


ヘザウィック・スタジオによる、サウジアラビアの「アルウラ・マナラ」です。
砂漠地帯に計画された天体観光の為の施設の計画です。デザイナーは、“宇宙の驚異”を体感する施設として、銀河や惑星の環などの“螺旋形状”から着想を得た建築を考案しました。また、一連の筒状の形態は日中の遮光や夜間の視認性の維持にも寄与しています。
こちらはリリーステキストです(翻訳:アーキテクチャーフォト / 原文は末尾に掲載)
ヘザウィック・スタジオは、古代都市アルウラ近郊のサウジアラビア北西部の遠隔地にある砂漠地帯に建設予定の、アストロツーリズム(天体観光)ヴィジターセンターのデザインを公開しました。
ダークスカイ・ツーリズム(星空観光)と天体研究の拠点として構想されたこの施設は、科学者と来訪者を、探究と発見を共有する空間に集めます。
アルウラ・マナラ(AlUla Manara)と名付けられた – 近年この地域で最初のダークスカイ・パークの一つに選定されたエリアに位置する – このセンターのデザインおよびより広範なマスタープランは、国際設計コンペティションを経て、ロイヤル・コミッション・フォー・アルウラに選定されました。
スタジオの採用された提案は、宇宙で一般的に見られる印象的な螺旋形状 – 銀河から惑星の環、渦を巻く恒星やガスの集まりまで – と、植物や先史時代の化石、貝殻など地球上にも見られる同様の美しく数学的なパターンから着想を得ています。
メインのヴィジターセンターは、一連の筒状のフォルムで構成されており、その外装には、ユネスコ世界遺産であるアルウラの景観にある砂岩の山々を想起させる質感のある石材が用いられています。
建物内部には、没入型の展示やギャラリーを備えた多様な展示スペース、プラネタリウム、レストラン、そして屋上展望デッキが含まれます。この種のヴィジターアトラクションとしては珍しく、建物内の別のエリアでは先駆的なリアルタイム研究も行われ、来館者は、このセンターの最先端施設で進められている研究の舞台裏を垣間見ることができます。
変化する光の条件に適応できるよう設計されたこの建物には、それぞれの筒状フォルムに組み込まれた日除け装置が備えられます。これらは、日中は日射を調整し、夜間はダークスカイの視認性を維持します。開閉可能な窓により、この建物は変化する砂漠の気象条件に対応できるようになり、エネルギー効率を向上させるとともに建物を自然環境から保護し、周囲の景観や頭上に広がる空の印象的な展望地点も提供します。








