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【ap job更新】 “クリエイティブ・リソース”をテーマに資源循環の仕組みづくりを目指す「ASEI建築設計事務所」が、設計スタッフ・アルバイトを募集中
【ap job更新】 “クリエイティブ・リソース”をテーマに資源循環の仕組みづくりを目指す「ASEI建築設計事務所」が、設計スタッフ・アルバイトを募集中
【ap job更新】 “クリエイティブ・リソース”をテーマに資源循環の仕組みづくりを目指す「ASEI建築設計事務所」が、設計スタッフ・アルバイトを募集中SHIRASU/桜島 外観 ©DAICI ANO

“クリエイティブ・リソース”をテーマに資源循環の仕組みづくりを目指す「ASEI建築設計事務所」の、【募集職種】募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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ASEI建築設計事務所では、設計スタッフを募集しています。

ASEI建築設計事務所は、品川区西五反田を拠点に建築家・鈴木亜生が主宰する設計事務所です。

「クリエイティブ・リソース」をテーマに資源循環の仕組みをつくる活動を続けています。様々な地域で未利用な資源の価値を見出し、地域の技術を活用した材料を開発して、新たな構法・構造へと再編した環境建築を目指しています。現在は設計と並行して、製造者・技術者・研究者・構造家などの様々な専門家と協働による研究開発部門を設ける準備を進めています。

奥野八十八 / アトリエ・ブリコラージュによる、京都市のオフィス「WorldLink&Company 本社」
奥野八十八 / アトリエ・ブリコラージュによる、京都市のオフィス「WorldLink&Company 本社」 photo©母倉知樹
奥野八十八 / アトリエ・ブリコラージュによる、京都市のオフィス「WorldLink&Company 本社」 photo©母倉知樹
奥野八十八 / アトリエ・ブリコラージュによる、京都市のオフィス「WorldLink&Company 本社」 photo©母倉知樹

奥野八十八 / アトリエ・ブリコラージュが設計した、京都市のオフィス「WorldLink&Company 本社」です。

プロ用からホビー用まで多種に渡るドローンを取り扱い、販売やメンテナンスに留まらず、その技術を活かしたコンサルティングサービス、技術開発を行う企業の本社を計画しました。大きなワンフロアをメインのオフィススペース、ショールームやレクチャールームからなる来客用スペース、倉庫・メンテナンススペースからなるバックヤードの3つのスペースに分け、それらをメインコリドーと呼ばれる共用部がつなぐ構成としています。具体的なデザインに関しては特に以下の3つの点に留意して設計を進めました。

建築家によるテキストより
川島範久と日本土地建物が、次世代の中規模賃事務所のプロトタイプを目指し完成させた、東京・港区のオフィスビル「REVZO虎ノ門」をレポート
川島範久と日本土地建物が、次世代の中規模賃事務所のプロトタイプを目指し完成させた、東京・港区のオフィスビル「REVZO虎ノ門」をレポートファサード。 photo©architecturephoto
川島範久と日本土地建物が、次世代の中規模賃事務所のプロトタイプを目指し完成させた、東京・港区のオフィスビル「REVZO虎ノ門」をレポート建物見上げ。緑があふれている。 photo©architecturephoto
川島範久と日本土地建物が、次世代の中規模賃事務所のプロトタイプを目指し完成させた、東京・港区のオフィスビル「REVZO虎ノ門」をレポートバルコニーの様子。 photo©architecturephoto

川島範久日本土地建物が、次世代の中規模賃事務所のプロトタイプを目指し完成させた、東京・港区のオフィスビル「REVZO虎ノ門」をレポートします。

まず、社会背景として東京の中規模賃貸事務所の老朽化が進み、建て替えの進むフェーズに入っているという事実。そして既に他の大手ディベロッパーもその状況に対し、ビルディングタイプの提案を加速させている状況があるそうだ。そのような状況の中、日本土地建物は一連のシリーズとして商品化できる中規模賃事務所のプロトタイプの開発を望んでいた。そして、その開発及びブランディング(差別化)を図るために、デザインパートナーとなる建築家を選定するクローズドなコンペが行われた。そこで選ばれたのが建築家の川島範久だ。

川島は、川島範久建築設計事務所を主宰し、日建設計在籍時代には「NBF大崎ビル(旧ソニーシティ大崎ビル)」を担当した経歴をもつ建築家。川島がこのコンペで選定された理由は、建物の特徴的な顔となっている端正なファサードのデザインだけではない。前例となる類似するビルディングタイプを丁寧に分析し、それをコンピューターシミュレーションなどを活用し裏付けを持って合理化を図ること、使われる素材に来歴の分かるストーリーのあるものを選定すること、などによって視覚的なデザインだけでなく、同様のビルディングタイプの常識を刷新することでこの「REVZO(レブゾ)」というブランドを確立する提案をしたのである。これは、建築が形のみで差別化できなくなった現代におけるアプローチの一例とも捉えられる。

ここでは、川島と日本土地建物による本建築の随所に散りばめられたアイデアと配慮、形骸化され現代の状況とかけ離れた慣習を、どのように改善しようとしたかの一端をレポートします。

新森雄大+ジェームス・ジャミソン / NIIMORI JAMISON ARCHITECTSによる、大阪・大阪市のヘアサロン「FUNCY」
新森雄大+ジェームス・ジャミソン / NIIMORI JAMISON ARCHITECTSによる、大阪・大阪市のヘアサロン「FUNCY」 photo©高畑貴良志
新森雄大+ジェームス・ジャミソン / NIIMORI JAMISON ARCHITECTSによる、大阪・大阪市のヘアサロン「FUNCY」 photo©高畑貴良志
新森雄大+ジェームス・ジャミソン / NIIMORI JAMISON ARCHITECTSによる、大阪・大阪市のヘアサロン「FUNCY」 photo©高畑貴良志

新森雄大+ジェームス・ジャミソン / NIIMORI JAMISON ARCHITECTSが設計した、大阪・大阪市のヘアサロン「FUNCY」です。店舗の公式サイトはこちら

敷地は大阪随一のビジネス街である本町。昼夜問わず多くの人々が行き交っている。そんな賑やかな街の、1950年代に建てられた古いオフィスビルの一画にヘアサロンを設計した。

テナントが2階道路側であることから、このプロジェクトでは、まず下を歩く人々の見上げに対する視覚的効果を考えた。既存建築の柱が外壁から後退し、柱と窓との間に隙間が生まれていたことから、それらを活かし、前面道路に向かってアルミ板貼の造作勾配天井を設けた。

建築家によるテキストより

一方で、室内にある家具は独立した「もの」である。引渡し後、無造作に置かれる様々な備品と等価な存在として、厳しい予算から安い木材をベースとしながらも、幾何学に基づき、出来る限り多様な家具を設計した。

美しい素材が、まだ資本主義の波に乗せられていなかった時代に対するロマン主義的憧憬を含みながら、それぞれの家具に対し恣意的に、そして注意深く意匠を加えていった。

建築家によるテキストより
最も注目を集めたトピックス [期間:2020/7/27-8/2]
最も注目を集めたトピックス [期間:2020/7/27-8/2]

アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2020/7/27-8/2)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページの「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。


  1. 青木淳・昭和設計共同体が最適候補者に選ばれた、長野の「松本平広域公園陸上競技場」設計プロポの提案書が公開
  2. コム デ ギャルソン・ジュンヤ ワタナベ マンの2021SSコレクションのルックに、建築家の藤本壮介が登場
  3. 隈研吾による、広島・東広島市の「桜が丘認定こども園」の写真
  4. 長野の「御嶽山ビジターセンター(仮称)」設計プロポーザルの結果
  5. 隈研吾のデザイン監修と鹿島建設の設計による、埼玉・所沢市の「角川武蔵野ミュージアム」の様子と、開館記念の隈研吾展の写真
  6. ODS / 鬼木孝一郎による、東京都世田谷区の店舗「SHIRO 玉川髙島屋S・C店」
  7. 川辺直哉建築設計事務所+辻昌志建築設計事務所による、東京・武蔵野市の集合住宅「吉祥寺の家」
  8. VUILDによる、神奈川・鎌倉市の、既存民家を解体し“庭の中のオフィス”として活用する「カヤックガーデンオフィス」
  9. 青木茂建築工房による、山口・防府市の、既存の蔵と木造家屋の一部を残し再生された「松崎幼稚園遊戯室棟」
  10. 川辺直哉建築設計事務所による、神奈川・横浜市の住宅「中田の自邸」
  11. 田野宏昌+友藤桂子 / 田野建築設計室による、京都・京都市の、集合住宅の住戸改修「一乗寺の家」
  12. VUILDによる「屋久島地杉のパビリオン」
  13. VUILDによる、東京・渋谷区の「笹塚駅のベンチ」
  14. 隈研吾の建築デザイン監修とNTTファシリティーズの実施設計監理で完成した、京都の、エースホテルも入る複合施設「新風館」の写真
  15. 隈研吾建築都市設計事務所とKAJIMA DESIGNによる、大阪の、村野藤吾の大阪新歌舞伎座の意匠を継承し建て替えた宿泊施設「ホテルロイヤルクラシック大阪」の写真
  16. 奥野八十八 / アトリエ・ブリコラージュによる、兵庫の住宅「竹林の家」
  17. 香取武則 / 香取建築デザイン事務所による、京都の結婚式場「ウェスティン都ホテル京都 チャペルリノベーション」
  18. 田野宏昌+友藤桂子 / 田野建築設計室による、京都・向日市の住宅「西向日の家」
  19. 藤野高志 / 生物建築舎が、群馬の1200m2の敷地に13棟の店舗併用住宅を建てる建築プロジェクト「林を彫刻する」の設計プロセスを解説している動画
  20. デントン・コーカー・マーシャルによるイギリスのストーンヘンジの新しいヴィジター・センターの写真

建築家のステファン・アルのTEDでのトーク「都市の木をすべて切るとどうなるのか」の動画(日本語字幕付)

建築家のステファン・アルのTEDでのトーク「都市の木をすべて切るとどうなるのか」の動画です。日本語字幕付です。

2050年までには世界人口の65%以上が都市部に住むと考えられています。自然は都市空間とは無関係と考えがちですが、木は常に都市の成功に必須のものでした。何千年も昔に初期の都市がつくられた頃から、木の恩恵は分かっていたのです。では都市が栄える上でなぜ木が重要なのでしょう? ステファン・アルが解説します。

安田幸一の安田アトリエが建築設計を手掛けた、京都・嵐山の宿泊施設「MUNI KYOTO」がオープン

安田幸一の安田アトリエが建築設計を手掛けた、京都・嵐山の宿泊施設「MUNI KYOTO」がオープンしたそうです。施設の公式サイトはこちら。安田幸一は日建設計出身の建築家で、日建時代にポーラ美術館で日本建築学会賞を受賞しています。現在、東京工業大学の教授も務めています。
「MUNI KYOTO」は、同じく安田アトリエが設計した「福田美術館」に隣接しているとのこと。

安田アトリエのtwitterが写真を投稿しています。

「三菱地所が建設用木材の生産から販売まで行う総合林業会社を設立」(BUILT)

「三菱地所が建設用木材の生産から販売まで行う総合林業会社を設立」という記事が、BUILTに掲載されています。

デパートメント・オブ・アーキテクチャーによる、タイの、敷地の歴史を参照した赤い切妻屋根を持ち、コモングラウンドと呼ばれる大きなパブリックスペースを持つ商業施設「The Commons Saladaeng」の写真と図面

デパートメント・オブ・アーキテクチャー(Department of ARCHITECTURE)が設計した、タイの、敷地の歴史を参照した赤い切妻屋根を持ち、コモングラウンドと呼ばれる大きなパブリックスペースを持つ商業施設「The Commons Saladaeng」の写真と図面が22枚、archdailyに掲載されています。施設の公式サイトはこちら

SeARCHが施工業者と開発したプレハブのモジュールシステムで大幅な工期短縮して完成した、ロッテルダムの学校「Het Epos School」の写真と図面

SeARCHが施工業者と開発したプレハブのモジュールシステムで大幅な工期短縮して完成した、ロッテルダムの学校「Het Epos School」の写真と図面が15枚、archdailyに掲載されています。将来的にモジュールを組み替えることも可能だとか。

オープンボックス・アーキテクツらによる、タイの太陽エネルギー企業の為に作られた、ソーラーパネルを彫刻的な形状にデザインした屋根を持つ駐車場「Power Wing Parking」の写真と図面

オープンボックス・アーキテクツとオープンボックス・グループによる、タイの太陽エネルギー企業の為に作られた、ソーラーパネルを彫刻的な形状にデザインした屋根を持つ駐車場「Power Wing Parking」の写真と図面が25枚、archdailyに掲載されています。本社オフィスの象徴的なランドマークを設計するという目的があったのだそう。

スタジオ・ギャングが完成させた、アメリカ・サンフランシスコの、建物全体が捻じれたように見える高層集合住宅「MIRA Tower」の写真

スタジオ・ギャングが完成させた、アメリカ・サンフランシスコの、建物全体が捻じれたように見える高層集合住宅「MIRA Tower」の写真が8枚、archdailyに掲載されています。

アトリエ・FCJZによる、中国・重慶市の歴史保存地区に建つ、19世紀建設の商社の倉庫や事務所8棟を改修・一部建替え、教育施設に転用するプロジェクト「Forbidden City College, Chongqing」の写真と図面

アトリエ・FCJZが設計を手掛けた、中国・重慶市の歴史保存地区に建つ、19世紀建設の商社の倉庫や事務所8棟を改修・一部建替え、教育施設に転用するプロジェクト「Forbidden City College, Chongqing」の写真と図面が37枚、archdailyに掲載されています。アトリエ・FCJZを主宰するユン・ホ・チャン(Yung Ho Chang)はMITの教授も務める人物。

アルヴァロ・シザとカルロス・カスタニェイラが計画している、中国・寧波市の美術館「MOAE– huamao museum of art education」の画像

アルヴァロ・シザとカルロス・カスタニェイラが計画している、中国・寧波市の美術館「MOAE– huamao museum of art education」の画像が12枚、designboomに掲載されています。

「半麦ハット」でも知られる板坂留五が、東京・日本橋に完成させたスペース「TANNERAUM」について同世代の作家達との座談会形式で紹介するページを公開

半麦ハット」の設計(西澤徹夫との共同設計)でも知られる板坂留五が、東京・日本橋に完成させたスペース「TANNERAUM」について同世代の作家達(佐藤熊弥・大村高広・奥誠之・黒坂祐)との座談会形式で紹介するページを公開しています。写真も16枚掲載されています。建築家の自主的な作品発表の形式としても興味深い事例だと思います。

長坂常 / スキーマ建築計画による、東京・日本橋の、内装に築122年の蔵を解体し使用した店舗「ティーハウス ニューバランス」の写真

長坂常 / スキーマ建築計画が設計した、東京・日本橋の、内装に築122年の蔵を解体し使用した店舗「ティーハウス ニューバランス」の写真が30枚、fashionsnap.comに掲載されています。

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