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伊東豊雄の新しい作品集『伊東豊雄 自選作品集: 身体で建築を考える』

伊東豊雄の新しい作品集『伊東豊雄 自選作品集: 身体で建築を考える』がamazonで予約受付中です。2020年8月7日発売予定。大型本407ページです。

世界的な建築家・伊東豊雄が、自らの建築理念を最もよく表現できたと考える会心作30点を選んだ作品集。建築家キャリア最初期から最近作まで網羅。寄稿=中沢新一、西沢大良

石黒泰司+和祐里 / アンビエントデザインズによる、広島の介護老人保健施設「計画と雰囲気」
石黒泰司+和祐里 / アンビエントデザインズによる、広島の介護老人保健施設「計画と雰囲気」 photo©千葉正人
石黒泰司+和祐里 / アンビエントデザインズによる、広島の介護老人保健施設「計画と雰囲気」 photo©千葉正人
石黒泰司+和祐里 / アンビエントデザインズによる、広島の介護老人保健施設「計画と雰囲気」 photo©千葉正人

石黒泰司+和祐里 / アンビエントデザインズが設計した、広島の介護老人保健施設「計画と雰囲気」です。

この空間を最も印象づけているものは曲線を描く天井の垂壁であると思う。ただし、地域の介護環境の強化という名目で、行政の採択事業としても実施されたこの介護老人保健施設の改修工事においては、20床の増床が主題であり、この垂壁の存在はまったくもって重要ではない。

さらに言えば、この垂壁は空間において機能的な意味をまったく有していない。
いや、正しくは機能的な意味が失われた物質であった。

この垂壁は計画当初、「柔らかい空間」という施主の要望を基に、間接ライン照明を仕込み、サインを取付ける予定であった。つまり照明器具であり、サインであり、防煙垂壁でもある、という機能的な意味を与えられたものであった。そのため、平面計画に重ねる、第2の平面計画として、慎重に形状などの検討が進められた。

プロジェクトが進むにあたり、潤沢とは言えない予算の都合上、照明器具は中止となり、サイン計画も縮小され、素材も防煙垂壁としての用をなさない安価なものへと変更を余儀なくされた。

設計者としてはとうとう別の方向性を考えねばならないのではないかと思案したが、施主はこの垂壁を中止することを決して選択することはなかった。垂壁がなくなることで、対話のなかで共有されてきた空間の雰囲気が失われてしまうことを理解していたのだ。

建築家によるテキストより
【ap job更新】 noizが、設計スタッフ(実務経験者・ジュニアアーキテクト)を募集中
【ap job更新】 noizが、設計スタッフ(実務経験者・ジュニアアーキテクト)を募集中
【ap job更新】 noizが、設計スタッフ(実務経験者・ジュニアアーキテクト)を募集中Industrial Technology Research Institute (ITRI) (2014), Photo: 阿野太一

noizの、設計スタッフ(実務経験者・ジュニアアーキテクト)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

noizが、設計スタッフ(実務経験者、ジュニアアーキテクト)を募集中

noizは、2007年に豊田啓介と蔡佳萱のパートナーシップとして設立されました。

2006年より酒井康介を加えた3名のパートナー体制で、東京と台北の二拠点からコンピューテーショナルな手法を駆使し、建築を軸にインスタレーションから都市まで幅広いジャンルで国際的に活動する建築・デザイン事務所です。

最新のデジタル技術を駆使した各種デザインや製作、システムの実装から教育、各種リサーチ&コンサルティング活動も積極的に展開しています。

国内外から集まった多様な背景やスキルを持ったメンバーが集まり、個々に創造的なパフォーマンスを発揮することで複合的な成果が発揮されるプラットフォームを目指しています。

noiz http://www.noizarchitects.com/

この度、業務拡大のため、設計スタッフを募集いたします。

SNSを中心に話題となっていた、渋谷区の鍵を閉めるとガラスが不透明になるトイレの設計者は“坂茂”

上記が約7万件リツイートされた投稿。こちらのニュース記事にもまとまっています。

SNSを中心に話題となっていた、渋谷区の鍵を閉めるとガラスが不透明になるトイレの設計者は“坂茂”でした。日本財団が進める「THE TOKYO TOILET」プロジェクトのリリースページに写真と概要が掲載されています。坂茂のトイレの設置場所は「代々木深町小公園」「はるのおがわコミュニティパーク」の二か所だそう。

コンセプト

公共のトイレ、特に公園にあるトイレは、入るとき2つの心配なことがあります。一つは中が綺麗(クリーン)かどうか、もうひとつは中に誰も隠れていないかどうか。新しい技術で作られた鍵を締めると不透明になるガラスで外壁を作ることで、トイレに入る前に中が綺麗かどうか、誰もいないか確認でき、その2つの心配をチェックすることができます。そして夜には、美しい行灯のように公園を照らします。

また、このトイレは、安藤忠雄や隈研吾も参加する「THE TOKYO TOILET」プロジェクトの一環だそうで、今後順次参加建築家・デザイナーによるトイレが完成していくそうです。こちらのPDFに設計者と場所がまとまっています

2020年8月5日段階では、片山正通、坂茂が設計したトイレが完成しているそうで、8月7日には槇文彦が設計した「恵比寿東公園トイレ」も完成するとの事。

今回完成した3カ所は恵比寿公園(片山正通氏)、代々木深町小公園・はるのおがわコミュニティパーク(坂茂氏)で、8月7日には恵比寿東公園トイレ(槇文彦氏)、東三丁目公衆トイレ(田村奈穂氏)が、8月31日には西原一丁目公園トイレ(坂倉竹之助氏)、9月7日には神宮通公園(安藤忠雄氏)が竣工予定で2021年夏までにすべてのトイレの設置を終える予定です。対象となる公共トイレや参画クリエイターは別紙をご参照ください。なお、トイレの設計施工には大和ハウス工業株式会社、トイレの現状調査や設置機器の提案にはTOTO株式会社のご協力を頂き、トイレの維持管理に関しては、日本財団・渋谷区・渋谷区観光協会が三者協定を結び、実施しています。

片山正通 / Wonderwallが設計した、コンクリート壁が特徴的な東京・恵比寿公園の公共トイレが完成。日本財団による「THE TOKYO TOILET」プロジェクトの一環とのこと

片山正通 / Wonderwallが設計した、コンクリート壁が特徴的な東京・恵比寿公園の公共トイレが完成しています。日本財団による「THE TOKYO TOILET」プロジェクトの一環とのこと。場所はこちら(Google Map)

以下は、片山がinstagramに投稿した写真です。

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THE TOKYO TOILET @ 恵比寿公園  渋谷区全面協力のもと、日本財団が進める渋谷区内公共トイレプロジェクト「THE TOKYO TOILET」。その1つである恵比寿公園 (渋谷区恵比寿西1-19-1) のトイレデザインをワンダーウォールが担当させていただきました。  念頭に置いたのは、建築的なものから距離をもち、遊具やベンチや樹木のように何気なく公園に佇むオブジェクトとしての在り方。日本におけるトイレの起源は、川に直接用便する「川屋」(厠の語源)と呼ばれるもので、縄文時代早期に遡ります。土で固められたもの、木材を結び付けて作ったものなど、極めてプリミティブで質素でした。そんな佇まいをイメージしながらコンクリートでできた壁を15枚いたずらに組み合わせ、トイレでありオブジェクトでもある“曖昧な領域”を構築。壁と壁の間を男性用/女性用/だれでもトイレという3つの空間への導入とするなど、人々が不思議な遊具と戯れるような、ユニークな関係性をデザインしました。 お近くにお越しの際は、ぜひご利用ください。 photo: Kozo Takayama  *THE TOKYO TOILETプロジェクト 日本財団が、多様性を受け入れる社会の実現を目的に実施する公共トイレプロジェクト。渋谷区全面協力の下、性別、年齢、障害を問わず、誰もが快適に使用できる公共トイレを区内17カ所に設置する。趣旨に賛同する16人のクリエイターが参画し、デザイン・クリエイティブの力で、新しい社会のあり方を提案する。トイレの設計施工には大和ハウス工業株式会社、トイレの現状調査や設置機器の提案にはTOTO株式会社の協力を得て実施。  THE TOKYO TOILET @ Ebisu Park  THE TOKYO TOILET is a project for public toilets in Shibuya, directed by the Nippon Foundation with the full cooperation of Shibuya City. Wonderwall was in charge of designing the toilet inside Ebisu Park (1-19-1, Ebisu Nishi, Shibuya-ku). What we kept in mind was a facility that distances itself from architectural concepts/elements and would exist naturally inside a park like playground equipments, benches, and trees. In Japan, the origin of toilets is 川屋 (kawaya, which is the source of the word 厠), which were huts (ya 屋) that stood over the river (kawa 川) that date back to the Neolithic times of early Jomon period (10,000 to 6,000 BCE). These huts seem to have been of primitive and simple designs, often made of hardened soil or pieces of wood that were bound together. Trying to envision the appearance and atmosphere of the primitive kawaya of the past, we built an “ambiguous space” that is simultaneously an object and a toilet by randomly combining 15 concrete walls. We designed a unique relationship as if people are being invited to play and interact with a curious piece of playground equipment through various means including, for example, by using the spaces between the walls to lead users into three different spaces designed for men, women, and one for everyone. Please check when you are in the area. #wonderwall #wonderwallproject photo: Kozo Takayama

Wonderwall 片山正通(@masamichi_katayama)がシェアした投稿 –

「動画:崩落事故の橋再建、伊ジェノバで落成式 遺族ら反発」(AFP BB NEWS)

「動画:崩落事故の橋再建、伊ジェノバで落成式 遺族ら反発」という記事が、AFP BB NEWSに掲載されています。レンゾ・ピアノが設計に関わって完成した橋です。

ペトラ・ブレーゼにオンラインで話を聞いている動画。聞き手はMAXXIのアーティスティックディレクターのホウ・ハンルー

ペトラ・ブレーゼにオンラインで話を聞いている動画。聞き手はMAXXIのアーティスティックディレクターのホウ・ハンルーです。2020年7月15日にアップされた動画です。

レム・コールハースにオンラインでCOUNTRY SIDEをテーマに話を聞いている動画。聞き手はMAXXIのアーティスティックディレクターのホウ・ハンルー

レム・コールハースにオンラインでCOUNTRY SIDEをテーマに話を聞いている動画です。聞き手はMAXXIのアーティスティックディレクターのホウ・ハンルー(Hou Hanru)です。2020年7月10日にアップされたものです。

隈研吾が、自身の東大での最終講義「コンピューテーショナルデザインとクラフト」を振り返って感想を書いているエッセイ

隈研吾が、自身の東大での最終講義「コンピューテーショナルデザインとクラフト」を振り返って感想を書いているエッセイが、隈のサイトに掲載されています。

構造家の木下洋介が「2020年第15回 日本構造デザイン賞」を受賞 「たっぷりと時間をかけたスイスの住宅建設計画」(swissinfo)

「たっぷりと時間をかけたスイスの住宅建設計画」という記事が、swissinfoに掲載されています。スイスでの集合住宅の設計プロセス・合意形成プロセスを日本語で紹介する記事です。

伊東豊雄が審査員長を務めた、くまもとアートポリスプロジェクト「立田山憩の森・お祭り広場公衆トイレ」の結果と提案書が公開

伊東豊雄が審査員長を務めた、くまもとアートポリスプロジェクト「立田山憩の森・お祭り広場公衆トイレ」の結果と提案書が公開されています。

以下に、結果と提案書をまとめます。

最優秀賞
森と人の輪 曽根拓也+坂本達典+内村梓+前原竹二

優秀賞
立田山と呼応する屋根 占部将吾+佐藤元樹+西島要

佳作作品
共生の光 佐河雄介+辻拓也

Birdhouse Toilet 松田裕介

Leafy Roof Lavatory -安らぎの屋根が作るみんなの憩いの場- 幾留温

「森林ミュージアム」のレストルーム 葛島隆之

マチ山の教室 マチの中にある山の中の学びの拠点 菊井悠央+本山真一朗

木とコンクリートとガラスの積層フォリー 山田健太朗

立田山の訪礼堂 岩崎裕樹

PRIMITIVE HUT 憩いの森の憩いの場 太田裕通+北村拓也

こちらのページでは、伊東豊雄による審査講評と各者による質疑回答書も閲覧可能です。

前田圭介 / UIDによる、広島市の住宅「PeacoQ」
前田圭介 / UIDによる、広島市の住宅「PeacoQ」北側外観。前面道路に沿って弧を描く外壁。 photo©藤井浩司(TOREAL)
前田圭介 / UIDによる、広島市の住宅「PeacoQ」居間。地表面より700㎜程度浮遊させることによって外からの視線を遮り、光と気配を感じさせる外壁と庭。 photo©藤井浩司(TOREAL)

前田圭介 / UIDが設計した、広島市の住宅「PeacoQ」です。

緩やかに湾曲する雛壇状の宅地北面角地に建つ家族3人の住まいである。

周辺環境は東面にある土手を挟んで住宅街が広がっており、敷地からも土手越しに長閑な風景が望むことができる。敷地は南西面が隣家に囲まれつつも北東の前面道路に対して扇形に開かれた特徴的な場所であった。

今回計画にあたり南西面を中心点に前面道路側に向かって同心円状に壁を増幅させながら内向的居場所から外部へと弧状空間を反復させた。また周辺の緑地帯をも外部空間として見立てることで全体を捉えていくような領域のない形式をこの特異な敷地で再考してみた。

具体的には道路斜線制限上可能な建築のボリュームを敷地境界際まで伸ばし、敷地形状に沿った弧状の大きな壁によって生まれた小さな庭を内外のバッファとして機能させた。

建築家によるテキストより
川辺直哉建築設計事務所による、東京・豊島区の小規模複合施設「角花」
川辺直哉建築設計事務所による、東京・豊島区の小規模複合施設「角花」 photo©川辺明伸
川辺直哉建築設計事務所による、東京・豊島区の小規模複合施設「角花」 photo©川辺明伸
川辺直哉建築設計事務所による、東京・豊島区の小規模複合施設「角花」 photo©川辺明伸
川辺直哉建築設計事務所による、東京・豊島区の小規模複合施設「角花」 photo©川辺明伸

川辺直哉建築設計事務所が設計した、東京・豊島区の小規模複合施設「角花(すみか)」です。開業時のプログラムは、賃貸住宅+ホテル+カフェ+スタジオとの事。

目白通り沿いの角地に建つ小規模複合施設(開業時は賃貸住宅+ホテル+カフェ+スタジオ)。施主は代々続く地主で、本計画は既存賃貸住宅の建替え事業である。

小規模な事業施設が地域に根差し継続していく為に、社会情勢の変化に対応する用途転用が容易な構成とすることが必要であると考えた。

そのために複数面積帯の区画(計11区画)を設定し、界壁の一部を構造的に開口することで、将来的な隣接区画のSOHO一体利用を可能にし、地上階の店舗区画は壁量を絞り他用途への転用を視野に入れている。セキュリティは階ごとに設定・移動可能なEVロックと鍵付門扉により、用途にあわせて区画できる。

凹凸のある滞留スペースを共用部に設け、階段を吹抜けや通りに張出し、専有部は決して大きな面積ではないが、区画の領域を超えて施設全体から街へと、活動や意識的領域を拡張したいと考えた。また、旅行者にとっては滞在拠点となり、地域住民や通りがかりの人々との自然発生的な接点がうまれることを期待している。

建築家によるテキストより
向山博 / 向山建築設計事務所による、東京の「江東区の医院併用住宅」
向山博 / 向山建築設計事務所による、東京の「江東区の医院併用住宅」 photo©藤井浩司
向山博 / 向山建築設計事務所による、東京の「江東区の医院併用住宅」 photo©藤井浩司
向山博 / 向山建築設計事務所による、東京の「江東区の医院併用住宅」 photo©藤井浩司

向山博 / 向山建築設計事務所が設計した、東京の「江東区の医院併用住宅」です。

地元に根付いた医院は代替わりを機会に、住宅を併設した医院に建替えることになった。

敷地は南北に接道しており、北側はそのまま医院の入口とし、住居入口は反対の南側の道路からとした。

周辺は今後、中高層の建物が増えていくことが想像ができるため、外周部は壁で囲み視線をさけた。壁の内側に中庭を設け間接的に採光や通風を確保することとした。中庭は間取り的には邪魔となり無駄な廊下を作りかねないため、△三角にすることで間取りに馴染ませ、効率的に自然光を獲得している。

建築家によるテキストより

医院のアプローチ横に躯体と一体で作られたベンチは、待合の居場所の一つとして、または散歩の途中の高齢者が一休みしたり、雨宿りしたりできるように設置した。

2020年現在では、新型コロナウィルス対策として、風邪症状、発熱患者はこのベンチで待機、診察を行っている。今後の医院建築にとって外の待機スペースは一般的になっていくのかもしれない。

建築家によるテキストより
内藤廣・川添善行・渡邉竜一・熊谷玄らにコロナ禍の2020年4-6月に話を聞いたインタビュー動画サイト「TOTAL RECALL」が公開。制作は映像作家の岩本健太

内藤廣川添善行渡邉竜一熊谷玄南後由和野村朋弘・山下裕子・三浦詩乃篠原修にコロナ禍の2020年4-6月に話を聞いたインタビュー動画サイト「TOTAL RECALL」が公開されています。制作は映像作家の岩本健太です。

ここにあるのは2020年4月から6月の間に実施された取材の成果である。

我々にとって予定よりも早く訪れた静かな夏休みは
それ自体が恰好の自由研究の対象であったことは言うまでもない。
そのなかでも、最も状況を顕在化させたものの1つが「都市」である。
事実、都市は無観客となり、レイシズムの問題を契機に「urban」はいま
言葉としての存在意義を問われている。

これは一体どういうことなのか。

複雑なものを決して簡略化せず、複雑なものをありのまま捉えたい。
それにはより多くのパースペクティブを生み出すことが必要だ。

私はこのWEBサイトが、そのようなパースペクティブの一つとなることを
目指している。

制作者 岩本健太
info@dbkn.tv

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