architecture archive

【ap job更新】 “ローカリティと先端技術の融合”を掲げ、所属者の才能をいかした活動を心掛ける「高池葉子建築設計事務所」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2025年新卒)を募集中
【ap job更新】 “ローカリティと先端技術の融合”を掲げ、所属者の才能をいかした活動を心掛ける「高池葉子建築設計事務所」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2025年新卒)を募集中
【ap job更新】 “ローカリティと先端技術の融合”を掲げ、所属者の才能をいかした活動を心掛ける「高池葉子建築設計事務所」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2025年新卒)を募集中コムレジ赤羽 photo©Kai Nakamura

“ローカリティと先端技術の融合”を掲げ、所属者の才能をいかした活動を心掛ける「高池葉子建築設計事務所」の、設計スタッフ(経験者・既卒・2025年新卒)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

みなさんこんにちは!
 

私は2008年に慶應義塾大学大学院(妹島和世研究室)を卒業し、伊東豊雄建築設計事務所で7年間働いた後(「川口市めぐりの森」「今治市岩田健母と子のミュージアム」東日本大震災の復興プロジェクト「宮城野区のみんなの家」含め計3軒の「みんなの家」などを担当)、自身の建築設計事務所を設立しました。

当所の建築コンセプトは、「前進し続ける建築」です。

初めて設計した「目黒八雲の長屋」で、「第46回東京建築賞」新人賞を受賞。2020年に公共建築プロポーザルにて選定された「陸前高田市ピーカンナッツ産業振興施設」は、2022年に完成し、震災復興や地域活性化に貢献したいという思いを新たにしました。

当事務所では、所属しているメンバーそれぞれの才能と特色を活かすことを、目指しています。そのため、作品発表時に、担当者と連名にすることがあります。

本年秋にSDレビュー展にて「ローカリティと先端技術の融合」をテーマに展示を行います。我々はRhinocerosやgrasshopperを用いて設計を行い、近年3Dデータを施工会社に渡し、施工図チェックも3Dで行うプロジェクトが増えています。先端技術を上手に使うことで、地方の土着の大工さんでも複雑な建築の施工が可能となります。同時に、大工さんからその土地固有の技術を教えていただき、それを設計に反映するというフィードバックを通して、新しい建築のあり方、新しい地方と都市の関係性を模索しています。

さらに、今後めざすものとしては、
「まち全体を活性化するにはどうしたらいいか?」「この土地をどんな風に活かしたらいいか?」といった、企画から提案するプロジェクトなども考えています。
建築のみならず、まちづくり・地域活性化の生の経験ができます。

事務所見学や不明な点はお気軽にお問い合わせください!

田根剛による、フランスでの建築展「Tsuyoshi Tane: Archaeology of the Future」。“考古学的リサーチ”を掲げる建築家の展覧会。フランス国立建築・遺産博物館を会場として、“エストニア国立博物館”を含む3つの美術館に焦点を当てる内容
田根剛による、フランスでの建築展「Tsuyoshi Tane: Archaeology of the Future」。“考古学的リサーチ”を掲げる建築家の展覧会。フランス国立建築・遺産博物館を会場として、“エストニア国立博物館”を含む3つの美術館に焦点を当てる内容 photo©Atelier Tsuyoshi Tane Architects

田根剛による、フランスでの建築展「Tsuyoshi Tane: Archaeology of the Future」です。
“考古学的リサーチ”を掲げる建築家の展覧会です。フランス国立建築・遺産博物館の近現代建築ギャラリーを会場として、“エストニア国立博物館”を含む3つの美術館に焦点を当てる内容となっています。会期は、2025年11月3日までを予定。展覧会の公式ページはこちら

Atelier Tsuyoshi Tane Architectsは、このフランス国立建築・遺産博物館より依頼を受けて、「エストニア国立博物館」の模型を寄贈しました。これを記念し、同館の近現代建築ギャラリーにて、ATTAの展覧会「Tsuyoshi Tane: Archaeology of the Future」を開催いたします。

リリーステキストより

「エストニア国立博物館」(2016年)、「弘前れんが倉庫美術館」(2020年)、「アルサーニ・コレクション財団・美術館」(2021年)の3つの異なる場所と歴史を持つ美術館に焦点を当て、場所の記憶を掘り下げ、建築を未来に向け創る思考のプロセス「考古学的リサーチ」と共に展示をします。

リリーステキストより

コンセプトリサーチ、スタディ模型とプレゼンテーション模型、そして竣工後の映像を通して、記憶とは過去のものではなく未来をつくる原動力だと考える「Archaeology of the Future-未来の記憶」を提示します。

リリーステキストより
【ap job更新】 再生建築のリーディングカンパニー「青木茂建築工房」が、意匠設計・BIM・3DCG・秘書兼事務のスタッフを募集中
【ap job更新】 再生建築のリーディングカンパニー「青木茂建築工房」が、意匠設計・BIM・3DCG・秘書兼事務のスタッフを募集中
【ap job更新】 再生建築のリーディングカンパニー「青木茂建築工房」が、意匠設計・BIM・3DCG・秘書兼事務のスタッフを募集中

再生建築のリーディングカンパニー「青木茂建築工房」の、意匠設計・BIM・3DCG・秘書兼事務のスタッフ募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

青木茂建築工房では、東京・福岡両事務所で設計スタッフおよびBIMマネージャー/BIMオペレーター/3DCGクリエーター、秘書兼事務スタッフを募集します。
実務経験のある方を積極採用します。2025年4月入社の新卒スタッフも募集中です。

青木茂建築工房は、主に再生建築に取り組む建築設計事務所です。国内でいち早く再生建築に取り組み始め、事務所開設から47年で多数の実作実績があり、建築学会賞(業績)、BCS賞、公共建築賞、BELCA賞などの受賞実績を持ちます。

「リファイニング建築」と名付けた環境に優しく持続可能な建築再生手法を用いて、古い建物の構造躯体を再利用し、耐震補強や劣化部分の補修、違法部分の適法化などを行い、建物の安全性・遵法性を明確にします。さらに、建物が持っている可能性を提案によって新たな価値へと昇華させ、建物を長く使えるようにすることで循環型社会の実現に貢献しています。

現在、文化施設、教育施設、大規模店舗、病院、オフィスビル、集合住宅、PFI事業など30以上のプロジェクトが進行しており、企画から設計監理まで再生建築にまつわる全ての業務の流れを経験することができ、幅広く社会性のある実務経験を積むことができます。また、デザインだけではなく、建設技術、法律やファイナンスを含めた再生建築を取り巻く多様なアプローチを実践、習得することができます。

東京・福岡の2カ所に事務所を構え、約20名のスタッフが働いています。海外からの注目も高く、外国人スタッフも活躍する多国籍な職場環境で様々な経験を得ることができます。また、スタッフの中には働きながら博士課程を履修したり、大学の非常勤講師を務めるスタッフもおり、個人の力も養える事務所です。

再生建築のリーディングカンパニーとして確かな実績と経験を持ちながらも、常に次の時代を見据えた新しい建築に取り組むチームの一員となり、共に成長していく仲間をお待ちしています。

キー・オペレーションとパーク・コーポレーションによる、富山市の「十全化学本社社屋」。医薬関係の製造企業の新社屋。自由な交流の尊重を意図し、“集中”と“交流”の切替が可能となるゾーニングの建築を考案。四周のバルコニーは環境調整や気分転換の役割に加えて“陰影のあるファサード”も生み出す
キー・オペレーションとパーク・コーポレーションによる、富山市の「十全化学本社社屋」。医薬関係の製造企業の新社屋。自由な交流の尊重を意図し、“集中”と“交流”の切替が可能となるゾーニングの建築を考案。四周のバルコニーは環境調整や気分転換の役割に加えて“陰影のあるファサード”も生み出す外観、南側の道路より見る、夜景 photo©小川重雄
キー・オペレーションとパーク・コーポレーションによる、富山市の「十全化学本社社屋」。医薬関係の製造企業の新社屋。自由な交流の尊重を意図し、“集中”と“交流”の切替が可能となるゾーニングの建築を考案。四周のバルコニーは環境調整や気分転換の役割に加えて“陰影のあるファサード”も生み出す外観、公園より南側ファサードを見る、夜景 photo©小川重雄
キー・オペレーションとパーク・コーポレーションによる、富山市の「十全化学本社社屋」。医薬関係の製造企業の新社屋。自由な交流の尊重を意図し、“集中”と“交流”の切替が可能となるゾーニングの建築を考案。四周のバルコニーは環境調整や気分転換の役割に加えて“陰影のあるファサード”も生み出す2階、ワークエリア(製造部・経営企画室) photo©小川重雄
キー・オペレーションとパーク・コーポレーションによる、富山市の「十全化学本社社屋」。医薬関係の製造企業の新社屋。自由な交流の尊重を意図し、“集中”と“交流”の切替が可能となるゾーニングの建築を考案。四周のバルコニーは環境調整や気分転換の役割に加えて“陰影のあるファサード”も生み出す4階、ルーフテラス photo©小川重雄

キー・オペレーションパーク・コーポレーションが設計した、富山市の「十全化学本社社屋」です。
医薬関係の製造企業の新社屋の計画です。建築家は、自由な交流の尊重を意図し、“集中”と“交流”の切替が可能となるゾーニングの建築を考案しました。また、四周のバルコニーは環境調整や気分転換の役割に加えて“陰影のあるファサード”も生み出しています。施主企業の公式サイトはこちら

十全化学は医薬原薬の受託製造などを行っている1950年に創業された富山市の企業で、神通川と富岩運河の間に位置する工業団地の中に各種プラントのある4つの工場棟、研究棟等が展開されていた。将来の事業展開の為に各建物の機能を整理し、散らばっていた事務機能、会議室、食堂を集約した新社屋が計画された。

富山は、南北にのびる本州の中央北部に位置し、立山連峰などの急峻な山岳地帯から流れ込む豊かできれいな水と、日本海に面した富山湾は豊かな自然の恵みと、漆器、薬、ガラスなど多種多様な文化と産業を生み出している。豊かな森林資源と豊かな水がもたらした北前船の水運によって「富山の売薬」を生み出した薬文化が形成された。

建築家によるテキストより

新社屋の設計を始める前に十全科学の各部署から年齢性別が多様な社員が集まり、数回に及ぶワークショップを重ねて、今回の新事務所のテーマは何か、現状の事務所の問題点、どのように改善していきたいか、新しい働き方のモデルを考えた。ワークショップで十全化学の重要なカルチャーとして認識されたのは、様々な部門の社員が自由な交流を大切にしていることだった。

しかし現状では交流を培うため場所が足りないこと、また個人が集中して作業できる場も足りないことも分かった。そのため新社屋では「集中(solo)」、「交流(collaboration)」 の「切り替え(switch)」が出来る場が実現できるようにオフィス全体のゾーニングを構築していった。

建築家によるテキストより

周りの工場群は、機能上、窓のない高い壁で覆われている。そのためそれぞれの工場の間は配管で繋がれるものの、ヒューマンスケールで繋がる空間はほとんどない。この社屋は工場棟とは対照的にガラスファサードとして周辺の工場群全てを見渡せるようにして、職員が働いている工場群と空間的に繋ぐことを試みている。さらには西側の神通川、東側の立山連峰とも視覚的に繋げて、富山全域との連続性を感じられるようにした。

ガラスファサードの前にはバルコニーを設け、仕事の合間に外に出てリフレッシュできるようにした。その結果、平滑なファサードの工場群とは対照的な陰影のあるファサードとなり、ペリメーターゾーンの環境調整装置としても機能している。バルコニーは庇のように夏の室内への日射を遮断するが、日射角度が低くなる冬は日射を取得して、冬の暖房負荷を下げる事ができる。西日が入る階段部分にはグリーンスクリーンを設置して、日射を遮るようにしている。また火災時に2つある階段に何かしらの問題があった場合でも、この全周にあるバルコニーからの救助が可能である。

建築家によるテキストより
【ap job更新】 商業施設を中心に、様々な用途の建築を手掛ける「NONSCALE株式会社」が、デザイナー(既卒・経験者)を募集中
【ap job更新】 商業施設を中心に、様々な用途の建築を手掛ける「NONSCALE株式会社」が、デザイナー(既卒・経験者)を募集中
【ap job更新】 商業施設を中心に、様々な用途の建築を手掛ける「NONSCALE株式会社」が、デザイナー(既卒・経験者)を募集中SUGOMORI

商業施設を中心に、様々な用途の建築を手掛ける「NONSCALE株式会社」の、デザイナー(既卒・経験者)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

国内外のプロジェクトを手掛けるノンスケール株式会社が、デザイナー、シニアデザイナーを募集中

デザインが好きでデザインから実装までこだわる仲間を募集します。

誰もが利用でき人々が集う商業施設を中心に、まちづくり、オフィス、ホテル、集合住宅などの幅広い分野において、国内および海外で事業を展開する設計事務所。 「コミュニティが新しい価値と出逢うために」をミッションにデザインを探求し、あたらしい建築と空間をプロデュースする。東京本社のほか、台湾にオフィスがあり、台湾、マレーシアといった海外での案件にも携わっています。

ノンスケールという事務所名には、設計アプローチ、表現方法、デザインに至るまで、一般的な尺度にとらわれず、自由な発想で考えることが出来るような事務所にしたい、という思いが込められています。また国内外のコンペにも積極的に参加しており、ロンドンで行われた国際コンペや、東京メトロ主催の駅デザインコンペなどで最優秀賞を受賞しました。パビリオンのサイズから大型商業施設まで、スケールを問わず設計しています。

自分の仕事はこれだという枠を設けることなく、積極的にさまざまな業務に関わり、自ら学ぶことのできる、明るく好奇心旺盛な方々のご応募をお待ちしております。

【ap job更新】 味わい深く人が使いこなせる、“良い塩梅”な建築を目指す「DOG一級建築士事務所」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2025年新卒)を募集中
【ap job更新】 味わい深く人が使いこなせる、“良い塩梅”な建築を目指す「DOG一級建築士事務所」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2025年新卒)を募集中
【ap job更新】 味わい深く人が使いこなせる、“良い塩梅”な建築を目指す「DOG一級建築士事務所」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2025年新卒)を募集中8.5ハウス

味わい深く人が使いこなせる、“良い塩梅”な建築を目指す「DOG一級建築士事務所」の、設計スタッフ(経験者・既卒・2025年新卒)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

DOG一級建築士事務所では設計スタッフ(経験者・既卒・2025年新卒)を募集しています。

DOGではこれまで、味わい深く人が使いこなせる「良い塩梅」な建築・都市の設計を目指し、新しい事象、過去の知識を常に意識し、日々更新していく設計集団として活動してきました。

現在は、住宅(東京 / 神奈川 / 宮城)をはじめ、長屋(東京)、保育園(栃木 / 鳥取)、幼稚園(宮城)、福祉施設(神奈川 / 鹿児島)、オフィスビル(宮城)など、さまざまなプロジェクトが進行中です。

この度、事務所の業務拡大に伴い新たなメンバーを募集します。
経験年数によらず、能力と熱意に応じて担当を決めていくので、能動的に実務を学びやすい環境で働けるかと思います。またプロポーザルにも積極的に取り組みますので、意欲のある明るい方のご応募をお待ちしております。

【代表/齋藤隆太郎】
1984 東京都生まれ
2006 東京理科大学工学部建築学科卒業
2008 東京理科大学大学院工学研究科建築学専攻修了
2008-2014 株式会社竹中工務店設計部
2014 株式会社DOG一級建築士事務所設立
2015-2022 日本工学院非常勤講師
2021 東京大学大学院工学系研究科建築学専攻博士後期課程修了 博士(工学)
2021-2022 東京大学大学院工学系研究科建築学専攻 特任研究員
2022-2024 東北工業大学建築学部建築学科 講師
2022-2024 東京大学大学院工学系研究科建築学専攻 客員研究員
2024- 東北工業大学建築学部建築学科 准教授

【ap job更新】 人々の“繋がりを生み出す場”の創出を目指す「株式会社COA」が、設計スタッフ(既卒・経験者)を募集中
【ap job更新】 人々の“繋がりを生み出す場”の創出を目指す「株式会社COA」が、設計スタッフ(既卒・経験者)を募集中
【ap job更新】 人々の“繋がりを生み出す場”の創出を目指す「株式会社COA」が、設計スタッフ(既卒・経験者)を募集中若槻養護学校 外観パース

人々の“繋がりを生み出す場”の創出を目指す「株式会社COA」の、設計スタッフ(既卒・経験者)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

株式会社COAでは設計スタッフ2名程度を募集します。

COAは、Dominique Perrault Architecture、伊東豊雄建築設計事務所出身の長曽我部亮と、同じく伊東豊雄建築設計事務所出身の岡野道子が共同主宰する設計事務所です。

私たちは、これまで様々な公共建築に携わってきました。
気候や地形など場所の特徴を捉え、風を設計の軸に置いた熊本アートポリス「甲佐地区住まいの復興拠点施設(災害公営住宅、みんなの家、子育て支援住宅、防災公園)」などを通して、人と自然が混ざり合い、人と人のつながりを生み出す場をどのように作り出せるか考えています。

現在設計中の長野県若槻養護学校では、自然豊かで静かな環境を活かして、森に囲まれた家のような学校を目指しています。音や光、人との距離感に敏感な生徒にとって居心地が良く、日々落ち着いて過ごすことができる場をつくりたいと思っています。

2029年3月運行開始を目指す小田急「新型ロマンスカー」の設計では、鉄道を、場所と場所、人と人をつなぎ人々の交流を生み出す、私たちの生活に必要不可欠な公共空間と捉え、誰もが快適な空間で楽しい時間を過ごし、ワクワクするような経験ができる車両を探究しています。

歴史と伝統を継承しながら進化を続けてきたロマンスカーに新しい息吹を吹き込み、多くの人々に愛される車両デザインを目指しています。

これからの建築や公共空間のあり方を、私たちと一緒に探求していただける方々の応募をお待ちしております。

随時プロポーザルにも積極的に参加していきたいと考えています。

一色暁生建築設計事務所による、東京・新宿区の「上落合の家」。都市部の約10坪の敷地。建て込む環境を“ひと繋がりの岩山のような塊”と感じて、積上げるのではない“住宅を削り出す”ような設計を志向。シンプルな量塊の中に諸室を配置して環境と呼応する大小の窓を配置する
一色暁生建築設計事務所による、東京・新宿区の「上落合の家」。都市部の約10坪の敷地。建て込む環境を“ひと繋がりの岩山のような塊”と感じて、積上げるのではない“住宅を削り出す”ような設計を志向。シンプルな量塊の中に諸室を配置して環境と呼応する大小の窓を配置する外観、北側の道路より見る。 photo©薄田直樹
一色暁生建築設計事務所による、東京・新宿区の「上落合の家」。都市部の約10坪の敷地。建て込む環境を“ひと繋がりの岩山のような塊”と感じて、積上げるのではない“住宅を削り出す”ような設計を志向。シンプルな量塊の中に諸室を配置して環境と呼応する大小の窓を配置する1階、玄関から居間を見る。 photo©薄田直樹
一色暁生建築設計事務所による、東京・新宿区の「上落合の家」。都市部の約10坪の敷地。建て込む環境を“ひと繋がりの岩山のような塊”と感じて、積上げるのではない“住宅を削り出す”ような設計を志向。シンプルな量塊の中に諸室を配置して環境と呼応する大小の窓を配置する1階、居間から2階への階段を見る。 photo©薄田直樹

一色暁生建築設計事務所が設計した、東京・新宿区の「上落合の家」です。
都市部の約10坪の敷地での計画です。建築家は、建て込む環境を“ひと繋がりの岩山のような塊”と感じて、積上げるのではない“住宅を削り出す”ような設計を志向しました。そして、シンプルな量塊の中に諸室を配置して環境と呼応する大小の窓を配置しました。

初めてこの場所を訪れた時、そこには古い2階建ての家が建っていた。10坪の敷地めいっぱいに建てられたその家は3方を住宅に囲まれ、隣家との間に隙間はほとんどなく、どこからどこまでが一つの家か分かりにくい。周囲を見渡してみると、同じように道の両側には建物がひしめき合っている。まるで岩山のように、多様な形の建物がひと繋がりのかたまりとなって、でこぼこと続いているように見えた。

これを東京にとっての自然の姿(ネイチャー)と捉え、このネイチャーにノミを入れて大きな岩から削り出すように住宅をつくれないだろうか。何かを足して積み上げていくというのではなく、必要なものを削り出していくように。この厳しい敷地条件と限られた予算の中では、そう考えた方がうまくいくんじゃないかと思った。

建築家によるテキストより

その時思い出すのは、インドで見たエローラ遺跡のこと。
さらに言うと16窟のカイラーサ寺院のこと。巨大な一つの岩山をくり抜いて造られたその寺院は、周りにコの字形の空隙を挟みながら、3方を残された岩山に囲われている。その途方もない手仕事の結実を前にして、灼熱の太陽の下、自分が今目の当たりにしているものが果たして現実なのか幻想なのかよく分からなくなった時のことを思い出す。
その当時の技術では材料を積み上げていくより岩をくり抜く方がつくりやすかったのだろうが、こうしてできた寺院は人工物でありながら、同時に自然そのものでもあった。

この家はカイラーサ寺院のようにつくろう。もちろんそれは比喩でしかないのだけれど。実際は、一度更地にして、基礎を造って、躯体を建てて、外壁を張って、と足して足して造っていくのだけれど。でも、建て替えられた新しい家は、都市という岩山を削り出したものであるように意識した。

建築家によるテキストより

そう考えると形態はごくシンプルになる。削り出されたボリュームの内側に空間をつくり、部屋を割り当てていく。室内の随所にアールをつけ、性質の異なる空間が滑らかにつながるようにする。そして、室内から外へ向けて窓を穿っていく。北側の通りから少し東に角度を振った壁面に大きな窓をあけて空への抜けを確保する。南側には、隣家の屋根の上から光が射すように高めの位置に窓を設ける。地面に近い場所、隣家の植木が見える場所には、室内に緑の安らぎと涼やかな風を届ける地窓をつくる。

建築家によるテキストより
【ap job更新】 万博のプロジェクト等を手掛け、様々なアワードも受賞する佐々木慧の「axonometric」が、設計スタッフ(既卒・経験者)を募集中
【ap job更新】 万博のプロジェクト等を手掛け、様々なアワードも受賞する佐々木慧の「axonometric」が、設計スタッフ(既卒・経験者)を募集中
【ap job更新】 万博のプロジェクト等を手掛け、様々なアワードも受賞する佐々木慧の「axonometric」が、設計スタッフ(既卒・経験者)を募集中

万博のプロジェクト等を手掛け、様々なアワードも受賞する佐々木慧の「axonometric」の、設計スタッフ(既卒・経験者)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

現在、axonometric株式会社では国内外で家具や住宅から商業施設まで多様な規模・用途のプロジェクトに取り組んでいます。〈2025年日本国際博覧会ポップアップステージ〉〈NOT A HOTEL FUKUOKA〉など話題のプロジェクトを手がけています。一緒に新しいものを追求する、チャレンジ精神溢れる仲間を募集します。

【代表経歴】
佐々木 慧(ささき けい)
建築家 / axonometric主宰
1987年長崎県生。九州大学卒業後、東京藝術大学大学院修了。藤本壮介建築設計事務所を経て2021年にaxonometric株式会社を設立。九州大学や九州産業大学の非常勤講師を歴任。

石飛亮 / WANKARASHINによる、長崎・福江島の「五島つばき蒸溜所」。小さな集落の教会に隣接する敷地。維持管理をする“教会守”の様な生産所を目指し、蒸溜室を中庭に見立てて“修道院のような回廊”で囲む建築を考案。島内の素材を建材に用いて“風土や歴史”への接続も意図する
石飛亮 / WANKARASHINによる、長崎・福江島の「五島つばき蒸溜所」。小さな集落の教会に隣接する敷地。維持管理をする“教会守”の様な生産所を目指し、蒸溜室を中庭に見立てて“修道院のような回廊”で囲む建築を考案。島内の素材を建材に用いて“風土や歴史”への接続も意図する外観、東側より見る。 photo©大竹央祐
石飛亮 / WANKARASHINによる、長崎・福江島の「五島つばき蒸溜所」。小さな集落の教会に隣接する敷地。維持管理をする“教会守”の様な生産所を目指し、蒸溜室を中庭に見立てて“修道院のような回廊”で囲む建築を考案。島内の素材を建材に用いて“風土や歴史”への接続も意図する外観、南側より見る。 photo©大竹央祐
石飛亮 / WANKARASHINによる、長崎・福江島の「五島つばき蒸溜所」。小さな集落の教会に隣接する敷地。維持管理をする“教会守”の様な生産所を目指し、蒸溜室を中庭に見立てて“修道院のような回廊”で囲む建築を考案。島内の素材を建材に用いて“風土や歴史”への接続も意図する蒸留室 photo©大竹央祐
石飛亮 / WANKARASHINによる、長崎・福江島の「五島つばき蒸溜所」。小さな集落の教会に隣接する敷地。維持管理をする“教会守”の様な生産所を目指し、蒸溜室を中庭に見立てて“修道院のような回廊”で囲む建築を考案。島内の素材を建材に用いて“風土や歴史”への接続も意図する蒸留室から開口部越しに回廊と外部を見る。 photo©大竹央祐

石飛亮 / WANKARASHINが設計した、長崎・福江島の「五島つばき蒸溜所」です。
小さな集落の教会に隣接する敷地での計画です。建築家は、維持管理をする“教会守”の様な生産所を目指し、蒸溜室を中庭に見立てて“修道院のような回廊”で囲む建築を考案しました。また、島内の素材を建材に用いて“風土や歴史”への接続も意図されました。施設の公式サイトはこちら

五島列島福江島の小さな集落に、この地域のボタニカルを使用したクラフトジンの蒸溜所をつくるプロジェクト。

建築家によるテキストより

敷地は島の中でも奥地にある半泊という集落であり、かつては潜伏キリシタンが生活していた場所であったが、現在は5世帯のみが静かに暮らしている。その名残としてこの地には、祈りの場所であるカトリック半泊教会が建っており、そこに隣接するように蒸溜所をつくる。当初は大勢いた信徒も今ではたった1人になってしまい、教会の存続も難しい状況になってしまっている。

建築家によるテキストより

ジンは元々、イタリアの修道院で薬用として生み出されたという歴史から、また隣接する教会を維持管理する教会守として寄り添うように生産を行っていくことを目指し、蒸溜室を生産の中庭と見立てて、修道院のような回廊式の建築とした。

敷地には車が1台やっと通れるような狭く険しい山道でしか辿り着けないため、大型車での材料の搬入は非常に厳しい条件であった。
一方で、蒸溜スペースには巨大な蒸留器やたくさんのタンクを収容する必要があり、柱のない気積の大きな空間が求められた。そこで、現場に搬入可能な小径材を挟み梁のようにしてアーチ状に現場で組み立てることで、プレカット工場のない島内において、できるだけ地元建材を用いながらも天井高の高い無柱空間をつくることを実現した。

また潮風に耐えるための焼杉の外壁や、地域の石を用いた教会の塀と連続する石積み壁、島内の職人によって製作されたステンドグラス、蒸留器の輸送梱包材を転用したボトルショーケースなど、可能な限り島内で自活できるような素材を使用しつつ、この地域の風土や歴史に接続した物語を包含するようなつくり方を心がけた。

建築家によるテキストより
【ap job更新】 創業75年の歴史を持ち、多種多様な建築を手掛ける「共同設計 株式会社」が、意匠設計・構造・設備・BIM・3DCG・広報・営業を募集中
【ap job更新】 創業75年の歴史を持ち、多種多様な建築を手掛ける「共同設計 株式会社」が、意匠設計・構造・設備・BIM・3DCG・広報・営業を募集中
【ap job更新】 創業75年の歴史を持ち、多種多様な建築を手掛ける「共同設計 株式会社」が、意匠設計・構造・設備・BIM・3DCG・広報・営業を募集中青山学院中等部礼拝堂

創業75年の歴史を持ち、多種多様な建築を手掛ける「共同設計 株式会社」の、意匠設計・構造・設備・BIM・3DCG・広報・営業募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

私たち共同設計は創業時より、個性的な個々が共に高めあい、お互いが平等に共同して建築に情熱を注いでいます。
力強い個性が集団となって多様性に富んだ設計事務所です。社名には、このような信念と情熱が込められています。

プロジェクトは、教育施設、庁舎、図書館、美術館、警察署、消防署、交通施設などの公共施設や、商業施設、ホテル、事務所ビル、物流倉庫など、様々な分野で、大小幅広いスケールにおよんでいます。

各プロジェクトは、その都度チームを作り、チーフをを中心としたメンバーで設計体制をとっています。若いスタッフも早い段階からプロジェクトに参画でき、企画提案から基本設計、実施設計、現場監理まで一貫して取り組むことができます。トップダウンではなく、各々が自由にアイデア出しや意見、議論しあってプロジェクトを進めていく体制を取っています。

1948年創業で今年76年目を迎え、様々なプロジェクト(小学校、中学校、図書館、ホテル、ショッピングセンター、動物園、植物園、集合住宅など)が進行中しており、また、新たなプロジェクトが多数スタートする今、我々のメンバーとして一緒に働いてくれる方のご応募をお待ちしています。

北村直也建築設計事務所による、岐阜・瑞穂市の「穂積の住宅」。“住宅街”の中の“田園”にも隣接する敷地。環境を大らかに受入れる存在を目指し、3つの量塊を“雁行型”に配置して空間同士の柔らかな関係を構築。視線が建築を“貫通”するように開口を配して両方の風景も繋ぐ
北村直也建築設計事務所による、岐阜・瑞穂市の「穂積の住宅」。“住宅街”の中の“田園”にも隣接する敷地。環境を大らかに受入れる存在を目指し、3つの量塊を“雁行型”に配置して空間同士の柔らかな関係を構築。視線が建築を“貫通”するように開口を配して両方の風景も繋ぐ外観、南側より見る。 photo©Tomoyuki Kusunose
北村直也建築設計事務所による、岐阜・瑞穂市の「穂積の住宅」。“住宅街”の中の“田園”にも隣接する敷地。環境を大らかに受入れる存在を目指し、3つの量塊を“雁行型”に配置して空間同士の柔らかな関係を構築。視線が建築を“貫通”するように開口を配して両方の風景も繋ぐ外観、玄関へのアプローチを見る。 photo©Tomoyuki Kusunose
北村直也建築設計事務所による、岐阜・瑞穂市の「穂積の住宅」。“住宅街”の中の“田園”にも隣接する敷地。環境を大らかに受入れる存在を目指し、3つの量塊を“雁行型”に配置して空間同士の柔らかな関係を構築。視線が建築を“貫通”するように開口を配して両方の風景も繋ぐ1階、ホールから開口部越しに外部を見る。 photo©Tomoyuki Kusunose
北村直也建築設計事務所による、岐阜・瑞穂市の「穂積の住宅」。“住宅街”の中の“田園”にも隣接する敷地。環境を大らかに受入れる存在を目指し、3つの量塊を“雁行型”に配置して空間同士の柔らかな関係を構築。視線が建築を“貫通”するように開口を配して両方の風景も繋ぐ2階、子供部屋からホール越しに主寝室を見る。 photo©Tomoyuki Kusunose

北村直也建築設計事務所が設計した、岐阜・瑞穂市の「穂積の住宅」です。
“住宅街”の中の“田園”にも隣接する敷地での計画です。建築家は、環境を大らかに受入れる存在を目指し、3つの量塊を“雁行型”に配置して空間同士の柔らかな関係を構築しました。また、視線が建築を“貫通”するように開口を配して両方の風景も繋いでいます。

建主は夫婦と子供2人の4人家族で、敷地の南側に位置する田園への開けた風景を気に入り土地を購入した。

周辺環境は田園ののどかな風景と閑静な住宅街、更にはスクラップ工場や物流倉庫が建つ、多様性が混在した地域だった。そんな周囲環境をありのままに、大らかに受け入れ、そこに根付く生活の賑やかな様子も加えた新しい景色となる住宅をつくろうと思った。

建築家によるテキストより

そこで、南側2階建て、真ん中の天井の高い平屋、北側2階建ての3つのヴォリュームを雁行型に配置した。
かつて日本の伝統的な建築では雁行配置のものが多く存在した。雁行型の建物の半分は外部へ飛び出し、半分は次の空間へ繋がり、どちらの関係性も均等に考慮されてつくられている。
それらを参照しつつ雁行型が生み出す特有のやわらかい空間同士の関係や、内外の繋がりを意識した。大きく様相が異なる風景である西側は田園へ、東側は住宅地へと、住宅自体がやわらかく関係づけている。

建築家によるテキストより

2階建てのヴォリュームは、天井が低くこぢんまりとしたスケールとし、つくり付けのベンチやデスクなど家具を置き、キッチン、ダイニング、主寝室などの住空間に必要な機能が納まっている。天井高の高い平屋ヴォリュームには工場や倉庫をイメージさせるオーバースケールな空間にリビングを配し、友人や親戚が集まる場所とした。

建築家によるテキストより
最も注目を集めたトピックス[期間:2024/10/14-10/20]
最も注目を集めたトピックス[期間:2024/10/14-10/20]

アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2024/10/14-10/20)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページの「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。


  1. アンドラ・マティンの初めての作品集『Tropicality: Houses by Andra Matin』をプレビュー。インドネシアを拠点とする建築家。内外の繋がる開放的なリビングを備えた自邸で世界的にも注目を集める
  2. 吉田裕一建築設計事務所による、埼玉・川口市の住宅「東浦和の安居」。施主夫婦が自身の老後を見据えて依頼した住まい。車椅子での移動や介護がしやすい建築との要望に、其々の居室同士を接続して直に行き来できる平面構成を考案。趣味の園芸の為に土間や屋外の空間の使い方も考慮
  3. MADによる、アメリカ・デンバーの「ワン・リバー・ノース」。都市の中心部に建つ低層部に商業施設も備えた集合住宅。都市生活の再考を目指し、地域の特徴的な環境を参照した“亀裂“のような空間を備えた建築を考案。外と内の空間を融合させて自然と建築の境界も曖昧にする
  4. 藤原・室 建築設計事務所による、東京の「町田の家」。傾斜地の不整形な角地での計画。環境への応答とプライバシーの確保を考慮し、“壁”を主要素とし“角度や高さの調整”で多様な風景を切取ると共に外部からの視線を遮断。木漏れ日の様な多方向からの光の導入も意図
  5. 諸江一紀建築設計事務所による、愛知・岡崎市の「庇の家」。下屋のある住宅が建ち並ぶ地域での計画。“屋根が重なる風景”との呼応も意図し、箱型のヴォリュームの四周に“庇”を配置する建築を考案。縁側の垂木を内部にまで延長して“屋根で守られる安堵感”も空間に与える
  6. MVRDVによる、オランダの「トリポリス・パーク」。アルド・ファン・アイクの晩年作品の改修と増築。歴史的建築に敬意を払いながら変化した環境への対応も意図し、既存の背後に“ランドスクレイパー”を配置する計画を考案。記念碑的建物の不動産価値も再確立させる
  7. 中村竜治建築設計事務所の会場構成による「ものたちの誰彼(たそがれ)展」。身近な壊れやすい物との付合い方を主題とし開催。展示されるオブジェとその写真の関係性に向合い、説明的ではない“即物的”な展示計画を志向。其々の独立した鑑賞を促す“1.4mの高さに梁を掛けた空間”を考案
  8. 西久保毅人 / ニコ設計室による、プリズミックギャラリーでの建築展「それはあなたの言葉から」。施主の発した“言葉を定規に設計”してきた建築家の展示。自身の手掛けた建築の“小ささ”を意識させる為に、会場の中心に“大きな猫”のオブジェを配置。子ども達でも楽しめるように“ごろごろできる”場も作る
  9. 大野力 / sinatoによる、東京・千代田区の「12 KANDA」。パブリックな用途も含むシェアオフィス。個室群の“街への対峙”も意図し、屋外避難階段を表側でバルコニーと繋げて“日常動線”にする構成を考案。基準階の反復ではなく異なる“形と機能”が積層する建築を造る
  10. 太田健裕 / 太田設計舎による、宮城・石巻市の週末住宅「山麓堂」。高齢化が進む過疎地域での計画。寄合所の様な“集える場所”との要望に、全体の半分以上を半外部空間の“大きなワンルーム”とする構成を考案。床の仕上げや二層の建具などで“柔軟”な場づくりも可能にする
  11. 宮崎晃吉 / HAGISOによる、茨城・笠間市の「ATAGO FOREST HOUSE」。自然公園にある建物と周辺環境を整備する計画。“地域の憩いの場”で“観光拠点”を目指し、“心も体も切り替わる中継地点”としての建築を志向。既存への“円弧状のテラス”などの増築と共にサインまでも見直す
  12. ザハ・ハディド・アーキテクツによる、ウズベキスタンの「アリシェル・ナヴォイ国際科学研究センター」。文学博物館・研究所・学校などが組込まれる施設。地域の伝統的な建築から様々な着想を得て、換気機能を持つ“アーチ型のファサード”や“中庭” を備えた建築を考案。外壁の素材には地域産の煉瓦も用いられる
  13. 渡邉明弘事務所・オクムラデザイン・キーマンによる、東京・千代田区の「REDO JIMBOCHO」。雑居ビルを改修と耐震化した“シェア型複合施設”。既存の状態に対し、“修繕”でも“建替”でもない“再生”する設計を志向。柱の増し打ち補強を含む“総合的な計画”で他の選択肢では“得難い空間”を生み出す
  14. 石上純也が設計した「house & restaurant maison owl」の一般宿泊予約が開始。山口県宇部市にあり、2024年日本建築学会作品賞を受賞した建築。1日1組限定で全館貸切が可能
  15. 藤本壮介事務所が受注候補者に選定された、仙台の「(仮称)国際センター駅北地区複合施設」の最終審査公開プレゼンの動画。最終候補者には、北澤伸浩事務所、山田紗子事務所+BPDL+佐藤慎也研究室、昭和tデYetB、日建設計も名を連ねる。審査員は、青木淳、西沢立衛、冨永祥子、岩間友希、髙橋新悦。2024年9月に行われたもの
  16. 浜田晶則建築設計事務所による、東京・世田谷区の「民家A」。現代の実家像も目指した住宅。施主が書いた“生活像の文章”を出発点とし、家族の記憶の象徴となる“もの”を街に対して表現する縦長窓“見世のディスプレイ”を備えた建築を考案。民家の要素や構成を援用して造る
  17. 森下陽 / AMPによる、静岡・浜松市の住宅「コマツノコヤ」。畑を宅地化した住宅街の敷地。地域的に求められる“駐車計画”から出発し、将来的に1階のみでの生活を想定した“寄棟屋根”の建築を考案。地域の職人たちと協力して工種や“工期を可能な限り減らして”建てる
  18. 富永大毅+藤間弥恵 / TATTAによる、栃木・那須町の宿泊施設「赤松平の減築」。個人の別荘を簡易宿所に改修する計画。宿としては“大きすぎる”既存建物と向き合い、木々に囲まれた環境に対して“友好的に面積を減らす”設計を志向。居室の外部化や吹抜への転換で森と呼応する空間に変える
  19. KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTSによる、ドイツ・ハンブルクの「House SK」。モダニズムの建築家が手掛けた住宅の改修。明るく広々とした空間への転換を求め、既存の構成を踏襲しつつ“吹抜”の新設や“開口部”の拡大等を含む計画を考案。空間の繋がりが実寸以上の奥行と広がりを呼起す
  20. 長坂常 / スキーマ建築計画による、東京・世田谷区のオフィス「JAKUETS TOKYO MATSUBARA」。全国に支店のある企業の東京事務所の改修。会社全体の未来を考慮し、本社と全支店の関係を“双方向かつネットワーク型”とし“交流を繋ぐ”設計を志向。各地の職場同士を巨大モニターで常時接続する労働空間を考案

【ap job更新】 別府と世田谷を拠点に、地域の新たな文化生成に取り組む「DABURA.m Inc.」が、自社事業の運営にも携わる企画広報職 と 設計職のメンバーを募集中
【ap job更新】 別府と世田谷を拠点に、地域の新たな文化生成に取り組む「DABURA.m Inc.」が、自社事業の運営にも携わる企画広報職 と 設計職のメンバーを募集中
【ap job更新】 別府と世田谷を拠点に、地域の新たな文化生成に取り組む「DABURA.m Inc.」が、自社事業の運営にも携わる企画広報職 と 設計職のメンバーを募集中

別府と世田谷を拠点に、地域の新たな文化生成に取り組む「DABURA.m Inc.」の、自社事業の運営にも携わる企画広報職 と 設計職のメンバー募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

DABURA.m Inc.は、建築設計、空間再生、地域デザインに取り組む建築設計事務所です。

世界有数の“湯のまち”として知られる別府市に主たる拠点《Office West》を置いています。別府市は温泉が豊富なだけでなく、昔からバックグラウンドの異なる湯治客を多く受け入れてきたことから、寛容性が高い街としても知られています。今日でもアーティスト・外国人・移住者・学生などが多く暮らしており、ユニークな活動をしている方も多いです。

また今年から東京都世田谷区に《Office East》を設置し、都内でのプロジェクトも進めています。ローカルならではの固有性やリアリティと大都市的な視点、両方の間を行き来しながら建築を思考し、ものづくりとことづくりをしていく事を楽しんでいます。

私たちは、「利他的な文化としての建築、空間、地域を創造し、持続可能な文明への転換に寄与する」という理念に基づき、建築や空間に関する幅広い活動を通して、関わるそれぞれの“土地の力を呼び起こして”いこうとしています。これまでに、アーティスト達と協働して創り上げたホテル「GALLERIA MIDOBARU」、辰野建築を再生した「大分銀行赤レンガ館」、大分県・県立美術館と連携して実施した社会実験「カドウ建築の宴in OPAM」など、空間に纏わる様々なプロジェクトに、クライアント・他分野の方々と連携して取り組んで来ました。

別府市の拠点は築46年の酒類倉庫ビルを耐震再生し、私達のオフィスと共に、宿+複合文化拠点「HAJIMARI Beppu」を運営しています。暮らすように滞在できる宿機能と喫茶、陶芸工房、商店などがある複合的な場となっています。トークライブやHAJIMARI Beppu ARTIST BAR、手しごとワークショップなどを定期的に開催しています。

番場俊宏の展覧会「トシヒロバンバ テン 建築家・番場俊宏が見ていた風景」が開催。横浜を拠点に活動し45歳で他界した建築家に関する展示。“解像度”をキーワードとして、展示・冊子・スナックの視点から読み解く
番場俊宏の展覧会「トシヒロバンバ テン 建築家・番場俊宏が見ていた風景」が開催。横浜を拠点に活動し45歳で他界した建築家に関する展示。“解像度”をキーワードとして、展示・冊子・スナックの視点から読み解く展覧会ポスター image courtesy of トシヒロバンバテン実行委員会

番場俊宏の展覧会「トシヒロバンバ テン 建築家・番場俊宏が見ていた風景」が開催されます。
横浜を拠点に活動し45歳で他界した建築家に関する展示です。“解像度”をキーワードとして、展示・冊子・スナックの視点から読み解く内容となっています。会場は、横浜市の象の鼻テラスです。会期は、2024年10月23日~27日。展覧会の公式ページはこちら

トシヒロバンバテンでは、番場さんの論文のテーマでもあった「解像度」をキーワードとし、「展示」「冊子」
「スナック」の3つのコンテンツで番場さんの解像度をあげていきます。「トシ(横浜)」「ヒロバ(交流)」「バ(建築)」の番場さんが活動してきた3カテゴリがゆるやかにつながります。

展示では、都市デザインや公共に関わるような巨視的な視点から、個人的な趣味まで様々な側面から建築家番場俊宏がたどった軌跡を形にします。広範囲に活動した番場さんが目指そうとした未来を、感覚的に感じ取れるような整頓されたカオス空間となります。

構成要素は、エイバンバ、小泉アトリエ、シーラカンスといった「建築」分野、北仲ブリック、ヨンカイ、新・港区など創造界隈を中心とした「横浜」、富山、開港5都市、ヘリテイジタイムズ、都市デザイン展、トヨタなどの「交流」ファッション・漫画・ガンダム・ゲーム・ゴルフに及ぶ個人の活動としての「趣味」など、番場さんが設計に携わった象の鼻テラスで、番場さんの活動を客観的にわかるように紹介していきます。

展覧会に合わせ、展示構成に関わる各関係者に執筆を依頼し冊子を作成します。全80ページ・A4変形(正方形) 
展覧会会期中の25日(金)19時から、<スナック トシヒロバンバ 企画 「今こそシェアしたいトシヒロバンバの話」~スナック象の鼻~>を実施し、参加者それぞれが知っている番場さんの姿を持ち寄り、知らない番場さんと出会い、語り合うための交流会をひらきます。

リリーステキストより
宇野友明建築事務所による、愛知・西尾市の「Terabe Guest House」の写真と図面

宇野友明建築事務所が設計した、愛知・西尾市の「Terabe Guest House」の写真と図面が60枚、archdailyに掲載されています。2024年に完成した作品です。

Subscribe and Follow

公式アカウントをフォローして、
見逃せない建築情報を受け取ろう。

「建築と社会の関係を視覚化する」メディア、アーキテクチャーフォトの公式アカウントです。
様々な切り口による複眼的視点で建築に関する情報を最速でお届けします。

  • 情報募集建築・デザイン・アートの情報を随時募集しています。
  • メールマガジン メールマガジンで最新の情報を配信しています。