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【ap job更新】 山﨑健太郎デザインワークショップが、広報事務と設計スタッフ(2026年新卒・既卒・経験者)を募集中
【ap job更新】 山﨑健太郎デザインワークショップが、広報事務と設計スタッフ(2026年新卒・既卒・経験者)を募集中
【ap job更新】 山﨑健太郎デザインワークショップが、広報事務と設計スタッフ(2026年新卒・既卒・経験者)を募集中52間の縁側 ©黒住直臣/新建築2023年1月号/GA JAPAN180 2023年1月号

山﨑健太郎デザインワークショップの、広報事務と設計スタッフ(2026年新卒・既卒・経験者)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

山﨑健太郎デザインワークショップが、広報兼 経理補助スタッフ、設計スタッフ(新卒・経験者)を募集中

共に働く仲間を募集しています。

山﨑健太郎デザインワークショップでは、これまでに沖縄の地域住民と一緒に琉球石灰岩を積んで建設した「糸満漁民食堂」をはじめ、斜面を活かした階段上の「はくすい保育園」、視覚障害者の支援施設「ビジョンパーク」、日常を感じられるコモン型の「新富士のホスピス」、地域みんなの居場所である「52間の縁側」、里山に建つ知と芸術の収蔵庫「広場と書庫」、自由が丘の街中にある商業施設「緑道の丘」、日本庭園の中に建つ「庭の中の礼拝堂」、沖縄の就労支援施設「コザの働く人の家」など、刺激的な建築であることよりも子供から高齢者まで様々な人に受け入れられ、人生の一部となっていくような建築を目指してきました。

プロジェクト規模が大きくなるにつれ、それぞれの役割でチームとして取り組む体制に移行しつつありますが、能力や熱意に応じ1年目からプロジェクトの主担当者として、基本・実施設計から現場監理まで一貫して携わることも可能です。

また経験年数によらず、能力に応じて昇給はもちろん、得意な分野での担当へと柔軟に変更していくため、各々の実力を発揮しやすく、やりがいや成長を実感できる環境を目指しています。

【ap Masterpiece】OMAによる、ポルトガル・ポルトの「カーサ・ダ・ムジカ」(2005年)
【ap Masterpiece】OMAによる、ポルトガル・ポルトの「カーサ・ダ・ムジカ」(2005年) photo©Christian Richters
【ap Masterpiece】OMAによる、ポルトガル・ポルトの「カーサ・ダ・ムジカ」(2005年) photo©Christian Richters
【ap Masterpiece】OMAによる、ポルトガル・ポルトの「カーサ・ダ・ムジカ」(2005年) photo©Christian Richters
【ap Masterpiece】OMAによる、ポルトガル・ポルトの「カーサ・ダ・ムジカ」(2005年) photo©Christian Richters
【ap Masterpiece】OMAによる、ポルトガル・ポルトの「カーサ・ダ・ムジカ」(2005年) photo©Christian Richters

「ap Masterpiece」は、世界中に存在する名作と言える建築を、アーキテクチャーフォトのウェブサイト上で紹介するシリーズです。

OMAが設計した、ポルトガル・ポルトの「カーサ・ダ・ムジカ」(2005年)です。


こちらは建築家によるテキストです(翻訳:アーキテクチャーフォト / 原文は末尾に掲載)

過去30年間、建築家たちは「靴箱型」コンサートホールの支配から逃れようとして、必死の試みを行ってきました。この伝統的な形状が持つ避けがたい音響的優位性と格闘するのではなく、カーザ・ダ・ムジカは別の方法によって、伝統的なコンサートホールを活性化しようとしています。それは、神聖視されてきた内部空間と外部の一般市民との関係を再定義することです。カーザ・ダ・ムジカは、ポルト国立管弦楽団の新たな本拠地として、歴史あるロトゥンダ・ダ・ボアヴィスタの新しい公共広場に建っています。それは白いコンクリートで造られた特徴的な多面体の形態を持ち、過剰なまでに多くのアイコンがあふれる時代にあっても、確かで、説得力のある存在であり続けています。内部には、持ち上げられた位置にある1,300席の(靴箱型の)グランド・オーディトリウムがあり、その両端には波形ガラスのファサードが設けられていて、ホールを都市に向かって開き、ポルトの街そのものを公演のための劇的な背景として提供しています。カーザ・ダ・ムジカは、教条的になることなくその内部を明らかにします。そして同時に都市を新たな光のもとに照らし出しています。

カーザ・ダ・ムジカの立地は、OMAの思考の展開において鍵となりました。私たちは、円形広場を規定している周囲の古い建物群の環の中に新しいコンサートホールを建てるのではなく、労働者階級の地区に隣接し、円形広場の公園の前にあるトラヴァーチン敷きの台地の上に立つ、孤立した建物をつくることを選びました。このコンセプトによって、象徴性、視認性、そしてアクセスという諸問題は、一つの身振りによって解決されました。

建物のソリッドな形態から端から端までくり抜かれた単純な塊として構想されたグランド・オーディトリウムに加えて、カーザ・ダ・ムジカには、固定席を持たない、より小規模で柔軟なパフォーマンス空間、10のリハーサル室、レコーディング・スタジオ、教育エリア、レストラン、テラス、バー、VIPルーム、管理部門、そして600台分の地下駐車場が含まれています。

意図的に大きな中央ホワイエは設けられておらず、その代わりに、階段、プラットフォーム、エスカレーターによる連続したパブリック・ルートが、グランド・オーディトリウム周囲の諸空間を結んでいます。この建物は建築的な冒険となっています。

2001年にポルトがヨーロッパの2つの文化首都の一つに選定された後、文化大臣とポルト市は、Porto 2001を設立しました。これは、ポルトのためのさまざまな都市的・文化的介入を立ち上げ、準備することを目的とした組織です。このような背景のもと、OMAを含む5つの国際的な建築設計事務所が、ポルトの歴史的中心部であるロトゥンダ・ダ・ボアヴィスタに建設される新しいコンサートホールを対象とした、指名制の設計競技への参加に招かれました。

【ap編集長の建築探索】vol.005 佐久間徹設計事務所「吉祥寺の書庫」
【ap編集長の建築探索】vol.005 佐久間徹設計事務所「吉祥寺の書庫」 photo©rem goto

「ap編集長の建築探索」は、23年の歴史ある建築ウェブメディア「アーキテクチャーフォト」の編集長である後藤連平が、訪問した建築を紹介する連載シリーズです。論考のようなかっちりとした形式ではなく、現地で感じた雰囲気や空気感が伝わるような“ライブ感”のある文体で綴ります。読者の皆様も自身が建築を体験するように読んでいただければ幸いです。


佐久間徹設計事務所「吉祥寺の書庫」

TEXT:後藤連平

 
佐久間徹設計事務所が完成させた都内の「書庫」を拝見。

個人のクライアントが収集した、溢れるほどの蔵書を一覧する為に建てられた建築だという、、、!

トイレやシャワーなどの機能は備えられているものの、内部空間の壁面の全てが書棚となっている。回廊形式の平面形で建物の中心には緑豊かな中庭も用意されている。

以前別の作品を拝見した際に佐久間さんから、書庫を設計していると伺っていて、訪問前は、過去に書籍で見たことがあった他の建築家が手がけた蔵のような建築を想像していたのだけど、良い意味で想像を裏切る建築だった。

YOKOMAE et BOUAYADによる「雲の振付、踊る影」。ルーヴル・アブダビの期間限定のパヴィリオン。与えられたテーマ“陰影”に対し、自然の“刻々と変化していく風景”を表現する作品を志向。超軽量のメッシュ屋根と極細柱を用いた“絶えず変容”する建築を考案
YOKOMAE et BOUAYADによる「雲の振付、踊る影」。ルーヴル・アブダビの期間限定のパヴィリオン。与えられたテーマ“陰影”に対し、自然の“刻々と変化していく風景”を表現する作品を志向。超軽量のメッシュ屋根と極細柱を用いた“絶えず変容”する建築を考案俯瞰、南側より見下ろす。 photo©Art Here 2025, courtesy of Richard Mille and Louvre Abu Dhabi
YOKOMAE et BOUAYADによる「雲の振付、踊る影」。ルーヴル・アブダビの期間限定のパヴィリオン。与えられたテーマ“陰影”に対し、自然の“刻々と変化していく風景”を表現する作品を志向。超軽量のメッシュ屋根と極細柱を用いた“絶えず変容”する建築を考案俯瞰、西側より見下ろす。 photo©Art Here 2025, courtesy of Richard Mille and Louvre Abu Dhabi
YOKOMAE et BOUAYADによる「雲の振付、踊る影」。ルーヴル・アブダビの期間限定のパヴィリオン。与えられたテーマ“陰影”に対し、自然の“刻々と変化していく風景”を表現する作品を志向。超軽量のメッシュ屋根と極細柱を用いた“絶えず変容”する建築を考案東側より見る。 photo©YOKOMAE et BOUAYAD
YOKOMAE et BOUAYADによる「雲の振付、踊る影」。ルーヴル・アブダビの期間限定のパヴィリオン。与えられたテーマ“陰影”に対し、自然の“刻々と変化していく風景”を表現する作品を志向。超軽量のメッシュ屋根と極細柱を用いた“絶えず変容”する建築を考案南東側より見る。 photo©YOKOMAE et BOUAYAD

横前拓磨+ボウアヤド・ガリ / YOKOMAE et BOUAYADが設計したパヴィリオン「雲の振付、踊る影」です。
ルーヴル・アブダビの期間限定のパヴィリオンの計画です。建築家は、与えられたテーマ“陰影”に対し、自然の“刻々と変化していく風景”を表現する作品を志向しました。そして、超軽量のメッシュ屋根と極細柱を用いた“絶えず変容”する建築を考案しました。

自然と同じように、光と陰影が刻々と変化する空間をつくる。

自然のなかにある雲や木々、枝葉が風にそよぎ、それによって絶えずうつろいゆく陰影は、大変美しく、時に人々の心を動かします。そういった刻々と変化していく風景や空間を建築空間として表現できないかと考えた。

建築家によるテキストより

大きな樹の下のようでもあり、大きな屋根の下のようでもある、自然と建築のちょうど中間にある状態を目指す。
パビリオンの隣にはルーヴル・アブダビの大屋根があり、それとは対照的なものをつくりだそうと考えた。

幾層にも重なった幾何学模様の屋根を通過する光、それと対を成すように風で動く、幾何学を持たない自由な形の屋根とその下で揺れ動く陰影。全体の形状も球面ではなく、見る角度によって形状が異なる自由曲面の屋根。

建築家によるテキストより

アブダビの柔らかな風に揺らめく、超軽量ステンレススチールメッシュの屋根とそれらを支える6φ~12φの152本の極細柱によって、パビリオンは様々な形や模様、透明度のグラデーション、解像度をつくり、絶えず変様する。
また、柱の基礎に「起き上がり小法師」の考え方を応用し、基礎コンクリート底面を球状にして、柱の足元から自然物のようにゆっくりと動く構造体とした。

建築家によるテキストより
最も注目を集めたトピックス[期間:2026/1/19-1/25]
最も注目を集めたトピックス[期間:2026/1/19-1/25]

アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2026/1/19-1/25)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページの「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。


  1. 【ap編集長の建築探索】vol.004 都留理子建築設計スタジオ「中野U」
  2. 田根剛へのインタビュー動画「日本の建築家である田根剛は、未来を形づくるには後ろを振り返ることが大切だと考えている」。ルイジアナ美術館の制作で2026年1月に公開されたもの
  3. スノヘッタと北京建築設計研究院による、中国の「北京美術館」。11万㎡を超える美術館の計画。地域社会を引込む公共空間の役割も考慮し、アトリウムを中心として放射状に諸機能が展開する構成を考案。建築とランドスケープを連続的に捉えてコンセプトを都市の文脈へも展開する
  4. MVRDVによる、ドバイの高層ビル「Inaura」。世界的に知られる高層都市での計画。ビル群が“注目を競い合う”状況の中で、スペクタクルではない方法で興味を引く新たなアプローチの提示を志向。タワーの中間に“光を放つ卵形の特別な要素”を配する建築を考案
  5. 五十嵐理人 / IGArchitectsによる、東京の「〇」。オフィスの1層を多用途に使える場とする計画。“使い方が更新され続ける”与件に対し、“空間の余地”自体を“空間の構成”とする設計を志向。スケールレスな“6つのリング”で変化に耐えうる“骨格”を創り出す
  6. ランサ・アトリエによる、イギリス・ロンドンのサーペンタイン・パヴィリオン。毎年1組が選ばれ造られる期間限定の建築。国や周辺環境の文脈等を考慮し、果樹壁“サーペンタイン・ウォール”から着想を得たレンガ壁を特徴とする建築を考案。光と風を導入して閉鎖性と開放性の境界の軟化も行う
  7. 吉里光晴 / MYATによる、西東京市の「坂上医院改修」。院内処方も行う診療所のリノベ。長くなる滞在時間を快適に過ごせる場を求め、自然光と“梁に擬態させた間接照明”を組合せて“柔らかく包み込む”空間を構築。光の変化を感じ易くする為に全体をグレーの色調で統一
  8. ザハ・ハディド・アーキテクツによる、エチオピアの「ビショフトゥ国際空港」。大陸最大規模の空港の計画。将来的に年間1億以上の旅客に対応する施設として、地域の“谷”に着想を得て“一本の中央動線”から各棟に移動する構成の建築を考案。地域住民と旅客の其々が楽しめる屋外空間も備える
  9. 【ap編集長の建築探索】vol.003 KIAS イシダアーキテクツスタジオ「善福寺公園の住宅」
  10. 矢野青山建築設計事務所による、愛媛・松山市の「だんだんPARK」。カーディーラーの建替計画。自動車を取巻く“環境の変化”に向き合い、用途の提案まで行って多目的ホール等を内包する“公共的な場”を志向。様々な用途の入る“5つのBOX”がズレながら重なる構成の建築とする
  11. 藤本壮介が、自身が手掛ける仙台市の「音楽ホール・中心部震災メモリアル拠点複合施設」の基本設計(中間案)を解説している動画。2026年12月に行われたもの
  12. 田邉雄之建築設計事務所による、神奈川・鎌倉市の「桟敷の家」。擁壁の上を“江ノ電”が通る谷状の敷地。景観や光の享受に加えて電車との関係も主題とし、上階を“パブリック”と捉えて“桟敷席の様なバルコニー”を持つ建築を考案。屋根形状や外壁の質感は町並みとの調和も意図
  13. サークルウッドとOMAによる、オランダの庇護申請者受入施設。国の受入義務化の法整備に伴う計画。半数が“緊急シェルター”のままである現状に対し、包摂的で尊厳ある環境の実現を志向。迅速に組立られて長期的な柔軟性を持つ“モジュラー木造システム”でつくる建築を提案
  14. 石上純也建築設計事務所による、中国・山東省の「水の美術館」。湖の上の約“1km”の建築。中国の“茫漠とした風景”という前提に対して、環境と建築を近付け“対等な存在”となる設計を志向。湖の端から端まで延びる“新しい陸地”を“水面にそっと触れる”様にしてつくる
  15. ファラによる、住宅プロジェクト「129」の図面一式。自治体とのやり取りの末に建設許可が下りなかった計画で、世界のどこかでこの建築を実現したい人を求めて、建築と工事の資料を無償で公開
  16. 石上純也建築設計事務所による、山口の「House & Restaurant」。旧知の友人の為の住宅兼店舗。“時間と共にその重みを増していく”空間の要望に、地面に穴を掘りコンクリートを流して土の中の躯体を掘り起こしガラスを嵌める建築を考案。不確定要素を許容し使い方の発見更新を繰り返して作る
  17. 橋本卓磨 / oocによる、東京・中央区の「o tokyo」。自身のオフィス兼カフェの計画。物が潜在的に持つ“存在としての美しさ”に興味を持ち、石や人工物などの“連続から成る什器”を中心に据える空間を考案。予期しない違和感や非日常が創造の原点となる環境も意図
  18. MVRDVによる、中国・北京の「Tiffany Facade Beijing」。ジュエリーブランドの旗艦店のファサード。同社の代表的なアクセサリーから着想を得て、“曲線を描く半透明のガラス製フィン”で建物を覆うデザインを考案。耐用年数終了後の部材のリサイクルも考慮して設計
  19. 篠原一男による「から傘の家」が、ドイツ ヴァイル・アム・ラインの「ヴィトラ キャンパス」に移築完了。1961年に完成した日本の木造住宅を、スイスの家具メーカー“ヴィトラ”が継承。バックミンスター・フラーとジャン・プルーヴェの作品に続いて同敷地内に移設された歴史的建築物
  20. ピーター・ズントーの建築展「Architectural Models from the Atelier Peter Zumthor」。自身が設計した建築を会場に開催。40個の模型を建物の内外に展示。建築に“アトモスフィア”を与える為の接合と組み合わせの論理を示す

H&deMのジャック・ヘルツォークによる、ベルギーでの講演会の動画。2025年4月に行われたもの 田根剛へのインタビュー動画「日本の建築家である田根剛は、未来を形づくるには後ろを振り返ることが大切だと考えている」。ルイジアナ美術館の制作で2026年1月に公開されたもの

田根剛へのインタビュー動画「日本の建築家である田根剛は、未来をつくるには後ろを振り返ることが大切だと考えている(Japanese architect Tsuyoshi Tane believes in looking backwards to shape the future.)」です。ルイジアナ美術館の制作で2026年1月に公開されたもの。

吉里光晴 / MYATによる、西東京市の「坂上医院改修」。院内処方も行う診療所のリノベ。長くなる滞在時間を快適に過ごせる場を求め、自然光と“梁に擬態させた間接照明”を組合せて“柔らかく包み込む”空間を構築。光の変化を感じ易くする為に全体をグレーの色調で統一
吉里光晴 / MYATによる、西東京市の「坂上医院改修」。院内処方も行う診療所のリノベ。長くなる滞在時間を快適に過ごせる場を求め、自然光と“梁に擬態させた間接照明”を組合せて“柔らかく包み込む”空間を構築。光の変化を感じ易くする為に全体をグレーの色調で統一エントランス側から待合エリアを見る。 photo©山内紀人
吉里光晴 / MYATによる、西東京市の「坂上医院改修」。院内処方も行う診療所のリノベ。長くなる滞在時間を快適に過ごせる場を求め、自然光と“梁に擬態させた間接照明”を組合せて“柔らかく包み込む”空間を構築。光の変化を感じ易くする為に全体をグレーの色調で統一待合エリアからカウンター側を見る。 photo©山内紀人
吉里光晴 / MYATによる、西東京市の「坂上医院改修」。院内処方も行う診療所のリノベ。長くなる滞在時間を快適に過ごせる場を求め、自然光と“梁に擬態させた間接照明”を組合せて“柔らかく包み込む”空間を構築。光の変化を感じ易くする為に全体をグレーの色調で統一カウンターから待合エリアを見る。 photo©山内紀人

吉里光晴 / MYATが設計した、東京・西東京市の「坂上医院改修」です。
院内処方も行う診療所のリノベーション計画です。建築家は、長くなる滞在時間を快適に過ごせる場を求め、自然光と“梁に擬態させた間接照明”を組合せて“柔らかく包み込む”空間を構築しました。そして、光の変化を感じ易くする為に全体をグレーの色調で統一しました。

西東京の静かな住宅地で、長年にわたり地域の健康を支えてきた診療所を、院長の代替わりに伴い改修した。
院内処方を行なっているため、一般の診療所に比べて患者の滞在時間は長くなる。その時間を快適に過ごせることを念頭に、設計を行った。

建築家によるテキストより

まずは待合スペースを広く取れるようにレイアウトを整理し、天井を高く確保するために躯体を現しにした。
次に、広くなった待合スペースを居心地の良い空間とする方法を考えた。改修前の診療所を訪れた際、ガラスブロックの窓から差し込む光が印象的だったため、その光を手がかりとした。

建築家によるテキストより

自然光で空間が満たされていると感じられるように、照明器具は梁に擬態させ、間接照明として設えた。
光源は直接見えず、天井で反射した光が、窓から差し込む自然光とともに空間をやわらかく包み込む。自然光の表情が刻一刻と変わるように、間接照明も時間帯に応じて色温度や明るさが自動で変化するよう設計している。

こうした光の変化を感じ取れるよう、全体を落ち着いたグレーの色調に統一した。
使用した素材はいずれも異なる質感や粒感をもち、光によってその細やかな差異が徐々に浮かび上がり、空間に奥行きを与えている。

建築家によるテキストより
【ap job更新】 茨城を拠点に良質な建築をつくり、多数のアワードの受賞実績もある「株式会社 河野正博建築設計事務所」が、設計スタッフ(2026年新卒・既卒・経験者)を募集中
【ap job更新】 茨城を拠点に良質な建築をつくり、多数のアワードの受賞実績もある「株式会社 河野正博建築設計事務所」が、設計スタッフ(2026年新卒・既卒・経験者)を募集中
【ap job更新】 茨城を拠点に良質な建築をつくり、多数のアワードの受賞実績もある「株式会社 河野正博建築設計事務所」が、設計スタッフ(2026年新卒・既卒・経験者)を募集中わかばのもり保育園

茨城を拠点に良質な建築をつくり、多数のアワードの受賞実績もある「株式会社 河野正博建築設計事務所」の、設計スタッフ(2026年新卒・既卒・経験者)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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株式会社河野正博建築設計事務所では設計・監理業務スタッフを募集しています。

【河野正博建築設計事務所について】
私たちは、茨城県つくば市を拠点に、県内全域・首都圏を主に活動している意匠設計事務所です。
庁舎、コミュニティセンター、消防署といった公共建築を中心に、保育園、福祉施設、教育施設、住宅、工場等多岐に渡る建築を手がけ、良質な建築を通し、地域の価値向上に貢献しています。

私たちの建築は、特にデザイン性の高さ評価されており、多数の受賞実績があります。
コンペやプロポーザルに積極的に参加したり、スタッフ全員で国内外の建築視察に行くなど、常に新しい建築に対する研鑽を深め、毎日が活気に溢れています。

スタッフは少数精鋭で、風通しがよく自由な意見交換がしやすい、アットホームな雰囲気の職場です。
研究学園駅近くのため、近隣に多数の商業施設があり、通勤や食事などの生活にも便利です。
新卒・中途を問わず、建築が大好きで意欲的な方をお待ちしています。

【ap job更新】 様々な建築の設計に加え、建築技術の調査や研究なども行う「堀池瞬建築事務所」が、意匠設計・設備設計・構造設計・施工管理のスタッフ(新卒・既卒・経験者)を募集中
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様々な建築の設計に加え、建築技術の調査や研究なども行う「堀池瞬建築事務所」の、意匠設計・設備設計・構造設計・施工管理のスタッフ(新卒・既卒・経験者)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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所員の募集について

堀池瞬建築事務所は、個人邸・集合住宅・オフィス・ショップ・ホテル・工場・厚生施設・文教施設など、建築の計画・設計・監理を行っています。また、家具・製品・用具の制作や、建築技術の調査・研究を実施しています。

現在、さまざまなプロジェクトが進行していまして、より一層の品質向上を目指し、新たに所員を募集します。

関心がある方はメールにてご応募ください。

【ap job更新】 建築を“人々の活動や関係性が育まれる舞台”と考え、設立31年を迎えた「NASCA」が、設計スタッフ・広報事務・アルバイトを募集中
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【ap job更新】 建築を“人々の活動や関係性が育まれる舞台”と考え、設立31年を迎えた「NASCA」が、設計スタッフ・広報事務・アルバイトを募集中氷見市芸術文化館

建築を“人々の活動や関係性が育まれる舞台”と考え、設立31年を迎えた「NASCA」の、設計スタッフ・広報事務・アルバイト 募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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【人の舞台をつくるNASCA】
私たちが考える建築は、単なる「モノ」ではなく、そこに集う人々の活動や関係性が育まれる「舞台」です。
人が心地よく過ごし、交流が生まれる空間を通し、地域社会と緩やかにつながる建築を目指しています。健やかさや快適さに加え、日常に小さな喜びが生まれることを大切にし、対話を重ね建築・都市・環境をつくっています。

NASCAは1994年に設立し、31年を迎えました。
住宅から公共建築、まちづくりまで幅広く手がけ、生活や地域に寄り添う建築を丁寧につくり続けています。対話を通じた設計や住民ワークショップを通し、その土地の人々に必要な機能を形にするプロセスを大切にしています。

近年は、経験を積んだスタッフが主体的にプロジェクトを進め、年次や立場を越えて意見を交わし、チームで建築に向き合っています。公共・民間プロジェクトからプロポーザルまで、幅広く建築デザインに取り組める環境です。

【ap job更新】 地域の文化と素材、数寄屋をテーマに活動する「Fumihiko Sano Studio」が、設計スタッフと設計パートナー(業務委託) を募集中
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【ap job更新】 地域の文化と素材、数寄屋をテーマに活動する「Fumihiko Sano Studio」が、設計スタッフと設計パートナー(業務委託) を募集中伊勢朝熊 伊勢神宮内宮近くの5000平米を超える森に建つ数寄屋建築の貸切宿

地域の文化と素材、数寄屋をテーマに活動する「Fumihiko Sano Studio」の、設計スタッフと設計パートナー(業務委託) 募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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Fumihiko Sano Studioでは実務経験者/有資格者の設計スタッフ、設計パートナーを募集しています。

弊社では佐野の持つ数寄屋大工というバックグラウンドを活かしながら、建築設計、インテリア、プロダクト、インスタレーション、アートワークなど、プロジェクトごとに作るコンセプトを中心に地域や自然の素材、一点ものの材料と向き合いながらものづくりをしていきます。

日本文化や茶の湯、木材や金属、石、左官、紙、布、ガラスなどの様々な素材や技術を使い、伝統的なだけではなく新しく現代の姿へアップデートすることを目指し活動しています。

受賞歴:EDIDA 2014 ELLE DECOR Young Japanese Design Talent、2016年度文化庁文化交流使、FRAME AWARD Emerging Designer of the Year2022、Single Brand Store of the Year 2023、IF DESIGN AWARD、GOOD DESIGN AWARD 等の賞を受賞し、国内外で色々な方面からの評価をいただいています。

現在弊社では、住宅、別荘、宿泊施設の新築やリノベーション、飲食店、商業施設、工場、ショールームなど幅広い分野の計画が進行しております。
プロジェクト担当者は作図作業だけでなくコンセプト発案から完成まですべて担当していただき、ものづくりと距離の近い環境で仕事をしていただけます。
アート、工芸、グラフィックデザインなど、建築にとどまらない仕事への興味や趣味を持った方からの応募をお待ちしています。

【ap job更新】 デベロッパーアーキテクトとして建築設計事務所の新しい役割を模索する「らいおん建築事務所」が、スタッフ(経験者・既卒・2026年新卒)を募集中
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【デベロッパーアーキテクトとして活躍できる人を募集しています】
私たちは建築設計者という枠を越えて、自らの投資によって事業を企画し、デザインを行い、作り、運営までの一貫した事業プロデュースを行う新しいタイプの建築家として「デベロッパーアーキテクト」という職能を実践し、開拓しています。

らいおん建築事務所は、クライアントワークで培った設計・監理の経験を土台に、自社で不動産を取得・再生し、ホテル、民泊、まちの拠点などを企画・設計しながら、事業者として運営にもコミットするチームです。

そのノウハウを活かし、全国各地でリノベーションまちづくりのプロジェクトも手がけています。

今回募集するのは、そのような「事業」と「空間」を同時に考えながら、建築とまちを作るデベロッパーアーキテクト 1~2名です。
建築の設計・監理やリノベーション設計、施工・現場監督などの実務経験をお持ちで、モノのデザインだけでなく、企画や運営、まちづくりにも楽しく踏み込んでいきたい方を歓迎します。

【嶋田洋平から転職・就職を検討している方へ】
私たちが目指しているのは建築が好きで建築を学び建築を仕事にしたいと思った人たちが自信を持って自分の仕事を誇れるような会社です。

建築の行為自体が社会的に批判されてしまうような時代に、私たちは建築家としてどのような役割を果たしながら必要な存在として社会に貢献できるのでしょうか。
らいおん建築事務所は創業以来常にそれを模索しながらプロジェクトに取り組んできました。

建築を軸足に、限界は決めずに。目の前の仕事を通じて考えプロジェクトの中で答えを探し自らの行動で示す。未来を先取るプロフェッショナルとして 一緒に社会に貢献できる仲間を探しています。

ランサ・アトリエによる、イギリス・ロンドンのサーペンタイン・パヴィリオン。毎年1組が選ばれ造られる期間限定の建築。国や周辺環境の文脈等を考慮し、果樹壁“サーペンタイン・ウォール”から着想を得たレンガ壁を特徴とする建築を考案。光と風を導入して閉鎖性と開放性の境界の軟化も行う
ランサ・アトリエによる、イギリス・ロンドンのサーペンタイン・パヴィリオン。毎年1組が選ばれ造られる期間限定の建築。国や周辺環境の文脈等を考慮し、果樹壁“サーペンタイン・ウォール”から着想を得たレンガ壁を特徴とする建築を考案。光と風を導入して閉鎖性と開放性の境界の軟化も行うSerpentine Pavilion 2026 a serpentine, designed by Isabel Abascal and Alessandro Arienzo, LANZA atelier. Design render, aerial view. © LANZA atelier. Courtesy Serpentine.
ランサ・アトリエによる、イギリス・ロンドンのサーペンタイン・パヴィリオン。毎年1組が選ばれ造られる期間限定の建築。国や周辺環境の文脈等を考慮し、果樹壁“サーペンタイン・ウォール”から着想を得たレンガ壁を特徴とする建築を考案。光と風を導入して閉鎖性と開放性の境界の軟化も行うSerpentine Pavilion 2026 a serpentine, designed by Isabel Abascal and Alessandro Arienzo, LANZA atelier. Design render, exterior © LANZA atelier. Courtesy Serpentine.
ランサ・アトリエによる、イギリス・ロンドンのサーペンタイン・パヴィリオン。毎年1組が選ばれ造られる期間限定の建築。国や周辺環境の文脈等を考慮し、果樹壁“サーペンタイン・ウォール”から着想を得たレンガ壁を特徴とする建築を考案。光と風を導入して閉鎖性と開放性の境界の軟化も行うSerpentine Pavilion 2026 a serpentine, designed by Isabel Abascal and Alessandro Arienzo, LANZA atelier. Design render, interior © LANZA atelier. Courtesy Serpentine.

ランサ・アトリエによる、イギリス・ロンドンのサーペンタイン・パヴィリオンです。
毎年1組が選ばれ造られる期間限定の建築です。建築家は、国や周辺環境の文脈等を考慮し、果樹壁“サーペンタイン・ウォール”から着想を得たレンガ壁を特徴とする建築を考案しました。また、光と風を導入して閉鎖性と開放性の境界の軟化も行っています。会期は、2026年6月6日~10月26日まで。


こちらはリリーステキストです(翻訳:アーキテクチャーフォト / 原文は末尾に掲載)

イサベル・アバスカル(Isabel Abascal)とアレッサンドロ・アルテンツォ(Alessandro Arienzo)によって設立されたランサ・アトリエ(LANZA atelier)が、2026年サーペンタイン・パヴィリオンのために選出されました

サーペンタインは、イサベル・アバスカル(Isabel Abascal)とアレッサンドロ・アルテンツォ(Alessandro Arienzo)によって設立されたメキシコの建築スタジオ、ランサ・アトリエ(LANZA atelier)が、2026年サーペンタイン・パヴィリオンの設計者として選出されたことを、喜びをもって発表します。ア・サーペンタインと題されたランサ・アトリエによるパヴィリオンは、ゴールドマン・サックスが12年連続でこの年次プロジェクトを支援するなか、2026年6月6日にサーペンタイン・サウスにて一般公開されます。パヴィリオンが第25回目を迎えるにあたり、サーペンタインはザハ・ハディド財団との特別なパートナーシップを通じて、この記念すべき節目を祝います。

その歴史を通じて、サーペンタイン・パヴィリオンは、新進気鋭の才能を紹介する、高い期待を集めるショーケースへと成長してきました。パヴィリオンは年月を重ねるなかで、サーペンタインによる実験的で学際的な、コミュニティおよび教育プログラムのための、参加型の公共的かつ芸術的なプラットフォームとして発展してきました。

ランサ・アトリエは、イサベル・アバスカルとアレッサンドロ・アルテンツォによって2015年に設立された、メキシコシティを拠点とする建築スタジオです。彼らの協働的な実践は、日常的なものやインフォーマルなものに根ざしつつ、テクノロジーやクラフト、そして空間的知性が予期せぬ状況のなかでどのように立ち現れるかに注意を払っています。彼らの仕事は、使われ方や組み立て、そして出会いのなかに美を見出し、対話や集合的な体験を前景化する建築のあり方を提案しています。

このデュオは、ドローイングや模型制作といった手を動かすデザイン手法を特に重視し、それらを素材、形態、構造について思考するための能動的なツールとして捉えています。グローバルに活動する同スタジオは、建築の実践を、批評的かつ主体的な視点を通して、文化的な空間、住宅プロジェクト、公共インフラ、家具デザインのあいだを流動的に横断するものとして捉えています。

本年のサーペンタイン・パヴィリオンに向けて、ランサ・アトリエは、サーペンタインあるいはクリンクル・クランクル・ウォールとして知られるイギリス建築の要素から着想を得ました。この要素は、パヴィリオンの一辺を成しています。この種のレンガ壁は、交互に連なる曲線によって構成されており、古代エジプトに起源を持ち、のちにオランダの技師によってイングランドにもたらされました。その曲線的な形態は、横方向の支持によって安定性を生み出し、1枚分の厚さしかないサーペンタイン・ウォールであっても、直線の壁より少ないレンガで構築できることを意味しています。この名を冠した要素は、穏やかな曲線にちなんで名付けられた近隣のサーペンタイン湖にもさりげなく呼応しており、蛇のかたちを想起させます。

周囲のランドスケープとの対話のもと、第二の壁は樹冠を損なうことなくそれと調和して機能し、主構造は敷地の北側に配置されています。半透明の屋根が、林立する樹木を想起させるレンガの柱の上に、軽やかに載せられています。パヴィリオンの構成は、光と風が空間に行き渡ることを可能にし、囲われた状態と開放性との境界をやわらかくしています。

ランサ・アトリエは、英国固有の庭園の伝統を称えるとともに、かつてティー・パヴィリオンであったサーペンタイン・サウス・ギャラリーの既存のレンガのファサードとの対話を生み出すため、レンガを主要な素材として選びました。不透明な壁を透過的なものへと変化させる、リズミカルに反復されたレンガの柱によって造られたこのパヴィリオンは、ヨーロッパとアメリカ大陸の地理のあいだにある、比喩的な架け橋となります。

ランサ・アトリエは次のように述べています。「本コミッションにとって記念すべき節目の年となる第25回サーペンタイン・パヴィリオンの設計者として選出されたことを、大変光栄に思います。私たちは、自身の仕事をより広い公共に共有し、空間的実験と集合的な出会いというパヴィリオンの継続的なレガシーに貢献できる機会を得られたことに、心から感謝しています。自然界を想起させる庭園のなかに設えられた本プロジェクトは、明らかにすると同時に覆い隠す装置として構想されたサーペンタイン・ウォールの形を取っています。それは、動きを形づくり、リズムを調整し、近接性や方向性、そして立ち止まりのための境目をかたちづくります。

生成的で保護的な力としての蛇の姿に着想を得た私たちは、その姿と、気候を和らげ、庇護を生み、成長を可能にする構造物であるイングランドの蛇行する果樹壁とのあいだに、共通性を見出しています。この着想から、素朴な粘土レンガによって造られたパヴィリオンが立ち現れ、土着的なクラフトと、人々を結びつける建築の根源的な力を前景化しています。2026年のパヴィリオンは、透過性を備え、穏やかな幾何学によって形づくられ、支えられながら、そこを行き交う人々に対して絶えず応答し続ける建築のかたちを提示しています」

【ap job更新】 住宅や共同住宅などを手掛け、“合理的でシンプルなデザイン”を志向する「PANDA:山本浩三建築設計事務所」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2026年新卒)を募集中
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住宅や共同住宅などを手掛け、“合理的でシンプルなデザイン”を志向する「PANDA:山本浩三建築設計事務所」の、設計スタッフ(経験者・既卒・2026年新卒)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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PANDA:株式会社 山本浩三建築設計事務所では設計スタッフを随時募集しております。

弊社は個人の住宅や、法人向けの分譲住宅の設計、共同住宅などの企画を手掛けている設計事務所です。

ハウスメーカー的なデザインではなく、かといって前衛的な建築家のデザインでは決してありません。あくまでも建主のご要望だけを、予算や敷地条件、法規と照らし合わせて、プロジェクト毎にコンセプトを掲げ、無駄のない合理的でシンプルなデザインを提供しています。

弊社では設計段階での建主とのコミュニケーションはもちろんの事、監理での現場(建設会社)とのコミュニケーションが求められ、学べる事が出来ます。
また、代表の山本は美術系の大学卒業後、アトリエ事務所を経て、ゼネコンやサブコンで現場を経験して独立した経緯から、建築の設計者はデザイナーの前に、エンジニアとしての技術、知識、責任を持つべきとし、これらを踏まえてはじめて建築にデザインを落とし込めると考えています。

建築、住宅が好きな方はもちろんのこと、図面一枚の作成に対しても楽しく、また、こだわりをもって作業できる方を求めます。
事務所見学なども歓迎します。気になった方はお気軽にご連絡ください。

MVRDVによる、ドバイの高層ビル「Inaura」。世界的に知られる高層都市での計画。ビル群が“注目を競い合う”状況の中で、スペクタクルではない方法で興味を引く新たなアプローチの提示を志向。タワーの中間に“光を放つ卵形の特別な要素”を配する建築を考案
MVRDVによる、ドバイの高層ビル「Inaura」。世界的に知られる高層都市での計画。ビル群が“注目を競い合う”状況の中で、スペクタクルではない方法で興味を引く新たなアプローチの提示を志向。タワーの中間に“光を放つ卵形の特別な要素”を配する建築を考案 image©The_Boundary
MVRDVによる、ドバイの高層ビル「Inaura」。世界的に知られる高層都市での計画。ビル群が“注目を競い合う”状況の中で、スペクタクルではない方法で興味を引く新たなアプローチの提示を志向。タワーの中間に“光を放つ卵形の特別な要素”を配する建築を考案 image©The_Boundary
MVRDVによる、ドバイの高層ビル「Inaura」。世界的に知られる高層都市での計画。ビル群が“注目を競い合う”状況の中で、スペクタクルではない方法で興味を引く新たなアプローチの提示を志向。タワーの中間に“光を放つ卵形の特別な要素”を配する建築を考案 image©The_Boundary
MVRDVによる、ドバイの高層ビル「Inaura」。世界的に知られる高層都市での計画。ビル群が“注目を競い合う”状況の中で、スペクタクルではない方法で興味を引く新たなアプローチの提示を志向。タワーの中間に“光を放つ卵形の特別な要素”を配する建築を考案 image©MVRDV

MVRDVによる、アラブ首長国連邦・ドバイの高層ビル「Inaura」です。
世界的に知られる高層都市での計画です。建築家は、ビル群が“注目を競い合う”状況の中で、スペクタクルではない方法で興味を引く新たなアプローチの提示を志向しました。そして、タワーの中間に“光を放つ卵形の特別な要素”を配する建築を考案しました。


こちらはリリーステキストです(翻訳:アーキテクチャーフォト / 原文は末尾に掲載)

スカイラインに印を刻む新たな方法――MVRDVの「Inaura」が、象徴的な都市タワーの新たで洗練された在り方を示す

MVRDVは、ドバイ・ダウンタウンの高級ホテル兼居住タワー「Inaura」の設計コンペティションで勝利しました。Inauraはドバイのスカイラインにおいて重要な位置を占めており、ブルジュ・ハリファおよびドバイ・ファウンテンからはっきりと視認できると同時に、それらを望む眺望も備えています。しかし高さ210メートルのこのプロジェクトは、より高い近くの建物の中にあり、それらはすべて注目を競っています。そのためこのデザインは、都市の中での自らの位置を主張するために異なるアプローチを取っています。すなわち、建物の階と階の間に収められた、光を放つ宝石のような球体によって、見る者の注意を引く新しく好奇心を誘う方法を生み出しています。

世界的に知られる高層都市へと急速に成長する中で、ドバイは注目を集めるスペクタクルな建物を欠いてきたわけではありません。空想的で歪んだ形態から、精緻に装飾されたクラウンに至るまで、多くのプロジェクトが、世界一高い建物に支配されたスカイラインの中で自らの印を残そうとしてきましたが、その成果はさまざまでした。設計要件の一環として、デベロッパーであるAradaは、ダウンタウン・ドバイとビジネス・ベイの間に位置するという戦略的な立地や、都市内での視認性を含めた敷地の文脈を考慮しました。そうした設計要件の中で、彼らは次の問いを提示しました。「世界で最も知られたスカイラインの一つという文脈の中で、象徴的なタワーはいかにして設計され得るのか」

優劣を競い合うゲームを続けるのではなく、MVRDVのデザインは、スペクタクルよりも興味を引くことを重んじる新たなアプローチを提示しています。それは、洗練された直線的なタワーの上部を持ち上げて、タワー全高のおよそ4分の3の位置に、真珠に着想を得た、光を放つ卵形の特別な要素を現します。その位置と、タワーの階と階の間にほとんど控えめとも言える形で埋め込まれている在り方によって、この要素は、より高くより派手な周囲の建物の中にあっても、注目を集めることに成功します。

この強調された要素は、建物のスカイラウンジを収容することで、機能的な役割も果たしています。その卵形構造体自体にはVIPスペースが設けられ、同じフロアの残りの部分には、ブルジュ・ハリファとその周辺を一望できるクラブが配置されており、居住者やホテルの宿泊客がドバイのエネルギーと真に結びついていると感じられる場を生み出しています。

「Inauraは、これまで本格的には探求されてこなかった新たな性格をドバイのスカイラインにもたらします。それは、ある意味で、洗練されていながら同時に控えめなものです」と、MVRDVの創設パートナーであるヤコブ・ファン・ライスは述べています。「しかし視覚的な効果にとどまらず、これはきわめて実用的なデザインでもあります。タワーは効率的な矩形の平面計画を備えており、複雑なクラウンを持つタワーに見られるような、無駄な『虚飾的高さ』は存在しません。その代わりにスカイラウンジは、建物のプログラムを整理し伝える役割を果たしています。そのプログラムは、下層部では都市に、上部ではスカイラインに呼応しつつ、その特徴的な要素が両者の間に一つの水平線を形づくっています」

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