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MVRDVによる、台湾・嘉義の「ウッデン・ワンダーズ」。かつて木材産業で知られた市の創設記念行事の為に計画。地域の自然林の賞賛と現代木造の可能性の提示を目指し、残存する木造建築の調査から開始。著名な木造遺産を参照した“屋根ライン”を特徴とする建築を考案
MVRDVによる、台湾・嘉義の「ウッデン・ワンダーズ」。かつて木材産業で知られた市の創設記念行事の為に計画。地域の自然林の賞賛と現代木造の可能性の提示を目指し、残存する木造建築の調査から開始。著名な木造遺産を参照した“屋根ライン”を特徴とする建築を考案 photo©Shephotoerd
MVRDVによる、台湾・嘉義の「ウッデン・ワンダーズ」。かつて木材産業で知られた市の創設記念行事の為に計画。地域の自然林の賞賛と現代木造の可能性の提示を目指し、残存する木造建築の調査から開始。著名な木造遺産を参照した“屋根ライン”を特徴とする建築を考案 photo©Shephotoerd
MVRDVによる、台湾・嘉義の「ウッデン・ワンダーズ」。かつて木材産業で知られた市の創設記念行事の為に計画。地域の自然林の賞賛と現代木造の可能性の提示を目指し、残存する木造建築の調査から開始。著名な木造遺産を参照した“屋根ライン”を特徴とする建築を考案 photo©Shephotoerd
MVRDVによる、台湾・嘉義の「ウッデン・ワンダーズ」。かつて木材産業で知られた市の創設記念行事の為に計画。地域の自然林の賞賛と現代木造の可能性の提示を目指し、残存する木造建築の調査から開始。著名な木造遺産を参照した“屋根ライン”を特徴とする建築を考案 photo©Shephotoerd

MVRDVによる、台湾・嘉義の「ウッデン・ワンダーズ」です。
かつて木材産業で知られた市の創設記念行事の為に計画されました。建築家は、地域の自然林の賞賛と現代木造の可能性の提示を目指し、残存する木造建築の調査から開始しました。そして、著名な木造遺産を参照した“屋根ライン”を特徴とする建築を考案しました。2025年12月28日までの公開とのこと。


こちらはリリーステキストです(翻訳:アーキテクチャーフォト / 原文は末尾に掲載)

ウッデン・ワンダーズ:MVRDVによる木造パヴィリオンと展示が、嘉義における木工技術の過去・現在・未来を称える

台湾・嘉義市の創設321周年記念祝賀行事のために、MVRDVは、木材の製造・工芸・建設に関する展示を収容した仮設の木造パヴィリオンを完成させました。嘉義市庁舎の向かいに位置する、ウッデン・ワンダーズ・パヴィリオンは、正方形の中庭を囲む構成となっており、その外周構造の形状は、同市の木造建築の遺産に関する綿密な調査に基づいています。本プロジェクトは、12月12日から28日(※2025年)までの嘉義の記念祝賀行事を通して公開され、市民が集い、都市の遺産について学び、嘉義の「木の未来」について語り合う場を提供します。

台湾の山岳地帯の中核に広がる密林の近くに位置していたことから、木材産業は嘉義の歴史的発展にとって極めて重要であり、同市では玩具や家具から建築物に至るまで、幅広い木製品が生産されてきました。現在では、かつてこの産業を支えていた森林は保護されており、この文化を生み出した知識や技術は、多くの住民は忘れられています。それでもなお、市内には6,000棟を超える木造建築が現存しており、これは近年、市政府が認識し、保護し、修復に取り組み始めている遺産です。

嘉義の記念祝賀行事の一環として、市当局はMVRDVにパヴィリオンと展示の企画を依頼しました。これは、地域の自然林を称えることから現代の木造建設の可能性を紹介することまで、都市と木との関係を探るものです。多くの人々が木材を評価や信頼性の低い建設材料と見なしており、また耐震規制によって既存建築の転用がまれである台湾という文脈において、このパヴィリオンが持続可能性と遺産保存に焦点を当てていることは、大胆な姿勢です。

「嘉義における木造建築の歩みは、木材に対する考え方が世界的にどのように変化してきたかをはっきりと映し出しています」と、MVRDVの創設パートナーであるヤコブ・ファン・ライスは述べています。「かつては実用的で広く利用可能な建設材料であった木材は、コンクリートや鋼鉄といった材料がより安価で効率的になるにつれて、『時代遅れ』のものとなりました。しかし今日では、気候危機が私たちに別の視点から見ることを迫っています。木材は炭素を蓄える一方で、コンクリートや鋼鉄は大量の炭素を大気中に放出します。また、数十年にわたる研究と技術革新により、エンジニアード・ティンバーの技術を用いた現代建築は、ますます実用的なものとなっています。今こそ、木材について改めて語るのに最適な時です」

【ap job更新】 福岡を拠点に全国で多様なプロジェクトを展開、佐々木慧が率いる「axonometric」が、設計スタッフ(経験者・既卒)を募集中
【ap job更新】 福岡を拠点に全国で多様なプロジェクトを展開、佐々木慧が率いる「axonometric」が、設計スタッフ(経験者・既卒)を募集中
【ap job更新】 福岡を拠点に全国で多様なプロジェクトを展開、佐々木慧が率いる「axonometric」が、設計スタッフ(経験者・既卒)を募集中

福岡を拠点に全国で多様なプロジェクトを展開、佐々木慧が率いる「axonometric」の、設計スタッフ(経験者・既卒)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

私たちは、“面白い”と思ったことを、純粋に追求する設計事務所です。
axonometricの信念に共鳴し、一緒に挑戦する仲間を募集します。

【代表経歴】
佐々木 慧(ささき けい)
建築家 / axonometric主宰
1987年長崎県生。九州大学卒業後、東京藝術大学大学院修了。藤本壮介建築設計事務所を経て2021年にaxonometric株式会社を設立。九州大学や九州産業大学の非常勤講師を歴任。

鈴木雅也建築設計事務所による、東京・文京区の住戸改修「小石川の家」。100㎡以上の広さで施工費や採光を課題とした計画。予算と空間の質の均衡を意図し、全体を“簡易・部分・フル”の3区分に分けてリノベーションする計画を考案。平面中央に鏡を“ハの字に”配置して光も届ける
鈴木雅也建築設計事務所による、東京・文京区の住戸改修「小石川の家」。100㎡以上の広さで施工費や採光を課題とした計画。予算と空間の質の均衡を意図し、全体を“簡易・部分・フル”の3区分に分けてリノベーションする計画を考案。平面中央に鏡を“ハの字に”配置して光も届ける左手前:「食堂」、左奥:「広間」、右手前:主寝室、右奥:「小間」 photo©鈴木研一
鈴木雅也建築設計事務所による、東京・文京区の住戸改修「小石川の家」。100㎡以上の広さで施工費や採光を課題とした計画。予算と空間の質の均衡を意図し、全体を“簡易・部分・フル”の3区分に分けてリノベーションする計画を考案。平面中央に鏡を“ハの字に”配置して光も届ける「食堂」 photo©鈴木研一
鈴木雅也建築設計事務所による、東京・文京区の住戸改修「小石川の家」。100㎡以上の広さで施工費や採光を課題とした計画。予算と空間の質の均衡を意図し、全体を“簡易・部分・フル”の3区分に分けてリノベーションする計画を考案。平面中央に鏡を“ハの字に”配置して光も届ける「広間」から「小間」を見る。 photo©鈴木研一
鈴木雅也建築設計事務所による、東京・文京区の住戸改修「小石川の家」。100㎡以上の広さで施工費や採光を課題とした計画。予算と空間の質の均衡を意図し、全体を“簡易・部分・フル”の3区分に分けてリノベーションする計画を考案。平面中央に鏡を“ハの字に”配置して光も届ける主寝室から開口部越しに「小間」を見る。 photo©鈴木研一

鈴木雅也建築設計事務所が設計した、東京・文京区の住戸改修「小石川の家」です。
100㎡以上の広さで施工費や採光を課題とした計画です。建築家は、予算と空間の質の均衡を意図し、全体を“簡易・部分・フル”の3区分に分けてリノベーションする計画を考案しました。また、平面中央に鏡を“ハの字に”配置して光も届けています。

都内の築50年経つマンションの一住戸のリノベーション。
床面積が100㎡以上の広さを持ち、間口である南北方向に長い平面形状である事で工事費用や採光状況においての課題があった。

そこで、簡易リノベーション(内装の貼替工事)、部分リノベーション(既存下地を活かした造作工事)、フルリノベーションの3つの工事規模に平面を区分した。

建築家によるテキストより

簡易リノベーション範囲は、玄関土間を挟んだ離れのような区画とし、まもなく家を出ていくであろう子供達の為の部屋とした。壁は部分的に日本の伝統色である芥子色や岩井茶で塗装を施し、色の強い既存内装と調和させた。
フルリノベーション範囲は、使いやすく間取りを大幅に変える必要のある水廻り区画とし、内装や設備は性能を重視しながら既製品を選定している。
部分リノベーション範囲は、居間・食堂・主寝室の主要室とし、既存下地を生かす事で、造作工事の費用割合を増やし、ディテールや素材にこだわった。全体がワンルーム空間となっており、天井の高さの緩急により、用途に合わせた居場所を設えた。

建築家によるテキストより

採光の問題については、鏡による光の反射を利用して解決を試みた。
窓に対して45度となるように、ハの字に2枚の鏡を設置することで、光を暗い空間まで届けている。

また、斜めの鏡は、視線の広がりも生み出し、迷宮のような不思議な空間を演出してくれた。

工事規模の違いで生まれる既存内装と新設内装との取り合いにより、過去と現在が融和したインテリアとなった。築年数のある住戸ならではの、表情豊かな住まいになったのではないだろうか。

建築家によるテキストより
【ap編集長の建築探索】vol.001 SANAA+フォルマファンタズマ「ブルガリ カレイドス 色彩・文化・技巧」
【ap編集長の建築探索】vol.001 SANAA+フォルマファンタズマ「ブルガリ カレイドス 色彩・文化・技巧」 photo©rem goto

「ap編集長の建築探索」は、22年の歴史ある建築ウェブメディア「アーキテクチャーフォト」の編集長である後藤連平が、訪問した建築を紹介する連載シリーズです。論考のようなかっちりとした形式ではなく、現地で感じた雰囲気や空気感が伝わるような“ライブ感”のある文体で綴ります。読者の皆様も自身が建築を体験するように読んでいただければ幸いです。


SANAA+フォルマファンタズマ「ブルガリ カレイドス 色彩・文化・技巧」

TEXT:後藤連平

 

SANAAとフォルマファンタズマが、協働で会場デザインを手掛けた、国立新美術館での「ブルガリ カレイドス 色彩・文化・技巧」を訪問。

最終日直前にギリギリで滑り込み(会期は2025/12/15で終了)。会場構成でありながらも『GA JAPAN』の表紙に選ばれていたことも知っていて、期待して訪問したのだけれど、その期待を軽く超えて素晴らしすぎた、、、!

(ブルガリの宝石の数々は勿論素晴らしいのだけれど、専門家ではないのでここでは詳しく言及はしません)

まず特徴的なのは、形式の強い平面。
「カラカラ浴場のモザイクパターン」と「東京のイチョウの葉」に着想を得たのだと言う。魚のウロコや、扇子を抽象化したようにもみえる形態が1つのモジュールのようになっていて(部分的にサイズは変わるので厳密にはモジュールではないのだけれど)、それが、複数連結したりして、個性的な形状の部屋を多数生み出している。

訪問前は過剰かな?と想像していたのだけれど、実際の空間を訪問してみると、動きや躍動感が空間に付与されていて、高揚感を感じる。

また、形式が全体に渡るような強さを持っていることに対して、それぞれの部屋は、天井の有無、床・壁の色や素材、照明の計画、壁面に埋め込まれている展示スペース色に至るまで、様々で、部屋を移動する毎に、その空間の雰囲気が切り替わる。

【ap Masterpiece】OMAとLMNによる、アメリカの「シアトル中央図書館」(2004年)
【ap Masterpiece】OMAとLMNによる、アメリカの「シアトル中央図書館」(2004年) Photograph by Philippe Ruault, Courtesy of OMA
【ap Masterpiece】OMAとLMNによる、アメリカの「シアトル中央図書館」(2004年) Photograph by Philippe Ruault, Courtesy of OMA
【ap Masterpiece】OMAとLMNによる、アメリカの「シアトル中央図書館」(2004年) Photograph by Philippe Ruault, Courtesy of OMA
【ap Masterpiece】OMAとLMNによる、アメリカの「シアトル中央図書館」(2004年) Photograph by Philippe Ruault, Courtesy of OMA

「ap Masterpiece」は、世界中に存在する名作と言える建築を、アーキテクチャーフォトのウェブサイト上で紹介するシリーズです。

OMALMNによる、アメリカの「シアトル中央図書館」(2004年)です。


こちらは建築家によるテキストです(翻訳:アーキテクチャーフォト / 原文は末尾に掲載)

図書館が一方では公共空間の縮小から、もう一方ではデジタル化からの脅威にさらされていると見なされている時に、シアトル中央図書館は、あらゆるメディアによる知識の循環のための市民的空間と、増え続ける物理的コレクションのための革新的な整理システム「ブックス・スパイラル」をつくりだしています。図書館のさまざまなプログラムは、5つのプラットフォームと4つの流動的な「中間」プランが直感的に配置されており、それらが一体となって建物特有の多面体的な形状を形作り、その形状が都市に対して、優雅さと論理性の両方において堅牢であるという、刺激的な建築を提供しています。

OMAの目標は、図書館をもはや書物のみに特化した機関としてではなく、新旧あらゆる有力なメディアが平等かつ明確に提示される情報の保管所として再定義することです。どこからでも情報にアクセスできる時代において、図書館を不可欠な存在にするのは、メディアの同時性と(より重要なのは)その内容に対するキュレーションなのです。

私たちの最初の作業は、図書館の制御不能に見えるプログラムとメディアの拡散を「くしでとかす」ように整理し、統合することでした。私たちは5つの「安定した」プログラム群(駐車場、職員、会議、ブックス・スパイラル、本部)を特定し、それらを重なり合うプラットフォーム上に配置し、4つの「不安定な」プログラム群(子ども、リビングルーム、ミキシング・チャンバー、閲覧室)を中間領域に配置しました。各エリアは建築的に定義されており、それぞれの用途に特化した機能が備えられており、多様な大きさ、柔軟性、動線、カラーパレット、構造が備えられています。

3番目のフロアの中央に位置するミキシング・チャンバーは、司書と利用者の交流が最も活発に行われるエリアであり、専門的かつ学際的な支援という、重要でありながらしばしば見過ごされがちなニーズを満たすために構成された、情報の取引フロアです。司書は利用者を、カテゴリー間の共存が有機的なあり方に近づくように構成された、連続する棚のスロープ「ブックス・スパイラル」へと案内します。各カテゴリーは他との関係に応じて進化し、スパイラル上で多かれ少なかれ空間を占めますが、従来の図書館設計を悩ませてきたセクション内の断絶を決して生じさせることはありません。シアトル中央図書館の開館時点で、スパイラルには6,233台の書架が設置されており、78万冊の書籍を収蔵していましたが、将来的には書架を追加することなく、最大145万冊までの増加に対応可能です。

隈研吾が校長を務める「高知県立林業大学校」が、2026年度木造設計コース研修生を募集中。第一線で活躍する講師陣のもと、小規模から中大規模まで木造設計を学べる学校。学費の給付金による支援制度も充実
隈研吾が校長を務める「高知県立林業大学校」が、2026年度木造設計コース研修生を募集中。第一線で活躍する講師陣のもと、小規模から中大規模まで木造設計を学べる学校。学費の給付金による支援制度も充実

隈研吾が校長を務める「高知県立林業大学校」が、2026年度木造設計コース研修生を募集しています(一般選考3回目)。
第一線で活躍する講師陣のもと、小規模から中大規模まで木造設計を学べる学校です。申請期間は、2025年12月22日(月)~2026年1月16日(金)。また、年間最大165万円を給付する制度も整備されているとのこと(要件あり)。【ap・ad】

高知県立林業大学校とは
森林率日本一の高知県で、林業、木材産業、木造建築の各分野で基礎から専門的な技術までをしっかり学べる学校です。
高知県の林業を担う素晴らしい人材を育てることを目的として、平成27年4月に高知県立林業学校として先行開校し、平成30年4月に専攻課程を加え、高知県立林業大学校として本格開校しました。

高知林大木造設計コースの強み

強み1 林業の担い手と学ぶ高い価値
植栽から間伐 、製材など、林業系のカリキュラムも実習として学びながら、森の重要性を理解し、建築材料として木材を使う意義を学びます。

強み2 木造特化型の深い学び
単に構法だけでなく、実習・実験から木材の特徴を知る事ができるのが本校ならでは。
第一線で活躍する講師陣のもと、小規模から中大規模まで木造設計を奥深く学べます。

建物自体が生きた教材!

平成30年4月の本格開校に合わせて、新校舎が完成しました。
さらに充実した学習環境のもと、木造建築の基礎から実践まで、幅広く学ぶことができます。
新校舎は高知県が需要拡大に努めている新建材「CLT」などを活用した校舎です。

以下に詳細な情報を掲載します。

【ap job 更新】 建築設計事務所バケラッタが、設計スタッフ(2026年新卒・既卒・経験者)を募集中
【ap job 更新】 建築設計事務所バケラッタが、設計スタッフ(2026年新卒・既卒・経験者)を募集中
【ap job 更新】 建築設計事務所バケラッタが、設計スタッフ(2026年新卒・既卒・経験者)を募集中

建築設計事務所バケラッタの、設計スタッフ(2026年新卒・既卒・経験者)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

建築設計事務所バケラッタは住宅に力を入れている設計事務所です。数多くのハイレベルな住宅を設計しているので住宅の設計をやりたい方は是非来て下さい。

【ap job更新】 建築と土木の領域を越えて、“公共空間のデザイン”を手掛ける「株式会社 設計領域」が、設計スタッフ(新卒・既卒・経験者)と 広報事務を募集中
【ap job更新】 建築と土木の領域を越えて、“公共空間のデザイン”を手掛ける「株式会社 設計領域」が、設計スタッフ(新卒・既卒・経験者)と 広報事務を募集中
【ap job更新】 建築と土木の領域を越えて、“公共空間のデザイン”を手掛ける「株式会社 設計領域」が、設計スタッフ(新卒・既卒・経験者)と 広報事務を募集中長崎駅(新幹線・在来線)

建築と土木の領域を越えて、“公共空間のデザイン”を手掛ける「株式会社 設計領域」の、設計スタッフ(新卒・既卒・経験者)と 広報兼事務 募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

設計領域は、新たな設計スタッフおよび広報・事務スタッフを募集します。

私たち設計領域は、都市スケールでの空間デザイン戦略から、駅や街路、広場、公園などの土木デザイン・パブリックスペースの設計、建築スケールでの設計まで手がける設計事務所です。土木、建築、ランドスケープといった分野や、公共/民間といった区分にとらわれず、これからの社会に求められる場所づくりを目指し全国各地で活動を展開しています。

現在、令和8年度に全面共用開始予定の長崎駅をはじめとする駅・駅前広場のトータルデザインや、静岡市都心部における都市デザインなどの広範囲で分野横断的なプロジェクトから、街路や広場の設計、水辺や公園のランドスケープデザイン、住宅や店舗などの建築設計まで、各地で数多くのプロジェクトが進行中です。

扱うデザインの領域やスケールの幅広さが、他の事務所にはない私たちの特徴であり、面白さです。チームに加わっていただける方には、計画から設計まで、視野の広い思考や技術を身につけていただくことを重視しています。そのため、社内外での勉強会や、海外含む先進事例の視察など、新しい情報のインプットや共有も定期的に実施しています。

このたびは設計スタッフとして、新卒・既卒の方に加え、実務経験を持ち、プロジェクトを共に遂行して頂ける方も募集いたします。土木、ランドスケープ、建築、都市工学など、幅広い分野からの応募をお待ちしています。

さらに広報・事務スタッフも募集いたします。時短勤務、曜日指定など、働き方についても柔軟に対応可能です。こちらもご応募お待ちしております。

森田悠紀建築設計事務所による、東京の「上目黒の家」。往来のある緑道に面した敷地。内外の“適切な関係”の構築を求め、壁柱を並べて“視線の抜けを確保”しつつ“外からの斜めの視線を遮る”建築を考案。土地の様々な条件に応えた末に“回廊の様な空間”が立上がる
森田悠紀建築設計事務所による、東京の「上目黒の家」。往来のある緑道に面した敷地。内外の“適切な関係”の構築を求め、壁柱を並べて“視線の抜けを確保”しつつ“外からの斜めの視線を遮る”建築を考案。土地の様々な条件に応えた末に“回廊の様な空間”が立上がる外観、北側の緑道より見る。 photo©西川公朗
森田悠紀建築設計事務所による、東京の「上目黒の家」。往来のある緑道に面した敷地。内外の“適切な関係”の構築を求め、壁柱を並べて“視線の抜けを確保”しつつ“外からの斜めの視線を遮る”建築を考案。土地の様々な条件に応えた末に“回廊の様な空間”が立上がる2階、キッチン側からダイニングを見る。 photo©西川公朗
森田悠紀建築設計事務所による、東京の「上目黒の家」。往来のある緑道に面した敷地。内外の“適切な関係”の構築を求め、壁柱を並べて“視線の抜けを確保”しつつ“外からの斜めの視線を遮る”建築を考案。土地の様々な条件に応えた末に“回廊の様な空間”が立上がる2階、ダイニングからキッチンとリビングを見る。 photo©西川公朗
森田悠紀建築設計事務所による、東京の「上目黒の家」。往来のある緑道に面した敷地。内外の“適切な関係”の構築を求め、壁柱を並べて“視線の抜けを確保”しつつ“外からの斜めの視線を遮る”建築を考案。土地の様々な条件に応えた末に“回廊の様な空間”が立上がる2階、キッチン側からリビングと階段室を見る。 photo©西川公朗

森田悠紀建築設計事務所が設計した、東京の「上目黒の家」です。
往来のある緑道に面した敷地での計画。建築家は、内外の“適切な関係”の構築を求め、壁柱を並べて“視線の抜けを確保”しつつ“外からの斜めの視線を遮る”建築を考案しました。また、土地の様々な条件に応えた末に“回廊の様な空間”が立上がりました。

木々への眺望がある候補地を建主と巡り、辿り着いたのが緑道に面したこの敷地だった。

川が暗渠化されてできた緑道は南北の台地に挟まれた谷地にあたり、敷地も道路から緑道へ向かって1mほど下がっている。敷地は袋小路の最奥にあるため付近に車の通過交通はなく、都市の喧騒から離れた静かな環境であった。

建築家によるテキストより

一方、緑道には歩行者の往来があり距離も近く、ただ開くのではなく適切な関係を築く必要があった。
そこで緑道に直交する壁柱の列柱を設け、壁柱に沿った視線の抜けを確保しつつ斜め方向の視線を遮ることで、守られながら開かれる空間を目指した。
同時に壁柱は構造上の要となり、半間間隔の柱割りは耐熱強化ガラスによる大きな開口を可能にしている。平面は不整形な敷地に沿うように雁行させ、敷地形状がもつ対角線方向の抜けを活かした。

建築家によるテキストより

断面計画では地形に呼応し、緑道へ視線を導く2枚の屋根を架け、厳しい斜線制限を躱しつつ、低い軒で北側建物からの視線を遮り、落ち着いたスケール感を実現した。また敷地は内水氾濫による浸水が想定されているため、高基礎にしながらも、量塊感のあるコンクリートで内部を囲い込むことによる安心感をもたらした。

敷地によるさまざまな条件に向き合った結果、建ち現れたのは雁行する列柱がつくる回廊のような空間であった。
回廊は古くから異なる領域を隔て繋ぐ役割を果たしてきたが、ここでは街や緑道と住宅が接するあわいの空間として存在する。

建主は、この家では時間の流れがゆっくりと感じられると語った。壁柱による奥行きのある開口は、緑道と室内という異なる領域を際立たせ、風に揺れる緑道の木々や人の動きを鮮明に切り取る。一方、内部の静けさはその対比によって引き立ち、洞窟の中から外界を眺めるような初源的な感覚と共に、意識は今という瞬間へ開かれていく。

建築家によるテキストより
最も注目を集めたトピックス[期間:2025/12/15-12/21]
最も注目を集めたトピックス[期間:2025/12/15-12/21]

アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2025/12/15-12/21)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページの「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。


  1. 妹島和世+西沢立衛 / SANAAによる、台湾・台中の「Taichung Green Museumbrary」。広大な公園内の美術館と図書館の複合施設。気軽に関われる“開かれた建築”として、メタルメッシュで覆われた量塊を持上げて地上レベルを開放した建築を考案。二つの用途を組合せて多面的な学びの空間の創出も意図
  2. ザハ・ハディド・アーキテクツによる、沖縄の宿泊施設。NOT A HOTELのホテルとして計画。砂浜と森林の間の急斜面の敷地において、日射量を分析して島の伝統的建築も参照した“キャノピー”を特徴とする建築を考案。ローカルアーキテクトとして久米設計が参画
  3. 妹島和世と西沢立衛へのインタビュー動画。台湾に完成した美術館と図書館の複合施設について語る内容。現地メディアの制作で2025年12月に公開されたもの(日本語で視聴可能)
  4. Eureka・早田大高事務所・佐野研究室による、さいたま市の「ブルー・ボックス・オフィス」。北向きで隣地と高低差もある敷地。“明るい空間”を求め、1階を“地域に開かれた空間”として全面開放すると共に2階の高窓からの光を内部で拡散させる建築を考案。極力壁を設けず“一体的な使用”も可能にする
  5. 中川宏文 / D.A.による、長崎市の「重像の家」。地形と歴史が“大らかさと緊張感”を生む地域。四方から視認される敷地に対し、強い幾何学で各立面を完結させ“視点の変化で表情が移ろう”建築を考案。“収束を拒む複雑性”と“建築としての完結性”も共存させる
  6. 御手洗龍建築設計事務所による、群馬・北軽井沢の「暖居」。篠原一男の“谷川さんの住宅”の離れ。身体を温めつつ自然と繋がる存在を求め、薪ストーブを中心に据え“周囲の多様な環境”と繋がる“4つの窓辺空間”のある建築を考案。環境を纏ったかの様な居心地の良さも意図
  7. MVRDVによる、中国・成都の「浦江プラットフォーム」。丘陵地に計画されたイベントも行える展望施設。かつて敷地が丘であった歴史から出発し、自然を保全し敬意を払うと共に景観への影響も抑える存在を志向。風景に溶け込むような“緑で覆われたアーチ状”の建築を考案
  8. 岩手の「新花巻図書館」設計プロポで、昭和設計・tデ・山田紗子建築設計事務所 JVが最優秀者に選定。提案書とプレゼン動画も公開。二次審査には、C+A・木村設計A・T JV、キッタン・スタジオ・ウエスト JV、マル・アーキテクチャ、FULL POWER STUDIO、西澤・畝森 JVが名を連ねる
  9. 妹島和世による、東京・銀座の店舗「ポーラ ギンザ」。化粧品メーカー“ポーラ”の旗艦店。1階の店舗フロアは、“花や植物”に包まれた“森のような新しい庭”として構想。地下1階のエステフロアは、自分を開放する深い旅へと導く“静謐な空間”とする
  10. フォスター+パートナーズによる、アラブ首長国連邦の「ザイード国立博物館」。国の人類居住跡から文明発展までの歴史を辿る施設。環境と調和する“砂の色”を反映した外観で、自然換気装置であり建国の父を象徴する“5つの翼”を持つ建築を考案。内部空間は光に満ちたアトリウムを中心に展開
  11. SANAAによる、台湾の「Taichung Green Museumbrary」が2025年12月にオープン。旧軍用空港跡地の公園内に計画された美術館と図書館を統合した施設。軽やかで開かれた存在を目指し、アルミとガラスの二重構造のファサードで地上レベルに全方向からアクセス可能な公共広場を備えた建築を考案
  12. 建築設計事務所 可児公一植美雪による、神奈川の海の近くに建つ、高さ15mのヴォリュームと周囲に巻き付く頭頂部まで登れるスロープが特徴的な住宅「KUGENUMA-Y」の写真
  13. 妹島和世の空間設計で完成した、東京・銀座の、化粧品メーカー“ポーラ”の旗艦店をレポート。1階の店舗フロアは、“花や植物”に包まれた“森のような新しい庭”として構想。地下のエステフロアは、自分を開放する深い旅へと導く“静謐な空間”とする
  14. 建築家たちの“突破の瞬間”に注目した書籍『建築のブレークスルー』をプレビュー。プレゼント企画も実施。西沢立衛、平田晃久、田根剛、小堀哲夫、中村拓志、畑友洋、武田清明、高野洋平+森田祥子による全16プロジェクトを収録。裏側の知られざるエピソードを豊富な図版とともに紹介
  15. 山口貴司による、東京・千代田区の飲食店「Restaurant Gallery K」。ギャラリーの機能も備えた蕎麦店。“感性が豊かになる”様な空間を求め、芸術鑑賞と飲食を同時に行う為の“設えのバランス”を模索。間仕切りのガラスブロック積みは皇居の石垣や東京駅の煉瓦などの“組石”を引用
  16. 建築家の内藤廣が審査員長を務める「仮囲いデザイン・アートコンテスト」が開催。群馬県の主催で高校生から大学院生まで対象に作品を募集。審査員は、青柳剛・木村雅彦・谷川じゅんじ・成瀬友梨。賞金総額は100万円
  17. 熊谷・石上純也・IAO竹田・アクト環境・ピーエス三菱・野村建設JVによる「徳島文化芸術ホール(仮称)」の基本設計概要が公開。花弁を想起させるテラスの連なりが特徴的な建築。テラスからの新しい鑑賞体験や壁面を活用した映像発信も計画。“ホールの新たなあり方”や街に開き人を引き込む事も追求
  18. ODS / 鬼木孝一郎による、東京・新宿区の「ABE galerie TOKYO」。建具等を手掛ける企業の本社1階での計画。自社製品とアーティストの絵画を展示する場として、“画廊”をコンセプトとした空間を志向。袖壁で視界に入る情報を制限して“1点1点に集中して鑑賞できる”状況を構築
  19. 今津康夫 / ninkipen!による、東京・日本橋の飲食店「IL POVERO DIAVOLO TOKYO」。夜は静かになるエリアでの計画。来訪時に“安心感と期待感”を提供する為、シェフ達の振舞を“型板ガラス”越しに伝える“行燈の様に光るファサード”を考案。内部では大きな“シェフズテーブル”が一体感を生む
  20. 石上純也建築設計事務所による、中国・山東省の「水の美術館」。湖の上の約“1km”の建築。中国の“茫漠とした風景”という前提に対して、環境と建築を近付け“対等な存在”となる設計を志向。湖の端から端まで延びる“新しい陸地”を“水面にそっと触れる”様にしてつくる

妹島和世と西沢立衛へのインタビュー動画。台湾に完成した美術館と図書館の複合施設について語る内容。現地メディアの制作で2025年12月に公開されたもの(日本語で視聴可能)

妹島和世と西沢立衛へのインタビュー動画です。台湾に完成した美術館と図書館の複合施設について語る内容。現地メディアの制作で2025年12月に公開されたもの(日本語で視聴可能)。アーキテクチャーフォトでは、動画内で語られている「Taichung Green Museumbrary」を特集記事として掲載しています。

【ap job更新】 KIAS イシダアーキテクツスタジオが、建築意匠設計スタッフ(経験者・既卒・2026年新卒)と 事務広報を募集中
【ap job更新】 KIAS イシダアーキテクツスタジオが、建築意匠設計スタッフ(経験者・既卒・2026年新卒)と 事務広報を募集中
【ap job更新】 KIAS イシダアーキテクツスタジオが、建築意匠設計スタッフ(経験者・既卒・2026年新卒)と 事務広報を募集中積葉の家

KIAS イシダアーキテクツスタジオの、建築意匠設計スタッフ(経験者・既卒・2026年新卒)と 事務広報 募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

KIAS イシダアーキテクツスタジオでは建築意匠設計スタッフを募集いたします。

イシダアーキテクツスタジオ(KIAS)は建築家、石田建太朗の主宰する建築設計事務所です。
軽井沢の「積葉の家」が英国のAR House Award 2020の優秀賞を受賞するなど海外メディアからも高い評価を受けています。日本のみならず海外へと活動の領域を広げていくなか、私たちの仲間として参加してくれるメンバーを募集いたします。

現在、沖縄の美術館やマドリードのワイナリーのパヴィリオン、そして京都のギャラリーなどのプロジェクトが進行中です。
私たちはその敷地の歴史や気候風土そして環境を丁寧に読みとり、その文脈に呼応したデザインを創り上げていくを大切にしています。その思想が素材のスケールや空間の設えに大きく影響することによって人を豊かにする美しい建築が成立すると信じています。

その思想を形にしていくとき、Rhino3D、V-Ray、Enscapeなどのソフトウェアや模型などを使いデザインのスタディを進め、デジタルモデリングのデータを実施設計や現場に反映することにより造形力の高い建築作品も実現可能にしています。

20-30代のスタッフを中心とした明るい職場環境で、助け合いながら知識を吸収することができます。責任を持って誠実に建築設計から監理まで取り組んでいける方、今までにない新しいデザインに挑戦する仲間として参加してくれる方をお待ちしています!

ザハ・ハディド・アーキテクツによる、沖縄の宿泊施設。NOT A HOTELのホテルとして計画。砂浜と森林の間の急斜面の敷地において、日射量を分析して島の伝統的建築も参照した“キャノピー”を特徴とする建築を考案。ローカルアーキテクトとして久米設計が参画
ザハ・ハディド・アーキテクツによる、沖縄の宿泊施設。NOT A HOTELのホテルとして計画。砂浜と森林の間の急斜面の敷地において、日射量を分析して島の伝統的建築も参照した“キャノピー”を特徴とする建築を考案。ローカルアーキテクトとして久米設計が参画 Render by Negativ
ザハ・ハディド・アーキテクツによる、沖縄の宿泊施設。NOT A HOTELのホテルとして計画。砂浜と森林の間の急斜面の敷地において、日射量を分析して島の伝統的建築も参照した“キャノピー”を特徴とする建築を考案。ローカルアーキテクトとして久米設計が参画 Render by Negativ
ザハ・ハディド・アーキテクツによる、沖縄の宿泊施設。NOT A HOTELのホテルとして計画。砂浜と森林の間の急斜面の敷地において、日射量を分析して島の伝統的建築も参照した“キャノピー”を特徴とする建築を考案。ローカルアーキテクトとして久米設計が参画 Render by Negativ

ザハ・ハディド・アーキテクツによる、沖縄の宿泊施設です。
NOT A HOTELのホテルとして計画されました。建築家は、砂浜と森林の間の急斜面の敷地において、日射量を分析して島の伝統的建築も参照した“キャノピー”を特徴とする建築を考案しました。また、ローカルアーキテクトとして久米設計が参画しています。


こちらはリリーステキストです(翻訳:アーキテクチャーフォト / 原文は末尾に掲載)

ZHAが初のvertexホテルを設計へ
日本・沖縄

NOT A HOTELは、初のホテルブランドを発表しました。HERITAGE by NOT A HOTELは、寺院や美術館といった建築遺産を現代的な感性で再解釈するブランドです。vertex by NOT A HOTELは、建築とテクノロジーの交差点にあるデザインを体現しています。

初のvertexホテルは沖縄本島に開業予定です。ザハ・ハディド・アーキテクツ(ZHA)の設計は、同事務所が約40年前に始めた日本との関係を継続するものです。日本の風景や都市計画、創造的な伝統、卓越した職人技に着想を得た、精巧なパヴィリオンや建築、インテリアのデザインで国際的な評価を得てきました。

沖縄の湾にある白砂のビーチとターコイズブルーの水域、そして周囲の森林の急斜面の地形の間に位置し、この設計は環境への影響を抑えるために、25,322㎡の敷地に注意深く統合されています。すべてのヴィラに遮るもののない海の眺望とプライバシーを提供しながら、このホテルは、ゲストと居住者のために最高水準の設備とアメニティを備えています。

島固有の沿岸および海洋生態系を保護するように構想され、環境への配慮は、ホテルの建築設計やエンジニアリング、敷地戦略、資材の選定と調達、さらには環境負荷を最小限に抑えるための専門的な建設プロセスの開発を形づくる上での指針となっています。

このホテルの建築は、敷地内の琉球石灰岩の地形と周囲の森林の輪郭によって形づくられています。およそ40万年前に堆積した更新世のサンゴ礁由来の地層から成るこの特異な地質と、その湿潤な微気候が、沿岸部に密生した亜熱帯雨林を育んでいます。島の森林管理委員会や海洋保護活動家、さらに地元の環境当局によって定められた厳格な要件とガイドラインに従い、ZHAの設計は森林とビーチの細い境界線上の地形に浮かぶようにあり、これら二つの自然生態系における占有面積を最小限に抑え、敷地の生物多様性を維持しています。

敷地内に存在する岩層の延長として、この設計は海岸線の輪郭に沿い、敷地の多様な地形を反映するように、段状の水平テラスや中庭、庭園として構成されています。このホテルの構成、配置、素材感は、海沿いの敷地に対する詳細な調査に基づいています。気温、湿度、降水量、卓越風、日射量、空気質の変動に加え、地表および海の1日ごとの状態の変化が一年を通してマッピングされ、包括的なデジタルモデルの構築に用いられています。これらのモデルは、居住者とゲストの快適性を高めること、海の眺望を優先することに加え、沖縄の湿潤な亜熱帯気候におけるホテルの環境性能を最適化するために、設計の開発および洗練に情報を提供しています。

【ap job更新】創業60年の実績を持ち、国内外で数多くの“ホテル建築”を手掛ける「観光企画設計社」が、建築設計スタッフ 及び インテリアデザイナー(経験者・既卒)と アルバイトを募集中
【ap job更新】創業60年の実績を持ち、国内外で数多くの“ホテル建築”を手掛ける「観光企画設計社」が、建築設計スタッフ 及び インテリアデザイナー(経験者・既卒)と アルバイトを募集中
【ap job更新】創業60年の実績を持ち、国内外で数多くの“ホテル建築”を手掛ける「観光企画設計社」が、建築設計スタッフ 及び インテリアデザイナー(経験者・既卒)と アルバイトを募集中ホテルインディゴ犬山有楽苑 Photo: Forward Stroke Inc.

創業60年の実績を持ち、国内外で数多くの“ホテル建築”を手掛ける「観光企画設計社」の、建築設計スタッフ 及び インテリアデザイナー(経験者・既卒)と アルバイト 募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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ホテル建築に興味があり建築設計、インテリアデザインに熱意のある方を歓迎します。

当社はホテルを中心としたホスピタリティー施設設計集団です。
国内はもとより、東南アジア、中国など環太平洋エリアでフィージビリティ・スタディから建築設計、インテリア設計、ホテル品質コンサルティングまでワンストップサービスで業務を行っており、創業以来、60年間で250件を超えるホテル設計実績があります。

当社の理念はホテルのお施主様によし、利用していただけるお客様によし、そして我々設計者にもよしの三方よしです。
また、設計のスタイルは流行不易です。変化しない本質的なものを大事に残し、それに変化する新しい価値を加えてコンテンポラリーに創造していきます。

【業務内容】
・ホテルのオーナーや施主から100%直受けで発注を受けます。
・ホテル設計のコンセプト作りから携わり、設計、監理まで行います。
・国内ナショナルブランドのホテルとも数多く取引があり、都度改修案件も増えつつあります。
・大規模案件のプロジェクト立案等に参画できます。
・スキル、希望に応じてアジアを中心とした海外案件にも関わることもできます。
・ホテル建築の設計企画コンサルティング業務も行います。

【当社の魅力】
・形式より実態を重視し、年功序列を徐々になくし、実力主義を推進していきます。
・そのために今後当社の幹部候補生になるべき若手の優秀な人材を募集します。
・役員との距離も近く、面白い企画、発想等はトップダウンで即実行になりうる自由闊達な環境です。
・中国、香港、シンガポールに子会社があり、グローバルに活躍できる場があります。

【ap job更新】 横浜を拠点に、建築構造への“+αの価値”の付与を大切にする構造設計事務所「スカラデザイン」が、構造設計スタッフ(経験者・既卒・2026年新卒)を募集中
【ap job更新】 横浜を拠点に、建築構造への“+αの価値”の付与を大切にする構造設計事務所「スカラデザイン」が、構造設計スタッフ(経験者・既卒・2026年新卒)を募集中
【ap job更新】 横浜を拠点に、建築構造への“+αの価値”の付与を大切にする構造設計事務所「スカラデザイン」が、構造設計スタッフ(経験者・既卒・2026年新卒)を募集中Hayama PENTAHOUSE 伝統工法を用いた五角形平面の木造住宅 ©Masao Nishikawa

横浜を拠点に、建築構造への“+αの価値”の付与を大切にする構造設計事務所「スカラデザイン」の、構造設計スタッフ(経験者・既卒・2026年新卒)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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株式会社スカラデザインは、神奈川県・横浜に拠点を置く構造設計事務所です。この度、業務拡大に伴い、チーフエンジニア(設計・マネジメント経験者)、構造デザイナー(新卒・既卒)のふたつのポジションを募集しています。

【募集背景】
スカラデザイン(旧:[SCALA Design Engineers]は、2020年の設立以降、建築物の用途や構造種別を問わず、新築・増築から既存ストックの改修まで、幅広い領域に取り組んできました。

現在進行中のプロジェクトは、数千㎡規模のホテルやヴィラ、戸建住宅、企業の生産施設、公園施設、保育園など、常に30件以上のプロジェクトが動いています。

プロジェクトの多様化が進む中で、会社としても組織力をさらに強化していく段階にあります。構造設計の専門性を元に、社会に内在する多様な課題を「力学的な合理性」と「美学的な判断」の両軸から取り組んでみたい方、小規模な事務所だからこそ得られる裁量のある働き方や、独立を見据え、アトリエ建築設計事務所の組織運営に興味がある方を歓迎しています。

働き方については、一部リモートワークやフレックスタイム制を取り入れており、資格取得を目指す方や、家庭とのバランスを保ちながら働きたい方にも柔軟に対応しています。

特に、新卒の方へは、一般的な社会人スキルの研修制度を導入しています。アトリエ建築設計事務所という小回りの利く環境を生かしつつ、会社としての体制づくりも整えながら、長く心地よく働ける場を目指しています。

スカラデザインでは、建築構造を安全に成立させるだけでなく、そこに「人の営み」「地域の歴史」「社会的背景」といった「+αの価値」をどのように織り込めるかを大切にしています。そして、力学的な合理性と美学的な判断を往復しながら、多様な課題を構造というスケールに落とし込む。そのプロセスにこそ、構造デザインの面白さがあると感じています。

小さな事務所ですが、扱う領域は幅広く、着実に経験を積める環境です。プロジェクトの規模や、背後にある多くの物語を横断しながら建築や設計に向き合いたい方にとって、狭義の構造設計ではない、広い学びを吸収し、実践できる職場になると思います。是非、お気軽にご連絡ください。

【ap job更新】 山梨と東京を拠点に7ヶ国の国籍の社員が共に働き、日本の木造建築を世界へ届ける「素朴屋 株式会社」が、管理職の設計スタッフを募集中
【ap job更新】 山梨と東京を拠点に7ヶ国の国籍の社員が共に働き、日本の木造建築を世界へ届ける「素朴屋 株式会社」が、管理職の設計スタッフを募集中
【ap job更新】 山梨と東京を拠点に7ヶ国の国籍の社員が共に働き、日本の木造建築を世界へ届ける「素朴屋 株式会社」が、管理職の設計スタッフを募集中

山梨と東京を拠点に7ヶ国の国籍の社員が共に働き、日本の木造建築を世界へ届ける「素朴屋 株式会社」の、管理職の設計スタッフ募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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【素朴屋とは】
国内外の施設・住宅および店舗などの新築・増改築、古民家再生、物販飲食事業などを手掛ける、八ヶ岳南麓・山梨県北杜市に本社を置く工務店です。

多様な組織づくりと独自の編集力を活かして、東京、ベトナム、ドバイへと拠点を広げ、日本で古来から受け継がれてきたサステナブルで理に叶った建築を世界に届けています。

― 自然が循環する、やさしい世界を。

自然と人が共に生きる建築文化を、次の世代へつなぐ。
日本各地に根づいた木の文化、手仕事の知恵、地域の美意識を、
グローバルな視点で再発見し、世界の暮らしの中に息づかせていく。

私たちは、木をただの建材として扱うのではなく、
「命ある素材」として尊び、
その循環の中で人や地域、文化までもが再び息を吹き返すような社会を目指します。

― 日本の木造建築を世界に広め、地域に誇りを還す。

私たちは、日本の木造建築の美しさと技術を世界へ届けることで、持続可能で温もりある社会の実現に貢献します。

地方には、豊かな自然と素材、そして人の技があります。
しかしその価値は、人口減少や都市集中により埋もれつつあります。
私たちは、その「埋もれた資産」に新しい発想を掛け合わせ、世界の建築需要とつなぐことで、地方に誇りと循環を生み出すことを使命としています。

木を使うことは、森を育て、地域を育て、未来を育てること。
その橋渡しを担うのが、私たち素朴屋です。

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