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宮城の「中新田公民館」設計プロポの一次審査通過者による、公開プレゼンテーションが開催

宮城の「中新田公民館」設計プロポの一次審査通過者による、公開プレゼンテーションが開催されます

宮城の「中新田公民館」設計プロポの一次審査通過者による、公開プレゼンテーションが開催されます。開催日は2019年5月28日。
一次審査の通過者は以下の通り

第2次審査へ進む提案者は以下の6者です。(※五十音順)

◎一級建築士事務所アンブレ・アーキテクツ
◎(株)AE5 Partners・(株)サードパーティ
◎(株)篠崎弘之建築設計事務所
◎ティーハウス・齋藤和哉建築設計共同体
◎(有)野沢正光建築工房・スタジオアーキファーム一級建築士事務所
◎(有)ノルムナルオフィス

高野洋平+森田祥子 / MARU。architectureによる、東京・江東区の「組戸の集合住宅」の内覧会が開催
高野洋平+森田祥子 / MARU。architectureによる、東京・江東区の「組戸の集合住宅」の内覧会が開催 photo courtesy of MARU。architecture

高野洋平+森田祥子 / MARU。architectureが設計した、東京・江東区の「組戸の集合住宅」の内覧会が開催されます。開催日は2019年5月25日です。

この度お施主様のご厚意により、MARU。architctureが設計監理を行った「組戸の集合住宅」の内覧会を開催する運びとなりました。
皆様ぜひお誘い合わせの上、ご高覧下さい。

その他の写真と情報は以下からどうぞ。

中山英之の、TOTO・ギャラリー間での建築展「, and then」の会場写真
中山英之の、TOTO・ギャラリー間での建築展「, and then」の会場写真 photo©remgoto
中山英之の、TOTO・ギャラリー間での建築展「, and then」の会場写真 photo©remgoto

中山英之の、TOTO・ギャラリー間での建築展「, and then」の会場写真がnoteに掲載されています

中山英之の、TOTO・ギャラリー間での建築展「, and then」の会場写真が28枚、noteに掲載されています。会期は2019年8月4日まで。
以下は展覧会公式の概要です。

TOTOギャラリー・間では、建築家・中山英之氏の個展「, and then」を開催いたします。独自の繊細な作風で注目を集めている、中山氏の建築の魅力がどこから生まれてくるのか、建築模型や図面では伝えきれない研ぎ澄まされた感覚や思考、さらに作品がもつ魅力や質、完成後の時間の流れを映像で表現します。
本展覧会ではギャラリー全体がミニシアターとなり、中山氏ではない5人の監督が今回のために撮り下ろした短編映画5作品を上映します。ロビーに見立てた展示室には、映画のメイキングや、撮影された建築を紹介するためのドローイング、模型なども置かれる予定です。
建築は完成後、住まい手によってどのように使われ、どのような日常が繰り広げられているのか。中山氏は、建築家自身も知ることのできない「建築のそれから/, and then」が重要だと考えています。室内だけでなく、取り巻く周囲の環境も含めて、どのような時間が流れているのかをこれらの短編映画を通じて紹介します。
客観的な視点で自身の建築と向きあうユニークな視点に裏打ちされた、中山氏の「思想」と「実験」を提示します。

中山による展覧会コンセプトは以下。

, and then

この展覧会は、いくつかの映像からなります。

過去に建ち、僕たち設計者の知らない時間を過ごしてきた建物たちを映したものが主です。だからこれは、建築の展覧会というよりも建築のそれから/, and thenを眺める上映会、と言ったほうが正しいかもしれません。

「それから」の時間に建築家は関わることができないように、それぞれの映像も別人によって撮られ、編集されたものです。だからこれは、ばらばらなイメージの並んだ小さな映画祭のような展覧会、と言うこともできるかもしれません。

もちろん映っている建築についてなら僕たちも、カーテンの開閉機構の仕組みから影響を受けた映画監督の言葉まで、全てを知っています。ギャラリーがこの期間だけ小さな映画館になるのなら、それらが展示されたロビーも忘れずに用意したいと思います。

もうひとつ。

映像には始まりと終わりがあるので、好きな時に行き、自分のペースで会場を回れる展覧会とは、ちょっぴり相性が良くないかもしれません。そんな意味でも展覧会には、できれば映画館に出かけるような気分で来てもらえたら嬉しいです。

ペーター・メルクリの、ベルギーで2019年3月に行われたレクチャーの動画

ペーター・メルクリの、ベルギーで2019年3月22日に行われたレクチャーの動画です。
上の動画は内容を英語に翻訳したもので、下の動画はオリジナルのドイツ語版です。雑誌等で未発表と思われる初期住宅の写真や図面なども紹介されています。

■英語翻訳版

■ドイツ語オリジナル版

大阪を拠点とする建築家・村田純による、中国での仕事にまつわるエピソードや社会状況の現実を伝えるブログが開始
大阪を拠点とする建築家・村田純による、中国での仕事にまつわるエピソードや社会状況の現実を伝えるブログが開始「建材市場といわれるエリア。一つのビルに照明・、家具・フローリング・石材など様々な小売店(代理店)やショールームが100以上立ち並ぶ。」 photo courtesy of Jun Murata

 
大阪を拠点とする建築家・村田純による、中国での仕事にまつわるエピソードや社会状況の現実を伝えるブログが開始しています

大阪を拠点とする建築家・村田純による、中国での仕事にまつわるエピソードや社会状況の現実を伝えるブログが開始しています。村田は大学時代に小川晋一に師事し、山口隆建築研究所出身の建築家です。

もう一つ便利なのがTaobao、WECHAT。

このタオバオ、実は中国で設計の仕事を獲得するときに多用していた。僕の場合売る商品はないので、サービスを売っていました。”㎡単価〇〇人民元で設計します”という文言に加えて、今までの作品とともに、CGや設計図のサンプルをWEBにアップしていた。日本人デザイナーというだけで、ローカルなデザイナーより設計料が高くても一定の理解はしてくれ、依頼していただき実現したプロジェクトは10件にも満たなかったが、問い合わせの数は結構あった。設計料が高い!とか、現場には月に何回来てくれるのか?とかいろいろ厳しい意見やオーダーもあったが、なかなか地道で面白い経験でした。(現在は、行っておりません。)

現在有効なのは、WECHATというチャットツールで自身のページを作り、宣伝することですね。おそらく日本の雑誌に掲載されるよりも反響は大きいかと。中国のネットツールを介して、(ボクの場合は、)仕事につながる可能性が今のところ高いですね。

宮崎晃吉に、2018年度グッドデザイン金賞受賞の宿泊施設「hanare」について聞いているインタビュー動画 石本建築事務所+畝森泰行建築設計事務所による、福島の「須賀川市民交流センター tette」
石本建築事務所+畝森泰行建築設計事務所による、福島の「須賀川市民交流センター tette」 photo©川澄・小林研二写真事務所

石本建築事務所畝森泰行建築設計事務所が設計した、福島の「須賀川市民交流センター tette」です。
また、この建築について2019年6月2日に見学会と設計者らが登壇するシンポジウムも開催されますので併せて情報掲載します。(※こちらで要事前申し込み、先着200名)。イベント詳細は最下部をご覧ください。

 東日本大震災の復興事業としてつくられた複合施設である。甚大な被害を受けた街の中心地に図書館などの生涯学習、子育て支援、ミュージアムなど複数の機能をもつ活動の場をつくることで、失われた街の賑わいと市民交流の再生を目指して計画した。

アーティスト トム・サックスの、東京オペラシティ アートギャラリーでの展覧会「ティーセレモニー」の会場写真
アーティスト トム・サックスの、東京オペラシティ アートギャラリーでの展覧会「ティーセレモニー」の会場写真Tom Sachs "Tea Ceremony" installation view photo©Tadashi Ono

アーティスト トム・サックスの、東京オペラシティ アートギャラリーでの展覧会「ティーセレモニー」の会場写真です。
会期は2019年6月23日まで。アーキテクチャーフォトでは西澤徹夫によるレビュー「Tom Sachs」を特集記事として紹介しています。展覧会の公式サイトはこちら
以下は公式サイトからの展覧会紹介テキストと会場写真です。

ニューヨーク在住のトム・サックス(1966- )は、プラダのロゴが描かれた便器、エルメスの包装紙を模したマクドナルドのバリューセットなど、「手作り(ハンドメイド)の既製品(レディメイド)」とも評されるユーモアのある作品を制作してきました。世界各地で数多くの展覧会に参加し、世界のハイブランドからも高く評価されています。

「現代」と「茶の湯」が出会う「トム・サックス ティーセレモニー」は、アメリカ国内を巡回し、今回、日本で初めて開催する待望の展覧会です。トム・サックスは茶の湯の精神や価値観を、21世紀の宇宙開拓時代に必須の人間活動の一つとして考え、ティーセレモニー(茶会、茶道)に真摯に向き合っています。彼のユニークな発想や視点を通じて映る日本の姿は、新しい価値観や世界観を気づかせてくれる貴重な機会となるでしょう。

ツバメアーキテクツ+狩野佑真による、大阪・羽曳野市の、ネジ製造会社の社員食堂「ネジ工場の最上階」
ツバメアーキテクツ+狩野佑真による、大阪・羽曳野市の、ネジ製造会社の社員食堂「ネジ工場の最上階」 photo©長谷川健太
ツバメアーキテクツ+狩野佑真による、大阪・羽曳野市の、ネジ製造会社の社員食堂「ネジ工場の最上階」 photo©長谷川健太

ツバメアーキテクツ狩野佑真がインテリア設計・外観調整・サイン計画を手掛けた、大阪・羽曳野市の、ネジ製造会社の社員食堂「ネジ工場の最上階」です。狩野は、アーティスト鈴木康広氏のアシスタントを経て自身のデザイン事務所を設立。プロダクトデザインなどを手掛けています。

大阪・羽曳野市に拠点を置く、ネジ製造会社の社員食堂設計プロジェクト。ネジ会社ならではの環境を活かし、この食堂のためだけに特殊ネジ製造やオリジナルマテリアルの開発などディテールを追求した設計を行った。社員にとっては普段見慣れているネジであり普通であれば隠されてしまう存在だが、あえて表に見せたり違った使い方を提案するなど改めてネジを視覚化することで、再びネジという存在を意識させることを意図した。

松葉邦彦 / TYRANTによる、東京・八王子市の、既存木造住宅を改修した美容院兼飲食店「Kicori & Equali」
松葉邦彦 / TYRANTによる、東京・八王子市の、既存木造住宅を改修した美容院兼飲食店「Kicori & Equali」 photo©山上洋平

松葉邦彦 / TYRANTによる、東京・八王子市の、既存木造住宅を改修した美容院兼飲食店「Kicori & Equali」です。

JR八王子駅南口から徒歩10分ほどの場所に位置する住宅街の中に建つ、木造2階建ての戸建住宅をヘアサロン兼カフェ・ダイニングに改修したプロジェクトです。

1階に設けたEqualiは席数10席程度の小さなカフェ・ダイニングです。既存の上がり框を撤去して土間の範囲を拡張したエントランスには、ヘアサロンのレセプションと待合を兼ねたコーヒーカウンターを設けています。向かい合う壁面にはそれぞれサブウェイタイルと合板で仕上げた腰壁を設けています。

2階のKicoriはセット面3席とシャンプー台2台を設けたヘアサロンです。床面は全てオークの無垢フローリングを貼り、セット面の上部の天井は野地板現しにすることで十分な天井高を確保しています。

各階ともに全面的な改装を行いつつも、玄関の玉石の洗い出しの土間や吹き抜けの手すりなど随所にかつての住宅の痕跡を残すことで、この建物でしか出せない雰囲気を作り出しました。

エーロ・サーリネン設計で1962年に完成したTWAフライトセンターを転用した「TWAホテル」の豊田啓介によるレポート

エーロ・サーリネンの設計で1962年に完成した、アメリカ・ニューヨークのジョン・F・ケネディ国際空港 TWAフライトセンターを転用した「TWAホテル」を、訪問したnoizの豊田啓介がtwitterにレポートしていたので、それをまとめます。ホテルの公式サイトはこちら

磯崎新が2019年のプリツカー賞受賞した背景に、これまでの受賞打診を断っていたことがあった事を告白。

磯崎新が2019年のプリツカー賞受賞した背景に、これまでの受賞打診を断っていたことがあった事を告白したそうです。
編集者の磯達雄が、イベントでの磯崎の発言をtwiterで紹介しています。受賞が2019年だったことに関しては、朝日新聞などでも受賞に関して「磯崎新に遅すぎるプリツカー賞 前衛で地方から中央撃つ」と紹介されていたりします。

最も注目を集めたトピックス [期間:2019/5/13-5/19]

アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2019/5/13-5/19)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページ右下の「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。


1、大西麻貴+百田有希 / o+hによる、広島の「東部地域防災センター(仮称)」設計プロポの最優秀案

2、佐野健太建築設計事務所による、埼玉・熊谷市の美容室兼住宅「熊久のいえ」の内覧会が開催

3、石上純也による、山口の「レストランノエル新店舗」の床の施工が進行中

4、中本尋之 / FATHOMによる、広島・呉市のベーカリーショップ「Ripi」

5、ル・コルビュジエによる「サヴォア邸」の建設中の様子を捉えた動画

6、牛島隆敬建築設計事務所による、神奈川・藤沢市の住宅「辻堂東海岸のK邸」

7、木村智彦 / グラムデザインによる、鳥取・境港市の住宅「上道の家2」

8、杉下均建築工房による、三重の住宅「菰野の家」

9、ツバメアーキテクツによる、埼玉・さいたま市の「半仕上げの保育所3」

10、山村尚子+鈴木宏亮 / す ず き による、東京の住宅「窓と風の家」

11、【特別寄稿】西澤徹夫による、3つのトム・サックス展のレビュー「Tom Sachs」

12、篠原一男が1976年に完成させた「上原通りの住宅」の現在の様子と住み手のインタビューを収録した動画

13、乾久美子・青木淳・中川エリカ・長谷川豪・福島加津也が審査した「住宅建築賞2019」の結果と、率直な意見が興味深い講評

14、「改正建築士法施行に向けた日本建築学会からの意見」(日本建築学会)

15、イオ・ミン・ペイさんが亡くなりました

16、篠崎弘之建築設計事務所による、東京・江東区の「門前仲町の集合住宅」の写真

17、H&deMを経て香港・東京に事務所を開設した、KOMPASの小室舞へのインタビュー「建築学科から広がる道」

18、神戸を拠点とする4つの設計事務所が、自身の仕事場を公開するイベント「オープンアトリエ KOBE」を開催

19、北村直也建築設計事務所による、愛知・額田郡の「幸田町の住宅」

20、スキーマ・noiz・吉村靖孝研・ドミノ・ノウサクジュンペイ・塚越宮下によるデザインのデジタルデータをダウンロードし誰でも利用できるようにするプロジェクト「ARCH-ABLE」のローンチイベントが開催


過去の「最も注目を集めたトピックス」はこちらでどうぞ

トレース・アーキテクチャー・オフィスによる、中国・雲南省に建てられたコーヒーを中心とした宿泊もできる複合施設の動画

北京を拠点とするトレース・アーキテクチャー・オフィスによる、中国・雲南省に建てられたコーヒーを中心とした宿泊もできる複合施設の動画です。製作は中国の動画メディア・一条。こちらで写真も閲覧可能です。こちらのページによれば、中国・雲南省は計画的にコーヒー産業を発展させ中国のコーヒー生産量の95%を占めているのだそう。煉瓦とコンクリートによるミニマルな空間が強いインパクトを感じます。

篠原一男が1976年に完成させた「上原通りの住宅」の現在の様子と住み手のインタビューを収録した動画

篠原一男が1976年に完成させた東京・渋谷区の「上原通りの住宅」の現在の様子と住み手のインタビューを収録した動画です。製作は中国の動画メディア・一条です。平面図がこちらのPDFで、矩計図がこちらのPDFで、立面図がこちらのPDFで閲覧できます。TOTO通信で過去にこの住宅が取り上げられた際の解説テキストはこちらで閲覧可能
※インタビューも収録されている建築家の塩崎太伸が編集の間違いを指摘していましたのでリンクを追記します。

石上純也による、山口の「レストランノエル新店舗」の床の施工が進行中

石上純也による、山口の「レストランノエル新店舗」の床の施工が進行されています。クライアントがtwitterに投稿した写真です。※無断での現場見学は厳禁。

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