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2026年6月にアーキテクチャーフォトで注目を集めた記事トップ40

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2026年6月にアーキテクチャーフォトで注目を集めた記事トップ40

アーキテクチャーフォトで、2026年6月に注目を集めた記事をランキング形式でご紹介します。
(※広告とプレゼント企画の記事は除きます。また作品記事についてSNS広告を活用した再発信を行う場合がありますが、その流入はランキングに影響しないよう設定しています)


  1. 石上純也の「徳島文化芸術ホール」をテーマとした展覧会が、開催中止に。主催者のJIA 四国支部 徳島地域会と石上純也建築設計事務所がコメントを公開
  2. kurosawa kawara-tenによる、千葉・大多喜町の「SさんAさんのための家」。プライベートを大切にする家族の為の二世帯住宅。道のある南側に水廻りを配して視線を遮り、北側に“木の塊”の様な居住空間を配置する構成を考案。カーテンウォールは採光に加えて世帯間の緩衝地帯としても機能
  3. 石上純也の「徳島文化芸術ホール」をテーマとした展覧会が、2026年6月1日に開幕。開催場所は、徳島市万代町の“第一倉庫”。約2,000枚の実施設計が完了している建築の模型やドローイングを展示
  4. 佐久間徹設計事務所による、東京の「吉祥寺の書庫」。数万冊の書籍を収納する為の住宅。効率の良い収蔵と共に“過ごす時間が楽しくなる”場を求め、中庭を囲むように書棚と廊下を配置する構成を考案。幅に変化のある回廊は歩くたびに“本と緑との距離感”が変わる
  5. 矢板建築設計研究所による、長野・北佐久郡の「大きな屋根の家」。南東向きの明るい斜面地での計画。設計者が重視する“場所感”の思考に基づき、大屋根の下に大開口を備えたリビングをバルコニーで囲う構成を考案。愛を伴う“場所感”は自我のなす作為が消え去った時にのみ現れる
  6. 篠原一男による「上原曲り道の住宅」(1978年) をレポート。“第三の様式”の作品のひとつとして知られる。篠原が重要視した“ずれ”を強調する、鉄筋コンクリートの柱が広間にそびえる建築。詩人の鈴木志郎康とその家族の住まい
  7. トラフによる、京都市の「GODIVA Bakery ゴディパン 京都四条店」。錦市場に隣接する場所のベーカリーショップ。“街の延長としての店舗”を求め、歴史ある街並みと呼応しつつ“開かれた構え”のファサードを考案。丸みのある庇・木製建具・イラストで“人を引き寄せる表情”も意図
  8. 岩瀬諒子設計事務所が、滋賀の「守山市ほたるの森資料館」設計プロポで優秀者に選定。技術提案書も公開。二次審査には、湯澤ON設計共同体、横井・佐瀬+TAMA設計共同体、御手洗龍建築設計事務所、工藤浩平建築設計事務所、タトアーキテクツ、Atelier tomato+HaMAo共同企業体が名を連ねる
  9. 【ap編集長の建築探索】vol.021 妹島和世建築設計事務所「すみだ北斎美術館」
  10. MVRDVによる、オランダの集合住宅「Nieuw Bergen」。歴史的地区での5つの新築と2つの既存改修からなる計画。周辺環境に“溶け込む”為、低層棟からタワー棟にかけて素材や規模が“段階的に移行”する建築を考案。45°の傾斜屋根は住戸等への日照の最大化も意図
  11. 建築家の青木淳と美術家のリチャード・タトルによる展覧会「ほぼ、空」が、東京オペラシティ アートギャラリーで開催。入場チケットをプレゼント。建築家が美術家の展示の会場構成を行うのではなく、二人のコラボレーションで展開。会場内で青木選定の収蔵品展も行われる
  12. 吉村昭範・佐々木勝敏・諸江一紀・東畑建築事務所・名古屋大学による、愛知の「名古屋大学オークマ工作機械工学館」。校内外の二つの大通りの交差点に位置する場所での計画。全体の“広場”であり“パス”となる存在を求め、低層で“ルーフガーデン”を備えた隣接校舎への通り抜けも可能な建築を考案
  13. OMAによる、トルコの百貨店「ベイメン・テルサーネ」。湾岸の旧帝国造船工場群を転用した施設。同事務所が関心を寄せる“商業”と“保存”を結ぶプロジェクトとして、既存躯体の中に複数の構造代を挿入する構成を考案。水平的な販売空間は通常生じる“階層性”を解消
  14. 平瀬有人+平瀬祐子 / yHa architectsによる、福岡市の、住宅兼オフィス「TETUSIN DESIGN RE-USE OFFICE」。歴史的建築の保存活用に関わる施主の危惧を出発点とし、洋館の部材を譲りうけファサード等を“生け捕り”して新築建物に選択的転用と再構築を実践、歴史的価値を引き継ぎ記憶の継承を試みる
  15. 石上純也建築設計事務所による、山口の「House & Restaurant」。旧知の友人の為の住宅兼店舗。“時間と共にその重みを増していく”空間の要望に、地面に穴を掘りコンクリートを流して土の中の躯体を掘り起こしガラスを嵌める建築を考案。不確定要素を許容し使い方の発見更新を繰り返して作る
  16. MVRDVによる、フランス・ボルドーの集合住宅「ラ・ヴァレ・ヴェルト」。現地の言葉で“緑の谷”と名付けられた建築。“親密さ”の実現を目指し、3つの棟をくり抜いて“緑豊かな円形の中庭”を形成する構成を考案。様々な樹種を収めた植木鉢の維持管理の為に庭師のアクセス経路も用意
  17. ZHAによる、中国の、展示と舞台芸術の新施設。広東オペラ発祥の地での計画。伝統衣装“の水袖”の流れるような様子に着想を得て、徐々に拡大しつつ広がる複数の構造体からなる建築を考案。メイン劇場は音響にも有効に働く“10万本の細長い部材”を特徴とする
  18. 【ap編集長の建築探索】vol.022 篠原一男「上原曲り道の住宅」
  19. 槇文彦が設立した槇総合計画事務所による書籍『Vernacular Humanism 人と社会と建築と』をプレビュー。プレゼント企画も実施。同事務所の60年にわたる設計活動の軌跡をたどる内容。原点となる立正大学から最新作まで全145作品を紹介
  20. 村山徹と杉山幸一郎による連載エッセイ ”今、なに考えて建築つくってる?” 第6回「参照すること、その先にあるもの」
  21. 石上純也の「徳島文化芸術ホール」をテーマとした展覧会が開催予定。約2,000枚の実施設計が完了している建築の模型やドローイングを展示。ホール計画が混迷を極める中で様々な可能性を考える機会を提供。関連シンポジウムの企画も進行中
  22. KUMA & ELSAによる、福岡の「Nakano House」。集合住宅の二層に計画された親世帯と子世帯の住戸。生家の“日本家屋の縁側の再現”との要望に、中央に諸室を集めた“小屋”を据えて周囲に“中間領域”を作る構成を考案。床仕上げの切替は“境界の曖昧さ”も体現
  23. 岩元真明+千種成顕 / ICADAによる、さいたま市の「だら挽きの家」。“ウッドショックの真っ只中”に計画された住宅。材料調達から設計を始める必要性を感じ、“行き場を失った‘大径木’”を主要材として造る方法を模索。杉丸太を“だら挽き”して構造体と仕上げにする建築を考案
  24. ランサ・アトリエによる、サーペンタイン・パヴィリオン2026「a serpentine」。毎年一組が選ばれ造られる期間限定の建築。“身近な素材や形態を再解釈”する設計姿勢に基づき、周辺の建物や伝統的な蛇行する壁から着想した煉瓦壁を用いた建築を考案。壁の意味も再考して“透過性”を付与する
  25. 子浦中 / シオ建築設計事務所による、富山の「氷見市しんまちこども園」。晴れた日が少ない地域での計画。“室内で走り回れる場所”のある建築を求め、平面中央に据えた“円形の遊戯室”の周りに“円形の廊下”を配置する構成を考案。子どもたちが“本物の木”などに触れられる空間も意図
  26. 服部信康+古賀将太による、愛知・豊橋市の住宅「馬小屋と橙の納屋」。様々な規模や機能の建物が混在する地域に計画。“家族が同じ気配を共有する暮らし”を求め、大屋根の下に“馬小屋の様に潔い一室空間”を配する構成を考案。“納屋状”の離れで主屋との間に“中間的な環境”も創出
  27. 今津康夫 / ninkipen!による、神奈川の店舗「ブルーボトルコーヒー 鎌倉カフェ」。古都にふさわしい在り方を求めた計画。近隣の坂倉建築のピロティ天井の“きらめき”から着想を得て、伝統様式の格天井の様にステンレスパネルを配する空間を考案。灯りや人の振舞を映して“心地よい揺らぎ”を生む
  28. ファラによる、ポルトガルの住戸改修「apartment of skewed relations」。“特異な輪郭”の区画での計画。不定形な外形への対応を意図し、一連の壁が“外周との対話の中で異なる位置や角度をとる”構成を考案。いくつかの部屋に設けた2枚の扉は“住空間の風景の流動性”にも寄与
  29. 大野力 / sinatoによる、東京・千代田区の「12 KANDA」。パブリックな用途も含むシェアオフィス。個室群の“街への対峙”も意図し、屋外避難階段を表側でバルコニーと繋げて“日常動線”にする構成を考案。基準階の反復ではなく異なる“形と機能”が積層する建築を造る
  30. 熊谷・石上純也・IAO竹田・アクト環境・ピーエス三菱・野村建設JVによる「徳島文化芸術ホール(仮称)」の基本設計概要が公開。花弁を想起させるテラスの連なりが特徴的な建築。テラスからの新しい鑑賞体験や壁面を活用した映像発信も計画。“ホールの新たなあり方”や街に開き人を引き込む事も追求
  31. 熊谷組と石上純也事務所を中心とした設計企業体による「徳島文化芸術ホール(仮称)」の、東京都庭園美術館での企画展示の会場写真。プロポーザル時の提案を大型模型や映像等で紹介、妹島和世が館長に就任した事を機に企画
  32. OMA / クリス・ヴァン・ドゥインによる、中国の「杭州プリズム」。集合住宅や事務所などを内包する複合ビル。私的用途と都市空間が分離する状況に挑戦し、基部に誰もがアクセス可能な“屋外アトリウム”を配する構成を考案。イベントやコミュニティ活動での交流を最大化する
  33. トラフによる、大阪市の店舗「THE NORTH FACE FOOTWEAR SHINSAIBASHI」。フットウエアに特化したショップ。製品との関係を“身体的なスケール”に引寄せる為、石と木の角柱を井桁状に組んだ“展示台でありベンチにもなる”什器を考案。光膜天井や全面鏡の操作で空間に広がりも生み出す
  34. nendoによる、長野・御代田町の「土管のゲストハウス」。宿泊機能を備えた芸術作品等を収蔵する保管庫。インフラに用いられる“ボックス・カルバート”の考え方を応用し、土管を井桁状に積み重ねた様な建築を考案。保管物の増加に伴い“土管”の追加も想定
  35. 青木淳のファサードデザインで、東京・表参道に、ロロ・ピアーナの旗艦店がオープンへ。“本物の素材が生む高揚感”の表現を意図し、イタリアで焼成した1400枚以上のテラコッタを曲線状に連ねた“織物の縦糸のような”ファサードを考案
  36. 熊谷・石上純也・IAO竹田・アクト環境・ピーエス三菱・野村建設JVによる「徳島文化芸術ホール(仮称)」の実施設計概要
  37. 妹島和世による、岡山・玉野市の「Power Base モジュール工場」。自然エネルギーに関わる企業“Power X”の為に計画。約6300㎡の蓄電池モジュールの生産拠点施設。快適な労働環境の構築も意図
  38. 長坂常 / スキーマ建築計画による、東京・江東区の店舗「ブルーボトルコーヒー 豊洲パークカフェ」。海辺の高層ビルが連なる地域の公園に計画。公園を分断しない建築の在り方を求め、内外が緩やかに繋がり“敷地全体がカフェに感じられる”空間を志向。小屋の集積からなり外周部に中間領域の軒下を配する構成を考案
  39. フランク・ゲーリーの、アメリカのガゴシアンでの展覧会「FRANK GEHRY」。2025年の逝去した建築家が手掛けた“彫刻”の展示。魚を主題とした作品群は、一連の建築作品にも繰り返し現れる“波打つような輪郭”を表現。会場構成はゲーリー・スタジオが手掛ける
  40. ビオフォルム環境デザイン室による、東京・世田谷区の「三年鳴かず飛ばずプロジェクト 長屋棟」。場所が持つ“人々が集う記憶”を未来につなぐプロジェクトの一環。子育て世代が暮らす為の建築として、コモン的な空間を備えた“長屋形式の賃貸シェアハウス”を計画。交流の場から外への“賑わい”の表出も意図

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    後藤周平建築設計事務所による、東京・大田区の店舗「loose」。木造住宅の和室をセレクトショップへと転用。空間と庭の“街への開放”も意図し、掃出し窓を出入口として道路から庭を通り抜ける50mのアプローチを整備。新旧要素と環境を呼応させて“場所の固有性”も創り出す
    photo©長谷川健太

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    建材(内装・床)建材(内装・壁)建材(内装・天井)建材(内装・照明)建材(内装・設備)建材(内装・金物)大田区図面あり店舗東京ルーヴィス後藤周平長谷川健太
    後藤周平建築設計事務所による、東京・大田区の店舗「loose」。木造住宅の和室をセレクトショップへと転用。空間と庭の“街への開放”も意図し、掃出し窓を出入口として道路から庭を通り抜ける50mのアプローチを整備。新旧要素と環境を呼応させて“場所の固有性”も創り出す外観、南庭から出入口側を見る。 photo©長谷川健太
    後藤周平建築設計事務所による、東京・大田区の店舗「loose」。木造住宅の和室をセレクトショップへと転用。空間と庭の“街への開放”も意図し、掃出し窓を出入口として道路から庭を通り抜ける50mのアプローチを整備。新旧要素と環境を呼応させて“場所の固有性”も創り出す外観、出入口 photo©長谷川健太
    後藤周平建築設計事務所による、東京・大田区の店舗「loose」。木造住宅の和室をセレクトショップへと転用。空間と庭の“街への開放”も意図し、掃出し窓を出入口として道路から庭を通り抜ける50mのアプローチを整備。新旧要素と環境を呼応させて“場所の固有性”も創り出す売場から出入口を見る。(商品の入った状態) photo©長谷川健太
    後藤周平建築設計事務所による、東京・大田区の店舗「loose」。木造住宅の和室をセレクトショップへと転用。空間と庭の“街への開放”も意図し、掃出し窓を出入口として道路から庭を通り抜ける50mのアプローチを整備。新旧要素と環境を呼応させて“場所の固有性”も創り出す売場から床の間側を見る。(商品の入った状態) photo©長谷川健太

    後藤周平建築設計事務所が設計した、東京・大田区の店舗「loose」です。
    木造住宅の和室をセレクトショップへと転用する計画。建築家は、空間と庭の“街への開放”も意図し、掃出し窓を出入口として道路から庭を通り抜ける50mのアプローチを整備しました。そして、新旧要素と環境を呼応させて“場所の固有性”も創り出しています。店舗の場所はこちら(Google Map)。

    閑静な住宅街に位置し、施主の実家である既存木造住宅内の8畳の和室と庭を街に開くプロジェクト。

    子どもの独立後、両親2人暮らしの実家の和室(客間)を、店舗に改修した。来客は庭から直接アクセスすることとし、前面道路から50mの長さになるアプローチを整備、店とともに街に開く計画とした。

    建築家によるテキストより

    既存の和室8畳の床と天井を撤去し、天井高を確保、極小の床面積を補うために高さ方向に空間を広げ、床レベル差がある立体的な構成とした。エントランスでは店舗全体を一望できる床高さ(既存和室床レベル)となり、メイン空間では500mm床が下がり、同じ商品でも視点が変わることで、見え方が変わることを意図している。

    既存障子部分2箇所には大きなミラーを設置した。和室8畳が持つ正方形平面を生かし、映り込みの映り込みが等間隔で連続していくことで、床面積を超えた広がりを感じられる。

    建築家によるテキストより

    店舗の出入口は住宅部と動線を分けて南庭からとした。南庭に連続するように既存西庭のアプローチを延長し、庭の整備をすることで、歩いて楽しく、専用の庭があること自体が店舗の豊かさとして感じられるように計画した。
    南庭は天気の良い日に商品を外に出したり、イベントに利用したりと、店舗空間を拡張するような使い方がされている。

    前面道路からショップまで約50mの長さとなるアプローチの細い小径、既存の植物や和室の意匠など、この場所に存在する要素を丁寧に読み解き、遠回りするRC平板のアプローチや、庭の緑をモノクローム化するライムグリーンのガラス、小さな部屋に比して大きなミラー、艶消しウレタンクリアのドット柄、それを展開した掛け軸など、建築と物の境界を超えて追加された大小の要素が、環境と呼応してこの場所の固有性を生み出す。
    既存と新規の木部塗装には希釈した墨汁を使い、部位ごとに濃度を変えて染め、年代を超えて古さと新しさを同時に感じられる仕上げとしている。

    建築家によるテキストより
    • 残り37枚の写真と建築家によるテキスト
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    2026.07.15 Wed 07:02
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