architecture archive

隈研吾による、静岡のゲストハウス「シロ」の写真

隈研吾のウェブサイトに、静岡のゲストハウス「シロ」の写真が16枚掲載されています。

暖かいシロ(white)をテーマにした、丘に建つビラ。
木材のもつ白く暖かなテクスチャーを主役にして、優しく、しかも軽やかな空間を緑の中に創造した。
温泉浴室は離れとして庭園の中に埋まるように建っている。

ルーバーと斜めの面を用いながら周囲の自然と建築を直に接合した。
「コンクリートの白いビラ」のサヴォア邸とは対照的な「木の白いビラ」を創造した。

谷口吉生の設計で建設が進められる、石川の「谷口吉郎・吉生記念金沢建築館」が2019年7月26日にオープン

谷口吉生の設計で建設が進められる、石川の「谷口吉郎・吉生記念金沢建築館」が2019年7月26日にオープンするそうです

谷口吉生の設計で建設が進められる、石川の「谷口吉郎・吉生記念金沢建築館」が2019年7月26日にオープンするそうです。
完成時の外観を伝えるCG画像はこちらで閲覧可能です。2019年1月時点での現場の様子はこちらのサイトに掲載されています。また、こちらのページでは、2010年7月に公開された谷口吉生と古谷誠章との対談(PDF)を読むことができます。

「パリの眺めを満喫…できる? エッフェル塔から時速90キロの空中散歩」(AFPBB News)

「パリの眺めを満喫…できる? エッフェル塔から時速90キロの空中散歩」という記事が、AFPBB Newsに掲載されています。
以下は、twitterに投稿された現地の様子を伝える動画です。

「【世界を揺るがす】ロボットが建てる家」(BBC)

「【世界を揺るがす】ロボットが建てる家」という記事が、BBC NEWS JAPANに掲載されています。スイスの連邦研究能力センターとETHZの教授陣によるデジファブの技術で1:1スケールの空間をつくる「DFAB HOUSE」プロジェクトなどが紹介されています(こちらはアーキテクチャーフォトでも過去に紹介しています)。

米澤隆による、愛知・知多市の住宅「海の家、庭の家、太陽の塔」を、中国の動画メディア・一条が紹介した動画

米澤隆が設計して2018年に完成した、愛知・知多市の住宅「海の家、庭の家、太陽の塔」を、中国の動画メディア・一条が紹介した動画です。米澤のインタビューも収録されています。

以下は米澤によるコンセプトテキストです。

愛知県知多市の海沿いの敷地に建つ住宅。

​眼前に広がる広大な海に向かって宙に浮くように突き出す「海の家」、庭に向かって地続きに軒と縁側を張り出す「庭の家」、太陽を捕まえるように上空の大空に向かってそびえ立つ「太陽の塔」、海と庭と太陽に向かいそのコンテクストを引き込みひねり出すようにかたちづくられた建築である。

​「海の家」では絶景を望み雄大な海を背景に劇的だけれどもおおらかな空気感に、「庭の家」では庭と一体になりひっそりと落ち着いた空気感に、「太陽の塔」では上方から太陽光が降り注ぎそれに向かい上昇し高揚感のある空気感に包まれる。さらに、「海の家」にはバルコニー、「庭の家」には縁側、「太陽の塔」には屋上がその先端に存在し、建築空間と周辺環境を繋ぐ。

​「海の家」、「庭の家」、「太陽の塔」のそれぞれが層状に重層することにより、海、庭、太陽への経路が重なり合い、人、光、風の流れが交錯する。

​住人はその時々のふるまいや感情に合わせて空間を行き来し、豊かな周辺環境とともに生活を繰り広げる。

古澤大輔 / リライト_D+日本大学理工学部古澤研究室による、東京の住宅「古澤邸」の住み始めてからの写真とレポート

古澤大輔 / リライト_D日本大学理工学部古澤研究室による、東京・杉並区の住宅「古澤邸」の住み始めてからの写真が24枚とレポートが、100%LIFEに掲載されています。こちらは古澤大輔の自邸として設計されたものです。

江藤健太アトリエによる、宮崎・東臼杵郡門川町の住宅「門川の家」
江藤健太アトリエによる、宮崎・東臼杵郡門川町の住宅「門川の家」 photo©矢野紀行

江藤健太アトリエが設計した、宮崎・東臼杵郡門川町の住宅「門川の家」です。

 敷地は宮崎県東臼杵郡門川町に位置する。周辺には残された田園や山の風景、住宅群がポツポツと現存し比較的開けた環境の良い場所であったが、予算的に建築主体工事費を一千万円台に抑える必要があり、形状の単純化や構造的に木造での計画が必須であった。

 4人家族の建て主は、高齢の親や親戚、兄弟やその子供達、親友などを休日招いて大勢で集まる。その「集まる」という習慣に対し、家の中心に大きなホールを作成し多様な居場所を住宅内部に点在させようと考えた。

 小さな家の中心に大きな吹抜けホールを設ける事で、多人数が集ってそれぞれが心地の良い距離感や居場所を見つけ出す。公園の様なフィールドと遊具のような拠り所を住宅内部に組み込み、そのつながり合う場所で新しい年代の家族のコミュニケーションのあり方を活性化させる事を意図した。

磯崎新がプリツカー賞授賞式で行ったスピーチの一部の動画(日本語)

磯崎新がプリツカー賞授賞式で行ったスピーチの一部の動画が公開されています。日本語でスピーチしています。archdailyが公開したもので動画のタイトルにパート2と記載されていますが、現在パート1がアップされていないようです。

トラフによる、イッセイミヤケのPLEATS PLEASEの為のウインドウディスプレイの動画

トラフによる、イッセイミヤケのPLEATS PLEASEの為のウインドウディスプレイの動画です。2019年5月31日まで「PLEATS PLEASE ISSEY MIYAKE AOYAMA,GINZA/OMOTE,ROPPONGI」にて見ることができるようです。こちらのページで写真を7枚見ることができます

PLEATS PLEASE ISSEY MIYAKEより発表された、ガラス作家・髙橋漠氏の作品から色を抽出し、PLEATS PLEASEの服を通して表現する「GLASS COLORS」というシリーズのウィンドウディスプレイ。
モチーフとなった作品の、有機的な形態や独特な質感、色の組み合わせを表現した。

ウィンドウ面を大きく使い、作品の一部を拡大したグラフィックシートでガラスの独特な質感を表現した。作品を展示した回転する円形什器は、ガラス特有の移ろう表情の変化を楽しむことができ、また、無機質で静的なマネキンに動きを与えている。右側のウィンドウでは、3台のモニターで「GLASS COLORS」の映像表現を試みる。

拡大したグラフィックや動きのあるディスプレイ、アブストラクトな映像表現を用い、同シリーズの世界観を多面的に体感できる空間を目指した。

藤本壮介の新しい書籍『建築への思索 世界の多様さに耳を澄ます』

藤本壮介の新しい書籍『建築への思索 世界の多様さに耳を澄ます』がamazonで発売されています。出版社のサイトに中身のプレビュー画像等が掲載されています。著者は藤本壮介・瀧口範子です。

建築家藤本壮介が、建築が生まれる源泉を語った貴重な1冊。藤本氏の思考と素顔に、ジャーナリストの瀧口範子氏が迫る。多様で不可思議で矛盾に満ちた世界に、誠実に向き合ってきた藤本氏。建築を志したきっかけから、事務所設立までの日々を振り返る。また代表作品の背景にある、施主との関係やチームでの設計がひも解かれ、さらに未来に見る夢が素直な言葉で語りおろされている。

磯崎新のプリツカー賞授賞式の様子

磯崎新のプリツカー賞授賞式の様子が、建築写真家のイワン・バーンのサイトに掲載されています。2019年5月24日にベルサイユ宮殿で行われました。磯崎の受賞に関して代表作の写真等はプリツカー賞の公式サイトにまとまっています。

youtubeにも授賞式の様子を伝える動画がUPされています。

【ap job更新】 共同設計株式会社が、設計スタッフ(意匠・構造・電気・機械)、CG・BIMスタッフ(アルバイトも可)、事務・経理・広報スタッフを募集中
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アーキテクチャーフォトジョブボードに新しい情報が追加されました

共同設計株式会社の、設計スタッフ(意匠・構造・設備)、CAD・BIMオペレーター募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

 さまざまなプロジェクト(商業施設、教育施設、流通施設、住宅、内装デザインなど)を手がけ、幅広く事業を展開している共同設計では、建築、設計、監理など建築業務全般において、ともに働いていただける熱意ある仲間を募集しています。

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最も注目を集めたトピックス [期間:2019/5/20-5/26]
最も注目を集めたトピックス [期間:2019/5/20-5/26]

アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2019/5/20-5/26)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページ右下の「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。


1、石本建築事務所+畝森泰行建築設計事務所による、福島の「須賀川市民交流センター tette」(6/2の見学会・シンポジウムの情報も掲載)

2、高野洋平+森田祥子 / MARU。architectureによる、東京・江東区の「組戸の集合住宅」の内覧会が開催

3、中山英之の、TOTO・ギャラリー間での建築展「, and then」の会場写真

4、ツバメアーキテクツ+狩野佑真による、大阪・羽曳野市の、ネジ製造会社の社員食堂「ネジ工場の最上階」

5、アトリエ・ワンがデザイン監修した「JR尾道駅新駅舎」の写真

6、長谷川欣則+堀越ふみ江 / ウエノアトリエによる、埼玉の住宅「東松山の家」の見学会が開催

7、宮城の「中新田公民館」設計プロポの一次審査通過者による、公開プレゼンテーションが開催

8、中本尋之 / FATHOMによる、京都・左京区の店舗「イカヅチうどん」

9、宮崎晃吉に、2018年度グッドデザイン金賞受賞の宿泊施設「hanare」について聞いているインタビュー動画

10、松葉邦彦 / TYRANTによる、東京・八王子市の、既存木造住宅を改修した美容院兼飲食店「Kicori & Equali」

11、菊竹清訓の設計で1966年に竣工し、2019年2月に解体が決まった「旧都城市民会館」の見学会が開催

12、大西麻貴+百田有希 / o+hによる、広島の「東部地域防災センター(仮称)」設計プロポの最優秀案

13、磯崎新が2019年のプリツカー賞受賞した背景に、これまでの受賞打診を断っていたことがあった事を告白。

14、エーロ・サーリネン設計で1962年に完成したTWAフライトセンターを転用した「TWAホテル」の豊田啓介によるレポート

15、アーティスト トム・サックスの、東京オペラシティ アートギャラリーでの展覧会「ティーセレモニー」の会場写真

16、石上純也による、山口の「レストランノエル新店舗」の床の施工が進行中

17、大阪を拠点とする建築家・村田純による、中国での仕事にまつわるエピソードや社会状況の現実を伝えるブログが開始

18、篠原一男が1976年に完成させた「上原通りの住宅」の現在の様子と住み手のインタビューを収録した動画

19、神戸を拠点とする4つの設計事務所が、自身の仕事場を公開するイベント「オープンアトリエ KOBE」を開催

20、ネリ&フーの設計で完成した、中国・秦皇島市のアート施設「Aranya Art Center」の写真


過去の「最も注目を集めたトピックス」はこちらでどうぞ

アトリエ・ワンがデザイン監修した「JR尾道駅新駅舎」の写真

アトリエ・ワンがデザイン監修した「JR尾道駅新駅舎」の写真が15枚、アトリエ・ワンのサイトに掲載されています。こちらのPDFにコンセプトやプログラム・簡易的な図面が掲載されています。

中山英之の、ギャラリー間での建築展「, and then」のレポート
中山英之の、ギャラリー間での建築展「, and then」のレポート photo©japan-architects.com

中山英之の、ギャラリー間での建築展「, and then」のレポートがjapan-architects.comに掲載されています

中山英之の、ギャラリー間での建築展「, and then」のレポートがjapan-architects.comに掲載されています。会場写真も32枚掲載されています。
以下は、中山によるステートメント

, and then

この展覧会は、いくつかの映像からなります。

過去に建ち、僕たち設計者の知らない時間を過ごしてきた建物たちを映したものが主です。だからこれは、建築の展覧会というよりも建築のそれから/, and thenを眺める上映会、と言ったほうが正しいかもしれません。

「それから」の時間に建築家は関わることができないように、それぞれの映像も別人によって撮られ、編集されたものです。だからこれは、ばらばらなイメージの並んだ小さな映画祭のような展覧会、と言うこともできるかもしれません。

もちろん映っている建築についてなら僕たちも、カーテンの開閉機構の仕組みから影響を受けた映画監督の言葉まで、全てを知っています。ギャラリーがこの期間だけ小さな映画館になるのなら、それらが展示されたロビーも忘れずに用意したいと思います。

もうひとつ。

映像には始まりと終わりがあるので、好きな時に行き、自分のペースで会場を回れる展覧会とは、ちょっぴり相性が良くないかもしれません。そんな意味でも展覧会には、できれば映画館に出かけるような気分で来てもらえたら嬉しいです。
中山英之

クリスト&ガンテンバインのエマニュエル・クリストがUCLAで2019年4月に行った講演の動画

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