
SHARE 石上純也の「徳島文化芸術ホール」をテーマとした展覧会が開催予定。約2,000枚の実施設計が完了している建築の模型やドローイングを展示。ホール計画が混迷を極める中で様々な可能性を考える機会を提供。関連シンポジウムの企画も進行中

石上純也の「徳島文化芸術ホール」をテーマとした展覧会が開催予定です。
約2,000枚の実施設計が完了している建築の模型やドローイングを展示します。そして、ホール計画が混迷を極める中で様々な可能性を考える機会を提供します。合わせて、関連シンポジウムの企画も進行中とのこと。展覧会は、徳島県内の会場で、2026年6月からの開催を予定。
また、本建築に関する正式なクレジットは、熊谷・石上純也・IAO竹田・アクト環境・ピーエス三菱・野村建設JVです。
徳島県旧文化センター跡地に計画された、石上純也氏設計による徳島県文化芸術ホールの模型やドローイングを中心に、その理解を深めるため、他のプロジェクトもあわせて展示します。
本計画は、約2000枚に及ぶ図面を作成して実施設計を完了しており、現在においても施工までの協定がなお継続し、施工業者も決定している段階にあります。
その一方で、新知事就任後、昨年、徳島県は、同様のプログラムのもと、工期短縮と工事費削減を目的に面積の縮小を図る等の名目で、敷地を藍場浜公園へ移し、設計・施工を一体的に担う事業者を選定するための公募を二度にわたり実施しました。しかし、いずれも参加表明者がなく、公募自体が中止となりました。
これを受けて、今年は、施工者を含む方式の採用を見送り、設計者のみを対象とする選定へと方針を転換し、藍場浜公園を対象に、実質三度目となるプロポーザルを公告し、現在、参加者を公募しています。
また、同県は、当初の目的であった本計画からの工期短縮と工事費削減についても、実際には達成が困難である可能性を想定し始めており、敷地変更のうえ新たなプロポーザルを実施する意義も、不明確になりつつあります。
徳島県におけるホール計画が混迷を極めている現在においてこそ、一度立ち止まり、協定が継続している本計画を含め、さまざまな可能性を改めて考える機会を設けるべきだと考え、本展覧会を実施します。
また、本計画はプロポーザルの形式が革新的であったことでも話題を呼び、その結果として選定された提案でもあります。そうした経緯も含め、実施設計まで到達した本計画を、県民の方々にわかりやすく理解していただく場となることを目指しています。
(公益社団法人日本建築家協会 四国支部 徳島地域会)
以下に、計画案のその他のパースや模型写真も掲載します。
以下の写真はクリックで拡大します





■展覧会概要
展覧会名:(仮)石上純也展 ー徳島文化芸術ホールへと続く、風景と建築の思想ー
会期:2026年6月(予定)
会場:徳島県内某所(現在調整中)
主催:公益社団法人日本建築家協会 四国支部 徳島地域会
※展示に合わせてシンポジウムも開催予定



