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一色暁生建築設計事務所による、大阪・吹田市の「佐井寺の家」。標準像としての“ニュートラルな日本の住まい”も目指した計画。伸びやかな暮らしを求め、内外が完全に隔てられていない“透け感をもつ”建築を志向。日本家屋の意匠を“現代的に解釈”した要素でつくり上げる
一色暁生建築設計事務所による、大阪・吹田市の「佐井寺の家」。標準像としての“ニュートラルな日本の住まい”も目指した計画。伸びやかな暮らしを求め、内外が完全に隔てられていない“透け感をもつ”建築を志向。日本家屋の意匠を“現代的に解釈”した要素でつくり上げる外観、敷地内の東側より見る。夕景 photo©Benjamin Hosking
一色暁生建築設計事務所による、大阪・吹田市の「佐井寺の家」。標準像としての“ニュートラルな日本の住まい”も目指した計画。伸びやかな暮らしを求め、内外が完全に隔てられていない“透け感をもつ”建築を志向。日本家屋の意匠を“現代的に解釈”した要素でつくり上げる1階、食事室から和室を見る。(障子を開けた状態) photo©Benjamin Hosking
一色暁生建築設計事務所による、大阪・吹田市の「佐井寺の家」。標準像としての“ニュートラルな日本の住まい”も目指した計画。伸びやかな暮らしを求め、内外が完全に隔てられていない“透け感をもつ”建築を志向。日本家屋の意匠を“現代的に解釈”した要素でつくり上げる1階、居間側から食事室と和室を見る。(障子を開けた状態) photo©Benjamin Hosking
一色暁生建築設計事務所による、大阪・吹田市の「佐井寺の家」。標準像としての“ニュートラルな日本の住まい”も目指した計画。伸びやかな暮らしを求め、内外が完全に隔てられていない“透け感をもつ”建築を志向。日本家屋の意匠を“現代的に解釈”した要素でつくり上げる2階、クローゼット側からホールを見る。 photo©Benjamin Hosking

一色暁生建築設計事務所が設計した、大阪・吹田市の「佐井寺の家」です。
標準像としての“ニュートラルな日本の住まい”も目指した計画です。建築家は、伸びやかな暮らしを求め、内外が完全に隔てられていない“透け感をもつ”建築を志向しました。そして、日本家屋の意匠を“現代的に解釈”した要素でつくり上げました。

国や文化、年代の異なるどんな人の心も惹きつける住宅の姿を探り続けている。
それは贅を尽くした煌びやかな豪邸でも、ミニマルなホワイトキューブでもないだろう。きっと、土地の空気に溶け込みながら、普遍的な美しさを湛えた時代を超えた住宅なのだと思う。

建築家によるテキストより

敷地は、昔ながらの日本家屋と現代的なメーカー住宅が入り混じる、時代の変遷の只中にある旗竿地。
限られた予算の中で、この地に適した5人家族のための家を描くにあたり、私の頭の中には日本家屋の姿があった。真壁で軸組が現された、無駄を削ぎ落とした簡潔な佇まい。

たとえ面積が小さくても、内と外、内と内が完全に隔てられていない透け感をもつ住宅であれば、窮屈さを感じずに暮らすことができるだろう。工事費が高騰し続ける今、永くこの国で育まれてきた住宅の姿を見つめ直すことこそ最適解であると信じ、設計を進めた。

建築家によるテキストより

建主の要望、性能、コストといった住宅に求められる様々な条件を、日本家屋の意匠を現代的に解釈しながら、注意深く整えていった。和室では宙に浮いた押入れとささやかな床の間がソファと絡み合い、居間や食事室との境界を暈かす。

地窓を塞ぐ板戸は、折り畳んで持ち手を天板の切り欠きに噛み合わせることで、テレビ台と一体造作のように収納できる。これは、日本建築に見られる、使うときだけ機能が立ち現れ、不要なときには空間や家具の一部として溶け込む可動性・兼用性から着想を得て考案したものだ。

さらに、和室の障子では戸先に目隠し用の堅木を取り付けることで柱に絡む縦枠を省き、2階の引戸では柱梁そのものに鴨居や枠の役目を担わせ、枠を一部排除している。こうした操作により、軸組の独立性を際立たせ、真壁に通じる骨格の明快さを引き出している。

建築家によるテキストより
ザハ・ハディド・アーキテクツとC.Y.リー&パートナーズによる、台湾の「NICFC」。金融監督委員会や証券取引所などが入居する施設として、在来種の“コチョウラン”の内部構造に着想を得た“フルーティング構造”を特徴とする建築を考案。形態は“環境性能”の向上にも寄与
ザハ・ハディド・アーキテクツとC.Y.リー&パートナーズによる、台湾の「NICFC」。金融監督委員会や証券取引所などが入居する施設として、在来種の“コチョウラン”の内部構造に着想を得た“フルーティング構造”を特徴とする建築を考案。形態は“環境性能”の向上にも寄与 Render by X Universe Visual Design
ザハ・ハディド・アーキテクツとC.Y.リー&パートナーズによる、台湾の「NICFC」。金融監督委員会や証券取引所などが入居する施設として、在来種の“コチョウラン”の内部構造に着想を得た“フルーティング構造”を特徴とする建築を考案。形態は“環境性能”の向上にも寄与 Render by X Universe Visual Design
ザハ・ハディド・アーキテクツとC.Y.リー&パートナーズによる、台湾の「NICFC」。金融監督委員会や証券取引所などが入居する施設として、在来種の“コチョウラン”の内部構造に着想を得た“フルーティング構造”を特徴とする建築を考案。形態は“環境性能”の向上にも寄与 Render by X Universe Visual Design

ザハ・ハディド・アーキテクツC.Y.リー&パートナーズによる、台湾の「NICFC」です。
建築家は、金融監督委員会や証券取引所などが入居する施設として、在来種の“コチョウラン”の内部構造に着想を得た“フルーティング構造”を特徴とする建築を考案しました。また、この形態は“環境性能”の向上にも寄与しています。


こちらはリリーステキストです(翻訳:アーキテクチャーフォト / 原文は末尾に掲載)

ZHAとCYリーが台北のNICFCを設計へ

国際設計コンペティションを経て、ザハ・ハディド・アーキテクツ(ZHA)とC.Y.リー&パートナーズが、台北の新しいNICFC(国家イノベーション・創造・金融センター)の設計者に選定されたことが発表されました。

台北の金融の中心地である北門地区の中心部に位置するNICFCには、金融監督委員会の4つの機関が入居する予定であり、それには証券取引所、先物取引所、預託・清算機関が含まれます。

忠孝西路と博愛路の交差点に位置するNICFCは、台北駅、歴史ある郵便局庁舎および鉄道博物館、北門とMRT駅、さらに中山堂周辺の数多くの文化施設を含む、市内で最もにぎわう地区の一つにあります。

都市の公共空間を向上させることを目的として台北のウエスタン・ゲートウェイ・プロジェクトにより定められた要件に従い、NICFCの17万5,000平方メートル規模の設計は、歩きやすさとアクセス性を優先しています。地区の既存の公共拠点を、相互に連結した一連の歩行者広場、中庭および歩道と結びつけることで、この設計は北門の都市景観および街並みを保存し、現代都市の中においても地区の遺産が判読可能な状態で保たれることを確実にしています。

台北北門郵便局(1930年に開館し、最近修復された歴史的建造物)に隣接して、NICFCは装飾的な当初の建物を保存し、現在では老朽化した後年の増築部分を建て替える予定です。現存する築95年の建物は、歴史を保存しつつ、市にとって重要な新たな公共空間を創出する博物館および文化施設へと転用される予定です。

小包、郵便および事務業務を、21世紀の郵便サービスに必要なインフラを備えた新施設へ移転することで、郵便局の歴史的建造物は修復されたポルチコ内にコミュニティハブを備えた用途へと再活用される予定です。そのオリジナルの内部空間は、没入型展示、文書アーカイブおよび工芸品を備えた郵便通信博物館として修復され、その場所を、市の歴史および発展におけるその重要性を反映する住民や来訪者のための中心的な場所へと転換する予定です。

【ap編集長の建築探索】vol.008 竹内吉彦 / tデ「白い邸」
【ap編集長の建築探索】vol.008 竹内吉彦 / tデ「白い邸」 photo©rem goto

「ap編集長の建築探索」は、23年の歴史ある建築ウェブメディア「アーキテクチャーフォト」の編集長である後藤連平が、訪問した建築を紹介する連載シリーズです。論考のようなかっちりとした形式ではなく、現地で感じた雰囲気や空気感が伝わるような“ライブ感”のある文体で綴ります。読者の皆様も自身が建築を体験するように読んでいただければ幸いです。


竹内吉彦 / tデ「白い邸」

TEXT:後藤連平

 
tデの竹内さんが設計した都内の住宅の内覧会に伺った。

住宅を初めて設計されたとのことだけど、「バレンシアガ 銀座」を手掛けたり、独立以前の青木淳建築計画事務所時代には「LOUIS VUITTON GINZA NAMIKI」も担当した実力者。

空間に身を置いてみて、非常に素晴らしかった。
幾何学的に整理されたシンプルな平面から、非常に複雑で豊かな体験を与える空間が生まれているのも、個人的に好みであった。

一階の柱や袖壁がないワンルーム空間は、その上部中央にあるフィーレンデール構造の巨大梁で成立しているとのこと。

このシンプルなワンルームの上に、ロフト階と二階が積層する構成なのだけれど、ロフトと二階の個室には、立体的な回遊動線が作られていて、行き止まりなく建物全体を回ることができる。これも、体感的な広さに大きく寄与していると思った。
もう少し詳しく説明すると、其々の個室に2つの出入り口があり(ひとつは、一般的な引き戸、もうひとつは、梯子でロフト階と接続)、個室が通過動線にもなり、行き止まり感がないのも心理的に効いている。

吉村靖孝とナノによる、愛知・名古屋市の「鈴波 栄 森の地下街店」。地下街の細長い区画。“上質な空間体験”を求め、高さを変えながら湾曲する“6mmの鉄板”壁で“奥行きと陰影”を創出。上がり天側に各種設備をまとめた“折上天井”として“美しい仕上げ”の水平面もつくり出す
吉村靖孝とナノによる、愛知・名古屋市の「鈴波 栄 森の地下街店」。地下街の細長い区画。“上質な空間体験”を求め、高さを変えながら湾曲する“6mmの鉄板”壁で“奥行きと陰影”を創出。上がり天側に各種設備をまとめた“折上天井”として“美しい仕上げ”の水平面もつくり出す外観、西側の共用通路より見る。 photo©トロロスタジオ
吉村靖孝とナノによる、愛知・名古屋市の「鈴波 栄 森の地下街店」。地下街の細長い区画。“上質な空間体験”を求め、高さを変えながら湾曲する“6mmの鉄板”壁で“奥行きと陰影”を創出。上がり天側に各種設備をまとめた“折上天井”として“美しい仕上げ”の水平面もつくり出す「膳処」 photo©トロロスタジオ
吉村靖孝とナノによる、愛知・名古屋市の「鈴波 栄 森の地下街店」。地下街の細長い区画。“上質な空間体験”を求め、高さを変えながら湾曲する“6mmの鉄板”壁で“奥行きと陰影”を創出。上がり天側に各種設備をまとめた“折上天井”として“美しい仕上げ”の水平面もつくり出す西側の共用通路より壁越しに「膳処」を見る。 photo©トロロスタジオ
吉村靖孝とナノによる、愛知・名古屋市の「鈴波 栄 森の地下街店」。地下街の細長い区画。“上質な空間体験”を求め、高さを変えながら湾曲する“6mmの鉄板”壁で“奥行きと陰影”を創出。上がり天側に各種設備をまとめた“折上天井”として“美しい仕上げ”の水平面もつくり出す北側の共用通路より壁越しに「膳処」を見る。 photo©トロロスタジオ

吉村靖孝建築設計事務所野中あつみ+三谷裕樹 / ナノメートルアーキテクチャーが設計した、愛知・名古屋市の「鈴波 栄 森の地下街店」です。
地下街の細長い区画での計画です。建築家は、“上質な空間体験”を求め、高さを変えながら湾曲する“6mmの鉄板”壁で“奥行きと陰影”を創出しました。また、上がり天側に各種設備をまとめた“折上天井”として“美しい仕上げ”の水平面もつくり出しています。店舗の場所はこちら(Google Map)。

計画地は、昨今の再開発による発展が目覚ましい栄エリア地下街の一角で、21mを超える間口と5m強の奥行きから成る細長い形状が特徴である。

建築家によるテキストより

店舗の壁は厚さわずか6mmの鉄板とし、高さを変えながら直線のリースラインに沿わず湾曲させることで、内外の距離感を揺らがす境界を生んだ。また、壁は既存躯体および照明との関係により奥行きと陰影が現れ、地下街において異質な存在感を放つ。この曲げ加工は制振性において極めて効果的な曲げ率としており、意匠・構造一体のデザインとなっている。

建築家によるテキストより

地下街の特性上、考慮しなければならないのが空調の吹出し口・照明といった設備や点検口の類の配置である。地下とはいえ外気に面しているため高い空調能力が求められ、照度も店舗に設ける照明に大きく依存する。法規的に設置が求められる機器もあり、多くの店舗はこれらを合理的に天井に散らしてしていくことが一般的だ。

今回、壁を金属板による仕上げとしたことで、その規格により等間隔に目地が現れるため、床や天井に余計なラインが現れることは相応しくないと判断した。そこで、床は目地を必要としない特殊なテラゾー仕上げとし、天井に所狭しと設けなければならない各設備は、折上天井を設けその上がり天側に集中させ、下がり天側には一切の設備が付かない美しい仕上げとなるよう配置をコントロールした。

建築家によるテキストより
最も注目を集めたトピックス[期間:2026/2/9-2/15]
最も注目を集めたトピックス[期間:2026/2/9-2/15]

アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2026/2/9-2/15)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページの「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。


  1. 妹島和世と西沢立衛のSANAAが設計を手掛ける「ロスコ・ルーム」のデザイン構想が公開。同じくSANAAが手掛ける、国際文化会館の新西館の地下に常設展示室としてつくられる
  2. 【ap編集長の建築探索】vol.007 木村松本建築設計事務所「house S / shop B・ba hutte.」
  3. 遠藤克彦建築研究所・waiwai共同企業体が、長野の「上伊那総合技術新校(仮称)」プロポで最適候補者に選定。提案書とプレゼン動画も公開。二次審査には、千葉学建築計画事務所、シムサ・キッタン・アンド・ウエストJV、わたしもそうJVが名を連ねる
  4. ツバメアーキテクツによる、東京の「自由が丘の純喫茶」。小さな喫茶店の計画。施主からの言葉“純喫茶”を起点に、時間が蓄積され“熟成”すると“純喫茶となっていく空間”を志向。木材等の力を借り“馴染みつつ経年変化を感じられる”カウンターを考案して中心に据える
  5. オンデザインの内装設計による、東京・港区の「LiSH Studio1」。インキュベーション施設の計画。出会いの創出を目指し、人々が常に“移動”と“滞留”をする空間を志向。垂れ壁・腰壁・天井の設えで動線と領域を作り出すと共に公から私へと段階的に連続するエリア構成とする
  6. MADによる、中国の「麗水空港」。谷地を大規模造成して建設。周囲の景観から直接的な着想を得て、地形と一体化して山々の中に佇む“白い鳥”の様な建築を考案。交通拠点であると共に日常と繋がる市民的で心理的な転換の場にもなる空間も志向
  7. 生沼広之建築設計事務所による、東京の「中野の住宅」。住宅密集地に建つ設計者の自邸。厳しい条件下で“庭に向けた大きな窓”の実現を目指し、開口と前面道路との間に“空中を迂回する線形テラス”を設ける構成を考案。都市との緩衝帯になると共に風景に煌めきも与える
  8. 川本達也建築設計事務所による、愛知・稲沢市の「下河町の家」。“視線がどこまでも抜ける”敷地での計画。床面積を超えた“大きさ”を体感できる空間を求め、内外を横断する“十字壁”で“連続性を助長”する構成を考案。豊かな自然や農地の継続を促す為の建築形式としても構想
  9. ファラによる、ポルトガル・ポルトの住宅改修「house of remarks」。線と面で構成されたプロジェクト。既存建物の“別の視点での読み替え”を求め、いったん分解して“異なるシステムでの再構成”を実施。“新たな構造体”は意図的に空間をかく乱して“空間に能動的な参加”する
  10. 今津康夫 / ninkipen!による、大阪の店舗「ITTI OSAKA」。レザーブランドの為に計画。色彩豊かな商品が際立つ背景を目指し、様々な素材を“調律”してワントーンの中に“確かなグラデーション”がある空間を構築。敢えてルールを外した古材等はブランド思想の具現化を意図
  11. ドナルド・ジャッドを読み解く「ジャッド|マーファ 展」がワタリウム美術館で開催。入場チケットをプレゼント。空間に対するジャッドの哲学と実践を、初期の絵画作品や60年代から90年代に制作された立体作品を通して紹介。ドローイング・図面・写真なども展示
  12. ザハ・ハディド・アーキテクツによる、中国・杭州市の、図書館とユースセンター。かつて工業地帯だった湾岸での計画。図書館は、地域の“玉工芸”の歴史に着想を得て“石質タイル”で構成されたファサードを考案。ユースセンターは、水辺の場所性と呼応する幾何学的形態として内部まで連続させる
  13. 永山祐子の内装設計で「黄金湯 新宿店」が2026年5月にオープン。既存の銭湯絵を残したデザインが特徴。東新宿の築50年の金沢浴場をリニューアルして生まれ変わらせる
  14. スノヘッタの設計で建設が進む、韓国の「釜山オペラハウス」。かつて工業地帯だった湾岸沿いでの計画。活気に満ちた“包摂的な公共空間”への転換を目指し、“柔らかな外装”と“一般に開かれた屋上”を特徴とする建築を考案。都市を迎え入れる“建築的ジェスチャー”も意図
  15. 田中裕一+中本剛志 / STUDIO YYによる、岡山・真庭市の「蒜山そばの館」。市営店舗の再建計画。蕎麦の文化や地域の伝統も感受できる場を目指し、周辺家屋を参照した“入母屋”を地場の木材と技術を用いた“CLTパネル”で造る建築を考案。山並と呼応する三次元曲面の庇で人と風景も繋ぐ
  16. 妹島和世による、2021年の東京大学入学式での祝辞の全文
  17. 山口誠デザインによる、東京・台東区の、オフィスビル「MONOSPINAL」(竣工前)。ゲーム制作会社の本社。従業員の“集中力”と“リラックス”のバランス確保を目指し、環境要素も向上をさせる“斜壁”を持つ建築を考案。小スケールの素材を集積をさせる仕上げで“あらたな風景”を作る
  18. 鎌倉市の新庁舎等基本設計プロポーザルで、日建設計が最優秀者に選定。コンセプトは「ひとつながりの未来の庁舎『鎌倉ONE』」。提案のイメージも公開
  19. 【ap編集長の建築探索】vol.006 若林拓哉 / ウミネコアーキ「新横浜食料品センター」
  20. アトリエワンの塚本由晴と貝島桃代による講演会の動画。オハイオ州立大学で2025年11月に行われたもの

フォスター+パートナーズによる、ニューヨークの「270パーク・アベニュー」を紹介する動画。ノーマン・フォスターのコメントも収録。公式動画として2026年4月に公開されたもの

フォスター+パートナーズが設計した、ニューヨークの「270パーク・アベニュー」を紹介する動画です。ノーマン・フォスターのコメントも収録されています。公式動画として2026年4月に公開されたもの。
アーキテクチャーフォトでは、この建築を特集記事としても掲載しています。

以下に、写真も掲載します。

アトリエワンの塚本由晴と貝島桃代による講演会の動画。オハイオ州立大学で2025年11月に行われたもの 【ap job更新】 個人住宅をメインに、集合住宅・保育園・店舗なども手掛ける「space fabric」が、設計スタッフ(2026年新卒・既卒・経験者)を募集中
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ホームページにて設計事例などご覧ください。

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ジオ-グラフィック・デザイン・ラボは、ドミニク・ペローの下で10年間建築と公共空間デザインに従事した経験をもつ前田茂樹が設立した建築設計事務所です。現在開設16年目となり、住宅から公共施設、ランドスケープ、専門学校など着実に実績を積み上げています。

建築を点だけではなく、「風景」として考えて設計しており、個人住宅や集合住宅なども庭や外部空間との関係を大事にして設計しています。
現在進行中のプロジェクトを支えていただくとともに、これから事業拡大を図るに伴い新しい設計スタッフを2~3名募集します。
建築士資格はもちろん、技術士やRLAなどの資格を持っている方も優遇します。

住宅から組織事務所のような中規模のプロジェクトに関わることが出来るので、アトリエと組織事務所で迷っている方がいれば、弊社では両方の規模のプロジェクトに関われるチャンスがあります。

【現在進行中のプロジェクト】
・愛鷹地区センター 現場監理(静岡県沼津市)
・自動車整備専門学校 現場監理(大阪府大阪市)
・寺院の庫裏、什物庫施設 現場監理(大阪府大阪市)
・超高層商業施設 実施設計デザイン監修(大阪府大阪市)
・義農公園 基本設計(愛媛県松前町)

ツバメアーキテクツによる、東京の「自由が丘の純喫茶」。小さな喫茶店の計画。施主からの言葉“純喫茶”を起点に、時間が蓄積され“熟成”すると“純喫茶となっていく空間”を志向。木材等の力を借り“馴染みつつ経年変化を感じられる”カウンターを考案して中心に据える
ツバメアーキテクツによる、東京の「自由が丘の純喫茶」。小さな喫茶店の計画。施主からの言葉“純喫茶”を起点に、時間が蓄積され“熟成”すると“純喫茶となっていく空間”を志向。木材等の力を借り“馴染みつつ経年変化を感じられる”カウンターを考案して中心に据える外部より建具越しにエントランスを見る。 photo©川村恵理
ツバメアーキテクツによる、東京の「自由が丘の純喫茶」。小さな喫茶店の計画。施主からの言葉“純喫茶”を起点に、時間が蓄積され“熟成”すると“純喫茶となっていく空間”を志向。木材等の力を借り“馴染みつつ経年変化を感じられる”カウンターを考案して中心に据えるエントランスから客席を見る。 photo©川村恵理
ツバメアーキテクツによる、東京の「自由が丘の純喫茶」。小さな喫茶店の計画。施主からの言葉“純喫茶”を起点に、時間が蓄積され“熟成”すると“純喫茶となっていく空間”を志向。木材等の力を借り“馴染みつつ経年変化を感じられる”カウンターを考案して中心に据える客席からエントランス側を見る。 photo©川村恵理

ツバメアーキテクツが設計した、東京・世田谷区の「自由が丘の純喫茶」です。
小さな喫茶店の計画です。建築家は、施主からの言葉“純喫茶”を起点に、時間が蓄積され“熟成”すると“純喫茶となっていく空間”を志向しました。そして、木材等の力を借り“馴染みつつ経年変化を感じられる”カウンターを考案して中心に据えました。

自由が丘駅から徒歩5分ほど、線路沿いの小さな喫茶店のプロジェクト。
クライアントからの「純喫茶」というワードを手掛かりとして、4席の喫茶店の計画が始まった。

建築家によるテキストより

「純喫茶」という言葉から連想する空間は、「新しい」とは対極にある昭和レトロな空間ではないだろうか。新しい純喫茶というものをイメージするのが難しいのは、現代においてそれがすでに時間を重ねた喫茶店という意味合いを少なからず感じさせるからではないかと思う。

ただ、初めから古めかしく年季の入ったレトロな空間をつくろうとすると、どうしてもわざとらしさが滲み出てしまう。そこで、これから時間を重ねて熟成されていくことで純喫茶となっていくような空間を考えることとした。

建築家によるテキストより

細長い平面形状に合わせて長手方向に続くカウンターを設置し、店主と客が対面し自然と会話が生まれるような形式とした。エントランスにはレンガの腰壁と半透明のアーチ窓を設置することで、テイクアウトの接客を可能にすると同時に店内の目隠しとなり、滞在する人々が安心できる隠れ家的な空間となった。意図的に壁で区切ることで、小ぢんまりとした空間ながらも奥行きが感じられるような構成となっている。
 
また、すでに自然の中で時を重ねてきた木材やレンガといった素材の力を借りることで、空間に馴染みつつ良い意味での経年変化を感じられるような温かみのあるカウンターを構成した。それらの要素が組み合わさった結果、新しくありながらも、不思議とすでにそこにあったかのような空間が立ち現れた。

建築家によるテキストより
【ap job更新】 日本の政府開発援助による、被援助国の教育施設や医療保健施設等に取組む「マツダコンサルタンツ」が、設計スタッフ(新卒・既卒・経験者)を募集中
【ap job更新】 日本の政府開発援助による、被援助国の教育施設や医療保健施設等に取組む「マツダコンサルタンツ」が、設計スタッフ(新卒・既卒・経験者)を募集中
【ap job更新】 日本の政府開発援助による、被援助国の教育施設や医療保健施設等に取組む「マツダコンサルタンツ」が、設計スタッフ(新卒・既卒・経験者)を募集中ケニア_アフリカ理数科・技術教育センター

日本の政府開発援助による、被援助国の教育施設や医療保健施設等に取組む「マツダコンサルタンツ」の、設計スタッフ(新卒・既卒・経験者)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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株式会社マツダコンサルタンツは、主に日本の政府開発援助(ODA)による被援助国の教育施設、医療保健施設、文化施設等の施設整備の建設コンサルタント業務を行っています。

日本のODA案件のコンサルタントとして、政府のODA大網の考え方や外務省、JICAのガイドラインに従って仕事を進めることは当然ですが、日本の海外援助にふさわしく、かつ被援助国に確実に貢献できる内容を主体的に考えることをモットーに日々業務に取り組んでいます。

私たちの仕事は一人でできるものではありません。
弊社ではすべての仕事にチームで取り組みます。年齢や経験が異なる社員どうしがチームを組み、各々が持て力を最大に発揮することで設計の品質を上げ、クライアントが真に望む建築の実現を目指しています。

多くの設計の仕事は、プロポーザルから始まります。
設計者としてクライアントに選ばれるためには、プロポーザルでの提案が受け入れられ、評価されなければいけません。弊社では、プロポーザルの提案チームに入って、先輩たちと一緒にアイデア出しから参加することができます。

弊社では、企画段階から基本設計調査、実施設計、現場監理まで主体的に関わることができます。建築のみならず国際協力、社会貢献など広く社会への関心を持つ情熱ある技術者の応募をお待ちしています。

【ap job更新】 地方商店街から建築家の新しい在り方を実践、教育機関と地域拠点の両輪で取組む「矢野青山建築設計事務所」が、設計スタッフ(新卒・既卒・経験者)を募集
【ap job更新】 地方商店街から建築家の新しい在り方を実践、教育機関と地域拠点の両輪で取組む「矢野青山建築設計事務所」が、設計スタッフ(新卒・既卒・経験者)を募集
【ap job更新】 地方商店街から建築家の新しい在り方を実践、教育機関と地域拠点の両輪で取組む「矢野青山建築設計事務所」が、設計スタッフ(新卒・既卒・経験者)を募集佐田岬亀ヶ池温泉

地方商店街から建築家の新しい在り方を実践、教育機関と地域拠点の両輪で取組む「矢野青山建築設計事務所」の、設計スタッフ(新卒・既卒・経験者)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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私たちは、建築が必要とされる場面は地方にこそあり、東京からの遠隔的・スポット的な関わりでは十分に応答しきれないと考えています。

施設・インフラの老朽化や人口減少に起因する課題は建築を「地域社会」と切り離しては語れません。設計者自身がその「地域社会」に暮らし、様々な地域の現状と日常的に向き合いながら思考し挑み続けることが重要だと考えています。

愛媛県松山市三津浜商店街を拠点に、教育や場の運営にも携わりながら地方での実践的な設計活動を通して、これからの時代の「建築設計事務所のあり方」を共創する仲間を募集します。

【私たちの建築を知っていただくために】
YouTubeで「矢野青山」と検索してみてください。「だんだんPARK」と「亀ヶ池温泉」のフライスルー動画をご覧いただければ、私たちがどのように建築と向き合い、どのような風景をつくろうとしているのか、その空気感が伝わると思います。テキストを読む前に、ぜひ一度ご覧ください。

【私たちの実践】
1.地域に常駐することで多様なプロジェクトと中規模木造に継続的に取り組む
地方に常駐しながら、公共建築、オフィス、商業施設、福祉施設、住宅と規模も用途も多岐にわたるプロジェクトに取り組んでいます。
基本計画段階から取り組むことも多く、運営など設計以外も継続的に関わり建築で社会課題を解決することを目指しています。CLTを含め中規模木造に積極的に取り組み、地域性を活かした意匠と構造を統合した建築に取り組んでいます。
プロポーザルでの選定や受賞も増えてきており、実績の増加とあわせて、成長時期にある事務所だと自負しています。

2.先端技術(デジタル)の実装と試行
私たちはデジタル技術(VR、3Dスキャン、レーザーカッター)を積極的に導入します。 VRアプリを自社で製作してワークショップに応用していますが、地方にこそデジタル技術は効果的だと考えます。新しい技術に関心がある方も歓迎します。

3.「実務」と「教育」の相乗効果(2026年4月~)
2026年4月、代表の矢野が准教授を務める愛媛大学工学部に、「建築・社会デザインコース」が開設されます。
意匠と構造の実務家による教育を核とした、地方国立大学としては画期的な試みです。事務所全体として「設計」と「教育」の視点を行き来する知的刺激に満ちた環境です。
愛媛大学は2027年4月から修士課程学生も受け入れるので、現在学部生で愛媛で建築を学んでみたい方も歓迎します。

4.地域に開かれた拠点「ミツてらす」
三津浜は愛媛県松山市の海の玄関口として古い町並みが残るエリアで近年は多くの移住者や個性的な店舗が注目を集めています。
私たちはその三津浜商店街の中の建物を改装して「ミツてらす」と名付け上階を事務所に、1階を地域開放スペースとすることで設計活動と並行して「場」を企画・運営しています。
スタートしたばかりですが、建築に欠かせない企画運営の知見を蓄積しながら地域コミュニティの一員として三津浜で働くことを楽しんでいます。

【ap編集長の建築探索】vol.007 木村松本建築設計事務所「house S / shop B・ba hutte.」
【ap編集長の建築探索】vol.007 木村松本建築設計事務所「house S / shop B・ba hutte.」 photo©rem goto

「ap編集長の建築探索」は、23年の歴史ある建築ウェブメディア「アーキテクチャーフォト」の編集長である後藤連平が、訪問した建築を紹介する連載シリーズです。論考のようなかっちりとした形式ではなく、現地で感じた雰囲気や空気感が伝わるような“ライブ感”のある文体で綴ります。読者の皆様も自身が建築を体験するように読んでいただければ幸いです。


木村松本建築設計事務所「house S / shop B・ba hutte.」

TEXT:後藤連平

 
木村松本建築設計事務所による、京都市の修学院に建つ「house S / shop B・ba hutte.」を見てきた。

どうしてもスケジュールが合わず、お店のオープンの時間に伺えなかったのは、非常に残念だけれど、このプロポーションとヴォリューム感は、この建築の重要な特徴のひとつだと思うので、実際に現地で見られたのは非常によかった。

写真で見ていた時は、その特殊なプロポーションから実際に見てどのように感じるのか想像がつかなかったのだけれど、訪問してみるとその敷地に自然にピタッと収まっている感覚があって驚いた。そして、その重量感を感じさせない素材選びも相まって、敷地にそっと置かれたような軽い存在感。でも、視覚的な透明性が生む軽さとは異なる、良い意味での存在感の軽さを感じた。

外部における建築の要素はかなり絞られているのだけれど、開口部の配置とつくりがとても面白い。
木の構造体をあえて見せるかのように引き違いの窓が取り付けられていたりする。開閉における不便さはもちろんあるのだと思うのだけれど、ファサードや内部空間におけるあるべき開口の位置や大きさという視点と、架構のルールを敢えて整合性をとらないことによって(いや、むしろこうなるように整合させている)、ファサードに三次元的な奥行き感や、内部に対する想像力が非常に喚起される、、、!

妹島和世と西沢立衛のSANAAが設計を手掛ける「ロスコ・ルーム」のデザイン構想が公開。同じくSANAAが手掛ける、国際文化会館の新西館の地下に常設展示室としてつくられる
妹島和世と西沢立衛のSANAAが設計を手掛ける「ロスコ・ルーム」のデザイン構想が公開。同じくSANAAが手掛ける、国際文化会館の新西館の地下に常設展示室としてつくられる
妹島和世と西沢立衛のSANAAが設計を手掛ける「ロスコ・ルーム」のデザイン構想が公開。同じくSANAAが手掛ける、国際文化会館の新西館の地下に常設展示室としてつくられる © 1998 Kate Rothko Prizel & Christopher Rothko / ARS, New York / JASPAR, Tokyo G4115

妹島和世と西沢立衛のSANAAが設計を手掛ける「ロスコ・ルーム」のデザイン構想が公開されました。
同じくSANAAが手掛ける、国際文化会館の新西館の地下に常設展示室としてつくられます。新西館の完成は2030年を予定されています。
SANAAは、DIC川村記念美術館、アメリカのロスコ・チャペル、イギリスののテート・モダンのロスコ空間を実際に訪問して、作品と空間の在り方について理解を深めたとのことです。

SANAAによるコメント

このたび国際文化会館の新西館建設計画の一環として、シーグラム壁画を展示するロスコ・ルームの設計に関わる機会に恵まれ、たいへん光栄に思います。静かな展示環境の中、そこを訪れる人々が作品と深く向き合える場となるよう、設計を進めてまいります。

【引用元サイト名】

デザインコンセプト

庭園から連続するアプローチ

「ロスコ・ルーム」へは、新設される緑豊かなエントランス庭園に囲まれたエントランスホール、自然光を感じることのできる地下のメディテーションスペースからアプローチします。国際文化会館新西館建設計画(仮称)のメインコンセプトの一つである親自然空間体験と、「ロスコ・ルーム」の単独的な空間体験のふたつを両立させ、ひと続きの体験となる構成を目指します。

展示室の中で独立した空間

「ロスコ・ルーム」は、地下の展示室内にあります。他の展示と連続しながらも、独立した場となるように計画します。「ロスコ・ルーム」自体が明確な存在感を持ち、訪れる人に象徴的な体験をもたらす空間を目指します。

リリーステキストより

以下の画像は拡大して閲覧可能です。

【ap job更新】 仲建築設計スタジオが、設計スタッフ(2026年新卒・既卒)を募集中
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【ap job更新】 仲建築設計スタジオが、設計スタッフ(2026年新卒・既卒)を募集中金沢美術工芸大学(共同設計)

仲建築設計スタジオの、設計スタッフ(2026年新卒・既卒)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

設計スタッフ(正社員)を募集します

仲建築設計スタジオでは、設計スタッフ(正社員)を募集します。募集人数は2名程度です。

わたしたちは、地域社会のための建築をつくっています。手がける建築はさまざまで、規模、用途、新築/改修など多彩ですが、いずれも地域社会を意識して、提案し、実現してきました。
ここでは共同代表の仲と宇野だけでなく、スタッフも「一人ひとりが建築家」です。自由闊達な議論をかわしながら建築を設計し、そして実現させます。このような創造の環境に加わりたいという意欲的な方を募集します。

【わたしたちが大切にしていること】
わたしたちは、「建築を提案し、実現し、持続させること」を大切にしています。


・提案
建築のデザインを通して、地域社会に関わりたいと考えます。そのための方法論としてプログラムアプローチと環境アプローチを実践してきましたが、プロジェクトによってはこれら2つのアプローチを統合したいと考えています。一緒に探求したい方を歓迎します。


・実現
提案を実現することに最大の価値と歓びを見出します。建築はひとりでは完成しません。事務所内はもちろん、異なる分野の方々とのコミュニケーションが重要です。そんなコミュニケーションの輪に参加したい方を歓迎します。建築の社会性を意識しながら、技術とプロセスを身につけられるでしょう。
・持続
われわれの実践は、日常生活の場である建築を、社会的・環境的な循環の中に位置づけることに他なりません。そのため、たとえば「経済」のように、いままではソフトだと考えられていた部分にも興味を持っています。持続可能な地域社会についての研究・提案は、財団や企業との共同研究という形を取ることもあります。

MADによる、中国の「麗水空港」。谷地を大規模造成して建設。周囲の景観から直接的な着想を得て、地形と一体化して山々の中に佇む“白い鳥”の様な建築を考案。交通拠点であると共に日常と繋がる市民的で心理的な転換の場にもなる空間も志向
MADによる、中国の「麗水空港」。谷地を大規模造成して建設。周囲の景観から直接的な着想を得て、地形と一体化して山々の中に佇む“白い鳥”の様な建築を考案。交通拠点であると共に日常と繋がる市民的で心理的な転換の場にもなる空間も志向 photo by CreatAR Images
MADによる、中国の「麗水空港」。谷地を大規模造成して建設。周囲の景観から直接的な着想を得て、地形と一体化して山々の中に佇む“白い鳥”の様な建築を考案。交通拠点であると共に日常と繋がる市民的で心理的な転換の場にもなる空間も志向 photo by Arch Exist
MADによる、中国の「麗水空港」。谷地を大規模造成して建設。周囲の景観から直接的な着想を得て、地形と一体化して山々の中に佇む“白い鳥”の様な建築を考案。交通拠点であると共に日常と繋がる市民的で心理的な転換の場にもなる空間も志向 photo by CreatAR Images
MADによる、中国の「麗水空港」。谷地を大規模造成して建設。周囲の景観から直接的な着想を得て、地形と一体化して山々の中に佇む“白い鳥”の様な建築を考案。交通拠点であると共に日常と繋がる市民的で心理的な転換の場にもなる空間も志向 photo by CreatAR Images

MADが設計した、中国の「麗水空港」です。
谷地を大規模造成して建設されました。建築家は、周囲の景観から直接的な着想を得て、地形と一体化して山々の中に佇む“白い鳥”の様な建築を考案しました。また、交通拠点であると共に日常と繋がる市民的で心理的な転換の場にもなる空間も志向しました。


こちらはリリーステキストです(翻訳:アーキテクチャーフォト / 原文は末尾に掲載)

山岳空港|MADによるセッコウ省の麗水空港が正式にオープン

MADが設計を手がけたセッコウ省の麗水空港が正式に運用を開始し、同地域の中国国内航空ネットワークへの初の直接的な接続となりました。2008年に始動し、17年にわたる計画と建設を経て完成した本プロジェクトは、セッコウ省南西部の山間地域にとって新たな章の始まりを告げるものです。

麗水中心部から南西約15キロメートルの場所に位置する空港は、大規模な造成によって形成された低山帯と丘陵地の谷に位置しています。建設には大規模な土工事が必要とされ、場所によっては切土と盛土の高低差が最大で約100メートルに達しました。その結果、麗水空港は中国東部において、地形条件が最も複雑な空港プロジェクトの一つに数えられています。

空港用地の面積は2,267ヘクタールに及びます。ターミナルビルは約12,000㎡あり、航空機用の駐機スポットを8か所備えています。初期段階では、この空港は年間最大100万人の旅客に対応するほか、4,000トンの貨物取扱能力を備える計画です。

伝統的に純粋な機能インフラとして構想されてきた空港は、日常の都市生活からしばしば切り離されています。麗水空港において、MADは従来とは異なるモデルを提案しています。それは、交通拠点であると同時に、市民的な空間であり、生態的なランドマークであり、さらに旅行の移動の中で旅行者にひとときの落ち着きをもたらす心理的な転換の場としても機能する空港です

建築コンセプトは、周囲の景観から直接着想を得ています。ターミナルは敷地の自然な等高線に沿っており、なだらかに傾斜するその形態は地形と一体化しています。柔らかく連続するヴォリュームと流動的な形態によって、この建物に山々と森の中に静かに佇む白い鳥の姿を与えています。

ターミナルの二重構造の屋根は銀白色のアルミニウムパネルで覆われており、変化する光や天候に呼応する、コンパクトでありながら表情豊かなシルエットを生み出しています。その屋根の輪郭は、霧に包まれた丘や飛翔する鳥のイメージを想起させ、この建築を孤立した物体としてではなく、より広い景観の一部として認識させています。

マ・ヤンソンは次のように説明しています。「明るく開放的な内部空間をつくり出すため、温かみのある色調と自然な質感をもつ素材を用いました。1.5層のレイアウトを採用することで、空港全体をコンパクトに保ちつつ、日常的な快適性を支え、自然との対話を可能にしています」

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