東京・杉並区の住宅「相交差」。限られた敷地内に“余白”をつくる事を目指し、住宅要素を用途毎に整理し分割した2つの直方体をずらし平面を構成、そこで生まれた吹抜空間が季節の移ろいや家族の気配を感じさせる吹き抜け photo©石井雅義
杉山純一+飯泉洋紀 / ssideによる、東京・杉並区の住宅「相交差」。限られた敷地内に“余白”をつくる事を目指し、住宅要素を用途毎に整理し分割した2つの直方体をずらし平面を構成、そこで生まれた吹抜空間が季節の移ろいや家族の気配を感じさせるLDK photo©石井雅義

杉山純一+飯泉洋紀 / ssideが設計した、東京・杉並区の住宅「相交差」です。限られた敷地内に“余白”をつくる事を目指し、住宅要素を用途毎に整理し分割した2つの直方体をずらし平面を構成、そこで生まれた吹抜空間が季節の移ろいや家族の気配を感じさせる計画です。

住宅の要素を用途ごとに整理し分割した2つの直方体をスライドさせて平面を構成することで、限られた敷地内に余白を生み出しました。

建築家によるテキストより

余白部分は、光や風を室内に積極的に取り込むことはもちろん、周囲の視線を遮ることのできる壁を設けることでプライバシーが守られる空間を確保しました。この構成により外部は室内の延長となって床面積以上の広がりをもたらし、室内にいても季節の移ろいを感じとることができることを想定しました。

建築家によるテキストより

また、この住宅を構成する各室が階層によって分断されないような断面構成としました。
吹抜けとスキップフロアで立体的に交差させることで、リビング部分に核となる空間容積を確保し、開放感と一体感を得ることが可能となりました。

建築家によるテキストより
赤松佳珠子+大村真也 / CAtによる、東京・港区のテナントオフィス「ROPPONGI TERRACE」。床面積確保と住空間の様に快適な事務所との要望に、地上階での採光等を考慮し公園側に開くようスラブを傾け積層、天井面を滑るように光風が室内を抜ける“テラスのような建築”をつくる
赤松佳珠子+大村真也 / CAtによる、東京・港区のテナントオフィス「ROPPONGI TERRACE」。床面積確保と住空間の様に快適な事務所との要望に、地上階での採光等を考慮し公園側に開くようスラブを傾け積層、天井面を滑るように光風が室内を抜ける“テラスのような建築”をつくる photo©中村絵
赤松佳珠子+大村真也 / CAtによる、東京・港区のテナントオフィス「ROPPONGI TERRACE」。床面積確保と住空間の様に快適な事務所との要望に、地上階での採光等を考慮し公園側に開くようスラブを傾け積層、天井面を滑るように光風が室内を抜ける“テラスのような建築”をつくる photo©中村絵
赤松佳珠子+大村真也 / CAtによる、東京・港区のテナントオフィス「ROPPONGI TERRACE」。床面積確保と住空間の様に快適な事務所との要望に、地上階での採光等を考慮し公園側に開くようスラブを傾け積層、天井面を滑るように光風が室内を抜ける“テラスのような建築”をつくる photo©中村絵

赤松佳珠子+大村真也 / CAtが設計した、東京・港区のテナントオフィス「ROPPONGI TERRACE」です。床面積確保と住空間の様に快適な事務所との要望に、地上階での採光等を考慮し公園側に開くようスラブを傾け積層、天井面を滑るように光風が室内を抜ける“テラスのような建築”をつくることが目指されました。

敷地は、六本木の中心地にありながら、小さな住宅や集合住宅が肩を寄せ合うように立ち並ぶ一角。細長い路地の奥に建ち、東側に公園に面する。最大限床面積を確保しながら、住空間に近い快適性をもった12のテナントオフィスが求められた。

建築家によるテキストより

公園側は、開けた視界の向こうに大きなビルが立ち並ぶ大きな風景が、反対側は敷地ギリギリまで小さな建物が隣接し、東京の下町のような小さな風景が広がる。都心に空いたヴォイド(公園)の開放感を最大限に取り入れ、このふたつの風景を接続し、視線、風や光が通り抜ける、全体がテラスのような建築を目指した。

建築家によるテキストより

公園と敷地の高低差により、地上レベルは、ほとんど日照や風通しは期待できず、密集するこの環境に埋没してしまう。そこで、大きな風景へと向かうようにスラブを傾け、ふたつの風景を接続し、各階の空間が断面的広がりを持つように斜めのスラブを積層させた。そこに開放的な建具を組み合わせ、コンクリート打ち放しの天井面を滑るように光や風が室内に取り込まれ、反対側まで通り抜けていく。

建築家によるテキストより
山田陽平 / OYYによる、埼玉の事務所「005-office」。印刷工場内の床半分を事務所に改修する計画、既存の“無機質すぎる空間”に機能的要素を強調し他の意味も発見できるデザインを与え、合理性と自由さを同時にもつ建築を目指す
山田陽平 / OYYによる、埼玉の事務所「005-office」。印刷工場内の床半分を事務所に改修する計画、既存の“無機質すぎる空間”に機能的要素を強調し他の意味も発見できるデザインを与え、合理性と自由さを同時にもつ建築を目指す photo©山田陽平(OYY)
山田陽平 / OYYによる、埼玉の事務所「005-office」。印刷工場内の床半分を事務所に改修する計画、既存の“無機質すぎる空間”に機能的要素を強調し他の意味も発見できるデザインを与え、合理性と自由さを同時にもつ建築を目指す photo©山田陽平(OYY)
山田陽平 / OYYによる、埼玉の事務所「005-office」。印刷工場内の床半分を事務所に改修する計画、既存の“無機質すぎる空間”に機能的要素を強調し他の意味も発見できるデザインを与え、合理性と自由さを同時にもつ建築を目指す photo©山田陽平(OYY)

山田陽平 / OYYが設計した、埼玉の事務所「005-office」です。印刷工場内の床半分を事務所に改修する計画、既存の“無機質すぎる空間”に機能的要素を強調し他の意味も発見できるデザインを与え、合理性と自由さを同時にもつ建築が目指されました。

印刷工場内2Fの半分程度をオフィスとする計画。

必要とされたのは、 (A)営業・経理部門の事務室、(B)技術部門の事務室、(C)大型印刷機の作業室を2つ、である。2Fへの階段を上がってすぐに(A)の事務室を配置した。もともとある大きな作業室を分節し2つの作業室(C)とし、ここに(B)の事務室を隣接させることで、スムーズな連携が取れる室配置を意図した。

建築家によるテキストより

機能的な要件から決められた空間は工場の素っ気なさや無骨さに対してうまく馴染む一方で、デスクワークをする空間としては少し無機質すぎるように感じていた。そこで、いくつかの機能的要素をピックアップし、それらの形・大きさ・材質・色・取り付き方などを強調するようにデザインし再配置していった。

建築家によるテキストより

形は機能や意味と一対一の関係ではなく、形自体が無数の意味を発している。機能や目的に対してシンプルに応答した形を事後的に読み替え強調していくことで機能をオブジェクト化し、これによって空間を装飾することを試みている。機能を利用した装飾は合理的であると同時にステッカーをペタペタと貼り足していくような、付け足していくことの自由さも感じていた。

全くの別物へと作り直すのではなく、オブジェクトの付け足しによって空間の見え方を変えていくよう意識した。単一の機能や目的だけでは決定しきれない形で遊ぶようにして設計し、合理性と自由さを同時にもつ建築を目指した。

建築家によるテキストより
矢萩智 / SYAとkamikamiによる、岐阜・瑞浪市のカフェ「蜜や」。養蜂園運営のカフェとして計画、店舗内から採蜜現場を見学できる空間を構想し既存壁を取り除き新しい窓を設置、加えて“採蜜の風景”を思い描き蜜蜂が訪花する樹種の板が浮かぶ天井をデザイン
矢萩智 / SYAとkamikamiによる、岐阜・瑞浪市のカフェ「蜜や」。養蜂園運営のカフェとして計画、店舗内から採蜜現場を見学できる空間を構想し既存壁を取り除き新しい窓を設置、加えて“採蜜の風景”を思い描き蜜蜂が訪花する樹種の板が浮かぶ天井をデザイン photo©長谷川健太
矢萩智 / SYAとkamikamiによる、岐阜・瑞浪市のカフェ「蜜や」。養蜂園運営のカフェとして計画、店舗内から採蜜現場を見学できる空間を構想し既存壁を取り除き新しい窓を設置、加えて“採蜜の風景”を思い描き蜜蜂が訪花する樹種の板が浮かぶ天井をデザイン photo©長谷川健太
矢萩智 / SYAとkamikamiによる、岐阜・瑞浪市のカフェ「蜜や」。養蜂園運営のカフェとして計画、店舗内から採蜜現場を見学できる空間を構想し既存壁を取り除き新しい窓を設置、加えて“採蜜の風景”を思い描き蜜蜂が訪花する樹種の板が浮かぶ天井をデザイン photo©長谷川健太

矢萩智 / SYAとkamikamiが設計した、岐阜・瑞浪市のカフェ「蜜や」です。養蜂園運営のカフェとして計画、店舗内から採蜜現場を見学できる空間を構想し既存壁を取り除き新しい窓を設置、加えて“採蜜の風景”を思い描き蜜蜂が訪花する樹種の板が浮かぶ天井をデザインしました。店舗の公式サイトはこちら

岐阜県の東農地方を拠点とする養蜂園の蜂蜜カフェ。

建築家によるテキストより

カフェと採蜜室がシームレスにつながることで、採蜜の現場を見学できる空間にするために、既存の車庫を採蜜室とし、事務所と車庫の間の壁を取り除き、新しい窓を挿入した。ガラスに木板が反射することで、虚が連続して拡張するように高さを調整した。

建築家によるテキストより

天井と壁面の板は、1mと2mの長さの無垢材と耳付き板、木繊維ボードで構成している。板を均一に並べるのではなく、ずらしたり、高さを変えたりして、4列を基本ユニットとして、天井に覆いつくしていった。耳付き板は、曲がり方に違いがあったものの、森の不揃いをイメージさせる。それらを飛騨の工房で1枚1枚並べて、配置を検討した。

建築家によるテキストより
奥田晃輔+堀井達也+吉田裕樹 / OHArchitectureによる、京都市の「吉田の町家」。市内中心部の準防火地域に建つ町家の建替え計画で、周囲に残る生活の延長としての路地空間を参照しそれを立体的に引き込むよう設計、家族間の交流を誘発する建築を目指す
奥田晃輔+堀井達也+吉田裕樹 / OHArchitectureによる、京都市の「吉田の町家」。市内中心部の準防火地域に建つ町家の建替え計画で、周囲に残る生活の延長としての路地空間を参照しそれを立体的に引き込むよう設計、家族間の交流を誘発する建築を目指す photo©塩谷淳
奥田晃輔+堀井達也+吉田裕樹 / OHArchitectureによる、京都市の「吉田の町家」。市内中心部の準防火地域に建つ町家の建替え計画で、周囲に残る生活の延長としての路地空間を参照しそれを立体的に引き込むよう設計、家族間の交流を誘発する建築を目指す photo©塩谷淳
奥田晃輔+堀井達也+吉田裕樹 / OHArchitectureによる、京都市の「吉田の町家」。市内中心部の準防火地域に建つ町家の建替え計画で、周囲に残る生活の延長としての路地空間を参照しそれを立体的に引き込むよう設計、家族間の交流を誘発する建築を目指す photo©塩谷淳

奥田晃輔+堀井達也+吉田裕樹 / OHArchitectureが設計した、京都市の住宅「吉田の町家」です。市内中心部の準防火地域に建つ町家の建替え計画で、周囲に残る生活の延長としての路地空間を参照しそれを立体的に引き込むよう設計、家族間の交流を誘発する建築が目指されました。

京都中心部の準防火地域に建つ町家の建替え。

両隣は4階建のビルに挟まれ、北側には路地が残るような町家風景の名残だけを有している地域である。京都にはこのような雑多ではあるが生活の延長としての路地が多数あり、ささやかなコミュニティを有している場合が多い。

建築家によるテキストより

この路地空間を立体的に引き込むことで、家族のコミュニケーションを誘発するような空間構成を考えた。
玄関はあえて路地の奥に設け、3層吹き抜けの垂直路地空間(路室)を建物中央へ、少しずらした位置に中庭を配置することで路室に多様性を与えた。このずれた路室と中庭を介して、他の室が斜めにつながり、お互いの気配を感じることができる。

建築家によるテキストより

構法的には、開放的な空間にするために鉄骨造とし、必要な鉄骨、デッキプレート、PBなどを丁寧に施工し、素地仕上げとすることで、木造的な繊細さとコストを合わせもつ”鉄骨立てっぱなし”の家とした。これは木造の準防戸建3階に変わる新しい選択肢になると考えている。

建築家によるテキストより
【ap job更新】 建築設計・地域拠点の運営・ブランディングまでを手掛ける、菅原大輔率いる「SUGAWARADAISUKE建築事務所」がバックオフィスメンバーを募集中
【ap job更新】 建築設計・地域拠点の運営・ブランディングまでを手掛ける、菅原大輔率いる「SUGAWARADAISUKE建築事務所」がバックオフィスメンバーを募集中
【ap job更新】 建築設計・地域拠点の運営・ブランディングまでを手掛ける、菅原大輔率いる「SUGAWARADAISUKE建築事務所」がバックオフィスメンバーを募集中瀬戸内醸造所 / AXIS web magazine / 商店建築2021年8月号 / Archidaily (web magazine) 記載など

建築設計・地域拠点の運営・ブランディングまでを手掛ける、菅原大輔率いる「SUGAWARADAISUKE建築事務所」の、バックオフィスメンバー募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

SUGAWARADAISUKE建築事務所は、「物語る風景」を合言葉に、地域性を発見・継承し、新しい世界観を提示する建築事務所です。代表の菅原が経験した欧州の雇用体系に倣い、新型コロナウィルス感染拡大以前から、フレックスやリモートワークなど設計業界でも先駆的な待遇を切り開いてきた建築事務所です。

ウィズコロナ時代やポスト資本主義に求められる新時代のプロトタイプを創造するため新しい仲間を募集しています。今回は、総務・経理・広報業務をサポートしてくれるバックオフィスメンバーを募集します。

僕らの建築と社会の未来像に共感し、ダイナミックな時代に応答する実践で共に成長する、そんな思いを持った人たちと一緒に仕事がしたいです。また、社会復帰を希望する女性建築設計者や、育児等により業務ブランクのある主婦の方にとって働きやすい労働環境づくりにも力を入れています(現在、子育て後に社会復帰した方を含む3人の女性スタッフ・アルバイトが働いています)。

加えて、事務所で運営するコミュニティカフェ「FUJIMI LOUNGE」をスタッフが割引価格で利用できたり、手作りまかないランチ制度などの仕組みをつくるなど、福利厚生の充実にも力をいれています。

海外経験が豊富なスタッフ(フランス等からの外国人スタッフ・パートも在籍)と一緒に、未来の世界を「物語る風景」をつくっていきましょう。

ご応募お待ちしております。

ボウアヤド・ガリによる、インスタレーション「ポストデジタル時代の装飾建築は、装飾に非ず」。東京藝大博士課程の研究作品で、装飾とパターンの重要性を示す理論的研究を基にし、建築を意図的に難しく非効率的な体験とし消費可能な空間性の回避を意図
ボウアヤド・ガリによる、インスタレーション「ポストデジタル時代の装飾建築は、装飾に非ず」。東京藝大博士課程の研究作品で、装飾とパターンの重要性を示す理論的研究を基にし、建築を意図的に難しく非効率的な体験とし消費可能な空間性の回避を意図 photo©GBAARA
ボウアヤド・ガリによる、インスタレーション「ポストデジタル時代の装飾建築は、装飾に非ず」。東京藝大博士課程の研究作品で、装飾とパターンの重要性を示す理論的研究を基にし、建築を意図的に難しく非効率的な体験とし消費可能な空間性の回避を意図 photo©GBAARA
ボウアヤド・ガリによる、インスタレーション「ポストデジタル時代の装飾建築は、装飾に非ず」。東京藝大博士課程の研究作品で、装飾とパターンの重要性を示す理論的研究を基にし、建築を意図的に難しく非効率的な体験とし消費可能な空間性の回避を意図 photo©GBAARA

ボウアヤド・ガリによる、インスタレーション「ポストデジタル時代の装飾建築は、装飾に非ず(Postdigital Ornamented Architecture Is Not Ornamented)」です。東京藝術大学大学院博士後期課程の研究作品で、装飾とパターンの重要性を示す理論的研究を基にし、建築を意図的に難しく非効率的な体験とし消費可能な空間性の回避が意図されました。

この展示されたパビリオンでは、日本の型紙の幾何学的なトポロジーが人間の活動のホストとなり、活動を実行し、空間を整理するために使用されています。
この装飾品は、三次元のオブジェクトに変換され、スケールアップされると、構造的な機能と建築的な機能の両方を達成します。このフレームワークでは、人体は新しいモノリシックな大質量の建築物と直接、触覚的に関わります。オーナメントは、単なる表面の多層構造の外殻ではなく、建築のボリュームと構造になります。

建築家によるテキストより

このパビリオンでは、オーナメントとポストデジタルが、オーナメントとオブジェクト、構造、建築との関係を修復し、再び結びつける上で、いかに大きな役割を果たすかを示す理論を紹介し、これらが同じ物語の下で一緒になることができると推測しています。この理論的な研究において、私は、社会でうまく成文化された場合に、人間と環境との間に結びつきを生み出すオーナメントとパターンの重要性とその力について論じています。

建築家によるテキストより

地味であることを前提に、私は感覚や影響の連続的な流れを生み出すような装飾を拒否する。建築は消費主義のモニュメントであってはならない。特に現代社会では、いかに早く新しい情報を吸収できるかが重要視されています。そのために、私は空間実験と美学のルーツに戻ることを主張したいと思います。建築を意図的に難しく、非効率的な体験にすることで、訪問者にゆっくりと考えさせるようにし、即座に消費可能な空間性を避けるのです。この理論では、オーナメントが媒介の役割を担っています。ここでは、三次元に翻訳された装飾品は抽象化され、装飾品である建築物を「新しいものの衝撃」に基づく体験から遠ざけ、深さを表面に置き換えるポストモダン建築が提供する表面的な状態から遠ざけている。

建築家によるテキストより

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