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小澤丈夫+宮城島崇人+菊池規雄による、北海道の、元スーパーマーケットの鉄骨フレームを再利用したコミュニティ施設「丘のまち交流館”bi.yell”」
小澤丈夫+宮城島崇人+菊池規雄による、北海道の、元スーパーマーケットの鉄骨フレームを再利用したコミュニティ施設「丘のまち交流館”bi.yell”」 photo©阿野太一
小澤丈夫+宮城島崇人+菊池規雄による、北海道の、元スーパーマーケットの鉄骨フレームを再利用したコミュニティ施設「丘のまち交流館”bi.yell”」 photo©阿野太一

小澤丈夫宮城島崇人+菊池規雄が設計した、北海道の、元スーパーマーケットの鉄骨フレームを再利用したコミュニティ施設「丘のまち交流館”bi.yell”」です。2015年6月竣工の作品です。

かつて、スーパーマーケットとして町民に親しまれたが、すでに役目を終えていた建物を、育児支援機能や芸術活動を支援するギャラリーを核とする、地域住民のための新たなコミュニティ空間として再生した。目的も世代も異なる人々が、まちの中心で思い思いに過ごし交流できる場こそ、美瑛町が求める公共空間のオルタナティブであった。既存建物は、地上2階建て一部に地下をもち、1階は物販、2階は住居に使われていた。内部がスケルトン状態のごく一般的な「既存鉄骨フレーム」だが、両階の階高が大きく異なることは特徴的であった。これは、1階を公共性の高いイベント空間、2階を住民が過ごすリビング空間に再利用することを想起させるものであった。

金沢に2019年夏オープン予定の「谷口吉郎・吉生記念金沢建築館」の外観CG画像

金沢に2019年夏オープン予定の「谷口吉郎・吉生記念金沢建築館」の外観CG画像が、中日新聞のサイトに掲載されています。設計は谷口吉生が担当しているとの事。

山田守のNHK・BSでの特集番組「京都タワーをつくった男~建築家・山田守 知られざる闘い~」が放送 [2018/12/10]

山田守のNHK・BSでの特集番組「京都タワーをつくった男~建築家・山田守 知られざる闘い~」が放送されます。放送日は2018年12月10日。また同番組は、NHK総合にて京都限定でも放送され、こちらの放送日は2018年12月7日

京都駅の玄関口にたたずむ京都タワー。いま古都のランドマークとして親しまれているタワーは、実は日本で初めて景観論争を巻き起こした建築物でもあった。デザインしたのは昭和を代表する建築家・山田守。完成後、山田はその意図を多く語らぬまま亡くなった。建設から半世紀、新たな証言と資料から、京都タワーに隠された秘密と、山田の不屈の闘いをひもといていく。

スタジオ・ムンバイが既存集合住宅を改修した、広島・尾道の宿泊施設「LOG」が予約受付を開始中

スタジオ・ムンバイが既存集合住宅を改修した、広島・尾道の宿泊施設「LOG」が予約受付を開始しています。建物の様子は、施設の公式インスタグラムでその断片を見ることができます。ビジョイ・ジェイン率いるスタジオ・ムンバイは、インドを拠点に活動し、事務所内に職人が多数メンバーとして所属しており、独自のスタイルで建築を作り上げることで知られています。2012年にはギャラリーまで展覧会も行われていて、その様子はこちらで確認できます

乾・RING・フジワラボ・o+h・吉村設計共同体による、京都市立芸術大学の移転計画の基本設計の概要が公開

乾・RING・フジワラボ・o+h・吉村設計共同体による、「京都市立芸術大学及び京都市立銅駝美術工芸高等学校移転」の基本設計の概要が公開されています。計画案の図面や、CGパースがPDFで公開されています。

基本設計 p1~9(PDF形式, 4.42MB)
基本設計 p10~17(PDF形式, 5.26MB)

 京都市立芸術大学(以下「京都芸大」という。)及び京都市立銅駝美術工芸高等学校(以下「銅駝美工」という。)は,明治13年に日本初の公立の絵画専門学校として創設された「京都府画学校」を起源とし,建学以来140年近くにわたり,国内外の芸術界や産業界で活躍する人々を輩出するなど,日本のみならず世界の文化芸術の発展に貢献してきました。

 本市では,両校が世界へ向けてより一層の飛躍を果たすため,京都の玄関口である京都駅東部の崇仁地域へ移転整備するとともに,この地域が「文化芸術都市・京都」の新たなシンボルゾーンとなることを目指しています。

 この度,「京都市立芸術大学及び京都市立銅駝美術工芸高等学校移転整備基本設計」をとりまとめましたので,概要についてお知らせします。
(via city.kyoto.lg.jp

トラフの鈴野浩一と禿真哉へのインタビュー「機能の転換を受け入れられる許容力」

トラフの鈴野浩一と禿真哉へのインタビュー「機能の転換を受け入れられる許容力」がAGCのサイトに掲載されています。

多様性に富んだ活動で知られるトラフ建築設計事務所。「プロダクトから都市計画までフラットに考える」という二人の建築家にお話をうかがった。

カーラ・フアサバによる、ブラジル・リオデジャネイロの、乳白色のトップライトに落ちる木々の影と、華奢な鉄骨の構造体が美しい住宅「Santa Teresa House」の写真

カーラ・フアサバ(Carla Juaçaba)のウェブサイトに、ブラジル・リオデジャネイロの、乳白色のトップライトに落ちる木々の影と、華奢な鉄骨の構造体が美しい住宅「Santa Teresa House」の写真と図面が17枚掲載されています。カーラは、architectural review誌の、2018年新進建築家アワードのウィナーに選ばれています(2014年のウィナーは、増田信吾+大坪克亘でした)。
同建築家のプロジェクトには、単管パイプを大規模に組み上げたパヴィリオンや、藤森照信やフォスターらも参加したヴェネチアビエンナーレ国際建築展2018年のチャペルなど興味深いプロジェクトが沢山。こちらでその他の作品も閲覧可能です。

ザハ・ハディド・アーキテクツの設計で建設が進められる、カタールの2022年W杯スタジアムの動画 ヘルツォーグ&ド・ムーロンの設計で建設が進められている、香港の「M+ ミュージアム」の現場動画

ヘルツォーグ&ド・ムーロンの設計で建設が進められている、香港の「M+ ミュージアム」の現場動画です。美術館が公式に制作したもので、ジャック・ヘルツォーグとピエール・ド・ムーロンが現場を監理している様子なども登場します。

古谷誠章・宮崎桂・大西麻貴らが審査する、全建協連主催の学生コンペ「仮囲いデザインアイデアコンテスト」の参加者を募集中。賞金総額は約100万円。
古谷誠章・宮崎桂・大西麻貴らが審査する、全建協連主催の学生コンペ「仮囲いデザインアイデアコンテスト」の参加者を募集中。賞金総額は約100万円。

 
古谷誠章・宮崎桂・大西麻貴らが審査する、全建協連主催の学生コンペ「仮囲いデザインアイデアコンテスト」の参加者を募集しています

古谷誠章・宮崎桂・大西麻貴らが審査する、全建協連主催の学生コンペ「仮囲いデザインアイデアコンテスト」の参加者を募集しています。賞金総額は100万円とのこと応募登録は既に始まっており、登録締め切りは2018年12月10日(月)15時必着。作品提出締切は2019年1月21日15時必着です。 【ap・pr】

とかく工事中の建物は仮囲いに囲まれ、足場や養生シートに覆われて中の様子を伺い知ることができません。でも昔は住宅街の中でも新築中の家の現場では大工さんの働く様子がよく見えて、子どもたちは時々大工さんにかんな屑や材木の切れ端なんかもらったりして、家が建ち上がるのを見るのがとても楽しみでした。
もう一度そんな工事現場がつくれないでしようか ? それが今回の課題です。
パリやウィーンの現場では現場内の常設の見学コースや展望台、また計画中の建物の外壁をかたどった実際の敷地での展示など、様々な魅力的な「工事中」に出会ったことがあります。
工事中の現場を包み隠すのではなく、日々建ち上がる建築の楽しさや力強さ、美しさを伝えるものにできないでしょうか。
そこに働く人たちにとってはそれが晴れ舞台となり、それを見守る人々にとっては建築が刻々と変化し築かれて行く様を観賞する観覧席となるようなアイディアを募ります。
グラフィックなどの単なる仮囲いのデザインを超えて、「工事中」と「人々」を結びつける「装置」のデザインを期待しています。
審査委員長 古谷誠章

審査委員
審査委員長
古谷誠章(日本建築学会会長建築家/NASCA 主宰、早稲田大学教授)
宮崎桂(日本サインデザイン協会会長 クリエイティブディレクター/株式会社 KMD 代表取締役)
大西麻貴(建築家/O+h共同主宰、横浜国立大学客員準教授)
五道仁実(国土交通省 大臣官房 技術審議官)
北村知久(国土交通省 大臣官房 建設流通政策審議官)
佐々木基(一般財団法人 建設業振興基金 理事長)

コンペの詳細は、以下よりどうぞ。

妹島和世へのインタビュー「バラバラに、でも柔らかく。 一緒にいるための建築をつくる。」

妹島和世へのインタビュー「バラバラに、でも柔らかく。 一緒にいるための建築をつくる。」がwiredに掲載されています。

”『建築知識12月号』の特集「一生使えるサイズ辞典」が便利と話題 イラストを描くときなどにも重宝しそう」”(ねとらぼ)

”『建築知識12月号』の特集「一生使えるサイズ辞典」が便利と話題 イラストを描くときなどにも重宝しそう」”という記事が、ねとらぼに掲載されています。過去にも、イラストによる擬人化等で、建築法規を解説するなどの特集で、建築業界外からも注目されてきた建築知識ですが、今号も業界を越えて購買されているようです(2018/12/3時点、カテゴリー1位)。同様のコンテンツでも見せ方をコントロールすることで違った場所に届けられるという実例だと思います。

最も注目を集めたトピックス [期間:2018/11/26-12/2]

アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2018/11/26-12/2)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページ右下の「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。


1、藤森雅彦建築設計事務所による、広島の集合住宅「CHRONOS-DWELL」

2、富永大毅が、学生の指導で実践している採点方法や指導法がtwitterで共感を呼んでいます

3、妹島和世の設計で完成した、波打つような曲面のスラブが重なる、大阪芸術大学の新校舎の写真

4、今津康夫 / ninkipen!による、兵庫・西宮市の住宅「<」

5、日建設計 / 中本太郎・石原嘉人・萩原裕加・添田昴志・李光赫による、東京藝術大の図書館のための『「閲覧室のない図書館」のための什器』

6、「滋賀県が新生美術館断念 一体整備見直しへ、知事が表明」(京都新聞)、設計者はSANAA

7、京大建築学科による、建築学科の内容を業界外にも分かりやすく紹介するサイト「 京大建築式 京都大学から建築を解きほぐす」が公開

8、元木大輔 / DDAAによる、東京の、エイベックス社のダンススタジオ「AVEX ARTIST ACADEMY HEAD OFFICE STUDIO」

9、MVRDVによる、インドの、板状のヴォリュームが折れ曲がる事で中庭をつくり、高さが一定でないことも外観の印象に寄与している約1000戸の集合住宅「future towers」の写真

10、隈事務所出身で富山・東京を拠点に活動する本瀬あゆみによる論考「コンパクトシティとまちなか居住 ≪集合住宅は都市の主役に返り咲けるのか≫」

11、2025年の大阪万博の招致会場計画アドバイザーを務めた、noizの豊田啓介へのインタビュー「大阪万博はラストチャンス」

12、山口隆による、京都・中京区の宿泊施設「MOGANA」の写真

13、ゲーリーの設計で外観がほぼ完成している、フランスのリュマ・アルル財団の為の新施設の写真

14、吉岡徳仁による、佐賀県立美術館での展覧会「ガラスの茶室 – 光庵」の会場写真

15、『最古級京町家消失「京都市に失望」元所有者自ら選んだ解体の道』(京都新聞)

16、トラフによる、グッドデザイン賞受賞展2018の会場構成「GOOD DESIGN EXHIBITION 2018」の写真

17、五十嵐太郎監修によるアンビルト建築の展覧会「インポッシブル・アーキテクチャー」が埼玉県美などで開催

18、BIGとへザウィックの設計で建設が進められている、カリフォルニアのGoogle新本社を空撮した動画

19、乾久美子が、グッドデザイン賞2018にて「釜石市立唐丹小学校・釜石市立唐丹中学校・釜石市唐丹児童館」を解説している動画

20、日建設計 / 中本太郎・石原嘉人・萩原裕加による、東京・台東区の、東京藝術大学の施設「国際藝術リソースセンター(IRCA)」


過去の「最も注目を集めたトピックス」はこちらでどうぞ

MADによる、中国・北京の、歴史的建物を取り囲むように配置計画され、屋根が子どもたちの遊び場になっている幼稚園の画像

MADによる、中国・北京の、歴史的建物を取り囲むように配置計画され、屋根が子どもたちの遊び場になっている幼稚園の画像が8枚、dezeenに掲載されています。2019年末の完成を予定しているそう。

アルキテクトニカによる、アメリカのマイアミ大学の、コンクリート製の屋根と壁が緩やかにカーブするようすがおおらかさを感じさせる新施設の写真

アルキテクトニカが設計した、アメリカのマイアミ大学の、コンクリート製の屋根と壁が緩やかにカーブするようすがおおらかさを感じさせる新施設の写真が11枚、dezeenに掲載されています。

BIGとへザウィックの設計で建設が進められている、カリフォルニアのGoogle新本社を空撮した動画

BIGへザウィック・スタジオの設計で建設が進められている、カリフォルニアのGoogle新本社を空撮した動画です。こちらで2017年3月に公開された建物のCG画像を見ることができます

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