小林裕志 / フォーアイズによる、東京・世田谷区の「美しい雨の家」。密集地に建つ家具デザイナーの為の住宅。自然が感じられる開放的な建築の要望に、天候や季節の変化を“バルコニーの中で増幅”して体感できる空間を志向。内外の繋げ方や天井高の操作で求めた効果を生み出す photo©Tomoyuki Kusunose
小林裕志 / フォーアイズによる、東京・世田谷区の「美しい雨の家」。密集地に建つ家具デザイナーの為の住宅。自然が感じられる開放的な建築の要望に、天候や季節の変化を“バルコニーの中で増幅”して体感できる空間を志向。内外の繋げ方や天井高の操作で求めた効果を生み出す photo©Tomoyuki Kusunose
小林裕志 / フォーアイズによる、東京・世田谷区の「美しい雨の家」。密集地に建つ家具デザイナーの為の住宅。自然が感じられる開放的な建築の要望に、天候や季節の変化を“バルコニーの中で増幅”して体感できる空間を志向。内外の繋げ方や天井高の操作で求めた効果を生み出す photo©Tomoyuki Kusunose
小林裕志 / フォーアイズ が設計した、東京・世田谷区の「美しい雨の家」です。
密集地に建つ家具デザイナーの為の住宅です。建築家は、自然が感じられる開放的な建築の要望に、天候や季節の変化を“バルコニーの中で増幅”して体感できる空間を志向しました。そして、内外の繋げ方や天井高の操作で求めた効果を生み出す事が意図されました。
家具デザイナーである施主からの主な要件は、①家具やアートが映える建築 ②LDKは間仕切りのない大きな空間 ③子供が遊べる大きなバルコニーが主であった。施主との対話の中で、都内の住宅密集地の中で、“自然が感じられ、開放的で家族が繋がる家”を実現したいという拘りがある事が理解できた。
先ず、住宅密集地の中での自然との向かい合い方を考え、それを中心に住宅の計画を始める事とした。
この敷地で得られる自然現象は、光、風、雨等の最低限度のものであった。そこで、それらの自然現象をバルコニーの中で増幅し、移り変わる天候、季節を五感で感じられる空間を目指した。
具体的には、プライバシーを確保したバルコニーと、連続したLDKのレイアウトや天井高により、移り変わる天候や季節を五感で体感できる工夫をした。そして、そのような自然現象が、家具やアートにも変化をもたらす事により、常に鑑賞者の感覚を研ぎ澄ます事が出来ると考えた。
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小林裕志 / フォーアイズによる、東京・世田谷区の「美しい雨の家」。密集地に建つ家具デザイナーの為の住宅。自然が感じられる開放的な建築の要望に、天候や季節の変化を“バルコニーの中で増幅”して体感できる空間を志向。内外の繋げ方や天井高の操作で求めた効果を生み出す photo©Tomoyuki Kusunose
小林裕志 / フォーアイズによる、東京・世田谷区の「美しい雨の家」。密集地に建つ家具デザイナーの為の住宅。自然が感じられる開放的な建築の要望に、天候や季節の変化を“バルコニーの中で増幅”して体感できる空間を志向。内外の繋げ方や天井高の操作で求めた効果を生み出す photo©Tomoyuki Kusunose
小林裕志 / フォーアイズによる、東京・世田谷区の「美しい雨の家」。密集地に建つ家具デザイナーの為の住宅。自然が感じられる開放的な建築の要望に、天候や季節の変化を“バルコニーの中で増幅”して体感できる空間を志向。内外の繋げ方や天井高の操作で求めた効果を生み出す photo©Tomoyuki Kusunose
小林裕志 / フォーアイズによる、東京・世田谷区の「美しい雨の家」。密集地に建つ家具デザイナーの為の住宅。自然が感じられる開放的な建築の要望に、天候や季節の変化を“バルコニーの中で増幅”して体感できる空間を志向。内外の繋げ方や天井高の操作で求めた効果を生み出す photo©Tomoyuki Kusunose
小林裕志 / フォーアイズによる、東京・世田谷区の「美しい雨の家」。密集地に建つ家具デザイナーの為の住宅。自然が感じられる開放的な建築の要望に、天候や季節の変化を“バルコニーの中で増幅”して体感できる空間を志向。内外の繋げ方や天井高の操作で求めた効果を生み出す photo©Tomoyuki Kusunose
小林裕志 / フォーアイズによる、東京・世田谷区の「美しい雨の家」。密集地に建つ家具デザイナーの為の住宅。自然が感じられる開放的な建築の要望に、天候や季節の変化を“バルコニーの中で増幅”して体感できる空間を志向。内外の繋げ方や天井高の操作で求めた効果を生み出す photo©Tomoyuki Kusunose
小林裕志 / フォーアイズによる、東京・世田谷区の「美しい雨の家」。密集地に建つ家具デザイナーの為の住宅。自然が感じられる開放的な建築の要望に、天候や季節の変化を“バルコニーの中で増幅”して体感できる空間を志向。内外の繋げ方や天井高の操作で求めた効果を生み出す photo©Tomoyuki Kusunose
小林裕志 / フォーアイズによる、東京・世田谷区の「美しい雨の家」。密集地に建つ家具デザイナーの為の住宅。自然が感じられる開放的な建築の要望に、天候や季節の変化を“バルコニーの中で増幅”して体感できる空間を志向。内外の繋げ方や天井高の操作で求めた効果を生み出す photo©Tomoyuki Kusunose
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小林裕志 / フォーアイズによる、東京・世田谷区の「美しい雨の家」。密集地に建つ家具デザイナーの為の住宅。自然が感じられる開放的な建築の要望に、天候や季節の変化を“バルコニーの中で増幅”して体感できる空間を志向。内外の繋げ方や天井高の操作で求めた効果を生み出す photo©Tomoyuki Kusunose
小林裕志 / フォーアイズによる、東京・世田谷区の「美しい雨の家」。密集地に建つ家具デザイナーの為の住宅。自然が感じられる開放的な建築の要望に、天候や季節の変化を“バルコニーの中で増幅”して体感できる空間を志向。内外の繋げ方や天井高の操作で求めた効果を生み出す photo©Tomoyuki Kusunose
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小林裕志 / フォーアイズによる、東京・世田谷区の「美しい雨の家」。密集地に建つ家具デザイナーの為の住宅。自然が感じられる開放的な建築の要望に、天候や季節の変化を“バルコニーの中で増幅”して体感できる空間を志向。内外の繋げ方や天井高の操作で求めた効果を生み出す photo©Tomoyuki Kusunose
小林裕志 / フォーアイズによる、東京・世田谷区の「美しい雨の家」。密集地に建つ家具デザイナーの為の住宅。自然が感じられる開放的な建築の要望に、天候や季節の変化を“バルコニーの中で増幅”して体感できる空間を志向。内外の繋げ方や天井高の操作で求めた効果を生み出す photo©Tomoyuki Kusunose
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小林裕志 / フォーアイズによる、東京・世田谷区の「美しい雨の家」。密集地に建つ家具デザイナーの為の住宅。自然が感じられる開放的な建築の要望に、天候や季節の変化を“バルコニーの中で増幅”して体感できる空間を志向。内外の繋げ方や天井高の操作で求めた効果を生み出す image©フォーアイズ
以下、建築家によるテキストです。
家具デザイナーである施主からの主な要件は、①家具やアートが映える建築 ②LDKは間仕切りのない大きな空間 ③子供が遊べる大きなバルコニーが主であった。施主との対話の中で、都内の住宅密集地の中で、“自然が感じられ、開放的で家族が繋がる家”を実現したいという拘りがある事が理解できた。
先ず、住宅密集地の中での自然との向かい合い方を考え、それを中心に住宅の計画を始める事とした。
この敷地で得られる自然現象は、光、風、雨等の最低限度のものであった。そこで、それらの自然現象をバルコニーの中で増幅し、移り変わる天候、季節を五感で感じられる空間を目指した。
具体的には、プライバシーを確保したバルコニーと、連続したLDKのレイアウトや天井高により、移り変わる天候や季節を五感で体感できる工夫をした。そして、そのような自然現象が、家具やアートにも変化をもたらす事により、常に鑑賞者の感覚を研ぎ澄ます事が出来ると考えた。
さらに建物の外壁は、日光、街灯、雨等の光の環境変化により、刻々と表情が移り変わる屏風のような効果を作り出し、街並みに変化を与える工夫もした。
タイトルの「美しい雨の家」とは、大きな天窓のようなバルコニーの開口部から降り注ぐ雨が、幻想的で美しい光景であった事。また、外壁を伝い流れる雨により、建物全体が鈍い光に包まれた光景が情緒的であった事により命名した。
■建築概要
作品名:美しい雨の家
所在地:東京都世田谷区
建築設計:株式会社フォーアイズ 担当/小林裕志、畠山寧央 うさぎや設計工房 担当/矢野優子
構造設計:soso 大川誠治
照明設計:株式会社エフ・ディー・エス 安田隆之
構造:木造
規模:地上2階建て
敷地面積:98.92m2
建築面積:63.76m2
延床面積:111.47m2
竣工年:2022年6月
撮影:Tomoyuki Kusunose