2m26による、フランス・ギティニエールのゲストハウス「La Petite Maison」。開放的な畑の風景の中に計画、風や日差しから守る為の二層外皮と大きな内部テラスで環境との関わり方を設計、地元木材の使用やリサイクル可能な構法の採用など環境問題へも配慮 photo©2m26
2m26による、フランス・ギティニエールのゲストハウス「La Petite Maison」。開放的な畑の風景の中に計画、風や日差しから守る為の二層外皮と大きな内部テラスで環境との関わり方を設計、地元木材の使用やリサイクル可能な構法の採用など環境問題へも配慮 photo©2m26
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ヘレスバック・メラニー+セバスチャン・ルノー / 2m26 が設計施工した、フランス・ギティニエールのゲストハウス「La Petite Maison」です。開放的な畑の風景の中に計画、風や日差しから守る為の二層外皮と大きな内部テラスで環境との関わり方を設計、地元木材の使用やリサイクル可能な構法の採用など環境問題へも配慮されました。
フランス南東部の風の強いエリアに位置する2人用の小さなゲストハウス。
母屋の離れでもあるこのゲストハウスは、畑の真ん中のとても開放的な風景の中にあるため、外の風景を楽しみつつ、強風や日差しから守るために閉じられた場所もつくる必要があった。そこで、引き戸とシャッターの2層によってシェルターとなるような外皮とし、その閉じ方によって、太陽や風といった環境とさまざまな関わり方ができるようにした。
この家は躯体から家具まで、すべて地元の木材資源であるダグラスファー(ベイマツ)を使用し、設計者が施工までを行った。施工は、建主がさまざまなプロセスで参加できるようにできるだけ単純な組み立て方を採用した。この住宅は主要な材料を分解してリサイクルもできるため、環境負荷を軽減することができる。人びとがさまざまな自然環境を体験できる場所となることを期待している。
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2m26による、フランス・ギティニエールのゲストハウス「La Petite Maison」。開放的な畑の風景の中に計画、風や日差しから守る為の二層外皮と大きな内部テラスで環境との関わり方を設計、地元木材の使用やリサイクル可能な構法の採用など環境問題へも配慮 photo©2m26
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2m26による、フランス・ギティニエールのゲストハウス「La Petite Maison」。開放的な畑の風景の中に計画、風や日差しから守る為の二層外皮と大きな内部テラスで環境との関わり方を設計、地元木材の使用やリサイクル可能な構法の採用など環境問題へも配慮 photo©2m26
2m26による、フランス・ギティニエールのゲストハウス「La Petite Maison」。開放的な畑の風景の中に計画、風や日差しから守る為の二層外皮と大きな内部テラスで環境との関わり方を設計、地元木材の使用やリサイクル可能な構法の採用など環境問題へも配慮 photo©2m26
2m26による、フランス・ギティニエールのゲストハウス「La Petite Maison」。開放的な畑の風景の中に計画、風や日差しから守る為の二層外皮と大きな内部テラスで環境との関わり方を設計、地元木材の使用やリサイクル可能な構法の採用など環境問題へも配慮 photo©2m26
2m26による、フランス・ギティニエールのゲストハウス「La Petite Maison」。開放的な畑の風景の中に計画、風や日差しから守る為の二層外皮と大きな内部テラスで環境との関わり方を設計、地元木材の使用やリサイクル可能な構法の採用など環境問題へも配慮 photo©2m26
2m26による、フランス・ギティニエールのゲストハウス「La Petite Maison」。開放的な畑の風景の中に計画、風や日差しから守る為の二層外皮と大きな内部テラスで環境との関わり方を設計、地元木材の使用やリサイクル可能な構法の採用など環境問題へも配慮 image©2m26
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以下、建築家によるテキストです。
自然環境とさまざまに関わるテラス
フランス南東部の風の強いエリアに位置する2人用の小さなゲストハウス。
母屋の離れでもあるこのゲストハウスは、畑の真ん中のとても開放的な風景の中にあるため、外の風景を楽しみつつ、強風や日差しから守るために閉じられた場所もつくる必要があった。そこで、引き戸とシャッターの2層によってシェルターとなるような外皮とし、その閉じ方によって、太陽や風といった環境とさまざまな関わり方ができるようにした。
計画は、2,960mm四方の正方形を合わせた田の字型のプランで、暖炉のあるリビングルーム、ベッドルーム、中心には小さなキッチン、トイレ、浴室のある部屋を配置している。これら24m2の屋内スペースに加えて、ふたつの屋外スペースがこのヴォリュームの中に納まっている。
屋外スペースは玄関前のエントランスと、もうひとつはこの家の4分の1を占める大きなテラスである。テラスはこの家のすべての部屋と接しており、風や日差しが強い日にはシャッターを閉じることで室内にもなる。気候のよい日には建具を開放することで外と一体の空間になり、夜にはベッドをもち出して星空を楽しむこともできる。
また、この家は躯体から家具まで、すべて地元の木材資源であるダグラスファー(ベイマツ)を使用し、設計者が施工までを行った。施工は、建主がさまざまなプロセスで参加できるようにできるだけ単純な組み立て方を採用した。この住宅は主要な材料を分解してリサイクルもできるため、環境負荷を軽減することができる。人びとがさまざまな自然環境を体験できる場所となることを期待している。
■建築概要
建物名称:La Petite Maison
所在地:Guitinières, France.
主要用途:ゲストハウス
家族構成:2人
設計:2m26 担当/メラニー・ヘレスバック、セバスチャン・ルノー
施工:2m26
主体構造・構法:木造
基礎:コンクリート
階数:地上1階
軒高:1,910mm
最高の高さ:1,910mm
敷地面積:1,519m2
建築面積:35,31m2
道路幅員:3,5m
駐車台数:1台
設計期間:2019年11月~2019年12月
工事期間:2020年3月~2020年3月
建材情報 種別 使用箇所 商品名(メーカー名) 外装・屋根 屋根 防水シート、砂
内装・床 床 ベイマツ [150x27mm]
内装・壁 壁 ベイマツ [150x27mm]
内装・天井 天井 ベイマツ [150x27mm]
※企業様による建材情報についてのご意見や「PR」のご相談はこちら から※この情報は弊サイトや設計者が建材の性能等を保証するものではありません
2m26 builds extra small wooden holiday house in french countryside.
Designed and built by 2m26, architecture and maker studio based in Kyoto, “La petite maison” is a guesthouse in south east of France.
“la petite maison” takes care of its environmental footprint, using few local materials which can be recycled. The construction, made by an easy Douglas boards assembly, was realized with the participation of the owners.
Located in a quite windy area, this minimum 2 people space is enclosed by two layers of sliding doors and shutters, which offer plenty of variations of view, sun and air.
“la petite maison” is an invitation for a unique experience in the countryside landscape.