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スミルハン・ラディックによる、チリ・ミジャウエのワイナリー。プリツカー賞受賞建築家の代表作のひとつで2013年に完成。起伏のある地形の敷地において、水平に広がり“谷のスケールに溶け込む”建築を考案。内部では生産・貯蔵・試飲が“連続した空間の流れ”として展開
スミルハン・ラディックによる、チリ・ミジャウエのワイナリー。プリツカー賞受賞建築家の代表作のひとつで2013年に完成。起伏のある地形の敷地において、水平に広がり“谷のスケールに溶け込む”建築を考案。内部では生産・貯蔵・試飲が“連続した空間の流れ”として展開Vik Millahue Winery photo courtesy of Cristobal Palma
スミルハン・ラディックによる、チリ・ミジャウエのワイナリー。プリツカー賞受賞建築家の代表作のひとつで2013年に完成。起伏のある地形の敷地において、水平に広がり“谷のスケールに溶け込む”建築を考案。内部では生産・貯蔵・試飲が“連続した空間の流れ”として展開Vik Millahue Winery photo courtesy of Cristobal Palma
スミルハン・ラディックによる、チリ・ミジャウエのワイナリー。プリツカー賞受賞建築家の代表作のひとつで2013年に完成。起伏のある地形の敷地において、水平に広がり“谷のスケールに溶け込む”建築を考案。内部では生産・貯蔵・試飲が“連続した空間の流れ”として展開Vik Millahue Winery photo courtesy of Cristobal Palma
スミルハン・ラディックによる、チリ・ミジャウエのワイナリー。プリツカー賞受賞建築家の代表作のひとつで2013年に完成。起伏のある地形の敷地において、水平に広がり“谷のスケールに溶け込む”建築を考案。内部では生産・貯蔵・試飲が“連続した空間の流れ”として展開Vik Millahue Winery photo courtesy of Cristobal Palma

スミルハン・ラディックによる、チリ・ミジャウエの、ワイナリー「Vik Millahue Winery」です。
プリツカー賞受賞建築家の代表作のひとつで2013年に完成しました。建築家は、起伏のある地形の敷地において、水平に広がり“谷のスケールに溶け込む”建築を考案しました。また、内部では生産・貯蔵・試飲が“連続した空間の流れ”として展開します。
アーキテクチャーフォトでは、スミルハン・ラディックの2026年のプリツカー賞受賞を特集記事として紹介しています。


こちらはプロジェクトに関するテキストです(翻訳:アーキテクチャーフォト / 原文は末尾に掲載)

起伏のある地形の中に埋め込まれるようにして、この建物は周囲の上にそびえ立つのではなく水平方向に広がり、谷のスケールの中に溶け込んでいます。

内部では、生産、貯蔵、試飲が連続した空間の流れとして展開しています。コンクリートの擁壁と厚みを持たせた構造面が地盤を安定させる一方で、調整された光と温度が発酵および貯蔵を促進しています。パブリックスペースは、陰影のある内部から耕作された畑を見渡す高台のテラスへと移行しながら、段階的に展開していきます。

ラディックは、構造と配置の調整を通して、広がりを安定させるために静かに介入しています。

【ap job更新】 住宅から万博パビリオンや家具まで手掛け、領域を横断して活動する「the design labo」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2025年新卒)を募集中
【ap job更新】 住宅から万博パビリオンや家具まで手掛け、領域を横断して活動する「the design labo」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2025年新卒)を募集中
【ap job更新】 住宅から万博パビリオンや家具まで手掛け、領域を横断して活動する「the design labo」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2025年新卒)を募集中大阪・関西万博パビリオン

住宅から万博パビリオンや家具まで手掛け、領域を横断して活動する「the design labo」の、設計スタッフ(経験者・既卒・2026年新卒)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

株式会社the design laboは、建築設計を軸に、インテリア、家具、プロダクト、展示、グラフィックまでを横断して手がける総合デザインオフィスです。
私たちが目指しているのは、単に建物を設計することではなく、空間と体験、使われ方、そこで生まれる空気まで含めて一つのデザインとして立ち上げることです。

住宅や集合住宅、店舗、文化施設といった建築設計・監理業務に加え、そこで使われる家具や什器、展示空間、グラフィックデザイン、さらには海外メゾンとの協業など、プロジェクトの射程は多岐にわたります。建築だけに閉じず、領域を越えながら質の高いものづくりに取り組みたい方にとって、日々の実務から得られるものが多い環境です。

現在、戸建住宅、集合住宅、店舗、文化施設などの建築設計・監理業務に加え、国内外のブランドや企業との協業、展示会・インスタレーションの企画設計など、複数のプロジェクトが同時進行しています。
設計の一部だけを切り出して担当するのではなく、企画、基本設計、実施設計、監理、クライアントとの対話、場合によっては家具や細部のデザインまで、一貫して関わる機会があります。

今回募集するのは、こうしたプロジェクトを共に推進してくださる設計スタッフです。
整った分業組織の一員として働くよりも、思考し、手を動かし、対話しながら、設計者として総合力を磨きたい方を歓迎します。
建築を主軸にしながらも、ものづくり全般に強い関心を持ち、自ら提案し、前に進めていける方とご一緒したいと考えています。

手塚貴晴+手塚由比による書籍『建築のすすめ』をプレビュー。プレゼント企画も実施。建築学生や若い設計者に向けて自らの経験を“惜しみなく伝える”内容。検討スケッチや詳細図から卒業設計まで、初公開の貴重資料を多数収録
手塚貴晴+手塚由比による書籍『建築のすすめ』をプレビュー。プレゼント企画も実施。建築学生や若い設計者に向けて自らの経験を“惜しみなく伝える”内容。検討スケッチや詳細図から卒業設計まで、初公開の貴重資料を多数収録書影

手塚貴晴+手塚由比による書籍『建築のすすめ』をプレビューします。
また、本書籍を抽選でプレゼントいたします。建築学生や若い設計者に向けて自らの経験を“惜しみなく伝える”内容です。検討スケッチや詳細図から卒業設計まで、初公開の貴重資料を多数収録しています。
プレゼント企画の応募締切は、2026年5月8日(金)13時まで(お申込みにはGoogleアカウントが必要になります)。こちらのフォームからご応募ください。厳正な抽選を行い当選された方にはメールにてご連絡いたします(メール送付を当選発表にかえさせていただきます)。本書籍のオンラインでの販売ページはこちら(amazon)。

建築を学ぶ学生や若手設計者へ
自らの経験を惜しみなく伝える手塚流“建築のすすめ”

「ふじようちえん」や「副島病院」「屋根の家」「新島学園短期大学講堂-新島の森」「風姿」「希望のまち」などの詳細図やスケッチ、そして二人の卒業設計まで。初公開の貴重資料を多数収録。

当時すべて手塚貴晴の手描きだったという処女作「副島病院」の実施図面に加え、「屋根の家」「風姿」「新島学園短期大学講堂-新島の森」「希望のまち」などの検討スケッチや詳細図、そして「ふじようちえん」設計中のスケッチやドローイングなど、初公開の貴重資料を大ヴォリュームで収録。さらには二人の卒業設計、旅のスケッチまで掲載されており、手塚建築ファン必携の一冊です(図面やスケッチが見開きやすい糸かがりの製本仕様)。

「建築家は幸せな仕事である。よき建築をつくれば、よい水とよい空気を得て健康に子どもが育つように、社会を幸せへと導ける。しかし一人の力は限られている。思想を伝えたい。いままで出会った若者たち。彼らが紡ぐ未来が見えた。」

―手塚貴晴+手塚由比(あとがきに代えてより)

リリーステキストより

以下に、プレビュー画像を掲載します。

フォルム・木村浩一建築研究所による、大阪市の「Room 1101」。最上階の住戸をセカンドハウスに改修。施主の“非日常の空間”という要望に、フロストガラスのスクリーンで“光と影の視覚体験”を創出する空間を考案。静かに自身と向き合い多忙な日常をリセットできる場も意図
フォルム・木村浩一建築研究所による、大阪市の「Room 1101」。最上階の住戸をセカンドハウスに改修。施主の“非日常の空間”という要望に、フロストガラスのスクリーンで“光と影の視覚体験”を創出する空間を考案。静かに自身と向き合い多忙な日常をリセットできる場も意図リビングからホールを見る。 photo©山内紀人
フォルム・木村浩一建築研究所による、大阪市の「Room 1101」。最上階の住戸をセカンドハウスに改修。施主の“非日常の空間”という要望に、フロストガラスのスクリーンで“光と影の視覚体験”を創出する空間を考案。静かに自身と向き合い多忙な日常をリセットできる場も意図「ギャラリー」 photo©山内紀人
フォルム・木村浩一建築研究所による、大阪市の「Room 1101」。最上階の住戸をセカンドハウスに改修。施主の“非日常の空間”という要望に、フロストガラスのスクリーンで“光と影の視覚体験”を創出する空間を考案。静かに自身と向き合い多忙な日常をリセットできる場も意図左:「ギャラリー」、右:リビング。夜景 photo©山内紀人

フォルム・木村浩一建築研究所が設計した、大阪市の「Room 1101」です。
最上階の住戸をセカンドハウスに改修する計画です。建築家は、施主の“非日常の空間”という要望に、フロストガラスのスクリーンで“光と影の視覚体験”を創出する空間を考案しました。また、静かに自身と向き合い多忙な日常をリセットできる場も意図されました。

都心のマンションをセカンドハウスとして活用するためのリノベーション。

クライアントから「用途を限定しない非日常の空間で暮らしたい」という要望に応え、まず開口部のデザインに注力した。

建築家によるテキストより

部屋はマンション最上階の11階に位置し、特徴的な約5メートルの吹き抜けを持つ室内には、様々な形状の大きな窓がランダムに配置されていた。煩雑に差し込む自然光をコントロールするため、新たに壁とフロストガラスのスクリーンを設け、室内に新たな光と影の視覚体験をもたらした。壁から40cm離して設置されたスクリーンは窓の存在を曖昧にし、光を受け止める“光の壁”となる。

夜になると、間接照明の柔らかな拡散光が空間に豊かな彩りを添える。さらにスクリーンを分節する垂れ壁を鏡貼りとすることで、フレームの連なりが鏡に映り込み、視覚的な広がりと奥行きを感じられる空間となった。

建築家によるテキストより

玄関ホールには、ガラスブロックの前に奥行きを持たせた壁を設け、その中にフロストガラスを嵌め込むことで、光をより柔らかく拡散させた。フロストガラス越しに浮かび上がるガラスブロックのグリッドが、空間に豊かなニュアンスを与えている。

そのガラスの前には、クライアントが収集したファッションブランドの服をアートとして展示し、光によってそのシルエットが際立つように演出している。また、天井の一部を躯体現しとすることで、天井の高さを確保しつつ、空間に表情を加えた。 壁一面には、大人数の来客もくつろげるベンチソファを設け、空間に抜け感を与えている。

建築家によるテキストより
槇総合計画事務所による建築展「Vernacular Humanism / 人と社会と建築と」。槇文彦が創設し60周年を迎えた設計事務所の展覧会。同事務所設計の建築を会場に、未発表作品や進行中計画も含む145作品を紹介
槇総合計画事務所による建築展「Vernacular Humanism / 人と社会と建築と」。槇文彦が創設し60周年を迎えた設計事務所の展覧会。同事務所設計の建築を会場に、未発表作品や進行中計画も含む145作品を紹介会場風景 photo©ナカサアンドパートナーズ
槇総合計画事務所による建築展「Vernacular Humanism / 人と社会と建築と」。槇文彦が創設し60周年を迎えた設計事務所の展覧会。同事務所設計の建築を会場に、未発表作品や進行中計画も含む145作品を紹介会場風景 photo©ナカサアンドパートナーズ
槇総合計画事務所による建築展「Vernacular Humanism / 人と社会と建築と」。槇文彦が創設し60周年を迎えた設計事務所の展覧会。同事務所設計の建築を会場に、未発表作品や進行中計画も含む145作品を紹介会場風景 photo©ナカサアンドパートナーズ
槇総合計画事務所による建築展「Vernacular Humanism / 人と社会と建築と」。槇文彦が創設し60周年を迎えた設計事務所の展覧会。同事務所設計の建築を会場に、未発表作品や進行中計画も含む145作品を紹介会場風景 photo©ナカサアンドパートナーズ

槇総合計画事務所による建築展「Vernacular Humanism / 人と社会と建築と」です。
槇文彦が創設し60周年を迎えた設計事務所の展覧会です。同事務所設計の建築“BLUE FRONT SHIBAURA TOWER S”を会場に、未発表作品や進行中計画も含む145作品を紹介します。展示会期は、2026年4月5日まで。展覧会の公式ページはこちら

槇総合計画事務所は2025年4月に創立60周年を迎えました。私たちは、1960年代から今日まで、都市と建築の関係に向き合いながら、国内外で145のプロジェクトに携わってきました。本展はその歩みを手がかりに、建築という行為を通して私たちが社会に何を届けてきたのか、そしてこれから何を担いうるのかを改めて問い直すものです。

タイトル「Vernacular Humanism」は、創設者の槇文彦が長年重ねてきた建築思想に由来します。建築を単なる造形としてではなく、人間の身体・ふるまい・感情に寄り添い、人々が暮らし、集い、関係を築くための空間を生み出す営みとして捉える姿勢を、60年の実践を通して示します。

展示は、模型・パネル・映像などで構成し、これまでの実践から見出してきた社会における建築のあり方や、環境や人との対話といった視点から紹介します。会場となる〈BLUE FRONT SHIBAURA TOWER S〉は、弊所が設計を担当し2025年に竣工した最新作であり、これまでの思想と技術を凝縮した建築です。その空間で60年の軌跡をたどることは、過去の回顧にとどまらず、現在から次の時代へと視座をひらく試みでもあります。

リリーステキストより
内藤廣建築設計事務所による、東京・世田谷区の「多摩美術大学 上野毛キャンパス新棟」。講義室・ギャラリー・講堂などを内包する施設。“雨露を凌ぐ清朗な覆い”となる大屋根があり、“競い合い、絆を結ぶ”ための交流テラスを備えた建築を考案。講堂は目に止まるように“お椀を伏せた”様な形態とする
内藤廣建築設計事務所による、東京・世田谷区の「多摩美術大学 上野毛キャンパス新棟」。講義室・ギャラリー・講堂などを内包する施設。“雨露を凌ぐ清朗な覆い”となる大屋根があり、“競い合い、絆を結ぶ”ための交流テラスを備えた建築を考案。講堂は目に止まるように“お椀を伏せた”様な形態とする外観、北側の交差点から見る。 photo©architecturephoto
内藤廣建築設計事務所による、東京・世田谷区の「多摩美術大学 上野毛キャンパス新棟」。講義室・ギャラリー・講堂などを内包する施設。“雨露を凌ぐ清朗な覆い”となる大屋根があり、“競い合い、絆を結ぶ”ための交流テラスを備えた建築を考案。講堂は目に止まるように“お椀を伏せた”様な形態とする1階、左:本部棟、正面:ガレリア、右:講堂 photo©architecturephoto
内藤廣建築設計事務所による、東京・世田谷区の「多摩美術大学 上野毛キャンパス新棟」。講義室・ギャラリー・講堂などを内包する施設。“雨露を凌ぐ清朗な覆い”となる大屋根があり、“競い合い、絆を結ぶ”ための交流テラスを備えた建築を考案。講堂は目に止まるように“お椀を伏せた”様な形態とする1階、講堂 photo©architecturephoto
内藤廣建築設計事務所による、東京・世田谷区の「多摩美術大学 上野毛キャンパス新棟」。講義室・ギャラリー・講堂などを内包する施設。“雨露を凌ぐ清朗な覆い”となる大屋根があり、“競い合い、絆を結ぶ”ための交流テラスを備えた建築を考案。講堂は目に止まるように“お椀を伏せた”様な形態とする5階、バルコニー photo©architecturephoto
内藤廣建築設計事務所による、東京・世田谷区の「多摩美術大学 上野毛キャンパス新棟」。講義室・ギャラリー・講堂などを内包する施設。“雨露を凌ぐ清朗な覆い”となる大屋根があり、“競い合い、絆を結ぶ”ための交流テラスを備えた建築を考案。講堂は目に止まるように“お椀を伏せた”様な形態とする5階、バルコニー photo©architecturephoto

内藤廣建築設計事務所が設計した、東京・世田谷区の「多摩美術大学 上野毛キャンパス新棟」です。
講義室・ギャラリー・講堂などを内包する施設の計画です。建築家は、“雨露を凌ぐ清朗な覆い”となる大屋根があり、“競い合い、絆を結ぶ”ための交流テラスを備えた建築を考案しました。また、講堂は目に止まるように“お椀を伏せた”様な形態としています。

内藤廣によるテキスト

設計に取り掛かった時に、青柳正規理事長からメモ書きをいただきました。

「雨露を凌ぎ、凍てることなく鉛筆が持て、熱中症の心配なく、友と師とふれ合い、競い合い、絆を結ぶことのできる 清朗な覆いさえあればいい」
これが設計に託された内容であり、この建物のコンセプトです。

近年、建設費が高騰していますが、そんな中、質実剛健な建物を要望されたのだと思いました。
上野毛キャンパスの中心となる本部棟。仕上げは簡素ですが、その代わり教室などの天井を可能な限り高くとっています。こうすれば、将来の転用もやりやすいし、冷暖房としてもゆとりのある空間になります。「凍てることなく鉛筆が持て、熱中症の心配なく」おおらかな空間です。各階の周囲にはバルコニーを廻らせています。これは、内部空間にゆとりをもたらすとともに、緊急時の避難にも役立ちます。

1階のギャラリーは天井を高く取り、さまざまな利用ができるようになっています。ここは表通りである環状8号線に向けて開かれており、いわば上野毛キャンパスのショーケースのような空間になります。

最上階の5階は、執行部と事務関係が入りますが、一番眺めの良い中庭を望める空間には学生サロン(交流テラス)を設けています。「友と師とがふれ合い、競い合い、絆を結ぶ」空間がここに出現します。
そしてこの上に、「雨露を凌ぐ清朗な覆い」である建物全体を覆う大屋根が掛かっています。

本部棟の隣にある講堂。ここは大きな交差点の角に面しています。大通りの人や車から目に止まるような建物にしてほしい、これも理事長からの要望でした。お椀を伏せたような個性的な建物です。

この屋根の下、学生たちが集い、演劇や音楽などの催しができる空間です。ギャラリーが開放的なのとは対照的に、こちらは、守られ、包み込まれるような空間になっています。

本部棟と講堂は、多摩美術大学の未来に新しい刻印を刻む建物になると思っています。大学のモットーである「自由と意力」の旗印のもと、ここが新たな教育と文化創造の拠点になることを期待しています。

リリーステキストより
辻琢磨による連載エッセイ “‘自邸’を動かす” 第2回「外構と玄関周りの改修 / 庭のように家が動くには」
辻琢磨による連載エッセイ “‘自邸’を動かす” 第2回「外構と玄関周りの改修 / 庭のように家が動くには」

アーキテクチャーフォト編集長の後藤連平さんから断続的にやっている自邸の改修が面白そうなので連載を書いてみませんか、と言われたのは渡辺事務所修行記(川の向こう側で建築を学ぶ日々)の連載が終盤に差し掛かったころだった。

小さな、部分的な改変が面白いので、部分に着目して一回ずつを構成していくのはどうか、という編集長の意図がまずあった。前回も感じたが、連載を数年に渡って書かせてもらうというのはとても得難い経験で、その時その時自分が考えていることをそのまま書くと、振り返って見た時に、こういう反応があったとか、自分の思考もこうだったんだとか、切り口やテーマが連続するからこそ見えてくる時間軸上の差異が分かりやすい。

今回、テーマは自邸の改修である。
前回のように他者の活動をレポートする、というよりもっと直接に自分の当事者性が現れるだろう。自らがクライアントであるというプライベートな条件だからこそ、この連載を通して、私性を超えてその社会的意義や建築の可能性を見出だせるような学びを自分にも期待している。

その学びに、時間と興味のある方は今回も数年間、お付き合いいただければと思います。

 


 
外構と玄関周りの改修 / 庭のように家が動くには

text:辻琢磨

 
 
ずいぶんと筆が止まってしまったが、ようやく2回目を書き始められる。1回目のエッセイ「少しずつ建てる、広々と住まう、ゆっくり考える」から3年も経ってしまったが、このエッセイ自体もゆっくり進めているということでご理解ください。

初回は、この家に住み始めた経緯と、少しずつ家をつくる理由として①住宅ローン、②成熟社会の余剰、③動きとしての建築、④広々と住まうという4つのトピックを挙げ導入とした。今回からは具体的にどのように改修が進んでいったかを時系列になるべく沿って説明していきたい。

住み始めたのは2018年で、最初は二階を事務所スペースとすべく間仕切り壁を解体したところから始まった。※1
その後住みながら家具を移動したり襖を外したり自分たちでできることは自分たちで行いながら少しずつ家が動き始めた。時系列で手を入れた箇所をまとめると下記のようになる。

辻琢磨による連載エッセイ “‘自邸’を動かす” 第2回「外構と玄関周りの改修 / 庭のように家が動くには」工事の履歴 image©辻琢磨建築企画事務所

黄色の網掛けの部分はDIYではなく大工さんや業者さんに工事を任せた部分だ。自分も現代技術の発達と木造の大工技術の蓄積の恩恵にあやかり、インパクトドライバや丸鋸、釘抜き程度であれば少しは使えるので、小規模な解体や棚程度であればつくれるが、自分より大きな構築物やコンクリートや金属相手になると自分の施工技術の範疇をはるかに超えるので、入居した初期の門扉とカーポートの解体は業者さんに任せることになった。

※1 自邸があるこのエリアは開発が抑制される市街化調整区域で、兼用事務所利用には用途制限があるものの、市街化調整区域に指定される前から宅地であった土地である「線引前宅地」にあたり、浜松市では線引前宅地では第2種低層住居専用地域に建築できる用途(延べ床面積の1/2以上を居住用の用に供した50㎡以下の事務所・工房)は認められており、その条件に則った工房付き事務所兼住宅として2023年に都市計画法上の用途変更を行った。

門扉はコンクリートの塀とゴロゴロと引くタイプのゲートでできていて、祖父や祖母が毎朝晩開け締めしていた記憶がかすかにある。カーポートはおそらくアルミ形材の構造にポリカーボネートの半透明の面材で構成される、片持ち柱の屋根だった。二世帯で住んでいた私の父の車が停められていた場所である。思い返せば、住み始めてから、車で毎日道路から出入りするときに門扉とカーポートが気になっていたのだと思う。ここからここは自分の敷地ですと表明して得られる安全性と、雨に濡れたくないという合理性よりも、立派な庭をすっきりさせたいという思いも勝ったのだろう。

結果的に、ここから、40年弱かけて段階的に家の外側に纏わりついたごく小規模な構築物(倉庫や物干し屋根、バルコニー、塀等)をとにかく減築していくことになるのだが、その最初が道路側の入口に位置する門扉とカーポートであった。
ただ、その後の減築はこのタイミングでは想定しておらず、完全に見切り発車で自邸を動かす行為がスタートした。

【ap job更新】 調査と研究に基づく計画と、質の高いデザインを統合した設計を行う「岡田新一設計事務所」が、設計スタッフ(2027年新卒)を募集中
【ap job更新】 調査と研究に基づく計画と、質の高いデザインを統合した設計を行う「岡田新一設計事務所」が、設計スタッフ(2027年新卒)を募集中
【ap job更新】 調査と研究に基づく計画と、質の高いデザインを統合した設計を行う「岡田新一設計事務所」が、設計スタッフ(2027年新卒)を募集中北茨城市立磯原中学校

調査と研究に基づく計画と、質の高いデザインを統合した設計を行う「岡田新一設計事務所」の、設計スタッフ(2027年新卒)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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岡田新一設計事務所は、新卒(2027年4月入社)スタッフを募集しています。

【株式会社岡田新一設計事務所について】
建築を通して、社会の質を高める。
私たちは建築を単なる「かたち」ではなく、人々の営みや都市の文脈と深く関わるものとして捉えています。公共建築を中心に、地域や社会に長く寄与する空間づくりに取り組んできました。
一つひとつのプロジェクトに誠実に向き合い、思考を重ねながら建築の質を高めていく。
そのプロセスに共感し、共に学び、成長しながら設計に取り組んでいける仲間を募集しています。

【求める人材】
・建築の社会的役割に関心を持ち、主体的に学び続けられる方
・論理的に考え、丁寧に設計を積み上げられる方
・対話を大切にし、チームでの設計に取り組める方

【ap job更新】 KIAS イシダアーキテクツスタジオが、建築意匠設計スタッフ(経験者・既卒・2026年新卒)と 事務広報を募集中
【ap job更新】 KIAS イシダアーキテクツスタジオが、建築意匠設計スタッフ(経験者・既卒・2026年新卒)と 事務広報を募集中
【ap job更新】 KIAS イシダアーキテクツスタジオが、建築意匠設計スタッフ(経験者・既卒・2026年新卒)と 事務広報を募集中積葉の家

KIAS イシダアーキテクツスタジオの、建築意匠設計スタッフ(経験者・既卒・2026年新卒)と 事務広報 募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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KIAS イシダアーキテクツスタジオでは建築意匠設計スタッフを募集いたします。

イシダアーキテクツスタジオ(KIAS)は建築家、石田建太朗の主宰する建築設計事務所です。
軽井沢の「積葉の家」が英国のAR House Award 2020の優秀賞を受賞するなど海外メディアからも高い評価を受けています。日本のみならず海外へと活動の領域を広げていくなか、私たちの仲間として参加してくれるメンバーを募集いたします。

現在、沖縄の美術館やマドリードのワイナリーのパヴィリオン、そして京都のギャラリーなどのプロジェクトが進行中です。
私たちはその敷地の歴史や気候風土そして環境を丁寧に読みとり、その文脈に呼応したデザインを創り上げていくを大切にしています。その思想が素材のスケールや空間の設えに大きく影響することによって人を豊かにする美しい建築が成立すると信じています。

その思想を形にしていくとき、Rhino3D、V-Ray、Enscapeなどのソフトウェアや模型などを使いデザインのスタディを進め、デジタルモデリングのデータを実施設計や現場に反映することにより造形力の高い建築作品も実現可能にしています。

20-30代のスタッフを中心とした明るい職場環境で、助け合いながら知識を吸収することができます。責任を持って誠実に建築設計から監理まで取り組んでいける方、今までにない新しいデザインに挑戦する仲間として参加してくれる方をお待ちしています!

隈研吾の15年に渡る活動を記録したドキュメンタリー映画「粒子のダンス」の予告動画。隈に大学で学んだ岡博大の監督作品

隈研吾の15年に渡る活動を記録したドキュメンタリー映画「粒子のダンス」の予告動画です。
隈に大学で学んだ岡博大の監督作品。東京・渋谷のシアター・イメージフォーラムで公開中(2026年3月20日時点での情報)。映画の公式サイトはこちら

建築家・隈研吾の15年間の歩みを記録したドキュメンタリー映画。大学時代の恩師である隈氏の英智を後世へ継承しようと、教え子である岡博大監督が自らカメラを手にして独学で自主制作。世界16カ国80以上の建築プロジェクトが登場する。東日本大震災「3.11」に伴う東北での復興プロジェクトをはじめ、東京2020大会、コロナ禍などの中で、絶えず新たな建築のあり方を問いかける隈氏の日常の旅姿や東京大学での建築教育の様子などを、俳句のような断片的映像をつむいで描いた連句的作品。

チラシより

以下に、映画のスチール写真などを掲載します。

建築家の丹下健三による代表作を読み解く書籍『国立代々木競技場|未来への継承』をプレビュー。プレゼント企画も実施。当初の設計や建設工事に加えて、60年にわたる“維持保全”と“改修”にも焦点を当てる内容。技術者たちの貴重な証言も収録
建築家の丹下健三による代表作を読み解く書籍『国立代々木競技場|未来への継承』をプレビュー。プレゼント企画も実施。当初の設計や建設工事に加えて、60年にわたる“維持保全”と“改修”にも焦点を当てる内容。技術者たちの貴重な証言も収録

建築家の丹下健三による代表作を読み解く書籍『国立代々木競技場|未来への継承』をプレビューします。
また、本書籍を抽選でプレゼントいたします。当初の設計や建設工事に加えて、60年にわたる“維持保全”と“改修”にも焦点を当てる内容です。また、技術者たちの貴重な証言も収録しています。
プレゼント企画の応募締切は、2026年4月27日(月)9時まで(お申込みにはGoogleアカウントが必要になります)。こちらのフォームからご応募ください。厳正な抽選を行い当選された方にはメールにてご連絡いたします(メール送付を当選発表にかえさせていただきます)。本書籍のオンラインでの販売ページはこちら(amazon)。

国立代々木競技場は、戦後復興のシンボルであり、1964年の東京オリンピックの会場として、また世界屈指の名建築として広く知られている。それは、丹下健三(建築)、坪井善勝(構造)、井上宇市(設備)の協働、そして奇跡とも言われる短期間の建設によって実現した。

本書は、当初の設計や建設工事だけではなく、その後の数々の大規模な補修、冷房化工事、耐震補強など、60年にわたる「維持保全」と「改修」に焦点を当てる。清水建設、大林組、三機工業という三社の技術者たちの貴重な証言を収録。

また、未来へと継承し、世界遺産登録を目指すうえで、グローバルな視野をもって近現代建築の生きた活用のあり方を探る。

リリーステキストより

以下に、プレビュー画像を掲載します。

【ap job更新】 地域の文化と素材、数寄屋をテーマに活動する「Fumihiko Sano Studio」が、設計スタッフと設計パートナー(業務委託) を募集中
【ap job更新】 地域の文化と素材、数寄屋をテーマに活動する「Fumihiko Sano Studio」が、設計スタッフと設計パートナー(業務委託) を募集中
【ap job更新】 地域の文化と素材、数寄屋をテーマに活動する「Fumihiko Sano Studio」が、設計スタッフと設計パートナー(業務委託) を募集中伊勢朝熊 伊勢神宮内宮近くの5000平米を超える森に建つ数寄屋建築の貸切宿

地域の文化と素材、数寄屋をテーマに活動する「Fumihiko Sano Studio」の、設計スタッフと設計パートナー(業務委託) 募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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Fumihiko Sano Studioでは実務経験者/有資格者の設計スタッフ、設計パートナーを募集しています。

弊社では佐野の持つ数寄屋大工というバックグラウンドを活かしながら、建築設計、インテリア、プロダクト、インスタレーション、アートワークなど、プロジェクトごとに作るコンセプトを中心に地域や自然の素材、一点ものの材料と向き合いながらものづくりをしていきます。

日本文化や茶の湯、木材や金属、石、左官、紙、布、ガラスなどの様々な素材や技術を使い、伝統的なだけではなく新しく現代の姿へアップデートすることを目指し活動しています。

受賞歴:EDIDA 2014 ELLE DECOR Young Japanese Design Talent、2016年度文化庁文化交流使、FRAME AWARD Emerging Designer of the Year2022、Single Brand Store of the Year 2023、IF DESIGN AWARD、GOOD DESIGN AWARD 等の賞を受賞し、国内外で色々な方面からの評価をいただいています。

現在弊社では、住宅、別荘、宿泊施設の新築やリノベーション、飲食店、商業施設、工場、ショールームなど幅広い分野の計画が進行しております。
プロジェクト担当者は作図作業だけでなくコンセプト発案から完成まですべて担当していただき、ものづくりと距離の近い環境で仕事をしていただけます。
アート、工芸、グラフィックデザインなど、建築にとどまらない仕事への興味や趣味を持った方からの応募をお待ちしています。

榊原節子建築研究所による、大阪・泉大津市の住宅「木の傘」。定年を迎える施主がひとりで暮らす住まい。“長い時間を受け止める場”として、全体を“ひとつの傘”として天窓と高窓から“柔らかな光”が入る建築を考案。角度を振る配置で性格の異なる四つの外部空間も生み出す
榊原節子建築研究所による、大阪・泉大津市の住宅「木の傘」。定年を迎える施主がひとりで暮らす住まい。“長い時間を受け止める場”として、全体を“ひとつの傘”として天窓と高窓から“柔らかな光”が入る建築を考案。角度を振る配置で性格の異なる四つの外部空間も生み出す俯瞰、西側より見下ろす。 photo©小川重雄
榊原節子建築研究所による、大阪・泉大津市の住宅「木の傘」。定年を迎える施主がひとりで暮らす住まい。“長い時間を受け止める場”として、全体を“ひとつの傘”として天窓と高窓から“柔らかな光”が入る建築を考案。角度を振る配置で性格の異なる四つの外部空間も生み出す1階、居間からキッチン越しに玄関側を見る。 photo©小川重雄
榊原節子建築研究所による、大阪・泉大津市の住宅「木の傘」。定年を迎える施主がひとりで暮らす住まい。“長い時間を受け止める場”として、全体を“ひとつの傘”として天窓と高窓から“柔らかな光”が入る建築を考案。角度を振る配置で性格の異なる四つの外部空間も生み出す1階、居間からキッチン越しに寝室側を見る。 photo©小川重雄

榊原節子建築研究所が設計した、大阪・泉大津市の住宅「木の傘」です。
定年を迎える施主がひとりで暮らす住まいの計画です。建築家は、“長い時間を受け止める場”として、全体を“ひとつの傘”として天窓と高窓から“柔らかな光”が入る建築を考案しました。また、角度を振る配置で性格の異なる四つの外部空間も生み出しています。

まもなく定年を迎える建主のための、ひとりで暮らす小さな住まいである。

これから先、住まいは単なる生活の器ではなく、長い時間を受け止める場となる。必要なものにすぐ手が届く利便性とともに、現役時代よりも格段に増える家での時間を、いかに豊かに過ごせるか。誰もが思いを巡らせる「後半生の住まい」というテーマに向き合うこととなった。

建築家によるテキストより

敷地は、大阪府南部の住宅地。約半世紀前に核家族世帯を想定して開発された地域で、周囲には2、3階建ての住宅が建ち並ぶ。ファミリー向け住宅に囲まれる環境のなかで、あえて平屋の小さな建築としながら、上部に伸びる筒状のヴォリュームを設けることで、静かながらも確かな存在感を与えた。

建築家によるテキストより

平面は三間四方、9坪の正方形。
生活に必要な機能をコンパクトに収め、この正方形を敷地に対して角度を振って配置している。これにより、建物の周囲には性格の異なる四つの外部空間が生まれた。前面にはアプローチと駐車スペース、奥には物干し場と小さな庭。建築の向きを振ることで、敷地との関係性に余白と奥行きをもたせている。

建築をかたちづくる要素には、構造や工法、環境などの構築的側面と、機能や気配、周辺との調和といった空間性がある。その両者を融合させるものとして、「木の傘」となる屋根を架け、その頂部を筒状に伸ばして天窓から自然光を導き入れた。

建築家によるテキストより
最も注目を集めたトピックス[期間:2026/3/23-3/29]
最も注目を集めたトピックス[期間:2026/3/23-3/29]

アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2026/3/23-3/29)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページの「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。


  1. kurosawa kawara-tenによる、千葉・木更津市の「Gさんのための家」。施主が手入れを続けてきた敷地での計画。望む建築を共に探る対話のプロセスを試み、“のびやか”だか“草花を守る為に大きな建物は避ける”という思いを発見。1階面積を抑えて2階部分を大きく跳ね出す建築を考案
  2. 妹島和世建築設計事務所による、“グレイス・ファームズ”の為のベンチ「Dancing Trees」の動画。施設の10周年を記念してデザインされたもの
  3. OMAによる、アメリカ・ニューヨークの、ニューミュージアムの増築。SANAAの美術館の増築計画。拡張した活動と公共的な志向に応える存在として、相乗効果を生む“一対”であると同時に“異なる個性”も主張する建築を志向。新たな“ギャラリー・垂直動線・集いの場”を追加する
  4. 富永大毅+藤間弥恵 / TATTAによる、東京・豊島区の「霜降りの奥庭」。建物を見捨てず“救う”方法も模索した計画。既存建物を借家にする与件に、櫓状架構追加での“耐震性の向上”や減築での“庭を楽しむ空間の創出”などを実施。外壁の薄青の塗装は蚊を避けるための海外の知見に倣う
  5. 長谷川豪建築設計事務所がインテリアを手掛けた、東京・神保町の「三省堂書店神田神保町本店」の動画。ドローンで撮影したもの
  6. スミルハン・ラディックによる、チリ・ヴィルチェスの「直角の詩のための家」。プリツカー賞受賞建築家の代表作のひとつで2013年に完成。寸法・方位・静寂によって構成された、“瞑想的な隠れ家”としての建築。“気候と音を和らげる”厚い壁と“光と時間を捉える”為の開口部を特徴とする
  7. T/Hによる、東京・杉並区の「高円寺の住戸」。長く海外で暮らした施主家族の為に計画。本来必要な広さと日本の狭い住環境の“ずれ”の解消を求め、“実際よりも柔らかな広がり”を生む空間を志向。左官材で“隅をつぶすように滑らかな曲面”で繋いだ天井を考案
  8. 内藤廣建築設計事務所の設計で、多摩美術大学の上野毛キャンパスに新建物が完成。本部棟と講堂を収容した建築
  9. スミルハン・ラディックによる、チリ・サンティアゴの、博物館の増築。プリツカー賞受賞建築家の代表作のひとつで2013年に完成。18世紀の建物に対して、既存中庭の下に地下ギャラリーを新設する計画を考案。断面・マッス・影を用いた再調整で“世紀を超えた連続性”を生み出す
  10. 干田正浩 / MHAAによる、東京・目黒区の集合住宅「盤桓」。樹木が茂り“心地よい風”が流れる旧家の敷地での計画。木々を残し“風を取込む”建築を求め、内部から考えて“多様な住戸タイプ”を立体的に組合せる構成を考案。緑との補色関係を考慮して朱色のファサードとする
  11. スミルハン・ラディックによる、チリ・メリピージャの「Carbonero House」。プリツカー賞受賞建築家の代表作のひとつで1998年に完成。気候と地形や時間に応答する“仮設的なシェルター”としての建築。暗く多孔質な外皮は量塊を大気に溶かし、体験への風・影・音の導入も可能にする
  12. デザイナー深澤直人が監修した、パナソニックの照明器具「MODIFY」がラインアップを拡大。カラーとサイズの選択幅が広がり、交換型LEDランプに対応した品番も追加。東京の表参道で製品の展示イベントも開催
  13. 【ap編集長の建築探索】vol.012 i+i 設計事務所「代沢K邸」
  14. 青木真研究室による、東京・練馬区の「緑の家」。地域の散歩道となっている緑道沿いの敷地。体験への“特徴的なシーンの挿入”を意図し、曲面と平面が混交する“樹木に呼応したような形態”の建築を考案。内部はニッチ空間が立体的に連続した垂直的一室空間とする
  15. 【特集:“山”と“谷”を楽しむ建築家の人生】富永大毅によるレビュー「選べない仕事の先に切り開かれる建築家の新しい作家性」
  16. スミルハン・ラディックによる、チリ・コンセプシオンの劇場「Teatro Regional del Biobio」。プリツカー賞受賞建築家の代表作のひとつで2018年に完成。半透明素材を層状に重ねた建築は、昼はグレアを抑える為に光をろ過して夜には発光する様な輝きを放つ。記念碑性を伴わずに存在感を創出する方法も示す
  17. 2026年のプリツカー賞を、スミルハン・ラディックが受賞。チリ・サンティアゴを拠点とする建築家
  18. パナソニックが運営する、東京・新橋の“BRIDGEHEAD Shimbashi”を会場に「『現し』を考える。展ver.4.0」が開催。スキーマ建築計画出身の西原将が企画と会場設計を手掛ける“現し”をテーマとした展示。配線の基本から電材の一覧まで収録し、設計の際に便利な“現し配線の手引き”も制作して公開
  19. 妹島和世がデザインを手掛ける、西武鉄道の新型レストラン車両についての動画。2026年3月に公開されたもの
  20. 石上純也建築設計事務所による、韓国・大邱広域市寿城区の、橋設計コンペ「Suseongmot Lake Bridge(Skywalk) Development」の勝利案

妹島和世がデザインを手掛ける、西武鉄道の新型レストラン車両についての動画。2026年3月に公開されたもの

妹島和世がデザインを手掛ける、西武鉄道の新型レストラン車両についての動画です。2026年3月に公開されたもの。Laviewにひきつづき妹島がデザインを手掛け、2028年3月の運行を予定しています。現時点での車両のイメージ画像が特設ページに掲載されています。

以下に、妹島へのインタビュー動画も掲載します。

BIGのビャルケ・インゲルスを特集したテレビ番組の動画。本人へのインタビューや事務所の様子なども収録。2026年3月に公開されたもの

BIGのビャルケ・インゲルスを特集したテレビ番組の動画です。本人へのインタビューや事務所の様子なども収録されています。2026年3月に公開されたもの。

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