2025.1.23Thu
【ap job更新】 金沢を拠点とし、地域での建築とまちづくりに加えて能登半島地震の復興にも取組む「株式会社kyma」が、設計スタッフ(経験者・既卒・新卒)を募集中
【ap job更新】 金沢を拠点とし、地域での建築とまちづくりに加えて能登半島地震の復興にも取組む「株式会社kyma」が、設計スタッフ(経験者・既卒・新卒)を募集中
【ap job更新】 金沢を拠点とし、地域での建築とまちづくりに加えて能登半島地震の復興にも取組む「株式会社kyma」が、設計スタッフ(経験者・既卒・新卒)を募集中商店街の小さな保育園 ©迎 崇

金沢を拠点とし、地域での建築とまちづくりに加えて能登半島地震の復興にも取組む「株式会社kyma」の、設計スタッフ(経験者・既卒・新卒)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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株式会社kymaは石川県金沢市を拠点に、全国の地方都市での建築とまちづくりに取り組む設計事務所です。

私たちはこれまで、子どもから高齢者まで、障がいの有無に関わらずだれもが集うことのできる「ごちゃまぜ」の場をコンセプトとしたまちづくりプロジェクトを中心に、全国の地方都市で活動してきました。人とひと、地域と建築の関係をどうつくっていくかを考え設計に取り組んできました。

現在私たちはこの経験を能登半島地震の復興につなげていくため、日々奮闘しています。
並行して全国各地で複数のプロジェクトも進行しており、業務拡大に伴い設計スタッフを追加募集することにしました。

人や地域との関係をデザインする建築、地方都市でのまちづくり、能登半島地震の復興に関わっていきたい方のご応募をお待ちしております。

【ap job 更新】 建築設計事務所バケラッタが、設計スタッフ(2025年新卒・既卒・経験者)を募集中
【ap job 更新】 建築設計事務所バケラッタが、設計スタッフ(2025年新卒・既卒・経験者)を募集中
【ap job 更新】 建築設計事務所バケラッタが、設計スタッフ(2025年新卒・既卒・経験者)を募集中

建築設計事務所バケラッタの、設計スタッフ(2025年新卒・既卒・経験者)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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建築設計事務所バケラッタは住宅に力を入れている設計事務所です。数多くのハイレベルな住宅を設計しているので住宅の設計をやりたい方は是非来て下さい。

湯谷紘介+湯谷麻衣 / 湯谷建築設計による、三重・多気郡の「明星の家」。風を伴う雨の多い地域の緑豊かな敷地。無柱のLDKを住居の中心とし、個室群との緩衝帯になり季節毎に表情も変える“L型の廊下を周囲に配置する構成を考案。風土に応える為に適切に軒を伸ばして地域材も使用する
湯谷紘介+湯谷麻衣 / 湯谷建築設計による、三重・多気郡の「明星の家」。風を伴う雨の多い地域の緑豊かな敷地。無柱のLDKを住居の中心とし、個室群との緩衝帯になり季節毎に表情も変える“L型の廊下を周囲に配置する構成を考案。風土に応える為に適切に軒を伸ばして地域材も使用する俯瞰、南西側より見下ろす。 photo©ToLoLo Studio
湯谷紘介+湯谷麻衣 / 湯谷建築設計による、三重・多気郡の「明星の家」。風を伴う雨の多い地域の緑豊かな敷地。無柱のLDKを住居の中心とし、個室群との緩衝帯になり季節毎に表情も変える“L型の廊下を周囲に配置する構成を考案。風土に応える為に適切に軒を伸ばして地域材も使用する外観、西側より見る。 photo©ToLoLo Studio
湯谷紘介+湯谷麻衣 / 湯谷建築設計による、三重・多気郡の「明星の家」。風を伴う雨の多い地域の緑豊かな敷地。無柱のLDKを住居の中心とし、個室群との緩衝帯になり季節毎に表情も変える“L型の廊下を周囲に配置する構成を考案。風土に応える為に適切に軒を伸ばして地域材も使用するダイニングからサンクンリビングとキッチンを見る。 photo©ToLoLo Studio
湯谷紘介+湯谷麻衣 / 湯谷建築設計による、三重・多気郡の「明星の家」。風を伴う雨の多い地域の緑豊かな敷地。無柱のLDKを住居の中心とし、個室群との緩衝帯になり季節毎に表情も変える“L型の廊下を周囲に配置する構成を考案。風土に応える為に適切に軒を伸ばして地域材も使用するサンクンリビングからダイニングを見る。 photo©ToLoLo Studio

湯谷紘介+湯谷麻衣 / 湯谷建築設計が設計した、三重・多気郡の「明星の家」です。
風を伴う雨の多い地域の緑豊かな敷地での計画です。建築家は、無柱のLDKを住居の中心とし、個室群との緩衝帯になり季節毎に表情も変える“L型の廊下を周囲に配置する構成を考案しました。また、風土に応える為に適切に軒を伸ばして地域材も使用しています。

「明星の家」は三重県南東部(伊勢志摩地方)の明和町にある。
天照大神に仕えた斎王が住んでいたとされ、歴史情緒が漂う。敷地の東側隣地には史跡公園の木々が、北側には竹藪があり、敷地の北東の隅に住まいを据えることは土地の歴史性と緑の豊かさを享受するための最善の選択となった。

建築家によるテキストより

周辺環境と建主の要望を考慮した結果、西側には公道からの距離をとるために倉庫棟(2期工事)と水廻り諸室を、北西角には寝室、北側の竹藪に沿って個室を並べ、それらをL型に繋ぎ合わせて配置した。
住まいの中心はおおらかなワンルームのLDK空間とし、コンパクトにまとめた諸室群とのコントラストを鮮明にしている。その対比の緩衝地帯としてL字の廊下が伸びている。東西南北からの光と、風が通り抜け、季節ごとに表情を変えるこの廊下は、単に公(LDK)と私(個室)の心理的な切り替えを超えた豊かさがある。

建築家によるテキストより

建物ボリュームについては、北西角に視線の抜けをつくり南東側には軒を設けるため、主屋は方形屋根(1.5寸勾配)を1/4に切り出した形状の屋根とした。主屋にL型の下屋(1寸勾配)がとりつき、建築の形と空間の在り方を統一させている。

LDK空間の中心には、集成材ではなくヒノキの製材を用いた2方向から支え合う張弦梁を採用し、無柱とすることで主屋空間の中心性を強調させた。この特殊な構法を実現させるためモックアップを製作し、構造家や施工者と入念に打合せを行ったことで、この建築をつくりあげたいという皆の想いも一層強まった。

建築家によるテキストより
2025.1.22Wed
【ap job更新】 アイデアとデザインで人々の悩み事を解決し幸せな社会を創る「PROCESS5 DESIGN」が、設計スタッフ(2025年新卒・既卒・経験者)を募集中
【ap job更新】 アイデアとデザインで人々の悩み事を解決し幸せな社会を創る「PROCESS5 DESIGN」が、設計スタッフ(2025年新卒・既卒・経験者)を募集中
【ap job更新】 アイデアとデザインで人々の悩み事を解決し幸せな社会を創る「PROCESS5 DESIGN」が、設計スタッフ(2025年新卒・既卒・経験者)を募集中

アイデアとデザインで人々の悩み事を解決し幸せな社会を創る「PROCESS5 DESIGN」の、設計スタッフ(2025年新卒・既卒・経験者)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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一緒に働くスタッフを募集しています。

PROCESS5 DESIGNはコンセプトをとても大切に設計を行なっていることが特徴です。
企画立案時に決定したコンセプトをプロジェクトの最後まで物事の意思決定基準として進めていきます。

また私たちは「アイデアとデザインで人々の悩み事を解決し幸せな社会を創る」ことを目的として会社に集まっています。
身のまわりにある小さな悩み事はもちろんのこと、社会や事業にインパクトのある悩み事など様々な規模の悩み事を私たちのアイデアとデザインで解決していくために日々精進しています。

現在私たちの会社では大型ホテル、個人住宅、別荘、オフィス、学習塾、薬局、温浴施設など様々なプロジェクトが進んでおります。
多種多様な業態の仕事を経験でき、設計は複数人のチームを構成し進めており、企画立案から基本・実施設計から現場監理まで一貫して携わることができます。

デザインが好きで、仲間を大切にできる人のご応募をお待ちしております。

【ap job更新】 様々な環境や条件のプロジェクトに、“建築を作ることの可能性”を議論して取組む「矢野建築設計事務所」が、設計スタッフ(2025年新卒・既卒・経験者)を募集中
【ap job更新】 様々な環境や条件のプロジェクトに、“建築を作ることの可能性”を議論して取組む「矢野建築設計事務所」が、設計スタッフ(2025年新卒・既卒・経験者)を募集中
【ap job更新】 様々な環境や条件のプロジェクトに、“建築を作ることの可能性”を議論して取組む「矢野建築設計事務所」が、設計スタッフ(2025年新卒・既卒・経験者)を募集中中田養蜂販売所

様々な環境や条件のプロジェクトに、“建築を作ることの可能性”を議論して取組む「矢野建築設計事務所」の、設計スタッフ(2025年新卒・既卒・経験者)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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株式会社矢野建築設計事務所では設計スタッフ(正社員)を募集しています。

われわれは建築、インテリア、家具、ランドスケープと幅広く設計をする会社です。
東京と高知(四国)の2拠点で設計活動をしており、都市部と地方都市での仕事を同時に進めています。

経済状況や自然環境、施工体制の異なる条件で建築を考え、それぞれの場所で建築を作ることの可能性について皆で議論をしながら、プロジェクトを実現してきました。

現在、様々な内容の建築の設計・提案の機会が増えているため、スタッフを1~2名程度募集します。
スタッフは1年目から担当プロジェクトをもち、基本設計、実施設計、現場監理まで主体的に関わることができます。

【受賞歴】
2016 SD Review 2016 SD賞 / House N
2017 第5回高知県建築文化賞 新人賞 / 相生町の家
2018 大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2018展覧会 出展アーティスト選出 / 方丈の屋根
2019 JID AWARD 2019 NEXTAGE部門賞 / 方丈の屋根
2019 波川にこにこ館等全面改築工事設計委託業務プロポーザル最優秀賞(高知県吾川郡いの町)
2019 飛騨市役所応接室木質化業務プロポーザル最優秀賞(岐阜県飛騨市)/ 株式会社 飛騨の森でクマは踊る(共同)
2024 第37回日経ニューオフィス賞・四国ニューオフィス推進賞+四国経済産業局長賞 / フクヤ建設社屋
2024 第6回JIA四国建築賞2024 佳作 / フクヤ建設社屋
2024 GOOD DESIGN AWARD 2024 / 鵠沼の家
2024 GOOD DESIGN AWARD 2024 / 南久万の家
2024 第66回神奈川建築コンクール住宅部門 アピール賞(環境) / 鵠沼の家
2024 JIA優秀建築選2024 100選 / 鵠沼の家
2024 JIA優秀建築選2024 100選 / フクヤ建設社屋

トラフ建築設計事務所による、東京・世田谷の店舗「包丁と砥石 ひとひら」。海外の専門店への卸も行う店。外国からの訪問も見据え、お重のような島什器などで“日本的な丁寧さ”を感受できる空間を構築。売場と工房の間に設けた小窓やハイカウンターで顧客とスタッフの交流も促す
トラフ建築設計事務所による、東京・世田谷の店舗「包丁と砥石 ひとひら」。海外の専門店への卸も行う店。外国からの訪問も見据え、お重のような島什器などで“日本的な丁寧さ”を感受できる空間を構築。売場と工房の間に設けた小窓やハイカウンターで顧客とスタッフの交流も促す外観、正面より見る、夕景 photo©長谷川健太
トラフ建築設計事務所による、東京・世田谷の店舗「包丁と砥石 ひとひら」。海外の専門店への卸も行う店。外国からの訪問も見据え、お重のような島什器などで“日本的な丁寧さ”を感受できる空間を構築。売場と工房の間に設けた小窓やハイカウンターで顧客とスタッフの交流も促すエントランス側から売場全体を見る。(島什器の配置を変えた状態) photo©長谷川健太
トラフ建築設計事務所による、東京・世田谷の店舗「包丁と砥石 ひとひら」。海外の専門店への卸も行う店。外国からの訪問も見据え、お重のような島什器などで“日本的な丁寧さ”を感受できる空間を構築。売場と工房の間に設けた小窓やハイカウンターで顧客とスタッフの交流も促す売場から包丁棚側を見る。 photo©長谷川健太
トラフ建築設計事務所による、東京・世田谷の店舗「包丁と砥石 ひとひら」。海外の専門店への卸も行う店。外国からの訪問も見据え、お重のような島什器などで“日本的な丁寧さ”を感受できる空間を構築。売場と工房の間に設けた小窓やハイカウンターで顧客とスタッフの交流も促す売場から工房への小窓とハイカウンターを見る。 photo©長谷川健太

トラフ建築設計事務所が設計した、東京・世田谷の店舗「包丁と砥石 ひとひら」です。
海外の専門店への卸も行う店の計画です。建築家は、外国からの訪問も見据え、お重のような島什器などで“日本的な丁寧さ”を感受できる空間を構築しました。また、売場と工房の間に設けた小窓やハイカウンターで顧客とスタッフの交流も促します。店舗の場所はこちら(Google Map)。

日本全国の職人が手掛けた製品を販売する包丁と砥石の店、ひとひらの新店舗の計画。
三軒茶屋の昔ながらの居酒屋などが軒を連ねる繁華街の一角に、研ぎ直しもできる工房と海外の包丁専門店へ出荷準備ができるオフィスを備えた店舗が求められた。

建築家によるテキストより

奥行きのある区画に対して、手前を売場、奥を工房とオフィスのエリアとした。建築の前面空地を活かし、オーニングを設置して道行く人を呼び込みやすくした。

店内は、片側の壁一面に包丁を陳列し、もう片方の壁面には砥石をならべ、中央は島状の什器でイベントでも使いやすいフレキシブルなレイアウトとした。売場中央はモルタル仕上げ、包丁棚とカウンター周りをフローリングとし、縁側のように感じさせる。海外からの顧客や取引先の包丁店のオーナーの来店も見据え、日本的な丁寧さが感じられる造作による空間を計画した。

建築家によるテキストより

包丁棚では、製品を美しく見せるために、照明の光が刃物に反射しないように慎重に角度を決定した。多彩な表情を見せる砥石は、石の表情が映えるよう水平の棚に陳列している。お重と呼ぶ島什器は分割でき、イベントに合わせて段数と配置を変えることができる。また、売場の小窓を通じて、工房内の研磨機による作業が垣間見える。

建築家によるテキストより
【ap job更新】 超高層から個人邸までを手掛け、労働環境の合理化にも取り組む「高階澄人建築事務所」が、設計スタッフ(2025年新卒・既卒・経験者)を募集中
【ap job更新】 超高層から個人邸までを手掛け、労働環境の合理化にも取り組む「高階澄人建築事務所」が、設計スタッフ(2025年新卒・既卒・経験者)を募集中
【ap job更新】 超高層から個人邸までを手掛け、労働環境の合理化にも取り組む「高階澄人建築事務所」が、設計スタッフ(2025年新卒・既卒・経験者)を募集中裏草津 蕩TOU

超高層から個人邸までを手掛け、労働環境の合理化にも取り組む「高階澄人建築事務所」の、設計スタッフ(2025年新卒・既卒・経験者)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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【スタッフ募集のお知らせ】
日本全国で超高層から個人邸まで様々なタイプと規模のプロジェクトを手掛ける「高階澄人建築事務所」が、設計スタッフ(新卒・既卒・経験者)を募集いたします。

【仕事の進め方について】
私たちは2001年の創立以来、ホテル、オフィスビル、集合住宅、コーポラティブハウス、個人住宅、モデュラー建築など多岐にわたるプロジェクトにおいて、企画設計>基本設計>実施設計>工事監理までの全プロセスに関わることを基本的な姿勢としています。

建築の設計を行うだけでなく、プロジェクト全体を通じて専門家としてクライアントに併走することにより、質の高い設計サービスを提供することを心がけています。設計作業はていねいなコンサルティングに始まり、諸条件の整理・分析の後、3DCGやムービーを多用したクライアントとの緊密なコミュニケーションの中で最適解を探していきます。

コストコントロールと工事監理においても的確な技術によりクライアントの求めるデザインを実現しています。

【チームワークについて】
私たちはプロジェクトへの関わり方からスタッフの働き方まで、よりパワフルでフレキシブルな設計チームを目指して常にチームマネジメントに工夫を重ねています。

スタッフは同時に複数のプロジェクトに関与し、本人のスキルに応じてそれぞれのプロジェクトの最適なフェーズに携わるスタイルで業務を進めていますので、経験の少ない方でもチームワークの中で業務の流れを習得しやすく、経験者はプロジェクトに責任と自主性をもって関与することができます。

個々の達成感とチームへの貢献の積み重ねがプロジェクトの質を高めるものと私たちは考えています。優れたチームワークにより効率的に時間を使うことは、創造のための時間を生み出すばかりでなく勤務時間を短縮し、より良いワークライフバランスを実現させることに繋がります。

【特徴とアドバンテージについて】
小規模な事務所でありながら、効率的なデザインプロセス、チームワーク、マネジメントにより、大規模ホテルから別荘まで様々なタイプと規模のプロジェクトに対応できることは私たちの最大の特徴であり、スタッフにとっても事務所にとっても経験値の幅を広げる結果となっています。

また、24年にわたる業務の蓄積と経験豊かなスタッフと協働することにより、大規模プロジェクトにも対応できる設計力や、資格試験にも役立つ広範な知識を確実に身につけることができます。

設計者としての能力を高めたい方、設計チームの一員として意欲を持って長期間勤めていただける方を募集いたします。

ツバメアーキテクツによる、さいたま市の「北向きに建つ保育園」。向かいに生垣のある北側接道の三方を囲まれた敷地。“北向き”等の与条件を活かし、プライバシーを確保しつつ緑や光を導入する建築を志向。道側に大開口を設けた上で気積のある“中間領域”を配置する構成を考案
ツバメアーキテクツによる、さいたま市の「北向きに建つ保育園」。向かいに生垣のある北側接道の三方を囲まれた敷地。“北向き”等の与条件を活かし、プライバシーを確保しつつ緑や光を導入する建築を志向。道側に大開口を設けた上で気積のある“中間領域”を配置する構成を考案外観、北側の道路より見る。 photo©中村絵
ツバメアーキテクツによる、さいたま市の「北向きに建つ保育園」。向かいに生垣のある北側接道の三方を囲まれた敷地。“北向き”等の与条件を活かし、プライバシーを確保しつつ緑や光を導入する建築を志向。道側に大開口を設けた上で気積のある“中間領域”を配置する構成を考案外観、北側の道路より見る。 photo©中村絵
ツバメアーキテクツによる、さいたま市の「北向きに建つ保育園」。向かいに生垣のある北側接道の三方を囲まれた敷地。“北向き”等の与条件を活かし、プライバシーを確保しつつ緑や光を導入する建築を志向。道側に大開口を設けた上で気積のある“中間領域”を配置する構成を考案2階、廊下から吹抜側を見る。 photo©中村絵
ツバメアーキテクツによる、さいたま市の「北向きに建つ保育園」。向かいに生垣のある北側接道の三方を囲まれた敷地。“北向き”等の与条件を活かし、プライバシーを確保しつつ緑や光を導入する建築を志向。道側に大開口を設けた上で気積のある“中間領域”を配置する構成を考案2階、幼児室から吹抜側を見る。 photo©中村絵

ツバメアーキテクツが設計した、埼玉・さいたま市の「北向きに建つ保育園」です。
向かいに生垣のある北側接道の三方を囲まれた敷地です。建築家は、“北向き”等の与条件を活かし、プライバシーを確保しつつ緑や光を導入する建築を志向しました。そして、道側に大開口を設けた上で気積のある“中間領域”を配置する構成を考案しました。

北向きに接道し、その他の三面は住宅に囲まれた敷地に建つ保育園。

建築家によるテキストより

南側はすぐアパートが迫っており、プライバシー的にどうにも窓が開けづらかった。また、そもそも保育園では日当たりの良い窓は直射日光を避けるために日常的には窓にはカーテンがかかってしまう傾向があるように感じていたので、北向きという条件を活かすことから考えた。ちょうど、北側のお向かいには、神社や屋敷の生き生きとした生垣や緑があった。

建築家によるテキストより

そこで今回は北側に1階2階をまたがる大きな窓を作ることでプライバシーを確保しつつも、向かいの緑や拡散光を取り込むということを目指した。階段も北側に配置し、階段室をホールのようにし、町と保育室の間の中間領域として位置付ける。それを南側の保育室よりも背を高くすることで南側へ小さなハイサイドライトあけ、太陽光を曲面にバウンスさせ、保育室にやわらかく取り込む。

保育室は上下階で役割を分け、1階は天高を抑えた0-2歳児のための落ち着いた空間、2階は天高が高くスパンの飛んだ3-5歳児がアクティブに使えるちょっとした体育館のような空間としている。階段室がまちとのバッファとしての光溜まりとなり、大きな窓は1階と2階と半階ズレた位置に取り付く。上下に一体感を作り出す中に、人や光、緑の変化を取り込む。

建築家によるテキストより
2025.1.21Tue
小野良輔と五十嵐理人による、鹿児島・奄美大島の「母子の家」。施主と母の二人家族の為の住まい。生活スタイルと呼応する在り方を求め、リビングに加え個室も中心になる“多中心な”建築を志向。大小の空間をずらして配置し“生活の中心と空間の機能の主従関係”を反転させる
小野良輔と五十嵐理人による、鹿児島・奄美大島の「母子の家」。施主と母の二人家族の為の住まい。生活スタイルと呼応する在り方を求め、リビングに加え個室も中心になる“多中心な”建築を志向。大小の空間をずらして配置し“生活の中心と空間の機能の主従関係”を反転させる外観、敷地内の北東側より見る。 photo©石井紀久
小野良輔と五十嵐理人による、鹿児島・奄美大島の「母子の家」。施主と母の二人家族の為の住まい。生活スタイルと呼応する在り方を求め、リビングに加え個室も中心になる“多中心な”建築を志向。大小の空間をずらして配置し“生活の中心と空間の機能の主従関係”を反転させる外観、敷地内の東側より見る。 photo©石井紀久
小野良輔と五十嵐理人による、鹿児島・奄美大島の「母子の家」。施主と母の二人家族の為の住まい。生活スタイルと呼応する在り方を求め、リビングに加え個室も中心になる“多中心な”建築を志向。大小の空間をずらして配置し“生活の中心と空間の機能の主従関係”を反転させる「小部屋1」から「大部屋」を見る。 photo©石井紀久
小野良輔と五十嵐理人による、鹿児島・奄美大島の「母子の家」。施主と母の二人家族の為の住まい。生活スタイルと呼応する在り方を求め、リビングに加え個室も中心になる“多中心な”建築を志向。大小の空間をずらして配置し“生活の中心と空間の機能の主従関係”を反転させる手前:「大部屋」、正面左:収納、正面右:玄関、右:「小部屋1」 photo©石井紀久

小野良輔建築設計事務所五十嵐理人 / IGArchitectsが設計した、鹿児島・奄美大島の「母子の家」です。
施主と母の二人家族の為の住まいの計画です。建築家は、生活スタイルと呼応する在り方を求め、リビングに加え個室も中心になる“多中心な”建築を志向しました。そして、大小の空間のずらした配置で“生活の中心と空間の機能の主従関係”を反転させました。

奄美大島に移り住むことを決めたクライアントとその母のための小さな住宅の計画。

彼女たちは食事のとき以外はそれぞれ個室やリビングでそれぞれ別々に過ごす生活スタイルで、それゆえにいつでもお互いの気配を感じられるような住宅のあり方が求められた。
いわゆる子育て世代の住宅のようにリビングを中心とし、個室と収納、水廻りがそれらを囲うような計画ではなく、リビングと同様に個室も中心になるような多中心的な住宅の形を模索した。

建築家によるテキストより

この住宅は、中心の大きなスペースと外周に配置した小さなボリュームによる親子関係の平面形式により構成している。
ここでは大きなスペースを「母屋(おもや)」、小さなボリュームを「子屋(こや)」と呼ぶことにする。小さなボリュームは寝室、水廻り、キッチン、ウォークインクローゼットであり、これらをずらしながら配置することで余白をつくるように中央に大きなスペースを作り出している。

高天井に設けたハイサイド窓から豊かな自然光が射し込む母屋に対し、子屋は最低限の自然採光に抑えている。これは眩しさを抑えて少し薄暗いくらいの寝室を志向したクライアントの要望から導かれたものだが、空間の陰影の差を強調することで、より母屋の空間性をニュートラルなものにしている。

形式上中心に据えられた空間は、実は個室同士を接続した渡り廊下のような空間になることを意図している。生活の中心と空間の機能の主従関係は反転していて、多中心的な関係性がつくられている。母屋と小屋の接続部には大きなFIX窓を設けていて、親・子の空間を内部で分節しながら外部の風景を採り込み、自然や集落といった外部環境を感じさせる。

建築家によるテキストより

この計画では奄美の伝統的民家にみられる分棟形式や外廊下が作り出す外部環境とのつながりを参照しながら、現代のIターンのクライアントの暮らし方に合わせて再編集を行っている。それは上記のようなボリューム形式や外部空間の取り入れ方のみならず、軒の出による雨よけ・多湿な環境に耐えうる壁や屋根の構成・強い西日の影響を受けにくい配置計画・台風の吹き上げに堪えうるディテール等にも反映されている。

建築家によるテキストより
2025.1.20Mon
荒尾宗平 / SIDES COREによる、奈良市の店舗「GIGI VERDE Nara」。イベントでのフラワーアレンジも行う生花店。小売・アトリエ・打合せの場を共存させる為に、床の“隆起”で用途に応えると共にスペースを緩やかに分節もする計画を考案。滑らかなカーブは周辺の“地形”もイメージ
荒尾宗平 / SIDES COREによる、奈良市の店舗「GIGI VERDE Nara」。イベントでのフラワーアレンジも行う生花店。小売・アトリエ・打合せの場を共存させる為に、床の“隆起”で用途に応えると共にスペースを緩やかに分節もする計画を考案。滑らかなカーブは周辺の“地形”もイメージ売場からカウンターを見る。 photo©大竹央祐
荒尾宗平 / SIDES COREによる、奈良市の店舗「GIGI VERDE Nara」。イベントでのフラワーアレンジも行う生花店。小売・アトリエ・打合せの場を共存させる為に、床の“隆起”で用途に応えると共にスペースを緩やかに分節もする計画を考案。滑らかなカーブは周辺の“地形”もイメージ売場からカウンター越しにミーティングエリアを見る。 photo©大竹央祐
荒尾宗平 / SIDES COREによる、奈良市の店舗「GIGI VERDE Nara」。イベントでのフラワーアレンジも行う生花店。小売・アトリエ・打合せの場を共存させる為に、床の“隆起”で用途に応えると共にスペースを緩やかに分節もする計画を考案。滑らかなカーブは周辺の“地形”もイメージミーティングエリアから売場とカウンターとワークエリアを見下ろす。 photo©大竹央祐

荒尾宗平 / SIDES COREが設計した、奈良市の店舗「GIGI VERDE Nara」です。
イベントでのフラワーアレンジも行う生花店です。デザイナーは、小売・アトリエ・打合せの場を共存させる為に、床の“隆起”で用途に応えると共にスペースを緩やかに分節もする計画を考案しました。また、滑らかなカーブは周辺の“地形”もイメージされました。店舗の場所はこちら(Google Map)。

GIGI VERDEはパーティーやイベント空間のフラワーアレンジ、店頭での小売も行うフラワーショップである。

新たな拠点となる13坪の奈良店では、小さな空間の中でも小売とイベントの装花製作を行うアトリエ機能の両立、ブライダル装花の打ち合わせが落ち着いてできるスペースの実現が課題であった。

建築家によるテキストより

全ての課題を成立させるため、入り口からメインカウンター、スキップフロアへと床素材がシームレスに隆起する計画とした。
ソイルカラーの左官材で仕上げ、奈良の盆地や山々といった地形をイメージした滑らかなカーブは自然な花の色や形を際立たせる背景となる。

建築家によるテキストより

ワークエリアは複数のフローリストが多くの装花を十分製作できる広さを持ち、h950mmのカウンタートップの内側やフロア下の空間は大きな収納庫を兼ねている。

上段に設けた打ち合わせスペースはレベル差と花が緩やかな心理的境界となり落ち着いた利用が可能、店舗奥で柔らかい光を放つペンダント照明は視線を導き空間の奥行きと高さを感じさせる。

建築家によるテキストより
【ap job更新】 シェアをコンセプトに、大規模なホテルから国立公園の施設までを手掛ける「成瀬・猪熊建築設計事務所」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2025年新卒)を募集中
【ap job更新】 シェアをコンセプトに、大規模なホテルから国立公園の施設までを手掛ける「成瀬・猪熊建築設計事務所」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2025年新卒)を募集中
【ap job更新】 シェアをコンセプトに、大規模なホテルから国立公園の施設までを手掛ける「成瀬・猪熊建築設計事務所」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2025年新卒)を募集中meet tee GINZA photo©西川公朗

シェアをコンセプトに、大規模なホテルから国立公園の施設までを手掛ける「成瀬・猪熊建築設計事務所」の、設計スタッフ(経験者・既卒・2025年新卒)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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シェアをコンセプトに、大規模なホテルから国立公園の施設まで様々なプロジェクトを手がける成瀬・猪熊建築設計事務所が、プロジェクトチーフ及び経験者、2025年新卒を募集。VR・BIMなど、設計ツールもアップデート。宿泊施設運営に進出する可能性あり。

【メッセージ】
私たちの事務所では、企画・建築設計・インテリア設計・家具や備品のコーディネートまで一気通貫して行なっています。
企画的な側面に踏み込んでの提案に興味のある方、建築だけでなくインテリアにも興味のある方には、非常に面白い・学びの多い事務所だと思います。私たちが培ってきたノウハウを身につけならが、事務所として更なる高みを一緒に目指していただける方のご応募をお待ちしています。

私たちの事務所では、国立公園内の観光拠点施設や、県立公園のビジターセンター・キャンプ場、ホテル、集合住宅、文化財の改修など、官民問わずさまざまなプロジェクトが進行中です。
また、地域の交流人口を増やし、元気にするための宿泊施設運営を行うことを考え始めているため、そうしたことに興味のある方もぜひご応募ください。

経験者の方は、随時募集しています。新卒の方も随時トライアルを実施していきますので、ぜひお早めにご応募ください。
事務所には子育て中のスタッフ、フルリモートで働いているスタッフもいます。スキルがあれば様々な働き方ができますので、詳細はお気軽にお問い合わせください。

【ビジョン】
私たちは、人々がシェアをする場をデザインしています。
今、社会はますます急速に変わり始めています。
その中で私たちが目指すのは、建築を通して新しい豊かさを定義し続けることです。

家族だけに縛られない多様な住まい、世界と地域をつなぐ宿泊施設、物の購入よりも体験に価値がおかれる商業施設、コミュニケーションとイノベーションがビジネスチャンスを作る時代の新しいオフィス、個人の人生に寄り添ったケアの場。これらはそれぞれ全く異なる用途でありながら、いずれも「シェア」によって価値を生み出します。

私たちはこうした「シェアする場をつくる」ために、「そこにどんな営みを作り出すか」を突き詰めます。ハードとソフトの双方を捉え、それぞれの場に相応しいコンセプトとデザインを提案しています。プロジェクトによっては企画から提案を行い、人の生き方に多様な選択肢を生み出す建築を提案しています。

設計の進め方に関しても、新しい試みを行っており、近年導入したBIMとVRによる検討は、設計段階での解像度が高まり、大きな手応えを感じているところです。

空間構想と風景研究所による、神奈川の「湘南工科大学附属高校図書館」。図書館と教室が入るコロナ禍以降の新しい学びの場。皆での図書館と教室の意味の議論を経て、閉鎖的な壁を“緩やかに解体”して両者を表裏一体に配置する構成を考案。立地と呼応する五角形平面で多方向への顔も作る
空間構想と風景研究所による、神奈川の「湘南工科大学附属高校図書館」。図書館と教室が入るコロナ禍以降の新しい学びの場。皆での図書館と教室の意味の議論を経て、閉鎖的な壁を“緩やかに解体”して両者を表裏一体に配置する構成を考案。立地と呼応する五角形平面で多方向への顔も作る外観、敷地内の北東側より見る。 photo©小川重雄
空間構想と風景研究所による、神奈川の「湘南工科大学附属高校図書館」。図書館と教室が入るコロナ禍以降の新しい学びの場。皆での図書館と教室の意味の議論を経て、閉鎖的な壁を“緩やかに解体”して両者を表裏一体に配置する構成を考案。立地と呼応する五角形平面で多方向への顔も作る1階、エントランスホールからラウンジを見る。 photo©小川重雄
空間構想と風景研究所による、神奈川の「湘南工科大学附属高校図書館」。図書館と教室が入るコロナ禍以降の新しい学びの場。皆での図書館と教室の意味の議論を経て、閉鎖的な壁を“緩やかに解体”して両者を表裏一体に配置する構成を考案。立地と呼応する五角形平面で多方向への顔も作る1階から2階への階段 photo©小川重雄
空間構想と風景研究所による、神奈川の「湘南工科大学附属高校図書館」。図書館と教室が入るコロナ禍以降の新しい学びの場。皆での図書館と教室の意味の議論を経て、閉鎖的な壁を“緩やかに解体”して両者を表裏一体に配置する構成を考案。立地と呼応する五角形平面で多方向への顔も作る3階、教室C photo©小川重雄

川添善行 / 空間構想小松大祐+大島碧 / 風景研究所が設計した、神奈川・藤沢市の「湘南工科大学附属高校図書館」です。
図書館と教室が入るコロナ禍以降の新しい学びの場の計画です。建築家は、皆での図書館と教室の意味の議論を経て、閉鎖的な壁を“緩やかに解体”して両者を表裏一体に配置する構成を考案しました。また、立地と呼応する五角形平面で多方向への顔も作ることも意図されました。

コロナ禍を経て、学びのかたちが変化する最中に、次の時代の新しい学びの場をつくるという学校の構想のもと、プロジェクトがスタートした。学生や教員たちとともに、立地だけでなく図書館や教室の意味についての議論を1年ほど重ねた。
施設の老朽化とともに、時間割の制約や読書習慣の低下という高校図書館の持つ課題と、学生たちからの教室以外での居場所への要望に応えるために、面積のおよそ半分が図書館、残りの半分が教室という形式が生まれた。

建築家によるテキストより

教室をつくる閉鎖的な壁をゆるやかに解体し、教室と図書館を、壁をはさんで表裏一体に配置することで、個人的な知の吸収から、大人数での知の交換まで、さまざまな学習形態を内包する建築をめざした。

建築家によるテキストより

附属高校と大学というキャンパス内の異なるゾーンの間に位置し、高校側・大学側・道路側すべての面に顔を持つという敷地条件から、高校と大学をつなぐ場所として、五角形平面と広場をもつ計画とした。
五角形の平面をずらすことで生まれるテラスによって、内外の空間が立体的かつ一体の活動域となるように設計した。

階高は1階から順に3.5m, 4.5m, 5.5mと、上階にいくに従って階高が高くなっている。構造は耐力壁とフラットスラブの組合せであり、RC壁は各階によって異なる配置、大きさ、形状を持っている。

上階の壁は下階の異なる2つの壁にまたがるように配置することで、上階の荷重をまんべんなく下の階へと伝えることができる。2枚の壁の上にまたがる壁の位置に自由度を担保するシステムを採用することで、外部との空間の重なりやグループ単位にさまざまなバリエーションをつくるための高さ・抜け方・壁のプロポーション・向きを細かく調整することができた。

建築家によるテキストより
最も注目を集めたトピックス[期間:2025/1/13-1/19]
最も注目を集めたトピックス[期間:2025/1/13-1/19]

アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2025/1/13-1/19)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページの「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。


  1. 山之内淡 / AWGLによる、東京・新宿区の住戸改修「Tokyo Clubhouse」。新宿御苑に近い集合住宅での計画。友人が頻繁に訪れる施主の生活に着目し、御苑の在り方と重なる“半プライベート / 半パブリック”な場を志向。天井の凹凸等で“居場所のグラデーション”がある一室空間を作る
  2. 馬場正尊+平岩祐季 / OpenAによる、広島・福山市の「iti SETOUCHI」。解体にも莫大な費用が掛かる元百貨店を改修した複合施設。放置状態からの転換を目指し、地上階のみを再生する等の“大きく割り切った”計画を考案。街の巨大なヴォイドを“セミパブリックスペース”へと変える
  3. 吉村靖孝による、TOTOギャラリー・間での建築展「マンガアーキテクチャ――建築家の不在」。建築家の作家性を“不在”にして、7人の漫画家が吉村作品を主題に描いた“建築から発想される世界”を展示。コルシカ・川勝徳重・徳永葵・三池画丈・宇曽川正和・メグマイルランド・座二郎が手掛ける
  4. ザハ・ハディド・アーキテクツとビューロー・キューブ・パートナーズによる、セルビアの「ニコラ・テスラ博物館」。歴史ある工場建築を改修して発明家の博物館にする計画。施設に必要な循環性と機能性の向上を意図し、既存の壁や床を切り欠いて“三次元球形のヴォイド”空間をつくる
  5. 元木大輔 / DDAAによる、東京・千代田区のオフィス「HAKUHODO Gravity」。新築ビルの二つの階での計画。現代の労働環境に求められる“複雑な状況”に応える為、多様な選択肢が“相互に関係しながら機能”する空間を志向。合理性も考慮して既存のフロア材を転用した家具等で場を作り上げる
  6. 鈴木亜生 / ASEI建築設計事務所による、静岡・浜松市の住宅「BIOCHAR」。水質等に課題がある湖の畔の敷地。建築と環境の新たな関係を求め、負荷軽減ではなく回復させる“リジェネラティブ”な設計を志向。地域の廃材から“水質浄化機能”をもつ“バイオ炭ブロック”を開発して内外に使う
  7. 吉村靖孝による、TOTOギャラリー・間での展覧会の概要が公開。タイトルは「マンガアーキテクチャ――建築家の不在」。吉村の建築作品をテーマに、漫画家のコルシカ・川勝徳重・徳永葵・三池画丈・宇曽川正和・メグマイルランド・座二郎が描き下ろす
  8. HYG ARCHITECTSと櫻井春美による、東京・日野市の「高幡山の家」。山の尾根近くの住宅地に建つ設計者の自邸。“多様な居心地の良い場所”のある住宅を求め、“敷地までの自然豊かなシークエンス”を引き込むような設計を志向。各々の空間と庭が呼応する凸凹の平面形状の建築を考案
  9. 今津康夫 / ninkipen!による、愛知の店舗「guji名古屋」。出入口が手前に1つしかない600㎡超のL型の区画。奥まで“いかに引き込むか”を課題とし、空間の折れ点に“島状のレジスペース”を据えて中継点とする構成を考案。床材の角度をつけた配置でも人の流れを誘う
  10. マ・ヤンソン / MADによる、中国・広東省の「The Never Hut」。歴史ある村で行われる芸術祭での計画。かつての小学校の遊び場を敷地とし、集合的記憶に敬意を表しながら周囲に“新たな生命と目的”を与える存在を志向。地域の遺構や地形も参照した“円盤状”の建築を考案
  11. 武田慎太良+篠元貴之+住野裕樹 / MYSTによる、愛知・名古屋市の店舗「ESSENCE」。アロマ等の香りを扱うカフェバーの内装計画。様々な表情を見せる“魅惑的な煙”を参照し、強弱や緩急があり“奥へと誘なう”空間を志向。平安時代から使われる深みのある色を用いて動きのある場に落ち着きも与える
  12. 妹島和世+西沢立衛 / SANAAによる、東京・渋谷区の店舗「無印良品 代官山」。商品そのものが“クローズアップ”され“インテリア”となるスペースを志向
  13. ザハ・ハディド・アーキテクツによる、中国・深センの「Marisfrolg ショールーム」。ファッション企業の施設内の約3,000㎡のスペース。本社建物で特徴的な“蝶の羽”構造との呼応も意図し、“ダイナミズム”という建築言語を体現する空間を志向。施主が手掛ける製品の特徴“タイムレス”も参照
  14. 吉村真基建築計画事務所|MYAOによる、愛知・岡崎市の店舗「ENCとしば太」。外装を触れない木造平屋テナントでの計画。内装だけで環境と接続する方法を模索し、“店舗空間の外部化”と“風景の内部化”のアプローチを考案。客席を部分的にテラス化して周囲と呼応する素材を仕上げに取入れる
  15. 坂茂へのインタビュー動画「私は建築家に失望しています」。国内外の代表作品も紹介。ルイジアナ美術館の制作で2025年1月に公開されたもの
  16. 鎌倉市の新庁舎等基本設計プロポーザルで、日建設計が最優秀者に選定。コンセプトは「ひとつながりの未来の庁舎『鎌倉ONE』」。提案のイメージも公開
  17. 山口誠デザインによる、東京・台東区の、オフィスビル「MONOSPINAL」(竣工前)。ゲーム制作会社の本社。従業員の“集中力”と“リラックス”のバランス確保を目指し、環境要素も向上をさせる“斜壁”を持つ建築を考案。小スケールの素材を集積をさせる仕上げで“あらたな風景”を作る
  18. 鈴木雅也建築設計事務所による、千葉・松戸市の「仲井町の家」。景観と採光や通風に恵まれた土地での計画。“心地よい原初的な”住まいを目指し、間口や棟間隔の調整などで母屋・中庭・離れが一体となる建築を考案。状況に応じて各々が居場所を見つけられる“寛容な空間”も意図
  19. 石上純也建築設計事務所による、山口の「House & Restaurant」(maison owl) がレストランとしての一般予約受付を開始
  20. 北川啓介+北川珠美 / 北川建築研究所+名古屋工業大学北川啓介研究室による、愛知県名古屋市の住宅「H house」のオープンハウスが開催[2014/11/8]

2025.1.19Sun
ファラによる講演「Cheshire cats & Trojan horses」の動画。スイス連邦工科大学ローザンヌ校で2024年10月に行われたもの
2025.1.18Sat
大西麻貴+百田有希 / o+hによる講演会「生きた全体――A Living Whole」の動画。TOTOギャラリー・間での展覧会に合わせて2024年9月に行われたもの

大西麻貴+百田有希 / o+hによる講演会「生きた全体――A Living Whole」の動画です。TOTOギャラリー・間での展覧会に合わせて2024年9月に行われたもの。2026年3月15日までの期間限定の公開(予定)。アーキテクチャーフォトでは、建築展「生きた全体――A Living Whole」を特集記事として紹介しています。

2025.1.17Fri
ザハ・ハディド・アーキテクツによる、中国・深センの「Marisfrolg ショールーム」。ファッション企業の施設内の約3,000㎡のスペース。本社建物で特徴的な“蝶の羽”構造との呼応も意図し、“ダイナミズム”という建築言語を体現する空間を志向。施主が手掛ける製品の特徴“タイムレス”も参照
ザハ・ハディド・アーキテクツによる、中国・深センの「Marisfrolg ショールーム」。ファッション企業の施設内の約3,000㎡のスペース。本社建物で特徴的な“蝶の羽”構造との呼応も意図し、“ダイナミズム”という建築言語を体現する空間を志向。施主が手掛ける製品の特徴“タイムレス”も参照 photo©Zhu Yumeng
ザハ・ハディド・アーキテクツによる、中国・深センの「Marisfrolg ショールーム」。ファッション企業の施設内の約3,000㎡のスペース。本社建物で特徴的な“蝶の羽”構造との呼応も意図し、“ダイナミズム”という建築言語を体現する空間を志向。施主が手掛ける製品の特徴“タイムレス”も参照 photo courtesy of Marisfrolg
ザハ・ハディド・アーキテクツによる、中国・深センの「Marisfrolg ショールーム」。ファッション企業の施設内の約3,000㎡のスペース。本社建物で特徴的な“蝶の羽”構造との呼応も意図し、“ダイナミズム”という建築言語を体現する空間を志向。施主が手掛ける製品の特徴“タイムレス”も参照 photo©Zhu Yumeng

ザハ・ハディド・アーキテクツが設計した、中国・深センの「Marisfrolg ショールーム」です。
ファッション企業の施設内の約3,000㎡のスペースです。建築家は、本社建物で特徴的な“蝶の羽”構造との呼応も意図し、“ダイナミズム”という建築言語を体現する空間を志向しました。また、施主が手掛ける製品の特徴“タイムレス”も参照されました。


こちらはリリーステキストの翻訳です(文責:アーキテクチャーフォト)

Marisfrolg ショールームが深センにオープン

Marisfrolg ファッショングループの深センキャンパスの中心に位置する、ザハ・ハディド・アーキテクツ(ZHA)による2,900㎡のMarisfrolg ショールームの内装は、同グループの9つのユニークなブランドに体現されている、豊かなテキスタイル、時代を超えたデザイン、精密な仕立てから着想を得ています。

1993年に設立されたMarisfrolg ファッショングループは、100の都市に400店舗以上へと成長し、世界中の革新的なデザイナーと協力して、グループの最高の品質とクラフトマンシップへの揺るぎないコミットメントを示すコレクションを生み出しています。

旗艦店、期間限定の展示やイベントのためのポップアップストア、装飾品や家具のホームウェアギャラリー、カフェ、屋外の中庭を備えたZHAのインテリアは、Marisfrolgのユニークなブランドの精神を伝えるものです。

本社の特徴である「蝶の羽」の構造を反映し、ZHAのショールームデザインは、ダイナミズムという統一された建築言語を体現しています。それぞれのブランドには、個々の独自性を表現するための固有の要素があり、それが異なる空間体験を創り出しています。

再生骨材で造られたMarisfrolg ショールームは、グループにとって素材豊かなギャラリーとなっています。その床材には、リサイクルされた砕いたガラス、石英、砂、石が使用されており、仕切り壁はガラス繊維強化石膏(GRG)で鋳造され、リサイクル可能なワックス型を用いて製作されています。このワックス型は、溶かして再び加工することで再利用されています。

ショールームのZHAがデザインした家具やディスプレイは、ガラス、プラスチック、紙、布、木、陶器など、さまざまなリサイクル素材で構成されており、それぞれがMarisfrolgのブランドや製品を映し出し、補完するように特別にデザインされています。

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